JP2005121844A - 写真シール印刷装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 利用者に違和感を抱かせることなく、かつ装置の設置空間を増加させることなく、落書などの操作を容易に行うことができる写真シール印刷装置を提供すること。
【解決手段】 被写体を撮影する撮影手段と、被写体の背面に配置され、被写体に対して背景画像を進退自在に提供する背景機構と、撮影した被写体画像を表示する編集用表示手段と、表示された被写体画像に対する落書画像などの編集画像を入力する入力手段と、該入力手段により入力された編集画像と前記被写体画像とを合成する画像処理手段と、合成された画像を印刷出力する印刷手段とを備えた写真ンシール印刷装置において、前記背景機構で仕切られる一方の空間を撮影室、他方を編集室とし、編集室内に前記編集用表示手段と入力手段とが配置されていることを特徴とする。
【選択図】 図2
【解決手段】 被写体を撮影する撮影手段と、被写体の背面に配置され、被写体に対して背景画像を進退自在に提供する背景機構と、撮影した被写体画像を表示する編集用表示手段と、表示された被写体画像に対する落書画像などの編集画像を入力する入力手段と、該入力手段により入力された編集画像と前記被写体画像とを合成する画像処理手段と、合成された画像を印刷出力する印刷手段とを備えた写真ンシール印刷装置において、前記背景機構で仕切られる一方の空間を撮影室、他方を編集室とし、編集室内に前記編集用表示手段と入力手段とが配置されていることを特徴とする。
【選択図】 図2
Description
本発明は、人物等の被写体の画像と各種スタンプや落書きなどの画像との合成画像をシール等の出力媒体に印刷して出力する写真シール印刷装置に関するものである。
従来、下記の特許文献1に示されるように、筐体部側面または筐体撮影部背面に落書き用タッチパネル式ディスプレイを設け、複数の操作者がタッチペンによって任意の落書画像を入力可能にした写真シール印刷装置が知られている。
また、下記の特許文献2に示されるように、装置の運転効率を向上させるために、撮影を終えた利用者に対しては撮影空間と隔離された編集空間に移動させて落書などの編集操作を行わせるようにしたものがある。
特開2002−209165号公報
特開2002−216239号公報
また、下記の特許文献2に示されるように、装置の運転効率を向上させるために、撮影を終えた利用者に対しては撮影空間と隔離された編集空間に移動させて落書などの編集操作を行わせるようにしたものがある。
前記特許文献1,2に開示された従来技術にあっては、利用者に落書などの画像を入力させるには、一旦、撮影室から退室させた後、筐体部側面または筐体撮影部背面に設けた編集空間に移動させる必要があるため、撮影・編集が終了したかのような違和感を利用者に与えてしまうという問題がある。
また、落書きなどを行う表示装置と入力装置の配置場所が筐体側面または筐体背面に設置されているため、落書き操作を行っている操作者が筐体外部に突出する状態になり、装置の設置空間を余計に確保しなければならないといった問題点がある。
本発明の目的は、利用者に違和感を抱かせることなく、かつ装置の設置空間を増加させることなく、落書などの操作を容易に行うことができる写真シール印刷装置を提供することにある。
また、落書きなどを行う表示装置と入力装置の配置場所が筐体側面または筐体背面に設置されているため、落書き操作を行っている操作者が筐体外部に突出する状態になり、装置の設置空間を余計に確保しなければならないといった問題点がある。
本発明の目的は、利用者に違和感を抱かせることなく、かつ装置の設置空間を増加させることなく、落書などの操作を容易に行うことができる写真シール印刷装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、被写体を撮影する撮影手段と、被写体の背面に配置され、被写体に対して背景画像を進退自在に提供する背景機構と、撮影した被写体画像を表示する編集用表示手段と、表示された被写体画像に対する落書画像などの編集画像を入力する入力手段と、該入力手段により入力された編集画像と前記被写体画像とを合成する画像処理手段と、合成された画像を印刷出力する印刷手段とを備えた写真ンシール印刷装置において、前記背景機構で仕切られる一方の空間を撮影室、他方を編集室とし、編集室内に前記編集用表示手段と入力手段とが配置されていることを特徴とする。
前記背景機構は、撮影室内での撮影終了時に、撮影室から編集室への被写体の移動が可能な状態に背景画像が退出制御され、撮影室への新たな被写体の入場時に撮影室と編集室との往来が不可能な状態に背景画像が進出制御されるものであることを特徴とする。
前記撮影室内での撮影終了時に、撮影室から編集室への移動を案内する案内メッセージを被写体に通知する手段を備えることを特徴とする。
前記背景機構は、撮影室内での撮影終了時に、撮影室から編集室への被写体の移動が可能な状態に背景画像が退出制御され、撮影室への新たな被写体の入場時に撮影室と編集室との往来が不可能な状態に背景画像が進出制御されるものであることを特徴とする。
前記撮影室内での撮影終了時に、撮影室から編集室への移動を案内する案内メッセージを被写体に通知する手段を備えることを特徴とする。
本発明によれば、撮影を終了したならば、撮影室から外部に出るといった違和感を利用者に抱かせることなく、落書などの編集操作を行わせることができる。
また、編集操作を行っている利用者が筐体外部に突出しないため、装置の設置空間を増加させなくて済む。
また、編集操作を行っている利用者が筐体外部に突出しないため、装置の設置空間を増加させなくて済む。
以下、本発明に係る写真シール印刷装置の実施の形態を図面を参照して具体的に説明する。
以下、本発明を実施する場合の一形態を図面を参照して具体的に説明する。
図1は、本発明に係る写真シール印刷装置の実施の形態を示すブロック図である。
本実施形態で示す写真シール印刷装置は、図1に示すように、大別すると、撮影室内の被写体画像を撮影するカメラ1と、カメラ1が撮影している被写体の動画像を表示する撮影用モニタ2と、被写体に対して所定の明るさの照明を与える照明装置3と、被写体に対して所望の背景画像を与える背景機構4と、カメラ1で撮影した被写体画像を表示し、その表示された被写体画像に対し所望の落書き画像などをタッチペン操作で入力するための編集用モニタ5と、落書き画像などの編集画像を入力するための複数のタッチペン6a,6bと、被写体画像に対し落書きなどが合成された合成画像を写真シールとして印刷出力するプリンタ7と、被写体である利用者に各種の案内メッセージを音声で通知するスピーカ8と、装置全体を制御する制御装置9によって構成されている。
これらの各部は図2(a)の筐体内部側面図に示すように、筐体20の内部において背景機構4で仕切られた撮影室21に設置される。図2(a)において、22は装置本体であり、カメラ1は装置本体22のほぼ中央位置に取り付けられている。
28は、背景機構4によって仕切られたは編集室であり、この編集室28内に編集用モニタ5とプリンタ7とが台23に収容されて設置されている。また、編集室28に利用者が入室したことを検出するセンサ10が設けられている。
以下、本発明を実施する場合の一形態を図面を参照して具体的に説明する。
図1は、本発明に係る写真シール印刷装置の実施の形態を示すブロック図である。
本実施形態で示す写真シール印刷装置は、図1に示すように、大別すると、撮影室内の被写体画像を撮影するカメラ1と、カメラ1が撮影している被写体の動画像を表示する撮影用モニタ2と、被写体に対して所定の明るさの照明を与える照明装置3と、被写体に対して所望の背景画像を与える背景機構4と、カメラ1で撮影した被写体画像を表示し、その表示された被写体画像に対し所望の落書き画像などをタッチペン操作で入力するための編集用モニタ5と、落書き画像などの編集画像を入力するための複数のタッチペン6a,6bと、被写体画像に対し落書きなどが合成された合成画像を写真シールとして印刷出力するプリンタ7と、被写体である利用者に各種の案内メッセージを音声で通知するスピーカ8と、装置全体を制御する制御装置9によって構成されている。
これらの各部は図2(a)の筐体内部側面図に示すように、筐体20の内部において背景機構4で仕切られた撮影室21に設置される。図2(a)において、22は装置本体であり、カメラ1は装置本体22のほぼ中央位置に取り付けられている。
28は、背景機構4によって仕切られたは編集室であり、この編集室28内に編集用モニタ5とプリンタ7とが台23に収容されて設置されている。また、編集室28に利用者が入室したことを検出するセンサ10が設けられている。
図3は、装置本体22の斜視図であり、照明装置3は撮影室21内の被写体24に対して正面左右から所定の明るさの照明光を与えるように設置され、また撮影用モニタ2はカメラ1に隣接して設置され、カメラ1に向かって任意の撮影ポーズをとった場合の被写体画像を被写体24の位置から確認可能なようになっている。
被写体24の左右および斜め上方に設置される照明装置3は、それぞれ、面光源31とストロボ32を内蔵し、撮影ポーズを確認する場合に面光源31によって所定の明るさの照明光を被写体24の方向に照射している。撮影ポーズの確認が終わり、被写体24の静止画を撮影するタイミングになったならば、ストロボ32が発光し、被写体24に対して面光源31からの照明光に加えストロボ光を被写体24に照射するようになっている。
背景機構4は、被写体24の背景となる画像を与えるものであり、被写体24が撮影用モニタ2での案内メッセージに従って予め用意された複数の背景画像のうち任意の背景画像を付属のタッチペン2aによって選択可能なように構成されている。なお、案内メッセージは撮影用モニタ2に表示する以外にスピーカ8からの音声等であってもよく、背景画像の選択手段はタッチペン2a以外のボタンまたは案内用のモニタでのタッチペン操作等で行うように構成することができる。
被写体24の左右および斜め上方に設置される照明装置3は、それぞれ、面光源31とストロボ32を内蔵し、撮影ポーズを確認する場合に面光源31によって所定の明るさの照明光を被写体24の方向に照射している。撮影ポーズの確認が終わり、被写体24の静止画を撮影するタイミングになったならば、ストロボ32が発光し、被写体24に対して面光源31からの照明光に加えストロボ光を被写体24に照射するようになっている。
背景機構4は、被写体24の背景となる画像を与えるものであり、被写体24が撮影用モニタ2での案内メッセージに従って予め用意された複数の背景画像のうち任意の背景画像を付属のタッチペン2aによって選択可能なように構成されている。なお、案内メッセージは撮影用モニタ2に表示する以外にスピーカ8からの音声等であってもよく、背景画像の選択手段はタッチペン2a以外のボタンまたは案内用のモニタでのタッチペン操作等で行うように構成することができる。
本実施例で示す背景機構4は、複数枚のカーテンに各種の背景画像を印刷した電動式カーテンで構成され、撮影室21に入室した利用者が例えば「夕焼け」の背景画像を選択した場合には、「夕焼け」の風景を印刷したカーテンが被写体24の背景になるように電動制御によって位置付けられる。背景機構4は、撮影室21に利用者がいない状態、および利用者が入室して撮影が終了するまでの間は編集室28との間を仕切るように位置付けられている。
また、撮影が終了した場合には、背景機構4の各種背景画像を印刷したカーテンの全てが後述の図7(a)に示すように、撮影室21と編集室22の境界上で上方に巻き上げられて撮影空間から退出され、撮影室21から編集室28への移動が可能な状態に制御される。
そして、撮影を終えた利用者が編集室28に移動した場合、何れかの背景画像のカーテンが降下され、撮影室21と編集室28とが仕切られる。なお、新たな利用者が撮影室21に入場していない場合には、入場するまで撮影室21と編集室28とを仕切らずに、往来可能な状態にし、再度の撮影を行うことも可能になっている。
なお、背景機構4としては、電動式のカーテン構造に限定されるものではなく、電動式の扉機構であってもよい。また、背景機構4が撮影室21と編集室28を仕切った後には、編集室28での編集が終了するまで撮影室21と編集室28との仕切りが開かないように背景機構4の動作を制御するような構成としてもよい。
また、撮影が終了した場合には、背景機構4の各種背景画像を印刷したカーテンの全てが後述の図7(a)に示すように、撮影室21と編集室22の境界上で上方に巻き上げられて撮影空間から退出され、撮影室21から編集室28への移動が可能な状態に制御される。
そして、撮影を終えた利用者が編集室28に移動した場合、何れかの背景画像のカーテンが降下され、撮影室21と編集室28とが仕切られる。なお、新たな利用者が撮影室21に入場していない場合には、入場するまで撮影室21と編集室28とを仕切らずに、往来可能な状態にし、再度の撮影を行うことも可能になっている。
なお、背景機構4としては、電動式のカーテン構造に限定されるものではなく、電動式の扉機構であってもよい。また、背景機構4が撮影室21と編集室28を仕切った後には、編集室28での編集が終了するまで撮影室21と編集室28との仕切りが開かないように背景機構4の動作を制御するような構成としてもよい。
制御装置9は、メモリ92に格納されたプログラムによって装置全体を制御するCPU91と、カメラ1で撮影された画像(動画像、静止画)を入力する画像入力部93と、撮影用モニタ2に被写体24の動画像を表示させるための画像出力部94と、スピーカ8に各種の案内メッセージの音声信号を出力する音声出力部95と、落書きに使用する各種のスタンプ画像、各種の案内メッセージ(音声及び文字情報)などを記憶しているパターンメモリ96と、被写体画像と落書き画像との合成画像をCPU1と共同して作成する画像処理部97と、正規の利用料金が投入されたことを検出するコイン制御部98と、照明制御部99と、背景機構制御部100と、被写体の静止画を撮影する時のシャッタタイミングを与えるタイマ101と、被写体24が撮影室21内に入室した状態かどうかを検知するセンサ102と、編集室28内の編集用モニタ5に被写体画像を編集用画像として表示させる画像出力部103と、プリンタ制御部104とで構成されている。
図4は、以上のように構成された写真シール印刷装置の動作の概要を示すフローチャートである。
まず、利用者である被写体24が撮影室21内に入室したことをセンサ102によって検出したならば、CPU91は利用の仕方、利用料金などの案内メッセージをスピーカ8から音声により出力すると共に、撮影用モニタ2に初期画面を表示させる(ステップ401,402)。
これに対して、正規の利用料金が投入されたことをコイン制御部98が検出したならば、撮影用モニタ2にフレームの種類(ワイド、アップ、スリム)を表示し、タッチペン2aを用いて何れかのフレームの種類を被写体24に選択させる(ステップ403,404)。例えば、複数の被写体が漏れなく写るワイドを選択させる。
次に、撮影用モニタ2に背景画像の種類を表示し、タッチペン2aを用いて何れかの背景画像を選択させる(ステップ405)。例えば、夕焼け風景の背景画像を選択させる。
CPU91は、選択されたフレームの種類に応じてカメラ1のズーム倍率を制御し、また選択された背景画像が被写体24の背景になるように背景機構4を電動制御する。
この後、カメラ1で撮影している被写体24について背景画像を含む動画像を撮影用モニタ2に表示する(ステップ406)。
被写体24は、撮影用モニタ2に映し出されている自身の映像を見ながら撮影ポーズを決める。背景画像の選択後、所定時間経過すると、タイマ101で定められた時間間隔で被写体24の撮影が開始される(ステップ407)。CPU91は、被写体の静止画が撮影される毎に、その静止画をメモリ92に記憶させる(ステップ408)。そして、予め決められたN枚の撮影が終了したならば(ステップ409)、背景機構4の全ての背景画像のカーテンと巻き上げ、撮影室21から編集室28への移動が可能な状態にし、スピーカ8から「編集室へ移動してください」という案内メッセージを発生させる(ステップ410)。なお、案内メッセージはスピーカ8からの音声以外に、撮影用モニタ2に表示する等の方法で発生させてもよい。
そこで、撮影を終えた被写体が編集室28へ移動し、このことを編集室28に設置されたセンサ10が検出したならば(ステップ411)、ステップ407で撮影したN枚の撮影画像のサムネイルを編集用モニタ5に表示させる(ステップ412)。
まず、利用者である被写体24が撮影室21内に入室したことをセンサ102によって検出したならば、CPU91は利用の仕方、利用料金などの案内メッセージをスピーカ8から音声により出力すると共に、撮影用モニタ2に初期画面を表示させる(ステップ401,402)。
これに対して、正規の利用料金が投入されたことをコイン制御部98が検出したならば、撮影用モニタ2にフレームの種類(ワイド、アップ、スリム)を表示し、タッチペン2aを用いて何れかのフレームの種類を被写体24に選択させる(ステップ403,404)。例えば、複数の被写体が漏れなく写るワイドを選択させる。
次に、撮影用モニタ2に背景画像の種類を表示し、タッチペン2aを用いて何れかの背景画像を選択させる(ステップ405)。例えば、夕焼け風景の背景画像を選択させる。
CPU91は、選択されたフレームの種類に応じてカメラ1のズーム倍率を制御し、また選択された背景画像が被写体24の背景になるように背景機構4を電動制御する。
この後、カメラ1で撮影している被写体24について背景画像を含む動画像を撮影用モニタ2に表示する(ステップ406)。
被写体24は、撮影用モニタ2に映し出されている自身の映像を見ながら撮影ポーズを決める。背景画像の選択後、所定時間経過すると、タイマ101で定められた時間間隔で被写体24の撮影が開始される(ステップ407)。CPU91は、被写体の静止画が撮影される毎に、その静止画をメモリ92に記憶させる(ステップ408)。そして、予め決められたN枚の撮影が終了したならば(ステップ409)、背景機構4の全ての背景画像のカーテンと巻き上げ、撮影室21から編集室28への移動が可能な状態にし、スピーカ8から「編集室へ移動してください」という案内メッセージを発生させる(ステップ410)。なお、案内メッセージはスピーカ8からの音声以外に、撮影用モニタ2に表示する等の方法で発生させてもよい。
そこで、撮影を終えた被写体が編集室28へ移動し、このことを編集室28に設置されたセンサ10が検出したならば(ステップ411)、ステップ407で撮影したN枚の撮影画像のサムネイルを編集用モニタ5に表示させる(ステップ412)。
被写体24である利用者は、表示されたサムネイルの中から所望のショットの複数枚の撮影画像を選択する(ステップ413)。
選択操作が終わったならば、CPU91は、被写体24が選択した複数ショットの撮影画像に対し、色変更、落書きなどの編集操作(レタッチ)をタッチペン6a,6bで行わせる(ステップ414)。
編集操作が終了したならば、落書きなどの編集画像とメモリ92に記憶させておいた撮影画像とを合成する。そして、プリント形式、例えば1枚のシートに撮影画像をどのような形式で印刷するかを選択させる(ステップ415)。
印刷形式が指定されたならば、プリンタ7から落書き画像420が合成された被写体画像の写真シール421を印刷出力させる(ステップ416)。
以上が、図1の構成に係る写真シール印刷装置の動作の概要である。
選択操作が終わったならば、CPU91は、被写体24が選択した複数ショットの撮影画像に対し、色変更、落書きなどの編集操作(レタッチ)をタッチペン6a,6bで行わせる(ステップ414)。
編集操作が終了したならば、落書きなどの編集画像とメモリ92に記憶させておいた撮影画像とを合成する。そして、プリント形式、例えば1枚のシートに撮影画像をどのような形式で印刷するかを選択させる(ステップ415)。
印刷形式が指定されたならば、プリンタ7から落書き画像420が合成された被写体画像の写真シール421を印刷出力させる(ステップ416)。
以上が、図1の構成に係る写真シール印刷装置の動作の概要である。
図2(b)は編集用モニタ5で落書き画像を入力する様子を筐体上方から見た場合の平面図である。
本実施形態においては、編集用モニタ5が2つのタッチパネル付きディスプレイ5a,5bで構成され、それぞれのディスプレイ5a,5bの画面がほぼ水平になるように設置されている。
なお、図2(b)において、25,26は、筐体側面に設けられた撮影室21への入口であり、27は編集室28からの出口である。なお、次の図6(a)に示すように、出口は筐体側面の両側または片側に設けてもよく、ディスプレイ5a,5bは筐体背面(撮影室21と反対側)に接触させて配置してもよい。
ディスプレイ5a,5bには、落書きを行う場合に、図5に示すような編集画面が表示される。すなわち、図2(b)に示すように複数の利用者が互いに対峙した状態でタッチペン6a,6bを用いて落書きなどの編集を行えるような編集画面50a,50bが表示される。
図5において、51は図4のステップ410で表示された複数ショットの被写体画像のサムネイルであり、52はサムネイル51の中から選択した1つのショットの落書き対象画像(被写体画像)である。53は落書きに使用するスタンプ画像である。なお、色変更や落書きを行うために、スタンプ画像以外に、パレットなどが設けられている。
このように、複数の利用者が対峙した状態で落書きなどの編集操作を行えるように編集用モニタ5を2つのディスプレイ5a,5bで構成することにより、タッチペン6a,6bを使用する際に、利用者同士の手や腕、体が接触することはなくなり、落書きなどの編集操作を容易に行うことが可能になる。
本実施形態においては、編集用モニタ5が2つのタッチパネル付きディスプレイ5a,5bで構成され、それぞれのディスプレイ5a,5bの画面がほぼ水平になるように設置されている。
なお、図2(b)において、25,26は、筐体側面に設けられた撮影室21への入口であり、27は編集室28からの出口である。なお、次の図6(a)に示すように、出口は筐体側面の両側または片側に設けてもよく、ディスプレイ5a,5bは筐体背面(撮影室21と反対側)に接触させて配置してもよい。
ディスプレイ5a,5bには、落書きを行う場合に、図5に示すような編集画面が表示される。すなわち、図2(b)に示すように複数の利用者が互いに対峙した状態でタッチペン6a,6bを用いて落書きなどの編集を行えるような編集画面50a,50bが表示される。
図5において、51は図4のステップ410で表示された複数ショットの被写体画像のサムネイルであり、52はサムネイル51の中から選択した1つのショットの落書き対象画像(被写体画像)である。53は落書きに使用するスタンプ画像である。なお、色変更や落書きを行うために、スタンプ画像以外に、パレットなどが設けられている。
このように、複数の利用者が対峙した状態で落書きなどの編集操作を行えるように編集用モニタ5を2つのディスプレイ5a,5bで構成することにより、タッチペン6a,6bを使用する際に、利用者同士の手や腕、体が接触することはなくなり、落書きなどの編集操作を容易に行うことが可能になる。
この場合、図6(a)の他の実施形態に示すように、編集用モニタ5をワイド型のタッチパネル付きディスプレイ5cで構成し、図6(b)に示すように、1つの画面内に2つの落書き対象画像52を並べて表示し、タッチペン6a,6bにより落書きなどの編集操作が行えるように構成することもできる。
また、図6においては、編集室28からの出口27が2箇所設けられている。
なお、ワイド型のタッチパネル付きディスプレイ5cは横の長さが45cm以上の18インチワイド画面であることが望ましい。
また、ディスプレイ5cの配置角度は、ほぼ水平に配置したり、垂直または垂直に近い勾配で傾斜して配置する等、任意の角度で配置してよい。
さらに、図示しないが、図5の実施形態と折衷させて、ディスプレイ5cの1つの画面内に2つの落書き対象画像52を対峙して表示し、タッチペン6a,6bにより利用者が対峙して編集操作が行えるように構成してもよい。
図7は、利用者である被写体24が撮影室21へ入室した後、編集室28へ移動し、さらに編集室28から筐体外部へ移動する様子を示した図であり、撮影室21において撮影を終えたならば、図7(a)に示すように、背景機構4の全てのカーテンが上方に巻き上げられ、撮影室21から編集室28への移動が可能な状態に制御される。
そして、撮影室21と編集室28との境界がなくなった状態において、被写体24は撮影室21から編集室28へ移動し、落書などの編集操作を編集用モニタ5の画面上で行う。そして、編集操作が終わり、印刷シールをプリンタ出口から受取ったならば、出口27から退室する。
図8は、ワイド型のディスプレイを用いた場合の被写体の移動の様子を示すものである。
また、図6においては、編集室28からの出口27が2箇所設けられている。
なお、ワイド型のタッチパネル付きディスプレイ5cは横の長さが45cm以上の18インチワイド画面であることが望ましい。
また、ディスプレイ5cの配置角度は、ほぼ水平に配置したり、垂直または垂直に近い勾配で傾斜して配置する等、任意の角度で配置してよい。
さらに、図示しないが、図5の実施形態と折衷させて、ディスプレイ5cの1つの画面内に2つの落書き対象画像52を対峙して表示し、タッチペン6a,6bにより利用者が対峙して編集操作が行えるように構成してもよい。
図7は、利用者である被写体24が撮影室21へ入室した後、編集室28へ移動し、さらに編集室28から筐体外部へ移動する様子を示した図であり、撮影室21において撮影を終えたならば、図7(a)に示すように、背景機構4の全てのカーテンが上方に巻き上げられ、撮影室21から編集室28への移動が可能な状態に制御される。
そして、撮影室21と編集室28との境界がなくなった状態において、被写体24は撮影室21から編集室28へ移動し、落書などの編集操作を編集用モニタ5の画面上で行う。そして、編集操作が終わり、印刷シールをプリンタ出口から受取ったならば、出口27から退室する。
図8は、ワイド型のディスプレイを用いた場合の被写体の移動の様子を示すものである。
なお、図9の他の実施形態に示すように、編集室28を第1編集室28aと第2編集室28bに仕切り板91によって仕切り、かつ背景機構4と編集室28a,28bとの間に電動で上下動可能な仕切りカーテン4A,4Bを設け、2つの編集室28a,28bのうち先に印刷工程まで終えた編集室に次の利用者を誘導するように構成すれば、編集操作に手間取っている利用者がいた場合でも、空いた編集室の一方に次の利用者を誘導し、編集操作を行わせることができ、運転効率がさらに向上する。
図9の例では、編集室28aが空き状態になっていた場合、撮影室21で撮影を終えた被写体24は背景機構4と第1の仕切りカーテン4Aが開かれ、編集室28aに誘導される。被写体24が編集室28aに入室したことが編集室28aに設置されたセンサ(図示せず)によって確認されたならば、背景機構4と第1の仕切りカーテン4Aは降下され、撮影室21と編集室28aは仕切られる。
編集室28a,28bの両方が空き状態になっていた場合には、何れか一方の編集室または両方の編集室との間の仕切りカーテン4A,4Bが上方に巻き上げられる。仕切りカーテン4A,4Bの両方が巻き上げられた場合、利用者は好みの編集室に移動する。そして、何れかの編集室への移動が各編集室のセンサによって確認できたならば、撮影室21への移動が不可能な状態に仕切られる。なお、撮影室21に次の利用者が入室するまでの間は、撮影室21との間を往来可能に制御してもよい。
なお、上記の各実施形態において、プリンタは筐体外部の編集室に近い位置に設置するように構成することができる。
図9の例では、編集室28aが空き状態になっていた場合、撮影室21で撮影を終えた被写体24は背景機構4と第1の仕切りカーテン4Aが開かれ、編集室28aに誘導される。被写体24が編集室28aに入室したことが編集室28aに設置されたセンサ(図示せず)によって確認されたならば、背景機構4と第1の仕切りカーテン4Aは降下され、撮影室21と編集室28aは仕切られる。
編集室28a,28bの両方が空き状態になっていた場合には、何れか一方の編集室または両方の編集室との間の仕切りカーテン4A,4Bが上方に巻き上げられる。仕切りカーテン4A,4Bの両方が巻き上げられた場合、利用者は好みの編集室に移動する。そして、何れかの編集室への移動が各編集室のセンサによって確認できたならば、撮影室21への移動が不可能な状態に仕切られる。なお、撮影室21に次の利用者が入室するまでの間は、撮影室21との間を往来可能に制御してもよい。
なお、上記の各実施形態において、プリンタは筐体外部の編集室に近い位置に設置するように構成することができる。
1 カメラ
2 撮影用モニタ
3 照明装置
4 背景機構
5 編集用モニタ
6a,6b タッチペン
7 プリンタ
9 制御装置
21 撮影室
24 被写体
28 編集室
52 落書き対象画像
91 仕切り板
420 落書き画像
2 撮影用モニタ
3 照明装置
4 背景機構
5 編集用モニタ
6a,6b タッチペン
7 プリンタ
9 制御装置
21 撮影室
24 被写体
28 編集室
52 落書き対象画像
91 仕切り板
420 落書き画像
Claims (3)
- 被写体を撮影する撮影手段と、被写体の背面に配置され、被写体に対して背景画像を進退自在に提供する背景機構と、撮影した被写体画像を表示する編集用表示手段と、表示された被写体画像に対する落書画像などの編集画像を入力する入力手段と、該入力手段により入力された編集画像と前記被写体画像とを合成する画像処理手段と、合成された画像を印刷出力する印刷手段とを備えた写真ンシール印刷装置において、
前記背景機構で仕切られる一方の空間を撮影室、他方を編集室とし、編集室内に前記編集用表示手段と入力手段とが配置されていることを特徴とする写真シール印刷装置。 - 前記背景機構は、撮影室内での撮影終了時に、撮影室から編集室への被写体の移動が可能な状態に背景画像が退出制御され、撮影室への新たな被写体の入場時に撮影室と編集室との往来が不可能な状態に背景画像が進出制御されるものであることを特徴とする請求項1に記載の写真シール印刷装置。
- 前記撮影室内での撮影終了時に、撮影室から編集室への移動を案内する案内メッセージを被写体に通知する手段を備えることを特徴とする請求項2に記載の写真シール印刷装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003355639A JP2005121844A (ja) | 2003-10-15 | 2003-10-15 | 写真シール印刷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003355639A JP2005121844A (ja) | 2003-10-15 | 2003-10-15 | 写真シール印刷装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005121844A true JP2005121844A (ja) | 2005-05-12 |
Family
ID=34613151
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003355639A Pending JP2005121844A (ja) | 2003-10-15 | 2003-10-15 | 写真シール印刷装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005121844A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007065174A (ja) * | 2005-08-30 | 2007-03-15 | Tatsumi Denshi Kogyo Kk | 自動写真作成装置及び自動写真作成方法 |
JP2007286184A (ja) * | 2006-04-13 | 2007-11-01 | Furyu Kk | 写真シール作成装置 |
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2003
- 2003-10-15 JP JP2003355639A patent/JP2005121844A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007065174A (ja) * | 2005-08-30 | 2007-03-15 | Tatsumi Denshi Kogyo Kk | 自動写真作成装置及び自動写真作成方法 |
JP2007286184A (ja) * | 2006-04-13 | 2007-11-01 | Furyu Kk | 写真シール作成装置 |
JP4595874B2 (ja) * | 2006-04-13 | 2010-12-08 | フリュー株式会社 | 写真シール作成装置 |
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