JP2005112165A - サイドエアバッグ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】側面衝突時に乗員の胸部をドア侵入速度よりも速い速度まで加速することができ、しかも乗員の胸部がサイドエアバッグから受ける力を下げることができるサイドエアバッグ装置を得る。
【解決手段】サイドエアバッグ装置24のサイドエアバッグ28は、先に膨張する根元部34と続いて膨張する先端部36とによって構成されている。側面衝突時になると、根元部34が先に膨張することにより、シートバックパッド22の外側の側部22Bがサイドドア40から離間する方向へ押圧される。このため、乗員12の胸部12Bはサイドドア40が車室内へ侵入する以前に加速され始め、これにより加速期間が長くなり、その分、乗員12の胸部12Bに作用する荷重を下げることができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、側面衝突時に作動してガスを発生するインフレータと、このインフレータから噴出されたガスによって膨張し乗員の胸部とサイドドアとの間に介在されるサイドエアバッグと、を含んで構成されたサイドエアバッグ装置に関する。
従来から、側面衝突時の乗員保護対策としてサイドエアバッグ装置が実用化されている。通常、サイドエアバッグ装置は車両用シートのシートバックに取り付けられており、インフレータ及びサイドエアバッグを備えている。側面衝突時になると、インフレータが作動してガスが発生し、折り畳み状態のサイドエアバッグの中にガスが流入される。これにより、乗員の胸部とサイドドアのドアトリムとの間にサイドエアバッグが膨出される。その後、サイドドアが車室内へ侵入するが、乗員の胸部とドアトリムとの間にはサイドエアバッグが介在するので、乗員の胸部は保護される。
特開2001−287615号公報 特開2000−85515号公報 特開平6−227348号公報
ところで、側面衝突時、サイドドアが車室内へ侵入すると、サイドエアバッグはドアトリムに押されて乗員の胸部を押圧する。その結果、乗員の胸部は加速し、ドア侵入速度を超えるまで加速し続ける。
ここで、従来の構造による場合、サイドドアが車室内へ侵入し、サイドエアバッグがドアトリムに押されて始めてサイドエアバッグが乗員の胸部を押し始めるため、乗員の胸部を押す時間が短くなる。つまり、乗員の胸部の加速期間が短くなる。乗員の胸部を保護するためには乗員の胸部をドア侵入速度よりも速い速度まで加速する必要があるが(即ち、ΔV(=∫F・dt)>Vd,ΔV:乗員の胸部の速度変化、Vd:ドア侵入速度、F:乗員の胸部に作用する力、dt:微小時間)、乗員の胸部の速度変化(ΔV)は一定値をとるため、乗員の胸部の加速期間が短い場合(即ち、Fの作用時間tが短い場合)には、サイドエアバッグの内圧(F)を高くして、サイドエアバッグが乗員の胸部を押す力を高くしなければならない。しかし、その場合、乗員の胸部がサイドエアバッグから受ける力が高くなるという問題があった。
本発明は上記事実を考慮し、側面衝突時に乗員の胸部をドア侵入速度よりも速い速度まで加速することができ、しかも乗員の胸部がサイドエアバッグから受ける力を下げることができるサイドエアバッグ装置を得ることが目的である。
請求項1記載の本発明に係るサイドエアバッグ装置は、側面衝突時に作動してガスを発生するインフレータと、このインフレータから噴出されたガスによって膨張し乗員の胸部とサイドドアとの間に介在されるサイドエアバッグと、を含んで構成されたサイドエアバッグ装置であって、前記サイドエアバッグは、インフレータから供給されるガスによって最初に膨張する根元部と、当該根元部に遅れて膨張する先端部と、に分割されており、さらに、前記サイドエアバッグの根元部が膨張することにより、当該根元部によってシートバックパッドの側部がサイドドアから離間する方向へ押圧移動される、ことを特徴としている。
請求項2記載の本発明に係るサイドエアバッグ装置は、請求項1記載の発明において、前記インフレータ及び前記サイドエアバッグを含んで成る装置は、シートバックフレームの外側に配置されており、前記サイドエアバッグの根元部と先端部は、当該根元部と当該先端部との境界位置でバッグ外側部とバッグ内側部とを二枚一緒に縫合することにより構成されている、ことを特徴としている。
請求項3記載の本発明に係るサイドエアバッグ装置は、請求項1記載の発明において、前記インフレータ及び前記サイドエアバッグを含んで成る装置は、シートバックフレームの内側に配置されており、前記サイドエアバッグの根元部と先端部は、バッグ外側部及びバッグ内側部のいずれか一方に仕切り材を逢着することにより構成されている、ことを特徴としている。
請求項1記載の本発明によれば、側面衝突すると、インフレータが作動してガスが発生する。発生したガスは最初にサイドエアバッグの根元部に流入される。これにより、サイドドアが車室内へ侵入する以前に、膨張した根元部によってシートバックパッドの側部がサイドドアから離間する方向へ押圧移動され、シートバックパッドの側部を介して乗員の胸部を押し始める。根元部が膨張した後は先端部が膨張し、当該先端部によって乗員の胸部は更に加速され続ける。従って、乗員の胸部の加速時間を長くとることができ、その分、乗員の胸部に作用させる横力(サイドエアバッグの膨張圧)を下げることができる。
請求項2記載の本発明によれば、インフレータ及びサイドエアバッグを含んで成る装置がシートバックフレームの外側に配置されているので、車両用シートへの搭載性が良い。また、サイドエアバッグの根元部と先端部は、当該根元部と当該先端部との境界位置でバッグ外側部とバッグ内側部とを二枚一緒に縫合することにより構成されているため、サイドエアバッグの構造が簡素になる。
請求項3記載の本発明によれば、インフレータ及びサイドエアバッグを含んで成る装置がシートバックフレームの内側に配置されているので、シートバックパッドの側部により近い位置でサイドエアバッグの根元部を膨張させることができる。従って、シートバックパッドの側部をサイドドアから離間する方向へより迅速に押圧することができる。また、サイドエアバッグの根元部と先端部は、バッグ外側部及びバッグ内側部のいずれか一方に仕切り材を逢着することにより構成されているため、根元部の膨張精度が確保し易くなる。
以上説明したように、請求項1記載の本発明に係るサイドエアバッグ装置は、インフレータから供給されるガスによって最初に膨張する根元部と、当該根元部に遅れて膨張する先端部と、にサイドエアバッグを分割し、さらに、サイドエアバッグの根元部が膨張することにより、当該根元部によってシートバックパッドパッドの側部をサイドドアから離間する方向へ押圧移動させるので、乗員の胸部を早期に拘束し、長時間加速することができ、その結果、側面衝突時に乗員の胸部をドア侵入速度よりも速い速度まで加速することができ、しかも乗員の胸部がサイドエアバッグから受ける力を下げることができるという優れた効果を有する。
請求項2記載の本発明に係るサイドエアバッグ装置は、請求項1記載の発明において、インフレータ及びサイドエアバッグを含んで成る装置をシートバックフレームの外側に配置し、サイドエアバッグの根元部と先端部は、当該根元部と当該先端部との境界位置でバッグ外側部とバッグ内側部とを二枚一緒に縫合することにより構成されているため、車両用シートへの搭載性の向上及びサイドエアバッグの構造の簡素化を図ることができ、その結果、低コストで本発明の目的を達成することができるという優れた効果を有する。
請求項3記載の本発明に係るサイドエアバッグ装置は、請求項1記載の発明において、インフレータ及びサイドエアバッグを含んで成る装置をシートバックフレームの内側に配置し、サイドエアバッグの根元部と先端部は、バッグ外側部及びバッグ内側部のいずれか一方に仕切り材を逢着することにより構成されているため、根元部の膨張精度が確保し易くなるだけでなくシートバックパッドの側部をより迅速に押圧することができ、その結果、高い性能を発揮させることができるという優れた効果を有する。
〔第1の実施の形態〕
以下、図1〜図7を用いて、本発明に係るサイドエアバッグ装置の第1の実施の形態について説明する。なお、これらの図に適宜付した矢印FRは車両前方側を示しており、矢印UPは車両上方側を示しており、矢印OUTは車両幅方向外側を示している。
図2には、車両用シート10の側面図が示されている。この図に示されるように、車両用シート10は、乗員12が着座するシートクッション14と、このシートクッション14の後端部に起立状態で配置され乗員12の背もたれとなるシートバック16と、このシートバック16の上端部に高さ調節可能に差し込まれ乗員12の頭部12Aを支持するヘッドレスト18と、を含んで構成されている。
図1には、上述した車両用シート10の水平断面図が示されている。なお、ハッチングの図示は省略している。この図に示されるように、シートバック16は、その骨格部材となるシートバックフレーム20と、このシートバックフレーム20に装着されるシートバックパッド22と、を含んで構成されている。シートバックパッド22は平面視で略コ字状に形成されており、乗員12の胸部12Bを後ろから支持する本体部22Aと、乗員の胸部12Bを両サイドから支持する両側部22B、22Cと、を備えている。
サイドエアバッグ装置24は、上述したシートバックフレーム20の外側の側部20Aの車室外側に取り付けられている。サイドエアバッグ装置24は、側面衝突時に作動する略円柱形状のインフレータ26と、通常は折り畳み状態で配置されインフレータ26から噴出されるガスによって膨張されるサイドエアバッグ28と、インフレータ26及び折り畳み状態のサイドエアバッグ28を格納するエアバッグケース30と、を含んで構成されている。エアバッグケース30は、バッグ膨張圧が所定値以上になると、前端部が破断して展開するようになっている。
図3には、上述したサイドエアバッグ28の展開状態の側面図が示されている。この図に示されるように、サイドエアバッグ28は扁平な略矩形状に形成されており、縫合部32を境にして根元部34と先端部36とに分かれている。具体的には、バッグ外側部28Aとバッグ内側部28Bとを二枚一緒に縫合部32で縫合することにより、根元部34と先端部36とが形成されている。また、縫合部32の上下端は縫合されておらず、これらの上下に非縫合部38がそれぞれ設定されることによって、根元部34の内部空間と先端部36の内部空間とが相互に連通されている。なお、インフレータ26は、根元部34の後端部に縦置き式で配置されている。
次に、本実施形態の作用並びに効果について説明する。
側面衝突すると、まず、サイドエアバッグ装置24のインフレータ26が作動してガスが発生する。図4に示されるように、発生したガスは最初に根元部34内へ流入され、これを膨張させる。このため、根元部34の膨張圧が所定値以上に達した時点でエアバッグケース30の前端部が破断して展開すると共に、サイドエアバッグ28の根元部34が勢い良く車両前方側へ膨出される。サイドエアバッグ28の根元部34の膨出方向上には、シートバックパッド22の外側の側部22Bが配置されているので、当該外側の側部22Bは図4の二点鎖線図示位置から実線図示位置(即ち、サイドドア40と離間する方向)へ押圧移動される。その結果、サイドドア40が車室内へ侵入する以前に、乗員12の胸部12Bがサイドドア40から離間する方向(矢印OUTと反対方向)へ加速される。
続いて、図5に示されるように、膨張した根元部34から上下一対の非縫合部38を通ってガスが先端部36内へ流入される。これにより、先端部36が膨張し始める。
その後、図6に示されるように、サイドエアバッグ28の先端部36が完全に膨張し、侵入してきたサイドドア40に押されて、乗員12の胸部12Bに押し付けられる。その結果、乗員12の胸部12Bは先端部36に押されてサイドドア40と離間する方向へ加速される。
図7には、乗員の胸部に作用する横力Fと当該横力の作用時間tとの関係が示されている。破線で示すグラフPが従来の場合である。ここで、車室内へ侵入してくるサイドドア40と乗員12の胸部12Bとの衝突を避けるためには、乗員12の胸部12Bを一定速度(ΔV)まで加速しなければならないが、従来の場合には、横力Fの作用時間がT2と短いため、乗員12の胸部12Bの運動量変化(m・ΔV)を一定にするためには、乗員の胸部に作用する横力F(バッグ膨張圧)を高くしなければならない(∵ m・ΔV=∫F・dt=一定)。これに対し、サイドドア40が車室内へ侵入する以前に根元部34によって乗員12の胸部12Bを加速し始める本実施形態の場合は加速期間がT1と長くなるため、その分、乗員12の胸部12Bに作用させる横力Fを下げることができる。
以上より、本実施形態に係るサイドエアバッグ装置24によれば、側面衝突時に乗員12の胸部12Bをドア侵入速度よりも速い速度まで加速することができ、しかも乗員12の胸部12Bがサイドエアバッグ28から受ける力(横力)を下げることができる。
また、本実施形態では、サイドエアバッグ装置24をシートバックフレーム20の外側に配置し、サイドエアバッグ28の根元部34と先端部36は、当該根元部34と当該先端部36との境界位置でバッグ外側部28Aとバッグ内側部28Bとを二枚一緒に縫合することにより構成されているため、車両用シート10への搭載性の向上及びサイドエアバッグ28の構造の簡素化を図ることができる。その結果、低コストで本発明の目的を達成することができる。
〔第2の実施の形態〕
次に、図8〜図11を用いて、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、前述した第1の実施の形態と同一構成部分には、同一番号を付してその説明を省略する。
図8に示されるように、この第2の実施の形態では、サイドエアバッグ50が、バッグ基布を構成するバッグ外側部50A及びバッグ外側部50Bと、両者の間に介在された仕切り材52と、によって構成されている。なお、仕切り材52は、バッグ外側部50A及びバッグ内側部50Bと同一材質で構成されている。
より具体的に説明すると、仕切り材52はバッグ外側部50Aの後端部から中間部付近までの範囲に亘る大きさに裁断されており、バッグ外側部50Aの方に周縁部が縫着されている。これにより、仕切り材52とバッグ外側部50Aとによってサイドエアバッグ50の根元部54が形成され、バッグ外側部50Aとバッグ内側部50Bとによってサイドエアバッグ50の先端部56が形成される構成である。なお、仕切り材52の前端部は、上下端が非縫合部38とされ、その間が縫合部32とされている点は、前述した第1実施形態と同様である。
上記構成によっても、基本的な作動は、前述した第1実施形態と同様である。従って、第1実施形態と同様の作用・効果が得られる。
加えて、本実施形態では、サイドエアバッグ50のバッグ外側部50Aに仕切り材52を縫合することにより根元部54と先端部56とを構成したので、根元部54の展開形状等といった膨張精度を確保し易くなる。従って、その分、シートバックパッド22の外側の側部22Bの押圧精度を高めることができ、ひいては乗員12の胸部12Bの加速に対する高い性能を確保することができる。
なお、本実施形態では、仕切り材52をバッグ外側部50Aに縫着したが、これに限らず、バッグ内側部50Bに縫着する構成を採ってもよい。
〔第3の実施の形態〕
次に、図12〜図15を用いて、本発明の第3の実施の形態について説明する。なお、前述した第1の実施の形態と同一構成部分には、同一番号を付してその説明を省略する。
これらの図に示されるように、本実施形態では、サイドエアバッグ装置24をシートバックフレーム20の外側の側部20Aの車室内側に配置した点に特徴がある。なお、本実施形態では、第2実施形態で示した三枚布タイプのサイドエアバッグ50を用いて図示しているが、前述した第1実施形態で示した二枚布タイプのサイドエアバッグ28を用いてもよい。
上記構成によっても、基本的な作動は、前述した第1実施形態と同様である。従って、第1実施形態と同様の作用・効果が得られる。また、二枚布タイプのサイドエアバッグ50を用いた場合には、第2実施形態と同様の作用・効果が得られる。
加えて、本実施形態では、サイドエアバッグ装置24をシートバックフレーム20の外側の側部20Aの車室内側に配置したので、シートバックパッド22の外側の側部22Bにより近い位置でサイドエアバッグ50の根元部54(又はサイドエアバッグ28の根元部34)を膨張させることができる。従って、シートバックパッド22の外側の側部22Bをサイドドア40から離間する方向へより迅速に押圧することができる。従って、乗員12の胸部12Bの加速に対する高性能化を図ることができる。
なお、上述した各実施の形態では、サイドエアバッグ28、50の根元部34、54と先端部36、56とを隔成するために「縫合糸による縫合」という手法を用いたが、インフレータ26から噴出されるガスの温度が低い場合には縫合以外にも「接着剤による接着」等の手法も適用可能である。これらの手法を包括概念化するときは、「(取着手段による)取着」或いは「(固着手段による)固着」といった表現が適当である。
第1の実施の形態に係り、サイドエアバッグ装置を搭載した車両用シートの平断面図(図2の1−1線断面図)である。 車両用シートの側面図である。 (A)はサイドエアバッグの側面図、(B)は当該サイドエアバッグのB−B線断面図である。 側面衝突初期の状態を示す作動説明図である。 側面衝突中期の状態を示す作動説明図である。 側面衝突終期の状態を示す作動説明図である。 本実施形態と従来構造の乗員の胸部に作用する横荷重と荷重作用時間との関係を対比的に示すグラフである。 第2の実施の形態に係り、(A)はサイドエアバッグの側面図、(B)は当該サイドエアバッグのB−B線断面図である。 側面衝突初期の状態を示す作動説明図である。 側面衝突中期の状態を示す作動説明図である。 側面衝突終期の状態を示す作動説明図である。 第3の実施の形態に係り、側面衝突前の組付状態を示す図1に対応する平断面図である。 側面衝突初期の状態を示す作動説明図である。 側面衝突中期の状態を示す作動説明図である。 側面衝突終期の状態を示す作動説明図である。
符号の説明
10 車両用シート
12 乗員
12B 胸部
14 シートクッション
16 シートバック
20 シートバックフレーム
22 シートバックパッド
24 サイドエアバッグ装置
26 インフレータ
28 サイドエアバッグ
28A バッグ外側部
28B バッグ内側部
32 縫合部
34 根元部
36 先端部
40 サイドドア
50 サイドエアバッグ
50A バッグ外側部
50B バッグ内側部
52 仕切り部
54 根元部
56 先端部

Claims (3)

  1. 側面衝突時に作動してガスを発生するインフレータと、このインフレータから噴出されたガスによって膨張し乗員の胸部とサイドドアとの間に介在されるサイドエアバッグと、を含んで構成されたサイドエアバッグ装置であって、
    前記サイドエアバッグは、インフレータから供給されるガスによって最初に膨張する根元部と、当該根元部に遅れて膨張する先端部と、に分割されており、
    さらに、前記サイドエアバッグの根元部が膨張することにより、当該根元部によってシートバックパッドの側部がサイドドアから離間する方向へ押圧移動される、
    ことを特徴とするサイドエアバッグ装置。
  2. 前記インフレータ及び前記サイドエアバッグを含んで成る装置は、シートバックフレームの外側に配置されており、
    前記サイドエアバッグの根元部と先端部は、当該根元部と当該先端部との境界位置でバッグ外側部とバッグ内側部とを二枚一緒に縫合することにより構成されている、
    ことを特徴とする請求項1記載のサイドエアバッグ装置。
  3. 前記インフレータ及び前記サイドエアバッグを含んで成る装置は、シートバックフレームの内側に配置されており、
    前記サイドエアバッグの根元部と先端部は、バッグ外側部及びバッグ内側部のいずれか一方に仕切り材を逢着することにより構成されている、
    ことを特徴とする請求項1記載のサイドエアバッグ装置。
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