JP2005119366A - パワーステアリング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 フローコントロールバルブの流量特性のバラツキを抑えられるパワーステアリング装置を提供する。
【解決手段】 ポンプ1から吐出される作動流体をパワーステアリング出力部8に導く供給通路2と、この供給通路2の途中に介装される可変絞り弁3と、この可変絞り弁3の前後差圧に応じて供給通路2の作動流体をポンプ吸込み側に戻す流量調整弁4とを備え、パワーステアリング出力部8によって車輪の操舵力をアシストするパワーステアリング装置において、可変絞り弁3は供給通路2の途中に介装される供給ポート34と、この供給ポート34の開口面積を変えるスリーブ41と、スリーブ41を供給ポート34の開き方向に付勢するスプリング42とを備え、このスリーブ41が供給ポート34の前後差圧とスプリング42のバネ力とが釣り合う位置に移動して可変絞り弁3の開度を調節する構成とした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、流体圧によって車輪の操舵力をアシストするパワーステアリング装置の改良に関するものである。
従来、この種のパワーステアリング装置の流体圧源として、図4、図5に示すものがある(特許文献1参照)。
図4において、パワーステアリング出力部8は、車両からの各種信号に応じて流体圧および流体の流れ方向を制御するパワーステアリングコントロールバルブ(図示せず)と、この制御された流体圧で作動し操舵力をアシストするパワーシリンダ(図示せず)等によって構成されている。
パワーステアリング装置の流体圧源は、図示しないエンジンによって駆動されるポンプ1と、ポンプ1から吐出される作動流体をパワーステアリング出力部8に供給する供給通路2と、この供給通路2の途中に介装される可変絞り弁3と、この可変絞り弁3の前後差圧に応じて作動流体の一部をポンプ吸込み側に戻す流量調整弁4と、可変絞り弁3を迂回して作動流体を導くバイパス通路5と、このバイパス通路5を開閉するソレノイドバルブ6と、可変絞り弁3より下流側に連通するリリーフバルブ7とを備える。
図5に示すように、フローコントロールバルブ9はそのケーシングとしてバルブボディ21とキャップ31を備え、この内部に流量調整弁4と可変絞り弁3とが収められる。バルブボディ21には、スプール11が摺動可能に挿入されるスプール孔26、ポンプ1の吐出側に連通するポンプポート22、ポンプ吸込み側に連通する戻りポート23、およびバイパス通路を構成するバイパスポート24,25等が形成される。キャップ31には、可変絞り弁を構成する供給ポート34、供給通路2を構成する下流側室32、およびバイパス通路を構成するバイパスポート33等が形成される。
流量調整弁4は、スプリング13に付勢されるスプール11を備え、このスプール11の外周にスプール孔26に摺接するランド部10が形成される。スプール11がスプリング13に抗して図面左方向に移動するとランド部10の先端が戻りポート23に面し、ポンプポート22と戻りポート23を連通し、スプール11の摺動位置に応じてポンプポート22から戻りポート23へと戻される作動流体の流量を調節するようになっている。スプール11の一端には可変絞り弁3の上流側に連通する上流側室20が画成される。スプール11の他端にはスプリング13が介装されたスプリング室27が画成され、このスプリング室27は通孔14を介して可変絞り弁3の下流側に連通している。こうして流量調整弁4は、スプール11の両端に可変絞り弁3の前後差圧が導かれ、スプール11は可変絞り弁3の前後差圧とスプリング13のバネ力とが釣り合う位置へと移動する。
可変絞り弁3はスプール11の一端から突出するテーパロッド12と、このテーパロッド12が挿入される供給ポート34とを備え、テーパロッド12がスプール11とともに移動するのに伴って所定のストローク域にて供給ポート34の開口面積が次第に減少する。こうして流量調整弁4と可変絞り弁3は連携し、流量調整弁4の開度が増えるのにしたがって可変絞り弁3の開度が減るようになっている。
以上のように構成され、エンジンの停止時にポンプ1も停止し、フローコントロールバルブ9はスプリング13の付勢力によってスプール11がキャップ31の端面38に着座し、流量調整弁4が全閉するとともに、可変絞り弁3が全閉している。
エンジンの運転時にポンプ1が駆動され、上流側室20に導かれるポンプ1の吐出圧によってスプール11がキャップ31の端面38から離れると、まず可変絞り弁3が開弁する。可変絞り弁3が開弁すると、ポンプ1から吐出される作動流体が、ポンプポート22→上流側室20→可変絞り弁3→下流側室32→パワーステアリング出力部8の順に流れる。パワーステアリング出力部8はこの流体圧によって車輪の操舵力をアシストする。
パワーステアリング出力部8の負荷圧が下流側室32からスプリング室27に導かれているため、ポンプ1の回転数が上昇してポンプ1の吐出流量が増えるのに伴って可変絞り弁3の前後差圧が高まるのに伴い、スプール11はスプリング13に抗して次第に移動する。
ポンプ1が低速域で回転している状態では、流量調整弁4が閉弁しており、ポンプ1の回転数に比例した流量の作動流体がパワーステアリング出力部8に供給される。
ポンプ1の回転数が中速域に達すると、流量調整弁4が開弁し、上流側室20に流入する作動流体の一部がポンプ1の回転数増大に応じて戻りポート23に還流されるため、可変絞り弁3を介してパワーステアリング出力部8に供給される作動流体の流量は略一定に保たれる。
さらにポンプ1の回転数が増大すると、可変絞り弁3はテーパロッド12がスプール11とともに移動して供給ポート34の開口面積が次第に減少し、パワーステアリング出力部8に供給される作動流体の流量は次第に減少する。
ソレノイドバルブ6が開弁すると、ポンプ1から吐出する作動流体の一部が、上流側室20→バイパスポート24→ソレノイドバルブ6→バイパスポート25→下流側室32→パワーステアリング出力部8の順に流れる。このようにソレノイドバルブ6を開閉することにより、パワーステアリング出力部8に供給される流量が増減され、操舵アシスト力を調節できる。
PCT WO 03/023227 A1 特開平10−230860号公報
しかしながら、このような従来のフローコントロールバルブ9にあっては、可変絞り弁3がスプール11に一体形成されたテーパロッド12と供給ポート34の間に環状の断面を持つように画成される構造のため、各部材の加工誤差等によってテーパロッド12に対して供給ポート34が偏心すると、可変絞り弁3を流れる作動流体の流量が大幅に変わり、流量調整弁4の流量特性にバラツキが生じやすいという問題点があった。このため、テーパロッド12と供給ポート34等に関連して高い加工精度が要求され、製品のコストアップを招く。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、フローコントロールバルブの流量特性のバラツキを抑えられるパワーステアリング装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、ポンプから吐出される作動流体をパワーステアリング出力部に導く供給通路と、この供給通路の途中に介装される可変絞り弁と、この可変絞り弁の前後差圧に応じて供給通路の作動流体をポンプ吸込み側に戻す流量調整弁とを備え、パワーステアリング出力部によって車輪の操舵力をアシストするパワーステアリング装置に適用する。
そして、可変絞り弁は供給通路の途中に介装される供給ポートと、この供給ポートの開口面積を変えるスリーブと、スリーブを供給ポートの開き方向に付勢するスプリングとを備え、このスリーブが供給ポートの前後差圧とスプリングのバネ力とが釣り合う位置に移動して可変絞り弁の開度を調節する構成としたことを特徴とするものとした。
第2の発明は、第1の発明において、供給通路に対して前記可変絞り弁と並列に接続されるバイパス通路と、このバイパス通路を開閉するソレノイドバルブとを備えたことを特徴とするものとした。
第3の発明は、第2の発明において、ソレノイドバルブは作動流体が流れるバルブ穴と、このバルブ穴を絞るシャフトとを有し、このバルブ穴とシャフトとの間に供給通路に対して可変絞り弁の上流側と下流側を結ぶ絞り通路を画成したことを特徴とするものとした。
第1の発明によると、フローコントロールバルブは、可変絞り弁の前後差圧に応じてスプールが変位して流量調整弁の開度を調節するとともに、同じく可変絞り弁の前後差圧に応じてスリーブが変位して可変絞り弁の開度を調節して、パワーステアリング出力部に供給される流量を制御する。
フローコントロールバルブは、可変絞り弁の開度を調節するスリーブが流量調整弁のスプールと分離して設けられている構造のため、各部材の加工誤差等によってスリーブとスプールとが偏心したとしても、可変絞り弁を流れる作動流体の流量が変わることがなく、流量調整弁の流量特性にバラツキが生じることを抑えられる。この結果、従来のテーパロッドと供給ポート等に関連して要求される加工精度を低減し、製品のコストダウンがはかれる。
第2の発明によると、ソレノイドバルブの開度を電気的に制御することにより、パワーステアリング出力部に供給される流量が増減され、操舵アシスト力を調節できる。
第3の発明によると、例えばスリーブが固着して作動流体が供給ポートを通過できなくなった場合でも、ポンプから吐出する作動流体がバルブ穴とシャフトとの間に画成される絞り通路を通ってパワーステアリング出力部に供給される。この結果、パワーステアリング出力部に操舵アシスト力が得られるとともに、ポンプの負荷が過大になることを回避し、フェイルセーフ機能を果たすことができる。
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1の(a),(b)に示すように、パワーステアリング装置に設けられるフローコントロールバルブ9は、ポンプ1から吐出される作動流体をパワーステアリング出力部8に導く供給通路2と、この供給通路2の途中に介装される可変絞り弁3と、この可変絞り弁3の前後差圧に応じて供給通路2の作動流体をポンプ吸込み側に戻す流量調整弁4と、可変絞り弁3を迂回して作動流体を導くバイパス通路5と、このバイパス通路5を開閉するソレノイドバルブ6と、可変絞り弁3より下流側に連通するリリーフバルブ7とを備える。
フローコントロールバルブ9はそのケーシングとしてバルブボディ21とキャップ31とを備え、この内部に流量調整弁4と可変絞り弁3とが収められる。バルブボディ21には、スプール11が摺動可能に挿入されるスプール孔26、ポンプ1の吐出側に連通するポンプポート22、ポンプ吸込み側に連通する戻りポート23、およびバイパス通路5を構成するバイパスポート24,25等が形成される。キャップ31には、可変絞り弁3を構成する供給ポート34、供給通路2を構成する下流側室32、およびバイパス通路5を構成するバイパスポート33等が形成される。
流量調整弁4は、スプリング13に付勢されるスプール11を備え、このスプール11の外周にスプール孔26に摺接するランド部10が形成される。スプール11がスプリング13に抗して図面左方向に移動するとランド部10の先端が戻りポート23に面し、ポンプポート22と戻りポート23を連通し、スプール11の摺動位置に応じてポンプポート22から戻りポート23へと戻される作動流体の流量を調節するようになっている。スプール11の一端には可変絞り弁3の上流側に連通する上流側室20が画成される。スプール11の他端にはスプリング13が介装されたスプリング室27が画成され、このスプリング室27は通孔28を介して可変絞り弁3の下流側に連通している。こうして流量調整弁4は、スプール11の両端に可変絞り弁3の前後差圧が導かれ、スプール11は可変絞り弁3の前後差圧とスプリング13のバネ力とが釣り合う位置へと移動する。
可変絞り弁3は供給通路2の途中に介装される供給ポート34と、この供給ポート34の開口面積を変えるスリーブ41と、スリーブ41を供給ポート34の開き方向に付勢するスプリング42とを備え、このスリーブ41が供給ポート34の前後差圧とスプリング42のバネ力とが釣り合う位置に移動する構成とする。つまり、可変絞り弁3の絞りを可変とするスリーブ41が流量調整弁4のスプール11と分離して設けられている。
図2に示すように、スリーブ41は有底円筒状に形成され、キャップ31にはスリーブ41が摺動可能に挿入されるスリーブ孔35が形成される。供給ポート34はスリーブ孔35に開口し、スリーブ41の摺動位置に応じてその開口面積が調節される。
キャップ31内には円盤状のリテーナ36が嵌められ、このリテーナ36とスリーブ41の底部の間にはスプリング42が圧縮して介装されている。リテーナ36には複数の通孔37が形成され、供給通路2を通る作動流体が各通孔37を流れるようになっている。
ソノイドバルブ6は、バルブボディ21に挿入して取り付けられる円筒状のハウジング61と、ハウジング61に摺動可能に挿入されるシャフト62とを備える。ハウジング61にはポンプ1の吐出側に連通する上流室64と、シャフト62との間で可変絞り部を画成するバルブ穴66と、パワーステアリング出力部8に連通する下流室67が形成される。ポンプ1から吐出される作動流体は、上流室64、バルブ穴66、下流室67を通ってパワーステアリング出力部8へと流れる。シャフト62はコイル69に生じる電磁力によりスプリング68に抗して開弁方向(図1(a)において上方向)に駆動される。
円柱状のシャフト62はその先端に円錐状の弁体部63が形成され、この弁体部63がバルブ穴66に挿入される。シャフト2が図2において上方向に変位するのに伴って、弁体部63とバルブ穴66との間で画成される可変絞り部の開口面積が次第に大きくなる。
ソレノイドバルブ6はコア77がハウジング61の段部78に着座した状態で、弁体部63がバルブ穴66からわずかに離れてバイパス通路5を全閉しない構造とする。換言すると、フローコントロールバルブ9はこのバルブ穴66と弁体部63との間に絞り通路52を備え、この絞り通路52が供給通路2に対して可変絞り弁3の上流側と下流側を常時連通する。
以上のように構成され、エンジンの運転時にポンプ1が駆動され、上流側室20に導かれるポンプ1の吐出圧によって可変絞り弁3が開弁すると、ポンプ1から吐出される作動流体が、ポンプポート22→上流側室20→可変絞り弁3→下流側室32→パワーステアリング出力部8の順に流れる。パワーステアリング出力部8はこの流体圧によって車輪の操舵力をアシストする。
パワーステアリング出力部8の負荷圧が下流側室32からスプリング室27に導かれているため、ポンプ1の回転数が上昇してポンプ1の吐出流量が増えるのに伴って可変絞り弁3の前後差圧が高まるのに伴い、スプール11はスプリング13に抗して次第に移動する。
ポンプ1が低速域で回転している状態では、流量調整弁4が閉弁しており、ポンプ1の回転数に比例した流量の作動流体がパワーステアリング出力部8に供給される。
ポンプ1の回転数が中速域に達すると、流量調整弁4が開弁し、上流側室20に流入する作動流体の一部がポンプ1の回転数増大に応じて戻りポート23に還流されるため、可変絞り弁3を介してパワーステアリング出力部8に供給される作動流体の流量は略一定に保たれる。
さらにポンプ1の回転数が増大すると、可変絞り弁3の前後差圧が大きくなり、スプール11の両端に作用する圧力差が大きくなるとともに、スリーブ41の両端に作用する圧力差も大きくなる。このように圧力差が大きくなれば、スプール11がスプリング13のバネ力に抗して図面左方向に移動するとともに、スリーブ41が図3に示すようにスプリング42のバネ力によって図面右方向に移動し、供給ポート34の開口面積が次第に減少し、パワーステアリング出力部8に供給される作動流体の流量は次第に減少する。
ポンプ1から吐出する作動流体の一部は、上流側室20→バイパスポート24→ソレノイドバルブ6→バイパスポート25→下流側室32→パワーステアリング出力部8の順に流れる。そしてソレノイドバルブ6の可変絞り部の開度を電気的に制御することにより、パワーステアリング出力部8に供給される流量が増減され、操舵アシスト力を調節できる。
フローコントロールバルブ9は、可変絞り弁3の絞りを可変とするスリーブ41が流量調整弁4のスプール11と分離して設けられる構造のため、各部材の加工誤差等によってスリーブ41とスプール11とが偏心したとしても、可変絞り弁3を流れる作動流体の流量が変わることがなく、流量調整弁4の流量特性にバラツキが生じない。このため、従来のテーパロッド12と供給ポート34等に関連して要求される加工精度を低減し、製品のコストダウンがはかれる。
さらに、スリーブ41とスプール11を分離して設ける構造のため、可変絞り弁3の流量特性と流量調整弁4の流量特性の設定自由度を高められる。
上記した実施例では、絞り通路52によってバルブ穴66が全閉しない構造のソレノイドバブル6を使用していることで、可変絞り弁3の上流側と下流側とが常時連通し、これによりスプール11がバルブボディ21に、またスリーブ41がキャップ31に固着して供給ポート34を通過する作動流体の移動ができなくなった場合でも、バブル穴66を通過する作動流体が供給ポート34を迂回してパワーステアリング出力部8に供給される。この結果、パワーステアリング出力部8への操舵アシスト力が保障されるとともに、ポンプ1の負荷が過大になることを回避し、フェイルセーフ機能を果たすことができる。
しかし、上記した固着現象が起こり得ない構造を有しているのであれば、上記ソレノイドバルブ6は全閉しないものに限らず、従来例でも示している開閉タイプのソレノイドバルブであっても良い。
本発明は上記の実施の形態に限定されずに、その技術的な思想の範囲内において種々の変更がなしうることは明白である。
本発明のパワーステアリング装置は、流体圧によって車輪の操舵力をアシストするパワーステアリング装置に利用できる。
本発明の実施の形態を示し、(a)はフローコントロールバルブの断面図、(b)はフローコントロールバルブの正面図。 同じくフローコントロールバルブの断面図。 同じくフローコントロールバルブの動作を示す断面図。 従来例を示すパワーステアリング装置の構成図。 同じく図フローコントロールバルブの断面。
符号の説明
1 ポンプ
2 供給通路
3 可変オリフィス
4 流量調整弁
5 バイパス通路
6 ソレノイドバルブ
7 リリーフバルブ
8 パワーステアリング出力部
9 フローコントロールバルブ
20 上流室
32 下流室
34 供給ポート
41 スリーブ
42 スプリング
52 絞り通路
62 シャフト
66 バルブ穴

Claims (3)

  1. ポンプから吐出される作動流体をパワーステアリング出力部に導く供給通路と、この供給通路の途中に介装される可変絞り弁と、この可変絞り弁の前後差圧に応じて供給通路の作動流体をポンプ吸込み側に戻す流量調整弁とを備え、パワーステアリング出力部によって車輪の操舵力をアシストするパワーステアリング装置において、前記可変絞り弁は供給通路の途中に介装される供給ポートと、この供給ポートの開口面積を変えるスリーブと、スリーブを供給ポートの開き方向に付勢するスプリングとを備え、このスリーブが供給ポートの前後差圧とスプリングのバネ力とが釣り合う位置に移動して可変絞り弁の開度を調節する構成としたことを特徴とするパワーステアリング装置。
  2. 前記供給通路に対して前記可変絞り弁と並列に接続されるバイパス通路と、このバイパス通路を開閉するソレノイドバルブとを備えたことを特徴とする請求項1に記載のパワーステアリング装置。
  3. 前記ソレノイドバルブは作動流体が流れるバルブ穴と、このバルブ穴を絞るシャフトとを有し、このバルブ穴とシャフトとの間に前記供給通路に対して前記可変絞り弁の上流側と下流側を結ぶ絞り通路を画成したことを特徴とする請求項2に記載のパワーステアリング装置。
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