JP2005119214A - 画像形成装置及び液体吐出装置の信頼性維持方法 - Google Patents
画像形成装置及び液体吐出装置の信頼性維持方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005119214A JP2005119214A JP2003358704A JP2003358704A JP2005119214A JP 2005119214 A JP2005119214 A JP 2005119214A JP 2003358704 A JP2003358704 A JP 2003358704A JP 2003358704 A JP2003358704 A JP 2003358704A JP 2005119214 A JP2005119214 A JP 2005119214A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- suction
- nozzle surface
- head
- wiping
- cap
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
Abstract
【解決手段】 吸引キャップ72aでノズル面をキャッピングしてノズル吸引を行い、吸引キャップ72aをノズル面から離間してキャップ内吸引を行い、ワイパーブレード73でワイピングを行った後、吸引キャップ72aをノズル面に接触させて残存記録液をノズル面に転移させ、吸引キャップ72aをノズル面から離間し、ワイパーブレード73でワイピングを行った後、吸引キャップ72aでノズル面をキャッピングする。
【選択図】 図9
Description
この画像形成装置は、装置本体1と、装置本体1に装着した用紙を装填するための給紙トレイ2と、装置本体1に装着され画像が記録(形成)された用紙をストックするための排紙トレイ3とを備え、さらに、装置本体1の前面4の一端部側には、前面4から前方側に突き出し、上面5よりも低くなったカートリッジ装填部6を有し、このカートリッジ装填部6の上面に操作キーや表示器などの操作部7を配置している。カートリッジ装填部6には液体補充手段としての液体保管用タンク(メインタンク)であるインクカートリッジ10の脱着を行うための開閉可能な前カバー8を有している。
図示しない左右の側板に横架したガイド部材であるガイドロッド11とステー12とでキャリッジ13を主走査方向に摺動自在に保持し、図示しない主走査モータによって図3で矢示方向に移動走査する。
フレーム211には、2つのキャップホルダ212A、212Bと、空吐出受け213と、清浄化手段としての弾性体を含むワイピング部材であるワイパーブレード73と、キャリッジロック215とがそれぞれ昇降可能に保持されている。
この制御部280は、装置全体の制御を司るCPU281と、CPU281が実行するプログラム、その他の固定データを格納するROM282と、画像データ等を一時格納するRAM283と、装置の電源が遮断されている間もデータを保持するための不揮発性メモリ(NVRAM)284と、画像データに対する各種信号処理、並び替え等を行う画像処理やその他装置全体を制御するための入出力信号を処理するASIC285とを備えている。
まず、前述したように、維持回復動作を行う記録ヘッド14を吸引キャップ72aの位置にした状態で、モータ231を逆転して吸引キャップ72aを上昇させて記録ヘッド14のノズル面をキャッピングし、モータ231を正転してチューブポンプ220を作動させることで記録ヘッド14のノズルから吸引(ノズル吸引)を行う。
まず、前述したように、維持回復動作を行う記録ヘッド14を吸引キャップ72aの位置にした状態で、モータ231を逆転して吸引キャップ72aを上昇させて記録ヘッド14のノズル面をキャッピングし、モータ231を正転してチューブポンプ220を作動させることで記録ヘッド14のノズルから1回目(1段目)のノズル吸引を行う。このときの吸引量は、吸引量Aとしている。
この例は、前記図7及び図8で示した各例を組み合わせたものであり、吸引量Aでのノズル吸引→ワイピング→吸引量Bでのノズル吸引→ワイピング→吸引キャップのノズル面への接触→ワイピング、の順に行うようにしたものである。
まず、インクは、25℃における静的表面張力γがγ≧20であることが好ましい。これにより、吐出安定性を確保することができる。つまり、25℃における静的表面張力γが、γ≧20であれば、液滴が正常に形成されるため、鮮明な画像を形成することができる。逆に20>γの場合、インクがノズル面に対して完全に濡れるか、あるいは低めの接触角を示すため、ノズル近傍にインクが溢れ出てしまう。この状態ではノズルに正常なメニスカスが形成されないため、液滴が正常に形成されず、吐出方向が曲がってしまったり、不要な小滴(サテライト滴)が発生したり、ミストが発生したり、最悪の場合液滴が吐出されないなどの不具合が生じる。このような状態では狙いの画素を形成することができないため、画像欠陥が生じてしまうおそれがある。
C.I.アシッドイエロー17、23、42、44、79、142、
C.I.アシッドレッド1、8、13、14、18、26、27、35、37、42、52、82、87、89、92、97、106、111、114、115、134、186、249、254、289、
C.I.アシッドブルー9、29、45、92、249
C.I.アシッドブラック1、2
などを挙げることができる。
C.I.ダイレクトイエロー1、12、24、26、33、44、50、86、120、132、142、144、
C.I.ダイレクトレッド1、4、9、13、17、20、28、31、39、80、81、83、89、225、227、
C.I.ダイレクトオレンジ26、29、62、102、
C.I.ダイレクトブルー1、2、6、15、22、25、71、76、79、86、87、90、98、163、165、199、202、
C.I.ダイレクトブラック19、22、32、38、51、56、71、74、75、77、154、168、171
などを挙げることができる。
C.I.リアクティブブラック3、4、7、11、12、17、
C.I.リアクティブイエロー1、5、11、13、14、20、21、22、25、40、47、51、55、65、67、
C.I.リアクティブレッド1、14、17、25、26、32、37、44、46、55、60、66、74、79、96、97、
C.I.リアクティブブルー1、2、7、14、15、23、32、35、38、41、63、80、95
などを挙げることができる。
浸透剤はインクと記録媒体の濡れ性を向上させ、浸透速度を調整する目的で添加される。浸透剤としては、下記式(I)〜(IV)で表わされるものが好ましい。すなわち、下記式(I)のポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル系界面活性剤、式(II)のアセチレングリコール系界面活性剤、下記式(III)のポリオキシエチレンアルキルエーテル系界面活性剤ならびに式(IV)のポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル系界面活性剤は、液の表面張力を低下させることができるので、濡れ性を向上させ、浸透速度を高めることができる。
13…キャリッジ
14…記録ヘッド
15…サブタンク
71…サブシステム
72a〜72d…キャップ
73…ワイパーブレード
220…吸引ポンプ
231…モータ
Claims (7)
- 液滴を吐出する液滴吐出ヘッドのノズル面をキャッピングする吸引キャップと、前記ヘッドのノズル面をワイピングするワイピング手段とを含む信頼性維持手段を備えた画像形成装置において、前記信頼性維持手段は、前記ワイピング手段で前記ヘッドのノズル面をワイピングし、前記吸引キャップを前記ヘッドのノズル面に接触させた後離間させ、再度前記ワイピング手段で前記ヘッドのノズル面をワイピングすることを特徴とする画像形成装置。
- 液滴を吐出する液滴吐出ヘッドのノズル面をキャッピングする吸引キャップと、前記ヘッドのノズル面をワイピングするワイピング手段とを含む信頼性維持手段を備えた画像形成装置において、前記信頼性維持手段は、前記吸引キャップで前記ノズル面をキャッピングした状態で前記ノズルから記録液を吸引する吸引工程を複数回行い、最終回の吸引工程での吸引量がそれ以外の回の吸引工程の吸引量よりも少ないことを特徴とする画像形成装置。
- 液滴を吐出する液滴吐出ヘッドのノズル面をキャッピングする吸引キャップと、前記ヘッドのノズル面をワイピングするワイピング手段とを含む信頼性維持手段を備えた画像形成装置において、前記信頼性維持手段は、前記ワイピング手段で前記ヘッドのノズル面をワイピングし、前記吸引キャップを前記ヘッドのノズル面に接触させた後離間させ、再度前記ワイピング手段で前記ヘッドのノズル面をワイピングするとともに、前記吸引キャップで前記ノズル面をキャッピングした状態で前記ノズルから記録液を吸引する吸引工程を複数回行い、最終回の吸引工程での吸引量がそれ以外の回の吸引工程の吸引量よりも少ないことを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1ないし4のいずれかに記載の画像形成装置において、前記液滴吐出ヘッドに充填される記録液は25℃における粘度が5mPa・s〜20mPa・sであることを特徴とする画像形成装置。
- 記録液の液滴を吐出する液滴吐出ヘッドを含む液体吐出装置の信頼性を維持する信頼性維持方法において、前記ヘッドのノズル面をワイピング手段でワイピングする工程を少なくとも2回以上行い、各ワイピング工程の間で前記ヘッドのノズル面をキャッピングするための吸引キャップを前記ノズル面に接触させて、この吸引キャップのニップ部に残存している記録液を前記ノズル面に転移させる工程を行うことを特徴とする液体吐出装置の信頼性維持方法。
- 液滴を吐出する液滴吐出ヘッドを含む液体吐出装置の信頼性を維持する信頼性維持方法において、吸引キャップで前記ヘッドのノズル面をキャッピングした状態で吸引を行う工程を少なくとも2回以上行い、最終回の吸引工程では最終回以外の吸引工程よりも吸引量を少なくして吸引を行うことを特徴とする液体吐出装置の信頼性維持方法。
- 請求項5又は6に記載の液体吐出装置の信頼性維持方法において、前記記録液は25℃における粘度が5mPa・s〜20mPa・sであることを特徴とする液体吐出装置の信頼性維持方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003358704A JP2005119214A (ja) | 2003-10-20 | 2003-10-20 | 画像形成装置及び液体吐出装置の信頼性維持方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003358704A JP2005119214A (ja) | 2003-10-20 | 2003-10-20 | 画像形成装置及び液体吐出装置の信頼性維持方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005119214A true JP2005119214A (ja) | 2005-05-12 |
Family
ID=34615146
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003358704A Pending JP2005119214A (ja) | 2003-10-20 | 2003-10-20 | 画像形成装置及び液体吐出装置の信頼性維持方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005119214A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008221795A (ja) * | 2007-03-15 | 2008-09-25 | Seiko Epson Corp | ヘッドメンテナンス方法 |
US8770709B2 (en) | 2011-06-03 | 2014-07-08 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus and method of discharging recording liquid |
JP2020082368A (ja) * | 2018-11-15 | 2020-06-04 | ローランドディー.ジー.株式会社 | インクジェットプリンタおよびクリーニング用のコンピュータプログラム |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10119295A (ja) * | 1996-10-21 | 1998-05-12 | Citizen Watch Co Ltd | インクジェットプリンタのメンテナンス方法 |
JP2000052568A (ja) * | 1998-08-06 | 2000-02-22 | Seiko Epson Corp | インクジェット式記録装置および同装置における記録ヘッドのクリーニング制御方法 |
-
2003
- 2003-10-20 JP JP2003358704A patent/JP2005119214A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10119295A (ja) * | 1996-10-21 | 1998-05-12 | Citizen Watch Co Ltd | インクジェットプリンタのメンテナンス方法 |
JP2000052568A (ja) * | 1998-08-06 | 2000-02-22 | Seiko Epson Corp | インクジェット式記録装置および同装置における記録ヘッドのクリーニング制御方法 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008221795A (ja) * | 2007-03-15 | 2008-09-25 | Seiko Epson Corp | ヘッドメンテナンス方法 |
US8770709B2 (en) | 2011-06-03 | 2014-07-08 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus and method of discharging recording liquid |
JP2020082368A (ja) * | 2018-11-15 | 2020-06-04 | ローランドディー.ジー.株式会社 | インクジェットプリンタおよびクリーニング用のコンピュータプログラム |
JP7043385B2 (ja) | 2018-11-15 | 2022-03-29 | ローランドディー.ジー.株式会社 | インクジェットプリンタおよびクリーニング用のコンピュータプログラム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4570865B2 (ja) | ヘッドクリーニング装置及び画像形成装置 | |
KR100790431B1 (ko) | 액체 컨테이너, 서브 탱크, 액체 방출 장치, 액체 공급장치 및 이미징 장치 | |
KR100832920B1 (ko) | 화상 형성 장치 | |
JP4717475B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP4584070B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2005271458A (ja) | 液体吐出装置の維持装置及び画像形成装置 | |
JP4446810B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2005119210A (ja) | 廃液タンク、廃液タンク満タン検出装置及び画像形成装置 | |
JP3933660B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2005059490A (ja) | 画像形成装置 | |
JP4210574B2 (ja) | 画像形成装置及び液体吐出装置の信頼性維持方法 | |
JP2005074671A (ja) | ヘッドクリーニング装置及び画像形成装置 | |
JP2005059491A (ja) | 液体吐出装置及び画像形成装置 | |
JP2006249396A (ja) | 記録用インク、並びに、インクカートリッジ、インク記録物、インクジェット記録装置及びインクジェット記録方法 | |
JP2005119214A (ja) | 画像形成装置及び液体吐出装置の信頼性維持方法 | |
JP4794953B2 (ja) | インクジェット記録方法及び装置 | |
JP4243342B2 (ja) | 画像形成装置の輸送方法 | |
JP2004284084A (ja) | 液体吐出装置の回復方法及び画像形成装置 | |
JP4307959B2 (ja) | 液体吐出装置、液体吐出装置の回復方法及び画像形成装置 | |
JP4627490B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2006056088A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2006297650A (ja) | インクジェット記録装置のメンテナンス方法、および、それを用いたインクジェット記録装置 | |
JP2006240164A (ja) | インクジェット記録ヘッドおよび該ヘッドを用いるインクジェット記録装置 | |
JP2006137079A (ja) | 廃液収容容器及び画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20051124 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080708 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080711 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080905 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20081111 |