JP2005116657A - コイル巻線機 - Google Patents

コイル巻線機 Download PDF

Info

Publication number
JP2005116657A
JP2005116657A JP2003346590A JP2003346590A JP2005116657A JP 2005116657 A JP2005116657 A JP 2005116657A JP 2003346590 A JP2003346590 A JP 2003346590A JP 2003346590 A JP2003346590 A JP 2003346590A JP 2005116657 A JP2005116657 A JP 2005116657A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
jig
coil winding
winding machine
wire
positioning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003346590A
Other languages
English (en)
Inventor
Fujio Ono
富士夫 大野
Joji Uchidate
譲治 内舘
Masanori Arai
正則 新井
Yasuyuki Takahashi
康行 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Serbig Co Ltd
Original Assignee
Nippon Serbig Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Serbig Co Ltd filed Critical Nippon Serbig Co Ltd
Priority to JP2003346590A priority Critical patent/JP2005116657A/ja
Priority to CN 200410046482 priority patent/CN1606108A/zh
Publication of JP2005116657A publication Critical patent/JP2005116657A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】 例えば断面丸状、断面平角状等の金属線を積層巻回して構成されるコイルを、1台のコイル巻線機により同時に複数個製造することができるコイル巻線機を提供する。【解決手段】 コイル巻線機において、架台上に二つの支持部材を対向して配置し、一方側の支持部材には、複数の位置決め治具2を回転自在に保持するとともに、線材供給手段4を保持し、さらに他方側の支持部材には前記位置決め治具に対応して複数の治具キャップ7を保持し、前記位置決め治具と治具キャップとの間に前記線材供給手段4から供給される線材を巻き取り可能に構成し、前記治具キャップはそれぞれ分離されたテールプレート36、37に固定され、前記分離されたテールプレートは前記治具キャップの軸方向に互いに所定の隙間をもって移動可能に組み付けられており、さらにテールプレートにはテールプレート移動用のエアシリンダが取り付けられており、テールプレート36、37にはテールプレートの移動量を調整する調整機構が取り付けられている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、例えば断面丸状、断面平角状等の金属線を積層巻回して構成されるコイルを、1台のコイル巻線機により同時に複数個製造することができるコイル巻線機に関するものである。
金属線を積層巻回してコイルを製造する方法としては特許文献1、特許文献2、特許文献3等に記載されたものが良く知られている。
特開平3−117523号 特開平3−70110号 特開平6−132155号
こうしたコイルの巻線機として、例えば図19に示すようなものが従来より使用されている。
図面を参照して従来のコイル巻線機の概略構成を説明すると、図19はコイル巻線機の正面図である。図中、101はコイル巻線機の架台であり、この架台101にモータ102が設けられており、モータの出力軸と、架台上の支持部材103に軸支されている従動伝達軸104側のプーリ105との間には第1ベルト106が巻回されている。また支持部材103に支持されている回転軸107と従動伝達軸104との間には第2ベルト108が巻回され、モータ102の回転力が、回転軸107および従動伝達軸104に伝達できるようになっている。回転軸107の先端部には位置決め治具110が設けられている。
前記従動伝達軸104の他端側はテールプレート109に軸支持されており、さらに、従動伝達軸104の先端部とテールプレート109に軸支持されている回転軸112との間にベルト113が巻回され、従動伝達軸104の回転により軸112を回転できる構成となっている。軸112の先端には治具キャップ117および巻芯111が設けられており、前記治具キャップ117および巻芯111は前記位置決め治具110と対向して配置されている。前記治具キャップ117はエアーシリンダ130によって軸線方向に移動可能に構成されており、エアーシリンダ130を操作することによって、位置決め治具110および治具キャップ117の間隔を設定できるようになっている。
前記位置決め治具110は図20に拡大して示すように、回転軸107の先端に一体に取りつけられており、この位置決め治具110の中心には、巻芯111を挿入できる孔115が形成されているとともに、巻線をガイドする溝116が形成されている。また前記治具キャップ117の中心には巻芯111が左右方向に進退可能に取りつけられており、この巻芯111には巻線を切断するカッタ111aが一体に形成されている。前記巻芯111はエアーシリンダ120および131に連接されており、第1段の軸線方向への移動をエアーシリンダ131で行い、また、コイルを巻き取った後、カッタ111aによる巻線の切断はエアーシリンダ120で行うことができるようになっている。
しかしながら、上記従来のコイル巻線機では、1台のコイル巻線機によって1個づつコイルを製造する構造となっているために、コイル製造の能率が悪かった。
そこで、本発明は、1台のコイル巻線機によって、同時に複数のコイルを製造することができるコイル巻線機を提供することにより、コイル製造の効率化を図ることを目的とする。
このため、本発明が採用した技術解決手段は、
コイル巻線機において、架台上に二つの支持部材を対向して配置し、一方側の支持部材には、複数の位置決め治具を回転自在に保持するとともに、線材供給手段を保持し、さらに他方側の支持部材には前記位置決め治具に対応して複数の治具キャップを保持し、前記位置決め治具と治具キャップとの間に前記線材供給手段から供給される線材を巻き取り可能に構成し、前記治具キャップはそれぞれ分離されたテールプレートに固定され、前記分離されたテールプレートは前記治具キャップの軸方向に互いに所定の隙間をもって移動可能に組み付けられており、さらにテールプレートにはテールプレート移動用のエアシリンダが取り付けられており、テールプレートにはテールプレートの移動量を調整する調整機構が取り付けられていることを特徴とするコイル巻線機である。
また、前記複数の位置決め治具を回転するための駆動機構はベルト伝導機構であり、位置決め治具に設けたプーリは、位置決め治具の軸との間でフリー状態となり、位置決め治具の円周上の位置調整ができる機構を備えていることを特徴とするコイル巻線機である。 また、前記線材供給手段は、複数の線材の供給位置を調整するガイドプーリの調整機構を備えていることを特徴とするコイル巻線機である。
また、前記ガイドプーリの調整機構はマイクロメータであることを特徴とするコイル巻線機である。
また、前記治具キャップには、巻芯が配置されており、この巻芯には、巻芯の軸方向への移動量を規制するストッパ機構が備えられていることを特徴とするコイル巻線機である。
また、前記巻芯はスプリングケースを介して巻芯駆動用のエアシリンダが連結されており、さらにスプリングケースに前記ストッパ機構が備えられていることを特徴とするコイル巻線機である。
本発明のコイル巻線機によれば、1台のコイル巻線機で同時に複数のコイルを巻線することが可能となり、コイル製造効率を向上させることができる。
また、コイル巻線機には、同時に複数のコイルを巻線する際に巻芯の位置決め等の調整機構が組み込まれているため、製造されたコイルは同一規格のものとなり、高い精度を有する高品質な整列巻きコイルを製造することができる。
コイル巻線機において、複数のコイル巻芯を備えており、これら巻芯は互いの位置を調整できる調整機構を備え、さらに、1台の駆動モータを駆動することにより、複数の巻芯を同時に作動させ、同一規格、同一精度の整列巻きコイルを複数、同時に製造することを可能にしている。
以下、図面を参照しながら本発明に係わるコイル巻線機の構成を説明するが、先ず同一規格、同一精度のコイルを2個同時に製造できる本コイル巻線機の全体構造および主要となる構成部材について図1、図2、図3、図4を参照して説明した後、各構成要素の詳細をそれぞれに対応した図を参照して説明することとする。なお、コイル巻線機の基本的な構成は前述した従来例と同様の構成となっている。
図1は、同時に2個のコイルを製造することができる本実施形態としてのコイル巻線機の正面全体概略構成図、図2は本実施形態としてのコイル巻線機の平面図、図3は図1中の位置決め治具を回転させるための位置決め治具回転駆動機構の説明図、図4は図1中の巻芯を回転させるための巻芯回転駆動機構である。
本発明の特徴は一つの駆動モータの回転力を利用して同時に2個のコイルを巻線できる点であり、このため、位置決め治具、治具キャップはそれぞれ2個配置され、また線材供給手段も2本の線材を同時に供給できる構成となっている。さらに、製造された2個のコイルが同一の規格、同一精度を有する整列巻きコイルであるように、コイル巻始め状態において、位置決め治具、治具キャップ、線材供給手段の位置等が同期するように調整可能な機構を備えている。
図1、図2において、本実施例に係わるコイル巻線機は、架台1、架台上に設けたモータM、同モータMの回転がベルト伝導手段を介して伝達され回転することができる二つの位置決め治具2a,2b(図2参照)、線材を二つの位置決め治具2a,2bの線材チャックに挟持させるための2個のエアシリンダ3a、3b(図2参照)、2本の線材を二つの位置決め治具2a,2bに向けて供給できる線材供給手段4、同線材供給手段4内の二つのガイドローラ5、5、前記二つのガイドローラのうち一方側のガイドローラ5の軸方向位置を調整するマイクロメータ6、前記モータの回転がベルト伝導手段を介して伝達される二つの治具キャップ7a、7b(図2参照)、前記治具キャップ7a、7bを図中左右方向に移動する二つのエアシリンダ8a、8b、治具キャップ7a、7b内に収納されている巻芯43(後述する図13参照)、前記巻芯43を位置決め治具2a,2bに向けて進退させる二つのエアシリンダ9a、9b、二つの治具キャップ7a、7bの移動量を決定するマイクロメータ10a、10b等を備えている。そして、この装置によって、従来装置と同様に位置決め治具と治具キャップとの間で線材供給手段から供給された銅線Wを巻芯上に巻き取りながらコイルを製造することができる。この時、本例では巻芯が二つ備えられているので、同時に2個のコイルを製造することができる。
なお、位置決め治具とは巻芯が進出して当接する治具側のことを、また治具キャップは後述する巻芯を有する治具側のことをいうこととする。以下上述した各構成要素について説明する。
図1〜図4において、架台1には位置決め治具2a、2b側を支持する支持部材11と、治具キャップ7a、7b側を支持する支持部材12が設けられている。これらの支持部材11、12は図1に示すように架台1の左右両端から上方に立設され、図1に示す方向から見た状態で全体として上側に開放したコ字状となっている。
図中左側の支持部材11には位置決め治具2a、2bを支持する二つの軸13、14が回転自在に設けられている。そしてそれぞれの軸13、14には位置決め治具2a、2bが取り付けられている(図2参照)。前記軸13、14はモータM側と連結されたベルト伝導機構(後述する)からなる位置決め治具回転駆動機構と連結されている。
前記位置決め治具を回転する回転駆動機構は、図3に示すように架台1の適宜箇所に設けたモータMと、前記モータMの回転軸に設けたプーリP1を備えている。また、一方の位置決め治具2aを支持する軸13にはプーリP2、プーリP3が、また他方の位置決め治具2bを支持する軸14にはプーリP4が取り付けてある。さらに、架台1の適宜位置にはテンションプーリTPが取り付けてある。そして、前記プーリP1、P2、TPとの間には第1ベルト15、さらに前記プーリP3、P4との間には第2ベルト16が巻回される構成となっている。したがって、この構成によりモータMが回転すると、第1ベルト15、第2ベルト16を介して、二つの位置決め治具2a、2bが同時に同方向、同速度で回転することになる。なお、この回転駆動手段はベルト伝導手段に限定することなく、ギヤ機構等、公知の伝導手段を採用することができる。
前記軸13,14に支持されたそれぞれ位置決め治具2a、2bには後述する線材チャック18(図6、図7参照)が設けられている。この線材チャック18は、線材Wを線材チャック18に保持するためのエアシリンダ3a、3b(図1、図2参照)と連結されている。
以下、図5、図6を参照して線材チャックとエアシリンダ3a、3bの連結関係を詳述すると、図5は後述する線材供給手段4を取り付けた状態の、位置決め治具側からみた支持部材11の図、図6は一つの位置決め治具2aの正面図、平面図、A−A'断面図からなる3面図、図7(イ)、(ロ)、(ハ)は線材チャックの作動構成を説明する図である。なお位置決め治具2a、2bの構成は同じであるので、ここでは、片側の位置決め治具2aの構成を説明する。
図5、図6において支持部材11には軸13、14を介して二つの位置決め治具2a、2bが取り付けられている。位置決め治具2aには線材チャック18が備えられており、この線材チャック18はそれぞれエアシリンダ3a、3bによって作動できるようになっている。具体的には、図6、図7(イ)、(ロ)、(ハ)において、位置決め治具2aの線材チャック18は、アーム部材19を介してエアシリンダ3aに連結されている。エアシリンダ3aを作動することにより、図7(ロ)に示すようにアーム部材19を線材チャック18の鍔体18Cに当接し、さらにスプリング19Aの付勢力に抗して図中左側に移動させる。この移動により鍔体18Cと一体の線材挟持体18Dが移動して線材挟持部18Eが開き、線材Wが送り込まれる。その後、エアシリンダを元の状態に戻すと、図7(ハ)に示すようにスプリング19Aの付勢力によって線材チャック18の線材挟持体18Dが戻り、これによって線材が挟持される。なお、前記エアシリンダ3aは適宜手段で前記支持部材11に取り付けられている。したがって、それぞれのエアシリンダ3a、3bを作動するとそれぞれの位置決め治具2a、2bの線材チャック18が開き、線材供給手段4から供給される線材の端部を保持することができる。また、図8に示すように前記線材チャック18を構成する線材保持体18Aには、線材を案内することができるガイド溝18Bが形成されている。なおエアシリンダ3aは図示せぬ制御装置からの指令により、同期して作動できる構成となっている。前記線材チャック18の基本的構造および作動は従来の巻線機と同様であり、本発明の特徴ではない。
ところで、位置決め治具2bを有する軸14に設けたプーリP4には、プーリP4と軸14との固定状態をフリー状態にする取り付け機構(円周上の位置調整機構)が設けられている。この理由は、コイル巻始めの時に、二つの位置決め治具2a、2bのガイド溝18Bの円周方向位置にずれがあると、製品となるコイルに巻き乱れが生じ、製品不良を発生する。具体的には、線材を巻き始めるスタート時、あるいは巻きおわったフィニッシュ時に、一方のコイルは巻き終わったにも関わらず、他方のコイルは未だ巻き途中にあるというように巻き取り状態に乱れが生じる。このため、こうしたコイルの巻き乱れを防止する必要がある。
図9において、軸14にはプーリP4が設けられており、両者はプーリP4に形成した長孔を介してボルト20により固定できる構成となっている。このため、前記ボルト20を緩めると、プーリP4は長孔21の範囲内で軸14に対してフリー状態で回転することが可能となる。したがって、ボルト20を緩めた状態で軸14を回転すると、軸に取り付けた位置決め治具2bが回転し、位置決め治具2bの取り付け角度が他側の位置決め治具2aと同じになるように調整することができる。具体的には、位置決め治具2aと位置決め治具2bのそれぞれの線材チャック18内のガイド溝18Bの位置にずれがある場合、前記ボルト20を緩め、プーリP4を軸14とフリー状態にし、その軸14を位置決め治具2bとともに手動により回転する。この回転により軸14に設けた線材チャック18も回転し、二つの位置決め治具のガイド溝18Bの位置のずれを解消することができる。例えばガイド溝18Bが共に上を向くような位置となるように位置合わせをする。なお上記プーリPと軸との調整機構は位置決め治具2a、2bに設けたそれぞれのプーリPに設けてもよく、また軸13に取り付けるプーリP2、P3との間に設けてもよい。
位置決め治具2a、2bを支持する支持部材11には、図10〜図12に示す構成からなる線材供給手段4が取り付けられている。図10は線材供給手段の正面図、平面図、側面図からなる3面図、図11は図10中のA−A'断面図であり線材供給手段の構成部品であるガイドローラの構成図、図12は線材供給手段の構成部品であるガイド部材の3面図である。
線材供給手段4は従来のコイル1個巻き用の線材供給手段と基本構造(具体的には、線材供給手段の往復動移動機構)は同じであり、相違点は2本の線材を二つの巻芯に向けて供給できるようにするとともに、2本の線材の供給状態を調整できるようにした点が特徴となっている。
図10において、この線材供給手段4は、二つのガイドプレート22、23と一つのアーム24とを備えており、アーム24の一側にはガイドプレート23が固定され、またアーム24の他側にはマイクロメータ6が支持されている。前記マイクロメータ6の先端には図11に示すようにガイドプレート22が枢着26されている。それぞれのガイドプレート22、23には線材をガイドするガイドローラ5が回転自在に設けられている。また、各ガイドローラ5の下方にはスリット34を有するガイド部材28(図12参照)が取り付けられており、ガイドローラ5を通過したワイヤがスリット34を通過して巻芯に供給されてゆく。
ガイドプレート22、23を保持するアーム24はローラ軸29(図10参照)を介して、支持部材11上に支持されており、アーム24とガイドプレート22、23を一体的に支持部材11上で往復動できる構成となっている。さらにアーム24にはアーム24を治具キャップ7a、7bに向けて移動させることができるステッピングモータ30のスクリュウ31が適宜手段で結合されている。これらの構成によりステッピングモータ30を駆動することで、アーム24をガイドプレート22、23と一体に治具キャップ7a、7b側に向けて往復動させることができ、この往復動により、巻線中に、線材Wを巻芯上に所定幅でコイルとして巻き取ることができるようになっている。この線材供給手段4の往復動機構は、従来公知の機構をそのまま使用している。
図11においてマイクロメータ6の先端には前記ガイドプレート22が枢着されている。またこのガイドプレート22は二つの軸32、33によってアーム24に摺動自在に支持されている。このガイドプレート22には線材をガイドするガイド部材28が取り付けられており、ガイド部材28には線材を案内するスリット34が形成されている。ガイドローラ5から供給された線材はこのスリット34を通って、前述した位置決め治具の線材チャック18に供給される。従って、マイクロメータ6を操作すると、二つあるガイドローラのうち、マイクロメータ6側のガイドローラ5の軸方向の位置を調整することができる。この調整機構により前述した二つのガイドプレート22、23に設けたガイドローラ5、5の軸方向の位置が巻き始めの時にずれていた場合には、その位置が一致するように、一方側のガイドプレート22に設けたガイドローラ5の位置を前記マイクロメータ6の操作により調整することができる。このように二つのガイドローラ5、5の軸方向の位置を調整することにより、巻芯に対して、線材の供給状態を一致させることができる。
再び、図1、図2を参照して治具キャップ7a、7b側を支持する支持部材12の構成を説明する。支持部材12には二つの治具キャップ7a、7b(図1参照)が回転自在に取り付けられている。これらの二つの治具キャップ7a、7bの支持部材12への取り付け構造は同じであるのでここでは一側の治具キャップ7aの取り付け構造について説明する。
図13、14において、それぞれの治具キャップ7a、7bは円筒部材35に対して回転自在、かつ軸方向への相対移動が禁止された状態で保持されており、また円筒部材35は支持部材12に摺動自在に保持されている。また、前記円筒部材35はテールプレート36と固定されている。治具キャップ7aの端部には治具キャップ7aを回転するためのプーリP5が取り付けられており、このプーリP5が後述する駆動機構と連結されている。
前記円筒部材35は、それぞれ分離している別部材で構成されたテールプレート36、37に固定されており(図2参照)、前記テールプレート36、37は図15に示すように組み付けられている。図15はテールプレートの平面図および正面図である。二つのテールプレート36、37のうち、一方側のテールプレート(本例ではテールプレート37)には凹部39が形成されており、他側のテールプレート36には前記凹部39に嵌合する凸部38が形成されている。そして前記凹、凸が嵌合した状態でテールプレート36、37は組み付けられており、さらに図15に示すように、一方側のテールプレートと、他方側のテールプレートとは隙間Sをもって嵌合するように構成されている。このようにテールプレート36、37が隙間Sをもって嵌合しているため、テールプレート36、37同志が嵌合部に形成した隙間Sの範囲内で、互いに位置調整可能となっており、それぞれの治具キャップ7a、7bの軸方向の位置をこの隙間S内で微調整できる機構としてある。
各テールプレート36,37には、エアシリンダ8a(8b)のピストン40が固定されており、エアシリンダ8a(8b)を作動することにより、テールプレート36(37)、円筒部材35を介して治具キャップ7a(7b)を位置決め治具2a(2b)に向けて進退させることができるようになっている。このエアシリンダ8a(8b)の作動は図示せぬ制御手段からの指令により同期して作動させる。また、それぞれのテールプレート36(37)には調整機構(本例ではマイクロメータ)10a(10b)が取り付けられており、このマイクロメータ10a(10b)によって、テールプレート36(37)の軸方向への移動量L(図2参照)、即ち治具キャップ7a(7b)の軸方向への進出量を調整できるようになっている。なお、調整機構としては、パルスモータ、リニアモータ等の電気式あるいは油圧機構等を採用することができる。
図12において、マイクロメータ10a(10b)を操作してテールプレート36(37)の軸方向への移動量Lを設定しておき、この状態で前記エアシリンダ8a(8b)を作動するとテールプレート36(37)は、マイクロメータ10a(10b)の先端が支持部材12に突き当たるまで位置決め治具側に進出し、これによりコイルの巻き幅を設定することができる。またテールプレート36(37)の軸方向への移動量に僅かな違いが生じた時には前記テールプレート36(37)の隙間Sの範囲内で吸収することができ、テールプレート同志が干渉することはない。
図13において、治具キャップ7a(7b)の中心部に設けた巻芯43は、反治具キャップ側の端部がスプリングケース44内に収容したスプリング45に当接している。さらにスプリングケース44はエアシリンダ9a(9b)のピストン46と連結されている。また、図13に示すようにスプリングケース44にはストッパ47が一体的に設けられており、このストッパ47は所定の間隔をもって配置された当接部材48,49の間に配置されている(ストッパ機構)。このストッパ機構により、エアシリンダ9a(9b)を作動すると巻芯43はスプリングケース44を介して軸方向に進出し、ストッパ47が当接部材48に当接するまで進出する(図14参照)。巻芯43の進出により巻芯43が対向する位置決め治具2a(2b)に当接する。この時、位置決め治具2a(2b)と当接した巻芯43はスプリング45を撓めて少し後退し(この後退量を縮みしろという)、巻芯と位置決め治具とは隙間のない状態で当接状態となる。また、コイル巻が終了した段階で、エアシリンダ9a(9b)により巻芯43を初期状態に戻すと、ストッパ47が他側の当接部材49に当接するまで巻芯が後退する。このようにストッパ47により巻芯43の移動量を制限することにより、必要以上に巻芯43が突出したり、後退したりすることが無いようになっている。こうして、次工程において巻芯と位置決め治具との衝突、衝撃により巻芯あるいは位置決め治具の損傷、変形を防止している。なお、必要に応じて前記ストッパ47および当接部材48、49は省略することもできる。
支持部材12には図4に示すように二つの治具キャップ7a、7bを回転するための駆動機構が配置されている。この駆動機構は、図示のように架台1内の設けたモータと、4個のプーリP5〜P8によって構成されている。前記モータMの回転軸に設けたプーリP7と一方の治具キャップに設けたプーリP5およびテンションプーリP8とは第3ベルト50により連結されており、さらにテンションプーリP8と他方の治具キャップに設けたプーリP6とが第4ベルト51によって連結されている。このため、モータMが回転すると、二つの治具キャップを同時に同方向、同速度で回転できる構成となっている。なお、モータ側に設けたプーリP7は、モータ軸に対して、軸方向に移動可能な構成により結合されている。これは、治具キャップ7a、7bの軸方向への移動を妨げることの無いようにするためである。また、この回転駆動手段はベルト伝導手段に限定することなく、ギヤ機構等、公知の伝導手段を採用することができる。
以上の構成からなるコイル巻線機によるコイル製造工程を説明する。 図16はコイル巻始め直前のコイル巻線機の状態を示しており、図中(イ)はスプリングケースとストッパとの関係を示す図、(ロ)は位置決め治具と治具キャップとの関係を示す図、(ハ)は位置決め治具の初期状態を示す図である。
図17はコイル巻始め直前の巻芯の進出状態を示しており、図中(イ)はスプリングケースとストッパとの関係を示す図、(ロ)は位置決め治具と治具キャップとの関係を示す図、(ハ)は巻芯が進出した状態を示す図である。
図18はコイル巻始め直前の巻芯と位置決め治具との状態を示しており、図中(イ)はスプリングケースとストッパとの関係を示す図、(ロ)は位置決め治具と治具キャップとの関係を示す図、(ハ)は位置決め治具と巻芯の巻き始めの初期状態を示す図である。
先ず、図16(イ)において、マイクロメータ10a(10b)を作動して治具キャップの移動量(移動量L)を設定する。
そして、図17(ハ)に示すエアシリンダ9a、9bを作動して巻芯43を、スプリングケース44に設けたストッパ47が当接部材48に当接するまで進出させ、治具キャップ7a、7bから突出させる。
次いで図18(ロ)(ハ)に示すようにエアシリンダ8a(8b)を作動させ、マイクロメータ10a(10b)の先端が支持部材12に当接するまで進出させる。なおマイクロメータ10a(10b)の移動量はコイルの巻き幅と同じである。このとき位置決め治具2a、2bと当接した巻芯43はスプリングケース44内のスプリング45を撓めながら後退する(前記縮みしろがあるため)、巻芯43と位置決め治具2a(2b)とが強く衝突し、変形することがない。
この状態の時に、二つのテールプレートは組付け時の僅かな違いにより、軸方向の移動量が異なることがある。即ちマイクロメータによってそれぞれの治具キャップの移動量を同じにセットしても、部品の組み付け誤差等により移動量が同一とはならないことがある。このような移動量の相違が生じた時には、前述したテールプレートの組付け部の隙間Sにより、その誤差を吸収することができるようになっている。
また位置決め治具2a(2b)の巻き始めの位置がずれている場合にはコイル巻に乱れが生じるため、二つの位置決め治具の位置を一致させる必要がある。この調整は、前述した駆動機構を構成する位置決め治具のプーリPの少なくとも一つを軸からフリーの状態にし(図9参照)、手動により位置決め治具2a2bを回転し、二つの位置決め治具の巻始め位置が同じになるように調整する。この状態でプーリを固定する。
以上のようにしてコイル巻き幅が決定されたところで線材供給手段からガイドローラ5、ガイド部材28を介して供給される線材の端部を位置決め治具の線材チャック18に導入し、エアシリンダ3aを作動させて線材を線材挟持体8Dにより保持する。即ち、位置決め治具の線材チャック18をエアシリンダ3aにより作動させ、チャック部を開き線材を引き込んだところで、エアシリンダ3aを開放するとスプリング19Aの付勢力により線材挟持体8Dによって線材Wを保持することができる。このとき、線材を供給する二つのガイドローラ5、5の位置に図10中の平面図において上下方向にずれがある場合には、一方側のガイドローラ5に設けたマイクロメータ6を操作して、二つのガイドローラの軸方向位置が同一となるように調整する(ガイドローラの調整機構)。
このように調整が終了した段階で、モータを駆動し位置決め治具および巻芯を同期して回転させることにより、巻芯上に線材を巻き取ることができる。この巻き取り作業の間、線材供給手段をステッピングモータ、ボールネジの作用によってローラスライド上を往復作動させて、線材が巻芯の所定位置に巻かれるよう往復しながら巻線を行う。
巻線が完了すると、治具キャップを後退させるエアシリンダ8a、8bを作動して図17に示す巻始め状態に戻る。さらに、巻芯43用のエアシリンダ9a、9bにより巻芯43を後退させるが、この時スプリングケース44に設けたストッパ47が当接部材49に当接するまで後退させることで、巻芯43が治具キャップ7a(7b)から脱落しないようにしている。これは、巻芯43が治具キャップから脱落して次回巻線に支障を来さないようにするためである。
そして、次工程が始まり、線材供給手段からの線材が切断されると同時に、次工程の線材保持(位置決め治具への線材保持)が行われ、巻き終わったコイルが排出される。
なお、上記実施形態では、治具キャップ、線材チャック、巻芯等の進退手段としてエアシリンダを使用しているが、エアシリンダに限らず、ネジ機構、リニアモータ等軸方向への移動を制御できる各種の機器を使用できる。治具キャップ、位置決め治具、巻芯の移動のタイミング制御は前述した順序に限ることはなく、また、治具キャップ、位置決め治具の回転伝達手段もベルトに限定することはなく、歯車機構などの伝達手段を使用できる。実施形態で説明した線材は丸線銅線に限ることはなく、種々の形態の線材にも適用できる。さらに、本発明はその精神又は主要な特徴から逸脱することなく他の色々な形で実施することができる。また、前述の実施例はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。
本発明は、各種電子機器に使用されるコイルの製造に利用することができる。
同時に2個のコイルを製造することができる本実施形態としてのコイル巻線機の正面全体概略構成図である。 本実施形態としてのコイル巻線機の平面図である。 図1中の位置決め治具を回転させるための位置決め治具回転駆動機構の説明図である。 図1中の巻芯を回転させるための巻芯回転駆動機構である。 線材供給手段を取り付けた状態の、位置決め治具側からみた支持部材の正面図である。 片側の位置決め治具2aの正面図、平面図、A−A'断面図からなる3面図である。 (イ)、(ロ)、(ハ)は線材チャックの作動構成を説明する図である。 線材チャックを構成する線材保持体の側面図、正面図である。 プーリと軸との組付け状態の側面図、正面図である。 線材供給手段の正面図、平面図、側面図からなる3面図である。 図10中のA−A'断面図であり線材供給手段の構成部品であるガイドローラの構成図である。 線材供給手段の構成部品であるガイド部材の3面図である。 治具キャップの取り付け構造の非作動状態の一部断面図である。 治具キャップの取り付け構造の作動状態の一部断面図である。 テールプレートの平面図および正面図である。 コイル巻始め直前のコイル巻線機の状態を示しており、図中(イ)はスプリングケースとストッパとの関係を示す図、(ロ)は位置決め治具と治具キャップとの関係を示す図、(ハ)は位置決め治具の初期状態を示す図である。 コイル巻始め直前の巻芯の進出状態を示しており、図中(イ)はスプリングケースとストッパとの関係を示す図、(ロ)は位置決め治具と治具キャップとの関係を示す図、(ハ)は巻芯が進出した状態を示す図である。 コイル巻始め直前の巻芯と位置決め治具との状態を示しており、図中(イ)はスプリングケースとストッパとの関係を示す図、(ロ)は位置決め治具と治具キャップとの関係を示す図、(ハ)は位置決め治具と巻芯の巻き始めの初期状態を示す図である。 従来のコイルの巻線機の構成図である。 従来の位置決め治具の拡大図である。
符号の説明
1 架台
2a、2b 位置決め治具
3a、3b エアシリンダ
4 線材供給手段
5 ガイドローラ
6 マイクロメータ
7a、7b 治具キャップ
8a、8b エアシリンダ
9a、9b エアシリンダ
10a、10b マイクロータ
11、12 支持部材
13、14 軸
15 第1ベルト
16 第2ベルト
18 線材チャック
18A 線材保持体
18B ガイド溝
18C 鍔体
18D 線材挟持体
18E 線材挟持部
19 アーム部材
19A スプリング
22、23 ガイドプレート
24 アーム
27 ガイドローラ
28 ガイド部材
29 ローラ軸
30 ステッピングモータ
31 スクリュウ
32、33 軸
34 スリット
35 円筒部材
36、37 テールプレート
38 凸部
39 凹部
40 ピストン
43 巻芯
44 スプリングケース
45 スプリング
46 ピストン
47 ストッパ
48、49 当接部材
50 第3ベルト
51 第4ベルト

Claims (6)

  1. コイル巻線機において、架台上に二つの支持部材を対向して配置し、一方側の支持部材には、複数の位置決め治具を回転自在に保持するとともに、線材供給手段を保持し、さらに他方側の支持部材には前記位置決め治具に対応して複数の治具キャップを保持し、前記位置決め治具と治具キャップとの間に前記線材供給手段から供給される線材を巻き取り可能に構成し、前記治具キャップはそれぞれ分離されたテールプレートに固定され、前記分離されたテールプレートは前記治具キャップの軸方向に互いに所定の隙間をもって移動可能に組み付けられており、さらにテールプレートにはテールプレート移動用のエアシリンダが取り付けられており、テールプレートにはテールプレートの移動量を調整する調整機構が取り付けられていることを特徴とするコイル巻線機。
  2. 前記複数の位置決め治具を回転するための駆動機構はベルト伝導機構であり、位置決め治具に設けたプーリは、位置決め治具の軸との間でフリー状態となり、位置決め治具の円周上の位置調整ができる機構を備えていることを特徴とする請求項1に記載のコイル巻線機。
  3. 前記線材供給手段は、複数の線材の供給位置を調整するガイドプーリの調整機構を備えていることを特徴とする請求項1〜請求項2に記載のコイル巻線機。
  4. 前記ガイドプーリの調整機構はマイクロメータであることを特徴とする請求項3に記載のコイル巻線機。
  5. 前記治具キャップには、巻芯が配置されており、この巻芯には、巻芯の軸方向への移動量を規制するストッパ機構が備えられていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載のコイル巻線機。
  6. 前記巻芯はスプリングケースを介して巻芯駆動用のエアシリンダが連結されており、さらにスプリングケースに前記ストッパ機構が備えられていることを特徴とする請求項5に記載のコイル巻線機。
JP2003346590A 2003-10-06 2003-10-06 コイル巻線機 Pending JP2005116657A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003346590A JP2005116657A (ja) 2003-10-06 2003-10-06 コイル巻線機
CN 200410046482 CN1606108A (zh) 2003-10-06 2004-05-31 线圈绕线机

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003346590A JP2005116657A (ja) 2003-10-06 2003-10-06 コイル巻線機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005116657A true JP2005116657A (ja) 2005-04-28

Family

ID=34539468

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003346590A Pending JP2005116657A (ja) 2003-10-06 2003-10-06 コイル巻線機

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2005116657A (ja)
CN (1) CN1606108A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009022528A1 (ja) * 2007-07-24 2009-02-19 Nippon Serbig Co., Ltd コイルの取出し又は取出し成形に係る方法又は装置
JP2009049357A (ja) * 2007-07-24 2009-03-05 Nippon Saabitsuku Kk コイルの取出し又は取出し成形に係る方法又は装置
CN102110524A (zh) * 2010-12-02 2011-06-29 常州市金康自动化科技有限公司 双头排线自动绕线机
KR20150123888A (ko) * 2013-04-12 2015-11-04 닛또꾸 엔지니어링 가부시키가이샤 코일 제조 장치
CN113019812A (zh) * 2021-02-07 2021-06-25 深圳市鑫汇科股份有限公司 自动绕线点胶装置及方法
CN115173653A (zh) * 2022-09-07 2022-10-11 博格华纳动力驱动系统(天津)有限公司 一种电机定子用扁线成型系统

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4918141B2 (ja) * 2007-10-26 2012-04-18 日特エンジニアリング株式会社 コイル巻線装置及びコイル巻線方法
WO2010109930A1 (ja) * 2009-03-27 2010-09-30 株式会社村田製作所 電子部品の巻線方法及び装置
TWI456606B (zh) * 2013-01-25 2014-10-11 All Ring Tech Co Ltd 繞線機之夾持定位方法及裝置
CN104240935B (zh) * 2013-06-21 2017-05-17 万润科技股份有限公司 线圈绕线方法及装置
JP5943951B2 (ja) * 2013-06-21 2016-07-05 萬潤科技股▲ふん▼有限公司 コイルの巻線方法及びその装置(巻線機)
CN103606454B (zh) * 2013-12-01 2015-09-30 浙江大学 一种单层扁平线圈的自动绕线机
CN107919227B (zh) * 2016-12-26 2019-11-15 绵阳高新区明成科技有限公司 一种能够精准定位的变压器骨架绕线机
CN114709073A (zh) * 2019-08-31 2022-07-05 深圳硅基仿生科技有限公司 平面线圈的绕制方法
CN113410043B (zh) * 2021-06-28 2023-10-13 昆山玛冀电子有限公司 调节装置及线圈成型机

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009022528A1 (ja) * 2007-07-24 2009-02-19 Nippon Serbig Co., Ltd コイルの取出し又は取出し成形に係る方法又は装置
JP2009049357A (ja) * 2007-07-24 2009-03-05 Nippon Saabitsuku Kk コイルの取出し又は取出し成形に係る方法又は装置
CN102110524A (zh) * 2010-12-02 2011-06-29 常州市金康自动化科技有限公司 双头排线自动绕线机
CN102110524B (zh) * 2010-12-02 2012-10-10 常州市金康自动化科技有限公司 双头排线自动绕线机
KR20150123888A (ko) * 2013-04-12 2015-11-04 닛또꾸 엔지니어링 가부시키가이샤 코일 제조 장치
KR101665281B1 (ko) 2013-04-12 2016-10-11 닛또꾸 엔지니어링 가부시키가이샤 코일 제조 장치
CN113019812A (zh) * 2021-02-07 2021-06-25 深圳市鑫汇科股份有限公司 自动绕线点胶装置及方法
CN115173653A (zh) * 2022-09-07 2022-10-11 博格华纳动力驱动系统(天津)有限公司 一种电机定子用扁线成型系统

Also Published As

Publication number Publication date
CN1606108A (zh) 2005-04-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2005116657A (ja) コイル巻線機
US10411570B2 (en) Apparatus for manufacturing coil members for cores of dynamo electric machines by bending
JP4741415B2 (ja) コイル巻線装置及びコイル巻線方法
JP3647374B2 (ja) 巻線装置および巻線方法
US5937685A (en) Method and apparatus for linear spring
JP5243049B2 (ja) ばね製造機
JPS58159651A (ja) 電気的な機械のステ−タのコイルを巻線する装置
JPWO2009054079A1 (ja) コイル巻線装置及びコイル巻線方法
CN111052278B (zh) 绕线装置以及使用该绕线装置的绕线方法
JP2006210757A (ja) コイル巻線方法およびその装置
JP2008091688A (ja) コイル巻線方法および装置
JP2010116252A (ja) シート材の巻付け方法とその装置
JPH0218932B2 (ja)
JP2009106988A (ja) コイルばね製造機及びコイルばね製造方法
JP3611944B2 (ja) コイル巻線機
KR100642704B1 (ko) 전기자의 권선 장치 및 권선 방법
JP2002199553A (ja) 電線布線装置
JP3641561B2 (ja) コイル製造装置の工具作動機構
EP0992043B1 (en) Coil winder and coil winding method
CN112718897A (zh) 一种线缆拉丝调整装置
JP2788205B2 (ja) コイル巻線方法並びに装置
JP2002219602A (ja) 端面加工機
JP3291207B2 (ja) コイルばね製造機の工具作動装置
SU1260260A1 (ru) Устройство дл нарезани объемного орнамента на плоской рейке
JP2547306B2 (ja) 中空管の自動切断装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060411

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060822