JP2005133160A - 基板処理装置及び方法 - Google Patents

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和之 八尋
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Abstract

【課題】めっき液等の電解液中に僅かに存在するマイクロバブルやパーティクル等による欠陥の発生を防止して、歩留りを向上させる。
【解決手段】基板Wを保持する基板保持部14と、基板Wと接触して該基板Wの被処理面に通電させる第1電極20と、基板保持部14で保持した基板の被処理面に対面する位置に配置される第2電極42と、基板保持部14で保持した基板の被処理面と第2電極42で挟まれた領域内に電解液26を注入する電解液注入手段44とを有し、基板保持部14は、電解処理中に加速・減速及び/または正転・逆転を繰返しながら基板Wを回転させるように構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、基板処理装置及び方法に係り、特に半導体ウエハなどの基板に形成された微細配線パターン(窪み)に銅(Cu)等の金属を埋込んで配線を形成したり、接点用のバンプを形成したりする電解処理装置、その他基板の湿式処理を行う装置全般に使用される基板処理装置及びその方法に関する。
近年、半導体基板上に配線回路を形成するための配線材料として、アルミニウムまたはアルミニウム合金に代えて、電気抵抗率が低くエレクトロマイグレーション耐性が高い銅(Cu)を用いる動きが顕著になっている。この種の銅配線は、基板の表面に設けた微細凹部の内部に銅を埋込むことによって一般に形成される。この銅配線を形成する方法としては、CVD、スパッタリング及びめっきといった手法があるが、いずれにしても、基板のほぼ全表面に銅を成膜し、化学的機械的研磨(CMP)により不要の銅を除去するようにしている。
図11は、この種の銅配線基板Wの製造例を工程順に示す。先ず、図11(a)に示すように、半導体素子を形成した半導体基材1上の導電層1aの上にSiOやLow−k材膜等からなる絶縁膜2を堆積し、リソグラフィ・エッチング技術によりコンタクトホール3と配線用溝(トレンチ)4を形成し、その上にTaN等からなるバリア層5、更にその上に電解めっきの給電層としてシード層7を形成する。
そして、図11(b)に示すように、基板Wの表面に銅めっきを施すことで、半導体基材1のコンタクトホール3及び配線用溝4内に銅を充填するとともに、絶縁膜2上に銅膜6を堆積する。その後、化学的機械的研磨(CMP)により、絶縁膜2上の銅膜6及びバリア層5を除去して、コンタクトホール3及び配線用溝4に充填させた銅膜6の表面と絶縁膜2の表面とをほぼ同一平面にする。これにより、図11(c)に示すように銅膜6からなる配線が形成される。
従来の電解処理装置、例えば電解めっき装置にあっては、基板の表面(被処理面)にめっき液を接液させてめっきを行う際に、めっき液中に僅かに存在するマイクロバブルやパーティクル等が基板表面に付着することがある。このように、基板表面にマイクロバブルやパーティクル等が付着した場合、そのままめっきが進行するため、このマイクロバブルやパーティクル等の存在がデバイス製作上の欠陥に繋がり、歩留まりを低下させる要因になっていた。
なお、電解めっきにあっては、一般に、基板を一定方向に回転させながらめっきを行うようにしている。しかし、基板の表面に付着したマイクロバブルやパーティクル等は、このような基板の回転動作だけでは基板表面から容易に脱離せず、このため、基板表面に残ったままとなって、マイクロバブルやパーティクル等の存在による欠陥数の低減には繋がらない。
このような事情は、基板の表面に洗浄液を供給して該表面を洗浄する洗浄装置や、基板を回転させながら該基板の表面にレジスト等を塗布してレジスト等を基板の全面に行き渡らせるようにしたスピンコータ等の他の湿式処理を行う基板処理装置にあってもほぼ同様であった。
本発明は上記事情に鑑みて為されたもので、めっき液等の処理液中に僅かに存在するマイクロバブルやパーティクル等による欠陥の発生を防止して、歩留りを向上させることができるようにした基板処理装置及び方法を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、基板を保持する基板保持部と、基板と接触して該基板の被処理面に通電させる第1電極と、前記基板保持部で保持した基板の被処理面に対面する位置に配置される第2電極と、前記基板保持部で保持した基板の被処理面と前記第2電極で挟まれた領域内に処理液を供給する処理液供給手段とを有し、前記基板保持部は、処理中に加速・減速及び/または正転・逆転を繰返しながら基板を回転させるように構成されていることを特徴とする基板処理装置である。
これにより、例えばめっき等の電解処理中に、加速・減速及び/または正転・逆転を繰返しながら基板を回転させて、基板表面のめっき液等の処理液を揺動させることで、めっき液等の処理液中に僅かに存在するマイクロバブルやパーティクル等が基板に付着しても、この基板から離脱を促進させて、基板にマイクロバブルやパーティクル等が付着しない状態でめっき等の処理を進行させることができる。
請求項2に記載の発明は、基板を保持する基板保持部と、基板と接触して該基板の被処理面に通電させる第1電極と、前記基板保持部で保持した基板の被処理面に対面する位置に配置される第2電極と、前記基板保持部で保持した基板の被処理面と前記第2電極で挟まれた領域内に処理液を供給する処理液供給手段と、前記基板保持部で保持した基板を振動させる振動機構を有することを特徴とする基板処理装置である。
これにより、例えばめっき等の電解処理中に基板保持部で保持した基板を振動させることで、前述と同様に、基板表面のめっき液等の処理液を揺動させて、マイクロバブルやパーティクル等の基板から離脱を促進させることができる。
請求項3に記載の発明は、前記振動機構は、前記基板保持部を加振させる加振機からなることを特徴とする請求項2記載の基板処理装置である。
請求項4に記載の発明は、前記振動機構は、前記基板保持部で保持した基板の裏面に接触して該基板に超音波を与える超音波振動子からなることを特徴とする請求項2記載の基板処理装置である。
請求項5に記載の発明は、前記振動機構は、前記基板保持部で保持した基板に非接触で超音波を与える超音波振動子からなることを特徴とする請求項2に記載の基板処理装置である。
請求項6に記載の発明は、基板を保持する基板保持部と、基板と接触して基板の被処理面に通電させる第1電極と、前記基板保持部で保持した基板の被処理面に対面する位置に配置される第2電極と、前記基板保持部で保持した基板の被処理面と前記第2電極で挟まれた領域内に処理液を供給する処理液供給手段と、前記第2電極を振動させる振動機構を有することを特徴とする基板処理装置である。
これにより、例えばめっき等の電解処理中に第2電極を振動させることで、前述と同様に、基板表面のめっき液等の処理液を揺動させて、マイクロバブルやパーティクル等の基板からの離脱を促進させることができる。
請求項7に記載の発明は、前記振動機構は、前記第2電極を上下方向に振動させる加振機からなることを特徴とする請求項6記載の基板処理装置である。
請求項8に記載の発明は、前記基板保持部で保持した基板と前記第2電極の間に、電解液よりも電気抵抗の高い高抵抗構造体を配置したことを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の基板処理装置である。
請求項9に記載の発明は、前記基板処理装置は、前記第1電極をカソード、前記第2電極をアノードとし、処理液としてめっき液を使用した電解めっき装置であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の基板処理装置である。
請求項10に記載の発明は、基板を保持する基板保持部と、前記基板保持部で保持した基板の被処理面に処理液を供給する処理液供給手段とを有し、前記基板保持部は、処理中に加速・減速及び/または正転・逆転を繰返しながら基板を回転させるように構成されていることを特徴とする基板処理装置である。
この基板処理には、基板の被処理面に、洗浄液や純水等の処理液を供給して該被処理面を洗浄する処理や、基板の被処理面に、レジスト等の処理液を供給してスピンコートする処理等が挙げられる。
請求項11に記載の発明は、基板を保持する基板保持部と、前記基板保持部で保持した基板の被処理面に処理液を供給する処理液供給手段と、前記基板保持部で保持した基板を振動させる振動機構を有することを特徴とする基板処理装置である。
請求項12に記載の発明は、前記振動機構は、前記基板保持部を加振させる加振機からなることを特徴とする請求項11記載の基板処理装置である。
請求項13に記載の発明は、前記振動機構は、前記基板保持部で保持した基板の裏面に接触して該基板に超音波を与える超音波振動子からなることを特徴とする請求項11記載の基板処理装置である。
請求項14に記載の発明は、前記振動機構は、前記基板保持部で保持した基板に非接触で超音波を与える超音波振動子からなることを特徴とする請求項11記載の基板処理装置である。
請求項15に記載の発明は、第1電極に通電させた基板の被処理面と該被処理面に対面する位置に配置される第2電極との間を電解液で満たし、前記基板を加速・減速及び/または正転・逆転を繰返しながら回転させつつ、前記第1電極と前記第2電極との間に電圧を印加して電解処理を行うことを特徴とする基板処理方法である。
請求項16に記載の発明は、第1電極に通電させた基板の被処理面と該被処理面に対面する位置に配置される第2電極との間を電解液で満たし、前記基板及び前記第2電極の少なくとも一方を振動させつつ、前記第1電極と前記第2電極との間に電圧を印加して電解処理を行うことを特徴とする基板処理方法である。
請求項17に記載の発明は、基板の被処理面に処理液を供給し、前記基板を加速・減速及び/または正転・逆転を繰返しながら回転させて処理を行うことを特徴とする基板処理方法である。
請求項18に記載の発明は、基板の被処理面に処理液を供給し、前記基板を振動させて処理を行うことを特徴とする基板処理方法である。
本発明によれば、例えばめっき等の電解処理中に、基板表面のめっき液等の処理液を揺動させて、基板表面に付着したマイクロバブルやパーティクル等の脱離を促進させ、これによって、マイクロバブルやパーティクル等が基板表面に付着したままめっき処理が進行するのを防止して、歩留りを向上させることができる。このことは、めっき以外の洗浄やスピンコート等の湿式処理にあっても同様である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。なお、以下の例では、処理液としてめっき液を使用し、第1電極をカソード、第2電極をアノードとした電解めっき装置に適用した例を示す。処理液として電解エッチング液を使用し、第1電極をアノード、第2電極をカソードとすることで、電解エッチング装置に適用できることは勿論である。
図1は、本発明の第1の実施の形態の電解めっき装置(基板処理装置)を示す。図1に示すように、このめっき装置は、駆動部10を介して上下動及び回転自在な主軸12の上端に連結され、表面を上向き(フェースアップ)にして基板Wを着脱自在に保持する基板保持部14と、この基板保持部14の上方に上下動自在に配置された電極ヘッド16とを有している。
基板保持部14の上方には、該基板保持部14の周縁部を囲繞するように、リング状で弾性体からなるリップシール18と該リップシール18の周囲を囲繞する板ばね状のカソード(第1電極)20とが同心状に配置されている。これにより、基板Wを保持して基板保持部14を上昇させると、基板保持部14で保持した基板Wの周縁部にリップシール18が当接し、更に上昇させて、基板Wの周縁部にリップシール18を圧接させることで、ここを水密的にシールし、これによって、基板Wの上面とリップシール18でめっき槽22が区画形成される。同時に、基板Wの周縁部にカソード20が押付けられて通電し、この基板Wの表面に設けたシード層7(図11参照)が、電源24の陰極に接続されてカソードとなるように構成されている。
ここで、カソード20をリップシール18の外側に配置することで、カソード20がめっき槽22内に導入しためっき液26で汚染されることを防止することができる。
基板保持部14は、上面に基板Wを載置保持する円板状の基板ステージ28と、この基板ステージ28上に載置した基板Wの周縁部を把持する開閉自在な複数のクランプ30とを有している。
電極ヘッド16は、上下動自在な上下動軸32の上端に固着された揺動アーム34の自由端部に支持されており、下方に開口した有底円筒状のハウジング36と、このハウジング36の下端開口部を塞ぐように配置された高抵抗構造体38とを有している。すなわち、このハウジング36の下部には、円周方向に延びる凹部36aが、高抵抗構造体38の上部にはフランジ部38aがそれぞれ設けられ、このフランジ部38aを凹部36a内に嵌入することで、ハウジング36に高抵抗構造体38が保持されている。これにより、ハウジング36内の高抵抗構造体38の上部にめっき液室40が形成されている。
この高抵抗構造体38は、アルミナ,SiC,ムライト,ジルコニア,チタニア,コージライト等の多孔質セラミックスまたはポリプロピレンやポリエチレンの焼結体等の硬質多孔質体、あるいはこれらの複合体、更には織布や不織布で構成される。例えば、アルミナ系セラミックスにあっては、ポア径30〜200μm、SiCにあっては、ポア径30μm以下、気孔率20〜95%、厚み1〜20mm、好ましくは5〜20mm、更に好ましくは8〜15mm程度のものが使用される。この例では、例えば気孔率30%、平均ポア径100μmでアルミナ製の多孔質セラミックス板から構成されている。そして、この内部にめっき液を含有させることで、つまり多孔質セラミックス板自体は絶縁体であるが、この内部にめっき液を複雑に入り込ませ、厚さ方向にかなり長い経路を辿らせることで、めっき液の電気伝導率より小さい電気伝導率を有するように構成されている。
このように高抵抗構造体38をハウジング36内に配置し、この高抵抗構造体38によって大きな抵抗を発生させることで、シード層7や銅膜6(図11参照)の抵抗の影響を無視できる程度となし、基板Wの表面の電気抵抗による電流密度の面内差を小さくして、めっき膜の面内均一性を向上させることができる。
ハウジング36の内部には、高抵抗構造体38の上部に位置して、電源24の陽極に接続されるアノード(第2電極)42が配置され、このアノード42の上面には、めっき液供給手段としてのめっき液供給管44が取付けられている。めっき液供給管44は、高抵抗構造体38に均一にめっき液を供給できるように、マニホールド構造が採用されている。即ち、その長手方向に沿った所定の位置に、この内部に連通する多数の細管46が連結されている。そして、高抵抗構造体38及びアノード42のこの細管46に対応する位置には細孔が設けられ、細管46は、これらの細孔内を下方に延びている。また、アノード42には、上下に連通する多数の貫通孔42aが設けられている。
なお、図示しないが、ハウジング36には、この内部のめっき液室40内のめっき液を吸引するめっき液吸引管が備えられている。
これにより、めっき液供給管44に導入されためっき液は、細管46を通過して、基板保持部14で保持した基板Wとリップシール18で区画形成されためっき槽22内に供給される。この時、高抵抗構造体38の内部にはめっき液26が保持され、かつめっき液室40には、所定の液面でめっき液が溜められており、これによって、アノード42と基板保持部14で保持した基板Wとの間にめっき液26が満たされる。
ここで、アノード42は、スライムの生成を抑制するため、含有量が0.03〜0.05%のリンを含む銅(含リン銅)で構成されているが、不溶解のものを使用してもよい。
この実施の形態においては、高抵抗構造体38の外周側面にこれを囲むようにバンド状の絶縁性部材48を巻きつけており、電流が高抵抗構造体38の外周側面から流れることを防いでいる。この絶縁性部材48の材質としては、例えばフッ素ゴムのような伸縮性材料が挙げられる。
次に、この実施の形態の電解めっき装置でめっきを行うときの動作を説明する。この例では、図11に示すように、電解めっきの給電層としてシード層7を表面(被処理面)に形成した基板Wを用意し、この基板Wの表面に電解銅めっきを施して、配線用の微細凹部としてのコンタクトホール3と配線用溝(トレンチ)4の内部に銅を埋込む場合について説明する。
先ず、シード層7を形成した基板Wを、その表面(被処理面)を上向きにして基板保持部14で保持し、基板保持部14を上昇させ、基板保持部14で保持した基板Wの周縁部をリップシール18に圧接させて、基板Wの上面とリップシール18との間でめっき槽22を区画形成し、同時にカソード20をシード層7に接触させておく。一方、電極ヘッド16にあっては、ハウジング36の内部のめっき液室40内にめっき液を供給し、高抵抗構造体38の内部にめっき液を保持させておく。
次に、電極ヘッド16を下降させ、高抵抗構造体38の下面が、基板保持部14で保持した基板Wの表面に接触することなく、0.5mm〜3mm程度に近接した位置に達した時に、この下降を停止させる。この状態で、めっき液供給管44を通して、基板Wとリップシール18との間に形成されためっき槽22内にめっき液26を供給して、基板Wの表面とカソード20との間をめっき液26で満たす。そして、電源24を介して、カソードとしてのシード層7とアノード42との間にめっき電圧を印加して、シード層7の表面にめっきを行う。
このめっき中に、基板保持部14で保持した基板Wを、加速・減速及び/または正転・逆転を繰返しながら回転させる。例えば、下記の表1に示すように、回転速度がXとなるまで加速度Aで時間αに亘って基板Wを回転させるステップと、回転速度がYとなるまで加速度Bで時間βに亘って基板Wを回転させるステップとを繰り返す。ここで、この加速度A,Bは、加速、減速または加速と減速の組合せでもよく、また回転速度X,Yによる基板Wの回転方向は、互いに正転であっても逆転であってもよい。
Figure 2005133160
このように、めっき等の電解処理中に、加速・減速及び/または正転・逆転を繰返しながら基板を回転させて、基板Wの表面のめっき液26を揺動させることで、めっき液26中に僅かに存在するマイクロバブルやパーティクル等が基板Wに付着しても、この基板Wから離脱を促進させて、基板Wにマイクロバブルやパーティクル等が付着しない状態でめっきを進行させることができる。
そして、シード層7の表面に形成される銅膜6(図11参照)が所定の膜厚に達したとき、めっき電圧の印加を解いてめっきを終了させ、電極ヘッド16を上昇させ、基板Wの表面に残っためっき液26を吸引除去した後、基板保持部14を下降させ、この基板保持部14で保持しためっき後の基板Wを次工程に搬送する。
図2は、本発明の第2の実施の形態における電解めっき装置(基板処理装置)を示す。この例の図1に示す例と異なる点は、上下動及び回転自在な主軸12を2分割して、この間に、上方に位置する主軸12aを上下及び/または水平方向に振動させる加振機50を取付け、めっき中に、この加振機50を作動させて、基板保持部14で保持した基板Wを上下及び/または水平方向に振動させるようにした点にある。
このように、この加振機50によって、基板保持部14で保持した基板Wを上下及び/または水平方向に振動させることによっても、前述と同様に、基板Wの表面のめっき液26を揺動させて、基板Wにマイクロバブルやパーティクル等が付着しない状態でめっきを進行させることができる。
図3は、本発明の第3の実施の形態における電解めっき装置(基板処理装置)を示す。この例の図1に示す例と異なる点は、基板保持部14に該基板保持部14で保持した基板Wの裏面に接触して該基板Wに超音波を与える超音波振動子52を取付け、めっき中に、この超音波振動子52を作動させて、基板保持部14で保持した基板Wを超音波振動させるようにした点にある。
このように、この超音波振動子52によって、基板保持部14で保持した基板Wを超音波振動させることによっても、前述と同様に、基板Wの表面のめっき液26を揺動させて、基板Wにマイクロバブルやパーティクル等が付着しない状態でめっきを進行させることができる。
図4は、本発明の第4の実施の形態における電解めっき装置(基板処理装置)を示す。この例の図3に示す例と異なる点は、めっき装置を格納する装置フレーム54に、基板保持部14で保持した基板Wに非接触で超音波を与える、例えばスピーカからなる超音波振動子56を取付け、めっき中に、この超音波振動子56を作動させて、基板保持部14で保持した基板Wを非接触で超音波振動させるようにした点にある。
図5は、本発明の第5の実施の形態における電解めっき装置(基板処理装置)を示す。この例の図1に示す例と異なる点は、揺動アーム34と電極ヘッド16との間に該電極ヘッド16を上下及び/または水平方向に振動させる加振機58を介装し、めっき中に、この加振機58を作動させて、アノード42を上下及び/または水平方向に振動させるようにした点にある。
このように、この加振機58によって、アノード42を上下及び/または水平方向に振動させることによっても、このアノード42の振動を直接的または間接的にめっき液26に伝えて、前述と同様に、基板Wの表面のめっき液26を揺動させて、基板Wにマイクロバブルやパーティクル等が付着しない状態でめっきを進行させることができる。
図6及び図7は、本発明の第6の実施の形態における電解めっき装置(基板処理装置)を示す。この例の図1に示す例と異なる点は、図1におけるめっき液供給管44の代わりに、ハウジング36の周壁内部に、アノード42及び高抵抗構造体38の側方に位置して上下に貫通するめっき液供給部104を設けた点である。このめっき液供給部104は、この例では、下端をノズル形状としたチューブで構成されている。なお、図6には、ハウジング36に接続されて、めっき液室40の内部のめっき液26を吸引して排出するめっき液排出口103が図示されている。
このめっき液供給部104は、アノード42及び高抵抗構造体38の側方から、基板Wと高抵抗構造体38との間の領域にめっき液26を供給するためのもので、リップシール18と高抵抗構造体38に挟まれた領域で下端のノズル部が開口するようになっている。
めっき液供給時にめっき液供給部104から供給されためっき液26は、図7に示すように、基板Wの表面に沿って一方向に流れ、このめっき液の流れによって、基板Wと高抵抗構造体38との間の領域の空気が外方に押し出されて外部に排出され、この領域がめっき液供給部104から注入された新鮮で組成が調整されためっき液で満たされて、基板Wとリップシール18で区画されためっき槽22内に溜められる。
このように、アノード42及び高抵抗構造体38の側方から、基板Wと高抵抗構造体38との間の領域にめっき液を注入することにより、高抵抗構造体38の内部に、絶縁体からなるめっき液供給チューブ等の電界分布を乱す要因となるものを設けることなく、めっき液の液張りを行うことができる。これによって、特に大面積の基板であっても、基板の表面全面に亘る電界分布をより均一にするとともに、めっき液を注入する際に、高抵抗構造体38で保持しためっき液が高抵抗構造体38から漏れてしまうことを防止して、基板保持部14(図1等参照)で保持した基板Wと高抵抗構造体38が対向する領域内に新鮮で組成が調整されためっき液を供給することができる。
図8及び図9は、本発明の第7の実施の形態における電解めっき装置(基板処理装置)を示す。この例の図6及び図7に示す例と異なる点は、高抵抗構造体38を挟んでめっき液供給部104と対向するハウジング36の内部に、基板Wと高抵抗構造体38との間に注入されためっき液を吸引するめっき液吸引部130を、アノード42及び高抵抗構造体38の側方に位置して設けた点である。そして、図示しないが、基板Wと高抵抗構造体38とが対面する領域に供給されて基板Wとリップシール18で区画されためっき槽22内に溜められためっき液26は、めっき液吸引部130からめっき液タンク(図示せず)に戻されて循環するようになっている。
この例によれば、基板Wと高抵抗構造体38との隙間が、例えば0.5〜3mm程度となるまで電極ヘッド16を下降させ、この状態で、基板Wと高抵抗構造体38との領域にめっき液供給部104からめっき液を注入して該領域をめっき液で満たしつつ基板Wとリップシール18で区画されためっき槽22内にめっき液26を溜め、このめっき液26をめっき液吸引部130から吸引して、つまり図9に示すように、基板Wと高抵抗構造体38との間の領域を一方向に流れるめっき液で満たしながら、基板Wの表面(下面)にめっきを施す。
このように、この例によれば、基板Wと高抵抗構造体38で挟まれた領域内に該高抵抗構造体38の側方からめっき液26を注入して循環させ、基板Wと高抵抗構造体38との間を常にめっき液26が流れるようにすることで、電解めっきを行うときに、めっき液の流れが止まってめっき膜が成膜されないめっき欠陥の発生を防止し、しかも基板を必要に応じて回転させることで、基板Wの中心部と周縁部をめっき液がより均一な速度で流れるようにすることができる。
図10に、基板保持部で保持した基板と高抵抗構造体とを互いに近接させ、基板を加振機で振動させながら該基板の表面にめっきを行った時にめっき膜表面に発生した欠陥数を計測した、基板(wfNo.3)に対する測定結果(加振機使用)と、基板保持部で保持した基板と高抵抗構造体とを互いに近接させ、基板の回転速度を加減速しながら該基板の表面にめっきを行った時にめっき膜表面に発生した欠陥数を計測した、2枚の基板(wfNo.4,wfNo.5)に対する測定結果(回転速度加減速)を示す。図10には、比較のため、基板保持部で保持した基板と高抵抗構造体とを互いに近接させ、基板を一定速度で一方向に回転させながら該基板の表面にめっきを行った時にめっき膜表面に発生した、2枚の基板(wfNo.1,wfNo.2)に対する欠陥数を計測した結果(標準)も示す。
この図10から、基板を加振機で振動させたり、基板の回転速度を加減速させたりしながらめっきを行うことで、めっき膜表面に発生する欠陥数を減少させることができることが判る。
なお、上記の例では、処理液としてめっき液を使用し、第1電極をカソード、第2電極をアノードとした電解めっき装置に適用した例を示すが、処理液として電解エッチング液を使用し、第1電極をアノード、第2電極をカソードとすることで、電解エッチング装置に適用できることは勿論である。
また、この例では、第1電極と第2電極とを備えた電解処理装置に適用した例を示しているが、第1電極と第2電極とを省略して、または第1電極と第2電極との間に電圧を印加することなく、無電解めっき装置、洗浄装置またはスピンコータ等の湿式処理を行う基板処理装置にも適用することができる。
本発明の第1の実施の形態の電解めっき装置(基板処理装置)を示す概要図である。 本発明の第2の実施の形態の電解めっき装置(基板処理装置)を示す概要図である。 本発明の第3の実施の形態の電解めっき装置(基板処理装置)を示す概要図である。 本発明の第4の実施の形態の電解めっき装置(基板処理装置)を示す概要図である。 本発明の第5の実施の形態の電解めっき装置(基板処理装置)を示す概要図である。 本発明の第6の実施の形態の電解めっき装置(基板処理装置)を示す断面図である。 図6に示す電解めっき装置におけるめっき処理時の基板とリップシールとめっき液供給部との位置関係を示す図である。 本発明の第7の実施の形態の電解めっき装置(基板処理装置)を示す断面図である。 図8に示す電解めっき装置におけるめっき処理時の基板、リップシール、めっき液供給部及びめっき液吸引部の位置関係を示す図である。 基板を一定速度で一方向に回転させながらめっきを行った時(標準)と、基板に加振機で振動を与えながらめっきを行ったとき(加振機使用)と、基板の回転速度を加減速しながらめっきを行った時(回転速度加減速)にめっき膜表面に発生した欠陥数を測定したときの測定結果を示すグラフである。 めっきによって銅配線を形成する例を工程順に示す図である。
符号の説明
12 主軸
14 基板保持部
16 電極ヘッド
18 リップシール
20 カソード(第1電極)
22 めっき槽
24 電源
26 めっき液
28 基板ステージ
34 揺動アーム
36 ハウジング
38 高抵抗構造体
40 めっき液室
42 アノード(第2電極)
44 めっき液供給管
50,58 加振機
52,56 超音波振動子
104 めっき液供給部
130 めっき液吸引部

Claims (18)

  1. 基板を保持する基板保持部と、
    基板と接触して該基板の被処理面に通電させる第1電極と、
    前記基板保持部で保持した基板の被処理面に対面する位置に配置される第2電極と、
    前記基板保持部で保持した基板の被処理面と前記第2電極で挟まれた領域内に処理液を供給する処理液供給手段とを有し、
    前記基板保持部は、処理中に加速・減速及び/または正転・逆転を繰返しながら基板を回転させるように構成されていることを特徴とする基板処理装置。
  2. 基板を保持する基板保持部と、
    基板と接触して該基板の被処理面に通電させる第1電極と、
    前記基板保持部で保持した基板の被処理面に対面する位置に配置される第2電極と、
    前記基板保持部で保持した基板の被処理面と前記第2電極で挟まれた領域内に処理液を供給する処理液供給手段と、
    前記基板保持部で保持した基板を振動させる振動機構を有することを特徴とする基板処理装置。
  3. 前記振動機構は、前記基板保持部を加振させる加振機からなることを特徴とする請求項2記載の基板処理装置。
  4. 前記振動機構は、前記基板保持部で保持した基板の裏面に接触して該基板に超音波を与える超音波振動子からなることを特徴とする請求項2記載の基板処理装置。
  5. 前記振動機構は、前記基板保持部で保持した基板に非接触で超音波を与える超音波振動子からなることを特徴とする請求項2記載の基板処理装置。
  6. 基板を保持する基板保持部と、
    基板と接触して基板の被処理面に通電させる第1電極と、
    前記基板保持部で保持した基板の被処理面に対面する位置に配置される第2電極と、
    前記基板保持部で保持した基板の被処理面と前記第2電極で挟まれた領域内に処理液を供給する処理液供給手段と、
    前記第2電極を振動させる振動機構を有することを特徴とする基板処理装置。
  7. 前記振動機構は、前記第2電極を上下方向に振動させる加振機からなることを特徴とする請求項6記載の基板処理装置。
  8. 前記基板保持部で保持した基板と前記第2電極の間に、電解液よりも電気抵抗の高い高抵抗構造体を配置したことを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の基板処理装置。
  9. 前記基板処理装置は、前記第1電極をカソード、前記第2電極をアノードとし、処理液としてめっき液を使用した電解めっき装置であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の基板処理装置。
  10. 基板を保持する基板保持部と、
    前記基板保持部で保持した基板の被処理面に処理液を供給する処理液供給手段とを有し、
    前記基板保持部は、処理中に加速・減速及び/または正転・逆転を繰返しながら基板を回転させるように構成されていることを特徴とする基板処理装置。
  11. 基板を保持する基板保持部と、
    前記基板保持部で保持した基板の被処理面に処理液を供給する処理液供給手段と、
    前記基板保持部で保持した基板を振動させる振動機構を有することを特徴とする基板処理装置。
  12. 前記振動機構は、前記基板保持部を加振させる加振機からなることを特徴とする請求項11記載の基板処理装置。
  13. 前記振動機構は、前記基板保持部で保持した基板の裏面に接触して該基板に超音波を与える超音波振動子からなることを特徴とする請求項11記載の基板処理装置。
  14. 前記振動機構は、前記基板保持部で保持した基板に非接触で超音波を与える超音波振動子からなることを特徴とする請求項11記載の基板処理装置。
  15. 第1電極に通電させた基板の被処理面と該被処理面に対面する位置に配置される第2電極との間を電解液で満たし、
    前記基板を加速・減速及び/または正転・逆転を繰返しながら回転させつつ、前記第1電極と前記第2電極との間に電圧を印加して電解処理を行うことを特徴とする基板処理方法。
  16. 第1電極に通電させた基板の被処理面と該被処理面に対面する位置に配置される第2電極との間を電解液で満たし、
    前記基板及び前記第2電極の少なくとも一方を振動させつつ、前記第1電極と前記第2電極との間に電圧を印加して電解処理を行うことを特徴とする基板処理方法。
  17. 基板の被処理面に処理液を供給し、
    前記基板を加速・減速及び/または正転・逆転を繰返しながら回転させて処理を行うことを特徴とする基板処理方法。
  18. 基板の被処理面に処理液を供給し、
    前記基板を振動させて処理を行うことを特徴とする基板処理方法。
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