JP2005116731A - 電子ビーム描画装置及び電子ビーム描画方法 - Google Patents

電子ビーム描画装置及び電子ビーム描画方法 Download PDF

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Abstract

【課題】
光によるマーク検出を行う電子ビーム描画装置等において、高精度な合わせ描画が可能な描画技術を提供する。
【解決手段】
電子源101と、電子源101から放出される電子ビームを、試料124上に照射し走査して、試料上に所望のパターンを形成する電子光学系と、試料124を搭載するステージ125と、前記ステージ125に設けられたマーク基板126と、前記電子ビームの照射方向と同じ側にあって前記マーク基板126を照射する位置検出用の光ビームを放射する手段128、129と、前記光ビームを放射する手段と同じ側にあって前記マーク基板で反射した反射光を受光する光検出手段123と、前記光検出手段とは前記マーク基板に関して反対側にあって前記電子ビームの前記マーク基板への照射により得られる透過電子を受光する電子検出手段127とを有し、かつ、検出された前記反射光および前記透過電子の信号をもとに前記光ビームと前記電子ビームとの相対的位置情報を求めるよう構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、リソグラフィ技術に係り、特に、半導体プロセス等に用いられる電子ビーム描画技術に関する。
電子ビーム計測装置において、光でウエハ位置を検出し、電子ビームで計測する装置が提案されている。特開平9−22676号公報においては、光と電子ビームでそれぞれマーク位置を検出することで両者の距離を知り、その後、光でのマーク検出値を電子ビームの位置制御にフィードバックしていた。
また、特開平1−214117号公報においては、光でウエハ位置を検出し、電子ビームで描画する方法を報告している。
一方、特開平6−275500号公報においては、ステージ上にある開口を透過した透過電子で電子ビームの焦点や非点を計測する方法が提案されている。
特開平9−22676号公報
特開平1−214117号公報 特開平6−275500号公報
上述した従来例(特許文献1)による方法では、双方ともマークからの反射信号を用いているので精度に限界があった。また、従来例(特許文献2)の場合も、検出は反射電子によって行われている。従って、両従来例ともに、マーク検出の精度に関して十分に考慮されているとは言いがたい。
一方、従来例(特許文献2)は、電子ビームの高精度な調整に有効なものの、描画時における下地ウエハパターンとの位置合わせに関しては何ら考慮されていない。
そこで、本発明の目的は、光を用いたマーク検出を行う際に、高精度な合わせ描画を行うことを可能とする、電子ビーム描画技術を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明では、位置検出用の光ビームと、描画用の電子ビームに同じ側から照射される、支持体と開口部からなるマーク基板をステージ上に有し、照射側と反対方向に設けられた電子の受光面(ここでは、電子ビームを受ける面を光で使われている用語を受光面と呼ぶ)と、照射側と同じ方向に設けられた光の受光面とを有する電子ビーム描画装置を構成し、これにより、電子ビームは、効率、コントラストに優れた透過ビームで、光ビームは、ウエハマーク検出との互換性を図れる反射光で計測することを特徴とする。
先述した従来例(特許文献1)では、電子ビームによる試料上パターンの計測を反射電子や2次電子で行うために、電子ビームのマーク検出も反射電子や2次電子で行うことが望ましかった。
これに対して、本発明は、描画を行う装置であるために、電子ビームのマーク検出を透過電子で行うことが装置精度に悪影響を与えることはない。また、電子ビームでのマーク検出を試料位置以外で行うことにより、ステージに検出器を設置することが可能となり、透過電子を利用することが出来る。このように、本発明による検出方式は、描画装置の特性を活かすことで見出されたものである。
また、従来の電子ビームの反射を用いる方式では、基板もしくはその表面が伝導性である必要があるために、光での検出の際にバックグラウンドからの反射が大きくなり反射光信号のコントラストが低下してしまう。開口からなるマーク基板を用いることは開口部での反射率をゼロと出来るために、反射光の信号のコントラストも同時に向上させる効果が期待できる。
また、本発明をより有効に用いるためには、マーク構造の工夫も重要である。例えば、マーク基板としては軽元素の支持体に金属を被覆することにより、電子ビームの計測に重要な高精度な開口の形成と光の計測に重要なマークの反射を両立させることが出来る。また、支持体を構成する主な原子の原子番号より大きな原子番号の原子を主な原子とする金属を、被覆する方法もある。これにより、高精度な開口の形成を維持しながら電子ビーム計測の際のコントラストを大きくすること可能となる。例えば、支持体を構成する主な原子が加工性に優れたシリコンであり、原子番号の大きな元素が重金属もしくは貴金属であることが考えられる。近年、位置計測に耐える高精度な微細パターン開口を持つステンシル基板の製作技術が進歩しており、本発明ではこの利用を1つの着眼点としている。
さらに、光でのマーク検出精度の向上を図るために、更にコントラストを上げることが望ましい。例えば、マーク基板と電子の受光面との間に位置検出用の光を吸収する部材を設けることでマーク基板下方からの光の反射を防止する。すなわち、開口部を通過した光の反射率を大幅に低下させることにより反射光のコントラストを向上させることが出来る。これは厚い基板を用いた場合と比較すると大きな利点となる。
また、マークは電子ビーム用と光用とを分離することも意味があり、それぞれの計測に最適な構造を取ることが可能となる。この際は、それぞれのマークを近傍に配置することにより2つのマーク間の相対距離を安定化させることが重要である。比較的大きくなる光用マークの内部に電子ビーム用マークを配置する方法もマーク間の相対距離を安定化させる上で有利である。電子ビーム用と光用とを分離する場合は、光用マークの照射側と反対方向に光の吸収体を設け、マーク基板以外からの光の反射を防止することが有効となる。
なお、独立してブランキングが可能な複数の電子ビームを形成するマルチビーム電子ビーム描画装置におけるベースライン補正の場合は、マルチビームのピッチの凡そ整数倍のピッチを持つ光による検出のためのマークが形成されたマーク検出基板を用いることにより両者のマークを兼用することが可能となり、高精度な補正が期待される。
以下に、本発明の代表的な構成例を述べる。
(1)本発明の電子ビーム描画装置は、電子源と、前記電子源から放出される電子ビームを、試料上に照射し走査して、前記試料上に所望のパターンを形成する電子光学系と、前記試料を搭載するステージと、前記ステージに設けられたマーク基板と、前記電子ビームの照射方向と同じ側にあって前記マーク基板を照射する位置検出用の光ビームを放射する手段と、前記光ビームを放射する手段と同じ側にあって前記マーク基板で反射した反射光を受光する光検出手段と、前記光検出手段とは前記マーク基板に関して反対側にあって前記電子ビームの前記マーク基板への照射により得られる透過電子を受光する電子検出手段とを有し、かつ、検出された前記反射光および前記透過電子の信号をもとに前記光ビームと前記電子ビームとの相対的位置情報を求めるよう構成したことを特徴とする。
(2)本発明の電子ビーム描画装置は、電子源と、前記電子源から放出される電子ビームを、試料上に照射し走査して、前記試料上に所望のパターンを描画する電子光学系と、前記試料を搭載するステージと、前記ステージに設けられたマーク基板と、前記電子ビームの照射方向と同じ側にあって前記マーク基板を照射する位置検出用の光ビームを放射する手段と、前記光ビームを放射する手段と同じ側にあって前記マーク基板で反射した反射光を受光する光検出手段と、前記光検出手段とは前記マーク基板に関して反対側にあって前記電子ビームの前記マーク基板への照射により得られる透過電子を受光する電子検出手段とを有し、かつ、検出された前記反射光および前記透過電子の信号の併用により前記光ビームと前記電子ビームとの相対的位置情報を求めるよう構成したことを特徴とする。
(3)本発明の電子ビーム描画装置は、所定のピッチ間隔で配列された複数の電子ビームの各々を独立にオンオフ制御し、オンオフ制御された前記電子ビームをまとめて偏向走査せしめて、前記試料上に所望のパターンを描画する電子光学系と、前記試料を搭載するステージと、前記試料を搭載するステージと、前記ステージに設けられたマーク基板と、前記電子ビームの照射方向と同じ側にあって前記マーク基板を照射する位置検出用の光ビームを放射する手段と、前記光ビームを放射する手段と同じ側にあって前記マーク基板で反射した反射光を受光する光検出手段と、前記光検出手段とは前記マーク基板に関して反対側にあって前記電子ビームの前記マーク基板への照射により得られる透過電子を受光する電子検出手段とを有し、かつ、検出された前記反射光および前記透過電子をもとに前記光ビームと前記電子ビームとの相対的位置情報を求めるよう構成したことを特徴とする。
(4)本発明の電子ビーム描画方法は、電子源から放出される電子ビームを、ステージ上に搭載された試料上に照射し走査して、前記試料上に所望のパターンを形成する工程と、前記ステージに設けられたマーク基板に、前記電子ビームの照射方向と同じ側から、位置検出用の光ビームを照射し、前記光ビームの照射方向と同じ側から、前記マーク基板で反射した反射光を受光する工程と、前記電子ビームを前記マーク基板へ照射し、前記反射光を受光する側とは前記マーク基板に関して反対側にあって、前記マーク基板を透過した透過電子を検出する工程と、検出された前記反射光および前記透過電子をもとに前記光ビームと前記電子ビームとの相対的位置情報を求める工程とを有し、前記光ビームにより前記試料上のマーク位置を検出し、求めた前記相対的位置情報に従って前記電子ビームによる描画を行うようにしたことを特徴とする。
本発明によれば、電子ビーム描画装置の高精度な合わせ描画を行うことができ、高解像なデバイスパターンの形成が可能となる。特に、マルチビーム電子ビーム描画装置に効果的と考えられる。
(実施例1)
図1に、本実施例における装置構成を示す。本実施例では、可変矩形法と一括図形照射法の併用が可能な電子ビーム描画装置を対象とした。
電子源101で50kVに加速された電子ビームは、矩形開口117の形成された第1マスク102を照射し、矩形開口の像は2つの転写レンズ107、108により第2マスク111上へ形成される。第2マスク111上には可変矩形用矩形開口118と複数の一括図形用開口119が形成されている。第2マスク上の第1マスク像の位置は2つのマスクの間にある偏向器106やビーム形状制御回路133によって制御される。2つのマスクによって形成された透過電子ビームは、2つの縮小レンズ112、113により縮小され、最終的に対物レンズ114、115によりステージ125上に置かれた試料124上に転写される。これらのレンズは、レンズ制御回路135により駆動される。また同時に、電子ビームは、アライナー制御回路134により軸調整される。試料124上の電子ビームの位置は、対物偏向器116によって制御されている。
ステージ125上には位置検出用のマーク基板126が設置されている。このマーク基板126とステージ125の位置を計測するレーザ干渉計(図示してない)、透過電子検出器127、および信号処理回路137とステージ制御回路138を用いることで、電子ビームの位置を測定することが出来る。更に、装置にはステージ125上に設置された位置検出用のマーク基板126の他に反射光検出器123、光源128が設けられており光の位置を測定することができる。これら制御の全体はデータ制御回路131により総括され、また、制御結果や計測結果は表示装置132により表示される。
マーク基板周辺の拡大図を、図2に示す。ここで用いる電子ビーム201は描画用の電子ビームであり、光ビーム202はウエハマーク検出用の光である。実際は、光と電子は異なる場所で入射されるが、ここでは説明の便宜上、同じ位置に示している。図を簡潔に示すために、光源と導波路は、図2では示されていない。透過電子検出器127及び透過電子の受光面211を、電子ビーム201をマーク基板206に照射する面の反対側に設けることにより、高感度・高コントラストを可能としている。一方、反射光検出器123と反射光の受光面210は、光ビーム202をマーク基板126に照射する面と同じ側に設けられている。これにより、ウエハマークからの反射光の検出が可能となる。
したがって、この透過電子と反射光との併用が、光でウエハマークを検出し電子ビームで描画する装置のベースライン補正では重要となることが分かる。特にマルチビームシステムでは1本あたりの電流量が小さくなるために、高感度な透過電子の検出が必須となっている。
本実施例では、図2に示すように、支持体としてシリコン(ステンシル)204を選択した。厚さは2μmである。支持体として軽元素を選択した理由は、開口の加工性に優れ、開口形状の高精度化を図れるためである。他の材料の候補としては、シリコンカーバイドやダイヤモンドなどが考えられる。更に、加工を容易にするために2μm厚の薄膜とした。これは描画に用いる電子ビームの飛程の1/2以下である。2μm厚のシリコンは50kVの電子ビームを遮断することは出来ないが、平均自由行程よりは10倍以上厚く、電子ビームを散乱させることは出来る。したがって、散乱電子が透過電子検出器127に入射しないように散乱電子絞り207を設ければ、高いコントラストを得ることが出来る。また、開口部を通過した電子ビーム201は、直接、透過電子検出器127に入射されるために高い感度が得ることが出来る。
ここでは、更にこの散乱電子絞り207を光の吸収体とした。具体的にはカーボンの黒体である。これでシリコンを透過した光を吸収し、検出部周辺の乱反射光が反射光検出器123に入射しないようにしている。散乱電子絞り207をアルミなどの加工性のよいもので製作し、表面をカーボンで被覆する方法もある。また、電子の受光面上に光吸収体212を配置することも同様の理由で有効となる。
また、図2では、シリコンの上に貴金属である金(Au)203を蒸着した。これにより、支持体からの光の反射率を向上させることが可能となり、電子ビーム用と光ビーム用のマークの基板を共通化することが出来る。このことはベースライン補正の精度を保障する上で大きなメリットとなる。また、金のように支持体を構成する主な原子の原子番号より大きな原子番号の原子を蒸着することは電子ビームに対する散乱能の向上にも有効であり、2重のメリットを得ることが出来る。図2では、金の蒸着を上面のみから行っているが、光を反射させる機能が重要であるので、両面あるいは下面のみの蒸着でも良い。言い換えれば、少なくとも光ビームを反射する手段側もしくはその反対側の表面に金属が被覆されていればよい。本実施例での金の厚さは40nmであった。これは検出に用いる光の進入深さの2倍以上であり、これにより十分な反射率を得ることができる。逆に開口パターンの寸法以上に膜厚を厚くすると開口パターン形状に悪影響を及ぼしてしまう。なお、被覆する貴金属あるいは重金属の他の候補としては、白金、パラジウム、タングステン、タンタルなどを挙げることが出来、これらの合金でも構わない。2層膜の形成もシリコン系の基板に開口を製作してから貴金属系の膜を蒸着する方法、シリコン系の基板にCVD法で重金属系を製作してから開口を形成する方法などがある。なお、開口形状は2μmピッチの1μmラインである。
マーク検出用光の波長は590nmであり、図1に示した導波路129を通してマーク基板126に対してほぼ垂直に入射した。支持体のある部分の光の反射率は90%以上であり、開口部の0%と大きなコントラストをなす。また、支持体のある部分で散乱された電子ビームの検出確率は1%以下である。したがって、両ビームにおいて理想に近いコントラストの信号を得ることが出来ることが分かる。
以上の装置を用いて、図3の工程に従って、シリコンウエハへの重ね合わせ描画を行った。まず、光および電子ビームで図2に示すマーク位置を検出し(ステップ301、302)、両者の相対位置情報を得る(ステップ303)。この際に、光源128、反射光検出器123、信号処理回路137、ステージ制御回路138などを活用する。次に、光でウエハのマーク検出を行い(ステップ304)、下地層のパターン位置を検出し、求めた相対位置情報をデータ制御回路131により処理して、最終的には対物偏向器116にフィードバックされ電子ビームで描画を行う(ステップ305)。この結果、3σで30nmの合わせ精度を実現することが出来た。
これまでの説明で明らかなように、透過電子は開口の場所で大きくなり、反射光は開口以外のところで大きくなる。この逆位相を利用することで、高速なベースライン補正が可能となる。すなわち、透過電子と反射光の両信号を合成し、そのコントラストが最低になる光と電子の相対距離を求めることにより補正を行うことが可能である。この手法は、本発明の一つの応用方法である。
(実施例2)
本実施例では、装置としては図1と同等のものを用いたが、マーク検出部は、図4に示すものを用いた。図4では、電子ビーム用マーク407と光用マーク408を分離している。これは、それぞれに適したマークパターンを用いることで精度を向上させることを目的としている。ただし、マーク間の相対距離が熱やストレスに対して安定している必要があるために、両者は出来るだけ近傍に位置することが必要である。本実施例では、マーク基板として5μm厚のシリコンステンシル404に金属であるアルミ(Al)403を100nm厚蒸着している。アルミの電子線散乱能はシリコンとあまり差はないが、光の反射率を向上させる効果が期待できる。
一般的に、電子ビーム401は大きな偏向が苦手であり、小さいマークが好ましい。これに対して、マーク検出用の光ビーム402は解像度があまり良くないために、大きなマークが好ましい。従って、光用マーク408のほうが電子ビーム用マーク407より大きくなる。図4では、電子ビーム用マーク407の2μmピッチの1μmラインの開口形状に続いて20μmピッチの4μmラインの光用マーク408が形成されている。ここでも、光用マーク408の下には光の吸収体409を別途設けており、光の乱反射を防いでいる。光の吸収体409は近傍を通過する電子ビームによる帯電を防止するために導電体であることが望ましい。ここでも光の吸収体として炭素を用いた。
また、単に材料の反射率を低下させるだけでなく。凹凸を設けた構造として光の反射率を低下させる方法もある。まず、光ビームにより光用マークを、次に電子ビームにより電子ビーム用マークを検出し、両パターン間の距離を加味して電子ビームと光ビームの相対関係を求める。そして光でウエハのマーク検出を行い、下地層のパターン位置を検出し、求めた相対位置情報に従って電子ビームで描画を行う。この結果、3σで25nmの合わせ精度を実現することが出来た。
なお、図中、405は光検出器、406はマーク基板、410は散乱電子絞り、411は電子検出器、420は光の受光面、421は電子の受光面を示す。
(実施例3)
図5に、本実施例の装置構成を示す。本実施例では、マルチビーム方式の電子ビーム描画装置を対象とした。電子源510で50kVに加速された電子ビーム511は、コンデンサレンズ512を通して平行ビームとし、複数の穴の空いたアパーチャ−アレイ513により複数のポイントビームに分離され、その後段にあるレンズアレイ514によりポイントビームの中間像516に結像される。複数のポイントビームは、個別にオンオフ制御可能なようにブランカーアレイ515、ブランキング絞り519が設けられている。こうして作られたマルチポイントビームは、第1投影レンズ518と第2投影レンズ521からなるダブレットレンズ522により縮小されて試料524上に結像される。ダブレットレンズの2つのレンズの間には偏向器520があり、試料524上での描画位置を規定する。
試料524を搭載するステージ525には、位置検出用のマーク基板526があり、ステージ525の位置を計測するレーザ干渉計(図示してない)と透過電子検出器527を用いることで電子ビームの位置を測定することが出来る。更に、装置にはステージ525上に設置された位置検出用のマーク基板526の他に反射光検出器523、光源528が設けられており光の位置を測定することができる。
また、ダブレットレンズ522の1つ目のレンズである第1投影レンズ518の上方にはアライナー517が2段構成で設けられており、連動させることによりレンズへの電子ビームの入射角度と入射位置を調整できる。アライナー517はアライナー制御回路504により、ダブレットレンズ522はレンズ制御回路505により駆動される。本例では、具体的には電流が供給されることになる。各電流の設定値は、データ制御回路501から与えられる情報により決められている。同様に、フォーカス制御回路502とパターン発生回路503は、電圧を供給することで対応する光学素子を動作させている。これらの設定値もデータ制御回路501から与えられる情報により決められている。このデータ制御回路501は、表示装置509を具備し、信号処理回路507やステージ制御回路508から得られる情報も利用してレンズやアライナーの動作量を決める計算も行う。
本実施例では、電子ビーム用マークと光用マークを分離したもう1つの例として、図6に示すような断面構造を有する基板を採用した。上面から見た形状は、図7に示す。なお、図6では、反射光の受光面および光検出器、透過電子の受光面および電子検出器を図示してないが、基本的構成は、図2、図4に示したものと同様である。
本実施例では、電子ビーム用マーク605が光ビーム用マーク604の内部に位置している。光602の検出は、反射像をCCD等で処理するために大きな2次元領域からの反射光を用いるのがよい。これに対して、電子ビーム601は使用できる電流がクーロン効果や収差により大きく限定されるために大きな2次元領域からの反射電子を用いることは困難であり、光用マークと比較して小さなマークを用いるのが適している。したがって、本実施例のように、電子ビーム用マーク605が光ビーム用マーク604に内包されるマーク形状とすることで、それぞれの検出精度を確保しながら、両マークの相対距離の安定性をより保障することができる。この場合は、反射光の信号は、中央の電子ビーム用マーク領域700(光計測未使用領域)を避けて処理すれば両者の干渉を避けることが可能である。
本装置を用いて下地層のパターン位置を検出し、求めた相対位置情報に従って電子ビームで描画を行った。この結果、3σで23nmの合わせ精度を実現することが出来た。
以上の実施例において、位置検出用のエネルギービームとして光をパターン形成用のエネルギービームとしてプローブ状の電子ビームを用いたが、他のエネルギービーム(例えば、転写型の電子ビームやイオンビーム、短波長の光など)を用いたリソグラフィ装置にも適用可能であることは明らかである。
本発明の実施例1及び2における装置構成を説明する概略図。 実施例1におけるマーク周辺部を説明する図。 本発明による重ね合わせ描画を行う工程を説明する図。 実施例2におけるマーク周辺部を説明する図。 本発明の実施例3における装置構成を説明する概略図。 実施例3におけるマーク基板の断面構造を説明する図。 実施例3におけるマーク基板の電子ビーム用マークと光ビーム用マークの形状を説明する上面図。
符号の説明
101…電子源、102…第1マスク、106…ビ…ム形成偏向器、107…第1転写レンズ、108…第2転写レンズ、111…第2マスク、112…第1縮小レンズ、113…第2縮小レンズ、114…第1対物レンズ、115…第2対物レンズ、116…対物偏向器、117…矩形開口、118…矩形開口、119…一括図形開口、123…反射光検出器、124…試料、125…ステージ、126…マーク基板、127…透過電子検出器、128…光源、129…導波路、131…データ制御回路、132…表示装置、133…ビーム形状制御回路、134…アライナー制御回路、135…レンズ制御回路、136…ビーム位置制御回路、137…信号処理回路、138…ステージ制御回路、150…電子の受光面、151…光の受光面、201…電子ビーム、202…光ビーム、203…Au、204…シリコンステンシル、205…散乱電子絞り(光吸収体)、210…電子の受光面、211…光の受光面、401…電子ビーム、402…光ビーム、403…Al、404…シリコンステンシル、405…光検出器、406…マーク基板、407…電子ビーム用マーク、408…光用マーク、409…光吸収体、410…散乱電子絞り、411…電子検出器、420…電子の受光面、421…光の受光面、501…データ制御回路、502…フォーカス制御回路、503…パターン発生回路、504…アライナー制御回路、505…レンズ制御回路、506…偏向制御回路、507…信号処理回路、508…ステージ制御回路、509…表示装置、510…電子源、511…電子ビーム、512…コンデンサレンズ、513…アパーチャーアレイ、514…レンズアレイ、515…ブランカーアレイ、516…中間像、517…アライナー、518…第1投影レンズ、519…ブランキング絞り、520…偏向器、521…第2投影レンズ、522…ダブレットレンズ、523…反射光検出器、524…試料、525…ステージ、526…マーク基板、527…透過電子検出器、528…光源、550…電子の受光面、551…光の受光面、601…電子、602…光ビーム、603…マーク基板、604…光用マーク、700…電子ビーム用マーク領域。

Claims (17)

  1. 電子源と、前記電子源から放出される電子ビームを、試料上に照射し走査して、前記試料上に所望のパターンを形成する電子光学系と、前記試料を搭載するステージと、前記ステージに設けられたマーク基板と、前記電子ビームの照射方向と同じ側にあって前記マーク基板を照射する位置検出用の光ビームを放射する手段と、前記光ビームを放射する手段と同じ側にあって前記マーク基板で反射した反射光を受光する光検出手段と、前記光検出手段とは前記マーク基板に関して反対側にあって前記電子ビームの前記マーク基板への照射により得られる透過電子を受光する電子検出手段とを有し、かつ、検出された前記反射光および前記透過電子の信号をもとに前記光ビームと前記電子ビームとの相対的位置情報を求めるよう構成したことを特徴とする電子ビーム描画装置。
  2. 前記マーク基板は、前記電子ビームを照射するマークと、前記光ビームを照射すマークとが異なるパターンで構成されていることを特徴とする請求項1記載の電子ビーム描画装置。
  3. 前記マーク基板は、前記光ビームを照射するマークの内部に前記電子ビームを照射するマークが配置されていることを特徴とする請求項1記載の電子ビーム描画装置。
  4. 前記マーク基板は、支持体と、所定のパターンで配設された開口部とを有することを特徴とする請求項1、2又は3記載の電子ビーム描画装置。
  5. 前記マーク基板の支持体が、軽元素からなり、かつ、前記支持体の少なくとも前記光ビームを放射する手段側もしくはその反対側の表面が、金属で被覆されていることを特徴とする請求項4記載の電子ビーム描画装置。
  6. 前記マーク基板の支持体の少なくとも前記光ビームを放射する手段側もしくはその反対側の表面が、前記支持体を構成する主な原子の原子番号より大きな原子番号の原子を主な原子とする金属で被覆されていることを特徴とする請求項4記載の電子ビーム描画装置。
  7. 前記マーク基板の支持体の厚さが、描画に用いる電子の飛程の1/2以下の厚さであることを特徴とする請求項4記載の電子ビーム描画装置。
  8. 前記マーク基板の支持体を構成する主な原子がシリコンであり、かつ、前記支持体の少なくとも前記光ビームを放射する手段側もしくはその反対側の表面が、重金属もしくは貴金属で被覆されていることを特徴とする請求項4記載の電子ビーム描画装置。
  9. 前記マーク基板と前記電子検出手段の間に前記位置検出用の光ビームを吸収する部材を設けてなることを特徴とする請求項4記載の電子ビーム描画装置。
  10. 前記電子ビームを照射するマークの位置に対応する位置に透過電子絞りを、前記光ビームを照射するマークの位置に対応する位置に光の吸収体を、それぞれ前記マーク基板の照射面の反対側に設けてなることを特徴とする請求項2記載の電子ビーム描画装置。
  11. 電子源と、前記電子源から放出される電子ビームを、試料上に照射し走査して、前記試料上に所望のパターンを描画する電子光学系と、前記試料を搭載するステージと、前記ステージに設けられたマーク基板と、前記電子ビームの照射方向と同じ側にあって前記マーク基板を照射する位置検出用の光ビームを放射する手段と、前記光ビームを放射する手段と同じ側にあって前記マーク基板で反射した反射光を受光する光検出手段と、前記光検出手段とは前記マーク基板に関して反対側にあって前記電子ビームの前記マーク基板への照射により得られる透過電子を受光する電子検出手段とを有し、かつ、検出された前記反射光および前記透過電子の信号の併用により前記光ビームと前記電子ビームとの相対的位置情報を求めるよう構成したことを特徴とする電子ビーム描画装置。
  12. 所定のピッチ間隔で配列された複数の電子ビームの各々を独立にオンオフ制御し、オンオフ制御された前記電子ビームをまとめて偏向走査せしめて、前記試料上に所望のパターンを描画する電子光学系と、前記試料を搭載するステージと、前記試料を搭載するステージと、前記ステージに設けられたマーク基板と、前記電子ビームの照射方向と同じ側にあって前記マーク基板を照射する位置検出用の光ビームを放射する手段と、前記光ビームを放射する手段と同じ側にあって前記マーク基板で反射した反射光を受光する光検出手段と、前記光検出手段とは前記マーク基板に関して反対側にあって前記電子ビームの前記マーク基板への照射により得られる透過電子を受光する電子検出手段とを有し、かつ、検出された前記反射光および前記透過電子をもとに前記光ビームと前記電子ビームとの相対的位置情報を求めるよう構成したことを特徴とする電子ビーム描画装置。
  13. 前記マーク基板は、前記複数の電子ビームのピッチ間隔の略整数倍のピッチを持つパターンが形成された光ビーム用のマークを有することを特徴とする請求項12記載の電子ビーム描画装置。
  14. 検出された前記反射光および前記透過電子の信号の併用によりベースライン補正を行うよう構成したことを特徴とする請求項12又は13記載の電子ビーム描画装置。
  15. 電子源から放出される電子ビームを、ステージ上に搭載された試料上に照射し走査して、前記試料上に所望のパターンを形成する工程と、前記ステージに設けられたマーク基板に、前記電子ビームの照射方向と同じ側から、位置検出用の光ビームを照射し、前記光ビームの照射方向と同じ側から、前記マーク基板で反射した反射光を受光する工程と、前記電子ビームを前記マーク基板へ照射し、前記反射光を受光する側とは前記マーク基板に関して反対側にあって、前記マーク基板を透過した透過電子を検出する工程と、検出された前記反射光および前記透過電子をもとに前記光ビームと前記電子ビームとの相対的位置情報を求める工程とを有し、前記光ビームにより前記試料上のマーク位置を検出し、求めた前記相対的位置情報に従って前記電子ビームによる描画を行うようにしたことを特徴とする電子ビーム描画方法。
  16. 前記前記マーク基板は、支持体と、所定のパターンで配設された開口部とを有することを特徴とする請求項15記載の電子ビーム描画方法。
  17. 前記電子ビームは、所定のピッチ間隔で配列された複数の電子ビームよりなるマルチビームであり、前記マーク基板は、前記マルチビームのピッチ間隔の略整数倍のピッチのパターンを持つ光ビーム用のマークが形成されていることを特徴とする請求項15記載の電子ビーム描画方法。
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