JP2005121142A - 立体格子組立用のジョイント部材並びに立体格子組立方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】アルミ等の金属材料からなる格子構成材を互いにT型またはL型に緊結していくことにより立体格子形状物を組み立てることが可能な格子構成材と該格子構成材間のジョイント部材を提案し、該ジョイント部材はジョイント部分の表面にジョイント部材の固着用ボルト、ビス、当て板等が出てこない美しい構成の立体格子形状物の組立用ジョイント部材を提供する。
【解決手段】アルミ中空押出形材からなる格子構成材のジョイント部材は合成樹脂、硬質ゴム、又は軟質金属等からなる切頭円錐形状を有し、該切頭円錐形状のジョイント部材の円錐形状底部の軸芯上にはジョイント部材に埋め込まれジョイント部材と一体化されたネジ部が突出して設けられ、該ネジ部を前記棒状の格子構成材のジョイント部位に穿ったネジ孔に螺着して切頭円錐形状のジョイント部材を取り付け、該取り付けられたジョイント部材にアルミ中空押出形材からなる格子構成材の中空部を嵌合し更に圧着して緊結する。
【選択図】図6

Description

本発明は家具、収納棚、間仕切り、飾り棚、店舗の商品陳列棚等に使用される立体格子形状物の組立用ジョイント部材や格子構成材に関するものであり、更には前記立体格子形状物の組立用ジョイント部材や格子構成材を用いた立体格子組立方法に関するものである。
家具、収納棚、間仕切り、飾り棚、店舗の商品陳列棚等に使用される立体格子形状物の組立に使用される基本的な機構的要素は、立体格子を構成するための棒状の格子構成材と該格子構成材に小口を接合して緊結可能な他の格子構成部材、そして該格子構成材間をT型またはL型に緊結するジョイント部材からなる。
而して、立体格子を構成する棒状の格子構成材が木材であれば、ほぞ接ぎ等、日本古来の木工技法の如く単純明快に召し合わせ接続するジョイント工法が活用され確実な立体格子を組み上げることが出来る。
然しながら、立体格子を構成する棒状の格子構成材が金属材料である場合には、格子構成材間のジョイント部分でボルトやビス、そして当て板等が表面に出てきてしまい家具、収納棚、間仕切り、飾り棚、店舗の商品陳列棚等、意匠性重視した立体格子形状物の組立には不向きであった。
本発明が解決しようとする課題は、アルミ等の金属材料からなる格子構成材を互いにT型またはL型に緊結していくことにより立体格子形状物を組立ることが可能な格子構成材、並びに該格子構成材間のジョイント部材を提供して、簡単且つ容易に家具や収納棚等を製作できるようにすることである。
そして本発明を採用した家具や収納棚等の立体格子形状物における棒状構成部材間のジョイント部分の表面、即ち外部化粧面にジョイント部材の固着用ボルト、ビス、当て板等が顕出しない美しい構成の立体格子形状物の組立用ジョイント部材や格子構成材を用いた立体格子組立方法を提供するものである。
本発明においては、複数本からなる棒状の格子構成材を任意にジョイントして立体格子形状物を組み立てるにあたり、該棒状の格子構成材に小口を接合してT型またはL型に緊結する他の棒状格子構成材の全部又は少なくとも一部がアルミ中空押出形材からなり、該アルミ中空押出形材からなる格子構成材のジョイント部材は合成樹脂、硬質ゴム、又は軟質金属等からなる切頭円錐形状を有し、該切頭円錐形状のジョイント部材の円錐形状底部の軸芯上にはジョイント部材に埋め込まれジョイント部材と一体化されたネジ部が突出して設けられ、該ネジ部を前記棒状の格子構成材のジョイント部位に穿ったネジ孔に螺着して切頭円錐形状のジョイント部材を取り付け、該取り付けられたジョイント部材にアルミ中空押出形材からなる格子構成材の中空部を嵌合し更に圧着して緊結する構成の立体格子組立用ジョイント部材を具現した。
また本発明は、複数本からなる棒状の格子構成材を任意にジョイントして立体格子形状物を組み立てるにあたり、該棒状の格子構成材に小口を接合してT型またはL型に緊結する他の格子構成材の全部又は少なくとも一部がアルミ中空押出形材からなり、該アルミ中空押出形材からなる格子構成材のジョイント部材は合成樹脂、硬質ゴム、又は軟質金属等からなる切頭円錐形状を有し、該切頭円錐形状のジョイント部材の円錐形状底部の軸芯上にはジョイント部材に埋め込まれジョイント部材と一体化されたネジ部が突出して設けられ、該ネジ部を前記格子構成材のジョイント部位に穿ったネジ孔に螺着して切頭円錐形状のジョイント部材を取り付け、該取り付けられたジョイント部材にアルミ中空押出形材からなる格子構成材の中空部を嵌合し更に圧着して緊結する立体格子組立作業において、該アルミ中空押出形材の断面形状は前記切頭円錐形状のジョイント部材が中途まで容易に嵌挿される大きさの中空孔と該中空孔を中心に放射状に複数個刻設されたジョイント部材緊結溝を有する角材や平角材形状等のアルミ中空押出形材からなる立体格子の格子構成材を具現した。
斯くして、本発明は、合成樹脂、硬質ゴム、又は軟質金属等からなる切頭円錐形状を有し、
該切頭円錐形状のジョイント部材の円錐形状底部で軸芯上にジョイント部材に埋め込まれ一体化されたネジ部を突出して設け、該ネジ部を格子構成材のジョイント部に穿ったネジ孔に螺着して取り付けられる切頭円錐形状のジョイント部材を用い、該ジョイント部材に嵌合し更に圧着して緊結される立体格子の格子構成材であるアルミ中空押出形材の断面形状は前記切頭円錐形状のジョイント部材が中途まで容易に嵌挿される大きさの中空孔と、該中空孔を中心に放射状に複数個刻設されたジョイント部材緊結溝を有する角材や平角材形状等のアルミ中空押出形材を用い、前記ジョイント部材にて立体格子の格子構成材をT型またはL型に緊結していくことにより立体格子を任意に構成する立体格子の組立方法を具現することができた。
本発明は、アルミ等の金属材料からなる格子構成材を互いにT型またはL型に緊結していくことにより立体格子形状物を組立てることが容易に可能な格子構成材、並びに該格子構成材間のジョイント部材を提供して、簡単且つ容易に立体格子形状の家具や収納棚等を製作できるようになった。
本発明を採用した家具や収納棚等の立体格子形状物における棒状構成部材間のジョイント部分の表面、即ち外部化粧面にジョイント部材の固着用ボルト、ビス、当て板等が顕出してこない美しい構成の立体格子形状物の組立用ジョイント部材や格子構成材を用いた立体格子組立方法を提供することができた。
本発明に係る立体格子組立用ジョイント部材の形状は、複数本からなる棒状の格子構成材を任意にジョイントして立体格子形状物を組み立てるにあたり、該棒状の格子構成材に小口を接合してT型またはL型に緊結する他の棒状格子構成材は少なくとも一部はアルミ中空押出形材からなり、該アルミ中空押出形材からなる格子構成材のジョイント部材は合成樹脂、硬質ゴム、又は軟質金属等からなる切頭円錐形状を有し、該切頭円錐形状のジョイント部材の円錐形状底部の軸芯上にはジョイント部材に埋め込まれジョイント部材と一体化されたネジ部が突出して設けられ、該ネジ部を前記棒状の格子構成材のジョイント部位に穿ったネジ孔に螺着して切頭円錐形状のジョイント部材を取り付け、該取り付けられたジョイント部材にアルミ中空押出形材からなる格子構成材の中空部を嵌合し更に圧着して緊結する構成を有することを要旨とする。
また、本発明の立体格子組立用アルミ中空押出形材は複数本からなる棒状の格子構成材を任意にジョイントして立体格子形状物を組み立てるにあたり、該棒状の格子構成材に小口を接合してT型またはL型に緊結する他の格子構成材は少なくとも一部はアルミ中空押出形材からなり、該アルミ中空押出形材からなる格子構成材のジョイント部材は合成樹脂、硬質ゴム、又は軟質金属等からなる切頭円錐形状を有し、該切頭円錐形状のジョイント部材の円錐形状底部の軸芯上にはジョイント部材に埋め込まれジョイント部材と一体化されたネジ部が突出して設けられ、該ネジ部を前記格子構成材のジョイント部位に穿ったネジ孔に螺着して切頭円錐形状のジョイント部材を取り付け、該取り付けられたジョイント部材にアルミ中空押出形材からなる格子構成材の中空部を嵌合し更に圧着して緊結する立体格子組立作業において、該アルミ中空押出形材の断面形状は前記切頭円錐形状のジョイント部材が中途まで容易に嵌挿される大きさの中空孔と該中空孔を中心に放射状に複数個刻設されたジョイント部材緊結溝を有する角材や平角材形状等のアルミ中空押出形材であることを要旨としている。
更に、本発明の立体格子の組立方法は合成樹脂、硬質ゴム、又は軟質金属等からなる切頭円錐形状を有し、該切頭円錐形状のジョイント部材の円錐形状底部で軸芯上にジョイント部材に埋め込まれ一体化されたネジ部を突出して設け、該ネジ部を格子構成材のジョイント部に穿ったネジ孔に螺着して取り付けられる切頭円錐形状のジョイント部材を用い、該ジョイント部材に嵌合し更に圧着して緊結される立体格子の格子構成材であるアルミ中空押出形材の断面形状は前記切頭円錐形状のジョイント部材が中途まで容易に嵌挿される大きさの中空孔と、該中空孔を中心に放射状に複数個刻設されたジョイント部材緊結溝を有する角材や平角材形状等のアルミ中空押出形材を用い、前記ジョイント部材にて立体格子の格子構成材をT型またはL型に緊結していくことにより立体格子を任意に構成してゆく組立工法をも要旨としている。
又、ジョイント部材の円錐形状底部側縁部に削りカス溜まり用の切欠部を設け前記アルミ押出形材からなる格子構成材が圧入されるジョイント部材の表面が格子構成材の中空孔を中心に放射状に複数個刻設されたジョイント部材緊結溝縁部に係合し削られ削りカスを発生し、該削りカスが格子構成材の小口面の接合の妨げとならないようにしたことも要旨とする。
更には、合成樹脂、硬質ゴム、又は軟質金属等からなる切頭円錐形状のジョイント部材を、該切頭円錐形状のジョイント部材の円錐形状軸芯上に貫通するネジ孔を穿ち外部側より前記ジョイント部材を格子構成材のジョイント部に穿ったネジ孔に螺着して切頭円錐形状のジョイント部材を取り付け可能としたこと、また、立体格子を組み立てるための切頭円錐形状のジョイント部材を立体格子を構成する格子構成材のクロス部分に位置する部材を直方体となし、該直方体の必要な面に合成樹脂又は軟質金属等からなる切頭円錐形状のジョイント部材を取り付け可能としたることもまたその要旨としている。
のみならず、アルミ中空押出形材からなる立体格子の格子構成材の端部仕舞い用として、板材からなるキャップ蓋材の裏面に合成樹脂又は軟質金属等からなる切頭円錐形状のジョイント部材を固着してエンドキャップを構成することをも要旨としている。
尚、ジョイント部材の形状としては、上述のように切頭円錐形状が好ましいとは言えるが、格別限られることはなく広く棒状、例えば角状など、を呈すればよいこと勿論でるし、また同様にテーパー形状を呈することを必ずしも要件とはしないこと勿論であり、従って任意形状に設計変更可能であること云うまでもないが、念のため附言しておく。
図1は本発明にて構成される立体格子形状例を示す斜視説明図、図2は図1と同様に立体格子形状例を示す斜視説明図であり、図2は図1の単一立体格子形状の集合体が例えばジャングルジム形状の複数架構形状の立体格子形状が構成される。
図1及び図2において1a,1b,1c・・・は竪材の格子構成材、2a,2b,2c・・・は横材の格子構成材、3a,3b,、3c・・・はT型またはL型に格子構成材がジョイントされるジョイント部位を示している。また、本発明の格子構成材は20mm角から60mm角程度の断面形状を対象としている。
図1及び図2に示される立体格子形状物4a,4bはその立体格子数の集合個数を任意に変えることにより、家具、収納棚、間仕切り、飾り棚、店舗の商品陳列棚等としての用途に使用できる。また、図2の集合体立体格子形状物4bは、適宜横材の格子構成材2b,2e,2f等を間引くことにより任意形状の立体格子形状物を製作できる。
図3乃至図6は、本発明のジョイントとアルミ押出形材からなる格子構成材を説明する要部側面説明図であり、図7は図4のA−A断面図でアルミ押出形材からなる格子構成材の形状を示す説明図、図8は図6のB−B断面図でジョイント部材にアルミ中空押出形材からなる格子構成材の中空部を嵌合し更に圧着して緊結した状態を示す説明図である。
図3乃至図8において、5は竪材または横材からなる格子構成材、6はポリアセタール(ジュラコン・・・登録商標)、フェノール樹脂(ベーク)、合成ポリアミド(硬質ナイロン)、塩化ビニール樹脂(塩ビ)、四フッ化エチレン樹脂(テフロン・・・登録商標)等の程良い硬さを持つ合成樹脂、あるいは硬質ゴム、更には比較的柔らかい純アルミや亜鉛、鉛等の金属材等からなる切頭円錐形状のジョイント部材、7は前記ジョイント部材6に鋳込まれ、該ジョイント部材6と一体化されたステンレス等からなるネジで、該ネジ7のネジ部8はジョイント部材6の円錐形状底部9側にネジ部8が突出して設けられており、該ネジ部8の軸芯は前記ジョイント部材6の軸芯上に合致している。
尚、該ジョイント部材7の製作に当たっては、一般に用いられる鋳型流し込み、あるいは旋盤加工による削り出しが任意に採択されうるので、ここにあらためて詳説することは避けたい。
而して、前記格子構成材5のジョイント部位には、1/10mm程度以上の精度にてネジ孔10が穿設され、該ネジ孔10に図4に示す如くジョイント部材6のネジ部8が螺合されジョイント部材6が格子構成材5に螺着されている。11は前記固着されたジョイント部材6に嵌合し、接合するアルミ中空押出形材の格子構成材であり、該格子構成材11の小口並びにA−A断面形状は図7に示す如く構成されている。
即ち、アルミ中空押出形材の格子構成材11の断面形状は前記切頭円錐形状のジョイント部材6が途中まで容易に嵌挿される大きさの中空孔12と該中空孔12を中心に放射状に複数個刻設されたジョイント部材緊結溝13a,13b,13c・・・を有する角材(図6の例)や平角材等で形成されている。
而して前記アルミ押出形材からなる格子構成材11の接合は、図5に示す如く切頭円錐形状のジョイント部材6に前記アルミ押出形材からなる格子構成材11が嵌挿され中空孔12の孔径が前記ジョイント部材6の中間部外径と等しくなり、格子構成材5の接合面と格子構成材11の小口面14間の距離Sが20mmから30mm開くことになる。
本発明はこの距離Sを格子構成材11の圧入にて押し込むことにより、該格子構成材11がセンターリングされ、更に圧着すると図6の如く格子構成材5と格子構成材11が接合して緊結し固着される。図8は図6のB−B断面を示し、前記ジョイント部材6と格子構成材11の緊結状態を示すもので、11は格子構成材、13a,13b,13c・・・は中空孔12を中心に放射状に複数個刻設されたジョイント部材緊結溝、6はジョイント部材、7はジョイント部材6に鋳込まれたネジをそれぞれ示している。
図8において、合成樹脂、硬質ゴム、又は比較的柔らかな金属材料等により作られた切頭円錐形状のジョイント部材6はジョイント部材緊結溝13a,13b,13c・・・の刻設により生じた突部15a,15b,15c・・・により圧入時にジョイント部材6の表面が削られ格子構成材11が強固にジョイント部材6に嵌合しており、またジョイント部材6の弾性により常に内圧が矢符の様に加えられており格子構成材11はジョイント部材6に強固に緊結されている。
而して本発明の格子構成部材をジョイント部材にてT型またはL型に緊結して立体格子形状物を製作する方法を図9乃至図11に示している。
図9乃至図11において1a,1b,1cは竪材の格子構成材、2a,2b,2c,2dは横材の格子構成材、20a,20b,20c,20d,20e,20fは中桟の格子構成材、6はそれぞれ格子構成材のジョイント部位に螺着されたジョイント部材を示している。
まず図9のようにそれぞれ格子構成部材1a,1b,1c又、2a,2b,2cを平板上に載置して組立手順通り並べて、順次圧力治具で加圧、嵌合を繰り返し、一つの面を構成すべきフレームFを2面製作する。次いで前記フレームFに図10の如く中桟の格子構成材20a,20b,20c・・・をジョイント部材6をそれぞれ介して固着せしめ、上方に予め製作して置いた他のフレームFを載置して固着すれば図11の様なアルミ製家具が完成する。
斯くして、本発明のジョイント部材を、予め格子構成材のそれぞれのジョイント部位に螺着しておけば、立体格子形状物の組立は、前記ジョイント部材にアルミ押出形材にて成型された中空孔を嵌合し、更に圧着すれば、該接合部は容易に緊結されるもので、従来機構の如く外部側にはジョイント部材の固着用ボルト、ビス、当て板等が全く顕出しない美しい構成の立体格子形状物が簡単且つ容易に製作できる。
斯くして、本発明のジョイント部材は、以下、図12乃至図15に示す如く種々の形状例に変化させることで、それぞれ利用価値が大幅に拡大するもので以下各図に基づき具体的に説明する。
図12は、前記格子構成材11が圧入される際にジョイント部材6の表面が削られて削りカスが発生し、該削りカスが小口面14の接合の妨げにならないようにジョイント部材6の円錐形状底部9側縁部に削りカス溜まり16を設けているものである。本発明のジョイント部材6の構成から接合面の削りカス対策はジョイント部分を美しく仕上げるために好ましい。
図13は、ジョイント部材6の固着用ビスを外部側よりネジ孔17を介してネジ18にて固着するタイプのジョイント部材6取り付け工法を示している。尚、図10に示す19はワッシャーを示している。
図13において、合成樹脂、硬質ゴム、又は軟質金属等からなる切頭円錐形状のジョイント部材6は、ジョイント部材の円錐形状軸芯上に貫通するネジ孔17を穿ち外部側より前記ジョイント部材6を格子構成材5のジョイント部位に穿ったネジ孔10に螺着して切頭円錐形状のジョイント部材6を取り付け可能に構成した。
図14は、前記立体格子を組み立てるための切頭円錐形状のジョイント部材6を立体格子が構成する格子構成材のクロス部分に位置する部材を直方体21となし、該直方体21の必要な面に合成樹脂、硬質ゴム、又は軟質金属等からなる切頭円錐形状のジョイント部材6を取り付ける構成としたクロス部分の立体格子組立用ジョイント部材を提供している例を示す。
図15は、前記アルミ中空押出形材からなる立体格子の格子構成材の端部仕舞用として適宜板材からなるキャップ蓋材22の裏面に合成樹脂、硬質ゴム、又は軟質金属等からなる切頭円錐形状のジョイント部材6を固着してエンドキャップ23を構成した状態を示している。本例は、ジョイント部材6の固着方法に係る技術をエンドキャップ23の固着方法に応用した構成である。
斯くして、本発明は家具、収納棚、間仕切り、飾り棚、店舗の商品陳列棚等に使用される立体格子形状物の組立用ジョイント部材や格子構成材に関するものであり、更には前記立体格子形状物の組立用ジョイント部材や格子構成材を用いた立体格子組立方法に関するものであり、簡単且つ容易に組み立てられ格子構成材とジョイント部材は産業上広く活用され得るのであり、その利用価値は多大なものがある。
立体格子形状例を示す斜視説明図である。 他の立体格子形状例を示す斜視説明図である。 本発明の実施例1、ジョイント部材と格子構成材との関係を説明する要部側面説明図である。 本発明の実施例1、ジョイント部材と格子構成材との関係を説明する要部側面説明図である。 本発明の実施例1、ジョイント部材と格子構成材との関係を説明する要部側面説明図である。 本発明の実施例1、ジョイント部材と格子構成材との関係を説明する要部側面説明図である。 図4のA−A断面図で格子構成材の形状説明図である。 図6のB−B断面図でジョイント部材の緊結状態を説明する断面説明図 である。 実施例1、立体格子形状物の組立説明図である。 実施例1、立体格子形状物の組立説明図である。 実施例1、立体格子形状物の組立説明図である。 本発明の実施例2、ジョイント部材に係る形状例説明図である。 本発明の実施例3、ジョイント部材に係る他の形状例説明図である。 本発明の実施例4、ジョイント部材をクロス部ジョイントとして使用する形状例説明図である。 本発明の実施例5、ジョイント部材を格子構成材の端部カバーキャップとして使用する形状例説明図である。
符号の説明
1a、1b、1c・・・ 竪材の格子構成材
2a、2b、2c・・・ 横材の格子構成材
3a、3b、3c・・・ ジョイント部位
4a、4b 立体格子形状物
5 格子構成材
6 ジョイント部材
7 ネジ
8 ネジ部
9 円錐形状底部
10 ネジ孔
11 アルミ中空押出形材の格子構成部材
12 中空孔
13 緊結溝
14 小口面
15a、15b、15c・・・ 突部
16 削りカス溜まり
17 ネジ孔
18 ネジ
19 ワッシャー
20a、20b、20c・・・ 中桟の格子構成材
21 直方体
F フレーム
S 距離

Claims (7)

  1. 複数本からなる棒状の格子構成材を任意にジョイントして立体格子形状物を組み立てるにあたり、
    該棒状の格子構成材に小口を接合してT型またはL型に緊結する他の棒状格子構成材の全部又は少なくとも一部がアルミ中空押出形材からなり、
    該アルミ中空押出形材からなる各格子構成材のジョイント部材は合成樹脂、硬質ゴム、又は軟質金属等からなる切頭円錐形状を有し、且つ該切頭円錐形状のジョイント部材の円錐形状底部の軸芯上にはジョイント部材に埋め込まれジョイント部材と一体化されたネジ部が突出して設けられ、
    該ネジ部を前記棒状の格子構成材のジョイント部位に穿ったネジ孔に螺着して切頭円錐形状のジョイント部材を取り付け、
    該取り付けられたジョイント部材にアルミ中空押出形材からなる格子構成材の中空部を嵌合し更に圧着して緊結すること、
    を特徴とする立体格子組立用ジョイント部材。
  2. 複数本からなる棒状の格子構成材を任意にジョイントして立体格子形状物を組み立てるにあたり、該棒状の格子構成材に小口を接合してT型またはL型に緊結する他の格子構成材の全部又は少なくとも一部がアルミ中空押出形材からなり、該アルミ中空押出形材からなる各格子構成材のジョイント部材は合成樹脂、硬質ゴム、又は軟質金属等からなる切頭円錐形状を有し、且つ該切頭円錐形状のジョイント部材の円錐形状底部の軸芯上にはジョイント部材に埋め込まれジョイント部材と一体化されたネジ部が突出して設けられ、該ネジ部を前記格子構成材のジョイント部位に穿ったネジ孔に螺着して切頭円錐形状のジョイント部材を取り付け、該取り付けられたジョイント部材にアルミ中空押出形材からなる格子構成材の中空部を嵌合し更に圧着して緊結する立体格子組立作業において、
    該アルミ中空押出形材の断面形状が前記切頭円錐形状のジョイント部材が中途まで容易に嵌挿される大きさの中空孔と該中空孔を中心に放射状に複数個刻設されたジョイント部材緊結溝とを有する角材あるいは平角材形状等のアルミ中空押出形材であること、
    を特徴とする立体格子組立用アルミ中空押出形材。
  3. 合成樹脂、硬質ゴム、又は軟質金属等からなる切頭円錐形状を有し、且つ該切頭円錐形状のジョイント部材の円錐形状底部で軸芯上にジョイント部材に埋め込まれ一体化されたネジ部を突出して設け、
    該ネジ部を格子構成材のジョイント部に穿ったネジ孔に螺着して取り付けられる切頭円錐形状のジョイント部材を用い、
    更に、該ジョイント部材に嵌合し更に圧着して緊結される立体格子の格子構成材であるアルミ中空押出形材の断面形状が前記切頭円錐形状のジョイント部材が中途まで容易に嵌挿される大きさの中空孔と、該中空孔を中心に放射状に複数個刻設されたジョイント部材緊結溝とを有する角材あるいは平角材形状等のアルミ中空押出形材とを用いて、
    前記ジョイント部材にて立体格子の格子構成材をT型またはL型に緊結していくことにより立体格子を任意に構成することを特徴とする立体格子の組立方法。
  4. 前記ジョイント部材の円錐形状底部側縁部に削りカス溜まり用の切欠部を設け、前記アルミ押出形材からなる格子構成材が圧入されるジョイント部材の表面が格子構成材の中空孔を中心に放射状に複数個刻設されたジョイント部材緊結溝縁部に係合し削られ削りカスを発生し、該削りカスが格子構成材の小口面の接合の妨げとならない構成にしたこと、
    を特徴とする請求項1乃至3記載の立体格子用ジョイント部材乃至中空押出型材、又は立体格子組立方法。
  5. 前記合成樹脂、硬質ゴム、又は軟質金属等からなる切頭円錐形状のジョイント部材を、該切頭円錐形状のジョイント部材の円錐形状軸芯上に貫通するネジ孔を穿ち外部側より前記ジョイント部材を格子構成材のジョイント部に穿ったネジ孔に螺着して切頭円錐形状のジョイント部材を取り付け可能としたこと、
    を特徴とする請求項1乃至4記載の立体格子組立用ジョイント部材乃至中空押出型材、又は立体格子組立方法。
  6. 前記立体格子を組み立てるための切頭円錐形状のジョイント部材を立体格子を構成する格子構成材のクロス部分に位置する部材を直方体となし、該直方体の必要な面に合成樹脂又は軟質金属等からなる切頭円錐形状のジョイント部材を取り付けること、
    を特徴とした請求項1乃至5記載の立体格子組立用ジョイント部材乃至中空押出型材、又は立体格子組立方法。
  7. 前記アルミ中空押出形材からなる立体格子の格子構成材の端部仕舞い用として、適宜板材からなるキャップ蓋材の裏面に合成樹脂又は軟質金属等からなる切頭円錐形状のジョイント部材を固着してエンドキャップを構成したこと、
    を特徴とする立体格子構成材のエンドキャップ。
JP2003357142A 2003-10-17 2003-10-17 立体格子組立用のジョイント部材並びに立体格子組立方法 Pending JP2005121142A (ja)

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