JP2005132209A - 車両用通信装置 - Google Patents

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JP2005132209A
JP2005132209A JP2003370231A JP2003370231A JP2005132209A JP 2005132209 A JP2005132209 A JP 2005132209A JP 2003370231 A JP2003370231 A JP 2003370231A JP 2003370231 A JP2003370231 A JP 2003370231A JP 2005132209 A JP2005132209 A JP 2005132209A
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Kenji Mizushima
賢治 水島
Ryuji Minemura
隆二 嶺村
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Abstract

【課題】 アンテナの設置方向を取り付け時に配慮する必要がなく、且つ、ドアミラーの開閉位置にかかわらず安定した交信状態が有られる車両用通信装置を提供する。
【解決手段】 携帯機との交信電波を送受信するアンテナ10を備えた車両用通信装置であって、アンテナ10は、軟磁性体で、且つ、柔軟性を有するコア部12とこのコア部12に巻回された絶縁被覆導線13とを備えた柔軟性を有するものとして構成し、このアンテナ10を円筒状にしてミラーブラケット2の回転中心軸3内に内蔵した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば自動車のキーレスエントリーシステムに使用されて好適な車両用通信装置に関する。
近年、自動車のドア等のロックやロック解除をキー無しで行うことができるキーレスエントリーシステムが種々提案されている。そして、自動車のキーレスエントリーシステムに使用される車両用通信装置においては、自動車側に携帯機との間で交信を行うアンテナを取り付ける必要があり、その従来技術が特許文献1に開示されている。
特許文献1に開示された車両用通信装置50は、図6(a)、(b)に示すように、導線をループ状に巻回したループアンテナ51が使用され、このループアンテナ51がドアミラー52内のミラーブラケット53に取り付けられている。つまり、ループアンテナ51は通信方向に指向性を有するため、ドアミラー52が図6(a)の開位置や図6(b)の閉位置に位置する場合にもループアンテナ51の設置方向が変わらないようにして、常に所望の通信エリアを確保するものである。
又、特許文献1に開示された他の車両用通信装置60は、図7(a)、(b)に示すように、フェライトバーの周囲に導線を巻回したバーアンテナ61が使用され、このバーアンテナ61がミラーブラケット62に回転自在に支持されたドアミラー63内に内蔵されている。バーアンテナ61は水平方向に無指向性であるため、ドアミラー63が図7(a)の開位置や図7(b)の閉位置に位置する場合にバーアンテナ61の設置方向が変更されても、常に所望の通信エリアを確保できる。
特開平11−321471号公報
しかしながら、前者の車両用通信装置50では、ループアンテナ51の設置方向を配慮して取り付けする必要がある。そして、何らかの理由でループアンテナ51の設置方向がずれた場合には所望の通信エリアを確保できずに、交信状態が不安定になる恐れがある。
後者の車両用通信装置60では、バーアンテナ61の設置方向を取り付け時に配慮する必要もなく、且つ、バーアンテナ61の設置方向がずれても交信状態が不安定になる恐れもない。しかし、ドアミラー63が図7(a)の開位置に位置する場合と図7(b)の閉位置に位置する場合では、携帯機(不図示)との交信距離が異なるため、安定した交信状態が得られない恐れがある。
そこで、本発明は、アンテナの設置方向を取り付け時に配慮する必要がなく、且つ、ドアミラーの開閉位置にかかわらず安定した交信状態が有られる車両用通信装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成する請求項1の発明は、携帯機との交信電波を送受信するアンテナを備えた車両用通信装置であって、前記アンテナは、軟磁性体で、且つ、柔軟性を有するコア部とこのコア部に巻回された導線とを備えた柔軟性を有するものとして構成し、このアンテナを円筒状にしてミラーブラケットに取り付けたことを特徴とする
請求項2の発明は、請求項1記載の車両用通信装置であって、円筒状にした前記アンテナは、前記ミラーブラケットの回転中心軸内に内蔵したことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2記載の車両用通信装置であって、前記アンテナは、平板形状に作成されたものを弾性変形により円筒形状に変形させて使用したことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、アンテナが円筒状に設置されることから無指向性となり、又、ドアミラーの開閉によってアンテナの位置が変動しない。従って、アンテナの設置方向を取り付け時に配慮する必要がなく、且つ、ドアミラーの開閉位置にかかわらず安定した交信状態が有られる。
請求項2の発明によれば、請求項1の発明の効果に加え、アンテナを中空の回転中心軸に挿入することによって取り付けできるため、取り付け作業が容易である。
請求項3の発明によれば、請求項1又は請求項2の発明の効果に加え、平板状のアンテナを作成すれば良いため、円筒状のアンテナを作成する場合に較べて製作が容易である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図5は自動車のキーレスエントリーシステムを構成する車両用通信装置に本発明が適用された場合を示し、図1はアンテナ10が内蔵されたドアミラー4の取り付け箇所の斜視図、図2はミラーブラケット2の回転中心軸3内にアンテナ10を挿入する前の状態を示す斜視図、図3はミラーブラケット2の回転中心軸3内にアンテナ10を挿入した状態を示す斜視図、図4(a)はアンテナ10の平面図、図4(b)はアンテナ10の正面図、図5は円筒状に弾性変形させたアンテナ10の平面図である。
車両用通信装置は、運転者等が携帯する携帯機と交信を行い、携帯機からのID信号を取得するものであり、アンテナと、このアンテナに接続された送受信手段とを備えている。
図1に示すように、ドア1にはミラーブラケット2が固定されており、このミラーブラケット2には回転中心軸3が設けられている。この回転中心軸3にドアミラー4が回転自在に取り付けされている。
ドアミラー4はミラー本体5とこれに組み付けられたミラー体6とから構成され、内部にモータユニット(不図示)が収容されている。このモータユニットの駆動によってドアミラー4が回転中心軸3を中心に開位置と閉位置(格納位置)との間で自動変移される。
又、図2及び図3に詳しく示すように、ミラーブラケット2の回転中心軸3はその軸方向が垂直方向に配置されており、内部が中空になっている。この中空の内部がアンテナ収容室3aとされ、このアンテナ収容室3aに弾性変形により円筒状にされたアンテナ10が内蔵されている。
アンテナ10は、図4(a)、(b)に示すように、平板状のフレキシブルプリント基板11と、このフレキシブルプリント基板11の表裏面に配置され、2枚の平板状の軟磁性体で、且つ、柔軟性を有するコア部12と、フレキシブルプリント基板11及び2枚のコア部12の外周に巻回した導線である絶縁被覆導線13と、これらの全外周を被覆し、柔軟性を有する被覆部材14とを備えている。被覆部材14は、フレキシブルプリント基板11、2枚のコア部12及び絶縁被覆導線13の全外周を、柔軟性を有するエラストマー樹脂等でデッピング処理することにより形成され、アンテナ10は被覆部材14によって一体化(ユニット化)されている。そして、フレキシブルプリント基板11、コア部12及び被覆部材14が共に柔軟性を有する部材であることからアンテナ10は平板形状で、且つ、柔軟性を有するものとして構成されている。
又、フレキシブルプリント基板11には電線15の一端が接続され、この電線15の他端にはコネクタ(図示せず)が接続されている。アンテナ10は、このコネクタを介して車体側の送受信手段(不図示)に接続されている。
次に、アンテナ10の取り付け作業を説明する。図5に示すように、平板状に作成されたアンテナ10を弾性変形により円筒形状に変形する。次に、図2及び図3に示すように、円筒形状に変形したアンテナ10を回転中心軸3のアンテナ収容室3aに挿入する。そして、作業者がアンテナ10より手を離すと、アンテナ10がその弾性復帰変形によって回転中心軸3の内壁に密着され、アンテナ10は正確な円筒状を保持した状態で回転中心軸3内に内蔵される。
以上、上記構成の車両用通信装置では、ミラーブラケット2にアンテナ10が円筒状に設置されることから無指向性となり、又、ドアミラー4の開閉によってアンテナ10の位置が変動しない。従って、アンテナ10の設置方向を取り付け時に配慮する必要がなく、且つ、ドアミラー4の開閉位置にかかわらず安定した交信状態が有られる。
本実施形態では、円筒状にしたアンテナ10は、ミラーブラケット2の回転中心軸3内に内蔵したので、アンテナ10の取り付け作業が容易である。
本実施形態では、アンテナ10は、平板形状に作成されたものを弾性変形により円筒形状に変形させて使用したので、平板状のアンテナ10を作成すれば良いため、円筒状のアンテナを作成する場合に較べて製作が容易である。尚、初めから円筒状のアンテナを作成して使用しても良いことはもちろんである。
本実施形態では、アンテナ10にはフレキシブルプリント基板11が設けられているので、巻回された絶縁被覆導線13への給電や絶縁被覆導線13での誘導起電力を取り出すための配線が容易に形成できる。尚、アンテナ10をコア部12とこれに巻回する絶縁被覆導線13のみから構成し、フレキシブルプリント基板11を設けないものとして構成することもできる。
又、本実施形態では、アンテナ10には2枚の軟磁性体で、且つ、柔軟性を有するコア部12が設けられているが、1枚の軟磁性体で、且つ、柔軟性を有するコア部12のみで形成しても良い。尚、3枚以上の軟磁性体で、且つ、柔軟性を有するコア部12を用いて形成しても良い。
更に、アンテナ10の軟磁性体で、且つ、柔軟性を有するコア部12としては、株式会社トーキン社の商品名「バスタレイド」等を使用でき、この「バスタレイド」は透磁性についてはフェライトと同様で、且つ、柔軟性に優れている上に衝撃に強いため、耐久性に優れたものとなる。
尚、本実施形態では、被覆部材14は、エラストマー樹脂にて形成されているが、柔軟性を有する部材であれば良く、エラストマー以外の樹脂材やゴム材にて形成しても良い。
尚、本実施形態は、本発明の車両用通信装置を自動車のキーレスエントリーシステムに適用する場合を示したが、キーレスエントリーシステム以外で携帯機との交信を行う場合にも同様に適用できることはもちろんである。
本発明の一実施形態を示し、アンテナが内蔵されたドアミラーの取り付け箇所の斜視図である。 本発明の一実施形態を示し、ミラーブラケットの回転中心軸内にアンテナを挿入する前の状態を示す斜視図である。 本発明の一実施形態を示し、ミラーブラケットの回転中心軸内にアンテナを挿入した状態を示す斜視図である。 本発明の一実施形態を示し、(a)はアンテナの平面図、図4(b)はアンテナの正面図である。 本発明の一実施形態を示し、円筒状に弾性変形させたアンテナの平面図である。 従来例を示し、(a)はドアミラーが開位置の状態を示す斜視図、(b)はドアミラーが閉位置の状態を示す斜視図である。 他の従来例を示し、(a)はドアミラーが開位置の状態を示す斜視図、(b)はドアミラーが閉位置の状態を示す斜視図である。
符号の説明
2 ミラーブラケット
3 回転中心軸
4 ドアミラー
10 アンテナ
12 コア部
13 絶縁被覆導線(導線)

Claims (3)

  1. 携帯機との交信電波を送受信するアンテナを備えた車両用通信装置であって、
    前記アンテナは、軟磁性体で、且つ、柔軟性を有するコア部とこのコア部に巻回された導線とを備えた柔軟性を有するものとして構成し、このアンテナを円筒状にしてミラーブラケットに取り付けたことを特徴とする車両用通信装置。
  2. 請求項1記載の車両用通信装置であって、
    円筒状にした前記アンテナは、前記ミラーブラケットの回転中心軸内に内蔵したことを特徴とする車両用通信装置。
  3. 請求項1又は請求項2記載の車両用通信装置であって、
    前記アンテナは、平板形状に作成されたものを弾性変形により円筒形状に変形させて使用したことを特徴とする車両用通信装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007261315A (ja) * 2006-03-27 2007-10-11 Fujitsu Ltd アンテナ、車両用ドア、車両及び通信システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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