JP2005115779A - メニュー選択装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 記憶媒体に格納されているデータを再生する再生手段の操作を行うための
複数の操作ボタンを含む操作メニュ−を表示し、操作手段を介して所望の操作ボタンを選
択させるメニュー選択装置において、再生されているデータの種別を判別するデータ種別
判別手段と、データ種別判別手段により判別されたデータの種別に応じた操作メニューを
表示させるデータ種別メニュー表示手段とを装備する。
【選択図】 図1
Description
どの記憶媒体に格納されているデータを再生する装置の各種操作を行うためのメニュー選
択装置に関する。
年マルチメディア化が進み、CDやDVDなどの複数のメディアに対応した再生装置が内
蔵されるようになってきている。このような車載用AV機器では、車室内に設けられた液
晶表示装置などの表示手段にDVDビデオなどの映像を映し出して、映画などを楽しむこ
とができる。
作成するためのメニュー情報がデータとして格納されており、再生装置は、DVDビデオ
から読み出したメニュー情報を画面に表示させて、ユーザにメニュー画面の選択ボタンを
選択させることにより、その選択ボタンに割り当てられた内容を実行することができるよ
うになっている。また、DVDビデオには、マルチアングル機能、マルチストーリ機能な
どの独自の機能が付加できるようになっており、これら機能のメニュー画面が表示された
ときの再生方法なども提案されている(例えば下記の特許文献1参照)。
ッチパネルが配設されたものもあり、該タッチパネルを介して画面に表示されたボタンを
タッチ操作することにより、ナビゲーション装置、オーディオ装置、あるいは再生装置な
どの各種設定や選択などの操作が行えるようになっている。
、図9に示した画面表示例に基づいて説明する。
DVDビデオのメニュー情報がディスクから読み出されると、まず図9(a)に示した
DVDメニュー画面が表示される。このDVDメニュー画面の選択ボタン(再生開始や音
声選択など)を選択操作する場合、この画面の状態では操作できないので、まず画面上の
タッチパネルをタッチする。すると図9(b)に示した第1層目の操作メニューが画面下
部に表示される。
メニューボタン、アングルボタン、字幕ボタン、音声ボタン、次ボタンなどの各種の機能
を設定するための複数の操作ボタンが含まれているが、DVDメニュー画面の選択ボタン
を操作するための操作ボタンは含まれておらず、ユーザは、さらに十字矢印ボタンをタッ
チしなければならない。
、第2層目の操作メニューには、DVDメニュー画面の選択ボタンを選択したり、確定す
るための上下左右の各矢印ボタンや決定ボタンが含まれている。この第2層目の操作メニ
ューの矢印ボタンを必要に応じてタッチ入力し、選択されていることを示すハイライト表
示を移動させて、所望とする選択ボタンにハイライト表示を移動させた後に決定ボタンを
入力することにより、ハイライト表示させた選択ボタンの内容が実行されるようになって
いる。
種操作が行えるようにすれば、リモコンが必要なく、また、表示装置の前面パネル枠に多
くの操作ボタンを設ける必要もなくなるといったメリットがある。
うとすると、DVDビデオの画像表示領域が小さくなってしまう。特に、車載用AV機器
などでは、大きな表示画面を設けることが困難なためその傾向が顕著に現れる。そのため
操作メニューを複数の階層構造にする必要があり、目的とする操作ボタンを画面に表示さ
せるまでに、操作メニューを複数回切り替えなければならない場合も多く、選択操作が煩
雑になるという課題があった。
ュー選択装置を提供することを目的としている。
れているデータを再生する再生手段の操作を行うための複数の操作ボタンを含む操作メニ
ュ−を表示し、操作手段を介して所望の操作ボタンを選択させるメニュー選択装置におい
て、再生されているデータの種別を判別するデータ種別判別手段と、該データ種別判別手
段により判別された前記データの種別に応じた操作メニューを表示させるデータ種別メニ
ュー表示手段とを備えていることを特徴としている。
れた該データの種別に応じた前記操作メニューが自動的に表示されるので、操作メニュー
を切り替えなくても所望とする操作を行うことが可能となり、所望とする操作メニューを
表示させるまでの操作回数を少なくすることができ、前記操作メニューの操作性の向上を
図ることができる。
前記データ種別判別手段が、再生されているデータが映像情報であるか、メニュー情報で
あるかを判別するものであることを特徴としている。
ニュー情報であるかが判別されるので、前記映像情報に応じた操作メニューや、前記メニ
ュー情報に応じた操作メニューを最初に表示させることができ、各情報に応じた操作メニ
ューを表示させるまでの煩雑な操作を解消することができ、前記操作メニューの操作性を
向上させることができる。
において、前記データ種別判別手段が、前記操作手段による所定操作が検出された場合に
前記データの種別を判別するものであることを特徴としている。
に前記データの種別が判断されるので、前記所定操作が検出された場合をユーザが前記操
作メニューを必要としている時とみなして、前記データの種別に対応した操作メニューを
表示させることができ、ユーザの必要性に応じた前記操作メニューの表示を行うことがで
きる。
いずれかにおいて、前記操作メニューの操作履歴を記録する操作履歴記録手段を備え、前
記データ種別メニュー表示手段が、記録された操作履歴情報に基づいて、操作頻度の高い
操作ボタンを含む操作メニューを優先して表示させるものであることを特徴としている。
操作ボタンを含む前記操作メニューが優先して表示されるので、例えば、データの種別に
応じた前記操作メニューが、複数の階層構造を有していたとしても、ユーザが良く使用す
る操作ボタンを含む操作メニューを第1層目に表示させることができ、前記操作メニュー
の操作性の向上を図ることができる。
いずれかにおいて、前記データの種別に応じた操作メニューが表示された後、前記操作ボ
タンの選択が所定時間検出されなかった場合に、表示されている前記操作メニューを消去
する操作メニュー消去手段を備えていることを特徴としている。
タンの選択が所定時間検出されない場合には、前記操作メニューが自動的に画面上から消
去されるので、ユーザが前記操作メニューを消去する操作を行う必要がなくなり、操作回
数を減らすことができる。
する再生手段により前記記憶媒体から読み出されて表示されたメニュー画面の選択ボタン
を選択させるメニュー選択装置において、画面上で指定された位置を検出する位置検出手
段から位置情報を取得する位置情報取得手段と、取得した前記位置情報と前記選択ボタン
の配置情報とに基づいて、選択された前記選択ボタンを判別する選択ボタン判別手段とを
備えていることを特徴としている。
位置情報と前記選択ボタンの配置情報とに基づいて、選択された前記選択ボタンが判別さ
れるので、画面に表示された前記メニュー画面の選択ボタンを前記位置検出手段を通じて
直接選択することができ、前記メニュー画面の操作性をさらに向上させることができる。
画面上における押圧強度を検出する押圧強度検出手段から押圧情報を取得する押圧情報取
得手段と、取得した前記押圧情報に基づいて、前記選択ボタンの選択位置を移動させるか
、前記選択ボタンを確定させるかを判断する移動・確定操作判断手段とを備えていること
を特徴としている。
該押圧情報に基づいて、前記選択ボタンの選択位置を移動させるか、前記選択ボタンを確
定させるかが判断されるので、前記選択ボタンの選択位置を移動させたり、前記選択ボタ
ンを確定させる操作を簡単かつ確実に行うことができ、前記メニュー画面における操作性
を向上させることができる。
画面上に表示される位置表示手段と、該位置表示手段を移動させる操作と前記位置表示手
段の位置を確定させる操作とを行うための移動・確定操作手段と、該移動・確定操作手段
から移動・確定操作情報を取得する移動・確定操作情報取得手段と、取得した前記移動・
確定操作情報に基づいて、前記選択ボタンの選択位置を移動させるか、前記選択ボタンを
確定させるかを判断する移動・確定操作判断手段とを備えていることを特徴としている。
作情報を取得し、該移動・確定操作情報に基づいて、前記選択ボタンの選択位置を移動さ
せるか、前記選択ボタンを確定させるかが判断されるので、前記選択ボタンの選択位置を
移動させたり、前記選択ボタンを確定させる操作を簡単かつ確実に行うことができ、メニ
ュー画面における操作性を向上させることができる。
いずれかにおいて、前記位置検出手段から位置情報を取得した場合に、前記メニュー画面
が表示されているか否かを判断する表示判断手段と、該表示判断手段により前記メニュー
画面が表示されていないと判断された場合、前記再生手段の操作を行うための操作メニュ
−を表示させる操作メニュー表示手段とを備えていることを特徴としている。
示されていないと判断された場合には、前記再生手段の操作を行うための操作メニュ−が
表示されるので、該操作メニュ−を通じて前記再生手段の操作が行えることとなり、前記
メニュー画面以外の画面における操作も前記操作メニューを通じて支障なく行うことがで
きる。
、実施の形態(1)に係るメニュー選択装置が装備されたディスク再生装置の要部を概略
的に示したブロック図である。
クコントローラ13、AVデコーダ14、オーディオ回路15、表示コントローラ16、
及びビデオ回路17を含んで構成されている。
御ライン18を介して操作メニュー情報記憶部12とディスクコントローラ13とAVデ
コーダ14と表示コントローラ16とに接続されている。
メニュー情報がデータとして格納されているDVDビデオディスク(以下、ディスクと記
す)20から必要なデータを読み出し、AVデコーダ14に出力する制御を行うようにな
っている。
込まれたデータのMPEG変換などのデコード処理が行なわれ、ディジタルの映像信号や
音声信号に変換されるようになっている。変換されたディジタル音声信号は、オーディオ
回路15に出力されて、アナログの音声信号に変換され、スピーカ21に供給されるよう
になっている。また変換されたディジタル映像信号は、表示コントローラ16を介してビ
デオ回路17に出力され、アナログの映像信号に変換されて、ディスプレイ22に供給さ
れるようになっている。また、ビデオメモリ19がAVデコーダ14に接続されており、
AVデコーダ14の機能を実現するために使用されるようになっている。
22に表示する画像の各種制御や、ディスク再生装置10の各種操作を行うための複数の
操作ボタンを含む操作メニューをディスプレイ22に表示する処理などを行うようになっ
ている。
情報やメニュー情報など)に応じた操作メニューの情報(例えば、映像再生画面用の各種
操作メニューや各種メニュー画面用の操作メニューなど)が記憶されるようになっており
、メインマイコン11の制御に応じて、所定の操作メニューの情報が読み出され、表示コ
ントローラ16へ出力されるようになっている。
成されており、ディスクコントローラ13を制御してディスク20から読み出されたデー
タを取り込み、再生されているデータが映像情報であるか、メニュー情報であるかを判別
する処理(データ種別判別手段)や、判別されたデータの種別(映像情報又はメニュー情
報)に応じた操作メニューの情報を操作メニュー情報記憶部12から読み出してディスプ
レイ22に表示させる処理(データ種別メニュー表示手段)などを行うようになっている
。また、前記操作メニューを表示させた後、操作ボタンが入力されるまでの時間をメイン
マイコン11の有するタイマー機能を用いてカウントし、所定時間内に操作ボタンの入力
がない場合には、操作メニューを自動的に消去する処理(操作メニュー消去手段)も行う
ようになっており、メインマイコン11が行う処理動作により実施の形態(1)に係るメ
ニュー選択装置の機能が実現できるように構成されている。
、メインマイコン11に接続されている。タッチパネル23は、押圧圧力の変化により操
作位置を検出する透明のシートスイッチなどにより構成され、ディスプレイ22に表示さ
れた操作メニューの操作ボタン等の選択操作が可能となっている。
ニュー選択装置における操作メニューの表示状態を示す説明図であり、(a)は、DVD
メニュー画面が表示されたときに最初に表示される操作メニューの画面表示例、(b)は
、映像再生画面が表示されたときに最初に表示される操作メニューの画面表示例を示して
いる。
にセットした後に自動的にDVDメニュー画面が表示される場合や、ユーザがDVDメニ
ュー画面を読み出す操作を行った場合など)には、図2(a)に示したようにDVDメニ
ュー表示領域の下にDVDメニュー画面用の操作メニュー(すなわち、DVDメニュー画
面の選択ボタンを選択するための上下左右の各矢印ボタンと、選択された選択ボタンの確
定操作を行うための決定ボタンとを含む操作メニュー)が最初に表示されるようになって
いる。
ットした後に自動的に映像の再生が開始された場合や、DVDメニュー画面において、再
生開始の選択ボタンが選択されて映像の再生が開始された場合など)には、図2(b)に
示したように再生されている映像表示領域の下に映像画面用の操作メニューが最初に表示
されるようになっている。
けるメインマイコン11の行う操作メニューの表示処理動作を図3に示したフロ−チャ−
トに基づいて説明する。
情報)に基づいて、再生されているデータを判別し、再生されているデータがメニュー情
報である(すなわち、DVDメニュー画面が表示されている)と判断すればステップS2
に進む。ステップS2では、図2(a)に示したDVDメニュー画面用の操作メニューを
画面に表示させる処理を行い、その後ステップS4に進む。
再生画面が表示されている)と判断すればステップS3に進み、ステップS3では、図2
(b)に示した映像画面用の操作メニューを画面に表示させる処理を行い、その後ステッ
プS4に進む。
か否かを判断し、所定時間内に操作ボタンの入力がなかったと判断すればステップS5に
進み、ステップS5では、操作メニューを消去する処理を行い、その後処理を終了する。
一方、ステップS4において、所定時間内に操作ボタンの入力があったと判断すれば、入
力された操作ボタンの内容を実行する処理を行い、その後処理を終了する。
れているときには、自動的にDVDメニュー画面に応じた操作メニューが第1層目に表示
されるので、従来のようにDVDメニュー画面に応じた操作メニューを読み出すまでの煩
雑なボタン操作が必要なくなり、前記操作メニューにより所望とするDVDメニューの選
択ボタンの選択をすぐに行うことができ、操作メニューの操作性の向上を図ることができ
る。
は、前記操作メニューが自動的に画面上から消去されるので、ユーザが前記操作メニュー
を消去する操作をわざわざ行う必要がなくなり、操作回数を減らすことができる。
)に係るメニュー選択装置が装備されたディスク再生装置10Aについては、メインマイ
コン11Aと、操作メニュー情報記憶部12Aとを除いて図1に示したディスク再生装置
10と同様であるため、ここでは異なる機能を有するメインマイコン11Aと、操作メニ
ュー情報記憶部12Aとには異なる符号を付して、その他の構成部品の説明を省略する。
切り換えられる毎に、これら各画面に応じた操作メニューが表示されるようになっている
が、必ずしもユーザにとって操作メニューの表示が必要とは限らない。そこで、実施の形
態(2)に係るメニュー選択装置では、ユーザが操作メニューの表示を要求したときに各
画面に応じた操作メニューが表示されるとともに、各操作メニューの操作履歴を記録して
おき、前記操作メニューを表示させる際には、記録された操作履歴情報に基づき、操作頻
度の高い操作ボタンを有する階層の操作メニューが第1層目に表示されるようになってい
る。
に、各操作メニューの操作履歴情報、すなわち、表示された操作メニューで操作された操
作ボタンの操作回数などの情報が記録されるようになっている。
作を検出した場合に、ユーザが操作メニューの表示を要求しているものと判断し、データ
の種別を判別する(すなわち、ディスプレイ22に再生されているデータが映像情報かメ
ニュー情報かを判別する)処理や、判別されたデータの種別(映像情報又はメニュー情報
)に応じた操作メニューを操作メニュー情報記憶部12Aから読み出し、ディスプレイ2
2に表示させる処理を行うようになっている。なお、表示させる操作メニューが、複数の
階層を有している場合、記録された操作履歴情報に基づいて、操作頻度の高い操作ボタン
を含む操作メニューを優先して(すなわち、第1層目に)表示させるようになっており、
メインマイコン11Aの行う処理動作により実施の形態(2)に係るメニュー選択装置の
機能が実現できるように構成されている。
数の階層構造を有する操作メニューの階層構造の一例を示した図である。なお、ここでは
映像情報に対応した操作メニューが複数の階層構造を有しているものとして説明する。
A〜Cの3つのメニュー階層から構成されており、各メニュー階層毎の操作ボタンの累計
操作回数が操作頻度情報として操作メニュー情報記憶部12Aに記録されるようになって
いる。
出すると、再生されているデータが映像情報である(すなわち、映像再生中である)と判
別し、操作メニュー情報記憶部12Aに記憶されている映像情報に対応した操作メニュー
を読み出し、記録されている操作頻度情報に基づいて、最も累計操作回数の多い階層の操
作メニューを第1層目に表示させるように表示コントローラを制御して表示ディスプレイ
に表示させるようになっている。例えば、A、B、Cの各メニュー階層における累計操作
回数が、順に15回、10回、20回であった場合、図5に示したように、C層の操作メ
ニューが第1層目に表示されるようになっている。
るが、使用されている間にC層の操作メニューの操作頻度が高くなると、自動的にC層の
操作メニューを第1層目に表示させ得るようになっており、ユーザが良く使用する操作メ
ニューから表示させ得るようになっている。
おけるメインマイコン11Aの行う操作メニュー表示処理動作を図6に示したフロ−チャ
−トに基づいて説明する。
し、タッチ操作が検出されていないと判断すればステップS11に戻る一方、タッチ操作
が検出されたと判断すればステップS12に進む。
いるデータを判別し、再生されているデータが映像情報である(すなわち、映像再生画面
が表示されている)と判断すればステップS13に進む。ステップS13では、映像画面
用の操作メニューを操作メニュー情報記憶12Aから読み出し、ステップS14に進む。
ステップS14では、操作メニューが複数階層を有するものか否かを判断し、複数階層を
有するものであると判断すればステップS15に進む。
を含む階層の操作メニューを判別する処理を行い、その後ステップS16に進む。ステッ
プS16では、判別された最も操作頻度の高い操作ボタンを含む階層の操作メニューを第
1層目の操作メニューとして表示させる処理を行い、その後処理を終了する。
すればステップS18に進み、単階層からなる操作メニューをディスプレイ22に表示さ
せる処理を行い、その後処理を終了する。
なわち、DVDメニュー画面が表示されている)と判断すればステップS18に進む。ス
テップS18では、図2(a)に示したDVDメニュー画面用の操作メニューをディスプ
レイ22に表示させる処理を行い、その後処理を終了する(なお、この場合、DVDメニ
ュー画面用の操作メニューは単階層で構成されているものとし、複数階層で構成されてい
る場合は、ステップS14〜S17までと同様の処理を行うようにすれば良い)。
操作が検出された場合に、再生されているデータの種別が判断されるので、タッチパネル
23へのタッチ操作が検出された場合をユーザが操作メニューを必要としている時とみな
して、前記データの種別に対応した操作メニューを表示させることができ、ユーザの必要
性に応じた操作メニューの表示を行うことができる。
の高い操作ボタンを含む操作メニューが優先して表示されるので、データの種別に応じた
操作メニューが、複数の階層構造を有していたとしても、ユーザが良く使用する操作ボタ
ンを含む操作メニューを第1層目に表示させることができ、操作メニューの操作性の向上
を図ることができる。
)に係るメニュー選択装置が装備されたディスク再生装置10Bの構成については、メイ
ンマイコン11Bと、操作メニュー情報記憶部12Bとを除いて図1に示したディスク再
生装置10と同様であるため、異なる機能を有するメインマイコン11Bと、操作メニュ
ー情報記憶部12Bとには異なる符号を付して、その他の構成部品の説明をここでは省略
する。
択操作を、画面下部に表示させた操作メニューの操作ボタンで行うようになっているが、
実施の形態(3)に係るメニュー選択装置では、DVDメニュー画面が表示された場合に
前記操作メニューを表示させるのではなく、タッチパネル23を介してDVDメニュー画
面の選択ボタンを直接選択させるようになっている。
ができるようになっており、2枚の向かい合う透明な抵抗層からなる感圧式のタッチパネ
ルが2重構造で、上部のパネルで弱くタッチされたことを検出し、下部のパネルで強くタ
ッチされたことが検出される構造になっており、タッチパネル23により位置検出手段と
押圧強度検出手段とが構成されている。
の座標情報)と押圧情報(上部パネルのタッチ検出情報、又は、上部及び下部パネルのタ
ッチ検出情報)とを取得する(位置・押圧情報取得手段)と、再生されているデータの種
別を判別する処理を行い、前記データの種別がメニュー情報、すなわちDVDメニュー画
面が表示されていると判別すると、取得した位置情報と、DVDメニュー画面の選択ボタ
ンの配置情報(配置座標情報)とに基づいて、タッチパネル23を介して選択された選択
ボタンを判別する処理(選択ボタン判別手段)を行うようになっている。なお、DVDメ
ニュー画面の選択ボタンの配置情報は、ディスク20から読み取ったデータに含まれてい
る。
置を移動させるか、前記選択ボタンを確定させるかを判断する、すなわち上部パネルのタ
ッチ検出情報のみ検出されたか、上部及び下部パネルのタッチ検出情報が検出されたかを
判断し、上部パネルのタッチ検出情報のみ検出されたと判断すると、選択ボタンのハイラ
イト表示を移動させる処理を行う一方、上部及び下部パネルのタッチ検出情報が検出され
たと判断すれば、選択された選択ボタンの内容を実行する処理を行うようになっている。
が表示されていると判別すると、図2(b)に示したような映像情報に応じた操作メニュ
ーを表示させる処理(操作メニュー表示手段)を行うようになっており、DVDメニュー
画面が表示された場合にのみ、タッチパネル23を介した選択ボタンの直接選択が可能と
なっており、メインマイコン11Bの行う処理動作により実施の形態(3)に係るメニュ
ー選択装置の機能が実現されるように構成されている。
応じた操作メニューの情報(映像再生画面用の操作メニュー)が記憶されるようになって
いる。
ニュー選択装置におけるDVDメニュー画面の表示状態を示す説明図である。図2(a)
に示した画面表示例と異なる点は、図7では、画面下部に操作メニューが表示されていな
い点であり、タッチパネル23を介してメニュー画面の選択ボタンの操作が可能となって
いる。また、選択ボタンをタッチパネル23を介して弱くタッチすると、ハイライト表示
を移動させることができ、選択ボタンをタッチパネル23を介して強くタッチすると、タ
ッチした選択ボタンを確定させて、該選択ボタンの内容に移るようになっている。
おけるメインマイコン11Bの行う操作メニュー表示処理動作を図8に示したフロ−チャ
−トに基づいて説明する。
かを判断し、これら情報を取得していないと判断すればステップS21に戻る一方、これ
ら情報を取得したと判断すればステップS22に進む。
データを判別し、再生されているデータがメニュー情報である(すなわち、DVDメニュ
ー画面が表示されている)と判断すればステップS23に進む。
報とに基づいて、選択された選択ボタンを判別する処理を行い、その後ステップS24に
進む。
イト表示)の移動操作か否か(すなわち、前記押圧情報が上部パネルからのタッチ検出情
報か否か)を判断し、移動操作ではないと判断すればステップS26に進む一方、移動操
作であると判断すればステップS25に進む。ステップS25では、ハイライト表示を判
別された選択ボタンに移動させる処理を行い、その後ステップS26に進む。
が上部及び下部パネルからのタッチ検出情報か否か)を判断し、確定操作ではないと判断
すれば処理を終了する一方、確定操作であると判断すればステップS27に進む。ステッ
プS27では、選択された選択ボタンの確定処理、すなわち、選択された選択ボタンの内
容を実行する処理を行い、その後処理を終了する。
、映像再生画面が表示されている)と判断すればステップS28に進む。ステップS28
では、映像情報に応じた操作メニューを表示させる処理を行い、その後処理を終了する。
報を取得して、該位置情報と選択ボタンの配置情報とに基づいて、選択された選択ボタン
が判別されるので、ディスプレイ22に表示されたDVDメニュー画面の選択ボタンをタ
ッチパネル23を通じて直接選択することができ、DVDメニュー画面の操作性をさらに
向上させることができる。
ー画面の選択ボタンの選択位置を移動させるか、前記選択ボタンを確定させるかが判断さ
れるので、タッチパネル23を介して直接前記選択ボタンの選択位置(ハイライト表示)
を移動させたり、前記選択ボタンを確定させることができ、これらの操作を簡単かつ確実
に行うことができ、DVDメニュー画面における操作性を向上させることができる。
画面が表示されていると判断された場合)には、映像再生画面用の操作メニュ−が表示さ
れるので、該操作メニュ−を通じて映像再生中の各種操作を行うことができ、DVDメニ
ュー画面以外の画面における操作も前記操作メニューを通じて支障なく行うことができる
。
DVDメニュー画面の選択ボタンを選択させるようになっているが、別の実施の形態では
、画面上における位置を表示するカーソル(位置表示手段)と、カーソルを移動させたり
、カーソルの位置を確定させるためのマウスなどのポインティングデバイス(移動・確定
操作手段)とを使用して、ポインティングデバイスからカーソルを移動させた操作情報や
、カーソルの位置を確定させた操作情報を取得し、該移動・確定操作情報に基づいて、選
択ボタンの選択位置を移動させるか、前記選択ボタンを確定させるかを判断させるように
ようにしてもよい。
内蔵されたディスク再生装置などに適用することができ、ディスク再生時等における操作
性を向上させることができる。
11、11A、11B メインマイコン
12、12A、12B 操作メニュー情報記憶部
13 ディスクコントローラ
14 AVデコーダ
16 表示コントローラ
20 ディスク
22 ディスプレイ
23 タッチパネル
Claims (9)
- 記憶媒体に格納されているデータを再生する再生手段の操作を行うための複数の操作ボ
タンを含む操作メニュ−を表示し、操作手段を介して所望の操作ボタンを選択させるメニ
ュー選択装置において、
再生されているデータの種別を判別するデータ種別判別手段と、
該データ種別判別手段により判別された前記データの種別に応じた操作メニューを表示
させるデータ種別メニュー表示手段とを備えていることを特徴とするメニュー選択装置。 - 前記データ種別判別手段が、再生されているデータが映像情報であるか、メニュー情報
であるかを判別するものであることを特徴とする請求項1記載のメニュー選択装置。 - 前記データ種別判別手段が、前記操作手段による所定操作が検出された場合に前記デー
タの種別を判別するものであることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のメニュー選
択装置。 - 前記操作メニューの操作履歴を記録する操作履歴記録手段を備え、
前記データ種別メニュー表示手段が、記録された操作履歴情報に基づいて、操作頻度の
高い操作ボタンを含む操作メニューを優先して表示させるものであることを特徴とする請
求項1〜3のいずれかの項に記載のメニュー選択装置。 - 前記データの種別に応じた操作メニューが表示された後、前記操作ボタンの選択が所定
時間検出されなかった場合に、表示されている前記操作メニューを消去する操作メニュー
消去手段を備えていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかの項に記載のメニュー選
択装置。 - 記憶媒体に格納されているデータを再生する再生手段により前記記憶媒体から読み出さ
れて表示されたメニュー画面の選択ボタンを選択させるメニュー選択装置において、
画面上で指定された位置を検出する位置検出手段から位置情報を取得する位置情報取得
手段と、
取得した前記位置情報と前記選択ボタンの配置情報とに基づいて、選択された前記選択
ボタンを判別する選択ボタン判別手段とを備えていることを特徴とするメニュー選択装置
。 - 画面上における押圧強度を検出する押圧強度検出手段から押圧情報を取得する押圧情報
取得手段と、
取得した前記押圧情報に基づいて、前記選択ボタンの選択位置を移動させるか、前記選
択ボタンを確定させるかを判断する移動・確定操作判断手段とを備えていることを特徴と
する請求項6記載のメニュー選択装置。 - 画面上に表示される位置表示手段と、
該位置表示手段を移動させる操作と前記位置表示手段の位置を確定させる操作とを行う
ための移動・確定操作手段と、
該移動・確定操作手段から移動・確定操作情報を取得する移動・確定操作情報取得手段
と、
取得した前記移動・確定操作情報に基づいて、前記選択ボタンの選択位置を移動させる
か、前記選択ボタンを確定させるかを判断する移動・確定操作判断手段とを備えているこ
とを特徴とする請求項6記載のメニュー選択装置。 - 前記位置検出手段から位置情報を取得した場合に、前記メニュー画面が表示されている
か否かを判断する表示判断手段と、
該表示判断手段により前記メニュー画面が表示されていないと判断された場合、前記再
生手段の操作を行うための操作メニュ−を表示させる操作メニュー表示手段とを備えてい
ることを特徴とする請求項6〜8のいずれかの項に記載のメニュー選択装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003351163A JP2005115779A (ja) | 2003-10-09 | 2003-10-09 | メニュー選択装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003351163A JP2005115779A (ja) | 2003-10-09 | 2003-10-09 | メニュー選択装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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-
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- 2003-10-09 JP JP2003351163A patent/JP2005115779A/ja active Pending
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WO2010107009A1 (ja) * | 2009-03-17 | 2010-09-23 | 日本電気株式会社 | 携帯電子機器の入力装置、その制御方法、及びプログラム |
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