JP2005121339A - 開閉式換気装置 - Google Patents

開閉式換気装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005121339A
JP2005121339A JP2003359595A JP2003359595A JP2005121339A JP 2005121339 A JP2005121339 A JP 2005121339A JP 2003359595 A JP2003359595 A JP 2003359595A JP 2003359595 A JP2003359595 A JP 2003359595A JP 2005121339 A JP2005121339 A JP 2005121339A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
humidity
temperature
ventilator
sliding plate
slits
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003359595A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3813149B2 (ja
Inventor
Kenji Fujimoto
憲治 藤本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CASA KK
Original Assignee
CASA KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by CASA KK filed Critical CASA KK
Priority to JP2003359595A priority Critical patent/JP3813149B2/ja
Publication of JP2005121339A publication Critical patent/JP2005121339A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3813149B2 publication Critical patent/JP3813149B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】周囲の温度や湿度に応じて自動的に開閉する開閉式換気装置を提供する。
【解決手段】開閉式換気装置は、複数の本体スリット8を該本体スリット8の幅と等しい間隔で略平行に開口した換気装置本体6と、換気装置本体6のスリットと略等しい間隔で複数の摺動スリット9を開口し、換気装置本体6に沿って摺動可能に固定された摺動板7とを備える。この開閉式換気装置はさらに、換気装置本体6と摺動板7との間に固定され、温度および湿度の両方に反応して変形するバイメタル等で構成される温度湿度反応部材12を備えており、温度湿度反応部材12が温度または湿度に反応して変形することにより、温度湿度反応部材12に固定された摺動板7が換気装置本体6に沿って摺動され、本体スリット8と摺動スリット9の重複で構成される開口面積を連続的に変化可能に構成している。
【選択図】図5

Description

本発明は、周囲の温度や湿度に応じて自動で開閉量を変化させて通気量を調整可能な開閉式換気装置に関する。
屋内の換気機構として、図1に示すように床下の基礎部分に通気口1を設けて風通しを良くすることが従来行われてきた。通気口1は特に夏季などにおける高温多湿の空気を床下から排出するものであるが、冬季の乾燥した低温の空気は換気の必要がなく、却って床下を保温するために通気口1を閉じる方が望ましい場合がある。冬の冷気が入り込み床下が冷える問題を解消するために、通気口に手動で開閉する蓋を設ける構造が開発されている(例えば実開昭51−69447号公報、実開昭51−109940号公報、実公平4−29027号公報、実公平4−29027号公報)。これらの手動開閉式の通気口は、夏に開放して冬に閉塞することで自然を有効に利用した温度調整が可能であるが、手動で開閉する必要があるため手間がかかるという問題があった。
このような問題を解決するために、特許文献1や特許文献2、特許文献3に記載の換気装置が開発されている。特許文献1の換気装置は、図2に示すように形状記憶合金を使って環境温度に応じて換気口の開閉を行う自動制御手段を備えている。自動制御手段は、換気板を開き位置方向に付勢する形状記憶合金製のコイルスプリング2と、閉じ位置方向に付勢するバイアスコイルスプリング3とを備えており、温度が下がって形状記憶合金製のコイルスプリング2の弾性力が弱まった時には、バイアススプリング3の力で換気板を閉じ位置方向に移動させ、温度が上がって形状記憶合金製のコイルスプリング2の弾性力が強まった時には、換気板を開き位置方向に移動させる。
また特許文献2には、図3に示すように、形状記憶合金製の第1コイルスプリング4及び第1コイルスプリング4のバネ力に抗する第2コイルスプリング5の作用により、移動部材26を環境温度に応じて自動的に移動させ、これに連結された換気板27を可動し、換気装置本体28の換気口を開閉させる開閉装置が開示されている。この換気装置は、気温が低い冬場には換気口が自動的に閉じ、一方、気温が高い夏場には換気口が自動的に開くというものである。さらに特許文献3にも、図4に示すように形状記憶合金製の第1のコイルスプリング4Bと、このバネ力に抗する第2コイルスプリング5Bを備える開閉装置を既存の通気口に取り付ける構造が開示される。
しかしながら、上記の技術はいずれもコイルスプリング状の形状記憶合金を使用しており、これらコイルスプリングは機械的な動作不良を起こしやすいという問題があった。コイルスプリングは多数のリングが重なり合う構造のため、コイルスプリングの伸縮により隣接するリングの間隔が変化して、この間隔に異物が挟まれて正常な伸縮を妨げることがある。特にコイルスプリングを収納する筒状体の内部にゴミや砂、埃などが入り込むと、これらが正常な動作を妨げる原因となる。筒状体に異物が侵入しないように密閉構造とすると、周囲の環境温度を形状記憶合金が正確に感知できなくなるので、筒状体には環境温度を検知するため外気が流入する貫通孔を設けなければならない。この貫通孔を介して異物が侵入するため、形状記憶合金の感度と、機械的動作不良の問題を両立させることができないという問題があった。またコイルスプリングと筒状体の内面との間で接触面積が大きくなり、リングに引っ掛かりが生じて正しく動作しないこともあるといった問題もあった。
さらに、上記の構成はいずれも形状記憶合金のコイルスプリングと別にバイアス用のコイルスプリングを組み合わせて使用しているため、2つのバネの張力を適切にバランスさせる必要がある。しかし2つのコイルスプリングを使用していると、機械的動作を繰り返すことによりいずれか一方のバネが経時劣化等により摩耗し、張力のバランスを崩して正常な動作ができなくなるという問題もあった。
さらにまた、上記の機構では温度に反応して換気口を開閉することはできても、湿度の管理まではできなかった。通気口においては気温のみならず湿度管理も重要となる。特に湿度が高くなると結露によって木材が腐ったり、シロアリが発生し易くなる等の問題を引き起こす。湿度変化により自動的に開閉する機構は、例えば特許文献4に示すように湿度センサで電動ガラスルーバー窓の開閉を制御する技術が開発されているが、湿度を感知する機構と窓の開閉が別機構であり高価で複雑な構造となることや、窓の開閉や湿度の感知に電気エネルギーが必要であるという問題があった。
また一方で、2003年7月1日施行の改正建築基準法により、ホルムアルデヒドなどの化学物質に起因するいわゆるシックハウス対応が必須となった。ホルムアルデヒドを原料に使ったユリア系、メラミン系等の接着剤は、日常経験する高温でホルムアルデヒドに戻り、空気中に発散されて室内の空気を汚染する。このような化学物質が原因で化学物質過敏症が発生し、その6割がいわゆるシックハウス症候群、さらにその6割が新築、増築、改築などが発病の原因とされている。このような背景の元、厚生労働省は室内空気汚染の原因となる化学物質について室内濃度に関する指針を設定し、新築住宅等でホルムアルデヒドの指定値を超えないよう建築基準法の改正が行われた。具体的には、居室の内装の仕上げの面積の制限や天井裏等の制限に加えて、機械換気設備等の設置が義務付けられている。すなわち、屋内の換気を十分に確保するための通気口や換気扇などの換気設備が必須となった。各部屋毎に天井や足下などにこのような換気設備を施工するにはコストがかかり、特に通気量を温度や湿度において調整するよう制御することは容易でない。
さらに一方では、換気口の開閉制御は、家屋に限られず、換気の必要な他の分野でも切望されている。例えばアルミサッシの窓枠が室内と室外の温度差で結露し、カビなどの原因となることがある。あるいは、自動車などの密閉空間において、晴天の日中に自動車の室内の温度が上昇して極めて高温になる問題があった。これを防止するため窓を僅かに開いたままとしたり、この隙間に送風ファンを設けて暑い空気を排出するなどの方法があるが、いずれも車の窓ガラスを開放する必要があるため、用心が悪くなるという問題があった。
実開昭60−117988号公報 実開平7−26581号公報 特開平11−148703号公報 実開平4−45886号公報
本発明は、このような問題を解消するためになされたものである。本発明の主な目的は、簡単な機構で周囲の温度や湿度に応じて自動的に開閉する開閉式換気装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明の開閉式換気装置は、複数の本体スリット8を該本体スリット8の幅と等しい間隔で略平行に開口した換気装置本体6と、前記換気装置本体6のスリットと略等しい間隔で複数の摺動スリット9を開口し、前記換気装置本体6に沿って摺動可能に固定された摺動板7とを備える。この開閉式換気装置はさらに、前記換気装置本体6と摺動板7との間に固定され、温度および湿度の両方に反応して変形する温度湿度反応部材12を備えており、前記温度湿度反応部材12が温度または湿度に反応して変形することにより、前記温度湿度反応部材12に固定された前記摺動板7が前記換気装置本体6に沿って摺動され、本体スリット8と摺動スリット9の重複で構成される開口面積を連続的に変化可能に構成している。
また、請求項2の開閉式換気装置は、請求項1に記載の開閉式換気装置であって、前記温度湿度反応部材12は、バイメタルで構成されている。
さらに、請求項3の開閉式換気装置は、請求項2に記載の開閉式換気装置であって、前記前記温度湿度反応部材12は、温度に反応する感熱バイメタル12Aと、湿度に反応する感湿バイメタル12Bとを連結して構成され、前記摺動板7の一端と、前記換気装置本体6に固定された摺動部材との間に前記感熱バイメタル12Aと感湿バイメタル12Bが固定されている。
さらにまた、請求項4の開閉式換気装置は、請求項3に記載の開閉式換気装置であって、前記感熱バイメタル12Aと感湿バイメタル12Bをそれぞれ山形に折曲し、逆向きに連結している。
また請求項5の開閉式換気装置は、同心円上に回転自在に固定された円盤状の摺動板を、換気装置本体に沿って回転させることで開口面積を可変とする構成を採用する。開閉式換気装置は、複数の本体スリット8Bを該本体スリット8Bの幅と等しい間隔で一点を中心とする円上に開口した換気装置本体6Bと、前記換気装置本体6Bの本体スリット8Bと略等しい間隔で複数の摺動スリット9Bを開口し、前記換気装置本体6Bに沿って前記中心を回転軸23として回転可能に固定された摺動板7Bとを備える。この開閉式換気装置はさらに、前記摺動板7Bの回転軸23と前記換気装置本体6Bとの間に固定され、温度および湿度の両方に反応して変形する温度湿度反応部材22を備えており、前記温度湿度反応部材22が温度または湿度に反応して変形することにより、前記温度湿度反応部材22に固定された前記摺動板7Bの回転軸23が前記換気装置本体6Bに沿って回転され、本体スリット8Bと摺動スリット9Bの重複で構成される開口面積を連続的に変化可能に構成している。
さらに本発明の開閉式換気装置は、湿度のみで反応して開閉する構成とすることもできる。請求項6の開閉式換気装置は、複数の本体スリット8を該本体スリット8の幅と等しい間隔で開口した換気装置本体6と、前記換気装置本体6のスリットと略等しい間隔で複数の摺動スリット9を開口し、前記換気装置本体6に沿って移動可能に固定された摺動板7とを備える。この開閉式換気装置はさらに、前記換気装置本体6と摺動板7との間に固定され、湿度に反応して変形する湿度反応部材21を備えており、前記湿度反応部材21が湿度に反応して変形することにより、前記湿度反応部材21に固定された前記摺動板7が前記換気装置本体6に沿って移動され、本体スリット8と摺動スリット9の重複で構成される開口面積を連続的に変化可能に構成している。
この開閉式換気装置は、温度湿度反応部材12が周囲の温度および湿度を感知し、これに応じて開口面積を調整している。すなわち、標準では開閉式換気装置は開口面積を50%の位置とし、高温で換気が必要であれば開口面積を大きくする方向に摺動板7を移動させ通気量を多くし、逆に温度が低いときは開口面積を小さくする方向に摺動板7を移動させて通気量を少なくする。同様に、湿度の高いときも開口面積を大きく、湿度の低いときは小さくするように移動させる。これによって、周囲の環境温度に応じて自動的に開口面積を調整して通気量を制御でき、温度と湿度を最適な状態に維持でき、家屋の床下の通気口や室内の天井の通気口、天窓などに好適に利用できる。また、サッシの枠の結露防止や自動車の車内の換気にも適用できる。
本発明の開閉式換気装置によれば、気温や湿度の変化に対して優れた感度で開口面積を調整し、最適な環境とできる。それは、本発明の開閉式換気装置が、温度と湿度に反応する温度湿度反応部材を用いて摺動板を移動させることにより開口面積を変化可能な構成としているからである。開口面積を変化させることで開閉式換気装置を通過する通気量を制御できるので、自然の空気を利用した換気の最適な条件とすることで、省エネルギーで自動制御の開閉式換気装置が実現できる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施の形態は、本発明の技術思想を具体化するための開閉式換気装置を例示するものであって、本発明は開閉式換気装置を以下のものに特定しない。
また、本明細書は特許請求の範囲に示される部材を、実施の形態の部材に特定するものでは決してない。特に実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は特に特定的な記載がない限りは、本発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。なお、各図面が示す部材の大きさや位置関係等は、説明を明確にするため誇張していることがある。さらに以下の説明において、同一の名称、符号については同一もしくは同質の部材を示しており、詳細説明を適宜省略する。さらに、本発明を構成する各要素は、複数の要素を同一の部材で構成して一の部材で複数の要素を兼用する態様としてもよいし、逆に一の部材の機能を複数の部材で分担して実現することもできる。
[第1の実施の形態]
図5に、本発明の一実施の形態に係る開閉式換気装置を示す。この図に示す開閉式換気装置は、通気口や換気口の吸気口や排気口に設置されて使用される。図は裏側すなわち通気口の内部側から見た平面図を示している。開閉式換気装置は換気装置本体6と、この換気装置本体6に沿って摺動可能に固定された摺動板7とを備える。換気装置本体6には、複数の本体スリット8を本体スリット8の幅と等しい間隔で略平行に開口している。一方、摺動板7にも本体スリット8とほぼ等しい幅および間隔で、複数の摺動スリット9を略平行に開口している。これらのスリット9は、スリット9を構成する枠体10の幅をスリット幅と同じ間隔とすることにより、一方のスリット9と他方の枠体10とが合致するように摺動板7をスライドさせて、図5(b)に示すようにスリット9の開口部分を閉塞できる。また、スリット9同士、枠体10同士を重ねることで、図5(c)に示すようにスリット9をすべて開口できる。このように、摺動板7を換気装置本体6に沿って摺動させることで、連続的に開口部分の面積を0〜100%に変化できる。なお図示しないが、手動で摺動板7を操作して開口するための取っ手を摺動板7に設けても良い。開口面積の自動調整機構に関わらず、強制的に開口させたい場合などに利用するためである。
換気装置本体6には、摺動板7を摺動可能とするために、摺動方向に沿ってL字状の固定片11を上下2箇所に固定している。摺動板7を固定片11の内側に挿入することによって、摺動板7は換気装置本体6にスライド自在に連結される。なお、摺動板7を換気装置本体6の長手方向に沿って摺動させるための機構は、この構成に限られず、例えば換気装置本体にレールを構成し、摺動板の端面に回転自在に固定した車輪で走行させる機構や滑車、切り欠き溝に挿入したT字状の鍔、ベアリング式、ベルト式などを適宜採用できる。特に、車輪の回転機構を利用すれば、摺動板と換気装置本体との接触部分を面接触や点接触とできるので、より抵抗が少なく小さい応力でもスムーズに摺動できる。
さらに、換気装置本体6と摺動板7との間には、温度および湿度の両方に反応して変形する温度湿度反応部材12が固定されている。温度湿度反応部材12は、バイメタルや不燃性熱膨張材、形状記憶合金等で構成され、好ましくはバイメタルとする。バイメタルは基本的に熱膨張率の異なる2種類の金属の板を張り合わせたものであり、温度が変化すると熱膨張率の小さな金属のほうに折曲される。バイメタルは、温度に反応して変形する感熱バイメタル12Aと、湿度に反応して変形する感湿バイメタル12Bとを組み合わせて使用する。感熱バイメタル12Aは設定温度、例えば50℃〜60℃を超えると変形する。同様に湿感パイメタルは設定湿度、例えば60%〜70%を超えると変形する。また不燃性熱膨張材としては、例えばオーストリアケミー・リンツ社製の「インツメックス」や、特公昭63−132968号公報或いは同平3−235号公報等に示す製品や技術を用いることができる。形状記憶合金は、チタン・ニッケル合金やアルミ合金などで構成される。
図5の例では、板バネ状に延長された感熱バイメタル12Aと感湿バイメタル12Bをそれぞれ山形に折曲し、山を逆向きにして一端で連結して波形の温度湿度反応部材12としている。ただ、単一のバイメタルで温度と湿度の両方に反応して変形するタイプを使用することもできる。この場合は、図6に示すように一のバイメタル12Cを山形に折曲して用いる構成の他、図5と同様に2つの板バネを連結する構成として、一方の板バネを感熱感湿バイメタルとし、他方をバイメタルでない逆バイアスを与える板バネとして、これらを連結して使用することもできる。例えば、摺動板を開き位置方向に付勢するバイメタルと、閉じ位置方向に付勢する板バネとを連結して温度湿度反応部材とすれば、温度が下がってバイメタルの弾性力が弱まった時には板バネの力で摺動板を閉じ位置方向に移動させ、温度が上がってバイメタルの弾性力が強まった時には、摺動板を開き位置方向に移動させることができる。あるいはまた、図示しないが感熱バイメタルと感湿バイメタルに、さらに逆バイアスの板バネを連結する3段構成としてもよい。さらに、感熱バイメタルを省略した感湿バイメタル等の湿度反応部材を使用することもできる。この場合は、開閉式換気装置は湿度のみに反応してスリットを開閉する。
このようにして形成された温度湿度反応部材12の一端を換気装置本体6と摺動板7との間に挿入する。摺動板7は、一端に押圧部材13を固定しており、また換気装置本体6は、押圧部材13と離間して固定部材14を摺動自在に設けている。固定部材14は、換気装置本体6に設けられたスリット状の摺動レール15に沿って摺動自在としている。摺動レール15は、スリット板が換気装置本体6を摺動する方向と平行、図5においてはスリットと垂直な方向に形成している。固定部材14は、摺動レール15状の任意の位置で固定できるロック機構を備えている。この固定部材14と押圧部材13の間に、温度湿度反応部材12を挿入し、一端を固定部材14に他端を押圧部材13にそれぞれ固定する。これによって、固定部材14が固定端、押圧部材13が自由端となる。温度湿度反応部材12が周囲の温度及び湿度に応じて変形すると、温度湿度反応部材12の自由端に連結された押圧部材13が押圧、牽引されて摺動レール15に沿って移動され、これに応じて摺動板7が換気装置本体6上を摺動するので、開口面積が変化される。
固定部材14は、温度湿度反応部材12の変形に応じて開口面積が正しく変化するよう、温度湿度反応部材12の温度・湿度の変形特性に応じて固定位置を調整される。さらに、高温且つ多湿の状態で感熱バイメタル12Aおよび感湿バイメタル12Bが共に変形して変形度合いが大きいとき、摺動板7が大きく移動して開口面積100%の位置を超えて、開口面積が却って小さくならないように、ストッパを設けて開きすぎを防止する。
以上の構成によって、バイメタルの変形によって夏の暑い時期はスリットを大きく開口して通気性を良くし、冬の寒い時期はスリットが閉じる方向にバイメタルが変形して通気口からの冷気の侵入を阻止する。また温度のみならず湿度にも反応するように構成することで、温度が低いにも拘わらず湿度が高いような状態でも、適切に開口して温度・湿度の両方を調整できる。例えば、温度の低い冬場においても、通気口を完全に閉塞すると、外部との温度差が生じて通気口内に結露が発生することがある。結露の水分が原因でカビが発生すると、通気口内が不衛生となり、衛生上、健康上好ましくない。よって湿度の高まりを検知して通気口を開放し、結露を防止することで、より適切な換気口の開閉制御が実現される。このように、ユーザが手動で通気口を開閉することなく、温度によって自動で通気量を制御でき、便利に使用できる。特に、温度湿度反応部材12をコイル状のような複雑な形状とせず、板バネを単純に折曲したシンプルな構造とすることで、間に異物が挟まれて動作不良を引き起こすといった問題が低減され、開閉式換気装置の信頼性が高まる。このように、通気口を開口して自然の風を取り入れる構造を安定して使用でき、面倒な床下の換気口の開閉を省くのみならず、冷暖房費用を節約して省エネルギー、エコロジーに適した住環境が提供される。
同様に、上記の構成は床下の通気口のみならず、天井裏の換気機構や、図1に示すように部屋の換気にも適用できる。例えばシックハウス防止の観点から、接着材や家具などから放出されるホルムアルデヒドやクロルピリホス等の化学物質が部屋内に充満しないよう気密性の高い部屋の換気が義務付けられているが、換気口にスライド式の開閉口を設けることで、ある程度通気量を自動調整できる。これによって、自然通気により適度な温度及び湿度に近付けられ、規制上設けられた換気扇による強制排気、換気の能力を補助することができる。特に2003年7月より建築基準法で常時運転出来る機械換気設備を設置することが義務付けられ、住宅等の居室は0.5回/時以上の換気設備、その他の居室は0.3回/時以上の換気回数が求められている。このような24時間換気システムの機械に開閉式換気装置を連動させることにより、換気扇を常時稼働させることなく自然の換気を確保することができるので、換気扇などの待機電力を節約して省エネルギー化に貢献する他、ファンの回転による騒音も低減でき、より快適な環境が実現される。
また摺動板7の摺動を、換気扇などの機器のスイッチと連動させることも可能である。例えば図7に示すように、温度湿度反応部材12で押圧される摺動板7の一端に、スライド式の電気スイッチ16を固定する。この状態で開口面積が50%を超える位置になると、電気スイッチ16がONとなり、電気スイッチ16に接続された換気扇17のモータのスイッチがONとなり、通気口に設けられた換気扇17のファンが回転して強制送風が行われ、換気、吸気が確実に促進される。一方、開口面積が50%を下回ると、電気スイッチ16がOFFとなって換気扇17が停止される。この構成によって、温度や湿度に反応して自動的に電気機器のスイッチがONとなるように設定して、強制送風でもって換気、吸気を確実にスムーズに促進することができる。ON/OFF制御される電気機器は、換気扇の他、エアコンやヒータ等としてもよく、電気スイッチ16の動作位置やON/OFFの方向も、使用環境や目的に応じて任意に設定できる。
また、タイマで強制的にスリットを開放するよう構成してもよい。タイマによる強制開放には、タイマスイッチでスリットを開放する位置に摺動板7を電気的に移動させるモータのスイッチをONにする構造が利用できる。さらに開放と同時にファンを回転させるようにしても良い。この構成は特にシックハウス対策の換気機構に好適に使用できる。ホルムアルデヒドなど化学物質は定期的に外部に放出する必要があり、室内を完全に密閉するのは化学物質の蓄積を誘発して好ましくない。したがって定期的な換気を強制的に確実に行うことで、シックハウスの原因となる化学物質の排除を確実に行うことができる。
[第2の実施の形態]
さらに、本発明は窓枠の結露防止にも適用できる。図8は、本発明の第2の実施の形態として、アルミサッシなどの二重構造の窓枠18に開閉式換気装置を設ける例を示す。二重アルミサッシは、二重構造によって断熱、防音効果を高める反面、高い断熱性によって室内と室外との温度差に起因して、空気中の水分が結露するという問題がある。結露は、特に室内側でアルミサッシ枠の表面で著しい。そこで、アルミサッシ枠の室内側に通気口を形成し、この通気口に本発明の第2の実施の形態に係る開閉式換気装置19を設ける。この開閉式換気装置19は、湿度によって変形するバイメタル等の湿度反応部材21を備えており、湿度が高いとき開口し、湿度が低いとき閉塞する方向に変形するよう構成する。これによって、結露が発生してアルミサッシ枠の室内側の湿度が高くなると、通気口を開口して二重窓の間の部分の冷気を室内に送り、室内側のアルミサッシ枠の温度差を軽減して結露を抑制することができる。このように、湿度によって反応するバイメタルを利用した開閉式換気装置19として、結露を効果的に抑制できる。ただ、上述した第1の実施の形態と同様に、温度にも反応するバイメタルを組み合わせて、温度と湿度の両方で換気口を開閉する構成とすることもできることはいうまでもない。
[第3の実施の形態]
さらにまた、本発明は自動車の室内の換気にも適用できる。図9は、本発明の第3の実施の形態に係る自動車の室内換気用の開閉式換気装置の例を示す。この図に示す開閉式換気装置は、自動車の室内の温度上昇を阻止するために、車内と車外に通じるスライド式の換気口20を車に設けておく。図9の例では、ドアの下方に換気口20を設けているが、この例に限られず、窓枠部分やエアコンの換気ダクト等に開閉式換気装置を設けても良い。これによって周囲温度に応じて通気口を開閉でき、日中の暑い時間帯には通気口を開放して室内の高温空気を室外との温度差により排気することができ、温度上昇を緩和することができる。
[第4の実施の形態]
また、本発明の第4の実施の形態として、図10に回転式の開閉式換気装置の一例を示す。図は裏側すなわち通気口の内部側から見た平面図を示している。この図に示す開閉式換気装置は、同心円上に回転自在に固定された円盤状の摺動板7Bを、同じく円盤状の換気装置本体6Bに沿って回転させることで開口面積を可変とする構成を採用する。換気装置本体6Bは、円盤の中心として扇形の本体スリット8Bを等間隔に形成しており、摺動板7Bもこれに応じた略等しい摺動スリット9Bを形成している。摺動板7Bは回転軸23を円盤の中心と略一致させており、回転軸23を中心として摺動板7Bを回転させると、スリットの開口面積が連続的に変化される。摺動板7Bの回転軸23には温度湿度反応部材22が固定されている。この温度湿度反応部材22は、つるまきバネ状に形成され、温度に反応する感熱バイメタル22Aと、湿度に反応する感湿バイメタル22Bとを連続的に連結して渦巻き状に構成している。温度湿度反応部材22の一端を摺動板7Bの回転軸23に固定し、他端は換気装置本体6Bの枠体24に固定している。これによって上記実施の形態と同様、温度湿度反応部材22が温度又は湿度に反応して変形すると、これに応じて摺動板7Bの回転方向に応力が働き、摺動板7Bが回転されてスリットの開口面積が調整される。この構造の開閉式換気装置は、円筒状の通気口に好適に利用できる。特に摺動板7Bと換気装置本体6Bの大きさをほぼ等しくできるので、摺動板7Bが摺動するスペースを設けることなく開口面積を変化でき、スペース効率に優れている。
このように、本発明を利用すれば自然の通気を好適に取り入れて温度調整や湿度調整が自動で行われるため、省エネルギー且つ手間のかからない通気、換気が実現され、環境に優しい温度管理、湿度管理が実現される。
本発明の開閉式換気装置は、屋内の基礎部分の通気口や天井の換気口、二重構造のアルミサッシの結露防止や自動車の車内の温度上昇防止などの分野に好適に利用できる。
室内及び床下を換気、通気する状態を示す説明図である。 形状記憶合金を使って換気口の開閉を行う従来の構成を示す概略図である。 形状記憶合金を使って換気口の開閉を行う従来の他の構成を示す概略図である。 形状記憶合金を使って換気口の開閉を行う従来のさらに他の構成を示す概略図である。 本発明の第1の実施の形態に係る開閉式換気装置を示す概略図である。 本発明の他の実施の形態に係る開閉式換気装置を示す概略図である。 本発明のさらに他の実施の形態に係る開閉式換気装置を示す概略図である。 本発明の第2の実施の形態に係る開閉式換気装置を示す概略図である。 本発明の第3の実施の形態に係る開閉式換気装置を示す概略図である。 本発明の第4の実施の形態に係る開閉式換気装置を示す概略図である。
符号の説明
1…通気口
2…コイルスプリング
3…バイアススプリング
4、4B…第1コイルスプリング
5、5B…第2コイルスプリング
6、6B…換気装置本体
7、7B…摺動板
8、8B…本体スリット
9、9B…摺動スリット
10…枠体
11…固定片
12、22…温度湿度反応部材
12A、22A…感熱バイメタル
12B、22B…感湿バイメタル
12C…バイメタル
13…押圧部材
14…固定部材
15…摺動レール
16…電気スイッチ
17…換気扇
18…窓枠
19…開閉式換気装置
20…換気口
21…湿度反応部材
23…回転軸
24…枠体
26…移動部材
27…換気板
28…換気装置本体

Claims (6)

  1. 複数の本体スリット(8)を該本体スリット(8)の幅と等しい間隔で略平行に開口した換気装置本体(6)と、
    前記換気装置本体(6)のスリットと略等しい間隔で複数の摺動スリット(9)を開口し、前記換気装置本体(6)に沿って摺動可能に固定された摺動板(7)と、
    を備える換気装置であって、さらに
    前記換気装置本体(6)と摺動板(7)との間に固定され、温度および湿度の両方に反応して変形する温度湿度反応部材(12)を備えており、
    前記温度湿度反応部材(12)が温度または湿度に反応して変形することにより、前記温度湿度反応部材(12)に固定された前記摺動板(7)が前記換気装置本体(6)に沿って摺動され、本体スリット(8)と摺動スリット(9)の重複で構成される開口面積を連続的に変化可能に構成してなることを特徴とする換気装置。
  2. 請求項1に記載の換気装置であって、前記温度湿度反応部材(12)は、バイメタルで構成されることを特徴とする換気装置。
  3. 請求項2に記載の換気装置であって、前記前記温度湿度反応部材(12)は、温度に反応する感熱バイメタル(12A)と、湿度に反応する感湿バイメタル(12B)とを連結して構成され、前記摺動板(7)の一端と、前記換気装置本体(6)に固定された摺動部材との間に前記感熱バイメタル(12A)と感湿バイメタル(12B)が固定されてなることを特徴とする換気装置。
  4. 請求項3に記載の換気装置であって、前記感熱バイメタル(12A)と感湿バイメタル(12B)をそれぞれ山形に折曲し、逆向きに連結してなることを特徴とする換気装置。
  5. 複数の本体スリット(8B)を該本体スリット(8B)の幅と等しい間隔で一点を中心とする円上に開口した換気装置本体(6B)と、
    前記換気装置本体(6B)のスリットと略等しい間隔で複数の摺動スリット(9B)を開口し、前記換気装置本体(6B)に沿って前記中心を回転軸として回転可能に固定された摺動板(7B)と、
    を備える換気装置であって、さらに
    前記摺動板(7B)の回転軸(23)と前記換気装置本体(6B)との間に固定され、温度および湿度の両方に反応して変形する温度湿度反応部材(22)を備えており、
    前記温度湿度反応部材(22)が温度または湿度に反応して変形することにより、前記温度湿度反応部材(22)に固定された前記摺動板(7B)の回転軸(23)が前記換気装置本体(6B)に沿って回転され、本体スリット(8B)と摺動スリット(9B)の重複で構成される開口面積を連続的に変化可能に構成してなることを特徴とする換気装置。
  6. 複数の本体スリット(8)を該本体スリット(8)の幅と等しい間隔で開口した換気装置本体(6)と、
    前記換気装置本体(6)のスリットと略等しい間隔で複数の摺動スリット(9)を開口し、前記換気装置本体(6)に沿って移動可能に固定された摺動板(7)と、
    を備える換気装置であって、さらに
    前記換気装置本体(6)と摺動板(7)との間に固定され、湿度に反応して変形する湿度反応部材(21)を備えており、
    前記湿度反応部材(21)が湿度に反応して変形することにより、前記湿度反応部材(21)に固定された前記摺動板(7)が前記換気装置本体(6)に沿って移動され、本体スリット(8)と摺動スリット(9)の重複で構成される開口面積を連続的に変化可能に構成してなることを特徴とする換気装置。
JP2003359595A 2003-10-20 2003-10-20 開閉式換気装置 Expired - Fee Related JP3813149B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003359595A JP3813149B2 (ja) 2003-10-20 2003-10-20 開閉式換気装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003359595A JP3813149B2 (ja) 2003-10-20 2003-10-20 開閉式換気装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005121339A true JP2005121339A (ja) 2005-05-12
JP3813149B2 JP3813149B2 (ja) 2006-08-23

Family

ID=34615772

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003359595A Expired - Fee Related JP3813149B2 (ja) 2003-10-20 2003-10-20 開閉式換気装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3813149B2 (ja)

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008157547A (ja) * 2006-12-25 2008-07-10 Tokyo Electric Power Co Inc:The 天井設置型室内機
JP2008175416A (ja) * 2007-01-16 2008-07-31 Matsunaga:Kk 換気ユニット
JP2009270397A (ja) * 2008-05-12 2009-11-19 Wood Build Co Ltd 通気構造を備える建築構造
WO2010048810A1 (zh) * 2008-10-29 2010-05-06 华为终端有限公司 一种散热窗
CN101943457A (zh) * 2010-09-20 2011-01-12 梁浩鉴 一种空调用风口
WO2012077159A1 (en) * 2010-12-07 2012-06-14 Empire Technology Development Llc Ventilator units, methods for providing ventilation in response to humidity levels, and wall units
KR20130048037A (ko) * 2011-11-01 2013-05-09 현대모비스 주식회사 자동차의 에어벤트 장치
WO2013128658A1 (ja) * 2012-02-29 2013-09-06 株式会社佐原 二重窓
JP2013185779A (ja) * 2012-03-09 2013-09-19 Shimizu Corp 通風口装置
JP2014202403A (ja) * 2013-04-03 2014-10-27 清水建設株式会社 通風口装置
JP2017211104A (ja) * 2016-05-23 2017-11-30 株式会社カネカソーラーサーキットのお家 制御装置および該制御装置を備えた構造物の通気方法
JP2019000330A (ja) * 2017-06-14 2019-01-10 株式会社オカムラ 天板付什器および什器システム
JP2019007639A (ja) * 2017-06-21 2019-01-17 大和ハウス工業株式会社 空調システム
JP2019056289A (ja) * 2017-09-19 2019-04-11 株式会社佐原 建物の換気システム
CN114247722A (zh) * 2021-11-19 2022-03-29 北京戴纳实验科技有限公司 一种可调节温度和风量的通风实验柜
CN114604409A (zh) * 2022-03-04 2022-06-10 江南造船(集团)有限责任公司 一种船用通风口装置及安装方法
JP7118467B1 (ja) 2020-09-18 2022-08-16 株式会社岩谷技研 被写体を撮影するための撮影方法
US11794906B2 (en) 2021-03-19 2023-10-24 Iwaya Giken Inc. Container for flight craft

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4891743B2 (ja) * 2006-11-29 2012-03-07 株式会社佐原 湿度感応型の換気装置

Cited By (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008157547A (ja) * 2006-12-25 2008-07-10 Tokyo Electric Power Co Inc:The 天井設置型室内機
JP2008175416A (ja) * 2007-01-16 2008-07-31 Matsunaga:Kk 換気ユニット
JP2009270397A (ja) * 2008-05-12 2009-11-19 Wood Build Co Ltd 通気構造を備える建築構造
WO2010048810A1 (zh) * 2008-10-29 2010-05-06 华为终端有限公司 一种散热窗
CN101943457B (zh) * 2010-09-20 2012-10-03 梁浩鉴 一种空调用风口
CN101943457A (zh) * 2010-09-20 2011-01-12 梁浩鉴 一种空调用风口
WO2012077159A1 (en) * 2010-12-07 2012-06-14 Empire Technology Development Llc Ventilator units, methods for providing ventilation in response to humidity levels, and wall units
KR101871488B1 (ko) 2011-11-01 2018-08-01 현대모비스 주식회사 자동차의 에어벤트 장치
KR20130048037A (ko) * 2011-11-01 2013-05-09 현대모비스 주식회사 자동차의 에어벤트 장치
WO2013128658A1 (ja) * 2012-02-29 2013-09-06 株式会社佐原 二重窓
JPWO2013128658A1 (ja) * 2012-02-29 2015-07-30 株式会社佐原 二重窓
JP2013185779A (ja) * 2012-03-09 2013-09-19 Shimizu Corp 通風口装置
JP2014202403A (ja) * 2013-04-03 2014-10-27 清水建設株式会社 通風口装置
JP2017211104A (ja) * 2016-05-23 2017-11-30 株式会社カネカソーラーサーキットのお家 制御装置および該制御装置を備えた構造物の通気方法
JP2019000330A (ja) * 2017-06-14 2019-01-10 株式会社オカムラ 天板付什器および什器システム
JP2019007639A (ja) * 2017-06-21 2019-01-17 大和ハウス工業株式会社 空調システム
JP7182857B2 (ja) 2017-06-21 2022-12-05 大和ハウス工業株式会社 空調システム
JP2019056289A (ja) * 2017-09-19 2019-04-11 株式会社佐原 建物の換気システム
JP7085188B2 (ja) 2017-09-19 2022-06-16 株式会社佐原 建物の換気システム
JP7118467B1 (ja) 2020-09-18 2022-08-16 株式会社岩谷技研 被写体を撮影するための撮影方法
JP2022122803A (ja) * 2020-09-18 2022-08-23 株式会社岩谷技研 被写体を撮影するための撮影方法
US11794906B2 (en) 2021-03-19 2023-10-24 Iwaya Giken Inc. Container for flight craft
US11858642B2 (en) 2021-03-19 2024-01-02 Iwaya Giken Inc. Container for flight craft
CN114247722A (zh) * 2021-11-19 2022-03-29 北京戴纳实验科技有限公司 一种可调节温度和风量的通风实验柜
CN114247722B (zh) * 2021-11-19 2022-11-08 北京戴纳实验科技有限公司 一种可调节温度和风量的通风实验柜
CN114604409A (zh) * 2022-03-04 2022-06-10 江南造船(集团)有限责任公司 一种船用通风口装置及安装方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3813149B2 (ja) 2006-08-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3813149B2 (ja) 開閉式換気装置
US7731477B2 (en) Insulated housing apparatus for use with an attic fan
US20140206278A1 (en) Automated fresh air cooling system
KR100617080B1 (ko) 공기조화 시스템 및 그 제어방법
US6468054B1 (en) Crawl space ventilator fan
US20070072541A1 (en) Passive ventilation control system
US20100197214A1 (en) Adjustable air vent for sliding door frames
US4375183A (en) Insulated shutter assembly
KR20150068280A (ko) 루버의 수동 및 자동 개폐겸용 환기창
US2975975A (en) Automatic ventilators
JP4577593B1 (ja) 躯体内換気システム
JP6751484B2 (ja) 自動開閉による自動換気が可能な引き戸式建具
US4047475A (en) Ventilating damper assembly
JP4735451B2 (ja) 通風建物
US4176587A (en) Ventilating damper assembly
US20120021680A1 (en) Ventilator with rotating cylinder
US4372197A (en) Cold weather inlet for ventilating systems
US5029810A (en) High performance damper blade and damper seal combination
JP2001065937A (ja) 住宅用換気装置
US20220082272A1 (en) Direct Room Economizer
US20110263192A1 (en) Attic Ventilation System
KR20050111146A (ko) 미세 조절이 가능한 환기 창문
JPH02583Y2 (ja)
JP4580955B2 (ja) 床下通気制御部材およびこれを用いた建築構造
JP2813910B2 (ja) 自然開閉換気口装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Effective date: 20060120

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060131

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060331

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Effective date: 20060502

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Effective date: 20060530

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120609

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees