JP2005117955A - 作物幹刈機 - Google Patents
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Abstract
【課題】たばこ等の作物体の幹が前後に傾いて斜めに溝切りされないようにし、また、溝切り時に幹が左右に移動して溝切り深さが変化しないようにして、適正な溝切りが行なえるようにすることを課題とする。
【解決手段】溝切り装置21による溝切り作用側の支持体24L,25Lは溝切り装置21が幹に溝切り作用するとき左右外側方向に移動可能に機体に取り付け、溝切り装置21による溝切り作用側とは左右反対側の支持体24R,25Rは、溝切り装置21が幹に溝切り作用するとき左右外側方向に移動不能に取り付けた作物幹刈機とした。
【選択図】図3
【解決手段】溝切り装置21による溝切り作用側の支持体24L,25Lは溝切り装置21が幹に溝切り作用するとき左右外側方向に移動可能に機体に取り付け、溝切り装置21による溝切り作用側とは左右反対側の支持体24R,25Rは、溝切り装置21が幹に溝切り作用するとき左右外側方向に移動不能に取り付けた作物幹刈機とした。
【選択図】図3
Description
本発明は、圃場に成育する葉たばこ等の作物の幹を切断して収穫する作物幹刈機の技術分野に属する。
従来、走行装置を備えた機体に、たばこの幹を機体後方に案内する案内装置と、たばこの幹を切断する切断装置と、収穫後の吊下げ乾燥時に幹を紐等に引っかけるための溝を幹の左右一側に形成する溝切り装置とを設けたたばこ幹刈機があった。このようなたばこ幹刈機は、例えば、下記特許文献1〜3に開示されている。
下記特許文献1に開示されるたばこ幹刈機では、たばこの幹を機体後方に案内する案内装置を、前後にのびる左右のガイド杆で構成し、該左右のガイド杆の間に導入されて機体後方に案内されるたばこの幹を、溝切り装置で溝切りした後、切断装置で幹を切断する構成としている。
下記特許文献2、3に開示される作物幹刈機では、たばこの幹を機体後方に案内する案内装置を、周回駆動される無端帯状の左右の挟持搬送体で構成し、該左右の挟持搬送体の間に導入されて機体後方に挟持搬送されるたばこの幹を切断装置によって切断し溝切り装置によって溝切りする構成としている。
特開昭62−115208号公報
実開昭55−162522号公報
実開平5−34830号公報
上記特許文献1に開示されている幹刈機では、たばこの幹を左右のガイド杆の間に導入して機体後方に案内する構成なので、たばこの幹をスムーズに案内するため、たばこの幹と左右のガイド杆との間に隙間が必要となり、このため、左右のガイド杆の間を案内されるたばこの幹の左右一側に溝切り装置の刈刃が作用すると、幹が刈刃に押されて前方に或は刈刃作用側とは左右反対側に傾いてしまうことがあり、このため、溝が斜めになったり溝深さが変化したりして、適正な溝切りが行なえないことがある。なお、たばこの幹が左右のガイド杆の間で左右に位置ずれしないよう左右のガイド杆がたばこの幹の左右に密着するように設けると、左右のガイド杆が抵抗となって幹がスムーズに機体後方に移動せず、そして、そのために幹が前方に傾いて斜めに溝切りされてしまう。
一方、上記特許文献2,3に開示されている幹刈機では、たばこの幹を左右の挟持搬送体で挟持して強制的に機体後方に搬送するので、溝切り時に幹が前方に傾くことが生じ難く、上記のように斜めに溝切りされる問題が生じにくい。しかし、上記特許文献2に開示されている幹刈機では、左右の挟持搬送体であるベルトが溝切り個所で左右に撓みやすい状態に支持されており、このため、溝切り装置の刈刃がたばこの幹の左右一側に作用すると、幹が刈刃に押されて刈刃作用側とは左右反対側に移動してしまうことがあり、このため溝深さが変化し、適正な溝切りが行なえないことがある。更に、この幹刈機では、左右の挟持搬送体による挟持個所より下方で溝切り装置の刈刃が幹の左右一側方から作用するので、幹が刈刃に押されて刈刃作用側とは左右反対側に移動しやすく、これによっても、溝深さが変化し、適正な溝切りが行なえない。また、上記特許文献3に開示されている幹刈機では、溝切り装置の刈刃作用側とは左右反対側の挟持搬送体がバネで押圧されるように設けられている。従って、このような左右の挟持搬送体であっても、溝切り装置の刈刃が幹の左右一側に作用すると、幹が刈刃に押されて刈刃作用側とは左右反対側に移動することになり、このため幹の硬さが変わると溝深さが変化し、適正な溝切りが行なえないことがある。なお、左右の挟持搬送体を上下一箇所で挟持する構成とすると、挟持搬送される幹の全体が左右に傾いて、適正な溝切りが行なえなくなることがあるが、上記特許文献2,3に開示されている幹刈機のように左右の挟持搬送体を上下複数段設ければ、幹の全体が左右に傾きにくく、溝切りの適正化に有効である。
そこで、本発明は、たばこ等の作物体の幹が前後に傾いて斜めに溝切りされないようにし、また、溝切り時に幹が左右に移動して溝切り深さが変化しないようにして、適正な溝切りが行なえるようにすることを課題とする。
本発明は、上記課題を解決するために、以下のような構成とした。
請求項1記載の発明は、走行装置を設けた機体に、作物の幹を挟持して機体後方に搬送する挟持搬送装置5と、該挟持搬送装置5により挟持搬送される幹を切断する切断装置6と、前記挟持搬送装置5により挟持搬送される幹に左右一側方から作用して溝切りする溝切り装置21を設けた作物幹刈機において、前記挟持搬送装置5には、幹を左右両側から挟持するように支持し且つ少なくとも左右一方側が上下複数箇所で支持する支持体24L,24R;25L,25Rを左右両側に設けるとともに、該左右の支持体24L,24R;25L,25Rの少なくとも左右一方側を幹を機体後方に搬送するよう駆動する構成とし、前記溝切り装置21による溝切り作用側の支持体24L,25Lは前記溝切り装置21が幹に溝切り作用するとき左右外側方向に移動可能に機体に取り付け、前記溝切り装置21による溝切り作用側とは左右反対側の支持体24R,25Rは、前記溝切り装置21が幹に溝切り作用するとき左右外側方向に移動不能に取り付けたことを特徴とする作物幹刈機とした。
請求項1記載の発明は、走行装置を設けた機体に、作物の幹を挟持して機体後方に搬送する挟持搬送装置5と、該挟持搬送装置5により挟持搬送される幹を切断する切断装置6と、前記挟持搬送装置5により挟持搬送される幹に左右一側方から作用して溝切りする溝切り装置21を設けた作物幹刈機において、前記挟持搬送装置5には、幹を左右両側から挟持するように支持し且つ少なくとも左右一方側が上下複数箇所で支持する支持体24L,24R;25L,25Rを左右両側に設けるとともに、該左右の支持体24L,24R;25L,25Rの少なくとも左右一方側を幹を機体後方に搬送するよう駆動する構成とし、前記溝切り装置21による溝切り作用側の支持体24L,25Lは前記溝切り装置21が幹に溝切り作用するとき左右外側方向に移動可能に機体に取り付け、前記溝切り装置21による溝切り作用側とは左右反対側の支持体24R,25Rは、前記溝切り装置21が幹に溝切り作用するとき左右外側方向に移動不能に取り付けたことを特徴とする作物幹刈機とした。
請求項2記載の発明は、少なくとも左右一方側の支持体24L,24R;25L,25Rを周回駆動する上下複数段の挟持搬送チェンで構成したことを特徴とする請求項1記載の作物幹刈機とした。
請求項3記載の発明は、左右両側の支持体24L,24R;25L,25Rを周回駆動する上下複数段の挟持搬送チェンで構成したことを特徴とする請求項1記載の作物幹刈機とした。
請求項4記載の発明は、前記溝切り装置21による溝切り作用側とは左右反対側の支持体24R,25Rの機体への固定位置を左右位置調節可能に設けたことを特徴とする請求項1記載の作物幹刈機。
請求項5記載の発明は、前記切断装置6を、前記挟持搬送装置5の下側の支持体25L,25Rの支持個所より下方に切断個所が位置するように配置し、前記挟持搬送装置5により挟持搬送される幹に対し先に前記切断装置6が作用して幹を切断し後で前記溝切り装置21が作用して幹に溝切りするように前記切断装置6と前記溝切り装置21を配置したことを特徴とする請求項1記載の作物幹刈機とした。
請求項6記載の発明は、前記溝切り装置21を、機体中央側が低く機体外側が高く左右に傾いた回転軌跡で回転する回転刃で構成したことを特徴とする請求項5記載の作物幹刈機とした。
請求項7記載の発明は、前記溝切り装置21を、上下複数箇所で支持する支持体24L,25Lの上下の幹支持個所の間に溝切り作用個所が位置するように配置したことを特徴とする請求項1記載の作物幹刈機とした。
請求項8記載の発明は、前記溝切り装置21を、上段側挟持搬送チェン24Lとその下側の下段側挟持搬送チェン25Lとの上下間に全部或は一部が入り込んだ状態となるように配置し、且つ、上段側挟持搬送チェン24Lの幹支持個所と下段側挟持搬送チェン25Lの幹支持個所の上下間に溝切り作用個所が位置するように配置したことを特徴とする請求項2或は請求項3記載の作物幹刈機。
請求項9記載の発明は、前記溝切り装置21を、上段側挟持搬送チェン24Lとその下側の下段側挟持搬送チェン25Lとの上下間に全部或は一部が入り込んだ状態となるように配置するとともに、上段側挟持搬送チェン24Lの幹支持個所と下段側挟持搬送チェン25Lの幹支持個所の上下間で且つ下段側挟持搬送チェン25L,25Rによる幹支持個所に近い個所に溝切り作用個所が位置するように配置したことを特徴とする請求項2或は請求項3記載の作物幹刈機。
請求項10記載の発明は、前記溝切り装置21を、上段側挟持搬送チェン24Lとその下側の下段側挟持搬送チェン25Lとの上下間に全部或は一部が入り込んだ状態となるように配置し、且つ、上段側挟持搬送チェン24Lの幹支持個所と下段側挟持搬送チェン25Lの幹支持個所の上下間に溝切り作用個所が位置するように配置し、前記溝切り装置21に動力を伝達する伝動装置を挟持搬送チェン25Lの周回軌跡内側を上下方向に通る状態となるように配置したことを特徴とする請求項2或は請求項3記載の作物幹刈機とした。
上記各請求項に記載の作物幹刈機は、前進走行しながら挟持搬送装置5が圃場に植立するたばこ等の作物の幹を挟持して機体後方に搬送し、そして、挟持搬送装置5により挟持搬送される幹を切断装置6が切断し溝切り装置21が幹に左右一側方から作用して溝切りする。
請求項1記載の発明は、前記挟持搬送装置5には、幹を左右両側から挟持するように支持し且つ少なくとも左右一方側が上下複数箇所で支持する支持体24L,24R;25L,25Rを左右両側に設けているので、挟持搬送中に幹の全体が左右に傾きにくく、また、左右の支持体24L,24R;25L,25Rの少なくとも左右一方側を幹を機体後方に搬送するよう駆動する構成としているので、溝切りするまでに幹が前方に傾くことも生じ難く、前記溝切り装置21による溝切り作用側の支持体24L,25Lは前記溝切り装置21が幹に溝切り作用するとき左右外側方向に移動可能に機体に取り付け、前記溝切り装置21による溝切り作用側とは左右反対側の支持体24R,25Rは、前記溝切り装置21が幹に溝切り作用するとき左右外側方向に移動不能に取り付けたので、異なる径の幹でも適確に挟持搬送でき、且つ、溝切り時において溝切り作用側とは左右反対側に幹が移動するのが規制されるものとなり、よって、たばこ等の作物体の幹を、異なる径の幹でも適確に挟持搬送し、且つ、前後に傾いて斜めに溝切りされないようにし、また、溝切り時に幹が左右に移動して溝切り深さが変化しないようにして、適正な溝切りが行なえる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、少なくとも左右一方側の支持体24L,24R;25L,25Rを周回駆動する上下複数段の挟持搬送チェンで構成したので、請求項1記載の発明が奏する効果に加え、幹の挟持搬送が更に適確に行なえ、一層適正な溝切りが行なえる。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明において、左右両側の支持体24L,24R;25L,25Rを周回駆動する上下複数段の挟持搬送チェンで構成したので、請求項1記載の発明が奏する効果に加え、幹の挟持搬送が更に適確に行なえるとともに、挟持搬送中の幹全体の左右の傾きが更に生じにくく、一層適正な溝切りが行なえる。
請求項4記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記溝切り装置21による溝切り作用側とは左右反対側の支持体24R,25Rの機体への固定位置を左右位置調節可能に設けたので、請求項1記載の発明が奏する効果に加え、幹刈りする作物の幹の太さに対応して溝深さを適宜調節できる。
請求項5記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記切断装置6を、前記挟持搬送装置5の下側の支持体25L,25Rの支持個所より下方に切断個所が位置するように配置し、前記挟持搬送装置5により挟持搬送される幹に対し先に前記切断装置6が作用して幹を切断し後で前記溝切り装置21が作用して幹に溝切りするように前記切断装置6と前記溝切り装置21を配置したので、請求項1記載の発明が奏する効果に加え、切断装置6による切断時の駆動負荷と溝切り装置21による溝切り時の駆動負荷が分散されて幹刈り溝切り作業をできるだけ円滑且つ軽快に行なえるようになり、且つ、幹を切断する前に溝切りした場合には走行装置のスリップによって挟持搬送される幹が機体後方側に倒れて斜めに溝切りされることがあるのを、幹の切断後に溝切りする構成とすることで、このような事態の発生が少なくなって、一層適正な溝切りが行なえる。
請求項6記載の発明は、請求項5記載の発明において、前記溝切り装置21を、機体中央側が低く機体外側が高く左右に傾いた回転軌跡で回転する回転刃で構成したので、請求項4記載の発明が奏する効果に加え、乾燥後に幹を吊下げやすい適正な形状にでき溝切りでき、しかも、溝切り装置21は切断された幹を下方に押すように作用することにもなるので、外力等によって幹が上方移動して幹の下端部が下側の支持体25L,25Rから外れて倒れることも抑制され、幹刈り作業が良好に継続して行える。
請求項7記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記溝切り装置21を、上下複数箇所で支持する支持体24L,25Lの上下の幹支持個所の間に溝切り作用個所が位置するように配置したので、請求項1記載の発明が奏する効果に加え、支持体24L,24R;25L,25Rによって上下に支持された個所の上下間の幹に対して溝切り装置21が左右一側方から作用して溝切りするものとなって、溝切り時において溝切り作用側とは左右反対側に溝切り作用個所の幹が撓むのが一層抑制されて、一層適正な溝切りが行なえる。
請求項8記載の発明は、請求項2或は請求項3記載の発明において、前記溝切り装置21を、上段側挟持搬送チェン24Lとその下側の下段側挟持搬送チェン25Lとの上下間に全部或は一部が入り込んだ状態となるように配置し、且つ、上段側挟持搬送チェン24Lの幹支持個所と下段側挟持搬送チェン25Lの幹支持個所の上下間に溝切り作用個所が位置するように配置したので、請求項2或は請求項3記載の発明が奏する効果に加え、上下の挟持搬送チェン24L,25Lの間の空間を利用して溝切り装置21を配置できて、機体のコンパクト化が図れる。
請求項9記載の発明は、請求項2或は請求項3記載の発明において、前記溝切り装置21を、上段側挟持搬送チェン24Lとその下側の下段側挟持搬送チェン25Lとの上下間に全部或は一部が入り込んだ状態となるように配置するとともに、上段側挟持搬送チェン24Lの幹支持個所と下段側挟持搬送チェン25Lの幹支持個所の上下間で且つ下段側挟持搬送チェン25L,25Rによる幹支持個所に近い個所に溝切り作用個所が位置するように配置したので、請求項2或は請求項3記載の発明が奏する効果に加え、上下の挟持搬送チェン24L,25Lの間の空間を利用して溝切り装置21を配置できて、機体のコンパクト化が図れ、また、溝切り時において溝切り作用側とは左右反対側に溝切り作用個所の幹が撓むのが更に一層抑制されて、一層適正な溝切りが行なえる。
請求項10記載の発明は、請求項2或は請求項3記載の発明において、前記溝切り装置21を、上段側挟持搬送チェン24Lとその下側の下段側挟持搬送チェン25Lとの上下間に全部或は一部が入り込んだ状態となるように配置し、且つ、上段側挟持搬送チェン24Lの幹支持個所と下段側挟持搬送チェン25Lの幹支持個所の上下間に溝切り作用個所が位置するように配置し、前記溝切り装置21に動力を伝達する伝動装置を挟持搬送チェン25Lの周回軌跡内側を上下方向に通る状態となるように配置したので、請求項2或は請求項3記載の発明が奏する効果に加え、挟持搬送チェン25Lの周回軌跡内側の空間を利用して前記溝切り装置21に動力を伝達する伝動装置を配置できて、一層機体のコンパクト化が図れる。
本発明の実施の形態について、以下に図面に基づいて説明する。
たばこ幹刈機は、図1〜4に示すように、走行装置である左右一対の前輪1,1と左右一対の後輪2,2を備えて畝を跨いで自走する機体3を設け、該機体3の後部に歩行操縦用のハンドル4を備える操縦部Gを設け、該歩行操縦用のハンドル4の前側で機体平面視で左右の車輪1,1,2,2の間に、たばこの幹Tを支持し機体に対し後方に搬送する挟持搬送装置5と該挟持搬送装置5により挟持搬送されるたばこの幹Tの基部側を切断する切断装置6、切断装置6切断され挟持搬送する幹に収穫後にたばこの幹を吊下げるときに引っ掛けるための溝を形成する溝切り装置21を設け、前記挟持搬送装置5は、機体側面視で機体の前輪配置側から後輪配置側にかけて配置するとともに、挟持搬送装置5の挟持搬送終端部5Eが後輪前端位置より後側に位置するように設けた構成としている。また、前記歩行操縦用のハンドル4の左右両端部が左右の後輪2,2よりも左右方向内側に位置するように設けた構成としている。なお、走行装置はクローラでも良い。
たばこ幹刈機は、図1〜4に示すように、走行装置である左右一対の前輪1,1と左右一対の後輪2,2を備えて畝を跨いで自走する機体3を設け、該機体3の後部に歩行操縦用のハンドル4を備える操縦部Gを設け、該歩行操縦用のハンドル4の前側で機体平面視で左右の車輪1,1,2,2の間に、たばこの幹Tを支持し機体に対し後方に搬送する挟持搬送装置5と該挟持搬送装置5により挟持搬送されるたばこの幹Tの基部側を切断する切断装置6、切断装置6切断され挟持搬送する幹に収穫後にたばこの幹を吊下げるときに引っ掛けるための溝を形成する溝切り装置21を設け、前記挟持搬送装置5は、機体側面視で機体の前輪配置側から後輪配置側にかけて配置するとともに、挟持搬送装置5の挟持搬送終端部5Eが後輪前端位置より後側に位置するように設けた構成としている。また、前記歩行操縦用のハンドル4の左右両端部が左右の後輪2,2よりも左右方向内側に位置するように設けた構成としている。なお、走行装置はクローラでも良い。
機体3は、機体後部に第一エンジン7を設置し、該第一エンジン7の前側にミッションケース8を設けている。このミッションケース8の左右両側部に、下方にのびる第一走行伝動ケース9,9を装着し、この第一走行伝動ケース9,9の下部一側部に第二走行伝動ケース10,10を横軸心回りに回動可能に取付け、この第二走行伝動ケース10,10の先端側一側部に後輪車軸2a,2aを突出させてそれに後輪2,2を取付けている。後輪2,2は、第一エンジン7の動力がミッションケース8内の伝動機構と、第一走行伝動ケース9,9及び第二走行伝動ケース10,10内の伝動機構を経由して伝達され、駆動回転される構成となっている。
また、左右の後輪2,2と左右の前輪1,1は機体に対して上下動できる構成として、挟持搬送装置5と切断装置6を備えた幹刈作業部Wの高さを、畝Uの高さに対応して適宜修正できるように設けている。本例では、具体的に、後輪2,2を取付けた左右の第二走行伝動ケース10,10と昇降調節機構11,11とを連結し、昇降調節機構11,11の操作により第二走行伝動ケース10,10が回動して後輪2,2が上下する構成としている。具体的には、第二走行伝動ケース10,10の第一走行伝動ケース9,9への回動可能な取付け部に第一アーム12,12を設け、該第一アーム12,12の先端部と機体の左右に設けた支持フレーム4b,4bとを伸縮ロッド13,13で連結した構成としている。伸縮ロッド13,13の伸縮動作は、人為操作具11a,11aを操作することにより動作し、伸縮ロッド13,13が短くなるよう操作すると、第二走行伝動ケース10,10が上昇回動して後輪2,2が上昇し、伸縮ロッド13,13が長くなるよう操作すると、第二走行伝動ケース10,10が下降回動して後輪2,2が下降する。左右の後輪2,2を互いに異なる高さに設定すれば、圃場の左右方向の傾斜に対応して、挟持搬送装置5と切断装置6を備えた幹刈作業部Wの左右方向の姿勢を適宜修正することができる。なお、本例では、手動操作によって調整する機構としているが、機体の対地姿勢を検出するセンサと車輪を昇降駆動する油圧機構とを設けて自動調節する構成とすることもできる。
機体3の前部には、遊転輪で構成した左右の前輪1,1を機体に対して上下高さ調節可能に取付けている。本例では、後輪2,2の上下調節と連動して同じ方向に上下調節されるように左右同じ側の前輪と後輪とを連結し、幹刈作業部Wの上下高さを調節したときに前後方向の姿勢が大きく変動しないように設けている。具体的には、第二走行伝動ケース10,10の第一走行伝動ケース9,9への回動可能な取付け部に、前記第一アーム12,12と一体的に回動する第二アーム14,14を設け、左右の前輪1,1の前輪車軸1a,1aを設けた前輪支持部材1b,1bの機体フレームに対し回動自在に取付けている取付け部に、前輪支持部材1b,1bと一体的に回動する連動アーム15a,15aを設け、該連動アーム15a,15aの先端部と前記第二アーム14,14の先端部とを連結ロッド15b,15bで連結し、第二走行伝動ケース10,10と前輪支持部材1b,1bとが同じ方向に連動して上下動するようになっている。
なお、前輪支持部材1b,1bを伸縮調節可能に設けているので、前後方向に傾斜する圃場を作業走行したときに、垂直方向に向ってのびる幹を水平に切断できるように幹刈作業部Wの前後姿勢を調節することが可能となる。また、前後の車輪を左右位置調節可能に設けることにより、畝幅の広狭に対応して車輪の接地位置を適正に調節可能となる。
Bは駐車用のブレーキで左右何れか片方の第一走行伝動ケース9の外側に取り付けることで、第二走行伝動ケース10の外側に取り付けるよりも取り付け位置が高く、また第二走行伝動ケース10より機体内側に取り付けられるため作業者の脚に当たることを防止できるという効果がある。
機体3には、前輪1側から後輪2側にわたって前後にのびる左右のフレーム16L,16Rを設けている。該フレーム16L,16Rに対して、挟持搬送装置5と切断装置6を備えた幹刈作業部Wが着脱可能に装着された構成としている。また、左右のフレーム16L,16Rの各前部に、側面視で上面部が後上がり傾斜に平面視で前側ほど幅狭く形成した分草体17,17を装着し、機体進行に伴い前方から挟持搬送装置5の挟持個所に入ってくる作物の下側の葉を持上げて、下側の葉を挟持搬送装置5が挟持しないように設けている。フレーム16L,16Rの後部は、ミッションケース8の下部と第一走行伝動ケース9の内側部とに取付部材を介して取付けて固定している。また、ハンドル4の支持フレーム4aは下方に屈曲して前記左右の支持フレーム4b、4bに固着している。
幹刈作業部Wは、本例では、以下のように構成している。挟持搬送装置5は、機体3を駆動する前記第一エンジン7の動力によって駆動する構成としている。従って、挟持搬送装置5を走行速に比例して回転駆動でき、刈取りする幹を直立姿勢を維持しながら挟持搬送して、切断装置6による幹切断が適確な姿勢で行われ、良好に幹刈り作業が行える。一方、機体3の駆動負荷と挟持搬送装置5の駆動負荷よりも格段に大きい駆動負荷が生じる切断装置6は、前記第一エンジン7とは別に搭載した第二エンジン18の動力によって駆動する構成としている。これにより、切断時の過負荷によって、切断装置6とともに機体3と挟持搬送装置5とが停止して刈取不能状態となる事態が生じにくくなり、能率良く刈取作業が行える。なお、単一のエンジンで、機体と幹刈作業部全体を駆動する構成として、切断時の過負荷でできるだけ作業中断しないようにするため馬力が大きいものにすると、比較的駆動負荷が小さい機体と挟持搬送装置とを余分な馬力で駆動することになり、結果として、馬力ロスが生じるが、上記の駆動構成とすることにより、馬力ロスが少なく抑えながら馬力アップが図れる。
次に幹刈作業部Wについて詳述する。
挟持搬送装置5には、幹を左右両側から挟持するように支持し且つ少なくとも左右一方側が上下複数箇所で支持する支持体24L,24R;25L,25Rを左右両側に設けているので、挟持搬送中に幹の全体が左右に傾きにくく、また、左右の支持体24L,24R;25L,25Rの少なくとも左右一方側を幹を機体後方に搬送するよう駆動する構成としているので、溝切りするまでに幹が前方に傾くことも生じ難く、前記溝切り装置21による溝切り作用側の支持体24L,25Lは前記溝切り装置21が幹に溝切り作用するとき左右外側方向に移動可能に機体に取り付け、前記溝切り装置21による溝切り作用側とは左右反対側の支持体24R,25Rは、前記溝切り装置21が幹に溝切り作用するとき左右外側方向に移動不能に取り付けたので、異なる径の幹でも適確に挟持搬送でき、且つ、溝切り時において溝切り作用側とは左右反対側に幹が移動するのが規制されるものとなり、よって、たばこ等の作物体の幹を、異なる径の幹でも適確に挟持搬送し、且つ、前後に傾いて斜めに溝切りされないようにし、また、溝切り時に幹が左右に移動して溝切り深さが変化しないようにして、適正な溝切りが行なえる。また、溝切り装置21による溝切り作用側とは左右反対側の支持体24R,25Rの機体への固定位置を左右位置調節可能に設けたので、請求項1記載の発明が奏する効果に加え、幹刈りする作物の幹の太さに対応して溝深さを適宜調節できる。
挟持搬送装置5には、幹を左右両側から挟持するように支持し且つ少なくとも左右一方側が上下複数箇所で支持する支持体24L,24R;25L,25Rを左右両側に設けているので、挟持搬送中に幹の全体が左右に傾きにくく、また、左右の支持体24L,24R;25L,25Rの少なくとも左右一方側を幹を機体後方に搬送するよう駆動する構成としているので、溝切りするまでに幹が前方に傾くことも生じ難く、前記溝切り装置21による溝切り作用側の支持体24L,25Lは前記溝切り装置21が幹に溝切り作用するとき左右外側方向に移動可能に機体に取り付け、前記溝切り装置21による溝切り作用側とは左右反対側の支持体24R,25Rは、前記溝切り装置21が幹に溝切り作用するとき左右外側方向に移動不能に取り付けたので、異なる径の幹でも適確に挟持搬送でき、且つ、溝切り時において溝切り作用側とは左右反対側に幹が移動するのが規制されるものとなり、よって、たばこ等の作物体の幹を、異なる径の幹でも適確に挟持搬送し、且つ、前後に傾いて斜めに溝切りされないようにし、また、溝切り時に幹が左右に移動して溝切り深さが変化しないようにして、適正な溝切りが行なえる。また、溝切り装置21による溝切り作用側とは左右反対側の支持体24R,25Rの機体への固定位置を左右位置調節可能に設けたので、請求項1記載の発明が奏する効果に加え、幹刈りする作物の幹の太さに対応して溝深さを適宜調節できる。
また、少なくとも左右一方側の支持体24L,24R;25L,25Rを周回駆動する上下複数段の挟持搬送チェンで構成したので、請求項1記載の発明が奏する効果に加え、幹の挟持搬送が更に適確に行なえ、一層適正な溝切りが行なえる。或はまた、左右両側の支持体24L,24R;25L,25Rを周回駆動する上下複数段の挟持搬送チェンで構成したので、請求項1記載の発明が奏する効果に加え、幹の挟持搬送が更に適確に行なえるとともに、挟持搬送中の幹全体の左右の傾きが更に生じにくく、一層適正な溝切りが行なえる。
なお、この幹刈機では、切断装置6を、前記挟持搬送装置5の下側の支持体25L,25Rの支持個所より下方に切断個所が位置するように配置し、前記挟持搬送装置5により挟持搬送される幹に対し先に前記切断装置6が作用して幹を切断し後で前記溝切り装置21が作用して幹に溝切りするように前記切断装置6と前記溝切り装置21を配置したので、請求項1記載の発明が奏する効果に加え、切断装置6による切断時の駆動負荷と溝切り装置21による溝切り時の駆動負荷が分散されて幹刈り溝切り作業をできるだけ円滑且つ軽快に行なえるようになり、且つ、幹を切断する前に溝切りした場合には走行装置のスリップによって挟持搬送される幹が機体後方側に倒れて斜めに溝切りされることがあるのを、幹の切断後に溝切りする構成とすることで、このような事態の発生が少なくなって、一層適正な溝切りが行なえる。
また、溝切り装置21を、機体中央側が低く機体外側が高く左右に傾いた回転軌跡で回転する回転刃で構成したので、請求項4記載の発明が奏する効果に加え、乾燥後に幹を吊下げやすい適正な形状にでき溝切りでき、しかも、溝切り装置21は切断された幹を下方に押すように作用することにもなるので、外力等によって幹が上方移動して幹の下端部が下側の支持体25L,25Rから外れて倒れることも抑制され、幹刈り作業が良好に継続して行える。
図示例の挟持搬送装置5は、具体的には左右両側に且つ上下二段に設けた挟持搬送チェン24L,24R;25L,25Rが、機体の左右中央側部位が機体後方に移動するように周回駆動されるように設けたものである。左右の挟持搬送チェン24L,24R;25L,25Rは、機体の左右中央側において、たばこの幹を適宜挟持し得るよう適宜設定した左右間隔をあけて配置されている。
なお、本実施の形態では、下段の挟持搬送チェン25L,25Rのチェン連結プレート25La,25Raが図7に示すように上下側とも挟持搬送チェン周回外側に山形に突出する突起部25bを形成しており、機体の左右中央側において左右の挟持搬送チェン25L,25Rのチェン連結プレート25La,25Raの上記突起部25Lb,25Rbの先端部分が左右方向で同じ位相になるよう構成している。
一方、上段の挟持搬送チェン24L,24Rのチェン連結プレート24La,24Raは、図6に示すように下側のプレートのみ突起部24Lb,24Rbを形成し、上側は突起部を形成しない突起無しプレート24Lc,24Rcに形成している。そして、左右の突起部24Lb,24Rbの先端部分は上段と同様その先端部が左右方向で同じ位相になるよう構成している。
そして、下段のチェン連結プレート25La,25Raの突起部25Lb,25Rbと上段のチェン連結プレート24La,24Raの突起部24Lb,24Rbとが上下方向で同じ位相になるよう構成することで隣り合うチェン連結プレートの突起部と突起部との間に挟持空間部Fが形成され、この挟持空間部Fでたばこの幹を略直立した状態で適確に挟持して搬送できるよう構成している。
また、上段のチェン連結プレート24La,24Rの上側のプレートを突起部を形成しない突起無しプレート24Lc,24Rcに形成することで、上段の挟持搬送チェン24L,24Rが幹を挟持するときに幹の下側の葉を挟みにくくすることで下側の葉の損傷を防止できるという効果がある。
挟持搬送装置5の左右の上下挟持搬送チェン24L,24R;25L,25Rは、前記左右のフレーム16L,16Rの前部に設けた左右の縦軸26La,26Raに回転自在に取付けた従動スプロケット26L;26L,26R;26Rと、前記左右のフレーム16L,16Rの後部に設けミッションケース8から取出した動力を伝動手段を介して伝動する左右の挟持搬送駆動ケース27L,27Rから上方に突出させた駆動軸28La,28Raに取付けた駆動スプロケット28L;28L,28R;28Rとに巻き掛け、更に、テンションローラ29L,29L;29R,29Rを挟持搬送チェン24L,24R;25L,25Rの各周回内側から周回外側に押圧するように接当させて設け、また、左右挟持搬送チェン24L,24R;25L,25Rの左右中央側は、たばこの幹を挟持し搬送するときにチェンが左右外方に逃げないように且つ上下にずれないように支持するチェン支持部材30L,30Rをチェンの周回内側から接当するように設けている。
溝切り装置21による溝切り箇所側にある挟持搬送体の周回内側には、挟持搬送体の周回軌跡が上下方向および左右方向にずれないよう支持すると共にばね等の弾性体で移動自在な挟持搬送体の支持部材を設け、溝切り装置21による溝切り箇所と反対側の挟持搬送体の周回内部には挟持搬送体の周回軌跡が上下方向および左右方向にずれないよう支持すると共に設定位置で固定可能な挟持搬送体の支持部材を設けることで、溝切り装置21の溝切り位置と対向する挟持搬送体の支持部材との間隔を一定に保つことができ、溝を切らないで残す部分の量を一定にすることが可能になり、細い幹の場合等で誤って溝切り装置21で幹を切断することを防止することができるようにしたものである。
具体的に詳述すると、切断装置6や溝切り装置21側にあるチェン支持部材30L;30Lはフレーム16L側に固定している第一固定部材30c,30c;30c,30cとスプリング30gを介して連結する。そして、フレーム16L側に固定している第二固定部材30a,30a;30a,30aにスプリング30b,30b;30b,30bを介してテンションローラ30hを連結する。すると、左右挟持搬送チェン24L,24R;25L,25Rが収穫時に幹Tを挟持したとき、幹の径に応じてチェン支持部材30L;30Lがスプリング30g,30g;30g,30gを押す方向で揺動すると共に、テンションローラ30hが30I側を始点にチェンを張る方向に動作することで、幹の径に応じて挟持しながら挟持搬送チェン24L,5Lを張ることができる。一方、チェン支持部材30R;30Rには長穴30d,30d;30d,30dを備えた位置調節部材30e,30e;30e,30eを取り付け、チェン支持部材30R;30Rは左右方向に長穴に沿って移動可能に構成し、所望の位置で位置固定ボルト30f,30fで設定位置で固定することで、挟持搬送チェン24R,25Rの揺動範囲を変更することができ、幹の径に応じた挟持空間部Fの大きさにすることができるよう構成している。
従来の挟持搬送装置においては、本出願で引用している特許文献1に開示されているように、溝切り装置21による溝切り箇所側とは反対側、すなわち対向する側の挟持搬送体に幹の径に応じて揺動する弾性体を備えていたが、本実施の形態のように溝切り装置21による溝切り箇所側にあるチェン支持部材30L;30Lをスプリング等の弾性部材で揺動し、溝切り装置21のによる溝切り箇所側の反対側にあるチェン支持部材30R;30Rを設定位置で固定するよう構成することで、切断装置6の切断位置や溝切り装置21の溝切り位置と対向するチェン支持部材30R;30Rとの間隔を一定に保つことができるため、溝を切らないで残す部分の量を一定にすることが可能になり、細い幹の場合等で誤って溝切り装置21で幹を切断することを防止することができる。
前記フレーム16の左右一側(図示では左側)前部に第二エンジン18を搭載し、また、円盤状の切断刃で構成した構成した切断装置6を、下段の前記フレーム16L,16Rに装着した切断刃駆動ケース19から上方に突出させた駆動軸6aに取り付けている。切断刃駆動ケース19の入力軸にはプーリ19aを取付け、このプーリ19aと第二エンジン18の出力軸に取付けたプーリ18aとに伝動ベルト20を巻き掛けて、第二エンジン18の動力が切断刃駆動ケース19内に伝動して前記駆動軸が駆動回転され切断装置6が回転する構成としている。なお、切断装置6は挟持搬送チェン25Lの下方に配置している。
また、挟持搬送チェン25Lと挟持搬送チェン24Lとの間にあって、かつ、切断装置6の後側には、溝切り装置21を設けている。この溝切り装置21は、上下に2枚溝巾に対応した上下間隔で円盤状の切断刃を、前記フレーム16に装着し挟持搬送チェン25Lの周回軌跡内に配置している溝切り刃駆動ケース22内の駆動軸22cに取り付けている。溝切り装置21は挟持搬送チェン25L,25Rの機体平面視左右中央側が下位になるよう傾斜して取り付け、溝切り位置が挟持搬送チェン25L,25Rの中間より下位に位置するよう構成している。そして、溝切り刃駆動ケース22の入力軸にはプーリ22aを取付け、このプーリ22aと切断刃駆動ケース19の入力軸に取付けたプーリ19bとに伝動ベルト22bを巻き掛けて、第二エンジン18の動力が溝切り刃駆動ケース22内に伝動して前記駆動軸が駆動回転され溝切り装置21が回転する構成としている。
上記のように挟持搬送チェン25Lと挟持搬送チェン24Lとの間の幹の部分を溝切り装置21で溝を切るよう構成したことで、幹がしっかりと挟持されている位置で溝を切ることができるため、溝切り深さの精度を向上させることができる。また、溝切り装置21の溝切り位置が挟持搬送チェン25L,25Rの中間より下位に位置するよう傾斜して設けることで、より挟持位置に近いところで溝切り作業を行うことができ溝切り深さの精度をより向上させることができる。
また、溝切り装置21の駆動軸22cを挟持搬送チェン25Lの周回軌跡内側を上下方向に通過するよう配置することで、挟持搬送チェン25Lの周回軌跡内側のスペースを有効に利用でき、作物幹刈機全体をコンパクトに構成することができる。
なお、本実施の形態では挟持搬送装置5は上下二段とも搬送チェンで構成されているが、上段については左右の一方が搬送チェンでなく単なる挟持用のガイド等を用いて幹を支持するよう構成しても良い。あるいは、本出願で引用した特許文献1に開示されているように左右一方の挟持搬送体が一本で、他方が二本ある場合には上下複数箇所を支持している挟持搬送体の上段と下段の間に溝切り位置を備えても良い。
また、本実施の形態で記載した溝切り装置21の駆動軸22cを挟持搬送チェン25Lの周回軌跡内側を上下方向に通過する構成に関して、本実施の形態のように挟持搬送装置5が上下二段ではなく一対の挟持搬送装置の場合でも良い。
ところで、23は切断装置6により切断されて畝に残った残幹を更に設定寸法短くするための第二切断装置で、切断装置6より後側に設け、溝切り刃駆動ケース22から下方に延びる駆動軸23aに取り付ける。第二切断装置23は残幹を短く切断するとともに、刈り取ったたばこの幹の下部が、挟持搬送装置5の搬送中或は搬送終端部から後方に排出されるときに引っかかりにくくすることができる。また、第二切断装置23は駆動軸23aに沿って取付位置変更することで残幹する高さを変更したり、脱着可能にして残幹を残すことができるよう構成している。なお、23bは第二切断装置23の取り付け高さの変更や脱着のためのボスで、第二切断装置23に取り付けられている。
23cは畝に生えている幹を機体先端側より第二切断装置23まで案内する案内ガイドで、従来、幹が第二切断装置23の切断位置より遠い畝の位置で生えていたりすると、第二切断装置23の切断位置がずれて完全に切断し切れない場合があったのを、確実に幹を第二切断装置23の切断位置まで案内することが可能になり、その分第二切断装置23の切断刃を小さくすることができるものである。
挟持搬送装置5の挟持搬送終端部5Eから後方に向かって引継ガイド40を設ける。引継ガイド40の始端側は図1に示すように上段の挟持搬送チェン24L,24Rと上段の挟持搬送チェン24L,24Rの上面を覆うカバー33との間に配置することで溝切り装置21で溝切り後、挟持搬送終端部5Eに搬送された幹がカバー33に引っ掛かることなくスムーズに引継ぎガイド40に引継ぐことができるよう構成している。そして、引継ぎガイド40は図8に示すように始端側を湾曲して形成しており、引継ぎガイド40を機体平面視で左右方向に回動すると挟持搬送終端部5Eに搬送されてきた幹Tの排出方向を切り替えるよう構成している。そして、引継ぎガイド40にはロック機構が備えており、搬送された幹の作用で引継ぎガイド40が回動して排出方向が変わってしまうことを防止している。さらに詳細に説明すると、スプリング40aの作用でピン穴40bにロック固定しているピン40cをピン穴40bからロック解除して回す事により引継ぎガイド40が回動している構成である。なお、終端側は後述するカバー32に取り付けている。
挟持搬送装置5の挟持搬送終端部5Eの下方には、挟持搬送装置5の挟持搬送終端部5Eから排出されるたばこの幹Tの下端部を下方から支持し得る受け台31を配置している。これにより、作業者が、挟持搬送装置5の挟持搬送終端部5Eから排出されるたばこの幹Tを取上げるとき、幹Tを掴むタイミングが遅れても、受け台31で幹Tの下端部が支持されるので、幹Tが落下してしまうことがなくたばこの幹Tの取上げが適確に行え、高速での作業も良好に行える。なお、挟持搬送装置5の挟持搬送終端部5Eから排出されるたばこの幹Tの下端部が受け台31により下方から支持され得るには、受け台31の高さを、切断装置6の切断高さに対し同高さ或はそれよりも低く設定する必要がある。前記第二切断装置を装備した場合は、第二切断装置の切断高さに対し同高さ或はそれよりも低く設定する。
また、この受け台31は、挟持搬送装置5の挟持搬送終端部5Eの下方から後方に延設するとともに、挟持搬送装置5の後端部左右両外側部より左右外方に延設している。これにより、作業者が、挟持搬送装置5の挟持搬送終端部5Eから排出されるたばこの幹Tを取上げるとき、幹Tの下端部を受け台31上を滑らせるようにして機体側方に移動させてたばこの幹Tを取上げることができるので、重量の重いたばこを繰り返し取上げて圃場に置いていく作業が楽に行えるようになって、労力軽減を図るものとなる。
更に、左右外方に延設した受け台31の左右端は、左右の後輪2,2より内側に位置するように配置しているので、作業者が、後輪の後側よりに立って挟持搬送装置5の挟持搬送終端部5Eから排出されるたばこの幹Tを取上げようとして、手を挟持搬送終端部5Eに向ってのばすときに体が機体側に寄っても受け台31が邪魔にならず容易にたばこの幹Tを取上げられて作業が能率良く行える。
挟持搬送装置5の後端後方には、左右両外方に通じる通路Sを形成している。作業者は、挟持搬送装置5の挟持搬送終端部5Eから排出されるたばこの幹Tを掴んで当該通路Sを通過させて左右外方に引き出せるので、刈取られたたばこの幹Tの取出しが容易に行え、作業が能率良く行える。具体的には、挟持搬送装置5の後端個所と、受け台31の後端部からカバー32が上方に立ち上がる個所との前後間の巾をたばこの幹Tが起立姿勢で左右方向に通過可能な巾を有するように設ける。また、この間隔部において受け台31の前後巾も同様な巾を少なくとも有するものとする。なお、上記の前後間の巾は、たばこの幹T2本相当分(具体的には7〜10cm)の巾とすると、一層、たばこの幹Tの左右外方への引き出しが容易となる。
受け台31の後側には、ミッションケース8等の伝動部の上方を覆うカバー32を設けている。また、挟持搬送装置5の上方及び左右両側方は、作業部カバー33,33で覆っている。作業部カバー33,33の上面には収穫時にたばこの葉が作業部カバー33,33に貼り付いて挟持搬送チェン24L,24Rに巻きこむのを防止する丸棒材状のガイド41を挟持搬送始端側から挟持搬送終端側にわたって取り付けている。そして、第二エンジン18の上方と左右外側方及び前方を第二エンジンカバー34で覆っている。
ミッションケース8から挟持搬送装置5の後部に設けた駆動軸28a,28aへの伝動構成は以下のように構成している。即ち、ミッションケース8の受け台31上面より上側個所から取出した動力を、受け台31より下方に伝動する第一伝動部35と、該下方伝動部35の下部から受け台31の下方を通過して前側に伝動する第二伝動部36を介して挟持搬送装置5の後部に設けた駆動軸28a,28aに伝動する構成としている。また、前記第一伝動部35と前記第二伝動部36を、挟持搬送装置5の挟持個所(左右の挟持搬送チェン24L,24R;25L,25Rの対向部)に対して機体左右方向において左右両側方に設け、ミッションケース8の受け台31上面より上側個所から取出した動力を、左右それぞれの第一伝動部35と第二伝動部36を経由して挟持搬送装置5の左右一対の無端体(左右の挟持搬送チェン24L,24R;25L,25R)を駆動する左右の駆動軸28a,28aに伝動する構成としている。更にまた、第一伝動部35の左右間隔を上側が狭く下側が広くなるように設けている。
更に、本例の具体構成を説明すると、まず、ミッションケース8の受け台31上面より上側個所から伝動軸37を取出して第一伝動部35の上部に導入させている。第一伝動部35の上部から下部に伝動した動力は、挟持搬送駆動ケース27,27の入力軸にユニバーサルジョイントを介して連結する第二伝動部36,36を経て、挟持搬送駆動ケース27,27内に伝動し、挟持搬送装置5の後部に設けた駆動軸28a,28aを駆動する。
次に、操縦部Gの構成について詳述する。
操縦部Gは作業者が機体を操縦するハンドル4と、各種収穫作業を操作する作業入切クラッチ等の作業レバー38を機体平面視でハンドル4の内側に複数備えている。そして、機体側面視でカバー32上面からハンドル4を略フラット(線P)に形成し、図1に示すように作業レバーを入切いずれに操作しても作業レバー38がハンドル4より上方に突出しないように構成する。従来、歩行用の収穫機において、作業レバー38はその操作性からハンドル4の上方に備えていたが、たばこのように長い幹を機体の後方で収穫する収穫機については、収穫した作物を作業者が回収するときに幹が作業レバーに当たり、収穫作業中に収穫作業を停止させてしまうという欠点が生じていた。それを本実施の形態のように構成することで、作業レバー38に幹が当たることを防止することができるよう構成している。また、カバー32からハンドル4までを略フラットに構成することで、収穫した幹を一時的にカバー32の上に乗せることがし易くなり、連続して収穫作業をする際に作業性が向上する。また、作業レバー38は機体側面視でハンドル4より後側に突出しないように構成(線Qより機体内側)することで、収穫した幹を機体3の後側に運搬するときに幹が作業レバー38に当たるのを防止することができるよう構成している。
操縦部Gは作業者が機体を操縦するハンドル4と、各種収穫作業を操作する作業入切クラッチ等の作業レバー38を機体平面視でハンドル4の内側に複数備えている。そして、機体側面視でカバー32上面からハンドル4を略フラット(線P)に形成し、図1に示すように作業レバーを入切いずれに操作しても作業レバー38がハンドル4より上方に突出しないように構成する。従来、歩行用の収穫機において、作業レバー38はその操作性からハンドル4の上方に備えていたが、たばこのように長い幹を機体の後方で収穫する収穫機については、収穫した作物を作業者が回収するときに幹が作業レバーに当たり、収穫作業中に収穫作業を停止させてしまうという欠点が生じていた。それを本実施の形態のように構成することで、作業レバー38に幹が当たることを防止することができるよう構成している。また、カバー32からハンドル4までを略フラットに構成することで、収穫した幹を一時的にカバー32の上に乗せることがし易くなり、連続して収穫作業をする際に作業性が向上する。また、作業レバー38は機体側面視でハンドル4より後側に突出しないように構成(線Qより機体内側)することで、収穫した幹を機体3の後側に運搬するときに幹が作業レバー38に当たるのを防止することができるよう構成している。
次に本実施の形態のたばこの幹刈機の作業について説明する。
上記のように構成したたばこ幹刈機を用いてたばこの幹刈り作業を行う場合、このたばこ幹刈機は、図5に示すように、左右一対の前輪1,1と左右一対の後輪2,2を備えた機体3が畝Uを跨いで自走し、挟持搬送装置5がたばこの幹Tを機体に対し後方に挟持搬送する。
上記のように構成したたばこ幹刈機を用いてたばこの幹刈り作業を行う場合、このたばこ幹刈機は、図5に示すように、左右一対の前輪1,1と左右一対の後輪2,2を備えた機体3が畝Uを跨いで自走し、挟持搬送装置5がたばこの幹Tを機体に対し後方に挟持搬送する。
また、挟持搬送されるたばこの幹Tの基部側を切断装置6が切断する。切断された幹は、挟持搬送装置5で挟持されながら溝切り装置21で溝を切ると共に、それと相前後して第二切断装置23で残幹を切断する。そして、後輪前端位置より後側に位置する挟持搬送装置5の挟持搬送終端部5Eから引継ぎガイド40を経て排出される。作業者は、既に幹刈りされた畝U’と作業中の畝Uとの間の谷部Vを歩行し、且つ、左右一方側の後輪2の後方寄りを歩行しながら、搬送された幹を取りやすい方向に引継ぎガイド40を回動操作し、挟持搬送装置5の挟持搬送終端部5Eから排出されるたばこの幹Tを片手で掴んで取上げ、その後、他方側の手に持ち替えて、既に幹刈りされた畝U’上に置いていく。このとき、一本一本ばらばらに置いていくと後で幹刈りしたたばこを回収するときに一本一本移動しながら回収しなければならないので、作業能率が悪くなる。しかし、上記のように幹刈りされたたばこを畝上に置いていくとき、図例のように複数本づつまとめて圃場に置いていくと、後で幹刈りしたたばこを回収するのが能率良く行える。上記のようにたばこ幹刈機を構成したことにより、このような置き方も容易に行えるようになり、たばこの収穫作業が格段に能率良く行えるようになる。なお、次の畝に移って幹刈り作業を行うときには、作業者は、機体後方に移動してハンドル4を手でもって機体を操縦する。機体を旋回させるときには、ハンドル4を押し下げると、前輪1,1を上昇させて左右の後輪2,2のみによる二輪接地状態となり、機体の旋回が容易に行える。また、このとき、左右の後輪2,2を下降させておけば、ハンドル4を押し下げ時のハンドル高さが適当な高さになって楽な姿勢で機体を旋回させる操縦が行える。そして、次の畝に移ったら、上記のような作業を再開する。このとき、作業者は前の畝で作業していたときとは機体の反対側に立って歩行移動しながら上記のような作業を行うことになるが、この場合も上記と同じように能率良く作業が行える。
1 前輪
2 後輪
5 挟持搬送装置
6 切断装置
21 溝切り装置
2 後輪
5 挟持搬送装置
6 切断装置
21 溝切り装置
Claims (10)
- 走行装置を設けた機体に、作物の幹を挟持して機体後方に搬送する挟持搬送装置5と、該挟持搬送装置5により挟持搬送される幹を切断する切断装置6と、前記挟持搬送装置5により挟持搬送される幹に左右一側方から作用して溝切りする溝切り装置21を設けた作物幹刈機において、前記挟持搬送装置5には、幹を左右両側から挟持するように支持し且つ少なくとも左右一方側が上下複数箇所で支持する支持体24L,24R;25L,25Rを左右両側に設けるとともに、該左右の支持体24L,24R;25L,25Rの少なくとも左右一方側を幹を機体後方に搬送するよう駆動する構成とし、前記溝切り装置21による溝切り作用側の支持体24L,25Lは前記溝切り装置21が幹に溝切り作用するとき左右外側方向に移動可能に機体に取り付け、前記溝切り装置21による溝切り作用側とは左右反対側の支持体24R,25Rは、前記溝切り装置21が幹に溝切り作用するとき左右外側方向に移動しないように機体に固定したことを特徴とする作物幹刈機。
- 少なくとも左右一方側の支持体24L,24R;25L,25Rを周回駆動する上下複数段の挟持搬送チェンで構成したことを特徴とする請求項1記載の作物幹刈機。
- 左右両側の支持体24L,24R;25L,25Rを周回駆動する上下複数段の挟持搬送チェンで構成したことを特徴とする請求項1記載の作物幹刈機。
- 前記溝切り装置21による溝切り作用側とは左右反対側の支持体24R,25Rの機体への固定位置を左右位置調節可能に設けたことを特徴とする請求項1記載の作物幹刈機。
- 前記切断装置6を、前記挟持搬送装置5の下側の支持体25L,25Rの支持個所より下方に切断個所が位置するように配置し、前記挟持搬送装置5により挟持搬送される幹に対し先に前記切断装置6が作用して幹を切断し後で前記溝切り装置21が作用して幹に溝切りするように前記切断装置6と前記溝切り装置21を配置したことを特徴とする請求項1記載の作物幹刈機。
- 前記溝切り装置21を、機体中央側が低く機体外側が高く左右に傾いた回転軌跡で回転する回転刃で構成したことを特徴とする請求項5記載の作物幹刈機。
- 前記溝切り装置21を、上下複数箇所で支持する支持体24L,25Lの上下の幹支持個所の間に溝切り作用個所が位置するように配置したことを特徴とする請求項1記載の作物幹刈機。
- 前記溝切り装置21を、上段側挟持搬送チェン24Lとその下側の下段側挟持搬送チェン25Lとの上下間に全部或は一部が入り込んだ状態となるように配置し、且つ、上段側挟持搬送チェン24Lの幹支持個所と下段側挟持搬送チェン25Lの幹支持個所の上下間に溝切り作用個所が位置するように配置したことを特徴とする請求項2或は請求項3記載の作物幹刈機。
- 前記溝切り装置21を、上段側挟持搬送チェン24Lとその下側の下段側挟持搬送チェン25Lとの上下間に全部或は一部が入り込んだ状態となるように配置するとともに、上段側挟持搬送チェン24Lの幹支持個所と下段側挟持搬送チェン25Lの幹支持個所の上下間で且つ下段側挟持搬送チェン25L,25Rによる幹支持個所に近い個所に溝切り作用個所が位置するように配置したことを特徴とする請求項2或は請求項3記載の作物幹刈機。
- 前記溝切り装置21を、上段側挟持搬送チェン24Lとその下側の下段側挟持搬送チェン25Lとの上下間に全部或は一部が入り込んだ状態となるように配置し、且つ、上段側挟持搬送チェン24Lの幹支持個所と下段側挟持搬送チェン25Lの幹支持個所の上下間に溝切り作用個所が位置するように配置し、前記溝切り装置21に動力を伝達する伝動装置を挟持搬送チェン25Lの周回軌跡内側を上下方向に通る状態となるように配置したことを特徴とする請求項2或は請求項3記載の作物幹刈機。
Priority Applications (1)
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JP2003356545A JP2005117955A (ja) | 2003-10-16 | 2003-10-16 | 作物幹刈機 |
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JP2003356545A JP2005117955A (ja) | 2003-10-16 | 2003-10-16 | 作物幹刈機 |
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JP (1) | JP2005117955A (ja) |
Cited By (1)
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---|---|---|---|---|
JP2007215409A (ja) * | 2006-02-14 | 2007-08-30 | Iseki & Co Ltd | 作物の幹刈機 |
-
2003
- 2003-10-16 JP JP2003356545A patent/JP2005117955A/ja active Pending
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