JP2005122586A - システム老朽化診断方法、システム老朽化診断装置及びシステム老朽化診断チェックシート - Google Patents

システム老朽化診断方法、システム老朽化診断装置及びシステム老朽化診断チェックシート Download PDF

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Abstract

【課題】 任意のシステムの老朽化を診断するシステム老朽化診断方法を用いたシステム老朽化診断装置を提供する。
【解決手段】 システム老朽化診断装置2は、データ制御部4を備え、このデータ制御部4には、診断対象システムの初期状態を示す初期情報等を入力する入力部6、入力された初期情報を記憶した初期情報記憶部8及び診断対象システムの動作履歴を示すシステムログを記憶したシステムログデータ記憶部10が接続されている。また、データ制御部4には、合目的性、信頼性、保守容易性及びコスト効率性等の評価基軸、及び、各評価基軸について初期情報とシステムログとを比較した評価結果等を記憶するデータ記憶部12、診断結果等を表示する表示部14及び診断結果の報告書等を印刷する印刷部16を備えている。
【選択図】 図1

Description

この発明は、任意のコンピュータシステムの老朽化を診断するシステム老朽化診断方法、任意のコンピュータシステムの老朽化を診断するシステム老朽化診断装置及び任意のコンピュータシステムの老朽化を診断する際に用いられるシステム老朽化診断チェックシートに関するものである。
従来、企業等において用いられているコンピュータシステムについて、コスト、保守容易性又は合目的性に基づく性能評価等が行われていた。例えば、コストとして、構築されたシステムが想定された成果を達成しているか否か、即ち、システムの活用により想定されたコストの削減を達成しているか否か等の評価が行われていた。また、例えば、保守容易性として、新たな機能の追加・変更等が行われた際に、追加された機能に関するマニュアル等の修正や追加された機能に関連するプログラムの修正等が適切に行われているか否か等についての評価が行われていた。更に、例えば、合目的性として、システムを構築した当初の目的と現在の利用状況が合致しているか否か等について評価が行われていた。
なお、システムの評価報告書を作成するものとして、エレベータ等の設備機器類の現状について報告するための診断報告書の作成を支援する診断報告書の作成支援システムが存在する(例えば、特許文献1参照)。この診断報告書の作成支援システムによれば、診断対象の設備機器の機種や修理履歴等を含む固定的な情報、診断報告書の書式データ及び保守員が携帯端末装置を用いて診断対象の設備機器について実際に計測した各種のデータに基づいて、統一的な形式による診断報告書を作成することができる。
特開平10−124580号公報
ところで、設備機器類については、上述のように従来から動作状況等の診断が行われ診断報告書が作成されているため、診断報告書に基づいて設備機器類の老朽化の状況等を判断することができる。一方、コンピュータシステムについては、コスト、保守容易性又は合目的性の個々の観点に基づいてコンピュータシステムの性能評価が行われるが、コンピュータシステムの老朽化等を把握するために必要となるコンピュータシステムの総合的な評価は行われていない。そのため、コンピュータシステムを更新するか否か等は、例えば、コンピュータシステム管理者の感覚や投資可能な資金の多寡に基づいて判断されていた。このような場合、実際には更新の必要がないコンピュータシステムであるにも拘わらずコンピュータシステムを更新したり、早急に更新等が必要な老朽化したコンピュータシステムの更新が行われない等の問題があった。
この発明の課題は、任意のコンピュータシステムの老朽化を客観的に診断するためのシステム老朽化診断方法、該システム老朽化診断方法を用いたシステム老朽化診断装置及び任意のコンピュータシステムの老朽化の診断に用いるシステム老朽化診断チェックシートを提供することである。
請求項1記載のシステム老朽化診断方法は、老朽化の診断対象システムの評価基軸である合目的性、信頼性、保守容易性及びコスト効率性を評価するための評価項目のそれぞれについて評価する評価ステップと、前記評価ステップにおける前記各評価基軸の評価項目に対する評価結果を入力する入力ステップと、前記入力ステップにおいて入力された評価結果を集計する集計ステップと、前記集計ステップにおいて集計された評価結果に基づいて、前記診断対象システムの老朽化を総合的に診断する老朽化診断ステップと、前記老朽化診断ステップにおける診断結果の報告書を作成する報告書作成ステップと、前記報告書作成ステップにおいて作成された報告書を出力する出力ステップとを含むことを特徴とする。
この請求項1記載のシステム老朽化診断方法によれば、合目的性、信頼性、保守容易性及びコスト効率性を評価基軸とした診断対象システムの評価結果に基づいて、診断対象システムの老朽化を総合的に診断し、診断結果の報告書を出力している。即ち、診断対象システムの老朽化の評価に必要不可欠な複数の評価基軸について多面的に評価した評価結果に基づいて診断対象システムの老朽化を診断しているため、多面的な評価に基づく客観的な診断結果を得ることができる。
また、請求項2記載のシステム老朽化診断方法は、前記評価ステップにおいて、前記診断対象システムの前記評価基軸である安定性、安全性、堅牢性及び柔軟性の中の少なくとも何れか一つの評価項目について更に評価することを特徴とする。
この請求項2記載のシステム老朽化診断方法によれば、診断対象システムの老朽化の評価に必要不可欠な評価基軸に、更に他の評価基軸を加えて評価を行っている。従って、例えば、診断対象システムが顧客に対するサービスを提供するコンピュータシステムの場合には、安定性の評価基軸を加えて評価を行い、顧客の個人情報を管理しているコンピュータシステムの場合には、安全性の評価基軸を加えて評価を行う等、必要な評価基軸を追加して老朽化の診断を行うことができ、より一層適切な診断結果を得ることができる。
また、請求項3記載のシステム老朽化診断方法は、前記評価基軸の中の任意の評価基軸に対して重みを付加する重み付けステップを更に含み、前記集計ステップにおいて、前記重み付けステップにおいて付加された重みに基づいて、前記評価結果を集計することを特徴とする。
この請求項3記載のシステム老朽化診断方法によれば、診断対象システムを評価する際の評価基軸の中の任意の評価基軸に対して重みを付加している。従って、例えば、診断対象システムの利用目的等に対応させて、重点的に評価すべき評価基軸に重みを付加して老朽化の診断を行うことができるため、診断対象システムの利用目的等を考慮した適切な診断結果を得ることができる。
また、請求項4記載のシステム老朽化診断装置は、老朽化の診断対象システムの初期状態を示す初期情報を記憶する初期情報記憶手段と、前記診断対象システムの動作履歴を示すシステムログを記憶するシステムログ記憶手段と、前記診断対象システムの評価基軸である合目的性、信頼性、保守容易性及びコスト効率性を評価するための評価項目を記憶する評価項目記憶手段と、前記初期情報及び前記システムログに基づいて前記評価軸のそれぞれの評価項目についての評価を行う評価手段と、前記評価手段による前記評価基軸のぞれぞれの評価項目についての評価結果を集計する集計手段と、前記集計手段により集計された評価結果に基づいて、前記診断対象システムの老朽化を総合的に診断する老朽化診断手段と、前記老朽化診断手段による診断結果の報告書を作成する報告書作成手段と、前記報告書作成手段により作成された報告書を出力する出力手段とを備えることを特徴とする。
この請求項4記載のシステム老朽化診断装置によれば、診断対象システムが構築された当初の性能や機能等の診断対象システムの初期状態を示す初期情報と、診断対象システムの動作履歴を示すシステムログとに基づいて、診断対象システムの老朽化の評価に必要不可欠な各評価基軸に対する評価を行い、評価結果に基づいて診断対象システムの老朽化を診断し、診断結果の報告書を出力している。即ち、必要不可欠な複数の評価基軸について多面的に評価した評価結果に基づく診断対象システムの老朽化を診断した客観的な診断結果を容易に得ることができる。
また、請求項5記載のシステム老朽化診断装置は、前記評価項目記憶手段が前記診断対象システムの評価基軸である安定性、安全性、堅牢性及び柔軟性の少なくとも何れか一つを評価するための評価項目を更に記憶することを特徴とする。
この請求項5記載のシステム老朽化診断装置によれば、合目的性等の必要不可欠な評価基軸に加えて、更に、安定性等の評価基軸についての評価を行っている。従って、例えば、診断対象システムに対して求められる性能等に基づいて、必要な評価基軸を追加して老朽化の診断を行うことにより、より一層多面的に評価された評価結果に基づく適切な診断結果を得ることができる。
また、請求項6記載のシステム老朽化診断装置は、前記評価基軸の中の任意の評価基軸に対して重みを付加する重み付け手段を更に備え、前記評価結果集計手段は、前記重み付け手段により付加された重みに基づいて、前記評価結果を集計することを特徴とする。
この請求項6記載のシステム老朽化診断装置は、診断対象システムを評価する際の評価基軸の中の任意の評価基軸に対して重みを付加し、付加された重みに基づいて評価結果を集計している。従って、例えば、診断対象システムの利用目的等に基づいて、重点的に評価すべき評価基軸に重みを付加して老朽化の診断を行うことができるため、診断対象システムの利用目的等を考慮した適切な診断結果を容易に得ることができる。
また、請求項7記載のシステム老朽化診断装置は、前記各評価基軸の評価項目に対する評価結果を入力する入力手段を更に備えることを特徴とする。
この請求項7記載のシステム老朽化診断装置は、例えば、初期情報とシステムログとの比較によっては評価することができない評価項目が存在する場合には、該評価項目に対する評価結果を入力し、診断対象システムの老朽化を診断することができる。従って、例えば、診断対象システムが、外部環境の変化等により登場した代替手段と比較した場合に優位性を保持しているか否か等の評価結果を加味した的確な診断結果を得ることができる。
また、請求項8記載のシステム老朽化診断チェックシートは、請求項1〜請求項3の何れか一項に記載のシステム老朽化診断方法により行われるシステム老朽化診断の前記各評価基軸の評価項目に対する評価を行う際に用いることを特徴とする。
この請求項8記載のシステム老朽化診断チェックシートによれば、必要な評価項目が記載されているため、例えば、診断対象システムの管理者等がこのシステム老朽化診断チェックシートを用いて容易に診断対象システムの老朽化の評価を行うことができる。
また、請求項9記載のシステム老朽化診断チェックシートは、請求項4〜請求項7の何れか一項に記載のシステム老朽化診断装置により行われるシステム老朽化診断の前記各評価基軸の評価項目に対する評価を行う際に用いることを特徴とする。
この請求項9記載のシステム老朽化診断チェックシートによれば、必要な評価項目が記載されているため、例えば、初期情報が存在しない診断対象システムについても、このシステム老朽化診断チェックシートを用いて、診断対象システムの老朽化を診断する際に用いられる評価を行うことができる。従って、老朽化を診断することを考慮することなく構築されたシステムについても、容易に老朽化の診断を行うことができる。
この発明に係るシステム老朽化診断方法よれば、診断対象システムの老朽化の評価に必要不可欠な複数の評価基軸の評価項目に対する評価結果に基づいて、診断対象システムの老朽化を診断している。即ち、多面的な観点に基づく評価結果に基づいて、診断対象システムの老朽化を客観的に診断することができる。従って、例えば、システム管理者の感覚等、不明確な基準に基づくシステムの更新等による不必要な経費の浪費を適切に防止し、老朽化の診断結果の報告書をシステムの更新や入替等の時期を的確に判断する際の有用な資料として用いることができる。
また、この発明に係るシステム老朽化診断装置によれば、診断対象システムの初期状態を示す初期情報とシステムの動作履歴を示すシステムログとに基づいて、診断対象システムの老朽化の評価に不可欠な各評価基軸の評価項目に対する評価結果に基づいて、診断対象システムの老朽化を診断している。従って、診断対象システムの老朽化を客観的な基準に基づいて、容易、かつ、的確に診断することができ、システムの入替等の時期を判断するための有用な資料を容易に得ることができる。
また、この発明に係るシステム老朽化診断チェックシートによれば、必要な評価項目が記載されているため、このシステム老朽化診断チェックシートを用いて容易、かつ、手軽に診断対象システムの老朽化を評価するために必要な評価基軸の評価項目についての評価を行うことができる。
以下、図面を参照してこの発明の実施の形態に係るシステム老朽化診断装置について説明する。なお、以下においては、企業内に設置されているコンピュータシステムについて老朽化を診断する場合を例として説明する。
図1は、この発明の実施の形態に係るシステム老朽化診断装置のブロック構成図である。システム老朽化診断装置2は、図1に示すように、システム老朽化診断装置2におけるデータの処理を制御するデータ制御部4を備えている。このデータ制御部4には、老朽化の診断対象となっているコンピュータシステム(診断対象システム)の初期の状態を示す初期情報等を入力する入力部6及び入力部6を介して入力された初期情報を記憶する初期情報記憶部8が接続されている。また、データ制御部4には、診断対象システムの動作状況を示すシステムログのデータを記憶しているシステムログデータ記憶部10及び診断対象システムの診断結果等を記憶するデータ記憶部12が接続されている。更に、データ制御部4には、診断対象システムの診断結果等を表示する表示部14及び表示部14に表示された診断結果等を印刷する印刷部16が接続されている。なお、表示部14は、液晶ディスプレイ等により構成されており、印刷部16はプリンタ等により構成されている。
初期情報記憶部8には、構築された当初の診断対象システムの状態を示す初期情報、即ち、診断対象システムの性能や機能等の仕様を示す情報が記憶されている。この初期情報には、例えば、所定の伝票を作成する処理において、必要な数値を入力してから伝票が作成されるまでに費やすことができる時間等、診断対象システムにおいて行われる各種処理毎の処理時間の限界値や、診断対象システムにおけるデータボリュームの最高値や診断対象システムを構成することができる端末の数を示す設定可能な端末数の限度数等の情報が含まれている。更に、初期情報には、診断対象システムを構成するコンピュータシステム構成機器の各々に関する保守期限を示す情報等が含まれている。なお、この初期情報は、コンピュータシステム設計者等がコンピュータシステムを構築する際に、予め診断対象となるシステムに登録しておいた情報を、診断を行う際に入力部6を介してこのシステム老朽化診断装置2に入力し、初期情報記憶部8に記憶させる。
また、システムログデータ記憶部10には、診断対象システムの動作状況を示すシステムログのデータ(システムログデータ)が記憶されている。このシステムログデータには、例えば、診断対象システムにおける各種業務処理を開始した時刻、各種業務処理を終了した時刻、診断対象システムのデータボリュームの値、診断対象システムを構成する端末の数、利用者数及び各種業務処理を行うためのメニューの実行回数等を示すデータが含まれている。なお、このシステムログデータは、診断対象システムにおいて各種の処理が行われる毎に、また、診断対象システムを構成する端末が追加等される毎に自動的に記録されている。従って、診断対象システムの老朽化を診断する際に、診断対象となるシステムに記憶されているシステムログデータが入力部6を介してこの老朽化診断装置2に入力され、システムログデータ記憶部10に記憶される。
また、データ記憶部12には、各評価基軸に基づいて診断対象システムの老朽化を評価するための評価項目が記憶されている。この実施の形態に係るシステム老朽化診断装置2においては、評価基軸である合目的性、信頼性、安定生、安全性、堅牢性、柔軟性、保守容易性及びコスト効率性の8つの評価基軸のそれぞれについて4つの評価項目が記憶されている。
例えば、合目的性の評価基軸については、「構築時に設定された目的を満足している」、「利用開始後新たに追加・削除された目的との整合性が取れている」、「代替手段との比較優位性を維持している」及び「外部要因の変化に照らし、システム更改基準、利用停止基準が策定されている」という評価項目が記憶されている。また、信頼性の評価基軸については、「入力から出力までの情報経路・システム内での加工方法・手順がすべて明文化されている」、「当初想定した業務フローから逸脱していないことが確認できる(時間、情報の質)」、「利用開始後に実施されたすべての追加修正箇所をトレースすることが可能である」及び「利用方法について定期的な教育が実施されマニュアルの更新もされている」という評価項目が記憶されている。
また、保守容易性の評価基軸については、「機能追加・変更の都度、ドキュメントを修正しプログラムと一致させている」、「想定された利用方法以外の使い方(マニュアルに無い使い方)をしていない」、「構築当初の機能数に対し現在の機能数が大幅に増加していない。想定内である。」及び「利用していない機能の割合が十分少ない。増加していない。」という評価項目が記憶されている。更に、コスト効率性の評価基軸については、「正確性を維持するための追加的な補正コスト(定常的な人的補正作業)はかけていない」、「ハード性能の向上など技術革新の成果を享受できている」、「不要な出力は抑制され、運用処理そのものも削除されている」及び「システムを維持するための要員維持(教育も含む)コストは効果に比べ妥当である」という評価項目が記憶されている。また、その他の評価基軸、即ち、信頼性、安定性、安全性、堅牢性及び柔軟性のそれぞれの評価基軸についても、それぞれ4つの評価項目が記憶されている(図2参照)。
また、データ記憶部12には、システム老朽化診断チェックシート、即ち、診断対象システムについて各評価基軸に基づいて老朽化の評価をする際に用いられるシステム老朽化診断チェックシートのフォーマットを示すデータが記憶されている。即ち、システム老朽化診断チェックシートには、評価基軸を表示する欄、評価項目を表示する欄、評価項目についての補足説明を表示する欄及び各評価項目に対する評価結果を記入する欄が設けられている。
図2は、システム老朽化診断チェックシートを示す図である。システム老朽化診断チェックシートにおいては、図2に示すように、8つの評価基軸のそれぞれについて、4つの評価項目が設けられており、合計32の評価項目が設けられている。また、32の評価項目の各々について、評価項目の内容を補足する説明及び評価項目に対する評価を記入する欄(評価記入欄)が設けられている。
ここで、各評価項目に対する評価は、「○」、「△」、「×」の三段階により行われる。即ち、評価項目を満たしている場合には「○」と評価され、評価項目の一部を満たしていない場合には「△」と評価される。また、評価項目を満たしていない場合には、「×」と評価される。なお、「○」は、1点に、「△」は0.5に、「×」は0点に換算され、評価結果の集計が行われる。
次に、図3のフローチャートを参照して、この発明の実施の形態に係るシステム老朽化診断装置における診断対象システムの老朽化診断処理について説明する。なお、以下に説明する処理は、システム老朽化診断処理装置2のデータ制御部4において行われる。
まず、初期情報記憶部8に記憶されている初期情報とシステムログデータ記憶部10に記憶されているシステムログとを比較することにより、データ記憶部12に記憶されている評価基軸である合目的性、信頼性、安定性、安全性、堅牢性、柔軟性、保守容易性及びコスト効率性のそれぞれの評価項目について診断対象システムの評価を行う(ステップS10)。例えば、評価基軸の安定性について、初期情報記憶部8に記憶されている初期情報に含まれている「データボリュームの最高値や設定可能な端末の限度数」を示す情報等と、システムログデータ記憶部10に記憶されているシステムログのデータの中で、システムの「データボリュームの値やシステムを構成する端末数」を示すシステムログとを比較することにより、評価項目「当初制限(データボリューム・端末数等)内で利用している」についての評価を行う。
なお、評価項目「当初制限(データボリューム・端末数等)内で利用している」については、以下の基準により評価が行われる。即ち、コンピュータシステム機器構成を検討する際は、利用状況(データボリューム・端末数等)を想定し、これらを前提として最適なコンピュータシステムパフォーマンスを得ることができるようにメモリやディスク容量等の各種リソースを決定する。こうした前提から逸脱し、想定外の状況で利用を続けた場合はコンピュータシステムパフォーマンスや安定性の低下の要因となり得る。従って、コンピュータシステム構成決定時の前提内で、即ち、システムログにより示されるデータボリュームが初期情報として設定されたデータボリュームの範囲内であって、かつ、システムログにより示されるその時点において診断対象システムを構成している端末数が初期情報として設定された端末数の範囲内である場合には評価が「○」となり、初期情報により示された当初の設定範囲内を逸脱している場合には評価が「×」となる。また、データボリュームは初期情報として設定されたデータボリュームの範囲内であるが、システムを構成する端末数が設定可能な端末数の限度数よりも多くなっている場合等、当初の設定範囲の一部を逸脱している場合には、評価が「△」となる。また、その他の評価基軸の評価項目、即ち、合目的性、信頼性、安全性、堅牢性、柔軟性、保守容易性及びコスト効率性のそれぞれの評価項目についても評価が行われ、各評価項目に対する評価結果がデータ記憶部12に記憶される。
次に、データ記憶部12に記憶されている評価基軸の評価項目の中で、評価が行われてない評価項目(未評価の評価項目)が存在するか否かを判断する(ステップS11)。ここで、評価項目の中には、初期情報記憶部8に記憶されている初期情報とシステムログデータ記憶部10に記憶されているシステムログとの比較や、システムログとして記録されている内容に基づいてのみでは評価することができない評価項目が存在する。例えば、安定性の評価基軸の評価項目の中の「障害時の復旧時間は短く安定している」という評価項目は、発生する障害の傾向が整理され、対応方法等が理解されることにより、障害対応にかかる時間が短くなっているか否かを評価する項目である。一方、初期情報記憶部8に記憶されている初期情報は、システムの初期状態を示しているため、当然、発生した障害に関する情報は含まれていない。また、システムログデータ記憶部10においては、発生した障害の種類によっては診断対象システムが停止している場合があり、発生した障害の内容や障害の復旧に要した時間等、発生した障害に関する情報を示すシステムログを記録することができない場合がある。従って、このような評価項目は初期情報とシステムログとを比較しても評価することができず未評価の評価項目となる。また、例えば、「パスワード管理を行い、定期的な更新を実施できている」という評価項目は、診断対象システムに対するログインを示すシステムログやパスワードの更新履歴を示すシステムログに基づいて評価を行うことができる。その一方、「人事異動に合わせ権限設定を更新している(正しく運用している)」という評価項目は、人事異動の内容を示すデータと照らし合わせなければ評価を行うことができないため、システムログのみでは評価を行うことができないため、未評価の評価項目となる。
未評価の評価項目が存在する場合には(ステップS11)、該未評価の評価項目を表示部14に表示する(ステップS12)。即ち、データ記憶部12に記憶されている評価基軸の評価項目を示すデータに基づいて、初期情報記憶部8に記憶されている初期情報とシステムログデータ記憶部10に記憶されているシステムログとの比較やシステムログのみでは評価を行うことができない未評価の評価項目を表示部14に表示する。
図4は、表示された未評価の評価項目の一例を示す図である。未評価の評価項目は、図4に示すように、評価基軸、未評価の評価項目及び補足する説明が表示される。また、評価項目に対する評価を示す「該当」ボタン、「一部該当」ボタン及び「非該当」ボタンが評価項目が表示されている欄の下部に表示される。
次に、表示部14に表示されている未評価の評価項目について診断対象システムに対する評価結果を入力する(ステップS13)。即ち、表示部14に表示されている「該当」ボタン、「一部該当」ボタン及び「非該当」ボタンの中の何れかのボタンをマウス等のポインティングデバイスを用いて指定しクリックすることにより、表示されている評価項目について診断対象システムに対する評価を入力する。なお、表示部14に表示されている「該当」ボタンがマウス等のポインティングデバイスを用いて指定されクリックされた場合には、表示されている評価項目の評価として「○」がデータ記憶部12に記憶され、「一部該当」ボタンがポインティングデバイスを用いて指定されクリックされた場合には、表示されている評価項目の評価として「△」がデータ記憶部12に記憶される。また、「非該当」ボタンがポインティングデバイスを用いて指定されクリックされた場合には、表示されている評価項目の評価として「×」がデータ記憶部12に記憶される。
ここで、未評価の評価項目についての診断対象システムに対する評価は、図2に示すシステム老朽化診断チェックシートを用いて行うようにしてもよい。即ち、上述のステップS10において評価された評価項目に対しては評価記入欄に「○」、「△」又は「×」の何れかの評価結果を示し、未評価の評価項目に対する評価記入欄のみを空欄としたシステム老朽化診断チェックシートを印刷部16を介して印刷する。そして、印刷されたシステム老朽化診断チェックシートを用いて未評価の評価項目について診断対象システムに対する評価結果を評価記入欄に記入し、システム老朽化診断チェックシートに記入された評価結果を入力部6を介してシステム老朽化診断装置2に入力するようにしてもよい。
なお、診断対象システムの評価基軸である合目的性等を評価するための全ての評価項目についての評価をシステム老朽化診断チェックシートを用いて行うようにしてもよい。即ち、データ記憶部12に記憶されている評価基軸の評価項目及びシステム老朽化診断チェックシートのフォーマットに基づくシステム老朽化診断チェックシートを印刷部16を介して印刷し、印刷されたシステム老朽化診断チェックシートを用いて評価項目に対する評価を行うようにしてもよい。この場合に、システム老朽化診断チェックシートの評価記入欄(図2参照)に記入された評価結果を入力部6を介してシステム老朽化診断装置2に入力し、以下に説明するステップS15からの処理を行う。このシステム老朽化診断チェックシートを用いた評価項目についての評価は、例えば、評価対象システムの運用管理を行っているコンピュータシステム管理者等により行われる。
次に、全ての未評価の評価項目に対する評価が入力された場合には(ステップS14)、各評価基軸に対する評価結果の集計を行う(ステップS15)。即ち、8つの評価基軸について、それぞれの評価基軸の4つの評価項目、即ち、32の評価項目の全てについての評価が入力された場合には、「○」を1点、「△」を0.5点、「×」を0点に換算し、各評価基軸の評価結果を示す点数を集計する。例えば、安定性の評価基軸に対する評価項目の評価が、「×」、「×」、「×」及び「○」となっている場合には、安定性の評価結果を示す点数として「1」が集計される。なお、集計結果は、各評価基軸毎にデータ記憶部12に記憶される。
次に、ステップS15において集計された評価結果に基づいて、診断対象システムの老朽化について総合的に診断する(ステップS16)。即ち、まず、データ記憶部12に記憶されている集計結果に基づいて、データ記憶部12に記憶されている8つの評価基軸を用いたレーダチャート(図5参照)を作成する。
図5は、診断対象システムの評価結果に基づいて作成されたレーダーチャートの一例を示す図である。図5においては、各評価基軸に対する集計結果が合目的性「2」点、信頼性「2」点、安定性「1」点、安全性「3」点、堅牢性「1」点、柔軟性「2」点、保守容易性「1.5」点及びコスト効率性「0」点となった診断対象システムの評価結果に基づいて作成されたレーダーチャートを示している。
次に、作成されたレーダーチャートの面積、即ち、図5において斜線で示される部分の面積を算出する。そして、算出されたレーダーチャートの面積の値に基づいて、診断対象システムの老朽化が診断される。即ち、新たなコンピュータシステムは、合目的性等の8つの評価基軸を用いたレーダチャートが正8角形となるように構築されるため、構築当初のコンピュータシステムのレーダーチャートの面積の値は必ず最大の値となる。従って、算出されたレーダーチャートの面積の値の構築当初のレーダーチャートの面積の値に対する割合に基づいて診断対象システムの老朽化を診断することができる。ここで、例えば、算出されたレーダーチャートの面積の値が当初のレーダーチャートの面積に対して80%以上となっている場合には老朽化していない、80〜60%以内となっている場合には診断対象システムの一部更新を検討する必要がある、60%未満となっている場合には診断対象システムの入替を検討すべき等のように、面積値の割合に応じて老朽化を診断するようにしてもよい。なお、作成されたレーダーチャート、算出されたレーダーチャートの面積の値及び診断対象システムの老朽化についての診断結果は、それぞれデータ記憶部12に記憶される。
次に、ステップS16における診断対象システムの診断結果の報告書を作成し(ステップS17)、作成された報告書を印刷する(ステップS18)。即ち、データ記憶部12に記憶されているシステム老朽化診断チェックシート(図2参照)、各評価基軸の評価項目のそれぞれに対する評価結果、評価結果の集計結果及び集計結果に基づいて作成されたレーダーチャートにより構成される報告書を作成し、作成された報告書を印刷部16を介して印刷する。
図6は、診断対象システムについての診断結果の報告書の一例を示す図である。報告書には、図6に示すように、評価基軸、評価項目、評価項目の補足説明及び評価結果を含むシステム老朽化診断チェックシート(図2参照)と、評価基軸毎に評価結果を集計した集計結果及び集計結果に基づいて作成されたレーダーチャートが含まれている。評価基軸としては、合目的性、信頼性、安定性、安全性、堅牢性、柔軟性、保守容易性及びコスト効率性の8つが示されており、それぞれの評価基軸毎に4つの評価項目が示されている。また、各評価項目について補足説明、即ち、評価の目的についての説明が示されており、各評価項目に対応して「○」、「△」又は「×」の何れかの評価結果が評価記入欄に示されている。また、集計結果として、評価記入欄に示されている評価の中で、「○」を1点、「△」を0.5点、「×」を0点として各評価基軸に対する評価を点数化した値が示されている。更に、診断対象システムの老朽化のレベルを視覚的に容易に把握することができるレーダーチャートが示されている。
この発明の実施の形態に係るシステム老朽化診断装置によれば、8つの評価基軸の評価項目のそれぞれに対する診断対象システムの評価結果に基づいて、診断対象システムの老朽化を総合的に診断することができる。即ち、診断対象システムを多面的に評価することにより、コンピュータシステムがどの程度老朽化しているのかを客観的に診断することができる。従って、客観的な診断結果に基づいてコンピュータシステムの更新や入替を行うか否かを的確に判断することができる。
また、この発明の実施の形態に係るシステム老朽化診断装置によれば、初期情報とシステムログとを比較して各評価項目について診断対象システムを評価し、診断対象システムの老朽化を総合的に診断することができる。即ち、コンピュータシステムを構築する際に、コンピュータシステムの初期状態を示す情報を登録しておくことにより、コンピュータシステムの老朽化を容易に診断することができる。
また、この発明の実施の形態に係るシステム老朽化診断装置によれば、評価基軸、評価項目、評価項目の補足説明、評価結果及びレーダーチャートを含む報告書を作成することができる。従って、評価項目、補足説明及び評価結果を参照して診断結果を詳細に検討することができると共に、レーダーチャートを参照して診断結果を視覚的に容易に把握することができる。そのため、例えば、複数のコンピュータシステムを用いて業務を行っている企業においては、何れのコンピュータシステムが最も老朽化しているか否かを容易に把握し、コンピュータシステムの更新等の優先順位を的確に判断することができる。
また、この発明の実施の形態に係るシステム老朽化診断方法によれば、合目的性、信頼性、安定性、安全性、堅牢性、柔軟性、保守容易性及びコスト効率性の8つの評価基軸の評価項目のそれぞれについての評価結果に基づいて、多面的にコンピュータシステムの老朽化を診断することができる。従って、例えば、顧客の情報管理に用いられるコンピュータシステム、企業内の会計処理に用いられるコンピュータシステム、日常の業務に用いられるコンピュータシステム等、コンピュータシステムの利用目的等に対応させて評価項目を変更する等の処理を行うことなく、多面的な評価結果に基づいて適切にコンピュータシステムの老朽化を診断することができる。
また、この発明の実施の形態に係るシステム老朽化診断チェックシートによれば、必要な評価項目が記載されているため、このシステム老朽化診断チェックシートを用いて容易、かつ、手軽に診断対象システムの老朽化を評価するために必要不可欠な評価基軸の評価項目についての評価を行うことができる。
なお、上述の実施の形態に係るシステム老朽化診断方法において、合目的性、信頼性、安定性、安全性、堅牢性、柔軟性、保守容易性及びコスト効率性の8つの評価基軸の評価項目に基づいて診断対象システムの老朽化を診断しているが、合目的性、信頼性、保守容易性及びコスト効率性の4つの評価基軸を評価するための評価項目に基づいて診断対象システムの老朽化を診断するようにしてもよい。また、合目的性、信頼性、保守容易性及びコスト効率性の4つの必要不可欠な評価基軸に、安定性、安全性、堅牢性及び柔軟性の中の何れか1つの評価基軸を加えた5つの評価基軸のそれぞれの評価項目に基づいて診断対象システムの老朽化を診断するようにしてもよい。更に、合目的性、信頼性、保守容易性及びコスト効率性の4つの必要不可欠な評価基軸に、安定性、安全性、堅牢性及び柔軟性の中の何れか2つの評価基軸を加えた6つの評価基軸のそれぞれの評価項目に基づいて診断対象システムの老朽化を診断するようにしてもよい。
また、上述の実施の形態に係るシステム老朽化診断装置においては、全ての評価基軸の評価結果についての評価結果を同等に扱っているが、何れかの評価基軸の評価項目についての評価結果に重点をおくようにしてもよい。即ち、任意の評価基軸に重み付けを行い、付与された重みに基づいて評価項目に付いての評価結果の集計を行うようにしてもよい。例えば、コンピュータシステムの利用目的等に対応させて、より重視される評価基軸に対して重み付けを行い評価項目についての評価結果を集計するようにしてもよい。
この発明の実施の形態に係るシステム老朽化診断装置のブロック構成図である。 この発明の実施の形態に係るシステム老朽化診断チェックシートの一例を示す図である。 この発明の実施の形態に係るシステムの老朽化を診断する処理を説明するためのフローチャートである。 この発明の実施の形態に係る未評価の評価項目の一例を示す図である。 この発明の実施の形態に係るレーダーチャートの一例を示す図である。 この発明の実施の形態に係る報告書の一例を示す図である。
符号の説明
2…システム老朽化診断装置、4…データ制御部、6…入力部、8…初期情報記憶部、10…システムログデータ記憶部、12…データ記憶部、14…表示部、16…印刷部。

Claims (9)

  1. 老朽化の診断対象システムの評価基軸である合目的性、信頼性、保守容易性及びコスト効率性を評価するための評価項目のそれぞれについて評価する評価ステップと、
    前記評価ステップにおける前記各評価基軸の評価項目に対する評価結果を入力する入力ステップと、
    前記入力ステップにおいて入力された評価結果を集計する集計ステップと、
    前記集計ステップにおいて集計された評価結果に基づいて、前記診断対象システムの老朽化を総合的に診断する老朽化診断ステップと、
    前記老朽化診断ステップにおける診断結果の報告書を作成する報告書作成ステップと、
    前記報告書作成ステップにおいて作成された報告書を出力する出力ステップと
    を含むことを特徴とするシステム老朽化診断方法。
  2. 前記評価ステップにおいて、
    前記診断対象システムの前記評価基軸である安定性、安全性、堅牢性及び柔軟性の中の少なくとも何れか一つの評価項目について更に評価することを特徴とする請求項1記載のシステム老朽化診断方法。
  3. 前記評価基軸の中の任意の評価基軸に対して重みを付加する重み付けステップを更に含み、
    前記集計ステップにおいて、
    前記重み付けステップにおいて付加された重みに基づいて、前記評価結果を集計することを特徴とする請求項1又は請求項2記載のシステム老朽化診断方法。
  4. 老朽化の診断対象システムの初期状態を示す初期情報を記憶する初期情報記憶手段と、
    前記診断対象システムの動作履歴を示すシステムログを記憶するシステムログ記憶手段と、
    前記診断対象システムの評価基軸である合目的性、信頼性、保守容易性及びコスト効率性を評価するための評価項目を記憶する評価項目記憶手段と、
    前記初期情報及び前記システムログに基づいて前記評価軸のそれぞれの評価項目についての評価を行う評価手段と、
    前記評価手段による前記評価基軸のぞれぞれの評価項目についての評価結果を集計する集計手段と、
    前記集計手段により集計された評価結果に基づいて、前記診断対象システムの老朽化を総合的に診断する老朽化診断手段と、
    前記老朽化診断手段による診断結果の報告書を作成する報告書作成手段と、
    前記報告書作成手段により作成された報告書を出力する出力手段と
    を備えることを特徴とするシステム老朽化診断装置。
  5. 前記評価項目記憶手段は、前記診断対象システムの評価基軸である安定性、安全性、堅牢性及び柔軟性の少なくとも何れか一つを評価するための評価項目を更に記憶することを特徴とする請求項4記載のシステム老朽化診断装置。
  6. 前記評価基軸の中の任意の評価基軸に対して重みを付加する重み付け手段を更に備え、
    前記評価結果集計手段は、
    前記重み付け手段により付加された重みに基づいて、前記評価結果を集計することを特徴とする請求項4又は請求項5記載のシステム老朽化診断装置。
  7. 前記各評価基軸の評価項目に対する評価結果を入力する入力手段を更に備えることを特徴とする請求項4〜請求項6の何れか一項に記載のシステム老朽化診断装置。
  8. 請求項1〜請求項3の何れか一項に記載のシステム老朽化診断方法により行われるシステム老朽化診断の前記各評価基軸の評価項目に対する評価を行う際に用いることを特徴とするシステム老朽化診断チェックシート。
  9. 請求項4〜請求項7の何れか一項に記載のシステム老朽化診断装置により行われるシステム老朽化診断の前記各評価基軸の評価項目に対する評価を行う際に用いることを特徴とするシステム老朽化診断チェックシート。
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