JP2005112113A - 車体前部構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 車輪のホイールの冷却性能を向上する。
【解決手段】 ダッシュパネル48は車幅方向の中央側が車体前方に膨出した凸形状となっており、ダッシュパネル48の前壁部48Aの車幅方向両端部48Bは車輪38のホイール内に配設されたホイールインモータ36とブレーキ37に向かって延設されている。ダッシュパネル48の前壁部48Aの車体前方側にはラジエータ50が配設されており、ラジエータ50を通過した冷却風Wは、ダッシュパネル48の前壁部48Aに沿って、ホイールインモータ36とブレーキ37の方向に流れるようになっている。
【選択図】 図1

Description

本発明は車体前部構造に関し、特に、自動車等の車体において冷却風により車体の熱源を冷却する車体前部構造に関する。
従来から、自動車等の車体において冷却風により車体の熱源を冷却する車体前部構造においては、車輪のブレーキを冷却するために導風板を設けると共に、ラジエータやコンデンサを冷却した冷却風を排出口から排出し、この排出された冷却風によって車体前方からの空気流を分流して車輪のブレーキを冷却する構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。また、ファンによりフィルタを通して空気を吸い込み、フレキシブルダクト、中空軸、その吸気口、ホイールの筒部及び通気口を通して電動機内に冷却風を送り込んで電動機を強制的に冷却し、仕切板の排気口から排気する構成が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開平7−156666号公報 実開平5−22133号公報
しかしながら、特許文献1では、ラジエータの後方へ流れる冷却風を排出口から排出し、この排出された冷却風によって車体前方からの空気流を分流して車輪のブレーキを冷却する。この結果、ラジエータの後方へ流れる冷却風は、車輪のホイールに直接案内されない。このため、ホイールの冷却性能が良くない。
本発明は上記事実を考慮し、車輪のホイールの冷却性能を向上できる車体前部構造を提供することが目的である。
請求項1記載の本発明は、車体前後方向に沿って延設されたフロントサイドメンバと、
該フロントサイドメンバの前後方向中間部に配設されたサスペンションタワーと、
該サスペンションタワーの前方において左右のフロントサイドメンバを互いに結合するダッシュパネルと、
該ダッシュパネルの車体前方側に配設されたラジエータと、
を有する車体前部構造であって、
前記ダッシュパネルは車幅方向の中央側が車体前方に膨出した凸形状であり、車幅方向の両端部が車輪のホイールに向かって延設されていることを特徴とする。
従って、ラジエータを通過した冷却風は、車幅方向の中央側が車体前方に膨出した凸形状であり、車幅方向の両端部が車輪のホイールに向かって延設されているダッシュパネルに沿って流れホイールを直接冷却する。この結果、ラジエータを通過した冷却風を効率的に車輪のホイールに送風できる。このため、車輪のホイールの冷却性能を向上できる。
請求項1記載の本発明の車体前部構造は、車体前後方向に沿って延設されたフロントサイドメンバと、フロントサイドメンバの前後方向中間部に配設されたサスペンションタワーと、サスペンションタワーの前方において左右のフロントサイドメンバを互いに結合するダッシュパネルと、ダッシュパネルの車体前方側に配設されたラジエータと、を有する車体前部構造であって、ダッシュパネルは車幅方向の中央側が車体前方に膨出した凸形状であり、車幅方向の両端部が車輪のホイールに向かって延設されているため、車輪のホイールの冷却性能を向上できるという優れた効果を有する。
本発明における車体前部構造の一実施形態を図1〜図3に従って説明する。
なお、図中矢印UPは車体上方方向を示し、図中矢印FRは車体前方方向を示している。
図1に示される如く、本実施形態の自動車車体10の前部には、車幅方向両端部に車体前後方向に沿ってフロントサイドメンバ12が配設されている。また、左右のフロントサイドメンバ12の前端部12Aには、フロントバンパリインフォースメント14が架設されており、車体10が前突(前面衝突)した場合には、フロントバンパリインフォースメント14に入力する衝突荷重を左右のフロントサイドメンバ12で受けるようになっている。
図3に示される如く、フロントサイドメンバ12の前部12Bは、車体前後方向に沿って直線的に配設されており、車体前後方向から見た断面形状が矩形の閉断面構造となっている。また、フロントサイドメンバ12の前部12Bはアルミの押出し材で、フロントサイドメンバ12の後部12Cはアルミの鋳物で構成されており、互いに結合されている。
また、フロントサイドメンバ12の後部12Cは、前部12Bの後方に車体後方へ向かって結合された基部20と、基部20の下方側に形成された段差受圧部22とで構成されている。
フロントサイドメンバ12の後部12Cにおける後部は、車体前方上側から車体後方下側に向かって傾斜したキック部12Dとなっており、キック部12Dの下端部12Eには、車体骨格部材としてのフロアアンダリインフォースメント26の前端部26Aに結合されている。
また、フロントサイドメンバ12の後部12Cにおける段差受圧部22の前端下部22Aと、キック部12Dの下端部12Eとには、サスペンションメンバ30が結合されており、フロントサイドメンバ12の後部12Cの基部20とサスペンションメンバ30には、サスペンションアーム32、34を介して、ホイールにホイールインモータ36とブレーキ37を備えドライブシャフトが無い車輪(前輪)38が取付けられている。
また、左右のフロントサイドメンバ12のキック部12Dには、ダッシュクロスロア40の車幅方向外側端部40Aが結合されており、ダッシュクロスロア40は車幅方向に延びる閉断面部を有するアルミの押出し材で構成されている。
図1に示される如く、左右のフロントサイドメンバ12の前後方向中間部には、それぞれサスペンションタワー42が配設されており、左右のサスペンションタワー42の車幅方向外側上部には、エプロンアッパメンバ44が略車体前後方向に沿って配設されている。
左右のエプロンアッパメンバ44における前端部44Aの間には、ダッシュパネル48が車幅方向に沿って配設されている。ダッシュパネル48は車幅方向の中央側が車体前方に膨出した凸形状であり、ダッシュパネル48の前壁部48Aは平面視において車体前方へ膨らんだ円弧状となっている。また、ダッシュパネル48の前壁部48Aの車幅方向両端部48Bは車輪38のホイール内に配設されたホイールインモータ36とブレーキ37に向かって延設されており、ダッシュパネル48の車幅方向両端部48Cは左右のエプロンアッパメンバ44における前端部44Aの車幅方向内側部に結合されている。
また、ダッシュパネル48の車幅方向両端部48Cは左右のサスペンションタワー42における前壁部42Aに結合されており、ダッシュパネル48における車幅方向両端部48Cの近傍の部位48Dは、車体前面視で垂直上方からフロントサイドメンバ12に結合されている。
ダッシュパネル48の前壁部48Aの車体前方側には、ラジエータ50が車幅方向に沿って配設されており、ラジエータ50はラジサポ52を介して左右のフロントサイドメンバ12に結合されている。従って、ラジエータ50を通過した冷却風(矢印W)は、ダッシュパネル48の前壁部48Aに沿って、車輪38のホイール内に配設されたホイールインモータ36とブレーキ37の方向に流れるようになっている。
図2に示される如く、ダッシュパネル48の上端には車体前方に向かってカウル48Eが形成されている。
図3に示される如く、ダッシュクロスロア40の下部における車体後方側の車幅方向中央部にはトンネルリインフォースメント60が配設されており、ダッシュクロスロア40の下部の後方側には左右のフロントサイドメンバ12の後端部12Gを介してフロアアンダリインフォースメント26とロッカ62が連結されている。
次に、本実施形態の作用を説明する。
本実施形態では、図1に示される如く、ダッシュパネル48の前壁部48Aが平面視において車体前方へ膨らんだ円弧状となっており、前壁部48Aの車幅方向両端部48Bが車輪38のホイール内に配設されたホイールインモータ36とブレーキ37に向かって延設されているため、図1〜図3に示される如く、ラジエータ50を通過した冷却風Wは、ダッシュパネル48の前壁部48Aに沿って流れ、ホイールインモータ36とブレーキ37を直接冷却する。
この結果、本実施形態では、ラジエータ50を通過した冷却風Wを効率的に車輪38のホイール内に配設されたホイールインモータ36とブレーキ37に送風できる。このため、ホイールインモータ36とブレーキ37の冷却性能を向上できる。また、ダッシュパネル48を利用するため、部品点数の増加を無くせると共にコストアップを抑制できる。
また、本実施形態では、ダッシュパネル48の上端に車体前方に向かってカウル48Eが形成されているため、カウル48Eによって、ラジエータ50を通過した冷却風Wがダッシュパネル48の車体上方側へ流れるのを防止できる。この結果、ラジエータ50を通過した冷却風Wを、ダッシュパネル48の車体下方側にあるホイールインモータ36とブレーキ37に向かって更に効率的に送風できる。
以上に於いては、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかである。例えば、上記実施形態では、ダッシュパネル48の前壁部48Aを平面視において車体前方へ膨らんだ円弧状としたが、これに代えて、図4に示される如く、ダッシュパネル48の前壁部48Aを平面視において車体前方へ膨らんだV字状等の他の形状としても良い。
本発明の一実施形態に係る車体前部構造を適用した車体前部を示す平面図である。 本発明の一実施形態に係る車体前部構造を適用した車体前部を示す側面図である。 本発明の一実施形態に係る車体前部構造を適用した車体前部を示す車体斜め後方から見た斜視図である。 本発明の他の実施形態に係る車体前部構造を適用した車体前部を示す平面図である。
符号の説明
10 自動車車体
12 フロントサイドメンバ
36 ホイールインモータ
37 ブレーキ
38 車輪
42 サスペンションタワー
44 エプロンアッパメンバ
48 ダッシュパネル
48A ダッシュパネルの前壁部
48B ダッシュパネルの前壁部の車幅方向両端部
50 ラジエータ

Claims (1)

  1. 車体前後方向に沿って延設されたフロントサイドメンバと、
    該フロントサイドメンバの前後方向中間部に配設されたサスペンションタワーと、
    該サスペンションタワーの前方において左右のフロントサイドメンバを互いに結合するダッシュパネルと、
    該ダッシュパネルの車体前方側に配設されたラジエータと、
    を有する車体前部構造であって、
    前記ダッシュパネルは車幅方向の中央側が車体前方に膨出した凸形状であり、車幅方向両端部が車輪のホイールに向かって延設されていることを特徴とする車体前部構造。
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