JP2005121322A - 火炎放射バーナ及び高温処理炉 - Google Patents

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Abstract

【課題】重油又はプロパンのような液体又は気体燃料の1種類だけを燃料とし、かつ燃焼部位に十分な酸素を供給してダイオキシン類を完全燃焼して分解し得る程の高温燃焼状態を、簡易な構成、かつ安全性を確保し、経済的コストで生起させることができる火炎放射バーナを提供することを課題とする。
【解決手段】火炎放射バーナAは、バーナ外筒1内に中空管の回転軸2を軸支し、軸支点の前方へ延設した回転軸2の端を閉じ、その閉塞端に燃料流出穴4を設け、かつ軸上に火炎放射部5を流出穴4が閉塞端寄りとなるように設け、回転軸2の後方に延設した軸上に駆動手段7、及び燃料供給手段9を設け、火炎放射部5に対向して給気管6を設けてエアーを送ることができるようにし、燃料流出穴4から噴出された霧滴に点火してその火炎に火炎放射部の端で内外面に沿ってエアーを供給して高温の放射状火炎を回転させながら放出するように構成したものである。
【選択図】図1

Description

この発明は、汚染土壌に含まれるダイオキシンや窒素酸化物等の有害物質を高温で分解処理したり、可燃性の産業廃棄物等を焼却処理するのに用いられる火炎放射バーナ及びこれを用いた高温処理炉に関する。
都市ゴミや産業廃棄物等をゴミ処理施設で焼却処理する際に、焼却炉から排出される排ガスには微量であるがダイオキシン類や窒素酸化物等の有害成分が含まれており、各施設ではこれらの有害成分を除去する対策が種々施されている。例えば、ガス排出路に電気集塵機、バグフィルタ等の除塵装置、活性炭、活性コークス等の吸着剤、あるいは触媒を設けるなどである。さらに、このような対策だけでは有害物質の除去が不十分であるとしてガス排出路中にプラズマ式排ガス処理手段を設けることも提案されている。このような従来の有害成分除去手段については、例えば特許文献1、2に記載されている。
しかし、上記のような種々の対策を施しても、焼却炉における触媒の活性化などのため燃焼ガスの燃焼温度を上げ、その温度が200℃以上になるとダイオキシン類が発生する場合がある。ダイオキシン類は、Cl,C,H,Oの構成元素から成り、プラスチック、紙、食品など身近かな物質に、又その微量の添加物あるいは残留不純物として含まれており、このような塩素を含む可燃物を800℃以下の温度で不完全燃焼させると生成され易いと考えられている。
ダイオキシン類を含む排ガスが長期間に亘って焼却炉から排出された場合、ダイオキシン類の濃度が低くてもこのような排ガスが繰返し排出されて堆積されると、その土地を汚染し、汚染された土壌は自然環境の破壊を招き、生体系に深刻な影響を与えることがある。このような事態を生じさせないようにするためには、焼却炉において塩素を含む可燃物を燃焼させる際に上記のような対策を施すと共に、800℃以上の高温で燃焼ガスを燃焼させるのが有効である。
しかし、このうような高温で燃焼させるには焼却炉に高温の焼却装置を備えなければならないが、一般に高温焼却装置は大型化し、高価であって、高温燃焼状態を生じさせるための簡易な構成の燃焼バーナが得られない。高温焼却装置の一例として、特許文献3による焼却装置が公知である、この焼却装置は、廃棄物を燃焼する燃焼室を二重構造の空気予熱器で囲み、燃焼室の上方に燃料の噴射バーナとバーナ燃焼室から成るバーナ燃焼手段を設け、廃棄物からの発生ガスを拡散誘導し、予熱空気を加えて加熱成分を含む発生ガスを高温で加熱、燃焼させるというものである。
上記焼却装置では、発生ガスをバーナ燃焼ガスと混合、燃焼させるために、混合機と拡大型拡散誘導器とを必要とし、結局焼却装置としては燃焼機構が複雑であり、かつ大型化する。また、バーナ燃焼室、混合機、拡散誘導器の各燃焼手段へはそれぞれ空気予熱器から予熱空気が送られるが、単に空気が予熱されて供給されるというだけであり、バーナ燃焼室からの火炎の流れは廃棄物から生じる発生ガスと直交方向に送られるため、燃焼ガスの高温は発生ガスに直接作用せず、燃焼温度をダイオキシンが発生しない程の高温に加熱できるかについては具体的に示されていない。
一方、1000℃以上の高温の燃焼ガスを発生し得るバーナ装置として特許文献4によるバーナ装置が知られている。このバーナ装置は、断面視カップ状の燃料放射カップの中心に回転軸を挿通して設け、その前方端に燃料流出穴を設けた回転軸を回転自在に軸支して駆動部により回転駆動するようにし、回転軸の後方端から前方端まで燃料管として水、重油、プロパンの3種類の燃料管を内側に挿通して設け、接続端から上記3種類の燃料を送り込み、前方端から噴出させた燃料を燃料放射カップで拡散させて燃焼させるように形成されている。
燃料放射カップの後方で回転軸には強制ファンが設けられ、回転軸の回転によりエアーが燃焼ガスに供給される。燃料放射カップの前端は、断面視2重カップ状とされ、外周側の小カップ部に流入した水蒸気が、燃料流出穴から出た重油及びプロパンの軸心側での点火、燃焼により高温に熱せられて水素と酸素に分解され、小カップ部から流出した際に水素が爆発して1000℃を超える高温燃焼ガスを得ることができるとされている。
しかし、この特許文献4によるバーナ装置は、理論的には上記のような高温状態を生じさせることができるとしても、実際には一定時間以上の連続運転ができず、実用化はできない。その理由として、回転軸内に3種類の燃料管が挿通されており、回転軸の前端がその原理作用上の必要性から燃料カップの基部から大きく突出して設けられているため、連続運転時間が長くなるにつれてその突出部分が高温で軟化して垂れ下り、次第にその突出部分の振動による振れが大きくなって装置が破壊されるからである。
特開平6−312115号公報 特開平11−300159号公報 特開平11−270813号公報 大韓民国特許出願公告第1991−0000674号公報
この発明は、上記の問題に留意して、重油又はプロパンのような液体又は気体燃料の1種類だけを燃料とし、かつ燃焼部位に十分な酸素を供給してダイオキシン類を完全燃焼して分解し得る程の高温燃焼状態を、簡易な構成、かつ安全性を確保し、経済的コストで生起させることができる火炎放射バーナを提供することを課題とする。
又、もう1つの課題は上記火炎放射バーナを用いてダイオキシン類等の有害物質で汚染された土壌等の被処理物質を高温で処理し得る高温処理炉を提供することである。
この発明は、上記の第一の課題を解決する手段として、燃料を送る中空管をバーナ外筒内に複数箇所で回転自在に軸支して回転軸として設け、軸支点の端の一方から延設した回転軸の端を閉じ、この延設された回転軸に複数の燃料流出穴と、断面視カップ状の火炎放射部とを燃料流出穴が閉塞端寄りとなるように設け、火炎放射部に対向してエアーを導入自在に給気管を設置し、回転軸の他端に回転軸を回転駆動する駆動手段と、回転軸内に燃料を供給する燃料供給手段とを接続し、火炎放射部の内、外面にエアーを半径方向に押出すための案内部材を設け、燃料流出穴から噴射された燃料に点火して生じた火炎を火炎放射部により放射し、その際火炎放射部の両面に沿ってエアーを供給して高温の放射火炎を回転させながら生成するように構成した火炎放射バーナとしたのである。
上記のように構成したこの発明の火炎放射バーナは、重油のような一種類の燃料を燃焼させるだけで、ダイオキシン類のような有害物質を完全燃焼させて分解し得る程の高温状態を発生させることができる。燃料は燃料供給手段により所定の圧力を以って送られ、回転軸の後方端から回転軸内に吐出された後回転軸内を流通して前方端の燃料流出穴から噴射される。この噴射される霧滴状の燃料は流出穴から出た直後に着火され、かつ火炎放射部の回転により回転しながら火炎となって放射状に放出される。
この回転火炎に対し対向する給気管から供給されるエアーも火炎放射部により回転し、それぞれ半径方向に若干の圧力を加えられながら火炎放射部の外面に沿って半径方向から斜上方に流動し、その間にエアーに含まれる酸素の供給により火炎はより高い温度に燃焼されて火炎放射部の外周端から外部へ放出される。そして、外周端を出ると、さらにバーナ外筒との間から内面側の案内部材により同様にして送り出されるエアーに含まれる酸素が上記火炎に加えられる。
このため、火炎はバーナ外筒の前端から放出される際に二重のエアーの供給によって燃料が完全燃焼されて高温燃焼火炎となって放出される。この高温燃焼火炎は、ダイオキシン類のような有害物質を完全分解し得る800℃以上であり、実際には1200℃を超える超高温状態となって放出される。しかも、高温燃焼火炎は回転しながら放射状に放出され、その火炎長さは回転させない場合の約2倍長さに及ぶ。
上記構成、作用の火炎放射バーナは、高温処理炉に用いることによりダイオキシン類で汚染された土壌等を処理することができる。このような高温処理炉として、内面に所定厚みの被処理物を送るための溝板を螺旋状に設けた輸送ドラムを回転自在に支持し、ドラムの一端に被処理物を供給する供給手段、他端に前記火炎放射バーナをそれぞれ設け、輸送ドラムを駆動手段により回転させて被処理物を送り、火炎放射バーナから回転しながら放出される放射火炎により被処理物を焼却するように構成することができる。
上記高温処理炉では、予め火炎放射バーナを点火させて放射火炎を放射させておく。そして処理炉の輸送ドラムを回転させ、この輸送ドラムの一端からその内部へ被処理物を投入し、火炎放射バーナへ向って送る。ドラム内周面に沿って送られる被処理物に対し放射状の火炎が作用し、被処理物が高温で焼却される。このため、被処理物がダイオキシン類のような有害物質で汚染されていても有害物質は高温処理により分解され、完全燃焼されて処理される。
この発明の火炎放射バーナは、火炎放射部により1種類の燃料を回転させながら放射して燃焼させ、その際回転する火炎に火炎放射部の内外面から2重に回転しながらエアーを供給して完全燃焼させるようにしたから、ダイオキシン類を完全に燃焼、分解し得る程の超高温の回転する放射火炎を簡易な構成で、安全性を確保しながら経済的コストで製作できるという顕著な効果を奏する。
又、上記火炎放射バーナを用いた高温処理炉では、土壌等を回転しながら軸方向へ送る輸送ドラムの一端に設けられた火炎放射バーナからの超高温の放射火炎で送られて来る土壌に含まれるダイオキシン類等の付着成分を完全に燃焼、分解するようにしたから、ダイオキシン類等で汚染された土壌を安価なコストで大量に処理でき、自然環境の保全に大きく貢献できるという利点が得られる。
以下、この発明の最良の実施形態について図面を参照して説明する。図1は実施形態の火炎放射バーナの外観斜視図、図2は主要縦断面図である。図示のように、火炎放射バーナAは、両端開放状とされた中空円筒状のバーナ外筒1内に、小径の中空管を軸受筒3内に複数箇所(図示の例では2箇所)に設けた軸受3a、3aで軸支した回転軸2を備えている。軸支点の端の一方から突出して延設された回転軸2の端は閉じられ、この延設部分の回転軸2に複数の燃料流出穴4と断面視カップ状の火炎放射部5とを燃料流出穴4が閉塞端寄りとなる位置にそれぞれ取付けている。
火炎放射部5は、断面視カップ状の火炎放射カップ5aの内、外面(図2の左側を外面、右側を内面と呼ぶ)に案内部材5b、5cを一体に設けて形成されている。内面側の案内部材5bは、図3、4に示すように、回転軸2の基部から半径方向外方へ螺旋状に湾曲しながら内面に傾斜状にかつその立上り幅が外方に行くに従って少しずつ増大する翼形状に形成されている。外面側の案内部材5cは、図3、4に示すように、同様に半径方向外方へ螺旋状に湾曲して設けられている。
しかし、案内部材5cの断面は、中心側から半径方向中間位置までは一定の矩形状の突断面から形成され、中間位置から外方へは半円形断面として形成されている。なお、上記内外面の案内部材5b、5cは主としてエアーを半径方向から軸方向へ付勢して火炎に対し酸素供給をするためのものであるが、同時に外面の案内部材5cは点火された火炎を放射状に拡散させる案内部材としての役目もする。また、上記火炎放射部5の外面側にはこの外面に対向してエアーを供給するための給気管6が配置されている。
給気管6は、図示のように、回転軸2より少し径の大きい適宜径の中空管であり、中心を回転軸2と同一直線に、その前端が回転軸2の端面の直前で、かつ火炎放射カップ5aの内側まで挿入された状態の位置まで延びた状態に設けられ、エアーを火炎放射カップ5a内に吸引又は送出させるようにしている。吸引又は送出されたエアーは火炎放射カップ5aの外面の案内部材5cで半径方向から反転方向へ飛ばされて放出される。なお、回転軸2の前端は火炎放射カップ5aの中心の奥位置から燃料流出穴4を設けるに必要な短い長さ分だけ突出して設けられている。高温作動時に軸振れが生じないようにするためである。
バーナ外筒1の後方の開放端には軸受筒3を固定するための支持フレーム1Fが少くとも十字状に設けられている。そして軸受筒3内の他方の軸受3aから後方へ突出して延設された回転軸2には回転駆動部7の一対のプーリ7a、7aの一方と回転軸2の後方端にはシール手段8を介して燃料供給手段9の燃料吐出管9aが接続されている。そして、上記シール手段8のオイルシールボックス8aは水平及び垂直の支持フレーム1FH、1FVにより支持されている。
回転駆動部7は、一対のプーリ7a、7aとこれに係合する歯付ベルト7bと、他方のプーリ7aに出力軸が連結された電動モータ7mとから成る。シール手段8は、オイルを貯留するオイルシールボックス8aとその一側方に嵌合された回転軸2の端をシールするためのシール部材8b、8cを有する。シール部材8bは回転軸2の外周面との間をシールし、もう1つのシール部材8cはオイルシールボックス8aに挿置、固定された燃料吐出管9aと内周面との間をシールする部材として設けられている。
燃料供給手段9は、上記燃料吐出管9aと、これに接続管9bを介して接続される燃料ポンプ9pと、ポンプを駆動する電動モータ9mとを有する。燃料ポンプ9pは、ギヤポンプが用いられている。接続管9bは可撓性のホースでもよいし、固定配管される金属管でもよい。なお、上記ポンプ用の電動モータ9mと回転軸2の回転駆動用の電動モータ7mとはインバータ(図示せず)を介して電流、電圧値を可変に駆動され、焼却対象物の量の増減に対応して回転軸2に作用するトルクの変動を制御するようにしている。
又、燃料吐出管9aは、回転軸2の延設された端の内側にシール部材8cより少し奥まで挿入し得る長さに形成され、燃料吐出管9aから吐出された燃料は回転軸2内の中空部を通って前方端まで送られるようになっている。従って、回転軸2は火炎放射部5に回転を与える軸としての機能及び燃料の輸送管としての機能を併有する。
上記バーナ外筒1内には仕切板10が設けられ、この仕切板10に前述した軸受筒3が固定、支持されている。仕切板10には通気孔10aが複数箇所設けられ、この仕切板10に接して風量調整板11が回転自在に設けられており、風量調整板11にも通気孔11aが複数箇所設けられている。仕切板10と風量調整板11のそれぞれの通気孔10a、11aは互いに設置間隔又は位置が互いに異なって設定されており、風量調整板11の下部から外方へ突出して調整レバー12が設けられている。
従って、この調整レバー12を回転方向に移動させて通気孔10aと11aが一致する個数を変化させることによりバーナ外筒1の後方の開放端から流入するエアーの量を調整して通過させることができるようになっている。上記風量調整板11を通過したエアーは、前述の火炎放射部5により半径方向及び軸方向前方へ送られるが、バーナ外筒1の内周と火炎放射部5の最外径部との間は火炎放射部5の回転により送られるエアーに適度な圧力を与え得るに適合する所定間隔に設定されている。
バーナ外筒1の仕切板10より前方外周には、バーナ外筒1内で送られる風量ではエアーの供給量が不足する場合に備えて、二重筒13が全周に設けられている。この二重筒13にはエアー供給手段14が接続されており、このエアー供給手段14は給気管14aに接続パイプ14bを介して接続されたブロワー14cから成る。二重筒13の後方端は閉じられ、前方端は開放されており、開放端から供給されるエアーをバーナ外筒1内から送り出されるエアーと火炎に付加して供給し、不足エアーを補給することができる。
なお、15は上記バーナ外筒1を装置に取付けるための取付板である。又、バーナ外筒1の前端下方にはバーナの作動停止後、回転軸2内に残留する未燃焼の燃料が燃料流出穴4から流出し、バーナ外筒1の前端から滴下するのを受けるための燃料溜め16が設けられている。この燃料溜め16は、滴下する燃料を貯めて安全性を確保し、かつバーナ再始動時に燃料溜め16の燃料にも着火させ、バーナ外筒1の前端を加温して再始動をスムーズに、短時間に行なう予備手段としての役目も果すものである。
さらに、燃料供給手段9から回転軸2内に供給される燃料は、図示の例では、A重油が用いられるが、これに代わる燃料として灯油、テンプラ油、プロパンなどのように流動性の高い液体又は気体燃料で、かつ800〜1000℃以上の高温燃焼に適合する種類のものであればよい。但し、使用する燃料は、例えば上記A重油のような適合する燃料1種類のみとする。又、図示していないが回転軸2の端で燃料を流出させる流出穴4から吐出される霧滴状の燃料に着火するための着火手段が始動時には外部より挿入され、流出穴4からの燃料に着火されると着火手段は外部へ引き出される。
上記のように構成した実施形態の火炎放射バーナAは、A重油を燃料としてバーナ外筒1の前方開放端から放射することにより1000℃以上の超高温の火炎を放射することができる。この火炎放射バーナAでは、回転軸2を所定の回転数で回転させることにより火炎を火炎放射部5から回転させながら放射させ、上記超高温を生じさせる。回転軸2内には燃料供給手段9の燃料ポンプ9pから所定の圧力の燃料が送り込まれている。
このため、回転軸2の端の流出穴4からは燃料が微小な霧滴状に噴出され、着火手段によりこの燃料の霧滴に着火されると火炎が直ちに発生する。そして、火炎放射部5が回転軸2により回転することにより火炎も回転しながら放射状に拡散し、バーナ外筒1の前方の開放端から放出される。この火炎に対し、火炎放射部5はその内、外面に沿ってエアーを流動させ、エアーに含まれる酸素を供給する。
火炎放射部5は、その内面に案内部材5bが設けられているため、エアーは半径方向から軸方向前方へわずかに圧縮されてエアーを火炎の流れに供給する。又、外面にも案内部材5cが設けられているため、給気管6から吐出されるエアーを半径方向から軸方向前方へ流動させて火炎の流れに供給する。従って、火炎流れに対してその内、外面からエアーが二重に供給されるため、火炎の流れは完全燃焼され、図示の例では1200℃以上の超高温に達した。
又、完全燃焼して1200℃以上の超高温となった火炎流れは、火炎放射部5の回転により螺旋状に回転しながら放射状に放出されるから、バーナ外筒1の前端から到達できる距離は、回転させずに単にバーナ外筒1から前方へ放出させるだけの場合に比較すると約2倍の長さとなる。又、このように超高温となる火炎放射バーナAでは、回転軸2の前端は火炎放射カップ5aの中心の湾曲奥位置からわずかな最小長さだけ突出させているため、超高温時にも回転軸2が曲がって垂れ下がり、回転に影響を及ぼすということはない。
これは、燃料としてA重油などの1種類のみを回転軸の内部空間を利用して軸の反対側から前端側へ送るように構成したからである。なお、上記火炎放射バーナAは超高温状態を得られるため、各種装置の熱源としても用いられるが、その一例として以下にダイオキシン類等の焼却処理をするための高温処理炉への適用例を示す。
図5は火炎放射バーナを熱源とする高温処理炉の主縦断面図を示す。高温処理炉Bは、ダイオキシン等の有害物質で汚染された土壌から有害物質を焼却して除去することを目的とする装置であり、特にダイオキシンを焼却分解するためには焼却温度800℃以上で2秒以上火炎にダイオキシン成分を曝して完全に分解処理することができる炉として完成したものである。
図示のように、高温処理炉Bは、内面に螺旋状に設けられ、土壌を軸方向へ送るための溝板21aを有する輸送ドラム21を備え、このドラム21の一端(図示の例では図の左側)に土壌を貯留し、重力で所定位置へ供給するためのホッパ25と、他端には前述した火炎放射バーナAとを備えている。火炎放射バーナAにエアーを供給する給気管6は、図示の例では、輸送ドラム21の中心を一端まで貫通してさらにその外側に設けた接続管6R に接続されている。
輸送ドラム21は、この例では、大径の中空円筒体(図示の例では外径70cm、長さ約4m)から形成され、その長さ方向の複数箇所に中空円筒体に設けた回転リング23aと接触する小ローラ23bから成る軸受部23、23を設けて水平に回転自在に支持し、かつ一方の軸受部23に接続した一対のプーリ24にベルトを係合させ、プーリ24の一方に電動モータ24mの出力軸を連結してドラム21自体を回転駆動し、これにより溝板21a、21a間の溝内の土壌を輸送できるようにしている。上記給気管6は、このドラム21に適宜位置で設けた支持部材22によりドラム21の中心に固定して保持されている。
又、輸送ドラム21は、図6に示すように、内部が高温加熱されるため、ドラム21は一般鋼板の外筒21bと耐高温性のステンレス鋼板の内筒21cとの二重筒として形成されている。従って、溝板21aは実際には上記内筒21cの内面に固定されている。なお、溝板21aの螺旋ピッチはドラム21の回転に対し送り速度が遅くなるように直径の約1/4程度に設定されている。さらに、ドラム21の後方(図5の右手)約半分の長さに亘って所定のピッチでせき板21dが複数箇所溝板21aと21aの間に設けられている。図7にせき板21dのドラム内周面への取付状態の部分断面斜視図を示す。
輸送ドラム21の両端は、端板21E 、21E で閉じられており、前方の端板21E の上部には排気管28の基部28B が端板21E に設けた穴に接続され、後方の端板21E の下部には土壌Gを排出する排出管27が端板21E に設けた穴に接続され、この排出管27の下方には落下した土壌Gを受けて外部へ排出するコンベアCが待機して設けられている。
さらに、輸送ドラム21の前方に設けられたホッパ25は、ホッパ接続管26を下方へ導き、その下端出口26aから輸送ドラム21の前方端板21E に設けた開口へ土壌Gを投入するようになっている。なお、両端板21E は固定して設けられており、回転する輸送ドラム21に対しそのフランジ部を嵌合させてドラム両端を閉じるように設けられている。又、火炎放射バーナAは、その長さ方向中間位置の取付部材15を端板21E に固定し、端板21E から輸送ドラム21の内部へ前端を向けて約1/3程度が挿入されて取付けられている。
上記のように構成した高温処理炉Bは、ダイオキシン類等の有害物質に汚染された土壌Gを焼却し、ダイオキシン類を分解処理することができる。汚染土壌Gは、ホッパ25に一時貯留され、適宜タイミングで輸送ドラム21の一端から送り込まれる。輸送ドラム21は、プーリ24をモータ24mで回転させることにより回転し、螺旋状の溝板21aにより土壌Gは断続的に送られる。図6に示すように、溝板21aは数cm程度の浅い仕切板であり、土壌Gもその溝板21aに合わせた浅い層状に置かれる。
輸送ドラム21が回転すると、溝板21aと21aの間の溝内の土壌Gは溝の回転により持上げられ溝内に滞溜できない分は下方へ落下するが、ドラムの回転が所定以上の回転であれば、一部分は位置が最も高い位相付近で落下するが、他の部分はこの位置を過ぎても落下することなく次の半周期分の下降位相へと送られ、従って一部が欠けて断続的となりながら送られて行く。そして、土壌Gは、図8に示すように、ドラム21の前方約1/2長さに亘ってせき板21dが設けられているため、螺旋状の互いに隣接する溝板21aと21aの間で送られる際に一部が落下しても、せき板21dが設けられている位置より後方では落下する土壌を後方のせき板21dで拾いながら少しずつ後方へと送られるのである。
こうして、螺旋状の溝で送られる土壌Gが入口から出口へ向って送られると次第に火炎放射バーナAに近づく。火炎放射バーナAは予め着火し、放射状に火炎を放射させて準備しておく。この放射状の火炎は、1200℃以上の極めて高い温度であり、かつ所定の厚みの層状で長い火炎長さを有する。従って、図8の(a)図に示すように、回転して送られている土壌Gの表面に沿って放射状の火炎が螺旋状に回転しながら全周で接し、これにより土壌は高温で焼却処理される。
上記焼却処理の際、火炎の長さは、図5に示す輸送ドラム21の全長の約1/3程度であるが、土壌Gが入口から送られて来る際に、火炎は前方1/2長さ部分には届かない。しかし、この前方1/2長さ部分の土壌Gにもドラム壁を介して相当の熱が伝えられ、予熱が行なわれている。従って、土壌Gが火炎の届く中間1/3長さ部分に達すると、直ちに1200℃以上の高温の火炎で焼却される。
そして、土壌Gが回転しながら送られるため溝板21a内でドラム壁面と層上部間の土壌がかき混ぜられながら火炎に曝される。このため、土壌に含まれるダイオキシン類等の有害物質はまんべんなく均等に焼却されて分解される。このようにして分解処理された土壌Gは、後方の端板21E に当って下方へ落下し、排出管27から排出され、コンベアCにより外部へ搬出される。
なお、図5では土壌Gを貯留するホッパ25は、火炎放射バーナAと反対側に設けたが、同じ側に設けてもよい。その場合も給気管6は、図5と同様に火炎放射バーナAと反対側から輸送ドラム21を貫通して設けられる。
この発明の火炎放射バーナは、800℃以上の超高温を発生し得るため、各種の焼却炉、特に都市ゴミ、産業廃棄物を含む各種ゴミの処理場の高温焼却炉、あるいはその他各種高温処理を必要とする熱源として広く利用される。
実施形態の火炎放射バーナの全体概略構成図 火炎放射バーナの主要縦断面図 図2の(a)矢視III a−III aの断面図、(b)矢視III b−III bの断面図 火炎放射バーナの一部切欠きを含む外観斜視図 高温処理炉の主要縦断面図 図5の矢視VI−VIの断面図 輸送ドラムの部分断面斜視図 作用の説明図
符号の説明
1 バーナ外筒
2 回転軸
3 軸受筒
4 燃料流出穴
5 火炎放射部
6 給気管
7 回転駆動部
8 シール手段
9 燃料供給手段
10 仕切板
11 風量調整板
12 調整レバー
13 二重筒
14 エアー供給手段
15 取付板
16 燃料溜め
21 輸送ドラム
22 支持部材
23 軸受部
24 プーリ
25 ホッパ
27 排出管
28 排気管

Claims (8)

  1. 燃料を送る中空管をバーナ外筒内に複数箇所で回転自在に軸支して回転軸として設け、軸支点の端の一方から延設した回転軸の端を閉じ、この延設された回転軸に複数の燃料流出穴と、断面視カップ状の火炎放射部とを燃料流出穴が閉塞端寄りとなるように設け、火炎放射部に対向してエアーを導入自在に給気管を設置し、回転軸の他端に回転軸を回転駆動する駆動手段と、回転軸内に燃料を供給する燃料供給手段とを接続し、火炎放射部の内、外面にエアーを半径方向に押出すための案内部材を設け、燃料流出穴から噴射された燃料に点火して生じた火炎を火炎放射部により放射し、その際火炎放射部の両面に沿ってエアーを供給して高温の放射火炎を回転させながら生成するように構成した火炎放射バーナ。
  2. 前記回転軸をその閉塞端と反対側に延設し、この延設された回転軸の端に燃料吐出管を接続し、燃料吐出管から吐出される燃料を回転軸内を流通させて燃料流出穴へ送るようにしたことを特徴とする請求項1に記載の火炎放射バーナ。
  3. 前記火炎放射部の内面側案内部材を基部から半径方向外方へ螺旋状に湾曲させ、内面に傾斜状にかつ立上り幅が外方に行くに従って増大する翼形状に形成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の火炎放射バーナ。
  4. 前記火炎放射部の外面側案内部材を中心から半径方向外方へ螺旋状に湾曲させ、外面に所定の突断面として形成したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の火炎放射バーナ。
  5. 前記バーナ外筒内に仕切板を設け、この仕切板に風量調整板を接して配設し、仕切板と風量調整板にはそれぞれ異なる間隔配置で複数の通気孔を設け、風量調整板を移動させることにより両板の通気孔の一致する数によって通風量を調整自在としたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の火炎放射バーナ。
  6. 前記火炎放射部の前端外周とバーナ外筒の内周間に所定の隙間を全周に設け、火炎放射部に対向設置された給気管からのエアーが火炎放射部の基部に当って反転し外面に沿って流れるエアーと上記所定隙間からのエアーにより2重のエアーを供給するようにしたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の火炎放射バーナ。
  7. 内面に所定厚みの被処理物を送るための溝板を螺旋状に設けた輸送ドラムを回転自在に支持し、ドラムの一端に被処理物を供給する供給手段、他端に前記請求項1乃至6のいずれかに記載の火炎放射バーナをそれぞれ設け、輸送ドラムを駆動手段により回転させて被処理物を送り、火炎放射バーナから回転しながら放出される放射火炎により被処理物を焼却するように構成した高温処理炉。
  8. 前記火炎放射バーナの給気管を輸送ドラム内を貫通して設けたことを特徴とする請求項7に記載の高温処理炉。
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