JP2005123022A - 2段式プッシュスイッチ - Google Patents

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Takahiro Ishii
崇裕 石井
Takayuki Imai
隆之 今井
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Abstract

【課題】 2段式プッシュスイッチ1の薄型化を促進して、2段式プッシュスイッチ1の有効利用を容易に図る。
【解決手段】 筐体3の底面における下部突起9の周辺に複数のガイド孔11が貫通して形成され、筐体3の開口部13内に配置されボタン15はドーム状に構成され、ボタン15の天井面における上部突起19の周辺に複数のスライドピン21が形成され、ボタン15内に複数のスライドピン21に上下方向へ案内支持される可動スペーサ23が配置され、フレキシブル回路基板25の第1回路部29に第1メタルドーム37が実装され、フレキシブル回路基板25の第2回路部33に第2メタルドーム39が実装されること。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えばデジタルビデオカメラ,デジタルスチルカメラ等のポータブル機器等に用いられる2段式プッシュスイッチに関する。
従来の2段式プッシュスイッチについて図5を参照して説明する。
図5は、従来の2段式プッシュスイッチの拡大断面図である。
ここで、「上下」とは、特許公報掲載時の図面の向きを基準として、図5において上下のことをいう。
図5に示すように、従来の2段式プッシュスイッチ101は、例えばデジタルビデオカメラ,デジタルスチルカメラ等のポータブル機器等に用いられる電子部品の一つであって、筐体103を電子部品ベースとして具備している。
筐体103は、支持プレート105と、この支持プレート105の上側(表側)に一体的に設けられたカバー107とからなっている。更に、カバー107の上面(表面)には、開口部109が形成されている。
支持プレート105の上面(表面)、換言すれば筐体103内には、円筒状のホルダ111が一体的に設けられており、このホルダ111の上面(表面)には、開口部113が形成されている。
ホルダ111には、指でプッシュ操作されるボタン115が設けられており、このボタン115の頭部は、開口部107,113を介してカバー107の上面から上方向へ突出してある。また、ボタン115は、ホルダ111の内周面に上下方向へ移動可能の案内支持されおり、ボタン115がホルダ111に対して(換言すれば筐体103に対して)離脱不能になるように、ボタン115の周縁下側には、開口部113の周縁部に下方向から突き当たり可能なストッパが117が形成されている。更に、ボタン115の下面(裏面)には、下方向へ突出した上部突起119が形成されている。
ホルダ111内には、円形の可動スペーサ121が上下方向へ移動可能に設けられており、この可動スペーサ121の裏面(下面)には、下方向へ突出した下部突起123が形成されている。
2段式プッシュスイッチ101は、前述の構成要素の他に、フレキシブル回路基板125を主要な構成要素として具備している。このフレキシブル回路基板125は、可動スペーサ121の上面(表面)に設置されかつ第1スイッチパターン(図示省略)を有した第1回路部127と、支持プレート105における可動スペーサ121に上下に対向する位置に設置されかつ第2スイッチパターン(図示省略)を有した第2回路部129と、第1回路部127と第2回路部129との間に連結されかつ折り曲げられた折曲げ部(図示省略)とを備えている。
第1回路部127には、第1メタルドーム131が実装されており、この第1メタルドーム131は、第1メタルドーム131の頂部の反転・弾性復帰によって前記第1スイッチパターンの接続状態をON・OFFに切り替えるものである。また、第1メタルドーム131の頂部は上部突起119に接触可能であって、ボタン115に所定の第1押圧力以上の押圧力が作用したときに第1メタルドーム131の頂部が反転するように構成されている。
第2回路部129には、第2メタルドーム133が実装されており、この第2メタルドーム133は、第2メタルドーム133の頂部の反転・弾性復帰によって前記第2スイッチパターンの接続状態をON・OFFに切り替えるものである。また、第2メタルドーム133の頂部は下部突起123に接触可能であって、ボタン115に前記所定の第1押圧力よりも高い所定の第2押圧力以上の押圧力が作用したときに第2メタルドーム133の頂部が反転するように構成されている。
従って、指でプッシュ操作してボタン115を下方向へ移動させると、上部突起119が可動スペーサ121に対して下方向へ移動して、上部突起119により第1メタルドーム131の頂部を反転させる。これによって、前記第1スイッチパターンの接続状態をOFFからONに切り替えることができる。
そして、指でプッシュ操作してボタン115を更に下方向へ移動させると、可動スペーサ121がホルダ111に対して下方向へ移動して、下部突起123により第2メタルドーム133の頂部を反転させる。これによって、前記第1スイッチパターンに続いて、前記第2スイッチパターンの接続状態をOFFからONに切り替えることができる。
なお、前記第1スイッチパターン及び前記第2スイッチパターンの接続状態をONに切り替えた後で、ボタン115の押圧状態を解除すると、第1メタルドーム131の頂部及び第2メタルドーム133の頂部をそれぞれ弾性復帰させて、前記第1スイッチパターン及び前記第2スイッチパターンの接続状態をONからOFFに切り替えることができる。
なお、本発明に関連する先行技術として特許文献1に示すものがある。
特開2002−93283号公報
ところで、前述の従来の2段式プッシュスイッチ101にあっては、筐体103内にボタン115及び可動スペーサ121を上下方向へ移動可能に支持するホルダ111が設けられているため、ホルダ111の上下方向の長さ(厚み)に応じて筐体103の厚みを厚くする必要がある。そのため、ホルダ111が2段式プッシュスイッチ101の薄型化の障害になって、2段式プッシュスイッチ101の有効利用を図ることが困難であるという問題がある。
そこで、本発明は、ホルダ111に相当する構成要素を省略することができる、新規な構成の2段式プッシュスイッチを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明にあっては、上面に開口部が形成され、底面に上方向へ突出した下部突起が形成され、底面における前記下部突起の周辺に複数のガイド孔が貫通して形成された筐体と;
前記開口部内に配置され、ドーム状に構成され、前記筐体に対して上下方向(垂直方向)へ移動可能かつ離脱不能であって、天井面に下方向に突出した上部突起が形成され、天井面における前記上部突起の周辺に対応する前記ガイド孔に上下方向へ移動可能にそれぞれ案内支持される複数のスライドピンが形成され、指でプッシュ操作されるボタンと;
前記ボタン内に配置され、複数の前記スライドピンに上下方向へ案内支持される可動スペーサと;
前記可動スペーサの上面に設置されかつ導電性の第1スイッチパターンを有した第1回路部と、前記可動スペーサの下面に設置されかつ導電性の第2スイッチパターンを有した第2回路部と、前記第1回路部と前記第2回路部の間に連結されかつ折り曲げられた折曲げ部とを備えたフレキシブル回路基板と;
前記第1回路部に実装され、頂部が前記上部突起に接触可能であって、前記ボタンに所定の第1押圧力以上の押圧力が作用したときに頂部が反転するように構成され、頂部の反転・弾性復帰によって前記第1スイッチパターンの接続状態をON・OFFに切り替える導電性の第1メタルドームと;
前記第2回路部に実装され、頂部が前記下部突起に接触可能であって、前記ボタンに前記所定の第1押圧力と異なる所定の第2押圧力以上の押圧力が作用したときに頂部が反転するように構成され、頂部の反転・弾性復帰によって前記第2スイッチパターンの接続状態をON・OFFに切り替える導電性の第2メタルドームと;
を具備してなることを特徴とする。
ここで、「上下方向」とは、2段式プッシュスイッチを用いたポータブル機器等を基準とした上下方向のことではなく、2段式プッシュスイッチを基準とした上下方向のことをいう。
請求項1に記載の発明特定事項によると、前記所定の第2押圧力が前記所定の第1押圧力よりも大きい場合にあって、指でプッシュ操作して前記ボタンを下方向へ移動させると、前記上部突起が前記可動スペーサに対して下方向へ移動して、前記上部突起により前記第1メタルドームの頂部を反転させる。これによって、前記第1スイッチパターンの接続状態をOFFからONに切り替えることができる。
そして、指でプッシュ操作して前記ボタンを更に下方向へ移動させると、前記可動スペーサが前記筐体に対して下方向へ移動して、前記下部突起により前記第2メタルドームの頂部を反転させる。これによって、前記第1スイッチパターンに続いて、前記第2スイッチパターンの接続状態をOFFからONに切り替えることができる。
一方、前記所定の第2押圧力が前記所定の第1押圧力よりも小さい場合にあって、指でプッシュ操作して前記ボタンを下方向へ移動させると、前記可動スペーサが前記筐体に対して下方向へ移動して、前記下部突起により前記第2メタルドームの頂部を反転させる。これによって、前記第2スイッチパターンの接続状態をOFFからONに切り替えることができる。
そして、指でプッシュ操作して前記ボタンを更に下方向へ移動させると、前記上部突起が前記可動スペーサに対して下方向へ移動して、前記上部突起により前記第1メタルドームの頂部を反転させる。これによって、前記第2スイッチパターンに続いて、前記第1スイッチパターンの接続状態をOFFからONに切り替えることができる。
なお、前記第1スイッチパターン及び前記第2スイッチパターンの接続状態をONに切り替えた後で、前記ボタンの押圧状態を解除すると、前記第1メタルドームの頂部及び前記第2メタルドームの頂部をそれぞれ弾性復帰させて、前記第1スイッチパターン及び前記第2スイッチパターンの接続状態をONからOFFに切り替えることができる。
また、前述の作用の他に、前記ボタンの天井面に、対応する前記ガイド孔に上下方向へ移動可能にそれぞれ案内支持される複数の前記スライドピンが形成されてあって、前記可動スペーサが複数の前記スライドピンに上下方向へ案内支持されるため、前記2段式プッシュスイッチの構成の中から従来の2段式プッシュスイッチにおけるホルダに相当する構成要素を省略することができる。
更に、複数の前記スライドピンは対応する前記ガイド孔によって上下方向に移動可能にそれぞれ案内支持されてあって、前記可動スペーサは複数の前記スライドピンによって上下方向に移動可能に案内支持されているため、複数の前記スライドピンによって前記ボタンを前記筐体に対して水平方向(上下方向に直交する方向)へ位置決めすると共に、前記スライドピンによって前記可動スペーサを前記ボタンに対して(換言すれば前記筐体に対して)水平方向へ位置決めすることができる。
請求項1に記載の発明によれば、前記2段式プッシュスイッチの構成の中から従来の2段式プッシュスイッチ101におけるホルダ111に相当する構成要素を省略することができるため、前記2段式プッシュスイッチの薄型化を促進して、前記2段式プッシュスイッチの有効利用を容易に図ることができると共に、前記2段式プッシュスイッチの構成の簡略化して、前記2段式プッシュスイッチの生産性を向上させることができる。
特に、前記ボタンはドーム状に構成されてあって、前記可動スペーサは前記ボタン内に配置されているため、前記2段式プッシュスイッチの薄型化をより一層促進することができる。
また、複数の前記スライドピンによって前記ボタン及び前記可動スペーサを前記筐体に対して水平方向へ位置決めできるため、指でプッシュ操作して前記ボタンを下方向へ移動させると、常に、前記上部突起により前記第1メタルドームの頂部を押圧すると共に、前記下部突起により前記第2メタルドームの頂部を押圧することできる。よって、前記2段式プッシュスイッチのスイッチ動作が安定して、前記2段式プッシュスイッチの品質を向上させることができる。
本発明の最良の形態について図1から図4を参照して説明する。
図1は、図3におけるI-I線に沿った拡大断面図であって、図2は、図3におけるII-II線に沿った拡大断面図であって、図3は、本発明の最良の形態に係わる2段式プッシュスイッチの平面図であって、図4は、第1メタルドーム及び第2メタルドームを実装したフレキシブル回路基板の一部を示す図である。
ここで、「上下」とは、特許公報掲載時の図面の向きを基準として、図1及び図2において上下,図3において紙面に向かって表裏のことをいう。
図1から図3に示すように、本発明の最良の形態に係わる2段式プッシュスイッチ1は、例えばデジタルビデオカメラ,デジタルスチルカメラ等のポータブル機器等に用いられる電子部品であって、筐体3を電子部品ベースとして具備している。
筐体3は、金属製の支持プレート5と、天板7aと脚部7bとを有する樹脂製のカバー7からなり、カバー7が支持プレート5の上側に位置するように脚部7bと支持プレート5が熱カシメによって固定され、支持プレート5とカバー7が一体化した構造になっている。また、支持プレート5の上面(筐体3の底面)には、上方向へ突出した下部突起9が形成されており、支持プレート5の上面における下部突起9の周辺には、一対のガイド孔11が対称的に貫通して形成されている。更に、カバー7の天板7aには、円形状の開口部13が形成されている。なお、カバー7は、通常、樹脂モールド加工により成形される。
カバー3の開口部13には、指でプッシュ操作する樹脂製のボタン15が設けられており、このボタン15の頭部(上部)はドーム状に構成されてあって、ボタン15の頭部はカバー3の上面から上方向へ突出してある。また、ボタン15はカバー3に対して(筐体3に対して)上下方向へ移動可能であって、ボタン15がカバー3に対して離脱不能になるように、ボタン15の周縁下側には、開口部13の周縁部に下方向から突き当たり可能なフランジ状のストッパ17が形成されている。更に、ボタン15の天井面(裏面)の中央には、下方向へ突出した上部突起19が形成されており、ボタン15の天井面における上部突起19の周辺には、対応するガイド孔11に上下方向へ移動可能に支持される一対のスライドピン21が対称的に形成されている。なお、ボタン15は、通常、樹脂モールド加工により成形される。
ボタン15内には、円形状の樹脂製の可動スペーサ23が配置されており、この可動スペーサ23は、スライドピン21が貫通可能な一対の貫通孔23hを有してあって、これにより、一対のスライドピン21に上下方向へ移動可能に支持されるようになっている。
ここで、スライドピント21と対応するガイド孔11との間隙、及びスライドピン21と対応する貫通孔23hとの間隙は、それぞれ、0.1mm以上から0.2mm以下に設定されている。なお、ガイド孔11、スライドピン21、及び貫通孔23hの個数は、一対(2個)に限るものではなく、3個以上であってもよい。また、ガイド孔11の形状、スライドピン21の断面形状、及び貫通孔23hの形状は、円形に限るものではなく、多角形であってもよい。
図2及び図4に示すように、2段式プッシュスイッチ1は、主要な構成要素としてフレキシブル回路基板25を具備している。このフレキシブル回路基板25は、可動スペーサ23の上面(表面)に設置されかつ導電性の第1スイッチパターン27を有した第1回路部29と、可動スペーサ23の下面(裏面)に設置されかつ導電性の第2スイッチパターン31を有した第2回路部33と、第1回路部29と第2回路部33との間に連結されかつ折り曲げられた折曲げ部35とを備えている。なお、第1スイッチパターン27はインナー導体27aとリング状のアウター導体27bからなり、第2スイッチパターン31はインナー導体31aとリング状のアウター導体31bからなっている。
第1回路部29には、導電性の第1メタルドーム37が実装されており、この第1メタルドーム37は、第1メタルドーム37の頂部の反転・弾性復帰によって第1スイッチパターン27の接続状態をON・OFFに切り替えるものである。また、第1メタルドーム37の頂部は上部突起19に接触可能であって、ボタン15に所定の第1押圧力以上の押圧力が作用したときに第1メタルドーム37の頂部が反転するように構成されている。
第2回路部33には、導電性の第2メタルドーム39が実装されており、この第2メタルドーム39は、第2メタルドーム39の頂部の反転・弾性復帰によって第2スイッチパターン31の接続状態をON・OFFに切り替えるものである。また、第2メタルドーム39の頂部は下部突起9に接触可能であって、ボタン15に前記所定の第1押圧力よりも高い所定の第2押圧力以上の押圧力が作用したときに第2メタルドーム39の頂部が反転するように構成されている。
次に、本発明の最良の形態の作用について説明する。
指でプッシュ操作してボタン15を下方向へ移動させると、上部突起19が可動スペーサ23に対して下方向へ移動して、上部突起19により第1メタルドーム37の頂部を反転させる。これによって、第1スイッチパターン27の接続状態をOFFからONに切り替えることができる。
そして、指でプッシュ操作してボタン15を更に下方向へ移動させると、可動スペーサ23が筐体3に対して下方向へ移動して、下部突起9により第2メタルドーム39の頂部を反転させる。これによって、第1スイッチパターン27に続いて、第2スイッチパターン31の接続状態をOFFからONに切り替えることができる。
なお、第1スイッチパターン27及び第2スイッチパターン31の接続状態をONに切り替えた後で、ボタン15の押圧状態を解除すると、第1メタルドーム37の頂部及び第2メタルドーム39の頂部をそれぞれ弾性復帰させて、第1スイッチパターン27及び第2スイッチパターン31の接続状態をONからOFFに切り替えることができる。
ボタン15及び可動スペーサ23を筐体3に対して回転不能の状態の下で上下方向へそれぞれ移動させることができる。
また、前述の作用の他に、ボタン15の天井面には、対応するガイド孔11に上下方向へ移動可能にそれぞれ案内支持される一対のスライドピン21が形成されてあって、可動スペーサ23が一対のスライドピン21に上下方向へ案内支持されるため、2段式プッシュスイッチ1の構成の中から従来の2段式プッシュスイッチ101におけるホルダ111に相当する構成要素を省略することができる。
更に、一対のスライドピン21は対応するガイド孔11によって上下方向に移動可能にそれぞれ案内支持されてあって、可動スペーサ23は一対のスライドピン21によって上下方向に移動可能に案内支持されているため、一対のスライドピン21によってボタン15を筐体3に対して水平方向(上下方向に直交する方向)へ位置決めすると共に、一対のスライドピン21によって可動スペーサ23をボタン15に対して(換言すれば筐体3に対して)水平方向へ位置決めすることができる。
以上の如き、本発明の最良の形態によれば、2段式プッシュスイッチ1の構成の中から従来の2段式プッシュスイッチ101におけるホルダ111に相当する構成要素を省略することができるため、2段式プッシュスイッチ1の薄型化を促進して、2段式プッシュスイッチ1の有効利用を容易に図ることができると共に、2段式プッシュスイッチ1の構成の簡略化して、2段式プッシュスイッチ1の生産性を向上させることができる。
特に、ボタン15はドーム状に構成されてあって、可動スペーサ23はボタン15内に配置されているため、2段式プッシュスイッチ1の薄型化をより一層促進することができる。
また、一対のスライドピン21によってボタン15及び可動スペーサ23を筐体3に対して水平方向へ位置決めできるため、指でプッシュ操作してボタン15を下方向へ移動させると、常に、上部突起19により第1メタルドーム37の頂部を押圧すると共に、下部突起9により第2メタルドーム39の頂部を押圧することできる。よって、2段式プッシュスイッチ1のスイッチ動作が安定して、2段式プッシュスイッチ1の品質を向上させることができる。
なお、本発明は、前述の発明の最良の形態の説明に限るものではなく、例えば、ボタン15に前記所定の第1押圧力よりも高い所定の第2押圧力以上の押圧力が作用したときに第2メタルドーム39の頂部が反転するように構成される代わりに、ボタン15に前記所定の第1押圧力よりも低い所定の第2押圧力以上の押圧力が作用したときに第2メタルドーム39の頂部が反転するように構成され流用にする等、適宜の変更を行うことにより、その他種々の態様で実施可能である。
図3におけるI-I線に沿った拡大断面図である。 図3におけるII-II線に沿った拡大断面図である。 本発明の最良の形態に係わる2段式プッシュスイッチの平面図である。 第1メタルドーム及び第2メタルドームを実装したフレキシブル回路基板の一部を示す図である。 従来の2段式プッシュスイッチの拡大断面図である。
符号の説明
1…2段式プッシュスイッチ
3…筐体
5…支持プレート
7…カバー
9…下部突起
11…ガイド孔
13…開口部
15…ボタン
17…ストッパ
19…上部突起
21…スライドピン
23…可動スペーサ
25…フレキシブル回路基板
27…第1スイッチパターン
29…第1回路部
31…第2スイッチパターン
33…第2回路部
35…折曲げ部
37…第1メタルドーム
39…第2メタルドーム

Claims (1)

  1. 上面に開口部が形成され、底面に上方向へ突出した下部突起が形成され、底面における前記下部突起の周辺に複数のガイド孔が貫通して形成された筐体と;
    前記開口部内に配置され、ドーム状に構成され、前記筐体に対して上下方向へ移動可能かつ離脱不能であって、天井面に下方向に突出した上部突起が形成され、天井面における前記上部突起の周辺に対応する前記ガイド孔に上下方向へ移動可能にそれぞれ案内支持される複数のスライドピンが形成され、指でプッシュ操作されるボタンと;
    前記ボタン内に配置され、複数の前記スライドピンに上下方向へ案内支持される可動スペーサと;
    前記可動スペーサの上面に設置されかつ導電性の第1スイッチパターンを有した第1回路部と、前記可動スペーサの下面に設置されかつ導電性の第2スイッチパターンを有した第2回路部と、前記第1回路部と前記第2回路部の間に連結されかつ折り曲げられた折曲げ部とを備えたフレキシブル回路基板と;
    前記第1回路部に実装され、頂部が前記上部突起に接触可能であって、前記ボタンに所定の第1押圧力以上の押圧力が作用したときに頂部が反転するように構成され、頂部の反転・弾性復帰によって前記第1スイッチパターンの接続状態をON・OFFに切り替える導電性の第1メタルドームと;
    前記第2回路部に実装され、頂部が前記下部突起に接触可能であって、前記ボタンに前記所定の第1押圧力と異なる所定の第2押圧力以上の押圧力が作用したときに頂部が反転するように構成され、頂部の反転・弾性復帰によって前記第2スイッチパターンの接続状態をON・OFFに切り替える導電性の第2メタルドームと;
    を具備してなることを特徴とする2段式プッシュスイッチ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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