JP2008165358A - 看護支援システム - Google Patents

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JP2008165358A JP2006352124A JP2006352124A JP2008165358A JP 2008165358 A JP2008165358 A JP 2008165358A JP 2006352124 A JP2006352124 A JP 2006352124A JP 2006352124 A JP2006352124 A JP 2006352124A JP 2008165358 A JP2008165358 A JP 2008165358A
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剛 滝澤
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Abstract

【課題】 見直しが行われた個別看護計画を作成した医療従事者を容易に把握できるようにする。
【解決手段】 入力された看護実績により個別看護計画が変更されたと判定部13が判断した場合には、記憶制御部15により、変更されている個別看護計画情報と看護実績情報と評価度情報と個別看護計画を作成した作成者情報と担当医療従事者情報とを互いに紐付けて、カウント部14によってカウントされた変更回数情報を付してデータベース200に格納する。さらに抽出部16により、医療従事者が指定する抽出条件によりデータベース200に格納された個別看護計画情報をカウントされた回数情報に応じて抽出し、個別看護計画情報を作成した作成者情報および/または看護行為を行った担当医療従事者情報を抽出して、抽出結果を含んだ出力画面を生成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、病院などで個別の看護行為に基づいた個別看護計画に対する看護実績を入力し、取り纏める看護支援システムに関する。
一般に病院では、看護行為を効率的に進めるために看護支援システムが用いられている。従来の看護支援システムでは、あらかじめ病院で設定された標準看護計画から各患者向けの個別看護計画を作成し、その個別看護計画に沿って看護行為を実施した内容(看護実績)を管理している。
一般的に、標準看護計画は、病院の看護方針に基づいて、病院全体の看護計画として作成される。個別看護計画は、標準看護計画を各患者向けに合わせて医療従事者により作成される。看護実績は、個別看護計画で設定されている看護行為の看護時間やマンパワー度合いといった看護業務量に沿って看護師などの医療従事者が行った実際の看護行為の内容である。
さらに近年では、個別看護計画に対する看護実績を評価することができる看護業務管理システムが開示されている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2006−260437号公報
ところで、個別看護計画を作成する医療従事者によって、作成スキルが高かったり低かったりするので、作成スキルの低い医療従事者が作成した個別看護計画は、実際の看護業務量と差が生じることがある。特許文献1に記載の看護業務管理システムでは、個別看護計画に対して看護実績の評価を行うことにより、個別看護計画自体の見直しが可能である。しかしながら、特許文献1に記載の看護業務管理システムでは、個別看護計画を作成した医療従事者を示さないので、個別看護計画自体の見直しが行われても、個別看護計画を作成した医療従事者が特定されずに個別看護計画を作成した医療従事者の作成スキルが見直されないままとなってしまい、個別看護計画と実際の看護業務量との間に差が生じてしまうという問題があった。
また、実際に看護を行う担当医療従事者によって、看護スキルが高かったり低かったりするので、看護スキルの低い医療従事者が行う実際の看護業務量と個別看護計画との間に差が生じることがあった。しかしながら、特許文献1に記載の看護業務管理システムでは、見直しが行われた個別看護計画により実際に看護を行った担当医療従事者を示さないので、個別看護計画自体の見直しが行われても、実際に看護を行った担当医療従事者の看護スキルが見直されないままとなってしまい、個別看護計画と実際の看護業務量との間に差が生じてしまうという問題があった。
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、見直しが行われた個別看護計画を作成した医療従事者を容易に把握できるようにした看護支援システムを提供することを目的とする。
また、本発明の他の課題としては、見直しが行われた個別看護計画により実際に看護を行った担当医療従事者を容易に把握できるようにした看護支援システムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明の看護支援システムは、個別看護計画情報と個別看護計画の作成者を示す作成者情報とを格納するデータベースと、看護実績を入力する入力部と、入力部により入力された看護実績によって個別看護計画が変更されているか否かを判定する判定部と、個別看護計画が変更された場合に変更された個別看護計画情報と看護実績情報と作成者情報とを互いに紐付けて看護実績が変更されていることを示す変更情報を付してデータベースに格納する記憶制御部と、変更情報が付された変更された個別看護計画情報と作成者情報とをデータベースから抽出する抽出部とを備えるようにしている。
また、本発明の他の態様によれば、個別看護計画情報を格納するデータベースと、看護実績と医療従事者を示す担当医療従事者情報とを入力する入力部と、入力部により入力された看護実績によって個別看護計画が変更されているか否かを判定する判定部と、看護実績が変更された場合に変更された個別看護計画情報と看護実績情報と担当医療従事者情報とを互いに紐付けて個別看護計画が変更されていることを示す変更情報を付してデータベースに格納する記憶制御部と、変更情報が付された変更された個別看護計画情報と担当医療従事者情報とをデータベースから抽出する抽出部とを備えるようにしている。
上記のように構成された本発明によれば、変更された個別看護計画を作成した医療従事者が抽出されるので、医療従事者を管理する管理者などは、個別看護計画の作成者を把握することができ、作成スキルの高い作成者に変更したり、作成スキルの低い作成者に教育を受けさせたりすることができる。これにより、個別の看護行為に対する看護時間やマンパワー度合いといった看護業務量の定義の精度を上げた個別看護計画を作成することができる。
また、本発明の他の態様によれば、個別看護計画の変更を行った担当医療従事者が抽出されるので、管理者などは、変更を行った担当従事者を把握することができ、個別看護計画に適した担当医療従事者が担当するように配置転換を行ったり、変更を行った担当医療従事者に教育を受けさせたりすることができる。これにより、個別の看護行為に対する看護時間やマンパワー度合いといった看護業務量の定義の精度を上げた個別看護計画を作成することができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態による看護支援システムのハードウェア構成図を図1に示す。同図に示すように、本実施形態による看護支援システムは、制御部10、記憶部11(特許請求の範囲のデータベースに該当)、入力部12、判定部13、カウント部14、記憶制御部15、抽出部16、出力部17、外部インタフェース(I/F)部18から構成される所謂パーソナルコンピュータ(パソコン、以下、PC1とする)である。また、システムバス19を介して制御部10〜I/F部18が接続されている。
制御部10は、記憶部11〜I/F部18を後述するように制御する。記憶部11は、所謂HDD(ハードディスクドライブ)等の記憶装置で構成されている。記憶部11のデータ領域には、データベース200が記憶されている。データベース200は、患者個別の看護行為を実施するための個別看護計画を示す個別看護計画情報と、個別看護計画を作成した作成者を示す作成者情報と、個別看護計画毎に設定され看護内容の評価の度合いを示す評価度情報とを互いに紐付けて予め格納している。また、データベース200は、看護行為の内容を示す看護実績情報と、個別看護計画が変更されていることを示す変更情報と、看護行為を行った担当医療従事者を示す担当従事者情報とを記憶制御部15により格納する。
データベース200は、図2に示すように、計画No201、個別看護計画202、看護コメント203、カウント数204、評価度205、個別看護計画作成者206、担当医療従事者207を格納している。ここで、各項目201〜207は、計画No201毎に紐付けられている。また、評価度情報は、格納された数値の大小により、個別看護計画に該当する看護内容の難易度や看護業務量大小などの評価の度合いを示す。
また、記憶部11のデータ領域には、看護実績の入力や抽出条件の入力を受け付ける入力プログラムが記憶されている。また、記憶部11のデータ領域には、入力された看護実績により個別看護計画が変更されているか否かを判定する判定プログラムが記憶されている。また、記憶部11のデータ領域には、変更された回数をカウントするカウントプログラムが記憶されている。また、記憶部11のデータ領域には、変更されている個別看護計画情報と看護実績情報と評価度情報と作成者情報と担当医療従事者情報とを互いに紐付けて変更情報を付してデータベース200に格納する記憶制御プログラムが記憶されている。また、記憶部11のデータ領域には、医療従事者が指定する抽出条件(例えば、変更された個別看護計画であるもの)により、データベース200に格納された個別看護計画情報を抽出する抽出プログラムが記憶される。ここで、抽出プログラムは、カウント部14にてカウントされた回数に応じて変更された個別看護計画を抽出する(例えば、変更された回数が1回以上の個別看護計画を抽出する)。また、抽出プログラムは、抽出された個別看護計画情報を作成した作成者情報および/または抽出された個別看護計画に基づいて看護行為を行った担当医療従事者情報を抽出する。また、抽出プログラムは、抽出結果を含んだ出力画面を生成する。
入力部12は、記憶部11に記憶された入力プログラムを読み出して実行することにより、看護行為に対する看護実績の入力や抽出条件の入力を受け付ける処理を行う。また、入力部12は、看護実績を入力するための看護実績入力画面300を生成する。
看護実績入力画面300は、図3に示すように、各個別看護計画に対する看護実績を入力するための画面である。看護実績入力画面300は、個別看護計画表示欄301、評価開始日表示欄302、評価予定日表示欄303、評価選択欄304、看護コメント入力欄305、予定日変更ボタン306、OKボタン307、キャンセルボタン308を含んでいる。個別看護計画表示欄301には、あらかじめ登録された個別看護計画情報が表示される。評価開始日表示欄302には、あらかじめ登録された個別看護計画の評価開始日が表示される。評価予定日表示欄303には、あらかじめ登録された個別看護計画の評価予定日が表示される。評価選択欄304には、「終了」、「中止」、「継続」という評価が選択可能に表示される。
「終了」の評価は、該当する看護行為が計画通りまたは評価予定日(計画終了予定日)までに終了した場合に選択される。「終了」の評価が選択された場合には、判定部13は、あらかじめ登録された個別看護計画の変更なしと判断する。「中止」の評価は、該当する看護行為を実施している途中、何らかの理由で中止になった場合に選択される。「中止」の評価が選択された場合には、判定部13は、あらかじめ登録された個別看護計画の変更ありと判断する。「継続」の評価は、該当する看護行為が何らかの理由で評価予定日に終了することができず、引き続き看護を行う場合に選択される。「継続」の評価が選択された場合には、判定部13は、あらかじめ登録された個別看護計画の変更ありと判断する。
予定日変更ボタン306が押下されると、図示しない評価予定日変更画面が表示される。医療従事者は、この評価予定日変更画面を用いて評価予定日を変更することができる。このとき、評価予定日が当初の予定日から変更された場合には、判定部13は、あらかじめ登録された個別看護計画の変更ありと判断する。
OKボタン307が押下されると、記憶制御部15は、看護実績入力画面300で入力された各データを保存し、看護実績入力画面300を閉じる。また、キャンセルボタン308が押下されると、記憶制御部15は、看護実績入力画面300で入力されたデータに関係なく看護実績入力画面300を閉じる。
判定部13は、記憶部11に記憶された判定プログラムを読み出して実行することによって、入力部12による看護実績の入力により個別看護計画が変更されているか否かを判定する処理を行う。
カウント部14は、個別看護計画が変更されていると判定部13が判断した場合に記憶部11に記憶されたカウントプログラムを読み出して実行することによって、変更された回数をカウントする処理を行う。ここで、データベース200に格納される変更情報は、カウント部14によりカウントされた回数情報である。
記憶制御部15は、記憶部11に記憶された記憶制御プログラムを読み出して実行することによって、変更されている個別看護計画情報と看護実績情報と評価度情報と作成者情報と担当医療従事者情報とを互いに紐付けて、カウント部14によりカウントされた回数情報を付してデータベース200に格納する処理を行う。
抽出部16は、記憶部11に記憶された抽出プログラムを読み出して実行することによって、入力部12に入力された抽出条件(例えば、変更された個別看護計画であるもの)により、データベース200に格納された個別看護計画情報を抽出する。ここで、抽出部16は、カウント部14にてカウントされた回数に応じて変更された個別看護計画を抽出する(例えば、変更された回数が1回以上の個別看護計画を抽出する)。また、抽出プログラムは、抽出された個別看護計画情報に該当する作成者情報および/または担当医療従事者を抽出する。また、抽出部16は、抽出結果(例えば、個別看護計画の変更を行った担当医療従事者に対する評価)を含んだ評価抽出画面400を生成する処理を行う。
評価抽出画面400は図4に示すように、個別看護計画の作成者および個別看護計画を行った担当医療従事者に対する評価を示す。評価抽出画面400は、計画No表示欄401、カウント数表示欄402、個別看護計画表示欄403、評価期間(変更前)表示欄404、評価期間(変更後)表示欄405、個別看護計画作成者表示欄406、担当医療従事者表示欄407を含んでいる。カウント数表示欄402は、データベース200に格納されているカウント数204の数値(個別看護計画の変更を行った回数)である。評価抽出画面400では、変更された個別看護計画の作成者および担当医療従事者が一覧表示される。これにより、医療従事者は、変更された個別看護計画の作成者と、変更された個別看護計画を実施した担当医療従事者とを把握できる。ここで、本実施形態は、変更された回数が1回以上の個別看護計画をすべて抽出し、変更回数の多いものを上位に表示しているが、この他にも計画Noの順に表示しても良い。
出力部17は、抽出部14で生成された評価抽出画面400を所謂ディスプレイやプリンタ等の出力装置へ出力するものである。I/F部18は、ネットワーク(図示しない)を介して本実施形態による看護支援システムをサーバや他の端末と接続している。なお、この例では、看護支援システムとしてPC1が用いられているが、この他にもPDA(Personal Digital Assistants)端末を用いても良い。
本実施形態による看護支援システムの処理を示すフローチャートを図5に示す。同図に示すように、看護支援システムは、データ登録モード、看護実績入力モード、抽出モードのそれぞれのモードを選択することができる。看護支援システムを起動すると、制御部10は、データ登録モードが選択されたか否かの判定を行う(ステップ501)。データ登録モードが選択されたと制御部10が判断した場合には(ステップ501にてYES)、記憶制御部15は、各患者に対する個別看護計画情報と個別看護計画に該当する評価度情報と個別看護計画を作成した作成者情報とその個別看護計画に基づいた看護行為を実施する担当医療従事者情報とをデータベース200に登録する(ステップ502)。一方、データ登録モードが選択されなかったと制御部10が判断した場合には(ステップ501にてNO)、制御部10は、看護実績入力モードが選択されたか否かの判定を行う(ステップ503)。
看護実績入力モードが選択されなかったと制御部10が判断した場合には(ステップ503にてNO)、制御部10は、抽出モードが選択されたか否かの判定を行う(ステップ508)。一方、看護実績入力モードが選択されたと制御部10が判断した場合には(ステップ503にてYES)、入力部12は、記憶部11に記憶されている入力プログラムを読み出して実行し、看護実績入力画面300を生成して出力部17を介して図示しないディスプレイに表示する(ステップ504)。
判定部13は、記憶部11に記憶されている判定プログラムを読み出して実行し、個別看護計画が変更されたか否かを判定する(ステップ505)。個別看護計画が変更されたと判定部13が判断した場合には(ステップ505にてYES)、カウント部14は、記憶部11に記憶されているカウントプログラムを読み出して実行し、個別看護計画が変更された回数をカウントする。記憶制御部15は、データベース200にて変更された個別看護計画に紐付けられたカウント数の値を、カウント部14でカウントした数の値に更新する(ステップ506)。そして、記憶制御部15は、変更されている個別看護計画情報と看護実績情報と評価度情報と個別看護計画を作成した作成者情報と担当医療従事者情報とを互いに紐付けて、ステップ506で更新したカウントされた回数情報を付してデータベース200に格納する(ステップ507)。一方、個別看護計画が変更されなかったと判定部13が判断した場合には(ステップ505にてNO)、制御部10は看護実績入力モードを終了する。
ここで、看護実績入力画面300で所定の項目が入力され、OKボタンが押下された場合に、判定部13は、個別看護計画が変更されたと判断する。また、所定の項目の入力とは、看護実績入力画面300の評価選択欄304にて「中止」の評価か「継続」の評価が選択されたり、予定日変更ボタン306が押下されて、評価予定日が当初の予定日よりも後の日付に変更されたりすることを示す。
次に制御部10は、抽出モードが選択されたか否かの判定を行う(ステップ508)。抽出モードが選択されなかったと制御部10が判断した場合には(ステップ508にてNO)、制御部10は、データ登録モード、看護実績入力モード、抽出モードのそれぞれのモードが選択されるまで待機状態となる。一方、抽出モードが選択されたと制御部10が判断した場合には(ステップ508にてYES)、抽出部16は、記憶部11に記憶されている抽出プログラムを読み出して実行し、抽出条件が入力されたか否かを判定する(ステップ509)。
抽出条件が入力されたと抽出部16が判断した場合には(ステップ509にてYES)、抽出部16は、データベース200に格納されている変更された個別看護計画情報と変更回数情報と個別看護計画の作成者情報と担当医療従事者情報とを少なくとも抽出する(ステップ510)。一方、抽出条件が入力されなかったと抽出部16が判断した場合には(ステップ509にてNO)、抽出部16は、抽出条件が入力されるまで待機状態となる。抽出部16は、データベース200に格納されている個別看護計画情報と変更回数情報と評価度情報と個別看護計画の作成者情報と担当医療従事者情報とを少なくとも抽出すると(ステップ510)、抽出部16は、抽出結果(例えば、個別看護計画の変更を行った担当医療従事者に対する評価)を含んだ評価抽出画面400を生成し、図示しないディスプレイに表示する(ステップ511)。
以上詳しく説明したように、本実施形態の看護支援システムは、入力された看護実績により個別看護計画が変更されたと判定部13が判断した場合には、記憶制御部15により、変更されている個別看護計画情報と看護実績情報と評価度情報と個別看護計画を作成した作成者情報と担当医療従事者情報とを互いに紐付けて、カウント部14によってカウントされた変更回数情報を付してデータベース200に格納する。さらに、抽出部16により、医療従事者が指定する抽出条件によりデータベース200に格納された個別看護計画情報をカウントされた回数情報に応じて抽出し、抽出された個別看護計画情報を作成した作成者情報および/または看護行為を行った担当医療従事者情報を抽出するようにしている。
これにより、変更された個別看護計画を作成した医療従事者が抽出されるので、管理者などは、個別看護計画の作成者を把握することができ、作成スキルの高い作成者に変更したり、作成スキルの低い作成者に教育を受けさせたりすることができる。
また、個別看護計画の変更を行った担当医療従事者が抽出されるので、管理者などは、変更を行った担当従事者を把握することができ、個別看護計画に適した担当医療従事者が担当するように配置転換を行ったり、変更を行った担当医療従事者に教育を受けさせたりすることができる。
なお、前述した実施形態では、変更回数が1回以上のものを抽出するようにしているが、これに限定されない。例えば、3回以上など他の変更回数を抽出条件としても良い。これにより、変更された個別看護計画を抽出する際に、抽出範囲を適宜に設定することができる。
また、前述した実施形態では、変更情報を変更回数とし、抽出条件を変更回数のみとしているが、これに限定されない。例えば、変更情報を評価度とし、抽出条件を評価度の値のみとしても良い。これにより、変更された個別看護計画を抽出する際に、看護内容の難易度の高いものを抽出することができる。
また、前述した実施形態では、抽出条件を変更回数のみとしているが、これに限定されない。例えば、抽出条件を変更回数の値に評価度の値を加味したものとしても良い。これにより、計画変更の少ないが看護内容の難易度が高い個別看護計画を抽出することができる。
具体的には、図6に示すように、評価抽出画面600は、図4の評価抽出画面400で抽出したものに評価度で重み付けを行ったものである。評価抽出画面600は、計画No表示欄601、カウント数×評価度表示欄602、個別看護計画表示欄603、評価期間(変更前)表示欄604、評価期間(変更後)表示欄605、個別看護計画作成者表示欄606、担当医療従事者表示欄607を含んでいる。カウント数×評価度表示欄602は、データベース200に格納されているカウント数204の数値と評価度205の数値とを乗算したものである。
図4の評価抽出画面400に示すように抽出条件を「変更回数のみ」とした場合には、計画変更が行われたすべての個別看護計画が表示される。しかし、個別看護計画毎に看護内容の難易度や看護業務量が異なるので、変更回数のみを抽出条件とした場合には、計画変更が多いものが上位に表示され、計画変更の少ないものは下位に表示される。そこで、個別看護計画毎に設けた評価度と変更回数とを乗算した値により重み付けを行えば、抽出部16は、計画変更は少ないが看護内容の難易度が高い個別看護計画を上位に表示することができる。
例えば、図2に示すデータベース200のNo3のデータは、カウント数204の値が1、評価度205の値が3となる。一方、No4のデータは、カウント数204の値が2、評価度205の値が1となっている。変更回数のみを抽出条件とした場合には、図4に示すように、No3のデータよりもNo4のデータの方が上位に表示される。一方、変更回数と評価度とを乗算した値により重み付けを行うと、図6に示すように、No3のデータは、乗算した値が3になることから、No4のデータよりも上位に表示される。
また、前述した実施形態では、評価抽出画面400は、個別看護計画の作成者と個別看護計画を行った担当医療従事者とに対する評価を示しているが、これに限定されない。例えば、変更された個別看護計画の作成者毎に表示させても良い。
具体的には、図7a)に示すように、評価抽出画面700は、個別看護計画の作成者に対する評価を示す。評価抽出画面700は、計画No表示欄701、カウント数表示欄702、個別看護計画表示欄703、評価期間(変更前)表示欄704、評価期間(変更後)表示欄705を含んでいる。評価抽出画面700では、変更された個別看護計画が作成者毎に表示される。これにより、管理者などは、ある医療従事者について、その医療従事者が作成した計画変更済みの個別看護計画が他に存在するか否かを把握することができる。
また、前述した実施形態では、評価抽出画面400は、個別看護計画の作成者と個別看護計画を行った担当医療従事者とに対する評価を示しているが、これに限定されない。例えば、変更された個別看護計画を行った担当医療従事者毎に表示させても良い。
具体的には、図7b)に示すように、評価抽出画面700’は、個別看護計画を行った担当医療従事者に対する評価を示す。評価抽出画面700’は、計画No表示欄701’、カウント数表示欄702’、個別看護計画表示欄703’、評価期間(変更前)表示欄704’、評価期間(変更後)表示欄705’を含んでいる。評価抽出画面700’では、変更された個別看護計画が実施した担当医療従事者毎に表示される。これにより、管理者などは、ある医療従事者について、その担当医療従事者が担当した計画変更済みの個別看護計画が他に存在するか否かを把握することができる。
また、前述した実施形態では、抽出部16は、データベース200に格納されている個別看護計画情報と変更回数情報と評価度情報と個別看護計画の作成者情報と担当医療従事者情報とを抽出するようにしているが、これに限定されない。この他にも看護実績入力画面300で入力した看護コメントも抽出するようにしても良い。これにより、管理者などは、抽出した看護コメントを参照することで、個別看護計画が変更された原因等を追求しやすくなり、個別看護計画が変更された作成者や変更された個別看護計画を実施した担当医療従事者の配置転換を行ったり、教育を受けさせたりするための資料として使用することができる。
本実施形態の看護支援システムのハードウェア構成図である。 データベースの構成例を示す説明図である。 看護実績入力画面の表示例を示す説明図である。 評価抽出画面の表示例を示す説明図である。 本実施形態の看護支援システムの処理を示すフローチャートである。 評価抽出画面(カウント数の値×評価度の値)の表示例を示す説明図である。 評価抽出画面(個別)の表示例を示す説明図である。
符号の説明
1 パーソナルコンピュータ(PC)
10 制御部
11 記憶部
12 入力部
13 判定部
14 カウント部
15 記憶制御部
16 抽出部
17 出力部
18 外部インタフェース(I/F)部
19 システムバス
200 データベース
201 計画No
202 看護計画
203 看護コメント
204 カウント数
205 評価度
206 個別看護計画作成者
207 担当医療従事者
300 看護実績入力画面
301 個別看護計画表示欄
302 評価開始日表示欄
303 評価予定日表示欄
304 評価選択欄
305 コメント入力欄
306 予定日変更ボタン
307 OKボタン
308 キャンセルボタン
400 評価抽出画面
401 計画No表示欄
402 カウント数表示欄
403 個別看護計画表示欄
404 評価期間(変更前)表示欄
405 評価期間(変更後)表示欄
406 個別看護計画作成者表示欄
407 担当医療従事者表示欄
600 評価抽出画面
601 計画No表示欄
602 カウント数×評価度表示欄
603 個別看護計画表示欄
604 評価期間(変更前)表示欄
605 評価期間(変更後)表示欄
606 個別看護計画作成者表示欄
607 担当医療従事者表示欄
700 評価抽出画面
701 計画No表示欄
702 カウント数表示欄
703 個別看護計画表示欄
704 評価期間(変更前)表示欄
705 評価期間(変更後)表示欄
700’ 評価抽出画面
701’ 計画No表示欄
702’ カウント数表示欄
703’ 個別看護計画表示欄
704’ 評価期間(変更前)表示欄
705’ 評価期間(変更後)表示欄

Claims (4)

  1. 患者個別の看護行為を実施するための個別看護計画を示す個別看護計画情報と前記個別看護計画情報を作成した作成者を示す作成者情報とを互いに紐付けて格納するデータベースと、
    前記個別看護計画に基づいて医療従事者により実際に実施された看護行為の内容を示す看護実績を入力する入力部と、
    前記入力部により入力された前記看護実績によって前記個別看護計画が変更されているか否かを判定する判定部と、
    前記個別看護計画が変更されていると前記判定部にて判断した場合に、変更された個別看護計画情報と前記看護実績を示す看護実績情報と前記作成者情報とを互いに紐付けて前記個別看護計画が変更されていることを示す変更情報を付して前記データベースに格納する記憶制御部と、
    前記記憶制御部によって前記変更情報が付された前記変更された個別看護計画情報と前記作成者情報とを前記データベースから抽出する抽出部と、
    を具備することを特徴とする看護支援システム。
  2. 前記個別看護計画が変更された回数をカウントするカウント部を備え、
    前記変更情報が前記カウント部によりカウントされた回数情報であり、
    前記抽出部は、前記カウント部によりカウントされた回数情報に応じて前記変更された個別看護計画情報と前記作成者情報とを抽出することを特徴とする請求項1に記載の看護支援システム。
  3. 患者個別の看護行為を実施するための個別看護計画を示す個別看護計画情報を格納するデータベースと、
    前記個別看護計画に基づいて医療従事者により実際に実施された看護行為の内容を示す看護実績と前記医療従事者を示す担当医療従事者情報とを入力する入力部と、
    前記入力部により入力された前記看護実績によって前記個別看護計画が変更されているか否かを判定する判定部と、
    前記個別看護計画が変更されていると前記判定部にて判断した場合に、変更された個別看護計画情報と前記看護実績を示す看護実績情報と前記担当医療従事者情報とを互いに紐付けて前記個別看護計画が変更されていることを示す変更情報を付して前記データベースに格納する記憶制御部と、
    前記記憶制御部によって前記変更情報が付された前記変更された個別看護計画情報と前記担当医療従事者情報とを前記データベースから抽出する抽出部と、
    を具備することを特徴とする看護支援システム。
  4. 前記個別看護計画が変更された回数をカウントするカウント部を備え、
    前記変更情報が前記カウント部によりカウントされた回数情報であり、
    前記抽出部は、前記カウント部によりカウントされた回数情報に応じて前記変更された個別看護計画情報と前記担当医療従事者情報とを抽出することを特徴とする請求項3に記載の看護支援システム。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016110235A (ja) * 2014-12-02 2016-06-20 富士通株式会社 看護支援プログラム、看護支援装置および看護支援方法
EP4220657A1 (en) 2022-01-31 2023-08-02 Fujitsu Limited Planning method and planning program

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