JP2005114489A - 磁気方位検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】携帯電話等の携帯型情報機器組込用途として、超小型、低消費電力、高い検出精度を有する磁気方位検出装置を提供する。
【解決手段】略四角形状の回路基板2上に、X方向とY方向にそれぞれ配置される軟質磁性材料をコアとするフラックスゲート型の磁気センサ素子5a、5bと、該磁気センサ素子5a、5bに駆動信号を供給し、該磁気センサ素子からの磁気検出信号を入力して磁気の強さに応じた磁気情報を出力する駆動検出IC6とを配置し、磁気センサ素子5a,5bと駆動検出IC6を封止部材9によって封止し一体化する構成とした。この結果、小型で高性能な磁気方位検出装置を実現することが出来る。
【選択図】図1(a)

Description

本発明は、地磁気の検出技術に関し、特に、フラックスゲート型磁気センサを用いた磁気方位検出装置に関するものである。
従来、地磁気を測定して方位を検出する方位検出装置は、車載用のナビゲーションシステム等で方位情報補完手段として多用されている。これらの方位検出装置は、感度が優れていることからトロイダルコアを用いたフラックスゲート型磁気センサを用いることが一般的であり、精度の高い方位検出装置が提案されている(例えば特許文献1参照)。
この特許文献1の方位検出装置は、励磁コイルを巻回したZ方向の軸心を有するトロイダルコアに対して、X方向の軸心を有するX方向検出コイルとY方向の軸心を有するY方向検出コイルを備えたフラックスゲート型磁気センサであり、検出コイルからの検出信号に対して、方位の範囲(南又は北など)に対応して異なるゲインを設定出来るゲイン設定回路を有することを特徴としている。このため、トロイダルコアの断面積にバラツキがあり検出信号が方位に対して誤差を持ったとしても、ゲイン設定回路で補正できるので、精度の高い方位検出を実現することが出来る。
しかし、上記提案の方位検出装置では、トロイダルコア、及び該トロイダルコアを囲む2つの検出コイルを有しているので、装置の小型化が困難であり、特に近年需要が急増している携帯型情報機器への組み込みには不向きである。また、ゲイン設定回路が付加されるために、信号処理回路が複雑で電装面積の増大やコストアップが懸念される。
このため、上記方位検出装置を改良して小型化を計った技術が提案されている(例えば特許文献2参照)。この特許文献2の地磁気センサは、磁気検出部が複数の基板層を一体化して形成され、X及びYの検出コイルとアモルファスによって成るトロイダルコアを巻回する励磁コイルを前記基板層の基板パターンによって構成している。また、信号処理回路は、第1のアナログスイッチ、第2のアナログスイッチ、第1のアナログスイッチの出力を積分する第1の積分回路、第2のアナログスイッチの出力を積分する第2の積分回路、第1の積分回路と第2の積分回路の出力を差分する差動増幅器、差動増幅器の出力をデジタル信号に変換するA/D変換器等で構成される。この地磁気センサによれば、トロイダルコアを巻回する励磁コイルとX及びYの2つの検出コイルが積層された基板によって形成されるので、小型化が比較的容易であり携帯型情報機器等への応用も可能となった。
特開平6−50757号公報(特許請求の範囲、第1図及び第3図) 特開2002−243818号公報(特許請求の範囲、第1図)
しかしながら、上記提案の地磁気センサは円形のトロイダルコアを採用しているので小型化には限界がある。また、トロイダルコアはアモルファスを材料としているが、アモルファスは保磁力が大きいために着磁し易く、ヒステリシスにより計測値に誤差を生じやすいと言う欠点がある。また、検出回路にアナログスイッチや差動増幅器が必要であり、回路構成が複雑でコストアップの要因となっている。更には、トロイダルコアを磁気飽和させるためには数十mAの駆動電流が必要であり、消費電力の面からも携帯型電子機器への組み込みには問題がある。特に、今後需要が伸びると予想されるGPS機能付き携帯電話等のヘディングアップ表示機能を実現するための地磁気検出装置としては、更なる小型化と低消費電力化の要求が高まっている。
本発明の目的は上記課題を解決し、携帯電話等の携帯型情報機器組込用途として、超小型、低消費電力、高い検出精度を有する磁気方位検出装置を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明の磁気方位検出装置は、下記記載の構成を採用する。
本発明の磁気方位検出装置は、略四角形状の絶縁性基板上に、複数の磁気センサ素子と、該磁気センサ素子に駆動信号を供給し該磁気センサ素子からの磁気検出信号を入力して磁気の強さに応じた磁気情報を出力する半導体とを配置し、前記複数の磁気センサ素子と前記半導体を封止部材によって封止し一体化したことを特徴とする。
本発明の磁気方位検出装置により、磁気センサ素子と該磁気センサ素子を駆動し磁気情報を得る半導体とを一体化出来るので、極めて小型な磁気方位検出装置を実現することが出来る。
また、略四角形状の絶縁性基板上に、複数の磁気センサ素子と、該磁気センサ素子に駆動信号を供給し該磁気センサ素子からの磁気検出信号を入力して磁気の強さに応じた磁気情報を出力する半導体と、該半導体からの磁気情報を入力して方位を算出する演算手段とを配置し、前記複数の磁気センサ素子と前記半導体と前記演算手段とを封止部材によって封止し一体化したことを特徴とする。
これにより、磁気情報を入力して方位を算出する演算手段を組み込み一体化されるので、デジタル化された方位情報を直接得ることが出来、磁気方位検出装置を組み込む携帯型情報機器の処理負荷が軽減され、処理能力が優れた情報機器を実現することが出来る。
また、前記磁気センサ素子は、前記絶縁性基板のX方向とY方向に配置され、それぞれX方向とY方向の地磁気を検出することを特徴とする。
これにより、それぞれの磁気センサ素子がX方向とY方向に配置され、2軸によって地磁気を検出するので、高精度な方位検出が可能となる。
また、前記磁気センサ素子は、軟質磁性材料をコアとするフラックスゲート型の磁気センサ素子であることを特徴とする。
これにより、小型、高感度、低消費電力の磁気方位検出装置を実現することが出来る。
また、前記絶縁性基板は、複数のスルホールと、該スルホールと電気的に接続された端子電極を有し、該端子電極を介して外部基板と表面実装により電気的機械的に結合すること特徴とする。
これにより、組み込まれる携帯型情報機器の基板に表面実装で固着できるので、実装面積が小さく実装コストも安い磁気方位検出装置を提供できる。
また、前記絶縁性基板は、薄板形状の集合基板上に多数個形成され、前記スルホールに沿ってダイシング加工することにより分離し単体化されることを特徴とする。
これにより、絶縁性基板が多数個形成された集合基板に、一括して磁気センサ素子や半導体を実装し、その後、スルホールに沿ってダイシング加工で絶縁性基板を分離し単体化出来るので、量産性に優れ品質の安定した磁気方位検出装置を提供できる。
上記の如く本発明によれば、X方向とY方向に配置される磁気センサ素子と、該磁気センサ素子を駆動し磁気情報を得る半導体とが一体化されるので、小型で高性能な磁気方位検出装置を実現することが出来る。
以下図面により本発明の実施の形態を詳述する。図1は本発明の実施例1の磁気方位検出装置の構成図であり、図1(a)は上面図、図1(b)は側面図、図1(c)は下面図である。図2は本発明の実施例1の磁気方位検出装置の回路ブロック図である。図3は本発明の磁気方位検出装置の出力特性を示し、図3(a)は磁気方位検出装置の出力特性測定の説明図であり、図3(b)は磁気方位検出装置の出力特性グラフである。図4は本発明の実施例2の磁気方位検出装置の構成図と実装図であり、図4(a)は実施例2の上面図、図4(b)は実施例2の側面図、図4(c)は実装形態を示す側面図である。図5は本発明の実施例2の磁気方位検出装置の回路ブロック図である。図6は本発明の実施例2の方位情報算出手順を示したフローチャートである。図7は集合基板による本発明の磁気方位検出装置の製造方法の概略図であり、図7(a)は集合基板の製造工程と実装工程を示し、図7(b)は集合基板のダイシング加工工程を示し、図7(c)は回路基板の完成形態を示す。
実施例1としての本発明の磁気方位検出装置の構成を図1に基づいて説明する。図1に於いて、1は本発明の磁気方位検出装置である。2は略四角形状の絶縁性基板としての回路基板であり、耐熱ガラスエポキシ基板やセラミック基板等を材料として厚みは0.3mm程度が好ましい。2a〜2fは回路基板2の周囲に配置されるスルホールであり、端子電極としての上面電極3a〜3fと下面電極4a〜4fをそれぞれ電気的に接続する。磁気方位検出装置1を携帯電話等に組み込むに於いて、この下面電極4a〜4fを用いて半田等により表面実装することが出来る。尚、スルホール2a〜2f、上面電極3a〜3f、下面電極4a〜4fの個数は本実施例に於いては6個あるが、この個数に限定されず、仕様に応じて増減して良い。
5aと5bは、フラックスゲート型の磁気センサ素子であり、軟質磁性材料であるパーマロイ箔をコアとして巻線を巻回した構造によって成る。尚、該磁気センサ素子5a、5bは、本出願人が特願2002−347886号で提案した磁気センサ素子を使用している。ここで、磁気センサ素子5aは、回路基板2の平面のX方向(すなわち長手方向)に半田(図示せず)等によって実装され、磁気センサ素子5bは、回路基板2の平面で磁気センサ素子5aの実装方向であるX方向に対して90度回転したY方向に半田(図示せず)等によって実装される。6は半導体としての駆動検出ICであり、回路基板2に導電ペースト(図示せず)等によって実装される。尚、駆動検出IC6の内部構造の詳細は後述する。7は回路基板2上に形成される複数のIC接続電極であり、ワイヤ8によって駆動検出IC6の電極と電気的に接続される。また、該駆動検出IC6の実装は前記ワイヤ8によるワイヤボンディング実装に限定されず、例えば、半田ボール等によるフリップチップ実装でも良い。9は絶縁性樹脂等によって成る封止部材であり、磁気センサ素子5a、5bと駆動検出IC6とワイヤ8等を封止し、機械的に保護する。
尚、図1(a)の正面図に於いて、回路基板2上には、銅箔等によって成る配線パターンが回路形成されるが省略している。また、前述した如く、図1(a)に於いて磁気センサ素子5a、5b、駆動検出IC6等は、実際には封止部材9によって封止されているため見ることは出来ないが、ここでは説明の便宜上、封止部材9が透明であるとして図示している。また、図1(b)の側面図に於いて、磁気センサ素子5aは図示していない。以上のように、二つの磁気センサ素子5a,5bと駆動検出IC6は、回路基板2上に共に実装され、封止部材9によって封止され一体化される。尚、封止部材9は、絶縁性樹脂等が好ましいが、これに限定されず、非磁性体のケース等で覆っても良い。
次に図2に基づいて本発明の磁気方位検出装置の回路構成を説明する。図2に於いて、大きな破線で囲まれたブロックが磁気方位検出装置1であり、その内部で破線に囲まれたブロックが駆動検出IC6である。磁気センサ素子5aの一端は駆動信号P1aによって駆動検出IC6に接続され、磁気センサ素子5bの一端は駆動信号P2aによって駆動検出IC6に接続される。磁気センサ素子5a、5bの他端は、それぞれマイナス電源Vssに接続される。11は駆動検出IC6に内蔵される駆動回路であり、前記駆動信号P1aとP2aを出力して磁気センサ素子5aと5bを駆動する。12は検出回路であり、磁気センサ素子5a、5bからの磁気検出信号P1bとP2bを入力して磁気信号P3を出力する。尚、駆動信号P1aと磁気検出信号P1bは電気的に接続されており、同じく、駆動信号P2aと磁気検出信号P2bも電気的に接続されている。
13は平滑回路であり、磁気信号P3を入力してアナログ出力である磁気情報としての出力信号OUTを出力する。尚、平滑回路13には、平滑用のコンデンサ(図示せず)が必要であるが、このコンデンサは駆動検出ICの外に配置することが好ましい。14は制御回路であり、外部から選択信号CSと制御信号X/Yを入力し、検出回路12の入力を切り替える切替信号P4を検出回路12に出力する。15は電源回路であり、外部からプラス電源Vddとマイナス電源Vssを入力し、図示しないが各回路ブロックへ必要な電源を供給する。尚、外部に接続される出力信号OUT、選択信号CS、制御信号X/Y、プラス電源Vdd、マイナス電源Vssは、図1で示した端子電極としての下面電極4a〜4fの何れかに接続されるが、その接続の組み合わせは回路基板2の配線パターンによって、任意に決定することが出来る。
次に磁気方位検出装置1の動作を図2と図3に基づいて説明する。図2に於いて、電源回路15にプラス電源Vddとマイナス電源Vssによって電力が供給されると、電源回路15は、図示しないが電源ラインを介して各回路ブロックに必要な電源電圧を供給する。駆動回路11は、電源回路15から電源供給を受けると動作を開始し、磁気センサ素子5a、5bに対して駆動信号P1a、P2aをそれぞれ出力する。ここで、駆動信号P1a、P2aは三角波交流信号であり、磁気センサ素子5a、5bは、該三角波交流信号を入力して測定磁界方向(すなわち長手方向)に三角波状の磁界を重畳させる。この結果、磁気センサ素子5a、5bの端子に接続される磁気検出信号P1b、P2bは、外部からの磁界(すなわち地磁気)に応じて信号レベルが変化する。
検出回路12は、X方向の磁気検出信号P1bとY方向の磁気検出信号P2bとをそれぞれ入力し、信号レベルの変化を検出して地磁気の強さに応じてデューティが変化するデジタル化された矩形波信号である磁気信号P3を出力する。制御回路14は、選択信号CSがアクティブとなることにより、制御信号X/Yに応じて切替信号P4を出力する。この結果、検出回路12は、制御回路14からの切替信号P4に応じて内部で二つの磁気検出信号P1bとP2bを切り替え、時分割的にあるタイミングではX方向の磁気検出信号P1bを入力してX方向の磁気信号P3を出力し、次のタイミングではY方向の磁気検出信号P2bを入力してY方向の磁気信号P3を出力する。平滑回路13は、矩形波信号である磁気信号P3を入力し、内部で平滑して直流電圧に変換し、検出した地磁気の大きさに応じて変化する出力信号OUTを出力する。
次に、磁気方位検出装置1の出力特性について図3に基づき説明する。図3(a)に於いて、磁気方位検出装置1のX方向を地磁気Aに対して0度(すなわち略北の方向)に固定する。次に前述した如く、磁気方位検出装置1に対して電源供給を行い、選択信号CSをアクティブとして制御信号X/Yによって、X方向とY方向の地磁気を測定する。ここで、X方向に配置される磁気センサ素子5aは、地磁気Aに対して0度の位置にあるので地磁気に対する感度は最大となり、この位置に於けるX方向の出力信号OUTは最大レベルとなる。また、Y方向に配置される磁気センサ素子5bは、地磁気Aに対して90度の位置にあるので地磁気に対する感度は最小となり、この位置に於けるY方向の出力信号OUTは最小レベルとなる。
次に、図3(a)に於いて磁気方位検出装置1を矢印Bの方向に90度回転させると、X方向に配置される磁気センサ素子5aは、地磁気Aに対して90度の位置になるので地磁気に対する感度は最小となり、この位置に於けるX方向の出力信号OUTは最小レベルとなる。また、Y方向に配置される磁気センサ素子5bは、地磁気Aに対して0度の位置になるので地磁気に対する感度は最大となり、この位置に於けるY方向の出力信号OUTは最大レベルとなる。図3(b)は、磁気方位検出装置1を地磁気Aに対して0度から連続的に矢印Bの方向に回転させ、磁気センサ素子5a、5bのそれぞれの出力信号OUTを回転角に対してプロットしたグラフである。図3(b)に於いて、X軸は磁気方位検出装置1の地磁気Aに対する回転角度を示し、Y軸は出力信号OUTの相対的な出力レベルを示している。
ここで、X方向に配置される磁気センサ素子5aが検出するX方向の出力信号OUTに着目すると、前述した如く、地磁気Aに対して0度ではプラスの最大値となり、90度では最小値の零となる。また更に矢印Bの方向に回転させ地磁気Aに対して180度の位置では、磁気センサ素子5aに対して地磁気Aの方向が0度の位置と正反対となるので出力信号OUTは、マイナスで最大値となる。更に矢印Bの方向に回転させて270度の位置では、磁気センサ素子5aは地磁気Aに対して再び90度の位置となるので出力信号OUTは最小値の零となる。また更に回転させて360度の位置では、初期の回転角0度と等しく出力信号OUTはプラスの最大値となる。
また、Y方向に配置される磁気センサ素子5bが検出するY方向の出力信号OUTに着目すると、前述した如く、地磁気Aに対して0度では最小値の零となり、90度ではプラスの最大値となる。また更に矢印Bの方向に回転させ地磁気Aに対して180度の位置では、再び出力信号OUTは最小値の零となる。更に矢印Bの方向に回転させると270度の位置では、磁気センサ素子5bに対して地磁気Aの方向が90度の位置と正反対になるので出力信号OUTはマイナスで最大値となる。また更に回転して360度の位置では、初期の回転角0度と等しく出力信号OUTは最小値の零となる。
尚、実際の出力電圧OUTは、組み込まれる携帯機器等の内部にある保持磁界による影響を常に受けるので、あらかじめキャリブレーションを実行して周囲の保持磁界によるオフセット値をキャンセルする必要がある。また、出力信号OUTの最大値は、検出する地磁気の水平成分に依存するが、図3(b)に於いては、プラス方向とマイナス方向の最大値を共にプラス1、マイナス1とする相対値として示している。このように、磁気方位検出装置1のX方向の出力信号OUTとY方向の出力信号OUTの値を知ることによって、磁気方位検出装置1の地磁気Aに対する回転角度を知ることが出来るので、結果として、地磁気Aを基準とした方位を得ることが出来る。
以上のように、本発明の磁気方位検出装置によれば、X方向とY方向に配置される磁気センサ素子5a、5bと、この磁気センサ素子を駆動し磁気検出する駆動検出IC6を回路基板2に実装し一体化することが出来る。また、前述した如く、本出願人が特願2002−347886号で提案した磁気センサ素子の外形サイズは、長手方向が3mm、幅が0.3mm、厚さが0.4mmと非常に小型であるので、上記提案の磁気センサ素子5a、5bを使用することにより、本発明の磁気方位検出装置の外形サイズは4.5mm×4mm、高さ1mm以下を実現することが出来る。また、該磁気センサ素子5a、5bは、長手方向が2mm、幅が0.3mm、厚さが0.4mm程度まで更に小型化することが可能であり、この場合には、磁気方位検出装置の外形サイズは、3mm×3mm、高さ1mm以下を実現することも十分可能である。また、該磁気センサ素子5a、5bは体積の小さなパーマロイ箔を用いる等のために、わずかな駆動電流で磁気飽和させることが出来、きわめて小さな消費電力で地磁気を高感度に検出することが出来る。また、パーマロイは保持力が小さいために着磁による誤差が少なく、微弱な地磁気を高精度に検出することが可能である。よって、GPS機能付き携帯電話等への組込を容易に行うことが出来、ヘディングアップ表示機能等を実現するための磁気方位検出装置として最適である。
次に、実施例2としての本発明の磁気方位検出装置の構成を図4に基づいて説明する。実施例2は方位を算出する演算手段を組み込み一体化した構成である。尚、実施例1と同一要素には同一番号を付し重複する説明は一部省略する。図4(a)と図4(b)に於いて、20は本発明の実施例2の磁気方位検出装置である。磁気センサ素子5aは実施例1と同様に、回路基板2の平面のX方向(すなわち長手方向)に半田(図示せず)等によって実装され、磁気センサ素子5bは、回路基板2の平面で磁気センサ素子5aの実装方向であるX方向に対して90度回転したY方向に半田(図示せず)等によって実装される。21は演算手段としての小規模なマイクロコンピュータ(以後マイコンと略す)であり、回路基板2にフェースダウン実装される。尚、フェースダウン実装は実装面積の縮小に効果的であるが、この実装方式に限定されるものではない。よってマイコン21は、磁気センサ素子5a、5b及び、駆動検出IC6と共に回路基板2に実装され、封止部材9によって封止され一体化される。尚、側面図である図4(b)に於いて、磁気センサ素子5aは図示していない。また、磁気方位検出装置20の下面部は、図1(c)で示す実施例1の磁気方位検出装置1と同等であるので省略する。尚、スルホール2a〜2f、端子電極としての上面電極3a〜3f等の個数は本実施例に於いては6個あるが、これに限定されない。
次に、磁気方位検出装置20の実装形態を図4(c)に基づいて説明する。25は携帯電話等の携帯情報機器に内蔵される外部基板としてのメイン基板であり、26はメイン基板25の表面に形成される銅箔等によって成る導電パターンである。ここで、磁気方位検出装置20をメイン基板25に実装するに於いて、導電パターン26に半田ペースト27を塗布し、磁気方位検出装置20を導電パターン26に合わせて配置し、リフロー炉等によって磁気方位検出装置20をメイン基板25に表面実装する。この結果、導電パターン26と磁気方位検出装置20の下面に配置される下面電極4a〜4f(図1参照)が半田ペースト27によって固着され、電気的機械的に結合される。尚、図4(c)では、実施例2についての実装形態を示しているが、実施例1に於いても実装形態は同様である。
以上のように、磁気方位検出装置20は、回路基板2上に、磁気センサ素子5a、5bと、駆動検出IC6と、マイコン21が実装され、封止部材9によって封止され一体化される。また、磁気方位検出装置20は、携帯電話等の携帯情報機器の基板に対して表面実装によって効率よく実装され組み込まれる。
次に図5に基づいて本発明の磁気方位検出装置の回路構成を説明する。尚、実施例1と同一要素には同一番号を付し重複する説明は一部省略する。図5に於いて、破線で囲まれたブロック全体が磁気方位検出装置20である。駆動検出IC6は、駆動信号P1a、P2aを出力し、磁気センサ素子5a、5bを駆動する。また、駆動検出IC6は出力信号OUTを出力し、選択信号CSと制御信号X/Yを入力する。マイコン21は、図示しないが内部にA/D変換器、演算回路、記憶回路等を有し、外部からの命令信号P10、P11を入力して、選択信号CSと制御信号X/Yを出力する。
また、マイコン21は駆動検出IC6からの磁気情報としての出力信号OUTを入力して方位を算出し、デジタル化されたシリアル信号である方位データP12を外部に出力する。プラス電源Vddとマイナス電源Vssは、それぞれ駆動検出IC6とマイコン21に接続され、電源供給を行う。尚、外部と接続される命令信号P10、P11、方位データP12、プラス電源Vdd、マイナス電源Vssは、図1で示した端子電極としての下面電極4a〜4fの何れかに接続されるが、その接続の組み合わせは回路基板2の配線パターンによって、任意に決定することが出来る。
次に磁気方位検出装置20の動作を、図5とマイコン21による方位算出手順を示したフローチャートである図6に基づいて説明する。尚、実施例1と重複する説明は一部省略する。プラス電源Vddとマイナス電源Vssによって電力が供給されると、マイコン21は内部で初期化処理を実行し、選択信号CSを非アクティブ状態として駆動検出IC6をスタンバイモードとする(フローST1)。次に、マイコン21は、命令信号P10、P11によって方位測定命令を受けると選択信号CSをアクティブとし、制御信号X/Yを出力する。駆動検出IC6は選択信号CSによって磁気測定モードとなり、制御信号X/Yによって駆動信号P1aを出力し、X方向の磁気センサ素子5aが駆動される(フローST2)。
次に、駆動検出IC6は、駆動されている磁気センサ素子5aから磁気検出信号を検出し、X方向の磁気を表す出力信号OUTを出力する(フローST3)。次に、マイコン21は、出力信号OUTを入力して内部でA/D変換を実行し、デジタル値としてのXデータを内部の記憶回路に記憶する(フローST4)。次に、マイコン21は制御信号X/Yを切り替え、駆動検出IC6は制御信号X/Yによって駆動信号P2aを出力し、Y方向の磁気センサ素子5bが駆動される(フローST5)。次に、駆動検出IC6は、駆動されている磁気センサ素子5bから磁気検出信号を検出し、Y方向の磁気を表す出力信号OUTを出力する(フローST6)。次に、マイコン21は、出力信号OUTを入力して内部でA/D変換を実行し、デジタル値としてのYデータを内部の記憶回路に記憶する(フローST7)。
次に、マイコン21は、記憶したXデータとYデータに対して、磁気方位検出装置が組み込まれている携帯電話等の内部にある保持磁界によるオフセット値を差し引き、保持磁界等による誤差成分をキャンセルする(フローST8)。尚、オフセット値は、あらかじめ磁気センサ素子5a、5bのキャリブレーションを実行し、マイコン21の内部で算出し記憶させると良い。次に、マイコン21は、フローST8で誤差成分をキャンセルしたXデータとYデータより、Arctan(Y/X)を算出し、デジタル値としての方位データP12を得る(フローST9)。尚、上記の演算処理によって方位データP12を算出するのではなく、マイコン21の内部に、XデータとYデータの値から角度に変換するテーブルをあらかじめ記憶させ、該テーブルを参照して方位データP12を得ても良い。また、本発明の実施例2に於いては、マイコン21の内部でパラレルシリアル変換を行い、シリアルデータとして方位データP12を出力するが、この出力方式には限定されない。すなわち、磁気方位検出装置20からの外部への端子電極を増やし、4ビット等のパラレルデータとして出力しても良い。
以上のように、本発明の実施例2の磁気方位検出装置20は、X方向磁気情報とY方向磁気情報を入力して方位を算出するマイコン21を組み込み一体化されるので、磁気方位検出装置20からデジタル化された方位データを直接出力することが出来る。この結果、磁気方位検出装置20を組み込む携帯電話等の携帯型情報機器は、内部の演算手段によって方位データを算出する必要がないので、携帯型情報機器のシステムとしての処理負荷が軽減され、システム全体として処理能力に優れた情報機器を提供することが出来る。また、システムとしての処理負荷が軽減されるので、処理能力の低い演算手段を選択することも可能となり、電池寿命が長くコストパフォーマンスに優れた携帯型情報機器の実現に役立つ。
尚、本発明の実施例1と実施例2は、共に磁気センサ素子をX方向とY方向に配置する2軸タイプとしたが、更に、磁気センサ素子をZ方向に追加して3軸タイプの磁気方位検出装置としても良い。これにより、Z方向の磁気センサ素子からの磁気データにより、水平方向の傾きを検出し、更に高精度な方位データを得ることが可能となる。また、本発明の実施例2は、駆動検出IC6とマイコン21を個別部品としたが、この構成に限定されず、駆動検出IC6とマイコン21をワンチップICとして構成しても良い。また、マイコン21は、内部に記憶されたファームウエアで演算処理等を実行するが、この構成に限定されず、マイコン21に替わってカスタムIC等によるハードウエアで構成しても良い。
次に、実施例3としての本発明の磁気方位検出装置の製造方法の概略を図7に基づいて説明する。図7(a)に於いて、30はBTレジン等を材料とした薄板状の集合基板である。31は複数のスルホールであり、集合基板30上に一定間隔でX方向とY方向に形成される。また、集合基板30の表面には図示しないがエッチング加工によって配線パターンが回路形成される。次に、完成した集合基板30に、実施例1及び2で示した磁気センサ素子5a、5b、駆動検出IC6等の電子部品が表面実装によって固着される。
次に、電子部品が実装された集合基板30に対して、ダイシング加工が実施される。すなわち、図7(b)に於いて、ダイシングライン32はX方向に形成される複数のスルホール31の中心に沿ったラインであり、該ダイシングライン32を基準としてX方向にダイシング加工が実施される。また、ダイシングライン33はY方向に形成される複数のスルホール31の中心に沿ったラインであり、該ダイシングライン33を基準としてY方向にダイシング加工が実施される。
次に図7(c)に於いてダイシング加工後を示し、図示する如く、磁気センサ素子5a、5bや駆動検出IC6等の電子部品を実装された多数の回路基板2が完成する。ここで、回路基板2の上面に封止部材9(図1及び図4参照)を充填し封止すれば、本発明の磁気方位検出装置が完成する。尚、封止部材9は、ダイシング加工前に充填しても良い。また、実施例3に於ける集合基板30は、回路基板2を4個形成する大きさであるが、この形態に限定されるものではなく、更に多数の回路基板2を形成するために大きなサイズの集合基板を用いて良い。以上のように、集合基板にスルホールを形成し、該スルホールに沿ってダイシング加工することにより、多数の回路基板を完成することが出来るので、量産性に優れ品質の安定した磁気方位検出装置を提供することが出来る。
本発明の実施例1の磁気方位検出装置の構成図であり、図1(a)は上面図、図1(b)は側面図、図1(c)は下面図である。 本発明の実施例1の磁気方位検出装置の回路ブロック図である。 本発明の磁気方位検出装置の出力特性を示し、図3(a)は磁気方位検出装置の出力特性測定の説明図であり、図3(b)は磁気方位検出装置の出力特性グラフである。 本発明の実施例2の磁気方位検出装置の構成図と実装図であり、図4(a)は上面図、図4(b)は側面図、図4(c)は実装形態を示す側面図である。 本発明の実施例2の磁気方位検出装置の回路ブロック図である。 本発明の実施例2の方位データ算出手順を示したフローチャートである。 本発明の実施例3の集合基板による磁気方位検出装置の製造方法の概略図であり、図7(a)は集合基板の製造工程と実装工程を示し、図7(b)は集合基板のダイシング加工工程を示し、図7(c)は回路基板の完成形態を示す。
符号の説明
1、20 磁気方位検出装置
2 回路基板
2a〜2f、31 スルホール
3a〜3f 上面電極
4a〜4f 下面電極
5a、5b 磁気センサ素子
6 駆動検出IC
7 IC接続電極
8 ワイヤ
9 封止部材
11 駆動回路
12 検出回路
13 平滑回路
14 制御回路
15 電源回路
21 マイコン
25 メイン基板
26 導電パターン
27 半田ペースト
30 集合基板
32、33 ダイシングライン
P1a、P2a 駆動信号
P1b、P2b 磁気検出信号
P3 磁気信号
P4 切替信号
P10、P11 命令信号
P12 方位データ
CS 選択信号
OUT 出力信号
X/Y 制御信号
Vdd プラス電源
Vss マイナス電源

Claims (6)

  1. 略四角形状の絶縁性基板上に、複数の磁気センサ素子と、該磁気センサ素子に駆動信号を供給し該磁気センサ素子からの磁気検出信号を入力して磁気の強さに応じた磁気情報を出力する半導体とを配置し、前記複数の磁気センサ素子と前記半導体を封止部材によって封止し一体化したことを特徴とする磁気方位検出装置。
  2. 略四角形状の絶縁性基板上に、複数の磁気センサ素子と、該磁気センサ素子に駆動信号を供給し該磁気センサ素子からの磁気検出信号を入力して磁気の強さに応じた磁気情報を出力する半導体と、該半導体からの磁気情報を入力して方位を算出する演算手段とを配置し、前記複数の磁気センサ素子と前記半導体と前記演算手段とを封止部材によって封止し一体化したことを特徴とする磁気方位検出装置。
  3. 前記複数の磁気センサ素子は、前記絶縁性基板のX方向とY方向に配置され、それぞれX方向とY方向の地磁気を検出することを特徴とする請求項1又は2記載の磁気方位検出装置。
  4. 前記磁気センサ素子は、軟質磁性材料をコアとするフラックスゲート型の磁気センサ素子であることを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載の磁気方位検出装置。
  5. 前記絶縁性基板は、複数のスルホールと、該スルホールと電気的に接続された端子電極を有し、該端子電極を介して外部基板と表面実装により電気的機械的に結合すること特徴とする請求項1乃至4いずれかに記載の磁気方位検出装置。
  6. 前記絶縁性基板は、薄板形状の集合基板上に多数個形成され、前記スルホールに沿ってダイシング加工することにより分離し単体化されることを特徴とする請求項1乃至5いずれかに記載の磁気方位検出装置。
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