JP2005119195A - プラスチック気泡シート製造プラント - Google Patents

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【課題】 プラスチック気泡シート(8)を連続的に製造する成形機(1)と、製造された気泡シートを連続的に巻き取って巻取製品(9)とするワインダー(2)とを基本的な構成部分とするプラスチック気泡シート製造プラントにおいて、気泡シートの検査が容易であり、かつ、巻取製品の搬送が容易であるプラントを提供する。
【解決手段】 成形機とワインダーとの間にオペレータのためのスペース(3)を設け、成形機から吐出されるプラスチック気泡シートを、上下に配置した2本のロール(4A,4B)を下方から上方に向かってほぼ垂直に走行させ、走行する気泡シートを背後の投光器からの透過光により検品できるようにし、オペレータの上方を通過した気泡シートが、誘導ロール群(6)によりワインダーの背後に回ってワインダーに導入されるようにし、ワインダーが、所定量の気泡シートを巻き取った巻取製品をオペレータの前に設けたコンベア上に放出するように構成したプラント。
【選択図】 図1

Description

本発明は、プラスチック気泡シート製造プラントの構成の改良に関する。
プラスチック、代表的にはポリエチレンを材料とし、T−ダイから溶融押出ししたフィルムを成形して多数の突起を有するキャップフィルムを得、このキャップの底面に別のT−ダイから溶融押出ししたフィルムをバックフィルムとして貼り合わせ、多数の密閉された空気室を形成したプラスチック気泡シート(以下「気泡シート」と略称する)が、緩衝包装材を中心とするさまざまな分野で使用されている。
この気泡シートを製造するプラントは、気泡シートを連続的に製造する成形機と、製造された気泡シートを連続的に巻き取って巻取製品とするワインダーとを基本的な構成部分とする。成形機は、プラスチックフィルムを溶融押出しするT−ダイ、押し出されたプラスチックフィルムを成形してキャップフィルムとするための、回転可能に支承されキャップ状の凹みを多数有する真空成形ロール、バックフィルムを溶融押出しするいまひとつのT−ダイ、およびキャップフィルムにバックフィルムを貼り合わせるための押圧ロールから成る。出願人は、この分野でさまざまな改良技術を開発して、開示している(たとえば特許文献1)。
一方、ワインダーは、通常はターレット型であって、少なくとも2本、通常は3本の巻取芯を順次使用して、所定量の気泡シートを巻き取るたびに切断して巻取製品とし、放出する機能を有するものが使用されている。場合によっては、成形機から吐出される気泡シートを連続的に巻き取って巻き替えのための装置も用意されている(特許文献2)。
特公平3−74616 特開平11−165922
気泡シートの巻取製品は、通常、キャップを内側にして巻いたものである。キャップを内側にするか外側にするかについて、決定的な因子はないが、巻き取った気泡シートをとりまとめたり、取り扱ったりするのに好都合であるし、商品表示のシールが貼りやすいとか、平面の方が汚れにくいとかといった理由が積み重なって、現在の内側キャップの巻取が実施されていると考えられる。一方、前記した構造の成形機からは、気泡シートが、キャップを上にし、バックフィルムを下にした状態で吐出される。そこで、ワインダーにおいては、その下方から気泡シートを巻き込む形で巻取作業が行なわれている。
成形機から連続的に吐出される気泡シートは、品質を常にチェックして、もし許容できない程度の問題が生じた場合は、巻取のロットを替えるなり、さらには成形機を停止して対応策をとったりしなければならないことがある。この検品は、気泡シート製品がほぼ透明であることから、検査をするオペレータにとっては気泡シートの向こう側に光源を配置して、透過してくる光を利用して行なうのが得策である。上述のように、成形機からワインダーに向かう気泡シートは、成形機からの吐出もワインダーへの巻き込みも低い位置で行なわれるのが通常であるから、ほぼ水平に走る気泡シートの下方から光を当て、斜め上方からオペレータが観察する、という態様が多くのプラントで実施されている。
しかし、オペレータにとっては、斜め下方を走る気泡シートを目視チェックする作業は必ずしも楽ではない。広幅の製品であると、十分に目が行き届かないこともある。ワインダーが巻き取って放出する気泡シートの巻取製品は、オペレータからみれば、ワインダーの向こう側に放出されるわけで、それをコンベア手段により搬送するにしても、カートにのせて製品置場に送るにしても、ワインダーの向こうに回って作業しなければならない。
本発明の目的は、気泡シート製造プラントの現状に伴っている上記のような諸問題を解決し、成形機で製造されてつぎつぎと吐出される気泡シートをリアルタイムに検査するのが容易であり、したがってチェックの目が届かない心配がなく、かつ、ワインダーにより気泡シートが巻き取られてできた巻取製品がオペレータの近くに放出されて、搬送が容易にできるような、改良された気泡シート製造プラントを提供することにある。
上記の目的を達成する本発明の気泡シート製造プラントは、図1に示すように、気泡シート(8)を連続的に製造する成形機(1)と、製造された気泡シートを連続的に巻き取って巻取製品(9)とするワインダー(2)とを基本的な構成部分とし、成形機は、プラスチックフィルムを溶融押出しするT−ダイ(11)、押し出されたプラスチックフィルムを成形してキャップフィルムとするための、回転可能に支承されキャップ状の凹みを多数有する真空成形ロール(13)、バックフィルムを溶融押出しするいまひとつのT−ダイ(12)、およびキャップフィルムにバックフィルムを貼り合わせるための押圧ロール(14)から成り、ワインダーは、ターレット型であって、少なくとも2本の巻取芯(21)を順次使用して、所定量のプラスチック気泡シートを巻き取るたびに切断して巻取製品とする機能を有するものである気泡シート製造プラントにおいて、成形機とワインダーとの間にオペレータのためのスペース(3)を設け、成形機から吐出されるプラスチック気泡シートを、下方から上方に向かってほぼ垂直に走行させるための、上下に配置した2本のロール(4A,4B)を設けるとともに、プラスチック気泡シートの背後に投光器(5)を配置して、走行する気泡シートを透過光により検品できるようにし、オペレータの上方を通過した気泡シートがワインダーの背後に回ってワインダーに導入されるように誘導ロール群(6)を配置し、ワインダーが、所定量の気泡シートを巻き取った巻取製品をオペレータの前に放出するように構成したプラントである。
本発明の気泡シート製造プラントは、オペレータのためのスペース(3)に位置するオペレータが、ほぼ垂直に走行する気泡シート製品を、ほぼ水平の方向から来る透過光で検品するようにしたから、目視が容易であって疲れが少なく、かつ、気泡シートの幅全体にわたって偏りのない検査ができる。ワインダーが巻き取った巻取製品(9)は、オペレータの前に放出されるから、搬送の作業を、ワインダーの後ろに回ってしなくてよい。このようにして、本発明のプラントでは、連続的に製造される製品の検品と、巻取製品の搬送とを1名のオペレータで処理することができ、合理的である。
巻取製品を製品集積場所に搬送するためには、一々カートにのせて運ぶのは面倒であるから、ローラーコンベア(7)のようなコンベア手段を設けておくことが好ましい。
コンベア手段をワインダーのオペレータ側に設けておき、ワインダー(2)から放出される巻取製品をその上に落下させるように配置すると好都合である。このコンベア手段は、気泡シートの巻取が落下してきたときに走行をはじめるように構成することも可能であり、それにより製品搬送が自動的に行なわれ、プラント全体の自動化に寄与することができる。
そのほか本発明の気泡シート製造プラントには、この種のプラントに設置されるさまざまな付帯的な装置を設けることができるのは、いうまでもない。そのような装置の例を挙げれば、プラスチック気泡シートの走行過程に、成形機からのプラスチック気泡シートの吐出速度と、ワインダーの巻取手順に起因する巻取速度の変動とを調節するため、一群のロールの組から構成されるダンサロール装置である。
産業上の利用分野
本発明の気泡シート製造プラントは、常用のポリエチレンに限らず、ポリプロピレンそのほかのプラスチックを材料とする気泡シートの製造プラントに適用できる。キャップのサイズや、フィルムの厚さなど、気泡シートの製造に関して行なわれているバリエーションは、本発明のプラントにおいても、問題なく実現可能である。さらに、上記の説明はキャップフィルムとバックフィルムとからなる二層構成の気泡シートについてだけ行なったが、気泡シートには、さらにキャップの頂を連ねてもう一枚の平坦なライナーフィルムを貼り合わせた三層構成のものもあり、それに対しても本発明のプラントは適用可能である。
本発明のプラスチック気泡シート製造プラントの一例について、全体の構成を示す装置の配置図(側面図)。
符号の説明
1 成形機
11,12 T−ダイ
13 真空成形ロール
14 押圧ロール
2 ワインダー
21 巻取芯
3 オペレータのためのスペース
4A,4B 上下に配置した2本のロール
5 投光器
6 誘導ロール群
7 ローラーコンベア
8 プラスチック気泡シート
9 巻取製品

Claims (4)

  1. プラスチック気泡シートを連続的に製造する成形機と、製造されたプラスチック気泡シートを連続的に巻き取って巻取製品とするワインダーとを基本的な構成部分とし、成形機は、プラスチックフィルムを溶融押出しするT−ダイ、押し出されたプラスチックフィルムを成形してキャップフィルムとするための、回転可能に支承されキャップ状の凹みを多数有する真空成形ロール、バックフィルムを溶融押出しするいまひとつのT−ダイ、およびキャップフィルムにバックフィルムを貼り合わせるための押圧ロールから成り、ワインダーは、ターレット型であって、少なくとも2本の巻取芯を順次使用して、所定量のプラスチック気泡シートを巻き取るたびに切断して巻取製品とする機能を有するものであるプラスチック気泡シート製造プラントにおいて、連続成形機とワインダーとの間にオペレータのためのスペースを設け、成形機から吐出されるプラスチック気泡シートを、下方から上方に向かってほぼ垂直に走行させるための、上下に配置した2本のロールを設けるとともに、プラスチック気泡シートの背後に投光器を配置して、走行するプラスチック気泡シートを透過光により検品できるようにし、オペレータの上方を通過したプラスチック気泡シートがワインダーの背後に回ってワインダーに導入されるように誘導ロール群を配置し、ワインダーが、所定量のプラスチック気泡シートを巻き取った巻取製品をオペレータの前に放出するように構成したプラスチック気泡シート製造プラント。
  2. プラスチック気泡シートのキャップが、成形機から吐出された段階では走行面の上側にあり、巻取製品においてはバックフィルムの内側に位置する巻取製品を与える請求項1のプラスチック気泡シート製造プラント。
  3. ワインダーのオペレータ側に、ワインダーから放出される巻取製品を搬送するコンベア手段を用意した請求項1のプラスチック気泡シート製造プラント。
  4. プラスチック気泡シートの走行過程に、成形機からのプラスチック気泡シートの吐出速度と、ワインダーの巻取手順に起因する巻取速度の変動とを調和させるため、ダンサロールを設けた請求項1のプラスチック気泡シート製造プラント。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009128131A (ja) * 2007-11-21 2009-06-11 Kawakami Sangyo Co Ltd 気泡シート体成形情報検出装置、及び気泡シート体成形情報検出方法
JP2011093217A (ja) * 2009-10-30 2011-05-12 Kawakami Sangyo Co Ltd 気泡シート巻物、長尺シート巻物、気泡シート巻物の製造装置、及び気泡シート巻物の製造方法

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