JP2005111793A - 射出延伸ブロー成形システム及び射出延伸ブロー成形方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】射出ステーション,射出成形ステーション,プリフォーム転送ステーション及び延伸ブロー成形ステーションを接合・分離可能に構成する射出延伸ブロー成形システム及び射出延伸ブロー成形方法の提供。
【解決手段】機台200と射出機21からなる射出ステーション2,機台300と延伸ブロー成形装置31からなる延伸ブロー成形ステーション3,及び,機台400とプリフォーム成形装置41および機台500とプリフォーム転送装置42からなるプリフォーム転送ステーション4とからなり、射出ステーション2とプリフォーム転送ステーション4を接合・分離可能とし、延伸ブロー成形ステーション3とプリフォーム転送ステーション4を接合・分離可能とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、射出延伸ブロー成形システム及び射出延伸ブロー成形方法に関し、特に、射出ステーション,射出成形ステーション,プリフォーム転送ステーション及び延伸ブロー成形ステーションを接合・分離可能に構成した射出延伸ブロー成形システム及び射出延伸ブロー成形方法に関する。
従来、ペットボトルのように射出延伸ブロー成形方法により成形される容器は、少なくとも射出成形工程と延伸ブロー成形工程を有する成形方法によって成形されている。
そして、上記射出延伸ブロー成形方法として、容器の生産量に応じて射出成形工程と延伸ブロー成形工程を様々に組み合わせた成形方法が提案され実用化されてきた。
たとえば、大ロット製品の成形方法として、射出成形工程と延伸ブロー成形工程とをそれぞれ独立させた2ステージ成形方法が用いられている。この2ステージ成形方法は、射出成形装置と延伸ブロー成形装置を同期動作させず、これら装置が自由に射出成形と延伸ブロー成形を行なう成形方法である。このため、延伸ブロー成形のサイクルタイムが、延伸ブロー成形より長い時間を必要とする射出成形のサイクルタイムに律速されないといった利点を有している。
しかし、この成形方法では、射出成形されるプリフォームと延伸ブロー成形されるボトルが異なるステージで別々に成形されており、延伸ブロー成形機にプリフォームを搬送・装填する際、プリフォームどうしの接触による傷や変形が生じないように、プリフォームを室温まで冷却し硬化させている。このため、延伸ブロー成形する際、室温付近まで冷却したプリフォームを延伸温度まで再加熱する必要があり、再加熱に要する熱エネルギー消費量が多くなるといった欠点を有している。
一方、小ロット製品の成形方法として、射出成形装置と延伸ブロー成形装置を同一機台上に設置し、回転搬送路を用い、射出成形工程と延伸ブロー成形工程を同期させた状態で連結する1ステージ成形方法が用いられている。
この1ステージ成形方法は、射出成形プリフォームの保有熱を有効利用することができ、延伸ブロー成形に要する再加熱エネルギーの消費量を低減することができる。
ところで、この1ステージ成形方法は、システム構成上、一つの回転搬送路に射出金型と同本数の加熱金型や延伸ブロー金型が必要であり、さらに、回転搬送路上のプリフォーム移動がプリフォームネックリング部を保持する機構を採用しているため、ネック部の複雑な形状の金型を複数セットする必要があり、金型費用が高額になるといった欠点を有している。また、延伸ブロー成形のサイクルタイムが射出成形のサイクルタイムに律速されるため、ボトルの成形速度を上げることができないといった欠点も有している。
近年、上記2ステージ成形方法と1ステージ成形方法の欠点を改善するため、プリフォーム転送装置を介して射出成形されたプリフォームを延伸ブロー装置に移動し延伸ブロー成形する成形方法が提案された。この成形方法は、一つの機台上に射出成形装置と延伸ブロー装置が設置され、これら二つの装置が同期動作してボトルを成形する成形方法ではあるが、一度に射出成形されるプリフォーム本数(P)と延伸ブロー成形本数(B)が異なり(P>B)、延伸ブロー成形のサイクルタイムが射出成形のサイクルタイムに律速されないといった利点を有している。(特許文献1参照)。
また、この射出延伸ブロー成形方法は、射出成形時の熱を保有した状態のプリフォームを延伸ブロー成形するため、再加熱工程において再加熱エネルギーを削減することができる。さらに、1ステージ成形方法が、同一回転搬送路内で射出部,加熱部,延伸ブロー成形部を同期連動させる方法であったのに対し、この成形方法は、プリフォーム転送装置を介して射出成形したプリフォームを延伸ブロー成形ステーションに転送するので、容器成形のサイクルタイムを短縮でき生産能力を向上させることができる。
なお、この射出延伸ブロー成形方法は、正立状態に射出成形するプリフォーム射出成形工程,射出成形されたプリフォームを受け取り反転させるプリフォーム移動工程,延伸ブローステーションへプリフォームを転送する転送工程,再加熱工程,及び,延伸ブロー成形工程を有している。
特許第3227443号公報(請求項3,7,図2)
しかしながら、特許文献1に開示された射出延伸ブロー成形システム及びその方法は、たとえば、プリフォームを加熱結晶化した耐熱ボトルや、ガスバリアー性を向上させる共射出成形による容器等の機能性容器の製造に対応することができないといった問題があった。
すなわち、上記射出延伸ブロー成形システムは、直方体上の一つの機台上に、射出装置,プリフォーム成形装置,プリフォーム転送装置,及び,延伸ブロー成形装置を配置し、システムのコンパクト化を図るあまり、容器性能を考慮した各種機能性ボトルを製造することが実質的に不可能であった。この理由は、射出装置が機台上に固定されているため、複数の射出成形機からなる共射出成形システムへ切り替えることができず、また、射出プリフォームのネックリング部を保持するプリフォーム循環搬送機構のため、プリフォーム金型の金型交換を容易に行なうことができないからである。
また、この射出延伸ブロー成形システムは、射出成形時の保有熱量を有効利用し、再加熱工程における熱エネルギー消費量を削減することに着目するあまり、プリフォーム成形装置と延伸ブロー成形装置との間にスペース的余裕がなく、射出成形したプリフォームに対し後処理を行なうことができないといった問題があった。
たとえば、プリフォームの加熱結晶化を行なう口部加熱結晶化装置などの付帯装置を設置できないため、耐熱性延伸ブローボトルの成形ができないシステムとなっていた。
さらに、この射出延伸ブロー成形システムは、射出成形後のプリフォームが、プリフォームのネックリングを保持した状態で循環搬送路に沿って延伸ブローステーションに転送されるシステムとなっており、循環搬送部の機構上、射出プリフォームのネックリング部を保持する形状の複雑な金型を、射出成形本数の倍数必要とする。このため、設備費のコストダウンを図ることができないといった問題があった。
本発明は、上記諸問題を解決すべく、プリフォーム転送装置を設けて、プリフォーム成形装置から延伸ブロー成形装置へプリフォームの受け渡しを行なうとともに、射出ステーション,射出成形ステーション,プリフォーム転送ステーション及び延伸ブロー成形ステーションを接合・分離可能に構成し、システム構成に自由度を持たせ、さらに、必要に応じて共射出成形装置及び結晶化装置の連結を可能とする射出延伸ブロー成形システム及び射出延伸ブロー成形方法の提供を目的とする。
この目的を達成するために、本発明の射出延伸ブロー成形システムは、射出機を有する射出ステーションと、プリフォーム成形装置およびプリフォーム転送装置を有するプリフォーム転送ステーションと、延伸ブロー成形装置を有する延伸ブロー成形ステーションと、前記射出機,プリフォーム成形装置,プリフォーム転送装置及び延伸ブロー成形装置を制御する制御装置とを具備し、前記射出ステーションと前記プリフォーム転送ステーション,及び/又は,前記延伸ブロー成形ステーションと前記プリフォーム転送ステーションをそれぞれ接合・分離可能とした構成としてある。
このようにすると、製品に応じて、射出ステーションや延伸ブロー成形ステーションをステーションごと交換することができ、機能性容器の製造に対応することができる。
また、本発明の射出延伸ブロー成形システムは、射出機およびプリフォーム成形装置を有する射出成形ステーションと、プリフォーム転送装置を有するプリフォーム転送ステーションと、延伸ブロー成形装置を有する延伸ブロー成形ステーションと、前記射出機,プリフォーム成形装置,プリフォーム転送装置及び延伸ブロー成形装置を制御する制御装置とを具備し、前記射出成形ステーションと前記プリフォーム転送ステーション,及び/又は,前記延伸ブロー成形ステーションと前記プリフォーム転送ステーションをそれぞれ接合・分離可能とした構成としてある。
このようにすると、製品に応じて、射出成形ステーションや延伸ブロー成形ステーションをステーションごと交換することができ、機能性容器の製造に対応することができる。
また、本発明の射出延伸ブロー成形システムは、前記制御装置が、射出機用制御機,プリフォーム成形装置用制御機,プリフォーム転送装置用制御機及び延伸ブロー成形装置用制御機からなり、これら各制御機が接続可能であり、かつ、前記射出機,プリフォーム成形装置,プリフォーム転送装置及び延伸ブロー成形装置を関連付けて制御する構成としてある。
このようにすると、射出ステーションなどの各ステーションを交換する際、交換されるステーションの制御機の代わりに、新たに連結されるステーションの制御機を他の制御機と接続するだけですみ、交換作業を効率よく行なうことができる。
また、本発明の射出延伸ブロー成形システムは、前記プリフォーム転送ステーション及び/又は延伸ブロー成形ステーションに、前記プリフォーム成形装置で成形されたプリフォームを一時的にストックする貯蔵装置を設けた構成としてある。
このようにすると、プリフォーム成形工程と延伸ブロー成形工程の生産変動に対応でき、生産効率を向上させることができる。
また、本発明の射出延伸ブロー成形システムは、前記プリフォーム成形装置が、P(P≧2)個のプリフォームを同時に成形し、前記延伸ブロー成形装置が、B(P>B≧1)個のボトルを同時に延伸ブロー成形する構成としてある。
このようにすると、延伸ブロー成形のサイクルタイムが射出成形のサイクルタイムに律速されないので、生産性を向上させることができる。
また、本発明の射出延伸ブロー成形システムは、前記プリフォーム成形装置により成形されたプリフォームの所定部位を加熱結晶化させる加熱結晶化装置と、前記プリフォームを前記加熱結晶化装置に搬出入する搬送装置を備え、該搬送装置を前記プリフォーム成形装置とプリフォーム転送装置との間に設けた構成としてある。
このようにすると、加熱結晶化処理を必要とするブロー成形品、たとえば、耐熱性嗜好調味料容器や化粧品容器などを生産することができる。
また、本発明の射出延伸ブロー成形システムは、前記加熱結晶化装置が、前記プリフォームの口部を加熱結晶化する構成としてある。
このようにすると、たとえば、口部結晶化耐熱ペットボトルを生産することもできる。
また、本発明の射出延伸ブロー成形システムは、前記プリフォーム転送装置が、プリフォームの姿勢を変換する構成としてある。
このようにすると、姿勢変換装置を別個に設けなくても、たとえば、正立状態のプリフォームを反転させ倒立状態に姿勢変換するとともに、プリフォームを転送することができる。
また、本発明の射出延伸ブロー成形システムは、前記プリフォーム成形装置と延伸ブロー成形装置との間に、加熱・保温装置を設けた構成としてある。
このようにすると、プリフォームの冷却を抑制でき省エネを図ることができるとともに、射出成形されたプリフォームを温度制御された状態で延伸ブロー成形工程に供給することができ、温度管理不備による品質不良を低減することができる。
また、本発明の射出延伸ブロー成形システムは、前記プリフォーム転送ステーション又は前記延伸ブロー成形ステーションに、プリフォームを転送する際、前記プリフォームのピッチを変換するプリフォームピッチ変換装置を設けた構成としてある。
このようにすると、プリフォーム成形装置と延伸ブロー成形装置が一度に製造する個数が異なり、取り扱うピッチが異なる場合であっても、支障なく同期生産を行なうことができる。
また、本発明の射出延伸ブロー成形システムは、前記延伸ブロー成形装置に、前記プリフォームに周方向の温度分布を持たせる加熱装置を設けた構成としてある。
このようにすると、プリフォームの温度管理をより精度よく行なうことができる。
また、本発明の射出延伸ブロー成形システムは、複数の射出機を設け、これらの射出機によって前記プリフォームの共射出成形を可能とした構成としてある。
このようにすると、複層仕様の製品をも生産することができ、また、共射出機を備えた射出ステーションと、単層射出機を備えた射出ステーションとの交換を容易に行なうことができる。
また、本発明の射出延伸ブロー成形方法は、互いに接合・分離が可能な射出ステーション,プリフォーム転送ステーション及び延伸ブロー成形ステーションを任意のレイアウトに配置し、前記射出ステーションが成形材料を射出し、前記プリフォーム転送ステーションがプリフォームを成形し、さらに、該プリフォームを転送し、前記延伸ブロー成形ステーションが前記プリフォームを所定形状の製品にブロー成形する方法としてある。
このようにすると、射出延伸ブロー成形システムに自由度を持たせ、射出延伸ブロー成形可能な延伸ブロー容器の範囲を著しく広げ、さらに、射出ステーションの構成及びレイアウトを自由に設定することができる。
また、本発明の射出延伸ブロー成形方法は、互いに接合・分離が可能な射出成形ステーション,プリフォーム転送ステーション及び延伸ブロー成形ステーションを任意のレイアウトに配置し、前記射出成形ステーションが成形材料を射出してプリフォームを成形し、前記プリフォーム転送ステーションが、前記プリフォームを転送し、前記延伸ブロー成形ステーションが前記プリフォームを所定形状の製品にブロー成形する方法としてある。
このようにすると、射出延伸ブロー成形システムに自由度を持たせ、射出延伸ブロー成形可能な延伸ブロー容器の範囲を著しく広げ、さらに、射出成形ステーションの構成及びレイアウトを自由に設定することができる。
本発明における射出延伸ブロー成形システムによれば、射出ステーション(又は、射出成形ステーション)や延伸ブロー成形ステーションをステーションごと交換することができ、異なる仕様の製品の製造に容易に対応することができる。たとえば、共射出機を備えた射出ステーションと、単層射出機を備えた射出ステーションとの交換を容易に行なうことができる。
また、加熱結晶化装置を連結することにより、加熱結晶化処理を必要とするブロー成形品、たとえば、耐熱性嗜好調味料容器,化粧品容器,口部結晶化耐熱ペットボトルなどを生産することもできる。
また、本発明における射出延伸ブロー成形方法によれば、射出延伸ブロー成形システムに自由度を持たせ、射出延伸ブロー成形可能な延伸ブロー容器の範囲を著しく広げ、さらに、各ステーションの構成及びレイアウトを自由に設定することができる。
[実施形態1]
図1は、本発明にかかる射出延伸ブロー成形システムの実施形態1の構造を説明する概略平面図を示している。
同図において、射出延伸ブロー成形システム1は、機台200と射出機21からなる射出ステーション2,機台300と延伸ブロー成形装置31からなる延伸ブロー成形ステーション3,及び,機台400とプリフォーム成形装置41および機台500とプリフォーム転送装置42からなるプリフォーム転送ステーション4とからなっている。
射出ステーション2は、機台200に射出機21が搭載されており、この射出機21は、射出機用制御機210によって制御される。
また、機台200は、プリフォーム転送ステーション4の機台400と、連結器50にて連結され、必要に応じて固定具51で固定される。たとえば、連結器50および固定具51として、連結板とボルトを使用してもよい。
これにより、製造する製品に応じて、異なる射出機が必要なとき、射出ステーション2を分離し、代わりに異なる射出機が搭載された射出ステーションを接合することができる。
プリフォーム転送ステーション4は、機台400にプリフォーム成形装置41が搭載され、機台500にプリフォーム転送装置42が搭載されている。また、機台500は、連結器50及び固定具51によって機台400と連結してある。
なお、本実施形態では、連結された二つの機台400,500を用いているが、プリフォーム成形装置41及びプリフォーム転送装置42を一つの機台(図示せず)に搭載する構造としてもよい。
また、プリフォーム成形装置41は、プリフォーム成形装置用制御機410によって制御され、プリフォーム転送装置42は、プリフォーム転送装置用制御機420によって制御される。
プリフォーム成形装置41は、ホットランナー型411,プリフォーム成形射出金型(図示せず),ネック金型412,413,射出コア型414(図2(a)参照),及びプリフォーム成形装置用制御機410などからなっている。
上記プリフォーム成形射出金型,ネック金型412,413,及び射出コア型414によって、プリフォームが射出形成される。
また、ネック金型412,413は、垂直方向に二分割された構造であり、シリンダ(図示せず)などによって上下方向に移動可能であり、この上下移動及び射出コア型414や射出キャビティ型(図示せず)の単独上下移動や同時上下移動によって、プリフォーム成形射出金型や射出コア型414からプリフォームを離型する。
さらに、ネック金型412,413は、プリフォーム成形装置41とプリフォーム転送装置42とを結ぶ水平方向を動線とする移動が可能であり、かつ、プリフォーム成形装置41とプリフォーム転送装置42を結ぶ水平方向の開閉移動が可能である。これにより、プリフォームを保持したネック金型412,413がフォーム転送装置42の受け渡し部である筒状ホルダー422の位置まで移動し、続いて、ネック金型412,413が開移動することで、プリフォームをネック金型412,413から完全に離型し、プリフォーム転送装置42の筒状ホルダー422へ移動させることができる。
また、プリフォームの移動は上記構成に限定されるものではなく、たとえば、ネック金型412,413が開移動する位置まで、プリフォーム転送装置42の筒状ホルダー422が取りに行き、続いて、ネック金型412,413が開移動することにより、プリフォームを移動させる構成としてもよい。
さらに、プリフォームをネック金型412,413で保持しながら上方に移動し、一部射出コア型414に接触する状態で射出キャビティ型から完全に離型する。次に、射出コア型414とネック金型412,413でプリフォームを保持しながら、プリフォーム転送装置42の筒状ホルダー422の上部まで水平移動し、続いて、ネック金型412,413を開放することによりプリフォームをプリフォーム転送装置42へ移動させる構成としてもよい。
なお、本実施形態では、一度に射出成形されるプリフォーム本数(P)は4本としてあるが、この本数(P=4)に限定されるものではなく、P≧2の条件を満たす本数であればよい。
プリフォーム成形装置用制御機410は、プリフォーム転送装置用制御機420及び射出機用制御機210と接続されており、プリフォーム転送装置用制御機420から成形開始信号を入力し、かつ、各金型412,413,414等が所定の温度となり、位置センサ等(図示せず)によって射出成形可能な状態となったことを検知すると、射出機用制御機210に射出開始信号を出力する。そして、射出機21及びプリフォーム転送装置用制御機420と同期してプリフォーム成形装置41を制御する。
プリフォーム転送装置42は、一方の端部に、ネック金型412,413により保持されたプリフォームの位置に対応して、プリフォームを吸着保持する吸着手段(図示せず)の設けられた筒状ホルダー422(図2(b)参照)が4個並設され,かつ,対向する端部に、回転軸423が貫通された矩形状の転送板421と、この回転軸423を軸支する軸受部424と、回転軸423を180°回動させる回動シリンダ425と、プリフォーム転送装置用制御機420とを備えている。
また、プリフォーム転送装置42は、図示してないが、転送板421,回転軸423,軸受部424及び回動シリンダ425を上下移動させる上下方向移動手段及び水平移動させる水平方向移動手段を備えた構成としてある。
なお、本実施形態では、筒状ホルダー422を用いた構成としてあるが、この構成に限定されるものではなく、たとえば、エアハンドを用いてプリフォームをチャッチングする構成としてもよい。
プリフォーム転送装置用制御機420は、ブロー成形装置用制御機310及びプリフォーム成形装置用制御機410と接続されており、ブロー成形装置用制御機310から転送開始信号を入力し、プリフォーム成形装置41と同期してプリフォーム転送装置42を制御する。
延伸ブロー成形ステーション3は、機台300に延伸ブロー成形装置31が搭載されている。
延伸ブロー成形装置31は、8個のホルダー311が等間隔で配設されたターレット312と、プリフォームを加熱する加熱装置313と、ブローキャビティ型314を備えたブロー成形部315と、ブロー成形されたボトルを取り出すボトル取出し部316とからなっている。
また、延伸ブロー成形装置31は、ターレット312の周端部に、プリフォームの受取り位置(時計の3時方向)から反時計方向に、45°および90°移動した位置に加熱装置313が配設され,180°移動した位置にブロー成形部315が配設され、さらに、270°移動した位置にボトル取出し部316が配設された構成としてある。
ターレット312は、各ホルダー311が受取り位置で一時停止するように、反時計方向に45°回転しては一時停止する。
ホルダー311は、図示してないが、エアー圧等を利用した受取り機器を備えており、この受取り機器は、受取り位置において、プリフォーム反転装置42の筒状ホルダー422からプリフォームを抜き取り、ホルダー311のマンドレル317に装着し、また、ボトル取出し部316においては、ブロー成形されたボトルを排出する。
なお、ホルダー311は、一個のプリフォームが装着される構成としてあり、ブロー成形部315において、一度に一個のプリフォームがブロー成形される。
ところで、図示してないが、ホルダー311にマンドレル317を二個設けて、ブロー成形部315において、一度に二個のプリフォームをブロー成形する構成とすることもできる。
この場合、二個のマンドレル317は、プリフォームがブロー成形されても支障ないように、筒状ホルダー422のピッチより大きなピッチで並設される。すなわち、プリフォームは、プリフォーム成形装置41及びプリフォーム転送装置42において、同一ピッチで取り扱われているが、ホルダー311は、上記同一ピッチより大きなピッチで二個のプリフォームを保持する。このため、上記受取り機器は、プリフォームを受け取るとともに、プリフォームのピッチを変換しており、プリフォームピッチ変換装置としての機能を有している。このようにすると、プリフォーム転送装置42と延伸ブロー成形装置31が、プリフォームを取り扱うピッチが異なっても、支障なく同期生産を行なうことができる。
加熱装置313は、図示してないが、少なくとも、加熱ヒータ,温度センサからなり、プリフォームに外部から熱照射する構成としてあるが、プリフォーム外径側の外部からの熱照射とプリフォーム内径側の内部からの熱照射による加熱方式の併用であってもよい。
ここで、ホルダー311上のプリフォームを固定しているマンドレル317を均一速度で自転させると、プリフォームの周方向の加熱を均一化することができる。また、プリフォームが加熱装置313を通過する際、マンドレル317の自転速度と時間を制御することにより、プリフォームの周方向の温度分布を持たせることもできる。
なお、本実施形態では、加熱装置313を二箇所設けているが、この構成に限定されるものではない。
ブロー成形部315は、分割可能なブローキャビティ型314を備えており、ブローキャビティ型314にプリフォームを収納し、高圧エアーをブローすることにより、ブローキャビティ型314に対応する形状のボトル(図示せず)にブロー成形する。そして、ブローキャビティ型314を分割して離型する。
ボトル取出し部316は、図示してないが、反転装置及び搬送コンベアを備えた構成としてあり、ホルダー311から排出されたボトルを反転し正立状態としてから搬出する。
また、機台300は、連結器50及び固定具51によって、プリフォーム転送ステーション4の機台500と連結してある。これにより、製造する製品に応じ、異なる射出延伸ブロー成形装置が必要なとき、延伸ブロー成形ステーション3を分離し、代わりに異なる延伸ブロー装置が搭載された延伸ブロー成形ステーションを接合することができる。
延伸ブロー成形装置31は、ブロー成形装置用制御機310によって制御される。
ブロー成形装置用制御機310は、延伸ブロー成形部315が一時停止した場合等であっても、プリフォーム転送装置42がプリフォームを保持していない場合等には、射出ステーション2やプリフォーム転送ステーション4を作動させ、射出成形や転送を行いプリフォームを成形することができ、生産性を向上させることができる。
また、本実施形態の射出延伸ブロー成形システム1は、制御装置が、射出機用制御機210,プリフォーム成形装置用制御機410,プリフォーム転送装置用制御機420及びブロー成形装置用制御機310からなり、これら各制御機210,410,420,310がこの順に接続可能である。また、射出機用制御機210には、射出延伸ブロー成形システム1の運転スイッチ(図示せず)が設けてあり、この運転スイッチがオンされると、各制御機210,410,420,310が起動し、射出機21,プリフォーム成形装置41,プリフォーム転送装置42,貯蔵装置32及びブロー成形装置31を関連付けて制御(全体的に制御)する。
なお、制御装置は、上述した構成に限定されるものではなく、たとえば、制御能力の高い制御機一台で、各装置21,41,42,31を制御する構成としてもよい。
次に、射出延伸ブロー成形システム1の動作について説明する。
まず、射出機用制御機210の運転スイッチがオンされると、各制御機210,410,420,310が起動する。
そして、射出機21は、射出機用制御機210が、プリフォーム成形装置用制御機410から射出開始信号を入力すると、内部のスクリュー(図示せず)を前進及び回転駆動させて、射出成形材料、たとえば、ポリエチレンテレフタレート(PET)をホットランナー型411に供給する。
プリフォーム成形装置41は、射出機21から供給された成形材料を、ホットランナー型411を介して、プリフォーム成形射出金型,二つ割りされたネック金型412,413,及び射出コア型414によって構成されるキャビティ415内に充填し、プリフォーム(図示せず)を、口部を上にした正立状態で射出成形する。
次に、プリフォームを射出成形すると、ネック金型412,413,及び射出コア型414を同時に上昇させ、プリフォームの胴部をプリフォーム成形射出金型から離型する。続いて、ネック金型412,413を静止した状態で、射出コア型414をさらに上昇させ、プリフォームを射出コア型414から離型する。
次に、プリフォーム成形装置41は、プリフォームを保持したネック金型412,413をプリフォーム転送装置42の方向に水平移動させ、プリフォームがプリフォーム転送装置42の筒状ホルダー422上に位置したところで降下させる。
続いて、プリフォームの胴部がプリフォーム転送装置42の筒状ホルダー422によって吸着保持されると、プリフォーム成形装置41は、ネック金型412,413を開移動させ、プリフォームをネック金型412,413から離型する。そして、プリフォーム成形装置41は、次回の射出成形に備えて、ネック金型412,413,及び射出コア型414を初期状態に復帰させる。
プリフォーム転送装置42は、プリフォーム成形装置41によって、筒状ホルダー422にプリフォームが挿入されると、吸着手段を作動させプリフォームの胴部を吸着保持し、プリフォームがネック金型412,413から離型されると、転送板421を延伸ブロー成形ステーション3側に180°回動させる。
このように、上記構成のプリフォーム転送装置42を設けることにより、姿勢変換装置を別個に設けなくても、正立状態のプリフォームを反転させ倒立状態に姿勢変換するとともに、プリフォームを延伸ブロー成形ステーション3の方向に転送することができる。
次に、延伸ブロー成形装置31は、受取り機器が、プリフォーム反転装置42の筒状ホルダー422からプリフォームを抜き取り、ホルダー311のマンドレル317に装着する。続いて、マンドレル317に装着された状態のプリフォームを加熱装置313にて加熱し、ブロー成形部315にてブロー成形し、ボトルをボトル取出し部316から排出する。
このように、本実施形態の射出延伸ブロー成形システム1によれば、製品に応じて、射出ステーション2や延伸ブロー成形ステーション3をステーションごと交換することができる。
また、複数の各制御機210,410,420,310を設けることにより、射出ステーション1などの各ステーションを交換する際、交換されるステーションの制御機の代わりに、新たに連結されるステーションの制御機を接続するだけでよい。
[実施形態2]
図3は、本発明にかかる射出延伸ブロー成形システムの実施形態1の構造を説明する概略平面図を示している。
同図において、射出延伸ブロー成形システム1aは、機台200aと射出機21およびプリフォーム成形装置41からなる射出成形ステーション2a,機台300と延伸ブロー成形装置31および機台600と貯蔵装置32からなる延伸ブロー成形ステーション3a,及び,機台500とプリフォーム転送装置42からなるプリフォーム転送ステーション4aとからなっている。
射出成形ステーション2aは、機台200aに射出機21およびプリフォーム成形装置41が搭載されており、射出機21は射出機用制御機210によって制御され、プリフォーム成形装置41はプリフォーム成形装置用制御機410によって制御される。
また、機台200aは、連結器50及び固定具51によって機台500と連結してある。
プリフォーム転送ステーション4aは、機台500にプリフォーム転送装置42が搭載されており、このプリフォーム転送装置42は、プリフォーム転送装置用制御機420によって制御される。
また、機台500は、連結器50及び固定具51によって機台600と連結してある。
延伸ブロー成形ステーション3aは、機台300に延伸ブロー成形装置31が搭載され、機台600に貯蔵装置32が搭載されている。また、機台600は、連結器50及び固定具51によって機台300と連結してある。
なお、本実施形態では、連結された二つの機台300,600を用いているが、延伸ブロー成形装置31及び貯蔵装置32を一つの機台(図示せず)に搭載する構造としてもよい。
また、延伸ブロー成形装置31及び貯蔵装置32は、延伸ブロー成形装置用制御機310によって制御される。
本実施形態の貯蔵装置32は、四つのスプロケット321,322,323,324と、これらに掛けられる搬送用チェーン325とからなっており、この搬送用チェーン325の上面には、プリフォームの口部が挿入されるマンドレル326をN(N≧2×P)個(同図においては、32個)配設してある。
マンドレル326の間隔は、転送板421の筒状ホルダー422の間隔と同じにしてあり、筒状ホルダー422に保持されたプリフォームの真下にマンドレル326が位置する状態で、筒状ホルダー422が吸着を解除すると、四本のプリフォームが一度にマンドレル326に保持される。
なお、スプロケット321は、同期モータ(図示せず)等によって、位置制御された状態で駆動される。
また、ブロー成形装置用制御機310は、プリフォーム転送装置用制御機420と接続されている。このブロー成形装置用制御機310は、プリフォーム転送装置42から貯蔵装置32へのプリフォームの転送が一時停止したとき、貯蔵装置32及び延伸ブロー成形装置31に仕掛かっているプリフォームに対して生産を続行し、延伸ブロー成形を完了した後延伸ブロー成形装置31を停止する。また、プリフォーム転送装置42から貯蔵装置32へのプリフォームの転送が再開されると、貯蔵装置32は、効率よくプリフォームを延伸ブロー成形装置31に供給し、射出延伸ブロー成形システム1a全体として、稼働率が低下しないように制御する。
なお、本実施形態の射出延伸ブロー成形システム1aは、射出機21及びプリフォーム成形装置41を機台200aに搭載した射出成形ステーション2aと、貯蔵装置32を有する延伸ブロー成形ステーション3aを備えた構成としてあり、その他の構成は、上記射出延伸ブロー成形システム1とほぼ同様としてある。
次に、上記構成の射出延伸ブロー成形システム1aの動作について説明する。
まず、射出成形ステーション2aは、上記射出延伸ブロー成形システム1とほぼ同様にプリフォームを射出成形し、射出成形したプリフォームをプリフォーム転送装置42の筒状ホルダー422へ移動させる。
次に、プリフォーム転送装置42は、筒状ホルダー422がプリフォームの胴部を吸着保持し、転送板421を延伸ブロー成形ステーション3側に180°回転させる。続いて、プリフォームを降下させ、プリフォームの口部を貯蔵装置32のマンドレル326に挿入し吸着保持を解除する。これにより、プリフォームの保持状態が解除され、プリフォームが貯蔵装置32に転送される。
次に、貯蔵装置32は、プリフォーム転送装置42によって、マンドレル326上に、プリフォームが転送されると、延伸ブロー成形装置31と同期して、転送されたプリフォームを延伸ブロー成形装置31の投入位置(ホルダー311と対向する位置)まで移動させ、延伸ブロー成形装置31にプリフォームを供給する。また、貯蔵装置32は、プリフォーム転送装置42がプリフォームを転送可能な状態となり、かつ、プリフォームが保持されていないマンドレル326が連続して射出プリフォーム本数(P)以上あるとき、これらのマンドレル326を転送板421の筒状ホルダー422と対応する位置に移動させ、空のマンドレル326にプリフォームを貯蔵することができる。
次に、延伸ブロー成形装置31は、受取り機器が、貯蔵装置32のマンドレル326からプリフォームを抜き取り、ホルダー311のマンドレル317に装着する。続いて、マンドレル317に装着された状態のプリフォームを加熱装置313にて加熱し、ブロー成形部315にてブロー成形し、ボトルをボトル取出し部316から排出する。
なお、上述した受取り機器の代わりに、プリフォームピッチ変換装置として、たとえば、特開昭58−25933号公報において開示された搬送ホイールを利用したプリフォームピッチ変換装置を、貯蔵装置32と延伸ブロー成形装置31との間に設ける構成としてもよい。
このように、本実施形態にかかる射出延伸ブロー成形システム1aによれば、製品に応じて、射出成形ステーション2aや延伸ブロー成形ステーション3aをステーションごと交換することができる。
また、延伸ブロー成形ステーション3aに、プリフォーム成形装置41で成形されたプリフォームを一時的にストックする貯蔵装置32を設けることにより、プリフォーム成形工程と延伸ブロー成形工程の生産変動を吸収し、生産効率を向上させることができる。たとえば、延伸ブロー成形部315が一時停止した場合、貯蔵装置32が貯蔵できるあいだはプリフォーム成形装置41を停止させずにすみ、また、プリフォーム成形装置41が一時停止した場合であっても、貯蔵装置32に貯蔵しているプリフォームで延伸ブロー成形装置31を停止させずにすみ、生産効率を向上させることができる。
[実施形態3]
図4は、本発明にかかる射出延伸ブロー成形システムの実施形態3の構造を説明する概略平面図を示している。
同図において、射出延伸ブロー成形システム1bは、機台200bと共射出機21bおよび射出機21からなる射出ステーション2b,機台300と延伸ブロー成形装置31および機台600と貯蔵装置32からなる延伸ブロー成形ステーション3a,及び,機台400bとプリフォーム成形装置41およびプリフォーム転送装置42からなるプリフォーム転送ステーション4bとからなっている。
なお、本実施形態の射出延伸ブロー成形システム1bは、プリフォーム成形装置41が、単層樹脂のみの樹脂流路と2種以上の多層樹脂の流路を流すことのできるホットランナー型411bを備えた構成としてあり、その他の構成は、上記射出延伸ブロー成形システム1aとほぼ同様としてある。
このように、射出延伸ブロー成形システム1bは、射出ステーション2bに複数の射出機、すなわち、射出機21及び共射出機21bを設けており、これらによってプリフォームの共射出成形を行なうことができ、異なる仕様のブロー成形品をも生産することができる。
さらに、共射出機21bを備えた射出ステーション2bと、上記単層の射出機21のみを備えた射出ステーション2との交換を容易に行なうことができ、異なる仕様のブロー成形品を広範囲に生産することができる。
なお、この交換作業は、連結器50と固定具51を取り外し、射出ステーション2を移動し、代わりに射出ステーション2aを位置決めし、連結器50と固定具51を取り付けることにより容易かつ短時間で行なうことができる。
また、射出ステーション2(2b)の交換にともなう制御系の切替え作業は、プリフォーム成形装置用制御機410からのケーブルを射出機用制御機210(210b)と接続させるだけなので、容易かつ短時間で行なうことができる。
[実施形態4]
図5は、本発明にかかる射出延伸ブロー成形システムの実施形態4の構造を説明する概略平面図を示している。
同図において、射出延伸ブロー成形システム1cは、機台200と射出機21からなる射出ステーション2,機台300と延伸ブロー成形装置31および機台600と貯蔵装置32からなる延伸ブロー成形ステーション3a,機台400cとプリフォーム成形装置41およびプリフォーム転送装置42からなるプリフォーム転送ステーション4c,プリフォームの所定部位を部分的に加熱結晶化させる加熱結晶化装置6,及び,プリフォームを加熱結晶化装置6に搬出入する搬送装置7とからなっている。
なお、本実施形態の射出延伸ブロー成形システム1cは、実施形態2の射出延伸ブロー成形システム1aにおいて、プリフォーム成形装置41とプリフォーム転送装置42の間に搬送装置7を設け、プリフォームを加熱結晶化装置6により部分的に加熱結晶化させる構成としてある。
加熱結晶化装置6は、プリフォームの所定部位を部分的に加熱結晶化させる加熱ヒータ61と、搬送チェーン62等を備えており、プリフォームが投入シュート63を介して投入され、排出シュート64を介して排出される。
このようにすると、加熱結晶化処理を必要とするブロー成形品、たとえば、耐熱性嗜好調味料容器や化粧品容器などを生産することができる。
また、射出延伸ブロー成形システム1cがペットボトルを製造する場合、加熱結晶化装置6が、プリフォームの口部を加熱結晶化することによって、口部結晶化耐熱ペットボトルを生産することができる。
また、搬送装置7は、投入コンベア71,排出コンベア72,受渡し装置(図示せず)及び搬送装置用制御機700とからなっている。
上記投入コンベア71,排出コンベア72及び受渡し装置は、プリフォーム成形装置41とプリフォーム転送装置42の間に設けてあり、搬送装置用制御機700によって制御される。この搬送装置用制御機700は、プリフォーム成形装置用制御機410及びプリフォーム転送装置用制御機420と接続されている。
投入コンベア71は、プリフォーム成形装置41のネック金型412,413と対向するように設けてあり、プリフォームのネックリング部が載置される二本のプラチェーン及びモータ(図示せず)などからなっている。そして、ネック金型412,413は、図示してないが、射出金型及び射出コア型414から離型されたプリフォームを投入コンベア71まで移動させる。
投入コンベア71は、プリフォームが載置されると、プラチェーンが回転しプリフォームを投入シュート63に投入する。
また、搬送装置用制御機700は、投入コンベア71にプリフォームを載置可能なとき、プリフォーム成形装置用制御機410に成形開始信号を出力する。
搬出コンベア72は、プリフォーム転送装置42の転送板421と対向するように設けてあり、プリフォームのネックリング部が載置される二本のプラチェーン及びモータ(図示せず)などからなっている。そして、結晶化されたプリフォームが、排出シュート64から搬出コンベア72上に載置されると、プラチェーンが回転しプリフォームをプリフォーム転送装置42側の端部まで搬送する。
受渡し装置は、エアーシリンダ等によって三軸制御されるエアハンド((図示せず)を備えている。この受渡し装置は、プリフォームがプリフォーム転送装置42側の端部まで搬送され、かつ、プリフォーム転送装置用制御機420から、受渡し開始信号を入力すると、エアハンドが、プリフォームの口部を摘んで上昇し、プリフォーム転送装置42の所定の筒状ホルダー422の位置に移動し、プリフォームの胴部が筒状ホルダー422に挿入されるようにプリフォームを降下させる。
そして、搬送装置用制御機700は、受渡し装置がプリフォームを筒状ホルダー422に挿入すると、プリフォーム転送装置用制御機420に吸着保持開始信号を出力し、プリフォーム転送装置42は、筒状ホルダー422にプリフォームを吸着保持する。そして、筒状ホルダー422にプリフォームが吸着保持されると、受渡し装置のエアハンドを開いてプリフォームが受け渡しされる。
なお、受渡し装置は、プリフォームを一つずつ受け渡しする構成としてあるが、この構成に限定されるものではなく、たとえば、複数のプリフォームをまとめて受け渡しする構成としてもよい。
また、ネック金型412,413が離型されたプリフォームを投入コンベア71まで移動させる構成としてあるが、この構成に限定されるものではなく、たとえば、受渡し装置が、離型されたプリフォームを投入コンベア71まで移動させる構成としてもよい。
プリフォーム転送装置42は、搬送装置用制御機700から吸着保持開始信号を入力すると、指示された筒状ホルダー422の吸引手段を作動させプリフォームを吸着保持する。そして、全ての筒状ホルダー422がプリフォームをチャッチングすると、転送板421を貯蔵装置32側に180°回動させプリフォームを貯蔵装置32に転送する。
また、プリフォーム成形装置41と延伸ブロー成形装置31との間に、加熱・保温装置81,82,83(理解しやすいように、点線で図示してある。)を設けた構成とするとよい。加熱・保温装置81,82,83は、図示してないが、断熱性を有するカバーと温度制御可能なヒータとからなっている。なお、設定温度は、生産状況等に応じて、任意に設定することができる。また、加熱・保温装置81,82,83は、断熱性カバーのみからなる構成としてもよく、積極的に加熱装置を設けなくても、保温装置を設けることにより、省エネをより効果的に実現することができる。
このようにすると、プリフォームの冷却を抑制でき省エネを図ることができるとともに、射出成形されたプリフォームを温度制御された状態で延伸ブロー成形工程に供給することができ、温度異常による品質不良を低減することができる。
なお、その他の構造は、上記実施形態2の射出延伸ブロー成形システム1aとほぼ同様の構成としてある。
このように、本実施形態にかかる射出延伸ブロー成形システム1cは、口部結晶化耐熱ペットボトルを生産することができる。
なお、本実施形態は、機台400cにプリフォーム成形装置41,搬送装置7,受渡し装置及びプリフォーム転送装置42を搭載した構成としてあるが、この構成に限定されるものではない。
たとえば、図示してないが、射出機21およびプリフォーム成形装置41を有する射出成形ステーション2aを設け、プリフォーム転送装置42を搭載する機台(図示せず)に搬送装置7および受渡し装置を搭載した構成としてもよい。
[実施形態5]
また、本発明は、射出延伸ブロー成形方法の発明としても有効である。
射出延伸ブロー成形方法は、まず、互いに接合・分離が可能な射出ステーション2,プリフォーム転送ステーション4及び延伸ブロー成形ステーション3を任意のレイアウトに配置する(ステップS1)。
次に、射出ステーション2が成形材料を射出し(ステップS2)、プリフォーム転送ステーション4がプリフォームを成形し、さらに、プリフォームを転送し(ステップS3)、延伸ブロー成形ステーション3がプリフォームを所定形状の製品にブロー成形する(ステップS4)。
このように、本発明は射出延伸ブロー成形方法としても有効であり、射出延伸ブロー成形システムに自由度を持たせ、射出延伸ブロー成形可能な延伸ブロー容器の範囲を著しく広げ、さらに、射出延伸ブロー成形システム1の各ステーション2,4,3の構成及びレイアウトを自由に設定することができる。
なお、射出ステーション2およびプリフォーム転送ステーション4の代わりに、射出成形ステーション2aおよびプリフォーム転送ステーション4aを用いて、射出成形ステーション2aが成形材料を射出してプリフォームを成形し、プリフォーム転送ステーション4aがプリフォームを転送する方法としてもよい。
本発明の射出延伸ブロー成形システム及び射出延伸ブロー成形方法について、好ましい実施形態を示して説明したが、本発明は、上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲で種々の変更実施が可能であることは言うまでもない。
たとえば、ブロー成形品はボトルに限定されるものではなく、たとえば、ボトル以外の容器等でもよく、ブロー成形品全般に対する射出延伸ブロー成形システム及び射出延伸ブロー成形方法に適用することができる。
本発明にかかる射出延伸ブロー成形システムの実施形態1の構造を説明する概略平面図を示している。 実施形態1にかかる射出延伸ブロー成形システムの要部の構造を説明する概略図であり、(a)はプリフォーム成形装置の断面図を、(b)はプリフォーム転送装置の平面図を示している。 本発明にかかる射出延伸ブロー成形システムの実施形態2の構造を説明する概略平面図を示している。 本発明にかかる射出延伸ブロー成形システムの実施形態3の構造を説明する概略平面図を示している。 本発明にかかる射出延伸ブロー成形システムの実施形態4の構造を説明する概略平面図を示している。
符号の説明
1,1a,1b,1c 射出延伸ブロー成形システム
2,2b 射出ステーション
2a 射出成形ステーション
3,3a 延伸ブロー成形ステーション
4,4a,4b,4c プリフォーム転送ステーション
6 加熱結晶化装置
7 搬送装置
21 射出機
21b 共射出機
31 延伸ブロー成形装置
32 貯蔵装置
41 プリフォーム成形装置
42 プリフォーム転送装置
50 連結器
51 固定具
61 加熱ヒータ
62 搬送チェーン
63 投入シュート
64 排出シュート
71 投入コンベア
72 排出コンベア
81,82,83 加熱・保温装置
200,200a 機台
210,210b 射出機用制御機
300 機台
310 ブロー成形装置用制御機
311 ホルダー
312 ターレット
313 加熱装置
314 ブローキャビティ型
315 ブロー成形部
316 ボトル取出し部
317 マンドレル
321,322,323,324 スプロケット
325 搬送用チェーン
326 マンドレル
400,400b,400c 機台
410,410b プリフォーム成形装置用制御機
411,411b ホットランナー型
412,413 ネック金型
414 射出コア型
415 キャビティ
420,420b プリフォーム転送装置用制御機
421 転送板
422 筒状ホルダー
423 回転軸
424 軸受部
425 回動シリンダ
500 機台
600 機台
700 搬送装置用制御機

Claims (14)

  1. 射出機を有する射出ステーションと、プリフォーム成形装置およびプリフォーム転送装置を有するプリフォーム転送ステーションと、延伸ブロー成形装置を有する延伸ブロー成形ステーションと、前記射出機,プリフォーム成形装置,プリフォーム転送装置及び延伸ブロー成形装置を制御する制御装置とを具備し、
    前記射出ステーションと前記プリフォーム転送ステーション,及び/又は,前記延伸ブロー成形ステーションと前記プリフォーム転送ステーションをそれぞれ接合・分離可能としたことを特徴とする射出延伸ブロー成形システム。
  2. 射出機およびプリフォーム成形装置を有する射出成形ステーションと、プリフォーム転送装置を有するプリフォーム転送ステーションと、延伸ブロー成形装置を有する延伸ブロー成形ステーションと、前記射出機,プリフォーム成形装置,プリフォーム転送装置及び延伸ブロー成形装置を制御する制御装置とを具備し、
    前記射出成形ステーションと前記プリフォーム転送ステーション,及び/又は,前記延伸ブロー成形ステーションと前記プリフォーム転送ステーションをそれぞれ接合・分離可能としたことを特徴とする射出延伸ブロー成形システム。
  3. 前記制御装置が、射出機用制御機,プリフォーム成形装置用制御機,プリフォーム転送装置用制御機及び延伸ブロー成形装置用制御機からなり、これら各制御機が接続可能であり、かつ、前記射出機,プリフォーム成形装置,プリフォーム転送装置及び延伸ブロー成形装置を関連付けて制御することを特徴とする請求項1又は2記載の射出延伸ブロー成形システム。
  4. 前記プリフォーム転送ステーション及び/又は延伸ブロー成形ステーションに、前記プリフォーム成形装置で成形されたプリフォームを一時的にストックする貯蔵装置を設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の射出延伸ブロー成形システム。
  5. 前記プリフォーム成形装置が、P(P≧2)個のプリフォームを同時に成形し、前記延伸ブロー成形装置が、B(P>B≧1)個のボトルを同時に延伸ブロー成形することを特徴とする請求項4記載の射出延伸ブロー成形システム。
  6. 前記プリフォーム成形装置により成形されたプリフォームの所定部位を加熱結晶化させる加熱結晶化装置と、前記プリフォームを前記加熱結晶化装置に搬出入する搬送装置を備え、該搬送装置を前記プリフォーム成形装置とプリフォーム転送装置との間に設けたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の射出延伸ブロー成形システム。
  7. 前記加熱結晶化装置が、前記プリフォームの口部を加熱結晶化することを特徴とする請求項6に記載の射出延伸ブロー成形システム。
  8. 前記プリフォーム転送装置が、プリフォームの姿勢を変換することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の射出延伸ブロー成形システム。
  9. 前記プリフォーム成形装置と延伸ブロー成形装置との間に、加熱・保温装置を設けたことを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の射出延伸ブロー成形システム。
  10. 前記プリフォーム転送ステーション又は前記延伸ブロー成形ステーションに、プリフォームを転送する際、前記プリフォームのピッチを変換するプリフォームピッチ変換装置を設けたことを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の射出延伸ブロー成形システム。
  11. 前記延伸ブロー成形装置に、前記プリフォームに周方向の温度分布を持たせる加熱装置を設けたことを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の射出延伸ブロー成形システム。
  12. 複数の射出機を設け、これらの射出機によって前記プリフォームの共射出成形を可能としたことを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の射出延伸ブロー成形システム。
  13. 互いに接合・分離が可能な射出ステーション,プリフォーム転送ステーション及び延伸ブロー成形ステーションを任意のレイアウトに配置し、
    前記射出ステーションが成形材料を射出し、
    前記プリフォーム転送ステーションがプリフォームを成形し、さらに、該プリフォームを転送し、
    前記延伸ブロー成形ステーションが前記プリフォームを所定形状の製品にブロー成形する
    ことを特徴とする射出延伸ブロー成形方法。
  14. 互いに接合・分離が可能な射出成形ステーション,プリフォーム転送ステーション及び延伸ブロー成形ステーションを任意のレイアウトに配置し、
    前記射出成形ステーションが成形材料を射出してプリフォームを成形し、
    前記プリフォーム転送ステーションが、前記プリフォームを転送し、
    前記延伸ブロー成形ステーションが前記プリフォームを所定形状の製品にブロー成形する
    ことを特徴とする射出延伸ブロー成形方法。
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