JP2005130044A - 電子カメラ - Google Patents

Abstract

【課題】インターバルタイマー撮影動作を終了させずに記録媒体や電池などの交換作業が可能な電子カメラを提供する。
【解決手段】マイクロコンピュータ１０１は、インターバルタイマー撮影実行中に停止操作された場合、および次の１〜６のいずれかの一時停止条件でインターバルタイマー撮影動作を一時停止する。停止時には、設定されている待機時間Ｔ、コマ数Ｎ、および繰り返し回数Ｍと、撮影済みコマ数および既撮影回数Ａの値とをそれぞれ保持する。１．電池１０３の電池電圧が所定電圧値未満に低下したことを検出したとき。２．電池１０３の抜去を検出したとき。３．アクセサリが新たに接続されたことを検出したとき。４．メモリカード１２１の空き容量が所定容量未満に減少したことを検出したとき。５．メモリカード１２１の抜去を検出したとき。６．主電源off操作を検出したとき。
【選択図】図２

Description

本発明は、撮影画像を電子データとして記録する電子カメラに関する。

カメラが撮影動作を所定の時間間隔で自動的に繰り返すインターバルタイマー撮影動作が知られている（たとえば、特許文献１、特許文献２参照）。カメラは、任意に設定された間隔（たとえば、１分）で自動的に撮影を繰り返す。

特開２００１−３５８９７７号公報 特開平１１−１９１８７５号公報

従来のカメラでは、インターバルタイマー撮影動作の開始後は、インターバルタイマー撮影動作を終了させないと記録媒体や電池などの交換作業を行うことができなかった。

請求項１に記載の発明による電子カメラは、撮影指示に応じて被写体像を撮像し、撮像信号を出力する撮像手段と、撮像信号に所定の処理を施して記録媒体に記録する画像記録手段と、所定の時間ごとに撮影指示を出力するインターバルタイマー撮影制御手段と、インターバルタイマー撮影実行中に記録媒体の空き容量が所定値未満であることを検出するとインターバルタイマー撮影制御手段に一時停止を指示する停止指示手段とを備えることを特徴とする。
請求項２に記載の発明による電子カメラは、撮影指示に応じて被写体像を撮像し、撮像信号を出力する撮像手段と、撮像信号に所定の処理を施して記録媒体に記録する画像記録手段と、所定の時間ごとに撮影指示を出力するインターバルタイマー撮影制御手段と、インターバルタイマー撮影実行中に記録媒体の抜去を検出するとインターバルタイマー撮影制御手段に一時停止を指示する停止指示手段とを備えることを特徴とする。
請求項３に記載の発明による電子カメラは、撮影指示に応じて被写体像を撮像し、撮像信号を出力する撮像手段と、撮像信号に所定の処理を施して記録媒体に記録する画像記録手段と、所定の時間ごとに撮影指示を出力するインターバルタイマー撮影制御手段と、インターバルタイマー撮影実行中に電源オフ操作されるとインターバルタイマー撮影制御手段に一時停止を指示してから電源オフ処理を行う電源制御手段とを備えることを特徴とする。
請求項４に記載の発明は、請求項１または２に記載の電子カメラにおいて、記録媒体の装着および記録媒体に所定値以上の空き容量を検出すると、再開操作に応じて、インターバルタイマー撮影制御手段に一時停止の解除を指示する再開指示手段をさらに備えたものである。
請求項５に記載の発明は、請求項１または２に記載の電子カメラにおいて、記録媒体の装着および記録媒体に所定値以上の空き容量を検出すると、自動的にインターバルタイマー撮影制御手段に一時停止の解除を指示する再開指示手段をさらに備えたものである。
請求項６に記載の発明は、請求項３に記載の電子カメラにおいて、電源オン操作に応じて電源オン処理した後でインターバルタイマー撮影制御手段に一時停止の解除を指示するように電源制御手段を構成したものである。
請求項７に記載の発明は、請求項４〜６のいずれかに記載の電子カメラにおいて、インターバルタイマー撮影実行中に撮影指示の出力回数および撮影済みコマ数をそれぞれ計数し、一時停止解除後のインターバルタイマー撮影実行中に計数を継続するようにインターバルタイマー撮影制御手段を構成したものである。
請求項８に記載の発明による電子カメラは、撮影指示に応じて被写体像を撮像し、撮像信号を出力する撮像手段と、撮像信号に所定の処理を施して記録媒体に記録する画像記録手段と、所定の時間ごとに撮影指示を出力するインターバルタイマー撮影制御手段と、インターバルタイマー撮影実行中の一時停止操作に応じて、インターバルタイマー撮影制御手段に一時停止を指示する停止指示手段とを備えることを特徴とする。

本発明によれば、所定時間ごとに撮影指示を繰り返すインターバルタイマー撮影を一時停止するようにしたので、たとえば、記録媒体などの交換作業をインターバルタイマー撮影動作を終了させずに行うことが可能になる。

以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図１は、本発明の一実施の形態による電子カメラの背面および上面を見た斜視図である。図１において、電子カメラ１の上面には、メインスイッチＳＷ１と、レリーズボタンＳＷ２と、表示器６とが備えられている。電子カメラ１の背面には、取消スイッチＳＷ３と、モードスイッチＳＷ４と、削除スイッチＳＷ５と、左選択スイッチＳＷ６と、右選択スイッチＳＷ７と、上選択スイッチＳＷ８と、下選択スイッチＳＷ９と、確定スイッチＳＷ１０と、液晶モニター５とが備えられている。

図２は、図１の電子カメラ１の要部構成を説明するブロック図である。電子カメラ１は、マイクロコンピュータ１０１によって制御される。メインスイッチＳＷ１は、電子カメラ１の主電源on／off操作に応じて操作信号を出力する。レリーズスイッチＳＷ２は、レリーズボタンＳＷ２の押下操作に連動して撮影開始を指示するレリーズ操作信号を出力する。

取消スイッチＳＷ３は、操作を取消すための操作に応じて操作信号を出力する。モードスイッチＳＷ４は、電子カメラ１の動作モード、すなわち、撮影モード、再生モードおよびメニューモードを切替えるための操作に応じて操作信号をそれぞれ出力する。削除スイッチＳＷ５は、画像データファイルを削除する操作に応じて操作信号を出力する。

左選択スイッチＳＷ６、右選択スイッチＳＷ７、上選択スイッチＳＷ８、および下選択スイッチＳＷ９は、それぞれ選択方向を示す操作に応じて操作信号を出力する。確定スイッチＳＷ１０は、確定操作に応じて操作信号を出力する。

撮影レンズ２１は、被写体像をＣＣＤ２２の撮像面上に結像させる。撮像回路２３はＡ／Ｄ変換回路を含み、マイクロコンピュータ１０１からの撮影指示に応じてＣＣＤ２２から出力されるアナログ撮像信号をディジタルデータに変換し、変換後の画像データに対して所定の画像処理を行う。画像処理は、γ変換処理やホワイトバランス調整処理などを含む。ドライバ回路ＤＲ１は、マイクロコンピュータ１０１からの指令に応じてモータＭ１を駆動する。モータＭ１は、不図示のフォーカスレンズを光軸方向に進退駆動する。

電池１０３は、タイマー１１３を除く電子カメラ１内の各部に電力を供給する。電池チェック回路１０５は、電池１０３の電池電圧がカメラ動作に必要な所定の電圧以上か否かをチェックする。電池チェック回路１０５は、電池１０３の電圧が所定電圧未満であることを検出すると、マイクロコンピュータ１０１へ電池電圧低下を示す信号を送出する。

ドライバ回路ＤＲ２は、マイクロコンピュータ１０１からの指令に応じてシャッター機構１０７を駆動制御する。シャッター機構１０７は、不図示の羽根を開閉してＣＣＤ２２に対する遮光・露光を行う。ドライバ回路ＤＲ３は、マイクロコンピュータ１０１からの指令に応じて絞り機構１０９を駆動制御する。絞り機構１０９は、不図示の絞りを開閉する。ドライバ回路ＤＲ４は、マイクロコンピュータ１０１からの指令に応じてミラー機構１１１を駆動制御する。ミラー機構１１１は、不図示のミラーのアップ・ダウンを行う。

インターフェイス１１２は、電子カメラ１内のデータをパソコンや別の電子カメラなどの外部機器へ出力（送信）するインターフェイス回路である。インターフェイス１１２の例として、ＲＳ２３２Ｃ、ＵＳＢ、IEEE1394などがある。液晶ドライブ回路ＤＲ５は、マイクロコンピュータ１０１からの指令により液晶モニター５に対する駆動信号を生成する。液晶モニター５は、画像や操作メニューなどを表示する。メモリカード１２１は、カードコネクタ１１９を介して電子カメラ１に着脱される記録媒体である。メモリカード１２１には画像データ（ファイル）や音声データ（ファイル）が記録される。

画像記憶メモリ１１８は、上記画像処理や、後述する圧縮処理および伸長処理の際に一時的に画像データを格納するバッファーを構成する。圧縮／伸長回路１１７は、たとえば、ＪＰＥＧなど所定の方式で画像データを圧縮処理したり、圧縮された画像データを伸長処理したりする。メモリ１１６は、マイクロコンピュータ１０１の作業領域として利用される。タイマー１１３は、マイクロコンピュータ１０１によって指定された時間を計時し、タイムアップ信号を出力したり、現在の日時を示す信号を出力したりする。

電池１１４は、タイマー１１３に対して電力を供給する。したがって、タイマー１１３は、電池１０３の容量が低下してカメラ動作に必要な電池電圧を下回った場合や、電池１０３が交換のために実装されていない場合でも、計時動作が可能に構成されている。ドライバ回路ＤＲ６は、マイクロコンピュータ１０１からの指令に応じて圧電ブザー１１５を駆動制御する。圧電ブザー１１５は、不図示の圧電素子を振動させてブザー音を発する。

表示器ドライブ回路ＤＲ７は、マイクロコンピュータ１０１からの指令により表示器６に対する駆動信号を生成する。表示器６は、液晶表示素子などによって構成され、撮影コマ数などを表示する。

上述した電子カメラ１は、インターバル撮影（インターバルタイマー撮影）を実行可能に構成されている。インターバル撮影は、あらかじめ設定される待機時間Ｔが経過するごとに、あらかじめ設定されているコマ数Ｎ（Ｎは１以上の整数）の撮影を、あらかじめ設定されている回数Ｍ（Ｍは２以上の整数）だけ繰り返し行うものである。

本発明はインターバル撮影動作に特徴を有するので、インターバル撮影のための設定、および実行中のインターバル撮影動作を中心に説明する。

−インターバル撮影の設定−
インターバル撮影のための設定、およびインターバル撮影の開始／終了などを指示する操作は、電子カメラ１をメニューモードに切り替えて行う。使用者は、モードスイッチＳＷ４を操作して液晶モニター５にメインメニュー（不図示）を表示させ、左選択スイッチＳＷ６、右選択スイッチＳＷ７、上選択スイッチＳＷ８、および下選択スイッチＳＷ９などを操作することにより、図３のインターバル撮影用設定画面を表示させる。

図３において、インターバル撮影用設定画面は、インターバル撮影に必要な設定項目、すなわち、「開始トリガー」、「開始時刻」、「時間間隔」、「設定＿コマ数」、「設定＿回数」、および「撮影動作」について入力（設定）する画面である。インターバル撮影用設定画面では、上記各項目のうちいずれか１項目（図３では「開始トリガー」）にカーソルが表示される。カーソルは選択項目を示す。使用者は、上選択スイッチＳＷ８および下選択スイッチＳＷ９を操作して設定項目を選び、確定スイッチＳＷ１０を操作することによって選択した項目を確定する。なお、画面上部の「インターバル撮影−」は、インターバル撮影が実行されていないことを示す。

項目「開始トリガー」は、インターバル撮影動作を開始するタイミングを指定するための設定項目である。「即時スタート」は、後述する項目「撮影動作」が「開始する」に設定されると直ちにインターバル撮影動作を開始するものである。「時刻設定」は、後述する項目「撮影動作」が「開始する」に設定されている場合に、現在時刻が開始時刻になった時点でインターバル撮影動作を自動的に開始するものである。使用者は、項目「開始トリガー」が選択されている状態で上選択スイッチＳＷ８および下選択スイッチＳＷ９を操作して「即時スタート」もしくは「時刻設定」を選び、確定スイッチＳＷ１０を操作することによって選択した項目を確定する。図３において、選択項目がアンダーラインで示されている。

項目「開始時刻」は、上記「時刻設定」が選択されている場合に開始時刻を設定するための設定項目である。使用者は、上選択スイッチＳＷ８および下選択スイッチＳＷ９と、左選択スイッチＳＷ６および右選択スイッチＳＷ７とを操作して開始時刻を入力し、確定スイッチＳＷ１０を操作することによって確定する。なお、上記「即時スタート」が選択されている場合は、図３に示すように開始時刻がブランクで示される。

項目「時間間隔」は、インターバル撮影時の待機時間Ｔを設定するための設定項目である。使用者は、上選択スイッチＳＷ８および下選択スイッチＳＷ９と、左選択スイッチＳＷ６および右選択スイッチＳＷ７とを操作して待機時間Ｔを入力し、確定スイッチＳＷ１０を操作することによって確定する。図３は、待機時間Ｔ＝１分の場合の入力例を示している。

項目「設定＿回数×コマ数」のうちコマ数は、インターバル撮影時のコマ数Ｎを設定するための設定項目である。使用者は、上選択スイッチＳＷ８および下選択スイッチＳＷ９を操作してコマ数Ｎを入力し、確定スイッチＳＷ１０を操作することによって確定する。図３は、コマ数Ｎ＝５の場合の入力例を示している。

項目「設定＿回数×コマ数」のうち回数は、インターバル撮影時の回数Ｍを設定するための設定項目である。使用者は、上選択スイッチＳＷ８および下選択スイッチＳＷ９を操作して回数Ｍを入力し、確定スイッチＳＷ１０を操作することによって確定する。図３は、回数Ｍ＝１２の場合の入力例を示している。

項目「撮影動作」は、インターバル撮影動作を実行するか否かを指定するための設定項目である。「開始しない」は、インターバル撮影動作を行わないようにするものである。通常撮影時は「開始しない」に設定される。「開始する」は、インターバル撮影動作を行うようにするものである。使用者は、項目「撮影動作」が選択されている状態で、上選択スイッチＳＷ８および下選択スイッチＳＷ９を操作して「開始しない」もしくは「開始する」を選び、確定スイッチＳＷ１０を操作することによって選択した項目を確定する。図３において、選択項目がアンダーラインで示されている。

−インターバル撮影の開始−
電子カメラ１は、項目「撮影動作」において「開始する」が確定されると、上記項目「開始トリガー」で選択されているタイミングでインターバル撮影動作を開始する。電子カメラ１は、別途設定されている撮影条件でＮコマを連続撮影し、撮影画像データをメモリカード１２１に記録する。電子カメラ１は、Ｎコマの撮影を終了するとタイマー１１３で計時を開始し、待機時間Ｔを計時するまで次のＮコマの撮影開始を待機する。

待機状態において、使用者がモードスイッチＳＷ４を操作してメニューモードに切り替え、インターバル撮影用メニューを選択すると、電子カメラ１は、液晶モニター５に図４のインターバル撮影用設定画面を表示させる。

図４において、画面上部の「インターバル撮影実行中」は、インターバル撮影が実行されていることを示す。項目「開始トリガー」の欄には、選択されている「即時スタート」がアンダーラインで示されている。「現在時刻」の欄には、参照用に現在時刻が表示される。「開始時刻」の欄は、上記「即時スタート」が選択されているのでブランクで示される。「時間間隔」の欄は、設定されている待機時間Ｔ（図４の例では１分）が表示されている。「設定＿回数×コマ数」の欄には、設定されている回数Ｍ＝１２およびコマ数Ｎ＝５を示す「０１２×５」が表示されている。

電子カメラ１は、インターバルタイマー撮影動作中に撮影済みコマ数および既撮影回数を計数するように構成されている。既に撮影した回数をＡとすると、残りの撮影回数は（Ｍ−Ａ）である。電子カメラ１は、「残り＿回数×コマ数」の欄に、残り回数（Ｍ−Ａ）およびコマ数Ｎ＝５を示す「（Ｍ−Ａ）×５」を表示する。図４の表示例「０１０×５＝５０」では、５コマの撮影があと１０回、すなわち、計５０コマの撮影が残っていることを示している。使用者は、「設定＿回数」と「残り＿回数」との差から既撮影回数Ａを求めることにより、電子カメラ１が何回目の撮影開始を待機しているかを知ることができる。図４の例ではＡ＝１２−１０＝２であるので、インターバル撮影における２回目の撮影が終了し、３回目の撮影開始を待機している状態である。

図４において、項目「撮影動作」は、インターバル撮影動作を停止、もしくは終了させるための設定項目となる。「停止」は、インターバル撮影動作を一時停止させるものである。「終了」は、インターバル撮影動作を強制的に終了させるものである。使用者は、項目「撮影動作」が選択されている状態で、上選択スイッチＳＷ８および下選択スイッチＳＷ９を操作して「停止」もしくは「終了」を選び、確定スイッチＳＷ１０を操作することによって選択した項目を確定する。

−インターバル撮影の停止−
電子カメラ１は、項目「撮影動作」において「停止」が確定されると、動作中のインターバル撮影動作を一時停止する。一時停止は、撮影済みコマ数および既撮影回数Ａの値をマイクロコンピュータ１０１内の不揮発性メモリに保持し、インターバル撮影動作を再開できるように停止するものである。電子カメラ１は、項目「撮影動作」において「終了」が確定されると、既撮影回数Ａの値などを０にリセットし、動作中のインターバル撮影動作を終了する。なお、インターバル撮影を終了しても、各設定項目の直近の設定内容はマイクロコンピュータ１０１内のメモリに保持される。

電子カメラ１は、上記「停止」が確定される他に、以下の場合にも動作中のインターバル撮影動作を一時停止するように構成されている。
１．電池１０３の電池電圧が所定電圧値未満に低下したことを検出したとき
２．電池１０３の抜去を検出したとき
３．アクセサリが新たに接続されたことを検出したとき
４．メモリカード１２１の空き容量が所定容量未満に減少したことを検出したとき
５．メモリカード１２１の抜去を検出したとき
６．主電源off操作を検出したとき

一時停止状態において、使用者がモードスイッチＳＷ４を操作してメニューモードに切り替え、インターバル撮影用メニューを選択すると、電子カメラ１は、液晶モニター５に図５のインターバル撮影用設定画面を表示させる。

図５において、画面上部の「インターバル撮影停止中」は、インターバル撮影が一時停止されていることを示す。一時停止の場合には、項目「開始トリガー」として「即時スタート」がデフォルトとして選択され、アンダーラインで示される。「現在時刻」の欄には、参照用に現在時刻が表示される。「開始時刻」の欄は、上記「即時スタート」が選択されているのでブランクで示される。「時間間隔」の欄は、設定されている待機時間Ｔ（図５の例では１分）が表示される。「設定＿回数×コマ数」の欄には、設定されている回数Ｍ＝１２およびコマ数Ｎ＝５を示す「０１２×５」が表示される。

上述した待機状態と同様に、「残り＿回数×コマ数」の欄には、残り回数（Ｍ−Ａ）およびコマ数Ｎ＝５を示す「（Ｍ−Ａ）×５」が表示される。図５の表示例「００８×５＝４０」では、５コマの撮影があと８回、すなわち、計４０コマの撮影が残っていることを示している。図５の例ではＡ＝１２−８＝４であるので、インターバル撮影における４回目の撮影が終了し、５回目の撮影開始を待機している状態で一時停止したことを示している。

図５において、項目「撮影動作」は、一時停止中のインターバル撮影動作を再開、終了、もしくは停止維持させるための設定項目となる。「再開」は、一時停止中のインターバル撮影動作を停止時点から再び開始させるものである。「終了」は、インターバル撮影動作を強制的に終了させるものである。「停止維持」は、インターバル撮影動作の一時停止を継続させるものである。使用者は、項目「撮影動作」が選択されている状態で、上選択スイッチＳＷ８および下選択スイッチＳＷ９を操作して「停止」、「終了」、もしくは「停止維持」を選び、確定スイッチＳＷ１０を操作することによって選択した項目を確定する。

−インターバル撮影の再開−
電子カメラ１は、項目「撮影動作」において「再開」が確定されると、一時停止中のインターバル撮影動作を再開する。再開後は、マイクロコンピュータ１０１内の不揮発性メモリに保持されている撮影済みコマ数および既撮影回数Ａの値を用いて、再開後の撮影コマ数および撮影回数を継続して計数する。なお、上記１〜６の一時停止条件が再び検出された場合には再び停止する。すなわち、一時停止条件が解消されていない場合は再開できないように構成されている。

電子カメラ１は、項目「撮影動作」において「終了」が確定されると、既撮影回数Ａの値などを０にリセットし、一時停止中のインターバル撮影動作を終了する。なお、図４の場合と同様に、インターバル撮影を終了しても、各設定項目の直近の設定内容をマイクロコンピュータ１０１内のメモリに保持する。図６は、インターバル撮影動作が終了した状態でインターバル撮影用メニューが選択された電子カメラ１のインターバル撮影用設定画面である。各設定項目の入力操作を行わなくても、直近の設定内容がマイクロコンピュータ１０１内のメモリから読み出されて自動的に表示される。使用者は、変更したい項目についてのみ入力操作を行えばよい。なお、画面上部の「インターバル撮影−」は、インターバル撮影が実行されていないことを示す。

以上説明した電子カメラ１のマイクロコンピュータ１０１で行われるインターバル撮影（インターバルタイマー撮影）の開始および再開処理について、図７のフローチャートを参照して説明する。図７による処理は、図３の画面の項目「撮影動作」において「開始する」、および図５の画面の項目「撮影動作」において「再開」を確定する操作が行われると開始する。

図７のステップＳ１０１において、マイクロコンピュータ１０１は、項目「開始トリガー」として「即時スタート」が選択されているか否かを判定する。マイクロコンピュータ１０１は、「即時スタート」が選択されている場合にステップＳ１０１を肯定判定してステップＳ１０２へ進み、「即時スタート」が選択されていない場合にはステップＳ１０１を否定判定し、ステップＳ３０１へ進む。

ステップＳ１０２において、マイクロコンピュータ１０１は、インターバルタイマー撮影動作を開始する。マイクロコンピュータ１０１はさらに、液晶ドライブ回路ＤＲ５へ指令を送り、インターバル撮影モードであることを示す表示を液晶モニター５に行わせてステップＳ１０３へ進む。ステップＳ１０３において、マイクロコンピュータ１０１は、電源off操作がされたか否かを判定する。マイクロコンピュータ１０１は、メインスイッチＳＷ１から主電源off操作信号が入力された場合にステップＳ１０３を肯定判定してステップＳ２０１へ進む。マイクロコンピュータ１０１は、メインスイッチＳＷ１から主電源off操作信号が入力されない場合にはステップＳ１０３を否定判定し、ステップＳ１０４へ進む。

ステップＳ１０４において、マイクロコンピュータ１０１は、電池１０３の電圧レベルが正常か否かを判定する。マイクロコンピュータ１０１は、電池チェック回路１０５から電池電圧低下を示す信号が入力されない（電池レベルOK）場合にステップＳ１０４を肯定判定してステップＳ１０６へ進み、電池電圧低下を示す信号が入力された（電池レベルNG）場合には、ステップＳ１０４を否定判定してステップＳ１０５へ進む。

ステップＳ１０５において、マイクロコンピュータ１０１は、ドライバ回路ＤＲ６へ指令を送り、電池の残量警告を示すブザー音を発生させてステップＳ２０３へ進む。

ステップＳ１０６において、マイクロコンピュータ１０１は、メモリカード１２１が有るか否かを判定する。マイクロコンピュータ１０１は、メモリカード１２１が装着されている場合にステップＳ１０６を肯定判定してステップＳ１０７へ進み、メモリカード１２１が抜去されている場合にステップＳ１０６を否定判定し、ステップＳ２０３へ進む。

ステップＳ１０７において、マイクロコンピュータ１０１は、メモリカード１２１の残容量が有るか否かを判定する。マイクロコンピュータ１０１は、メモリカード１２１に少なくとも１コマ分の撮影画像を記録する空き容量が有る場合にステップＳ１０７を肯定判定してステップＳ１０８へ進み、 撮影画像を記録するための空き容量が不足している場合にステップＳ１０７を否定判定し、ステップＳ２０３へ進む。

ステップＳ１０８において、マイクロコンピュータ１０１は、１コマの撮影動作を行う（撮像、画像処理およびメモリカード１２１への記録）ように各部へ撮影指示を送出する。マイクロコンピュータ１０１はさらに、表示器ドライブ回路ＤＲ７へ指令を送り、「設定＿回数×コマ数」および「残り＿回数×コマ数」を表示器６に表示させてステップＳ１０９へ進む。これらは、それぞれ図４において表示されるものと同じ内容である。使用者は、インターバル撮影用設定画面を液晶モニター５に表示させなくても、表示器６の表示内容からインターバルタイマー撮影動作中の撮影コマ数を知ることができる。

ステップＳ１０９において、マイクロコンピュータ１０１は、設定コマ数の撮影が終了したか否かを判定する。マイクロコンピュータ１０１は、コマ数Ｎの撮影を終了した場合にステップＳ１０９を肯定判定してステップＳ１１０へ進み、コマ数Ｎの撮影を終了していない場合には、ステップＳ１０９を否定判定してステップＳ１０３へ戻る。これにより、Ｎコマが連続撮影される。

ステップＳ１１０において、マイクロコンピュータ１０１は、設定回数の繰り返しが終了したか否かを判定する。マイクロコンピュータ１０１は、回数Ｍの繰り返しを終了した場合にステップＳ１１０を肯定判定してステップＳ１１１へ進み、回数Ｍの繰り返しを終了していない場合には、ステップＳ１１０を否定判定してステップＳ３０１へ進む。

ステップＳ１１１において、マイクロコンピュータ１０１は、インターバルタイマー撮影を終了して図７による処理を終了する。なお、終了時には、既撮影回数Ａの値などを０にリセットするとともに、待機時間Ｔの計時を中止する。

上述したステップＳ１０３を否定判定して進むステップＳ２０１において、マイクロコンピュータ１０１は、インターバルタイマー撮影動作を一時停止してステップＳ２０２へ進む。このとき、マイクロコンピュータ１０１は、タイマー１１３の計時も停止させる。ステップＳ２０２において、マイクロコンピュータ１０１は、主電源off処理を行って図７による処理を終了する。主電源off処理は、電子カメラ１内の各ブロックに供給されている電池１０３からの電力を遮断する処理である。この場合のマイクロコンピュータ１０１は、後に主電源on操作が行われると各ブロックへ電力供給を開始する主電源on処理を行い、図５の画面においてインターバル撮影の「再開」を確定する操作が行われるとインターバルタイマー撮影動作を再開し、ステップＳ１０１から処理を行う。

ステップＳ２０３において、マイクロコンピュータ１０１は、インターバルタイマー撮影動作を一時停止して図７による処理を終了する。このとき、マイクロコンピュータ１０１は、タイマー１１３の計時も停止させる。この場合のマイクロコンピュータ１０１は、図５の画面においてインターバル撮影の「再開」を確定する操作が行われるとインターバルタイマー撮影動作を再開し、ステップＳ１０１から処理を行う。

ステップＳ３０１において、マイクロコンピュータ１０１は、インターバルタイマー待機モードに入り、ステップＳ３０２へ進む。インターバルタイマー待機とは、待機時間Ｔを計時するまで次のＮコマの撮影開始を待機するものである。ステップＳ３０２において、マイクロコンピュータ１０１は、電源off操作がされたか否かを判定する。マイクロコンピュータ１０１は、メインスイッチＳＷ１から主電源off操作信号が入力された場合にステップＳ３０２を肯定判定してステップＳ３０９へ進む。マイクロコンピュータ１０１は、メインスイッチＳＷ１から主電源off操作信号が入力されない場合にはステップＳ３０２を否定判定し、ステップＳ３０３へ進む。

ステップＳ３０３において、マイクロコンピュータ１０１は、電池１０３の電圧レベルが正常か否かを判定する。マイクロコンピュータ１０１は、電池チェック回路１０５から電池電圧低下を示す信号が入力されない場合にステップＳ３０３を肯定判定してステップＳ３０５へ進み、電池電圧低下を示す信号が入力された場合には、ステップＳ３０３を否定判定してステップＳ３０４へ進む。

ステップＳ３０４において、マイクロコンピュータ１０１は、ドライバ回路ＤＲ６へ指令を送り、電池の残量警告を示すブザー音を発生させてステップＳ３１１へ進む。

ステップＳ３０５において、マイクロコンピュータ１０１は、メモリカード１２１が有るか否かを判定する。マイクロコンピュータ１０１は、メモリカード１２１が装着されている場合にステップＳ３０５を肯定判定してステップＳ３０６へ進み、メモリカード１２１が抜去されている場合にステップＳ３０５を否定判定し、ステップＳ３１１へ進む。

ステップＳ３０６において、マイクロコンピュータ１０１は、メモリカード１２１の残容量が有るか否かを判定する。マイクロコンピュータ１０１は、メモリカード１２１に少なくとも１コマ分の撮影画像を記録する空き容量が有る場合にステップＳ３０６を肯定判定してステップＳ３０７へ進み、 撮影画像を記録するための空き容量が不足している場合にステップＳ３０６を否定判定し、ステップＳ３１１へ進む。

ステップＳ３０７において、マイクロコンピュータ１０１は、メニューで停止操作が行われたか否かを判定する。マイクロコンピュータ１０１は、図４のメニュー設定画面においてインターバルタイマー撮影の「停止」を確定する操作が行われると、ステップＳ３０７を肯定判定してステップＳ３１１へ進む。マイクロコンピュータ１０１は、図４のメニュー設定画面においてインターバルタイマー撮影の「停止」を確定する操作が行われない場合には、ステップＳ３０７を否定判定してステップＳ３０８へ進む。

ステップＳ３０８において、マイクロコンピュータ１０１は、開始時刻か否かを判定する。マイクロコンピュータ１０１は、タイマー１１３から待機時間Ｔのタイムアップ信号が入力されると、ステップＳ３０８を肯定判定してステップＳ１０２へ戻り、次のＮコマの撮影処理へ進む。一方、マイクロコンピュータ１０１は、タイマー１１３から待機時間Ｔのタイムアップ信号が入力されない場合には、ステップＳ３０８を否定判定してステップＳ３０２へ戻る。これにより、次のＮコマの撮影開始を待機する間にステップＳ３０２〜Ｓ３０７の処理が繰り返し行われる。

ステップＳ３０２を否定判定して進むステップＳ３０９において、マイクロコンピュータ１０１は、インターバルタイマー撮影動作を一時停止してステップＳ３１０へ進む。このとき、マイクロコンピュータ１０１は、タイマー１１３の計時も停止させる。ステップＳ３１０において、マイクロコンピュータ１０１は、主電源off処理を行って図７による処理を終了する。主電源off処理は、電子カメラ１内の各ブロックに供給されている電池１０３からの電力を遮断する処理である。この場合のマイクロコンピュータ１０１は、主電源on操作が行われると各ブロックへ電力供給を開始する主電源on処理を行い、図５の画面においてインターバル撮影の「再開」を確定する操作が行われるとインターバルタイマー撮影動作を再開し、ステップＳ１０１から処理を行う。

ステップＳ３１１において、マイクロコンピュータ１０１は、インターバルタイマー撮影動作を一時停止して図７による処理を終了する。このとき、マイクロコンピュータ１０１は、タイマー１１３の計時も停止させる。この場合のマイクロコンピュータ１０１は、図５の画面においてインターバル撮影の「再開」を確定する操作が行われるとインターバルタイマー撮影動作を再開し、ステップＳ１０１から処理を行う。

動作中のインターバルタイマー撮影動作を一時停止するための判定処理として、電池１０３の抜去チェックを図７のフローチャートに加える場合は、たとえば、ステップＳ１０３とステップＳ１０４との間、およびステップＳ３０２とステップＳ３０３との間にそれぞれ挿入すればよい。この場合のマイクロコンピュータ１０１は、電池１０３の抜去を検出した場合にステップＳ２０１（ステップＳ３０９）へ進み、電池１０３の抜去が検出されない場合にはステップＳ１０４（ステップＳ３０３）へ進む。マイクロコンピュータ１０１に印加される電源電圧は、電池１０３が抜去されても所定時間保持されるように電源回路（不図示）が構成されているため、マイクロコンピュータ１０１は、この間にステップＳ２０１（Ｓ３０９）以降の処理を行う。

アクセサリ類の接続チェックを図７のフローチャートに加える場合は、たとえば、ステップＳ１０７とステップＳ１０８との間、およびステップＳ３０６とステップＳ３０７との間にそれぞれ挿入すればよい。この場合のマイクロコンピュータ１０１は、インターフェイス１１２でアクセサリが検出された場合にステップＳ２０３（ステップＳ３１１）へ進み、アクセサリが検出されない場合にはステップＳ１０８（ステップＳ３０７）へ進む。

上記アクセサリ類の接続チェックとしては、ＵＳＢケーブルなどによるコンピュータとの接続、無線送信モジュールとの接続、レンズマウントへの交換レンズの装着、アクセサリシューへのスピードライトの閃光装置の装着などをチェックする。

以上説明した実施の形態についてまとめる。
（I）インターバルタイマー撮影実行中に停止操作（項目「撮影動作」における「停止」確定）された場合、および次の１〜６のいずれかの一時停止条件でインターバルタイマー撮影動作を一時停止するようにした。停止時には、設定されている待機時間Ｔ、コマ数Ｎ、および繰り返し回数Ｍと、撮影済みコマ数および既撮影回数Ａの値とをそれぞれ保持するので、インターバルタイマー撮影動作を停止時の状態から継続して行うように再開させることができる。この結果、インターバルタイマー撮影動作を開始後に電池１０３の残容量低下やメモリカード１２１の空き容量不足が生じた場合に、インターバルタイマー撮影を終了させることなく電池１０３の交換やメモリカード１２１の交換などを行うことができる。また、一時停止条件を検出すると自動的に一時停止するようにしたので、インターバルタイマー撮影実行中に使用者が常に電子カメラ１を監視していなくてもよい。さらに、インターバルタイマー撮影動作を終了させることなく、電子カメラ１にアクセサリを追加したり、電子カメラ１の主電源を一旦offにすることもできる。

１．電池１０３の電池電圧が所定電圧値未満に低下したことを検出したとき
２．電池１０３の抜去を検出したとき
３．アクセサリが新たに接続されたことを検出したとき
４．メモリカード１２１の空き容量が所定容量未満に減少したことを検出したとき
５．メモリカード１２１の抜去を検出したとき
６．主電源off操作を検出したとき

（II）インターバルタイマー撮影実行中に「設定＿回数×コマ数」および「残り＿回数×コマ数」を表示器６に表示させるようにしたので、使用者は、インターバル撮影用設定画面を液晶モニター５に表示させなくても、表示器６の表示内容からインターバルタイマー撮影動作中の撮影コマ数を知ることができる。

以上の説明では、インターバルタイマー撮影動作の一時停止中はタイマー１１３による計時を停止するようにしたが、一時停止中もタイマー１１３の計時を継続するようにしてもよい。この場合のマイクロコンピュータ１０１は、一時停止中にタイマー１１３から待機時間Ｔのタイムアップ信号が入力されても、一時停止を継続して撮影開始を行わない。すなわち、一時停止中の撮影をキャンセルする。マイクロコンピュータ１０１は、図５の画面においてインターバル撮影の「再開」を確定する操作が行われた以降は、インターバルタイマー撮影動作を再開して図７のステップＳ１０１から処理を行い、タイマー１１３から入力される待機時間Ｔのタイムアップ信号に応じて撮影を開始する。

インターバル撮影の「再開」を確定する操作によってインターバルタイマー撮影動作を再開する代わりに、一時停止した条件が解消した場合に自動的にインターバルタイマー撮影動作を再開するようにしてもよい。この場合のマイクロコンピュータ１０１は、一時停止中もタイマー１１３の計時を継続する。一時停止中に電池１０３の交換やメモリカード１２１の交換などが行われて一時停止条件が解消すると、一時停止条件解消後にタイマー１１３から入力される待機時間Ｔのタイムアップ信号により、インターバルタイマー撮影動作を再開して図７のステップＳ１０１から処理を行う。

上述したステップＳ１０７（Ｓ３０６）において、メモリカード１２１に少なくとも１コマ分の撮影画像を記録する空き容量が有るか否かを判定したが、一連のＮコマ分の撮影画像を記録する空き容量が有るか否かを判定してもよい。このようにすれば、一連のＮコマを撮影する途中でメモリカード１２１の空き容量が不足することを回避できる。

インターバルタイマー撮影動作の一時停止時に、マイクロコンピュータ１０１内の不揮発性メモリに待機時間Ｔ、コマ数Ｎ、繰り返し回数Ｍ、撮影済みコマ数および既撮影回数Ａの値をそれぞれ記憶するようにしたが、フラッシュメモリなどに記憶させてもよい。

電子カメラ１は、インターバルタイマー待機モード中（ステップＳ３０２〜Ｓ３０８）に、再生モードに切り替えて使用可能に構成されている。この場合のマイクロコンピュータ１０１は、液晶表示モニター５に再生画像を表示中にタイマー１１３から待機時間Ｔのタイムアップ信号が入力されると、インターバルタイマー撮影動作を一時停止してもよい。このとき、インターバルタイマー撮影動作を一時停止する前に、ブザー音を鳴らしたり、液晶表示モニター５の輝度を低下させたりして、撮影タイミングであることを報知する。マイクロコンピュータ１０１は、電子カメラ１が再生モードから撮影モードに切り替えられると、一時停止した条件が解消したと判定する。

特許請求の範囲における各構成要素と、発明を実施するための最良の形態における各構成要素との対応について説明する。撮像手段は、たとえば、ＣＣＤ２２によって構成される。画像記録手段は、たとえば、撮像回路２３およびマイクロコンピュータ１０１によって構成される。インターバルタイマー撮影制御手段は、たとえば、タイマー１１３およびマイクロコンピュータ１０１によって構成される。停止指示手段、電源制御手段および再開指示手段は、たとえば、マイクロコンピュータ１０１によって構成される。なお、本発明の特徴的な機能を損なわない限り、各構成要素は上記構成に限定されるものではない。

本発明の一実施の形態による電子カメラの背面および上面を見た斜視図である。 電子カメラの要部構成を説明するブロック図である。 インターバル撮影用設定画面を説明する図である。 インターバル撮影用設定画面を説明する図である。 インターバル撮影用設定画面を説明する図である。 インターバル撮影用設定画面を説明する図である。 インターバル撮影の開始および再開処理を説明するフローチャートである。

符号の説明

１…電子カメラ
５…液晶モニター
６…表示器
２１…撮影レンズ
２２…ＣＣＤ
２３…撮像回路
１０１…マイクロコンピュータ
１１６…メモリー
１２１…メモリカード
ＳＷ２…レリーズボタン
ＳＷ４…モードスイッチ
ＳＷ６…左選択スイッチ
ＳＷ７…右選択スイッチ
ＳＷ８…上選択スイッチ
ＳＷ９…下選択スイッチ
ＳＷ１０…確定スイッチ

Claims (8)

1. 撮影指示に応じて被写体像を撮像し、撮像信号を出力する撮像手段と、
   前記撮像信号に所定の処理を施して記録媒体に記録する画像記録手段と、
   所定の時間ごとに前記撮影指示を出力するインターバルタイマー撮影制御手段と、
   インターバルタイマー撮影実行中に前記記録媒体の空き容量が所定値未満であることを検出すると前記インターバルタイマー撮影制御手段に一時停止を指示する停止指示手段とを備えることを特徴とする電子カメラ。
2. 撮影指示に応じて被写体像を撮像し、撮像信号を出力する撮像手段と、
   前記撮像信号に所定の処理を施して記録媒体に記録する画像記録手段と、
   所定の時間ごとに前記撮影指示を出力するインターバルタイマー撮影制御手段と、
   インターバルタイマー撮影実行中に前記記録媒体の抜去を検出すると前記インターバルタイマー撮影制御手段に一時停止を指示する停止指示手段とを備えることを特徴とする電子カメラ。
3. 撮影指示に応じて被写体像を撮像し、撮像信号を出力する撮像手段と、
   前記撮像信号に所定の処理を施して記録媒体に記録する画像記録手段と、
   所定の時間ごとに前記撮影指示を出力するインターバルタイマー撮影制御手段と、
   インターバルタイマー撮影実行中に電源オフ操作されると前記インターバルタイマー撮影制御手段に一時停止を指示してから電源オフ処理を行う電源制御手段とを備えることを特徴とする電子カメラ。
4. 請求項１または２に記載の電子カメラにおいて、
   前記記録媒体の装着および前記記録媒体に所定値以上の空き容量を検出すると、再開操作に応じて、前記インターバルタイマー撮影制御手段に前記一時停止の解除を指示する再開指示手段をさらに備えることを特徴とする電子カメラ。
5. 請求項１または２に記載の電子カメラにおいて、
   前記記録媒体の装着および前記記録媒体に所定値以上の空き容量を検出すると、自動的に前記インターバルタイマー撮影制御手段に前記一時停止の解除を指示する再開指示手段をさらに備えることを特徴とする電子カメラ。
6. 請求項３に記載の電子カメラにおいて、
   前記電源制御手段は、電源オン操作に応じて電源オン処理した後で前記インターバルタイマー撮影制御手段に前記一時停止の解除を指示することを特徴とする電子カメラ。
7. 請求項４〜６のいずれかに記載の電子カメラにおいて、
   前記インターバルタイマー撮影制御手段は、インターバルタイマー撮影実行中に前記撮影指示の出力回数および撮影済みコマ数をそれぞれ計数し、前記一時停止解除後のインターバルタイマー撮影実行中に前記計数を継続することを特徴とする電子カメラ。
8. 撮影指示に応じて被写体像を撮像し、撮像信号を出力する撮像手段と、
   前記撮像信号に所定の処理を施して記録媒体に記録する画像記録手段と、
   所定の時間ごとに前記撮影指示を出力するインターバルタイマー撮影制御手段と、
   インターバルタイマー撮影実行中の一時停止操作に応じて、前記インターバルタイマー撮影制御手段に一時停止を指示する停止指示手段とを備えることを特徴とする電子カメラ。

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