JP2005129354A - Led照明装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】単独のLED素子を用いて放熱性と配光性を両立させたLED照明装置を提供する。
【解決手段】この実施形態のスポットライトは、可視光線を放射するLED光源としてのLED素子10と;LED素子10から発せられる光を内面で全反射する反射面15aとこの反射面15aで反射された光及び直接光をほぼ30°の範囲に配光するように出射する曲面で構成された出射面15bとを有する光学系としてのレンズ15と;外形がほぼ球形をなし、球形の一部に凹部5を有し、この凹部5の底部6にそのほぼ中心位置にLED素子10を配置した基板8を密着固定すると共に、レンズ15の反射面15aと凹部5との間に空間が設けられるようにレンズ15を凹部5に配置した器具本体4とを具備する。
【選択図】図1
【解決手段】この実施形態のスポットライトは、可視光線を放射するLED光源としてのLED素子10と;LED素子10から発せられる光を内面で全反射する反射面15aとこの反射面15aで反射された光及び直接光をほぼ30°の範囲に配光するように出射する曲面で構成された出射面15bとを有する光学系としてのレンズ15と;外形がほぼ球形をなし、球形の一部に凹部5を有し、この凹部5の底部6にそのほぼ中心位置にLED素子10を配置した基板8を密着固定すると共に、レンズ15の反射面15aと凹部5との間に空間が設けられるようにレンズ15を凹部5に配置した器具本体4とを具備する。
【選択図】図1
Description
本発明は、例えばレンズなどの光学系で配光を制御するスポットライト、読書灯などのLED照明装置に関する。
近年、LED素子は、技術の進歩により効率及び一素子から得られる光束の向上が図られ、これを照明の光源としたLED照明装置が、白熱灯、蛍光灯などに変わる照明器具として利用されつつある。
LED照明装置を、例えばバス、航空機、列車などの座席の上方に取り付けられる読書灯などに適用する場合、取り付けスペースが狭いことから、小型化とともに放熱性、配光性を十分考慮する必要がある。
放熱対策を施した従来のLED照明装置の技術としては、複数の発光ダイオードか一方の面に配列された基板と、その基板を取り付ける底部を有する樹脂ケースとを有し、基板を底部に放熱固定板を介して取り付けたものがある(特許文献1参照)。
また、LED素子の配光性を向上させる従来の技術としては、レンズ面が光学系の軸を中心とする平面からなり、反射面が光学系の軸に対して対称に配置されたそれぞれ凹曲面からなる内側の反射面と外側の反射面を有するLEDモジュールが提案されている(特許文献2参照)。
特開2002−299700号公報
特開2001−237463号公報
しかしながら、いずれの技術も、複数のLED素子を用いた技術であり、単独のLED素子で放熱性と配光性を両立させたものは提案されていなかった。
本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、単独のLED素子を用いて放熱性と配光性を両立させたLED照明装置を提供することを目的としている。
請求項1記載の発明は、可視光を放射するLED光源と;LED光源から発せられる光を内面で全反射する反射面と、この反射面で反射された光及び直接光を出射する出射面とを有する光学系と;光学系が配設される凹部を有し、この凹部の底部に前記LED光源を配置すると共に、前記光学系の反射面と前記凹部との間に空間が設けられるように前記光学系を前記凹部に配置してなる器具本体と;を具備したことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、可視光を放射するLED光源と;LED光源から発せられる光を内面で全反射する反射面と、この反射面で反射された光及び直接光を出射する出射面とを有する光学系と;光学系が配設される凹部を有し、この凹部の底部に前記LED光源を配置すると共に、前記光学系の反射面と前記凹部との間に空間が設けられるように前記光学系を前記凹部に配置してなる器具本体と;器具本体を回動自在に挟持する支持体と;を具備したことを特徴とする。
請求項1または2記載の発明において、器具本体の外形と同じ曲率で出射面を形成すると共に、器具本体の外形の一部を担うように凹部に光学系を取り付けたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、可視光を放射するLED光源と;LED光源から発せられる光を内面で全反射する反射面と、この反射面で反射された光及び直接光を出射する出射面とを有する光学系と;光学系が配設される凹部を有し、この凹部の底部に前記LED光源を配置すると共に、前記光学系の反射面と前記凹部との間に空間が設けられるように前記光学系を前記凹部に配置してなる器具本体と;器具本体を回動自在に挟持する支持体と;を具備したことを特徴とする。
請求項1または2記載の発明において、器具本体の外形と同じ曲率で出射面を形成すると共に、器具本体の外形の一部を担うように凹部に光学系を取り付けたことを特徴とする。
請求項1記載の発明では、器具本体に設けた凹部の底部にLED光源を配置すると共に、光学系の反射面と凹部との間に空間が設けられるように光学系を凹部に配置したことで、LED光源の放熱を行なうと共に、反射面を全反射面にできる。また、LED光源から発せられる光を内面で全反射する反射面と、この反射面で反射された光及び直接光を例えば30°の範囲に配光するように出射する出射面とを有する光学系を用いたことで、単独のLED光源で理想的な集光特性となるスポット光を得ることができる。
請求項2記載の発明では、請求項1の発明の効果に加えて、器具本体を支持体で回動自在に挟持することにより、器具本体から発っせられるスポット光をさまざまな方向へ向けることができ、配光性を向上できる。
請求項3記載の発明では、器具本体の外形と同じ曲率で出射面を形成した光学系を、器具本体の外形の一部を担うように凹部に取り付けたことで、光学系の出射面についても器具本体の外形と同様に扱うことができ、例えば支持体で器具本体を回動自在に挟持すると、出射面についても挟持の対象にでき、回動範囲を広くすることができる。
請求項2記載の発明では、請求項1の発明の効果に加えて、器具本体を支持体で回動自在に挟持することにより、器具本体から発っせられるスポット光をさまざまな方向へ向けることができ、配光性を向上できる。
請求項3記載の発明では、器具本体の外形と同じ曲率で出射面を形成した光学系を、器具本体の外形の一部を担うように凹部に取り付けたことで、光学系の出射面についても器具本体の外形と同様に扱うことができ、例えば支持体で器具本体を回動自在に挟持すると、出射面についても挟持の対象にでき、回動範囲を広くすることができる。
請求項1記載の発明によれば、光学系の反射面と凹部との間に空間を設けたことで、LED光源の放熱を行なうと共に、反射面を全反射面にでき、単独のLED光源で理想的な集光特性となるスポット光を得ることができる。
請求項2記載の発明によれば、請求項1の発明の効果に加えて、器具本体から発っせられるスポット光をさまざまな方向へ向けることができ、配光性をさらに向上できる。
請求項3記載の発明によれば、光学系の出射面についても器具本体の外形と同様に扱うことができ、例えば支持体で器具本体を回動自在に挟持すると、出射面についても挟持の対象にでき、回動範囲を広くすることができる。
この結果、単独のLED素子を用いて放熱性と配光性を両立させたLED照明装置を提供することができる。
請求項2記載の発明によれば、請求項1の発明の効果に加えて、器具本体から発っせられるスポット光をさまざまな方向へ向けることができ、配光性をさらに向上できる。
請求項3記載の発明によれば、光学系の出射面についても器具本体の外形と同様に扱うことができ、例えば支持体で器具本体を回動自在に挟持すると、出射面についても挟持の対象にでき、回動範囲を広くすることができる。
この結果、単独のLED素子を用いて放熱性と配光性を両立させたLED照明装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明に係る一つの実施の形態のスポットライトの構成を示す図である。
同図に示すように、このスポットライトは、構造物などの取付面1にビス3により固定された支持体2と、この支持体2に摺動自在に支持されたほぼ球形の器具本体4と、この器具本体に設けられた凹部5と、この凹部5の底部6にビス7で取り付けられた放熱基板としての基板8と、この基板8の表面に実装された可視光線を放射する単独のLED光源としてのLED素子10と、基板8の表面に設けられた半田付部11と、この半田付部11に半田付けされたリード線12と、このリード線12を器具本体4に設けた穴より引き出す引力止めのブッシング13と、反射面15aと出射面15bとLED包囲面15cと縁部15dとを有する光学系としてのレンズ15などから構成されている。
図1は本発明に係る一つの実施の形態のスポットライトの構成を示す図である。
同図に示すように、このスポットライトは、構造物などの取付面1にビス3により固定された支持体2と、この支持体2に摺動自在に支持されたほぼ球形の器具本体4と、この器具本体に設けられた凹部5と、この凹部5の底部6にビス7で取り付けられた放熱基板としての基板8と、この基板8の表面に実装された可視光線を放射する単独のLED光源としてのLED素子10と、基板8の表面に設けられた半田付部11と、この半田付部11に半田付けされたリード線12と、このリード線12を器具本体4に設けた穴より引き出す引力止めのブッシング13と、反射面15aと出射面15bとLED包囲面15cと縁部15dとを有する光学系としてのレンズ15などから構成されている。
器具本体4は、熱伝導性に優れたアルミニウム製である。この他、熱伝導性の優れたものであれば、例えば樹脂などを用いてもよい。
支持体2は、断面コの字状をなす3つの支持板から構成され、上下に対向する支持板には、それぞれの内側に滑動面2aが形成されている。滑動面2aは器具本体4の外形とほぼ一致する曲率で皿状に形成されている。
このように支持体2の上下に対向する支持板の滑動面2aで器具本体4を挟持する構造とすることで、器具本体4の向きを上下左右斜め方向といったさまざまな方向に変えることができ、器具本体4を回動させることで光の方向を変えることができる。
器具本体4を支持体2に取り付ける際は、上下に対向する支持板を押し広げるようにして開き、器具本体4を滑動面2aに配置する。したがって滑動面2aとは言うものの、器具本体4を装着した状態では、支持板で上下から付勢されており、向きを変えるための外力を器具本体4に加えなければ器具本体4が動かないようになっている。なお、ここに示した滑動面2aは、一例に過ぎず、凹形状であれば、例えば矩形、V字型などでもよい。
このように支持体2の上下に対向する支持板の滑動面2aで器具本体4を挟持する構造とすることで、器具本体4の向きを上下左右斜め方向といったさまざまな方向に変えることができ、器具本体4を回動させることで光の方向を変えることができる。
器具本体4を支持体2に取り付ける際は、上下に対向する支持板を押し広げるようにして開き、器具本体4を滑動面2aに配置する。したがって滑動面2aとは言うものの、器具本体4を装着した状態では、支持板で上下から付勢されており、向きを変えるための外力を器具本体4に加えなければ器具本体4が動かないようになっている。なお、ここに示した滑動面2aは、一例に過ぎず、凹形状であれば、例えば矩形、V字型などでもよい。
基板8は例えばアルミニウム基板などの金属基板を基材とするものであり、金属基板の表面に絶縁層を介して配線パターンおよび半田付部11を形成し、配線パターンの上に絶縁膜を被膜したものである。配線パターンは、表面実装によりLED素子10の端子と結線されている。
基板8の隅には固定用の穴が設けられており、基板8は、この穴に挿入されたビス7で器具本体4に密着して固定されており、基板8側の熱が器具本体4に直接伝わる構造とされている。基板8には、電子部品として、LED素子10以外は設けられていない。
凹部5は、ほぼ円筒状に設けられている。LED素子10は、溝5のほぼ中心(光軸上)に位置するように基板8に実装されている。LED素子10は、例えば直流3V駆動するものであり、LED素子10への電源は、リード線12を通じて外部から供給される。電源として、例えば直流4.5Vなどが供給される。
基板8の隅には固定用の穴が設けられており、基板8は、この穴に挿入されたビス7で器具本体4に密着して固定されており、基板8側の熱が器具本体4に直接伝わる構造とされている。基板8には、電子部品として、LED素子10以外は設けられていない。
凹部5は、ほぼ円筒状に設けられている。LED素子10は、溝5のほぼ中心(光軸上)に位置するように基板8に実装されている。LED素子10は、例えば直流3V駆動するものであり、LED素子10への電源は、リード線12を通じて外部から供給される。電源として、例えば直流4.5Vなどが供給される。
レンズ15は、透明樹脂あるいはガラス製である。レンズ15は、フランジ状に設けた縁部15dで器具本体4に設けた凹部5の縁に嵌合して固定されている。レンズ15は、縁部15d以外の部分(反射面15a、出射面15b、LED包囲面15c)で、器具本体4に接触していない。つまり、器具本体4の凹部5とレンズ15の反射面15aとの間には空間が設けられている。この空間は、光軸方向から見た場合、LED素子10を中心としてドーナツ状に広がり、LED素子10から発せられた熱を周囲に均等に拡散させることができる。
このレンズ15は、器具本体4の外形と同じ曲率で出射面15bを形成すると共に、器具本体4の外形の一部を担うように凹部5に取り付けられている。
レンズ15の反射面15aは、LED素子10からのレンズ内部を透過した光を全反射するような角度(臨界角を超える角度)で面を形成した全反射面であり、反射光を光軸の方向に集光させるような傾斜曲面で形成されている。全反射面の外側に物が当接すると、その部分の全反射を維持できなくなり、反射面で光のロスを生じて器具効率が低下するが、上記のように反射面15aは、器具本体4に接触させていないため、器具効率が低下することがなく、また出射面15bに何かが映り込むこともない。出射面15bおよびLED包囲面15cは、光を入射・屈折させて透過する面である。出射面15bは器具本体4と同等の曲率を有する面である。LED包囲面15cは、LED素子10から発せられた光が入射する入射面であり、LED素子10を囲むように円筒形状とされている。この関係で、入射面は、光軸に近い第1の面21(図2参照)と、光軸から離れた第2の面22(図2参照)の2つの面がある。
レンズ15の反射面15aは、LED素子10からのレンズ内部を透過した光を全反射するような角度(臨界角を超える角度)で面を形成した全反射面であり、反射光を光軸の方向に集光させるような傾斜曲面で形成されている。全反射面の外側に物が当接すると、その部分の全反射を維持できなくなり、反射面で光のロスを生じて器具効率が低下するが、上記のように反射面15aは、器具本体4に接触させていないため、器具効率が低下することがなく、また出射面15bに何かが映り込むこともない。出射面15bおよびLED包囲面15cは、光を入射・屈折させて透過する面である。出射面15bは器具本体4と同等の曲率を有する面である。LED包囲面15cは、LED素子10から発せられた光が入射する入射面であり、LED素子10を囲むように円筒形状とされている。この関係で、入射面は、光軸に近い第1の面21(図2参照)と、光軸から離れた第2の面22(図2参照)の2つの面がある。
以下、図2を参照してこのスポットライトの光学特性を説明する。
このスポットライトは、図2に示すように、単独のLED素子10の発光部をレンズ15で覆うように配置している。
このスポットライトは、図2に示すように、単独のLED素子10の発光部をレンズ15で覆うように配置している。
このようにLED素子10とレンズ15を配置したスポットライトにおいて、LED素子10から発光された光は、ほとんどがLED包囲面15cに入射される。このうち、光軸に近い第1の面21に入射した光は、境界面で屈折してレンズ15内を透過して出射面15bで屈折して出射されて経路R0をたどる。この経路R0の範囲が30°以下となるようにLED素子10とレンズ15との距離、レンズ15の形状および曲率が設定されている。
また、LED素子10から発光された光のうち、光軸から遠い第2の面22に入射した光は、境界面で屈折してレンズ15内を透過して反射面15aの点p1で全反射して出射面15bで屈折して出射されて経路R1をたどる。この経路R1は、光軸に近づく方向であり、照射範囲が例えば30°以下となるように反射面15aを設けている。
さらに、LED素子10から発光された光のうち、第1の面21と第2の面22の境界に入射した光は、境界面で屈折してレンズ15内を透過して反射面15aの点p2で全反射して出射面15bで屈折して出射されて経路R2をたどる。この経路R2も、上記同様に光軸に近づく方向となるため、照射範囲としては30°以下となるように反射面15aを設けている。
すなわち、このスポットライトでは、単独のLED素子10を包囲するLED包囲面15cに入射する光のうち、光軸に近い中心部の光と、光軸から離れた側縁部の光は、共に照射範囲としては30°以内、つまり光軸を中心に15°以内に集光されるスポット光となる。
このようにこの実施例のスポットライトによれば、LED素子10を実装した基板8を放熱機能を備える器具本体4に設けた凹部5の底面6に密着させて取り付けると共に、LED素子10の光をレンズ内に入射するLED包囲面15c、光を全反射する反射面15a、器具本体4とほぼ同じ曲率の出射面15bとを有するレンズ15で単独のLED素子10を囲うように配置する一方、反射面15aと凹部5との間に空間を設けたことで、単独のLED素子10を用いて放熱性と配光性を両立させたスポットライトを提供することができる。
また、レンズ15の反射面15aを全反射面としたことで、全反射を生じさせるための必要な間隙を確保して高い反射率が得られると共に、LED素子10を基板8を器具本体4の凹部5に取り付ける空間を確保でき、LED素子10への配線も容易に行なうことができる。
さらに、レンズ15の反射面15aを全反射面とし、かつ出射面15bを器具本体4の外形と同じ曲率にしたことで、光軸に対してほぼ30°の範囲内に光を出射するように配光することで、さらに光軸近傍と周辺の光を余すことなく利用することができ、器具効率を向上することができる。また、アルミニウム製の器具本体4と空間の確保によりLED素子10の放熱性が向上するので、LED素子10の温度上昇を抑えることができ、信頼性を高めることができる。
さらに、ほぼ球形の器具本体4の外形と同じ曲率で出射面15bを形成すると共に、器具本体4の外形の一部を担うように凹部5にレンズ15を取り付け、その器具本体4を支持体2に回動自在に挟持したことで、光の方向を容易かつ自在に調整できるので、スポットライトとしての利便性を向上することができる。また、器具本体4のみでなくレンズ15の表面までをほぼ球面としたので、レンズ15の表面までを支持体2の滑動面2aで回動させることができるので、光の方向の可変範囲を更に拡大することが可能であると共に、シンプルな球形形状で美的感覚に訴求できる。また、器具本体4の後部などを容易に清掃できる。
さらに、ほぼ球形の器具本体4の外形と同じ曲率で出射面15bを形成すると共に、器具本体4の外形の一部を担うように凹部5にレンズ15を取り付け、その器具本体4を支持体2に回動自在に挟持したことで、光の方向を容易かつ自在に調整できるので、スポットライトとしての利便性を向上することができる。また、器具本体4のみでなくレンズ15の表面までをほぼ球面としたので、レンズ15の表面までを支持体2の滑動面2aで回動させることができるので、光の方向の可変範囲を更に拡大することが可能であると共に、シンプルな球形形状で美的感覚に訴求できる。また、器具本体4の後部などを容易に清掃できる。
なお、本発明は上記実施形態のみに限定されるものではない。
上記実施形態では、レンズ15の反射面15aを空気との臨界角で全反射面としたが、反射面15aの外周をアルミニウム蒸着などを行なうことで反射面を形成してもよい。この場合、レンズ15の加工工程は増えるもののレンズ15の外面を支持できるなどの設計の自由度を増すことができる。
また、レンズ15の反射面15aを全反射としない場合には、全反射条件に捕らわれずに反射面15aの設計が可能であり、器具形状や配光設計に自由度が増加すると共に、LED素子10を器具本体4に取り付ける空間を確保でき、LED素子10への配線も容易に行なうことができる。
上記実施形態では、レンズ15の反射面15aを空気との臨界角で全反射面としたが、反射面15aの外周をアルミニウム蒸着などを行なうことで反射面を形成してもよい。この場合、レンズ15の加工工程は増えるもののレンズ15の外面を支持できるなどの設計の自由度を増すことができる。
また、レンズ15の反射面15aを全反射としない場合には、全反射条件に捕らわれずに反射面15aの設計が可能であり、器具形状や配光設計に自由度が増加すると共に、LED素子10を器具本体4に取り付ける空間を確保でき、LED素子10への配線も容易に行なうことができる。
1…取付面、2…支持体、2a…滑動面、3,7…ビス、4…器具本体、5…凹部、6…底面、8…基板、10…LED素子、11…半田付部、12…リード線、13…ブッシング、15…レンズ、15a…反射面、15b…出射面、15c…LED包囲面、15d…縁部。
Claims (3)
- 可視光を放射するLED光源と;
LED光源から発せられる光を内面で全反射する反射面と、この反射面で反射された光及び直接光を出射する出射面とを有する光学系と;
光学系が配設される凹部を有し、この凹部の底部に前記LED光源を配置すると共に、前記光学系の反射面と前記凹部との間に空間が設けられるように前記光学系を前記凹部に配置してなる器具本体と;
を具備したことを特徴とするLED照明装置。 - 可視光を放射するLED光源と;
LED光源から発せられる光を内面で全反射する反射面と、この反射面で反射された光及び直接光を出射する出射面とを有する光学系と;
光学系が配設される凹部を有し、この凹部の底部に前記LED光源を配置すると共に、前記光学系の反射面と前記凹部との間に空間が設けられるように前記光学系を前記凹部に配置してなる器具本体と;
器具本体を回動自在に挟持する支持体と;
を具備したことを特徴とするLED照明装置。 - 請求項1または2いずれか記載のLED照明装置において、
前記器具本体の外形と同じ曲率で前記出射面を形成すると共に、前記器具本体の外形の一部を担うように前記凹部に前記光学系を取り付けたことを特徴とするLED照明装置。
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