JP4572126B2 - 監査処理プログラム,装置及び方法 - Google Patents

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Description

本発明は,監査業務を支援するための監査処理技術に関する。より詳しくは,本発明は,監査のための所定のチェック項目を入力および集計する場合に複数の監査テーマを切り替えて監査処理を行う監査処理装置としてコンピュータを機能させるためのプログラム,並びに監査処理装置および方法に関する。
学校や企業などの団体などにおいて,ある業務が適正に行われているかどうかについて監査する場合に,専門家である監査人が独自のワークシートなどを用いて手作業で所定の項目をチェックして監査を行っていた。例えば,情報システム監査業務を行う場合に,専門家以外の者が,監査人の知識を利用して自己診断できるようにして監査業務を支援する情報システム監査装置が知られている(特許文献1参照)。
特許第3208680号公報
監査は,所定の法律や監査規格などに準拠して行われる。例えば,情報セキュリティ監査では,ISO/IEC17799などに基づくISMS(Information Security Management System),JISQ15001に基づくプライバシーマークなどの目的や趣旨が異なる複数の規格が存在する。また,趣旨やテーマなどが異なる監査が行われることも多い。ここで,所定の法律や監査規格などの監査を行う目的や趣旨のことを監査テーマと呼ぶこととする。
そして,監査においてチェックするべき項目(以下,チェック項目という)は,複数の規格や監査テーマ間で重複するチェック項目もあり,一方で,ある規格やテーマにのみ用いられる独自なチェック項目もある。例えば,情報セキュリティ監査として,上記のISMS認定制度とプライバシーマーク認定制度の両方の認定を取得するために複数の監査テーマで監査しなければならない場合がある。このような場合に,規格や監査テーマごとにチェック項目を入力すると,重複するチェック項目について入力処理を繰り返すことになって,入力作業負担が増える。また,入力操作の繰り返しによって,入力誤りなどのエラーが生じる可能性も高くなる。
しかし,特許文献1の情報システム監査装置では,複数の規格やテーマによる監査を想定しておらず1つの基準にもとづいた監査を行うものであるため,ある監査テーマの監査処理において入力されたチェック項目の値を,他の監査テーマの監査処理に引き継いで使用することができなかった。したがって,複数の規格において重複するチェック項目については,あるテーマから他のテーマへ監査を切り替えた場合でも,既に入力されたチェック項目の値を用いて集計処理ができるようにすることが望ましい。
また,同一の業種や業態ごとに重点的に監査するべき分野が異なる場合があり,監査の実効性が向上するように監査対象の実態に則した監査を行う必要がある。そのために,チェック項目の重み付けをカスタマイズできるようにすることが望ましい。
また,同一の監査規格やテーマで複数回にわたって監査を行った場合などに,それらの監査結果を比較して,監査の結果の変遷を把握する必要が生じる場合がある。そのため,同じ監査対象の監査結果を保存し,それらを比較できるようにすることが望ましい。
本発明の目的は,複数の監査テーマに対応する監査ノウハウ情報を備えて,監査処理の途中で監査テーマを切り替えた場合でも,切り替え前に入力した情報を引き継いで監査できる監査処理装置として,コンピュータを機能させるためのプログラム,並びに前記監査処理装置および方法を提供することである。
本発明は,所定の監査テーマにもとづいた監査を行う監査処理装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムであって,監査ノウハウ情報記憶手段と,質問情報記憶手段と,監査テーマ選択手段と,監査テーマ切替手段と,入力結果取得手段と集計手段とを備える監査処理装置として,前記コンピュータを機能させるものである。
本発明にかかるプログラムにより,前記監査処理装置の監査ノウハウ情報記憶手段は,
複数の監査テーマの監査事項に関する質問文,前記監査事項に対する対策文,前記質問文を識別する質問識別情報,前記質問文への回答として選択される監査結果の程度区分を示す選択番号,および前記質問文に設定された重み付け配点の前記選択番号の場合の配分率を含む情報を記憶し,質問情報記憶手段は,監査テーマごとに,監査で使用する質問文の質問識別情報および前記質問文の重み付け配点を含む質問情報を記憶する。また,監査テーマ選択手段は,前記質問情報記憶手段から,監査対象とする監査テーマを選択する。監査テーマ切替手段は,前記監査テーマ選択手段において複数の監査テーマが選択されている場合に,前記選択された1つを第1の監査テーマとし,前記第1の監査テーマから前記第1の監査テーマ以外の第2の監査テーマへの監査切り替えが要求されたときに,前記第2の監査テーマを入力結果取得手段に通知する。入力結果取得手段は,前記質問情報記憶手段を参照して,前記第1の監査テーマで使用される質問識別情報を特定する処理と,前記監査ノウハウ情報記憶手段から,前記第1の監査テーマの質問識別情報に対応する質問文および前記質問文に対する選択番号を抽出し,前記抽出した質問文および選択番号を表示する第1のチェックリスト入力画面を生成する処理と,前記第1のチェックリスト入力画面に表示された質問文に対して入力された選択番号および前記質問文の質問識別情報を記録した入力結果情報を生成して入力結果記憶手段に保存する処理と,前記監査テーマ切替手段から前記第2の監査テーマの通知を受け付けて,前記質問情報記憶手段を参照して,前記第2の監査テーマで使用される質問識別情報を特定する処理と,前記監査ノウハウ情報記憶手段から,第2の監査テーマの質問識別情報であって前記第1の監査テーマの質問識別情報に含まれない質問識別情報に対応する質問文,および前記質問文に対する選択番号を抽出し,前記抽出した質問文および選択番号を表示する第2のチェックリスト入力画面を生成する処理と,前記第2のチェックリスト入力画面に表示された質問文に対して入力された選択番号および前記質問文の質問識別情報を,前記入力結果情報に追加する処理とを行う。集計手段は,前記選択された監査テーマごとに,前記入力結果情報から,当該監査テーマで使用される質問識別情報および前記質問識別情報に対応する質問文に入力された選択番号を特定する処理と,前記監査ノウハウ情報記憶手段から,前記特定した選択番号に対応する配分率を取得する処理と,前記特定した質問識別情報の重み付け配点および前記取得した配分率をもとに所定の式によって評価値を集計し,監査テーマ別の集計結果情報を出力する。
本発明は以下のように動作する。
コンピュータにおいて本発明が実行されると,まず,監査事項に関する質問文,監査事項に対する対策文,前記質問文を識別する質問識別情報などを含む質問対策情報と,質問文への回答として選択される監査結果の程度区分を示す選択番号,質問文に設定された重み付け配点の選択番号の場合の配分率,前記選択番号の不適合性を示す不適合フラグなどを含む配分率情報を監査ノウハウ情報記憶手段に記憶する。また,監査テーマごとに,監査で使用する質問文の質問識別情報,質問文の重み付け配点を示す監査テーマ質問情報を質問情報記憶手段に記憶する。
そして,本発明の監査テーマ選択手段は,質問情報記憶手段から,監査対象とする前記監査テーマ質問情報を選択する。
さらに,重点項目設定手段を備える構成の場合には,重点項目設定手段は,監査において重点項目とする監査事項に対応する質問文の質問対策情報の質問識別情報を抽出し,少なくとも抽出した質問識別情報を設定した重点項目情報を重点項目情報記憶手段に保存する。
そして,入力結果取得手段は,選択された監査テーマ質問情報の1つを第1の監査テーマ質問情報とし,第1の監査テーマ質問情報の質問識別情報を用いて,監査ノウハウ情報記憶手段から,該当する質問対策情報を抽出し,抽出した質問対策情報の質問文を表示するチェックリスト入力画面を生成する。チェックリスト入力画面に表示された質問文の質問識別情報,質問文に対して入力された選択番号などを記録した入力結果情報を生成して入力結果記憶手段に保存する。
さらに,集計手段は,入力結果情報の選択番号に対応する配分率を配分率情報から取得し,質問識別情報に対応する質問文の重み付け配点を第1の監査テーマ質問情報から取得する。そして,配分率および重み付け配点をもとに,所定の式によって評価値を集計し,集計結果情報を表示装置などへ出力する。また,重点項目情報がある場合には,重点項目情報を参照して,入力結果情報の質問識別情報のうち重点項目として設定されている質問識別情報を特定し,特定した質問識別情報の重み付け配点を所定の重点項目用配点に置き換え,配分率,および重み付け配点または重点項目用配点のいずれか一つの配点をもとに,所定の式によって評価値を集計し,集計結果情報を表示装置などへ出力する。
さらに,レポート出力手段は,配分率情報を参照して,入力結果情報の各質問識別情報に対応する選択番号に不適合フラグが付与されている質問識別情報を抽出し,抽出した質問識別情報に対応する質問対策情報を前記監査ノウハウ情報記憶手段から取得し,各質問識別情報の取得した質問対策情報の質問文,対策文,選択番号などを示す不適合レポートを出力する。
本発明では,監査人が重要と考える監査事項を選択して重点項目として設定しておき,重点項目として設定された質問文に対する重み付け配点を,より高い重み付け配点である重点項目用配点(例えば満点など)に置き換えて,監査対象の評価値を集計することができる。よって,監査ポリシーなどを反映させて柔軟な監査を行うことができる。
また,本発明において,前記監査テーマ選択手段において複数の監査テーマ質問情報が選択されている場合に,前記第1の監査テーマ質問情報以外の第2の監査テーマ質問情報へ監査切り替えが要求されたときに,前記第2の監査テーマ質問情報を前記入力結果取得手段へ通知する監査テーマ切替手段を備えるとともに,前記入力結果取得手段は,前記第2の監査テーマ質問情報の質問識別情報を用いて,前記監査ノウハウ情報記憶手段から,該当する質問対策情報を抽出し,前記抽出した質問対策情報の質問文を表示するチェックリスト入力画面を生成し,前記チェックリスト入力画面に表示された前記質問文の質問識別情報,および前記質問文に対して入力された選択番号を,前記入力結果情報に追加することを特徴とする。
または,前記監査テーマ選択手段において複数の監査テーマ質問情報が選択されている場合に,前記第1の監査テーマ質問情報以外の第2の監査テーマ質問情報へ監査切り替えが要求されたときに,前記第2の監査テーマ質問情報を前記集計手段へ通知する監査テーマ切替手段を備えるとともに,前記集計手段は,前記第2の監査テーマ質問情報の質問識別情報をもとに前記評価値の集計処理を行い,前記第2の集計結果情報を出力することを特徴とする。
または,前記監査テーマ選択手段において複数の監査テーマ質問情報が選択されている場合に,前記第1の監査テーマ質問情報以外の第2の監査テーマ質問情報へ監査切り替えが要求されたときに,前記第2の監査テーマ質問情報を前記レポート出力手段へ通知する監査テーマ切替手段を備えるとともに,前記レポート出力手段は,前記配分率情報を参照して,前記第2の監査テーマ質問情報の質問識別情報について,対応する選択番号に不適合フラグが設定されている質問識別情報を抽出し,前記抽出した質問識別情報をもとに取得した前記質問対策文情報の質問文,対策文および前記不適合フラグが設定された選択番号を示す不適合レポートを出力することを特徴とする。
本発明では,複数の監査テーマを選択し,ある監査テーマについて監査する際に質問文に監査結果を入力した後,別の監査テーマについて監査を行う場合であっても,切り替える前後の監査テーマで重複する質問文について既に入力した監査結果をそのまま活用することができる。よって,重複した監査結果を入力するという無駄な作業を省くことができる。また,監査結果の入力ミスを軽減することができる。
または,本発明において,前記入力結果記憶手段に複数の入力結果情報が記憶されている場合に,比較対象とする入力結果情報を特定し,前記特定した入力結果情報のすべてに含まれる質問識別情報以外の質問識別情報,および対応する選択番号が異なる質問識別情報を抽出し,前記抽出した質問識別情報をもとに前記特定した入力結果情報から抽出した入力情報を示す入力結果比較画面を生成して表示する入力結果比較手段を備えることを特徴とする。
これにより,異なる時期に監査し保存しておいた入力結果情報同士,または現在処理中の入力結果情報と過去の入力結果情報とを比較することができ,監査人が監査の変遷などを知るための一助となる。
また,本発明は,上記の監査処理プログラムによって実現される機能を実行する処理手段を備える監査処理装置,および前記機能を実行する処理過程を備える監査処理方法である。
本発明では,予め複数の監査テーマに対応した質問文と対策文の組,監査結果の程度を示す所定の区分に応じて各質問文の配点の配分率を定めた配分率情報を監査ノウハウ情報として記憶し,監査テーマごとに監査に使用する質問文と質問の配点とを定めておく。そして,ある監査テーマについて監査した後に,別の監査テーマについて監査する場合に,質問文に対して入力された監査結果であっても,切り替える前後の監査テーマで重複する質問文について既に入力した監査結果を紐付けて,切り替えた監査テーマの質問文の入力として使用する。これよって,監査結果を重複して入力するという無駄な作業を省くことができ,監査結果の入力ミスを軽減することができる。
本発明では,監査人が重要とみなした監査事項(質問文)を選択し,その質問文に設定された重み付け配点を,例えば満点などのより高い重み付け配点に変えて集計を行う。よって,監査ポリシーなどを反映させた監査を行うことができる。
また,複数の監査テーマの質問情報が選択されている場合に,切り替えが要求された際の表示画面に応じて,切り替えられた監査テーマについての集計結果,不適合レポートなどを表示させることができる。
また,現在処理中の入力結果情報や保存された入力結果情報をそれぞれ比較して表示することができ,監査人が監査の変遷などを知ることができる。
図1に,本発明を実施するための最良の形態として,本発明にかかる監査処理装置1の構成例を示す。
監査処理装置1は,監査ノウハウデータベース11,監査テーマ記憶部12,重点項目情報記憶部13,入力結果情報記憶部14,および出力結果情報記憶部15などの記憶手段を備え,環境設定部2,入力結果取得部3,集計部4,レポート出力部5,監査テーマ切替部6,および入力結果比較部7を備える。
また,環境設定部2は環境設定画面80を,入力結果取得部3は重点項目設定画面81およびチェックリスト入力画面82を,集計部4は集計結果出力画面83を,レポート出力部5は不適合レポート出力画面84を,入力結果比較部7は結果比較画面85をそれぞれ生成し表示装置(図1に図示しない)に表示しまたは印刷出力する。
図2に,監査処理装置1で記憶される情報の関係を示し,図3〜6に,各情報のデータ構成例を示す。
監査ノウハウデータベース11は,質問文と対策文の対応を管理するための質問対策情報と,質問文に対する回答(選択肢)として選択される監査結果の程度区分を管理するための配分率情報とを記憶する記憶手段である。
図3(A)に質問対策情報のデータ構成例を示す。質問対策情報は,質問文を識別するための一意の情報である質問ID,監査事項に関する質問内容を示す質問文,および質問文に対する対策の内容を示す対策文で構成される。
図3(B)に配分率情報のデータ構成例を示す。配分率情報は,監査結果の程度区分を示す選択番号,監査結果の程度区分の名称を示す選択名称,質問文に付与された重み付け配点に対する各選択番号での割合を示す配分率,および,不適合な監査結果として不適合レポートの対象を示す不適合フラグで構成される。本例では,監査結果の程度区分として5段階の区分を設定し,「選択番号=1(適合),配分率(以下,配率とする)=100,不適合フラグ=0(不対象);選択番号=2(観察),配率=80,不適合フラグ=1(対象);…」などと設定する。
監査テーマ記憶部12は,監査テーマごとに監査で使用される質問文と質問文に付与された重み付け配点とを設定した質問情報である監査テーマファイルを記憶する記憶手段である。監査テーマファイルは,監査ノウハウデータベース11から,監査テーマの対象となる質問文をフィルタリングするための情報である。
図4に,監査テーマ記憶部12および質問情報のデータ構成例を示す。監査テーマ記憶部12には,監査テーマファイル12a,12b,12cが記憶される。各監査テーマファイルは,質問対策情報の質問文への紐付けのための質問IDおよび各質問(質問文)に対する重み付け配点(以下,配点とする)を示す配点で構成される。本例では,配点の最低点=0,最高点(満点)=100とし,各質問への配点は0〜100の範囲の任意の値が設定される。
重点項目情報記憶部13は,重点項目として選択された質問文として,集計部4において質問文に付与された配点の代わりに最高配点(まんてん)を使用して集計する質問文を特定するための重点項目情報を記憶する記憶手段である。
図5に,重点項目情報のデータ構成例を示す。重点項目情報は,質問IDおよび重点項目フラグで構成され,重点項目設定画面81において選択された質問文の質問IDのみが設定される。重点項目情報は,入力結果取得部3によって生成される。なお,重点項目設定画面81において選択された質問文がまったくない場合に,重点項目情報は生成されない。
入力結果情報記憶部14は,チェックリスト入力画面82において入力された入力結果情報を記憶する記憶手段である。
図6に,入力結果情報のデータ構成例を示す。入力結果情報は,チェックリスト入力画面82に表示された質問文の質問ID,質問文に対して選択入力された選択番号,ユーザ(監査人)によって入力されたテキスト文を格納する備考欄で構成される。
出力結果情報記憶部15は,集計部4において集計処理された集計結果情報を記憶する記憶手段である。集計結果情報は,質問IDをもとに抽出した,入力結果情報の選択番号,配分率情報の該当する選択番号の配率,質問情報の配点をもとに,質問ごとに算出した評価値,所定の区分によって分類された各分類を構成する質問文全体について算出した評価値,監査テーマを構成する質問文全体について算出した評価値などで構成される。集計結果情報は,通常,集計部4の内部処理の形式で保持されるが,他のアプリケーションソフトの処理に適した所定のデータ形式で記憶されていてもよい。
なお,監査処理装置1の上記の各記憶部は,一時的なデータ保持形式またはファイルなどのデータ保持形式のいずれの形式で情報を保存してもよい。
環境設定部2は,監査において使用する情報を設定し,特に,環境設定画面80に監査テーマ記憶部12に記憶されている監査テーマごとの質問情報を保持したファイル(監査テーマファイル)の名称を一覧表示し,この一覧表示において監査人が選択指示した,監査対象として使用する1又は2以上の監査テーマファイルを選択する処理手段である。
入力結果取得部3は,環境設定部2において選択された監査テーマファイル中の1つの監査テーマファイル(第1の監査テーマファイル)12aを特定し,監査テーマファイル12aの質問IDに対応する質問対策情報を監査ノウハウデータベース11から抽出した質問対策情報の質問文を表示するチェックリスト入力画面82を生成し,チェックリスト入力画面82の各質問文(質問ID)に対して入力された選択番号を記録した入力結果情報を入力結果情報記憶部14に保存する処理手段である。
また,入力結果取得部3は,監査ノウハウデータベース11の質問対策情報の質問文を表示する重点項目設定画面81を生成し,重点項目設定画面81において重点項目として選択された質問文(質問ID)に重点項目フラグを設定した重点項目情報を重点項目情報記憶部13に保存する。
集計部4は,入力結果情報の各質問文(質問ID)の選択番号に対応する配分率を配分率情報から取得し,質問文の配点を監査テーマファイル12aから取得し,配分率および配点をもとに,各質問文(質問ID)に対する評価値,例えば章単位などの所定の単位で分類された質問文全体に対する評価値,または監査テーマの質問文全体に対する評価値を,所定の式によって算出し,評価値,その他の集計結果である集計結果情報を表示し,出力結果情報記憶部15に保存する処理手段である。
レポート出力部5は,配分率情報をもとに,監査テーマファイル12aの質問IDの中から,不適合フラグが設定された選択番号が付与されている質問IDを抽出し,抽出した質問IDの質問文,対策文,選択番号などを表す不適合レポートを出力する処理手段である。なお,不適合レポートは,他のアプリケーションソフトの処理に適した所定のデータ形式で出力結果情報記憶部15に保存されていてもよい。
監査テーマ切替部6は,環境設定部2において選択された複数の監査テーマファイル12a,12b,12cから,監査対象の切り替え先として要求された監査テーマファイル(第2の監査テーマの質問情報)12bを入力結果取得部3へ通知する処理手段である。
入力結果比較部7は,入力結果情報記憶部14に別個の監査によって生成された複数の入力結果情報(例えば,入力結果情報14a,14b)が記憶されている場合に,比較する2以上の入力結果情報を取得し,入力結果情報14a,14bに共通する質問ID以外の質問ID,および異なる選択番号が入力されている質問IDを抽出し,抽出した質問IDの質問文と対応する入力結果情報(選択番号,備考など)を表す結果比較画面85を生成し表示する処理手段である。
図7に,本発明の処理の流れを示す。
監査処理装置1の環境設定部2は,監査テーマの質問情報の選択を含む環境設定処理を行う(ステップS1)。
環境設定部2は,図8に示す環境設定画面80を表示し,監査人が監査に使用する情報を設定する。
環境設定画面80の監査ノウハウDBの欄に監査ノウハウデータベース11を示すファイル名が,重点項目ファイルの欄に,重点項目情報のファイル名が表示される。監査テーマファイル欄80aには,監査テーマ記憶部12に記憶されている監査テーマファイル名が表示される。監査テーマファイル欄80aに表示された監査テーマファイル名は,追加ボタン80bを選択する操作によって,選択された監査テーマファイルが監査対象として監査テーマファイル一欄80dに追加される。また,監査テーマファイル一欄80dに表示された監査テーマファイル名を選択して除外ボタン80cを選択する操作によって,選択された監査テーマファイルが監査対象から除外される。
次に,監査人が初期画面のメニュー項目から重点項目設定の選択などが行われて,重点項目設定処理が必要である場合には(ステップS2のYES),入力結果取得部3は,重点項目設定処理を行い(ステップS3),重点項目設定処理が必要でない場合には(ステップS2のNO),チェックリスト入力処理を行う(ステップS4)。
まず,重点項目設定処理(ステップS3)において,入力結果取得部3は,図9に示す重点項目設定画面81を表示し,重点項目として設定する質問文を選択させる。重点項目設定画面81には,監査ノウハウデータベース11の質問対策情報の各質問文の一覧81aと重点項目設定欄81bが表示される。入力結果取得部3は,重点項目設定欄81bのチェックマークが選択された質問文の質問IDを重点項目フラグ=1とともに重点項目情報に設定する。
これにより,集計部4は,評価値の集計処理時に,図10に示すように,重点項目情報に設定された質問ID=125の配点について,質問情報に設定された配点(=30)の代わりに所定の配点である満点(=100)が使用される。
なお,重点項目設定画面81の監査テーマ切替欄81cは,入力結果取得部3が,監査テーマごとに重点項目情報を記憶する場合に,重点項目情報を作成するための切り替え先となる監査テーマを選択する場合に使用される設定欄である。監査対象に対して1つの重点項目情報を使用する場合には重点項目設定画面81に構成されなくてもよい。
次に,チェックリスト入力処理(ステップS4)において,図11に示すように,入力結果取得部3は,環境設定で選択された監査テーマファイルの中から1つの監査テーマファイル(第1の監査テーマファイル)12a(監査テーマA)とし,監査テーマファイル12a内の質問IDをもとに,監査ノウハウデータベース11から該当する質問対策情報の質問文を取得する。そして,図12に示すチェックリスト入力画面82に,取得した質問文の一覧82aを,所定の監査結果の程度区分を示すチェック項目欄82bとともに表示する。
入力結果取得部3は,チェック項目欄82bで選択されたチェックマークが選択されるたびに,入力結果情報記憶部14の入力結果情報に,対応する質問IDの選択番号を追加設定する。
なお,チェックリスト入力画面82の監査テーマ切替欄82cで監査テーマファイル12a以外の監査テーマファイルが選択されることにより,監査テーマ切替処理(ステップS7)の処理が行われる。
次に,集計部4は,集計結果出力を行う(ステップS5)。集計部4は,図13に示すように,入力結果情報の各質問文(質問ID)について,選択番号をもとに監査ノウハウデータベース11の配分率情報から該当する配率を,監査テーマファイル12aの質問文の配点とを取得し,以下の式A,式Bにより達成度(評価値)を算出する。
式A:所定の章ごとの達成度(%)
=(各章内の質問文の評価点rの総和/各章内の質問文の満点Rの総和)*100
評価点r=質問の配点*入力された選択番号の配率
式B:監査テーマ全体での達成度(%)
=(全質問文の評価点rの総和/全質問文の満点Rの総和)*100
評価点r=質問の配点*入力された選択番号の配率
図13に示すように,監査テーマファイル12a(監査テーマA)に2つの質問文(質問ID=123,124)が設定されている場合に,監査テーマA全体の達成度を,式Bに代入する値のデータ構成上の項目位置(a〜g)で示すと,以下のようになる。
式B={(a*c+b*d)/(a*c+b*c)}*100
={(70*100+100*80)/(70*100+100*100)}*100
=88%
同様に,監査テーマファイル12b(監査テーマB)に3つの質問文(質問ID=123,124,125)が設定されている場合に,監査テーマB全体の達成度を,式Bに代入する値のデータ構成上の項目位置(a〜g)で示すと,以下のようになる。
式B
={(g*c+h*d+i*e)/(g*c+h*c+i*c)}*100
={(100*100+50*80+30*40)/(100*100+50*100+30*100)}*100
=84%
また,監査テーマファイル12bの質問ID=125の質問文が重点項目に設定されている場合は,質問ID=125の配点を満点に置き換え,以下のようになる。
式B
={(g*c+h*d+100*e)/(g*c+h*c+100*c)}*100
={(100*100+50*80+100*40)/(100*100+50*100+100*100)}
*100
=72%
そして,図14に示すように,集計部4は,監査テーマAの監査項目の例えば章単位に,質問文の数(項目数),監査結果の程度区分(選択番号)ごとの回答数などを集計する。また,図15に示す集計結果出力画面83に,全体の達成度(総合評価点),総合評価点に応じた総合評価コメント,監査テーマの総監査項目数(総質問文数),監査テーマ内の質問項目への回答として選択された監査結果の各程度区分(選択番号)の回答数,章単位の達成度,各程度区分の回答数などを表示する。
なお,集計結果出力画面83の監査テーマ切替欄83aで監査テーマファイル12a以外の監査テーマファイルが選択されることにより,監査テーマ切替処理(ステップS7)の処理が行われる。
次に,レポート出力部5は,不適合レポート出力処理を行う(ステップS6)。
レポート出力部5は,図16に示すように,監査テーマファイル12a内の各質問文(質問ID)について入力された選択番号を入力結果情報から抽出する。そして,配分率情報を参照して,抽出した選択番号に不適合フラグが付与されている場合に,その質問IDに該当する質問対策情報を取得する。そして,図17に示す不適合レポート出力画面84に,質問IDごとに,監査項目に質問対策情報の質問文の内容を,対策ガイダンスに対策文の内容を,結果に入力された選択番号の選択名称を,備考に入力結果情報の備考の内容を一覧表示する。
なお,不適合レポート出力画面84の監査テーマ切替欄84aで監査テーマファイル12a以外の監査テーマファイルが選択されることにより,監査テーマ切替処理(ステップS7)の処理が行われる。
ステップS7において,監査テーマ切替部6は,重点項目設定画面81,チェックリスト入力画面82,集計結果出力画面83,不適合レポート出力画面84において,監査テーマ切替欄で現在処理中の監査テーマファイル12aと異なる監査テーマファイル12bが選択されたか否かを監視し,監査テーマの切り替え要求が発生した場合に,要求が発生した画面を管理する処理手段に対して,切り替え要求と切り替え先の監査テーマファイル12bを通知する。
図18に,監査テーマの切り替えが行われる場合の重点項目設定処理の流れを示す。
入力結果取得部3は,重点項目設定画面81を表示し(ステップS30),監査テーマ切替欄81cで監査テーマファイルを変更すると(ステップS31),環境設定画面80で指定した監査テーマファイルが複数かどうかを判定する(ステップS32)。監査テーマファイルが複数であれば(ステップS32のYES),選択された監査テーマファイル12b内の質問IDを取得し(ステップS33),取得した質問IDから,監査ノウハウデータベース11の質問IDに対する質問対策情報の質問文,重点項目情報の質問IDに対する重点項目フラグを取得する(ステップS34)。そして,取得した質問文と重点項目フラグとを重点項目設定画面81に再表示する。
また,監査テーマファイルが複数でなければ(ステップS32のNO),監査テーマの切り替えはできないので処理を終了する。
図19に,監査テーマの切り替えが行われる場合のチェックリスト入力処理の流れを示す。
入力結果取得部3は,チェックリスト入力画面82を表示し(ステップS40),監査テーマ切替欄82cで監査テーマファイルを変更すると(ステップS41),環境設定画面80で指定した監査テーマファイルが複数かどうかを判定する(ステップS42)。監査テーマファイルが複数であれば(ステップS42のYES),選択された監査テーマファイル12b内の質問IDを取得し(ステップS43),取得した質問IDから,監査ノウハウデータベース11の質問IDに対する質問対策情報の質問文,入力結果情報の質問IDに対する選択番号と備考とを取得する(ステップS44)。
そして,取得した質問文と選択番号と備考とをチェックリスト入力画面82に再表示する(ステップS45)。具体的には,監査テーマファイル12bの質問IDをもとに監査ノウハウデータベース11から該当する質問対策情報の質問文を取得してチェックリスト入力画面82の一覧82aに表示する。さらに,入力結果情報記憶部14の入力結果情報をもとに,チェック項目欄82bの質問文の質問IDに対応する選択番号を示すチェックマークを選択済みの状態で表示する。
また,監査テーマファイルが複数でなければ(ステップS42のNO),監査テーマの切り替えはできないので処理を終了する。
これにより,チェックリスト入力画面82において監査テーマを切り替えた場合でも,切り替え前の監査テーマAの質問文に対する入力情報を,切り替え後の監査テーマBの質問文について使用することができるようになる。
図20に,監査テーマの切り替えが行われる場合の集計結果出力処理の流れを示す。
集計部4は,集計結果出力画面83を表示し(ステップS50),監査テーマ切替欄83aで監査テーマファイルを変更すると(ステップS51),環境設定画面80で指定した監査テーマファイルが複数かどうかを判定する(ステップS52)。監査テーマファイルが複数であれば(ステップS52のYES),選択された監査テーマファイル12b内の質問IDを取得し(ステップS53),取得した質問IDから,監査ノウハウデータベース11の質問IDに対する配分率情報の配率,監査テーマファイル12bの配点,入力結果情報の選択番号,重点項目情報の重点項目フラグを取得する(ステップS54)。
そして,取得した配率と配点と選択番号と重点項目フラグから集計結果を再計算し,集計結果出力画面83に表示する(ステップS55)。具体的には,監査テーマファイル12bの質問IDに対する選択番号が入力結果情報に設定されているかどうかを調べて,配率,配点,選択番号,重点項目フラグを取得して集計結果を再計算し,集計結果出力画面83に表示する。
また,監査テーマファイルが複数でなければ(ステップS52のNO),監査テーマの切り替えはできないので処理を終了する。
これにより,集計結果出力画面83において監査テーマを切り替えた場合でも,切り替え前の監査テーマAの質問文に対する入力情報を用いて,切り替え後の監査テーマBに対する監査の集計結果を直ちに計算することができるようになる。図21に,監査テーマAから監査テーマBへの切り替えに伴う集計結果出力画面の変化の例を示す。
図22に,監査テーマの切り替えが行われる場合の不適合レポート出力処理の流れを示す。
レポート出力部5は,不適合レポート出力画面84を表示し(ステップS60),監査テーマ切替欄84aで監査テーマファイルを変更すると(ステップS61),環境設定画面80で指定した監査テーマファイルが複数かどうかを判定する(ステップS62)。監査テーマファイルが複数であれば(ステップS62のYES),選択された監査テーマファイル12b内の質問IDを取得し(ステップS63),取得した質問IDから,監査ノウハウデータベース11の質問IDに対する質問対策情報の質問文,対策文,配分率情報の適合フラグ,入力結果情報の質問IDに対する選択番号と備考とを取得する(ステップS64)。そして,取得した質問文と対策文と不適合フラグと選択番号と備考から不適合レポート出力画面84を再表示する(ステップS65)。
また,監査テーマファイルが複数でなければ(ステップS62のNO),監査テーマの切り替えはできないので処理を終了する。
これにより,不適合レポート出力画面84において監査テーマを切り替えた場合でも,切り替え後の監査テーマBの不適合レポートを直ちに生成して表示することができるようになる。
また,入力結果比較部7は,図23に示す比較対象設定画面86において選択された比較対象となる入力結果情報同士の入力情報の内容の相違を示す比較結果を結果比較画面85に表示する。図24に示すように,現在監査中(処理中)の入力結果情報と入力結果情報記憶部14の入力結果情報(保存ファイル2)とを比較し,または入力結果情報記憶部14の複数の入力結果情報(保存ファイル1および保存ファイル2)同士を比較し,比較する入力結果情報のファイルすべてに含まれる質問ID以外の質問IDすなわち一方にしか存在しない質問ID,および同一の質問IDで入力された選択番号が異なる質問IDを抽出し,抽出した質問IDの質問文と,入力された情報(選択番号と備考)を,図25に示す結果比較画面85に表示する。
これにより,異なる時期に行った監査における入力結果同士,現在監査中の入力結果と過去の監査の入力結果などを比較して表示することができるようになる。
以上,本発明をその実施の形態により説明したが,本発明はその主旨の範囲において種々の変形が可能であることは当然である。
また,本発明は,コンピュータにより実現される処理装置またはコンピュータに読み取られ実行されるプログラムとして実施するものである。本発明を実現するプログラムは,コンピュータが読み取り可能な,可搬媒体メモリ,半導体メモリ,ハードディスクなどの適当な記録媒体に格納することができ,これらの記録媒体に記録して提供され、または,通信インタフェースを介して種々の通信網を利用した送受信により提供されるものである。
本発明を実施するための最良の形態として,本発明にかかる監査処理装置の構成例を示す図である。 監査処理装置で記憶される情報の関係を示す図である。 質問対策情報および配分率情報のデータ構成例を示す図である。 監査テーマ記憶部および質問情報のデータ構成例を示す図である。 重点項目情報のデータ構成例を示す図である。 入力結果情報のデータ構成例を示す図である。 本発明の処理の流れを示す図である。 環境設定画面の例を示す図である。 重点項目設定画面の例を示す図である。 重点項目情報に設定された質問文の配点の扱いを説明するための図である。 チェックリスト入力画面に質問文を一覧表示する処理を説明するための図である。 チェックリスト入力画面の例を示す図である。 監査項目の評価値(達成度)の算出処理を説明するための図である。 集計結果情報の出力処理を説明するための図である。 集計結果出力画面の例を示す図である。 不適合レポート出力処理を説明するための図である。 不適合レポート出力画面の例を示す図である。 監査テーマの切り替えが行われる場合の重点項目設定処理の流れを示す図である。 監査テーマの切り替えが行われる場合のチェックリスト入力処理の流れを示す図である。 監査テーマの切り替えが行われる場合の集計結果出力処理の流れを示す図である。 監査テーマAから監査テーマBへの切り替えに伴う集計結果出力画面の変化の例を示す図である。 監査テーマの切り替えが行われる場合の不適合レポート出力処理の流れを示す図である。 比較対象設定画面の例を示す図である。 入力結果情報比較処理を説明するための図である。 結果比較画面の例を示す図である。
符号の説明
1 監査処理装置
11 監査ノウハウデータベース
12 監査テーマ記憶部
12a,12b,12c 監査テーマファイル
13 重点項目情報記憶部
14 入力結果情報記憶部
15 出力結果情報記憶部
2 環境設定部
3 入力結果取得部
4 集計部
5 レポート出力部
6 監査テーマ切替部
7 入力結果比較部

Claims (8)

  1. 所定の監査テーマにもとづいた監査を行う監査処理装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムであって,
    複数の監査テーマの監査事項に関する質問文,前記監査事項に対する対策文前記質問文を識別する質問識別情報前記質問文への回答として選択される監査結果の程度区分を示す選択番号,および前記質問文に設定された重み付け配点の前記選択番号の場合の配分率を含む情報を記憶する監査ノウハウ情報記憶手段と,
    監査テーマごとに,監査で使用する質問文の質問識別情報および前記質問文の重み付け配点を含む質問情報を記憶する質問情報記憶手段と,
    前記質問情報記憶手段から,監査対象とする監査テーマを選択する監査テーマ選択手段と,
    前記監査テーマ選択手段において複数の監査テーマが選択されている場合に,前記選択された1つを第1の監査テーマとし,前記第1の監査テーマから前記第1の監査テーマ以外の第2の監査テーマへの監査切り替えが要求されたときに,前記第2の監査テーマを入力結果取得手段に通知する監査テーマ切替手段と,
    前記質問情報記憶手段を参照して,前記第1の監査テーマで使用される質問識別情報を特定する処理と,前記監査ノウハウ情報記憶手段から,前記第1の監査テーマの質問識別情報に対応する質問文および前記質問文に対する選択番号を抽出し,前記抽出した質問文および選択番号を表示する第1のチェックリスト入力画面を生成する処理と,前記第1のチェックリスト入力画面に表示された質問文に対して入力された選択番号および前記質問文の質問識別情報を記録した入力結果情報を生成して入力結果記憶手段に保存する処理と,前記監査テーマ切替手段から前記第2の監査テーマの通知を受け付けて,前記質問情報記憶手段を参照して,前記第2の監査テーマで使用される質問識別情報を特定する処理と,前記監査ノウハウ情報記憶手段から,第2の監査テーマの質問識別情報であって前記第1の監査テーマの質問識別情報に含まれない質問識別情報に対応する質問文,および前記質問文に対する選択番号を抽出し,前記抽出した質問文および選択番号を表示する第2のチェックリスト入力画面を生成する処理と,前記第2のチェックリスト入力画面に表示された質問文に対して入力された選択番号および前記質問文の質問識別情報を,前記入力結果情報に追加する処理とを行う入力結果取得手段と,
    前記選択された監査テーマごとに,前記入力結果情報から,当該監査テーマで使用される質問識別情報および前記質問識別情報に対応する質問文に入力された選択番号を特定する処理と,前記監査ノウハウ情報記憶手段から,前記特定した選択番号に対応する配分率を取得する処理と,前記特定した質問識別情報の重み付け配点および前記取得した配分率をもとに所定の式によって評価値を集計し,監査テーマ別の集計結果情報を出力する集計手段とを備える監査処理装置として,
    前記コンピュータを機能させる監査処理プログラム。
  2. 請求項1に記載の監査処理プログラムにおいて,
    前記監査処理装置は,
    監査テーマごとに,前記質問情報から,重点項目とする監査事項に対応する質問識別情報を抽出し,少なくとも前記抽出した質問識別情報を設定した重点項目情報を重点項目情報記憶手段に保存する重点項目設定手段を備え,
    前記入力結果取得手段は,前記入力結果情報の質問識別情報であって前記重点項目情報に設定された質問識別情報の質問文に対する重み付け配点を所定の重要項目用配点に置き換えて,前記評価値を集計する
    ことを特徴とする監査処理プログラム。
  3. 請求項1に記載の監査処理プログラムにおいて,
    前記監査処理装置は,
    前記監査ノウハウ情報記憶手段に記憶される情報に,前記選択番号の不適合性を示す不適合フラグが含まれる場合に,前記入力結果情報から,前記不適合フラグが付与されている選択番号および対応する質問識別情報を抽出し,前記抽出した質問識別情報に対応する質問文,前記質問文に対する対策文,および前記選択番号を示す不適合レポートを出力するレポート出力手段を備える
    ことを特徴とする監査処理プログラム。
  4. 請求項1または請求項2のいずれか一項に記載の監査処理プログラムにおいて,
    前記集計手段は,前記集計結果情報を所定のデータ形式で出力結果記憶手段に保存する
    ことを特徴とする監査処理プログラム。
  5. 請求項3に記載の監査処理プログラムにおいて,
    前記レポート出力手段は,前記不適合レポートを所定のデータ形式で出力結果記憶手段に保存する
    ことを特徴とする監査処理プログラム。
  6. 請求項1または請求項2のいずれか一項に記載の監査処理プログラムにおいて,
    前記監査処理装置は,
    前記入力結果記憶手段に複数の入力結果情報が記憶されている場合に,比較対象とする入力結果情報を特定し,前記特定した入力結果情報のすべてに含まれる質問識別情報以外の質問識別情報,および対応する選択番号が異なる質問識別情報を抽出し,前記抽出した質問識別情報をもとに,前記特定した入力結果情報から抽出した情報を示す入力結果比較画面を生成して表示する入力結果比較手段を備える
    ことを特徴とする監査処理プログラム。
  7. 所定の監査テーマにもとづいた監査を行う監査処理装置において,
    複数の監査テーマの監査事項に関する質問文,前記監査事項に対する対策文前記質問文を識別する質問識別情報前記質問文への回答として選択される監査結果の程度区分を示す選択番号,および前記質問文に設定された重み付け配点の前記選択番号の場合の配分率を含む情報を記憶する監査ノウハウ情報記憶手段と,
    監査テーマごとに,監査で使用する質問文の質問識別情報および前記質問文の重み付け配点を含む質問情報を記憶する質問情報記憶手段と,
    前記質問情報記憶手段から,監査対象とする監査テーマを選択する監査テーマ選択手段と,
    前記監査テーマ選択手段において複数の監査テーマが選択されている場合に,前記選択された1つを第1の監査テーマとし,前記第1の監査テーマから前記第1の監査テーマ以外の第2の監査テーマへの監査切り替えが要求されたときに,前記第2の監査テーマを入力結果取得手段に通知する監査テーマ切替手段と,
    前記質問情報記憶手段を参照して,前記第1の監査テーマで使用される質問識別情報を特定する処理と,前記監査ノウハウ情報記憶手段から,前記第1の監査テーマの質問識別情報に対応する質問文および前記質問文に対する選択番号を抽出し,前記抽出した質問文および選択番号を表示する第1のチェックリスト入力画面を生成する処理と,前記第1のチェックリスト入力画面に表示された質問文に対して入力された選択番号および前記質問文の質問識別情報を記録した入力結果情報を生成して入力結果記憶手段に保存する処理と,前記監査テーマ切替手段から前記第2の監査テーマの通知を受け付けて,前記質問情報記憶手段を参照して,前記第2の監査テーマで使用される質問識別情報を特定する処理と,前記監査ノウハウ情報記憶手段から,第2の監査テーマの質問識別情報であって前記第1の監査テーマの質問識別情報に含まれない質問識別情報に対応する質問文,および前記質問文に対する選択番号を抽出し,前記抽出した質問文および選択番号を表示する第2のチェックリスト入力画面を生成する処理と,前記第2のチェックリスト入力画面に表示された質問文に対して入力された選択番号および前記質問文の質問識別情報を,前記入力結果情報に追加する処理とを行う入力結果取得手段と,
    前記選択された監査テーマごとに,前記入力結果情報から,当該監査テーマで使用される質問識別情報および前記質問識別情報に対応する質問文に入力された選択番号を特定する処理と,前記監査ノウハウ情報記憶手段から,前記特定した選択番号に対応する配分率を取得する処理と,前記特定した質問識別情報の重み付け配点および前記取得した配分率をもとに所定の式によって評価値を集計し,監査テーマ別の集計結果情報を出力する集計手段とを備える
    ことを特徴とする監査処理装置。
  8. 質問情報記憶手段,監査ノウハウ情報記憶手段,監査テーマ選択手段,監査テーマ切替手段,および入力結果取得手段を備えるコンピュータが,監査テーマにもとづいた監査処理を行う監査処理方法において,
    前記監査テーマ選択手段が,監査テーマごとに,監査で使用する質問文の質問識別情報および前記質問文の重み付け配点を含む質問情報を記憶する前記質問情報記憶手段から,監査対象とする監査テーマを選択する処理過程と,
    前記監査テーマ切替手段が,複数の監査テーマが選択されている場合に,前記選択された1つを第1の監査テーマとし,前記第1の監査テーマから前記第1の監査テーマ以外の第2の監査テーマへの監査切り替えが要求されたときに,前記第2の監査テーマを入力結果取得手段に通知する処理過程と,
    前記入力結果取得手段が,前記質問情報記憶手段を参照して,前記第1の監査テーマで使用される質問識別情報を特定する処理過程と,
    前記入力結果取得手段が,複数の監査テーマの監査事項に関する質問文,前記監査事項に対する対策文前記質問文を識別する質問識別情報前記質問文への回答として選択される監査結果の程度区分を示す選択番号,および前記質問文に設定された重み付け配点の前記選択番号の場合の配分率を含む情報を記憶する前記監査ノウハウ情報記憶手段から,前記第1の監査テーマの質問識別情報に対応する質問文および前記質問文に対する選択番号を抽出し,前記抽出した質問文および選択番号を表示する第1のチェックリスト入力画面を生成する処理過程と,
    前記入力結果取得手段が,第1のチェックリスト入力画面に表示された対応する質問文に対して入力された選択番号および前記質問文の質問識別情報を記録した入力結果情報を生成して入力結果記憶手段に保存する処理過程と,
    前記入力結果取得手段が,前記第2の監査テーマの通知を受け付けて,前記質問情報をもとに前記第2の監査テーマで使用される質問識別情報を特定する処理過程と,
    前記入力結果取得手段が,前記監査ノウハウ情報記憶手段から,第2の監査テーマの質問識別情報であって前記第1の監査テーマの質問識別情報に含まれない質問識別情報に対応する質問文,および前記質問文に対する選択番号を抽出し,前記抽出した質問文および選択番号を表示する第2のチェックリスト入力画面を生成する処理過程と,
    前記入力結果取得手段が,前記第2のチェックリスト入力画面に表示された質問文に対して入力された選択番号および前記質問文の質問識別情報を,前記入力結果情報に追加する処理過程と
    前記集計手段が,前記選択された監査テーマごとに,前記入力結果情報から,当該監査テーマで使用される質問識別情報および前記質問識別情報に対応する質問文に入力された選択番号を特定する処理過程と,
    前記集計手段が,前記監査ノウハウ情報記憶手段から,前記特定した選択番号に対応する配分率を取得する処理過程と,
    前記集計手段が,前記特定した質問識別情報の重み付け配点および前記取得した配分率をもとに所定の式によって評価値を集計し,監査テーマ別の集計結果情報を出力する処理過程とを備える
    ことを特徴とする監査処理方法。
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