JP2005114071A - サービスチー継手 - Google Patents

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Hiroaki Tanaka
宏明 田中
Masaya Iwasaki
雅也 岩崎
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Mitsui Chemicals Inc
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Mitsui Chemicals Inc
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Abstract

【課題】プラスチック管よりなる管に融着接合されるサドル部及び該サドル部より突設される胴部よりなる継手本体と、胴部より側方に突設され、分岐管が接続されるスピゴットと、胴部に捩込まれる管穿孔用のホールソーとよりなるサービスチー継手において、簡単な構造で、胴部とホールソーのネジ部のクリアランスにより管内の圧力流体が洩れるのを防止してシールが確実に行えるようにする。
【解決手段】胴部3上端の内周に環状のフランジ21を熱融着により或いは成形時に一体形成し、ホールソー上端面の周縁に環状溝25を形成してoリング26を装着し、フランジ21とホールソー上端面との間をシールする。
【選択図】 図5

Description

本発明は、プラスチック管よりなるガス管、上下水道管、給湯管等の配管工事において、管に分岐管を接続する際、とりわけガス管の補修工事において、バイパス管を接続する際に用いるサービスチー継手に関する。
サービスチー継手は一般に図1に示すように、プラスチック管よりなる管1に融着接合されるサドル部2及び該サドル部2より突設される胴部3とよりなる継手本体9と、胴部3より側方に突設されるスピゴット4よりなり、管1との融着接合に際しては、サドル部2の接合面をヒータにより加熱溶融してから行う熱融着のほか、近年ではサドル部の接合面に電熱線を埋設し、管1との融着接合を電熱線への通電によって行う電気融着が多用されるようになっている。図中、6はキャップである。
サービスチー継手を用いて管に分岐管を接続するときには、サドル部2を管1に融着接合したのち継手本体9の胴部3上部から図2に示すホールソー5を捩込んで管1への穿孔作業を行い、穿孔後、ホールソー5を上記と逆方向に回動操作して胴部上部に引上げ、ついで継手本体上部にキャップ6を被せ、これを捩込んで取付けていた。そしてキャップ6の気密性及び水密性を確保するために、図2に示すようにoリング7を単数又は複数用いてシールしていた。
上述するようなシール構造では、胴部とホールソーのネジ部のクリアランスを通してガス等の圧力流体が洩れ、これによりキャップ内の本管内の静圧に相当する圧が立つようになるが、この圧は、管内が高圧になる程高くなり、そのため図1及び図2に示すキャップ6が上方に押し動かされてシール性が損なわれるようになる。
下記特許文献1には、この問題に対処するため、図3に示すようにホールソー11を塞ぐ押え板12と、押え板周縁に突設され、ホールソー11に捩込まれるシール材13よりなって、ホールソー11に被さるキャップ状をなし、シール材13の外側を楔状に形成して、胴部14の上部内周面に形成されるV溝状のノッチ溝15に嵌着させるようにしたものが提案されている。図中、16はoリングである。
特開2001−208277号
本発明は、上述する特許文献1に開示されるサービスチー継手に改良を加え、簡単な構造で、シールがより確実に行えるようにしたものである。
請求項1に係わる発明は、プラスチック管よりなる管に融着接合されるサドル部及び該サドル部より突設される胴部よりなる継手本体と、胴部より側方に突設され、分岐管が接続されるスピゴットと、胴部に捩込まれる管穿孔用のホールソーとよりなるサービスチー継手において、胴部内周にはホールソーの上昇を遮る環状のフランジを突設し、該フランジとホールソー上端の当り面の少なくとも一方にフランジとホールソー上端の当り面との間に介在して、両者間をシールするシール手段を設けたことを特徴とする。
本発明によると、胴部とホールソーのネジ部のクリアランスを通ってガス等の加圧流体が洩れるのを防ぐことができる。
本発明で用いるシール手段としては、既知の種々のものを用いることができるが、なかでも例えばoリング、パッキン等が構造が簡単で安価であり、望ましい。
フランジを備えた胴部へのホールソーの装着は、フランジのない胴部にホールソーを装着したのち、胴部にフランジを熱融着等により固着したり、ホールソーをフランジ側の開口を通して胴部へ捩込むことにより行うことができる。
したがって、請求項2に係わる発明は、請求項1に係わる発明のフランジが胴部内周に熱融着して一体化されることを特徴とする。
本発明によると、胴部にホールソーを捩込んで装着したのちにフランジを胴部に熱融着して一体化することができる。
請求項3に係わる発明は、請求項1に係わる発明のホールソーがサドル部側の開口を通して胴部に捩込み装着されることを特徴とする。
本発明によると、フランジを一体形成したサービスチー継手の成形品を用いることができる。
請求項4に係わる発明は、請求項1ないし3に係わる発明において、シール手段がoリングで、ホールソー上端面に形成される環状溝に装着されることを特徴とする。
本発明によると、ホールソーが降下してフランジより離間したときでもoリングが脱落することはない。
請求項1に係わる発明によると、胴部上端にフランジを設け、ホールソー上端面とフランジとの間にシール手段を設けるだけであるから、構造が比較的簡単であり、またホールソーとフランジとの間にシール手段を設けたことにより胴部とホールソーのネジ部のクリアランスを通って加圧流体が洩れ出るのを確実に防ぐことができる。
請求項2に係わる発明によると、既存のサービスチー継手にもフランジを熱融着して取付けて上述するシールを行うことができる。
請求項3に係わる発明によると、フランジを備えた継手を一体成形することができる。
請求項4に係わる発明によると、ホールソーが降下したときでもoリングが脱落することがなく、シールを確実に行うことができる。
図4は、図2に示すタイプのサービスチー継手において、胴部3上端の内周に環状のフランジ21を熱融着により、或いは継手の成形時に一体形成し、フランジ下面に形成される環状溝22にoリング23を嵌着したもので、ホールソー5を回動操作して胴部上部に引上げ、oリング23に押し当てることによりフランジ21とホールソー5上端の当り面との間をシールし、胴部3とホールソー5のネジ部のクリアランスを通ってガス等の加圧流体が洩れ出るのを防ぐことができるようになっている。
図5は、図4に示すサービスチー継手において、フランジ21にoリング23を嵌着する代わりにホールソー5上端面の周縁に環状溝25を形成して該溝25にoリング26を装着したものである。
図4に示すサービスチー継手のように、oリング23をフランジ下面に形成した環状溝22に装着した場合、ホールソー5を管への孔あけのために降下させたとき、環状溝22に嵌着されたoリング23が脱落するおそれがあるのに対し、
図5に示すサービスチー継手のように、oリング26をホールソー上端面の環状溝25に装着した場合、oリング23が脱落するおそれはない。
サービスチー継手の側面図。 従来のサービスチー継手の要部の断面図。 従来の別のサービスチー継手の要部の断面図。 本発明に係わるサービスチー継手の要部の断面図。 本発明に係わるサービスチー継手の別の例の要部の断面図。
符号の説明
1・・管
2・・サドル部
3、14・・胴部
4・・スピゴット
5、11・・ホールソー
6・・キャップ
7、16、23、26・・oリング
9・・継手本体
12・・押え板
13・・シール材
15・・ノッチ溝
21・・フランジ
22、25・・環状溝

Claims (4)

  1. プラスチック管よりなる管に融着接合されるサドル部及び該サドル部より突設される胴部よりなる継手本体と、胴部より側方に突設され、分岐管が接続されるスピゴットと、胴部に捩込まれる管穿孔用のホールソーとよりなるサービスチー継手において、胴部内周にはホールソーの上昇を遮る環状のフランジを突設し、該フランジとホールソー上端の当り面の少なくとも一方にフランジとホールソー上端の当り面との間に介在して、両者間をシールするシール手段を設けたことを特徴とするサービスチー継手。
  2. 上記フランジが胴部内周に熱融着して一体化されることを特徴とする請求項1記載のサービスチー継手。
  3. 上記ホールソーがサドル部側の開口を通して胴部に捩込み装着されることを特徴とする請求項1記載のサービスチー継手。
  4. シール手段がoリングで、ホールソー上端面に形成される環状溝に装着されることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかの請求項に記載のサービスチー継手。
JP2003349961A 2003-10-08 2003-10-08 サービスチー継手 Pending JP2005114071A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015148271A (ja) * 2014-02-06 2015-08-20 クボタシーアイ株式会社 分岐サドル継手
CN105570587A (zh) * 2014-10-17 2016-05-11 丹阳市腾辉液压机械有限公司 一种多通管接头
CN110281012A (zh) * 2019-05-27 2019-09-27 江苏大学 一种桁架式锻件法兰盘自动化机加工生产线

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