JP2005118995A - ロボットの制御方法および制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 教示点間のロボットの動作を補間指令値により制御するロボットの制御において、ロボットをCP制御により制御する場合、補間指令値に対して所定のマトリクスフィルタ処理を行った後、ロボットの各軸の指令値を生成する逆変換を行うものである。
【選択図】 図1
Description
図1に、本発明のロボットの制御方法に用いる制御装置の構成を機能ブロック図で示し、同制御装置Aは、絶対座標系やロボットの手首座標系などで表される各教示点における教示データを記憶する教示データ記憶部10と、教示データに基づいて、各教示点間をロボット可動部が所定の軌道で移動するよう制御するための演算処理を行う軌道生成部20と、サーボ処理部30と、CP(Continuous Path)制御(直交座標系補間動作)による補間動作とPTP(Point to Point)制御(各軸補間動作)による補間動作との切り替えを指示する補間動作切替指示部40とを主要構成要素として備えてなるものである。なお、かかる構成の制御装置Aは、具体的には、CPUを中心として、後述する処理に対応させた制御プログラム等が格納されたROM、RAM、入出力インターフェース等を組み合わせることにより実現される。
また、姿勢データSiの平均値Suは下記各式(5)、(6)、(7)で算出される。すなわち、Si=[ni,oi,ai]として、
Ou=(Ov+Ov-1+…+Ov-(m-1))/m (9)
Au=(Av+Av-1+…+Av-(m-1))/m (10)
Tu=(Tv+Tv-1+…+Tv-(m-1))/m (11)
ここで、位置と姿勢の補間指令値の平均化の際に、両者のサンプル数が異なる場合は、サンプル数が少ない方のサンプリング時間帯が、サンプル数が多い方のサンプリング時間帯に包含されるようにしてサンプリングを行うことは、特許第2747802号公報と同様である。
各軸フィルタ処理部24は、各軸指令値の現在値Jtに対して、この現在値Jtを含む直近q個の各軸指令値Jt、Jt-1、…、Jt-(q-1)を平均化し、この平均値Juをサーボ処理部30に出力する。このとき、平均値Juは、下記式(12)で算出される。
このように、実施形態1の制御装置Aは、直交座標系補間動作による補間動作の実行時、第1軌道計算部21が生成する補間指令値に対して、加減速パターンをなまらせるためのマトリクスフィルタ処理を実施した後、第2軌道計算部23において、前記フィルタ処理された補間指令値に基づき各軸指令値を生成するので、ロボットの動作を滑らかなものとすることができるとともに、サーボ処理部30において例えばフィードフォワード制御を実施することによって補間指令値による直線軌道に対して精確(円弧軌道の場合は、ほぼ精確)に追従するよう制御することが可能となる。
本発明の実施形態2のロボット制御装置は、図3に示す重ね合わせ処理部25を、実施形態1のロボット制御装置Aの軌道生成部20に付加して設けたものでその余の構成は同一とされる。
JA=(JA-1、JA-2、JA-3、…) (13)
JB=(JB-1、JB-2、JB-3、…) (14)
JE=(JE-1、JE-2、JE-3、…) (15)
重ね合わせ処理後の各軸指令値Jnは、下記式(16)で算出される。
同様に、直交座標系補間動作から各軸補間動作に切り替わる点Fにおいては、ロボット可動部が点Fの精度範囲F´に入る時点に、点E、点Fの各教示データに対応する直交座標系補間動作各軸指令値JBと、点F、点Gの各教示データに対応する各軸補間動作各軸指令値JCとに対して、下記式(17)による重ね合わせ処理が実施されて各軸指令値Jmが生成される。
ただし、JFは点Fにおける各軸値を示す。
M サーボモータ
10 教示データ記憶部
20 補間指令値生成部
21 第1軌道計算部
22 マトリクスフィルタ処理部
23 第2軌道計算部
24 各軸フィルタ処理部
25 重ね合わせ処理部
30 サーボ処理部
34 フィードフォワード制御器
40 補間動作切替部
Claims (10)
- 教示点間のロボットの動作を補間指令値により制御するロボットの制御方法であって、
ロボットを直交座標系補間動作により制御する場合、補間指令値に対して所定のマトリクスフィルタ処理を行った後、ロボットの各軸の指令値を生成する逆変換を行うことを特徴とするロボットの制御方法。 - 所定のマトリクスフィルタ処理が、補間指令値の現在値を含む直近の指令値の所要数を平均する処理であることを特徴とする請求項1記載のロボットの制御方法。
- ロボットを各軸補間動作により制御する場合、前記各軸の指令値に対し所定のフィルタ処理を行うことを特徴とする請求項1記載のロボットの制御方法。
- 所定のフィルタ処理が、各軸の指令値の現在値を含む直近の指令値の所要数を平均する処理であることを特徴とする請求項3記載のロボットの制御方法。
- サーボ処理部の制御遅れを各軸の指令値により補償することを特徴とする請求項1、2、3または4記載のロボットの制御方法。
- 教示点間のロボットの動作を補間指令値により制御するロボットの制御装置であって、
マトリクスフィルタ処理部を備え、
ロボットを直交座標系補間動作により制御する場合、該マトリクスフィルタ処理部により補間指令値に対して所定のマトリクスフィルタ処理を行った後、ロボットの各軸の指令値を生成する逆変換を行う
ことを特徴とするロボットの制御装置。 - 所定のマトリクスフィルタ処理が、補間指令値の現在値を含む直近の指令値の所要数を平均する処理であることを特徴とする請求項7記載のロボットの制御装置。
- 各軸フィルタ処理部を備え、
ロボットを各軸補間動作により制御する場合、該各軸フィルタ処理部により所定のフィルタ処理を行うことを特徴とする請求項6記載のロボットの制御装置。 - 所定のフィルタ処理が、各軸の指令値の現在値を含む直近の指令値の所要数を平均する処理であることを特徴とする請求項9記載のロボットの制御装置。
- サーボ処理部がフィードフォワード制御手段を備え、
該フィードフォワード制御手段によりサーボ処理部の制御遅れが補償されることを特徴とする請求項6、7、8または9記載のロボットの制御装置。
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