JP2005114514A - 放射線検査装置及び画像操作プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 画像の記憶や確認、削除等の作業を操作性よく行なうことができるX線透視検査装置を提供する。
【解決手段】 取得された1つの画像の全体を表示する参照画像領域15と参照画像領域15に表示される画像の一部を表示する観察画像領域14と取得された複数の画像を各々表示する複数の抄録画像領域16とを有する表示手段と、取得された最新の画像または観察中の画像を順次上書き記憶するための現在画像記憶領域91と過去の複数の画像を保持記憶するための保持画像記憶領域92とを有する記憶手段と、入力された操作指示に基づいて、現在画像記憶領域91に記憶されている画像を表示する際には参照画像領域15及び観察画像領域14に表示するように、また、保持画像記憶領域92に記憶されている画像を表示する際には抄録画像領域16に表示するように表示制御する制御手段とを有する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、透過性放射線を用いて被検体の透過データをコンピュータに取り込み、透過画像や断面像として表示するもので、画像の記憶や表示または拡大表示等の操作を行なう放射線検査装置及び画像操作プログラムに関する。
非破壊検査装置の一種である放射線検査装置には、透過性放射線を用いて被検体の透過データを収集し、透過画像を表示するX線透視検査装置や、透過データから断面像を作る断層撮影装置等がある。
図1と図8を用いて従来のX線透視検査装置について説明する。
図1は一般的なX線透視検査装置100の概略構成図である。このX線透視検査装置100は透過性放射線としてX線を用いて、被検体の内部の状態を透視して得た透過画像により、被検体を検査するものである。
図1に示すように、X線透視検査装置100は、X線管1とこのX線管1のX線焦点Fから照射されるX線ビーム2を2次元の分解能で検出するX線検出器3の間に被検体4を位置決めするための試料テーブル5とを備えている。この種のX線透視検査装置100ではX線検出器3として、X線I.I.とテレビカメラの組み合わせかX線フラットパネルディテクタにより構成されている。また、視野6を移動させるために、被検体4が配置されている試料テーブル5をXY方向に移動させるXY機構7と上下方向に移動させる昇降機構8とを備えている。X線検出器3で得られた被検体4の透過画像は、接続されているコンピュータ本体9に取り込まれる。さらに、コンピュータ本体9には、取り込まれた透過画像を表示する表示部10やX線透視検査装置100を制御するためのマウス11とキーボード12が接続されている。
図8に示すブロック図は、従来のX線透視検査装置100のコンピュータ本体9の構成である。コンピュータ本体9は図8にあるように、CPU9cと主メモリ9dとディスク9eとインターフェース(I/F)9fとを有している。X線検出器3で取得されてコンピュータ本体9に取り込まれた透過画像は、主メモリ9dのライブ画像記憶領域93または画像記憶領域94に記憶する。取得した画像を後で観察する場合には、画像記憶領域94に記憶した透過画像を表示部10の画面13に表示させて観察することができる。
透過画像の表示方法には通常、ライブ表示(動画表示)と積分表示(静止画表示)の2種類の表示法がある。ライブ表示では、たとえば透過画像1枚について1/30秒などで画像取得するライブモードで取り込んだ透過画像をライブ画像記憶領域93に次々と上書き記憶して画面13に表示する。また、積分表示では積分枚数が指定されて撮影が開始されると、ライブモードで指定枚数が主メモリ9dの演算領域(図示せず)に取り込まれ、取り込まれた指定枚数の画像が平均化されて1枚の積分画像(平均画像)として表示される。求められた積分画像は画像記憶領域94に記憶して画面13に表示される。通常、ライブ画像はノイズが大きいのでX線条件設定や位置合わせ等の検査条件を決定するまでに使用し、画像観察を行なう段階では積分画像を用いている。
従来の分析装置について、たとえば、特許文献1には試料の同一領域について複数種の画像を縮小表示し、その1つを基準表示し、基準表示に重ねられた囲いの中を複数種について拡大表示して囲いを変更することで拡大領域を変更する画像表示方法について記載されている。また、特許文献2には縮小画像を3次元的に組み合わせて表示し、この中の1つをカーソルで指定して拡大表示させることについて記載されている。さらに、特許文献3にはマウスのホイールを回転させることで画像拡大率を変更することについて記載されている。さらに、特許文献4には試料像の上でマウスカーソルをダブルクリックすると、そのカーソル位置が画像中央にくるように試料ステージを移動させる技術が記載されている。
特開2003−7244号公報 特開平5−56963号公報 特開2001−190545号公報 特開2000−106119号公報
上述したように、X線検出器3はX線I.I.とテレビカメラを組み合わせたものやフラットパネル型のものを用いているが、近年、テレビカメラやフラットパネルディテクタの性能向上に伴い取得する画像が高精細な画像の取得が可能になってきた。そのため、取得した画像の検査データのデータ量は増加する傾向にある。
従来のコンピュータに画像を取り込むタイプのX線透視検査装置100では、積分モードで撮影した透過画像(積分画像)をすべて画像記憶領域94に記憶していた。
しかしながら、実際の検査では、撮影は1つの被検体について検査条件を変化させる等の試行錯誤を繰り返しながら複数の画像を取得するのが通常である。一方、主メモリ9dの容量にも限界があるために、画像記憶領域94に記憶できる画像枚数も決まってくる。その結果、全ての透過画像を画像記憶領域94に記憶する従来の方法では、画像記憶領域94に不要な画像が増えたことで画像記憶領域94の容量が不足して次の撮影ができなくなる問題が起こることがある。このようなときに毎回、画像記憶領域94に記憶した画像を1枚ずつ画面13に表示して確認しながら不要な画像を消去するのは面倒な作業であり、検査の効率を低下させる原因でもある。
また、X線透視検査装置以外の断面像や散乱線画像により観察を行なう放射線検査装置についても、同様の問題が生じている。
本発明は上記事情に鑑み、画像の記憶や確認、削除等の作業を操作性良く行なうことが可能な放射線検査装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するため、請求項1記載の放射線検査装置は、被検体を透過した放射線を検出する放射線検出器で得られたデータより被検体の画像を取得する放射線検査装置において、取得された1つの画像の全体を表示する参照画像領域と前記参照画像領域に表示される画像の一部を拡大して表示する観察画像領域と取得された複数の画像を各々表示する複数の抄録画像領域とを有する表示手段と、取得された最新の1つの画像または観察中の1つの画像を順次上書き記憶するための現在画像記憶領域と前記現在画像記憶領域に記憶されていた画像の複数を保持記憶するための保持画像記憶領域とを有する記憶手段と、入力された操作指示に基づいて、前記現在画像記憶領域に記憶されている1つの画像を表示する際には前記参照画像領域及び前記観察画像領域に表示するように、また、前記保持画像記憶領域に記憶されている複数の画像を表示する際には各々前記抄録画像領域に表示するように表示制御する制御手段とを備えることを特徴としている。
請求項2記載の放射線検査装置は、請求項1に記載の放射線検査装置において、前記画像を取得する際に、前記放射線を検出する際の検出条件である条件データも取り込み、前記画像と前記条件データとを検査データとして前記記憶手段に記憶することを特徴とすることを特徴としている。
上記の構成により、画面上の画像と入力装置の組み合わせによる操作を利用して画像の記憶や確認、削除等の作業を操作性よく行なうことが可能な放射線検査装置が可能になる。
請求項3記載の放射線検査装置は、請求項1または2に記載の放射線検査装置において、前記制御手段は、前記抄録画像領域の1つに表示されている1の画像上にカーソルが配置されることで前記画像が選択されかつダブルクリックあるいは前記参照画像領域あるいは前記観察画像領域にドラッグされたときに、前記保持画像記憶領域に記憶されている前記画像を前記現在画像記憶領域に記憶させることを特徴としている。
上記の構成により、複数ある抄録画像から選択された画像に対応する抄録画像を現在画像に上書きすることで、記憶された「保持画像」の詳細表示を操作性よく行なうことができる。
請求項4記載の放射線検査装置は、請求項1または2に記載の放射線検査装置において、前記制御手段は、前記拡大の拡大率の昇降指令が入力された時にこの拡大率を予め定めた数値列間で1ステップずつ変化させて前記観察領域の画像を表示させることを特徴としている。
上記の構成により、予め定められた間隔で拡大率を変化させて表示することによって、「現在画像」の詳細表示を操作性よく行なうことができる。
請求項5記載の放射線検査装置は、請求項1または2に記載の放射線検査装置において、前記制御手段は、カーソルが前記観察画像上に配置され、前記カーソルを操作するポインティングデバイスに備えられるホイールがステップ回転されたときに、前記拡大の拡大率の昇降指令が入力されたと判断して拡大率を変更させることを特徴としている。
上記の構成により、「現在画像」の拡大率の変更を操作性よく行なうことができる。
請求項6記載の放射線検査装置は、請求項1または2に記載の放射線検査装置において、前記制御手段は、前記参照画像領域あるいは前記観察画像領域上で一定の位置にカーソルが配置されかつダブルクリックされたときに、前記観察画像領域の拡大の中心を前記カーソルが指示する画像上の位置に変更することを特徴としている。
上記の構成により、「現在画像」上の任意の位置を指定して、観察画像の中心を変更することができるため、詳細表示を操作性よく行なうことができる。
請求項7記載の放射線検査装置は、請求項1または2に記載の放射線検査装置において、前記制御手段は、前記参照画像領域上に前記観察画像領域の縁に相当する図形を重ねて表示させることを特徴としている。
上記の構成により、全体画像である参照領域上に拡大範囲が表示されるため、詳細表示を視認性よく行なうことができる。
請求項8の画像操作プログラムは、放射線検査装置における画像操作プログラムにおいて、前記放射線検査装置のコンピュータに前記放射線検査装置で取得された1つの画像の全体を表示する参照画像領域と参照画像領域に表示される画像の一部を表示する観察画像領域と取得された複数の画像を各々表示する複数の抄録画像領域とを有する表示画面を表示させる機能と、新たに取得された1つの画像を現在画像として現在画像記憶領域に順次上書き記憶する機能と、前記現在画像記憶領域に記憶されていた画像の複数を保持記憶することのできる保持画像記憶領域と、前記現在画像の全体を前記参照画像領域に表示する機能と、前記現在画像の一部を前記観察画像領域に表示させる機能と、前記保持画像記憶領域に記憶されている複数の画像を各々前記抄録画像領域に表示する機能と、入力手段であるポインティングデバイスにより、表示手段に表示する前記観察画像領域または前記参照画像領域上にカーソルが配置されかつドラッグされ選択された1つの抄録画像領域でこのドラッグが終了した時、前記現在画像をこの抄録画像領域に表示しかつ対応する前記保持画像記憶領域に記憶させる機能とを実現させることを特徴としている。
上記のプログラムにより、画像入力により得られた最新の画像で更新される「現在画像」の全体と詳細、及び、新たに得られた画像で上書きされない過去の画像である複数の「保持画像」とを一度に観察できる。また、「現在画像」の「保持画像」への記憶領域の変更を操作性よく行なうことができる。さらに、ドラッグの終端を1つの抄録画像位置にすることで、「現在画像」を対応する「保持画像」に上書き記憶させ、「保持画像」の削除を同時に行なうこともできる。すなわち、「現在画像」と「保持画像」とを操作性よく収受選択して記憶することができる。
以上、説明したように本発明によれば、画像入力で最新の画像の更新される画像または現在観察中の画像である「現在画像」の全体と詳細、及び画像入力で上書きされない複数の「保持画像」の両画像が一度に観察可能であり、さらに、「現在画像」から「保持画像」への記憶を操作性よく行なうことが可能な放射線検査装置及び画像操作プログラムを提供することができる。
<実施例1>
以下、図面を用いて本発明の一実施例について説明する。
本発明で用いるX線透視検査装置は半導体チップの内部欠陥等を検査するために用いるものである。従来と同様に一般的な図1に示すX線透視検査装置100と同様の構成であり、同一部材には同一の番号を付している。X線透視検査装置100はX線管1、X線検出器3、被検体4を配置するための試料テーブル5、XY機構7、昇降機構8、X線検出器3で取得した透過画像取り込むコンピュータ本体9を備えている。
本発明においてもコンピュータ本体9は図2に示すようにCPU9a、主メモリ9b、ディスク9e、インターフェース(I/F)9fを有し、取得された画像を表示する表示部10と画像の表示や保存等の操作を行なうマウス11とキーボード12が接続されている。
操作者は表示部10、マウス11、キーボード12を用いてX線条件設定、X線のON/OFF操作、機構部手動操作、透過画像の観察、画像記憶の操作、画像処理等を行なう。マウス11は通常のマウスで、全体を前後左右に滑らせることで表示部10の画面13上のカーソル20を上下左右に動かせ、また、左クリック11a、右クリック11bの各スイッチ及び、ステップ回転のたびにスイッチ信号を発するホイール11cを備えている。
X線管1とX線検出器3は、X線管1のX線焦点Fから発生したX線ビーム2が上方の2次元分解能のX線検出器3で検出できるように配置されている。基板等の被検体4は試料テーブル5に載置されてX線ビーム2が照射されるように位置決めされる。XY機構7は試料テーブル5(と被検体4)をテーブル面に沿って移動させ、被検体4に対して透過画像の視野6を移動させる。試料テーブル5とX線検出器3はそれぞれ昇降機構8で移動され、被検体4の撮影倍率(拡大率)が変更される。
X線I.I.とテレビカメラの組み合わせまたはX線フラットパネルディテクタで構成されるX線検出器3で検出された透過画像はコンピュータ本体9に送られ、ディジタル画像に変換されてライブ画像として表示部10に表示される。もしくはディジタル画像に変換された後に積分処理を受けた積分画像(平均画像)はライブ画像と同様、表示部10に表示される。
本発明に係るX線透視検査装置100では、取り込まれた透過画像は主メモリ9b、または、ディスク9eに記憶される。主メモリ9bは電源OFF時に消去されるのに対し、ディスク9eは不揮発性のメモリである。主メモリ9bには、現在画像記憶領域91と保持画像記憶領域92とを有している。
現在画像記憶領域91は1枚の画像を記憶することが可能であり、ライブモードが設定されているときには取得した画像が次々に上書き記憶される。また、積分モードが設定されているときにも新たに画像を取得した場合には、先に記憶されている画像に新たに取得した画像が上書き記憶される。
保持画像記憶領域92は複数の画像を記憶することが可能な領域であり、現在画像記憶領域91に記憶されていた画像の中から選択された複数の画像が記憶される。新たな画像を取得する場合に現在画像記憶領域91に必要な画像が記憶されている時には、操作者は現在画像記憶領域91に記憶されている画像を保持画像記憶領域92に記憶させた後で画像取得を開始することにより、前に取得した必要な画像に新たに取得した画像を上書きすることなく画像が取得できる。
CPU9aには制御手段90を設けている。制御手段90では操作者の入力に従って対象となる画像を現在画像記憶領域91または保持画像記憶領域92のどちらに記憶するかを判別して記憶操作の制御が行われる。
図3は本発明X線透視検査装置100で観察するときの画面表示の一例である。画面13には画像操作プログラムに基づいてコンピュータ本体9に記憶される検査画像が表示される。このとき、観察画像領域14と参照画像領域15とメモリボックス17とスクロールバー18とが重ならず一度に見えるように表示される。
観察画像領域14には現在画像記憶領域91に「現在画像」として記憶された透過画像の全体あるいはその一部の拡大が「観察画像」として表示され、参照画像領域15には同じ「現在画像」全体を縮小した画像が「参照画像」として表示される。また、「参照画像」中には「観察画像」の縁を示すROI(Region of Interest)19が重ねて表示される。この「現在画像」は新しい画像を取り込むたびに上書き記憶され続ける。
図3にもあるようにメモリボックス17には複数の抄録画像領域16を備え、各抄録画像領域16には主メモリ9bの保持画像記憶領域92に「保持画像」として記憶されている複数の透過画像全体をそれぞれ縮小した「抄録画像」が表示される。
保持画像記憶領域92には予め定めた枚数分(例えば10枚分)のメモリ容量が確保されており複数枚の画像を保持記憶させることが可能である。そのため、未記憶画像の領域として表示される空白の「抄録画像」に記憶する場合には、新たに画像を取り込んでも現在画像記憶領域91のように前に記憶した「保持画像」に上書きされることはない。メモリボックス17には「抄録画像」の全ては同時に表示しきれないので、部分的に表示され、スクロールバー18(あるいはページ切換え)で表示域が変更できるように構成されている。
次に、本実施例の動作について図4に示すフローチャートを用いて説明する。
X線透視検査装置100を操作する場合、操作者により被検体4が試料テーブル5に載置された後、X線がON(S11)されると、取り込まれた透過画像は現在画像記憶領域91に「現在画像」として次々と上書き記憶される(S12)。また、「現在画像」として記憶された画像は、ライブ画像(動画像)として画面13の観察画像領域14と参照画像領域15とに表示される(S13)。
操作者が観察画像領域14に表示される観察画像を観察しながらコンピュータ本体9に指令することで管電圧や管電流や撮影倍率や視野位置等の検査条件が設定される(S14)。
ライブ画像はたとえば1枚を1/30秒の速度で取得するためにノイズが多くなる。ノイズの多いライブ画像は検査に適さないために、条件が設定された後にはライブ画像ではなく、画像積分してノイズ成分を低減させた積分画像(平均画像)を利用して検査等の観察が行なわれる。画像を積分する場合には操作者は視野位置等の条件を決定後、積分モードに切換えて積分枚数を指定して撮影を開始する(S15)。指定枚数の画像が主メモリ9bの演算領域(図示せず)に取り込まれて平均化することで作成された積分画像が求められる(S16)。求められた積分画像は主メモリ9bの現在画像記憶領域91の「現在画像」に記憶されて(S17)、表示画面13に「観察画像」と「参照画像」として表示される(S18)。
操作者はライブ画像と積分画像について、ステップS14の検査条件の変更時に制御される撮影倍率の変更とは別に、現在画像記憶領域91に記憶されている画像を利用して、画像処理による拡大観察を行なうこともできる。この画像処理による拡大率の変更は、操作者はカーソル20を観察画像領域14の上に当て、ホイール11cを回転することにより行なわれる。コンピュータ本体9は予め定めた拡大率、例えば略√2倍のステップ、1、2、3、4、6、8、11、16、22、32、45、64、90、125、180、250倍でホイール11cのステップ前回転、後回転にあわせて拡大率をステップで上昇あるいは下降して「拡大画像」が観察画像領域14に表示される。また、観察画像領域14に表示される画像の拡大(縮小)に合わせて「参照画像」のROI19の大きさも変化する。
また、S14の観察視野の設定とは別に、現在画像記憶領域91に記憶されている画像を利用して、画像処理により拡大中心(「観察画像」の中心)を移動することも可能である。このとき、操作者はマウス11を用いて観察画像領域14あるいは参照画像領域15上でカーソルをダブルクリック(左クリック11aを続けて2度押す)する。ダブルクリックされると、このカーソルが示す「現在画像」上の位置を中心にして「観察画像」が拡大表示される。
「現在画像」として表示され、現在画像記憶領域91に記憶されている画像は、次に画像が取得されるときには上書きされる。そこで、現在画像記憶領域91に記憶されている画像が必要な画像である場合には、新たな画像で上書きされる前に保持画像記憶領域92に記憶させる必要がある。
次に、現在画像記憶領域91に記憶される画像を「保持画像」として記憶する場合の動作について図5に示すフローチャートを用いて説明する。操作者によりカーソル20を観察画像領域14から抄録画像領域16の1つが選択されてドラッグされ(左クリック11aを押したままカーソル20を動かされ)、ドラッグ終了される(左クリック11aを離す)ことで保持画像記憶領域92に記憶する要求があったことが判断される(S21)。コンピュータ本体9は、現在画像記憶領域91に記憶していた「現在画像」をこの「抄録画像」に対応する「保持画像」として保持画像記憶領域92に上書き記憶して(S22)、同時に、複数ある抄録画像領域16のうちのドラックされた領域に表示させる(S23)。
上書きする際に「抄録画像」として先に記憶されている「保持画像」を消去したくない場合には、空白の抄録画像領域16にドラッグして保持画像記憶領域92における未記憶の領域に「保持画像」として記憶させることで、先に記憶されている「保持画像」を消去せずに上書きさせることができる。または、メモリボックス17内の空隙にドラッグして空白の「抄録画像」のうちの一番左側の抄録画像領域16に対応する記憶領域に記憶させることもできる。
例えば具体的に、観察画像領域14に表示されている「現在画像」が抄録画像領域16bにドラッグされたときには、先に「抄録画像」として抄録画像領域16bに表示されて保持画像記憶領域92に記憶されていた「保持画像」に新たに「現在画像」が上書き記憶される。
なお、観察画像領域14から抄録画像領域16にドラッグする代わりに、参照画像領域15から抄録画像領域16にドラッグしても同様である。また、この操作で、「現在画像」は変化しないが、空白画像に変えることもできる。
次に、「抄録画像」の1つを詳しく観察する場合の動作について図6に示すフローチャートを用いて説明する。操作者により対象とする抄録画像領域16の上にカーソル20を当ててダブルクリックされることにより、選択された1つの「抄録画像」を観察する指示がされたことが判断される。このとき、ダブルクリックの代わりに、観察画像領域あるいは参照画像領域に向けてドラッグされても同じ指示があったとされる(S31)。保持画像記憶領域92に記憶されている複数の「保持画像」の中から選択した「保持画像」の画像が現在画像記憶領域91の「現在画像」に上書き記憶され(S32)、観察画像領域14及び参照画像領域15に表示される(S33)。この画像に対し、同様に、マウス11で「観察画像」の拡大率と拡大中心を変えることができる。
具体的には抄録画像領域16bに表示されている「保持画像」を詳しく観察したい場合には、抄録画像領域16b上にカーソル20を当ててダブルクリックあるいはドラッグすると、この「保持画像」が現在画像記憶領域91に記憶されて「現在画像」となり、観察画像領域14と参照画像領域15に表示される。操作者はこの現在画像記憶領域91に記憶された画像を利用して画像の拡大率や拡大中心を変えて詳しく観察を行なう。
「保持画像」を消去するとき操作者は、メモリボックス17から消去する画像をカーソル20でクリックして選択し、キーボード12のデリートキーを押すと、選択された「保持画像」は保持画像記憶領域92から消去され、この抄録画像領域16は空白になる。
なお、「保持画像」の並べ替えはメモリボックス17に表示されている「抄録画像」を選択してメモリボックス17上で並べ替えたい位置にドラッグすることで行なうことができる。
また、主メモリ9bの保持画像記憶領域92に記憶されている「保持画像」を不揮発メモリであるディスク9eに記憶させる場合には、対象となる画像を抄録画像領域16から選択してカーソル20でクリックして選択し、図示しないディスク記憶ボタンをさらにクリックすることでディスク9eに記憶させる。
上述した実施例1によれば、取得された最新の現在画像の全体である「参照画像」とその一部拡大である「観察画像」と過去に取得された保持画像である複数の「抄録画像」とが一度に観察できる。また、「現在画像」は保持画像記憶領域92へ上書きされることのない「保持画像」としての記憶できる。さらに、保持画像記憶領域92に記憶されている「保持画像」に現在画像記憶領域91に記憶されている「現在画像」を保持記憶の際に上書き記憶することで、不要な「保持画像」の削除を同時に行なうことができる。すなわち、「現在画像」と「保持画像」とを操作性よく収受選択して記憶することができる。また、「抄録画像」をダブルクリックあるいはドラッグして「保持画像」を直ちに「現在画像」として詳細表示することができる。さらに、ホイール11cの回転により拡大率が予め定めた値にステップ変化させることで、容易に拡大率を変更することができる。また、「現在画像」上でカーソル20をダブルクリックしてその位置を中心とした拡大画像を表示した拡大中心として容易に拡大中心を変更することができる。さらに、「観察画像」の縁を「参照画像」中でROI19として表示するので、画像全体に対する「現在画像」に位置を容易に認識できる。さらに、「保持画像」の選択と消去、またディスク9eへの不揮発記憶を容易に行なうことができる。以上のように、実施例1によれば、画像の記憶と確認と削除等を操作性よく容易に行なうことができる。
<実施例2>
「現在画像」と「保持画像」は試料テーブル5とX線検出器3の位置やX線条件や拡大率等の検査画像撮影時の付帯情報である条件データについても画像データとともに検査データとして記憶されるように構成していてもよい。この付帯情報の上書きや消去は画像の一部のようにこれらの画像とともに行なわれる。ディスク9eへの記憶も同様である。
「現在画像」の付帯情報は図7に示すように画面13の所定位置、たとえば観察画像領域14の右側に表示して、操作者は観察の際にこれらの情報を利用することができる。
上述した実施例2によれば、条件データである付帯情報を画像データとともに記憶して表示することができるために、操作者は画像取得毎に条件を記録しておく事はなく操作性の向上したX線透視検査装置を提供することができる。
なお、観察画像領域14からメモリボックス17内の抄録画像領域16の空隙にドラッグして空白の抄録画像のうちの一番左側の1つに上書きさせているが、代わりに左右の抄録画像の間に割り込ませるように記憶させてもよい。
また、「観察画像」の拡大はホイール11cを使用しているが、ホイール11cの変わりにUP/DOWNスイッチを画面13に表示させ、UP/DOWNスイッチにカーソル20を合わせてクリックすることで行なってもよい。
本発明において、「保持画像」は主メモリ9bでなくディスク9eに記憶させてもよい。
また、画像操作プログラムについては、X線透視検査装置だけでなく、CTスキャナやラミノグラフなどの断層撮影装置による断面像や散乱放射線を用いた散乱線画像等に対しても用いることができる。
一般的なX線透視検査装置の概略構成図である。 本発明のコンピュータ本体の内部構成を示すブロック図である。 本発明の実施例1の画面の表示例である。 本発明の画像取得の動作を表すフローチャートである。 本発明の画像記憶の動作を表すフローチャートである。 本発明の画像観察の動作を表すフローチャートである。 本発明の実施例2の画面の表示例である。 従来技術のコンピュータ本体の内部構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 X線管
2 X線ビーム
3 X線検出器
4 被検体
5 試料テーブル
6 視野
7 XY機構
8 昇降機構
9 コンピュータ本体
10 表示部
11 マウス
11a 左ボタン
11b 右ボタン
11c ホイール
12 キーボード
13 画面
14 観察画像領域
15 参照画像領域
16 抄録画像領域
17 メモリボックス
18 スクロールバー
19 ROI
20 カーソル
100 X線透視検査装置

Claims (8)

  1. 被検体を透過した放射線を検出する放射線検出器で得られたデータより被検体の画像を取得する放射線検査装置において、
    取得された1つの画像の全体を表示する参照画像領域と前記参照画像領域に表示される画像の一部を拡大して表示する観察画像領域と取得された複数の画像を各々表示する複数の抄録画像領域とを有する表示手段と、
    取得された最新の1つの画像または観察中の1つの画像を順次上書き記憶するための現在画像記憶領域と前記現在画像記憶領域に記憶されていた画像の複数を保持記憶するための保持画像記憶領域とを有する記憶手段と、
    入力された操作指示に基づいて、前記現在画像記憶領域に記憶されている1つの画像を表示する際には前記参照画像領域及び前記観察画像領域に表示するように、また、前記保持画像記憶領域に記憶されている複数の画像を表示する際には各々前記抄録画像領域に表示するように表示制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする放射線検査装置。
  2. 請求項1に記載の放射線検査装置において、
    前記画像を取得する際に、前記放射線を検出する際の検出条件である条件データも取り込み、
    前記画像と前記条件データとを検査データとして前記記憶手段に記憶することを特徴とする放射線検査装置。
  3. 請求項1または2に記載の放射線検査装置において、前記制御手段は、
    前記抄録画像領域の1つに表示されている1の画像上にカーソルが配置されることで前記画像が選択されかつダブルクリックあるいは前記参照画像領域あるいは前記観察画像領域にドラッグされたときに、前記保持画像記憶領域に記憶されている前記画像を前記現在画像記憶領域に記憶させることを特徴とする放射線検査装置。
  4. 請求項1または2に記載の放射線検査装置において、前記制御手段は、
    前記拡大の拡大率の昇降指令が入力された時にこの拡大率を予め定めた数値列間で1ステップずつ変化させて前記観察領域の画像を表示させることを特徴とする放射線検査装置。
  5. 請求項1または2に記載の放射線検査装置において、前記制御手段は、
    カーソルが前記観察画像上に配置され、前記カーソルを操作するポインティングデバイスに備えられるホイールがステップ回転されたときに、前記拡大の拡大率の昇降指令が入力されたと判断して拡大率を変更させることを特徴とする放射線検査装置。
  6. 請求項1または2に記載の放射線検査装置において、前記制御手段は、
    前記参照画像領域あるいは前記観察画像領域上で一定の位置にカーソルが配置されかつダブルクリックされたときに、前記観察画像領域の拡大の中心を前記カーソルが指示する画像上の位置に変更することを特徴とする放射線検査装置。
  7. 請求項1または2に記載の放射線検査装置において、前記制御手段は、
    前記参照画像領域上に前記観察画像領域の縁に相当する図形を重ねて表示させることを特徴とする放射線検査装置。
  8. 放射線検査装置における画像操作プログラムにおいて、前記放射線検査装置のコンピュータに
    前記放射線検査装置で取得された1つの画像の全体を表示する参照画像領域と参照画像領域に表示される画像の一部を表示する観察画像領域と取得された複数の画像を各々表示する複数の抄録画像領域とを有する表示画面を表示させる機能と、
    新たに取得された1つの画像を現在画像として現在画像記憶領域に順次上書き記憶する機能と、
    前記現在画像記憶領域に記憶されていた画像の複数を保持記憶することのできる保持画像記憶領域と、
    前記現在画像の全体を前記参照画像領域に表示する機能と、
    前記現在画像の一部を前記観察画像領域に表示させる機能と、
    前記保持画像記憶領域に記憶されている複数の画像を各々前記抄録画像領域に表示する機能と、
    入力手段であるポインティングデバイスにより、表示手段に表示する前記観察画像領域または前記参照画像領域上にカーソルが配置されかつドラッグされ選択された1つの抄録画像領域でこのドラッグが終了した時、前記現在画像をこの抄録画像領域に表示しかつ対応する前記保持画像記憶領域に記憶させる機能と、
    を実現させることを特徴とする放射線検査装置の画像操作プログラム。
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