JP2005111635A - Nc用データ作成システム、nc用データ提供方法、コンピュータ読取可能な記録媒体およびncプログラム作成手段として機能させるためのコンピュータプログラム - Google Patents

Nc用データ作成システム、nc用データ提供方法、コンピュータ読取可能な記録媒体およびncプログラム作成手段として機能させるためのコンピュータプログラム Download PDF

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尚 三石
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洋 辻
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Abstract

【課題】 熟練作業者のいない企業でも熟練作業者のノウハウ値である高能力工具動作値データを動作値とするNCプログラムが容易に作成できるあるいは取得できるNC用データ作成システムを提供することを目的としている。
【解決手段】 (1)CADデータ等の加工内容データ5(図形データ)と被加工物材質データ6を入力する。(2)加工内容データ5により使用工具の径が特定され、被加工物材質データ6により使用工具種類と使用工具材質が特定され、特定された「使用工具径、使用工具種類、使用工具材質」の3条件が全て合致する高能力工具動作値7が選択される。(3)NCプログラム作成部8において高能力工具動作値7を工具動作値とするNCプログラム10を作成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、マシニングセンターなどの工作機械用の加工工具動作値やNCプログラムなどを作成提供するNC用データ作成システム、NC用データ提供方法、コンピュータ読取可能な記録媒体およびNCプログラム作成手段として機能させるためのコンピュータプログラムに関する。
従来、マシニングセンター等の使用において、未熟練作業者は該マシニングセンター等に添付されてくる機械メーカー提供の標準能力工具動作値や工具メーカー提供の標準能力工具動作値を動作値としたNCプログラムを作成している。
この標準能力工具動作値はマシニングセンターや工具を標準安全値域内で使用するのに限定されたものであるが、実際のマシニングセンターと工具はその使用テクニックによって、この標準能力工具動作値を大きく超えた高能力工具動作値で安全を確保しながら使用可能とできるものである。
しかし、少なくない企業においてはマシニングセンターしか知らない・操作できないというマシニングオンリー作業者が多くなり、このマシニングオンリー作業者が全員であるという企業さえ生じ、熟練作業者のリストラ、定年退職、汎用機械熟練作業者の育成をしないなどにより、こうした企業は増加する一方である。
しかるにマシニングセンターはNCプログラムを作成して、そのNCプログラムにより動作させるものであるので、最高の加工値(高能力工具動作値)を見出すためには、NCプログラムを何回も何回も組み直し変えながら見出さなければならず、それはプログラムの指示に従って自動的に動作するものであるので、作業者が機械や工具の具合を体感しながら操作することが出来難い、NCプログラムの内容によっては工具を破損する恐れも大きい、最高最適の工具動作値を見出すために長い時間と労力を費やさなければならない、標準能力工具動作値での使用しかでき難い、冒険し難いなど、高能力工具動作値を見出し難いという問題を持つものであった。
しかし、今日多くの企業において熟練作業者の数は激減し、熟練作業者が皆無の企業も少なくない状況となり、新たにマシニングセンターを導入する企業はマシニングセンターメーカーや工具メーカーの提供する標準能力工具動作値内での使用のみとなる。今日、こうした企業でも熟練作業者なしでも容易に高能力工具動作値で使用できるようにすることが産業上の技術的課題となっている。
熟練作業者のノウハウをデータベース化して使用する技術として特開平7−295619に、「工具および加工条件の自動決定機能を備えた工作機械の数値制御装置において、工具および加工条件の標準的なデータを蓄積した標準データベースと、この標準データベースには存在しないその内容とは異なる熟練作業者のもつノウハウからなるユーザー固有の工具および加工条件のデータを入力する入力装置と、この入力装置により入力されたデータが蓄積された1つ以上のユーザー固有データベースと、前記標準データベースと1つ以上の前記ユーザー固有データベースの両方を利用して、あるいはいずれか一方を利用して工具および加工条件データを決定する工具・加工条件決定手段とをそなえたことを特徴とする工作機械の数値制御装置」が開示されており、その内容は次のようになっている。
(1)「本数値制御装置が搭載されているNC工作機械・・・・熟練作業者がそのNC工作機械の機械馬力の特性を考慮にいれ、工具メーカーの推奨加工条件とは異なるNC工作機械の機械馬力の特性に対応した切削速度などの工具加工条件を入力・保存する。」旨の記載が示すように、数値制御装置は一台一台のマシンに取付けて使用されるものである。
(2)ユーザー固有データベースの内容(データ)は、入力装置により熟練作業者やオペレータ等が入力して蓄積する。
(3)工具および加工条件データは、標準データベースおよびユーザー固有データベースの両方を利用しあるいはいずれか一方を利用して自動決定する。
(4)ユーザー固有データベースのデータの登録内容は、工具の種類や切削速度、送り速度、切り込み量などである。
(5)ユーザー固有データベースのデータを修正するデータベース管理手段を設けており、このデータベース管理手段は自動決定されディスプレーに表示された工具および加工条件を、オペレータがNCプログラム作成作業中にいつでも修正・変更を加えることができるようにするためのものである。
(6)ユーザー固有データベースには、加工精度重視ユーザー固有データベース、工具寿命重視ユーザー固有データベース、切削時間重視ユーザー固有データベースの複数のデータベースからなっており、選択手段により作業者が使用するデータベースを指定するものである。また、このユーザー固有データベースを工具の材質ごとに分けて利用する、熟練作業者ごとに分けて利用する、工具メーカーごとに分けて利用する、工作機械ごとに分けて利用することも可能である。
(7)工場の工具倉庫で管理される全工具とその加工条件は工具・加工条件記憶手段に登録され、作成された加工工程情報の入力によって工具・加工条件決定手段は前記工具・加工条件記憶手段に登録された工具およびマシンに取り込まれている工具の中から使用工具を自動決定し表示する。作業者は表示された工具の中から、適切な工具を決定し選択手段により選択を行う。
前述した従来技術である特開平7−295619の技術は、ユーザー固有データベースはユーザー自らが入力装置に入力して、その固有データベースを構築しなければならないものであるので、データ入力に労力が必要であること、熟練工のノウハウの集約整理が必要でありその経験もバラツキがあり最良のデータには成り難いこと、熟練工のいない企業では標準データベースしか利用できずユーザー固有データベースの構築のために熟練作業者を雇うとか長い年月をかけて育成・ノウハウを構築していかなければならないという、固有データベースは殆ど使い物にならないという欠点をもつものであった。すはわち、熟練作業者がいない、いても不安のある熟練作用者である、初めてマシニングセンターを導入した企業等の「生産性の高い高能力工具動作値で使用したい」とう要求および技術課題に応えられないものである。
また、一台一台のマシンに入力装置および固有データベース用の装置を取付け使用するものであるので、購入コストが掛かるという問題をもつものであった。
また、ユーザー固有データベースには、加工精度重視ユーザー固有データベース、工具寿命重視ユーザー固有データベース、切削時間重視ユーザー固有データベースの複数のデータベースを設けるものであるため、それぞれのユーザー固有データベースを構築するために、全ての条件ごとについて、熟練工による膨大な数の試験を行わなければ構築できないという問題を持つものであった。
特開平7−295619
本発明は以上のような従来技術の欠点に鑑み、熟練作業者のいない企業等でも熟練作業者が汎用工作機械の使用により見出した最高で最適のノウハウ値である主にマシニングセンターの高能力工具動作値を工具動作値とするNCプログラムが容易に作成できるNC用データ作成システム、コンピュータ読取可能な記録媒体およびNCプログラム作成手段として機能させるためのコンピュータプログラムを提供することを目的としている。
また本発明の他の目的は、熟練作業者のいない企業でも熟練作業者のノウハウ値であるマシニングセンター等の高能力工具動作値データや高能力工具動作値を工具動作値とするNCプログラムを容易に取得することができるNC用データ提供方法を提供することを目的としている。
本発明の前記ならびのそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
上記目的を達成するために、本発明は「加工工具種類、被加工物材質」の加工要素からなる加工条件、この加工条件での加工工具の「工具回転数、工具送り速度」である工作機械や加工工具に標準添付された標準能力工具動作値、熟練作業者が汎用工作機械を主に手動操作により切削音の変化・状態、切粉の具合や機械の動作雰囲気を体感・体得しながら見出してなる前記標準能力工具動作値を超えた工具動作値である高能力工具動作値、加工工具径ごとに見出してなる前記高能力工具動作値を集約してなる高能力工具動作値データ、前記加工要素の内の一つが異なる第1の加工条件〜第nの加工条件、この第1の加工条件〜第nの加工条件の前記高能力工具動作値データである第1の高能力工具動作値データ〜第nの高能力工具動作値データ、この第1の高能力工具動作値データ〜第nの高能力工具動作値データを収納してなる高能力工具動作値データ群収納ファイルを登録してなるあるいは前記第1の高能力工具動作値データ〜第nの高能力工具動作値データをそれぞれ収納してなる第1の高能力工具動作値データファイル〜第nの高能力工具動作値データファイルを登録してなる高能力工具動作値データベース部と、入力されたCADデータ等の加工内容データと被加工物材質データとにより前記高能力工具動作値データベース部から対応した使用工具および該使用工具の高能力工具動作値を自動選択する選択部と、この選択部で選択された高能力工具動作値を工具動作値とするNCプログラムを自動作成するNCプログラム作成部とによってNC用データ作成システムを構成している。
また、ユーザーコンピュータからCADデータ等の加工内容データと被加工物材質データを提供者サーバに送信する加工条件データ送信段階と、この加工内容データと被加工物材質データに基づいて、主に工作機械や加工工具に標準添付されてくる標準能力工具動作値を超えた動作値で熟練作業者等が工作機械を使いこなしながら見出してなる前記標準能力工具動作値を超えた動作値である高能力工具動作値を登録してなる高能力工具動作値データベース部から、使用工具および該使用工具の「工具回転数、工具送り速度」である高能力工具動作値を選択する高能力動作値選択段階と、選択された高能力工具動作値をユーザーコンピュータに送信する段階とでNC用データ提供方法を構成している。
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
(1) 熟練作業者がいない企業でも、CADデータやCAMデータや図形データ等の加工内容データを入力あるいは送信することにより、熟練作業者のノウハウ域での使用工具の高能力工具動作値を工具動作値とする高効率・高能力のNC用データやNCプログラムを容易に作成できる取得きるという効果を得ることができる。
これにより、熟練オペレータを有しない企業においても、マシニングセンターを導入し、標準能力動作を大きく超える高能力動作値で安全に動作させることを可能とし生産性を向上させることができるという効果を得ることができる。
(2) 前記(1)によって、「加工工具材質、加工液を用いないエアー噴射を含む加工液条件、加工装置の回転数からなる加工装置条件の一つあるいは複数を補正条件とし、この補正条件の補正値を統計的手法により特定し、前記補正条件のうちの一つのあるいは複数の補正条件を指示し、選択されている使用工具の高能力工具動作値データを指示された前記補正条件の補正値により補正して補正された補正高能力工具動作値を得るようにようにしてなる」ものは、高能力工具動作値データ作成のための試験数を大きく軽減し高コスト化を防止しでき、データ量も小さくできるという効果を得ることできる。
以下、図面に示す発明を実施するための最良の形態により、本発明を詳細に説明する。
図1ないし3図に示す本発明を実施するための最良の第1の形態において1はNC用データ作成システムであって、このNC用データ作成システム1は高能力工具動作値データベース部2と、選択部3と、NCプログラム作成部4とからなっている。
高能力工具動作値データベース部2は次のようになっている。
加工条件4を「加工工具種類、加工工具材質、被加工物材質、標準加工液」の加工要素からなるものとしている。標準加工液はミストなどに統一してある。加工工具種類はドリル、エンドミルなどはもちろんであるが、メーカ名とその工具名(記号で示すものも含む。)も入るものである。
この加工条件4での加工工具の径ごとの「工具回転数、工具送り速度」である工具動作値を、主に工作機械や加工工具に標準添付されてくる標準能力工具動作値、熟練作業者が汎用工作機械を主に手動操作により切削音の変化・状態、切粉の具合や機械の動作雰囲気を体感・体得しながら見出してなる前記標準能力工具動作値を超えた体感的最適最速の工具動作値である高能力工具動作値、この高能力工具動作値群からなる高能力工具動作値データを特定している。
より具体的には、加工条件4の標準加工液以外の加工要素の一つが異なる第1の加工条件〜第nの加工条件を設定し、この第1の加工条件〜第nの加工条件の加工工具径ごとに熟練作業者が工作機械の運転により高能力工具動作値を見極め見出してまとめ第1の高能力工具動作値データ〜第nの高能力工具動作値データを特定している。
この前記第1の高能力工具動作値データ〜第nの高能力工具動作値データをそれぞれ収納してなる第1の高能力工具動作値データファイル〜第nの高能力工具動作値データファイルを登録してなる高能力工具動作値データベース部2を形成している。第1の高能力工具動作値データ〜第nの高能力工具動作値データを収納してなる高能力工具動作値データ群収納ファイルを登録して高能力工具動作値データベース部を形成してもよい。
<高能力工具動作値データファイル>
図2において、
加工工具材質 : 超鋼 コーティング ハイス
被加工物材質 : アルミ 鋳鉄 鉄 ステンレス
としてとしており、この場合の高能力工具動作値データベース部2は、3×4条件の12条件組合せからなる第1〜第12の高能力工具動作値データファイルが収納されている。
・高能力工具動作データファイル(加工工具種類 : ドリル)
データ 被加工物材質 加工工具材質
第1の高能力工具動作値データファイル : アルミ × 超鋼
第2の高能力工具動作値データファイル : アルミ × コーティング
第3の高能力工具動作値データファイル : アルミ × ハイス
第4の高能力工具動作値データファイル : 鋳鉄 × 超鋼
第5の高能力工具動作値データファイル : 鋳鉄 × コーティング
第6の高能力工具動作値データファイル : 鋳鉄 × ハイス
第7の高能力工具動作値データファイル : 鉄 × 超鋼
第8の高能力工具動作値データファイル : 鉄 × コーティング
第9の高能力工具動作値データファイル : 鉄 × ハイス
第10の高能力工具動作値データファイル: ステン × 超鋼
第11の高能力工具動作値データファイル: ステン × コーティング
第12の高能力工具動作値データファイル: ステン × ハイス
<第3の高能力工具動作値データファイル アルミ×ハイス>
図3に前記第3の高能力工具動作値データファイルを示しており、主要値を下記に抽出し示す。
ドリル径mm 回転数min 送り速度mm/min 一回転送り速度mm
2.0 8000 65 0.05
2.5 7000 65 0.08
3.0 5300 65 0.10
・ ・ ・ ・
・ ・ ・ ・
・ ・ ・ ・
10.65 2600 80 0.25
被加工物材質:アルミ、加工内容:3.0mmの下穴である場合、選択された使用工具は「工具種類:ドリル、ドリル径:3.0mm、ドリル材質:ハイス」となり、使用工具の高能力工具動作値は、回転数:5300/min、送り速度65mm/min、一回転送り速度:0.10mmとなる。
加工工具材質も標準加工液と同じように例えばハイスに統一してなるものもよい。この場合の高能力工具動作値データは3×1の3データとなる。
NC用データ作成システム1の動作を説明する。
(1)CADデータ、CAD/CAMデータ等の加工内容データ5(図形データ)とアルミ、ステンレス、鋳鉄などという被加工物材質データ6を入力する。
(2)選択部3において、加工内容データ5により使用工具の径が特定され、被加工物材質データ6により使用工具種類(ドリル、カウンターエンドミル、コンタリング加工エンドミル、正面フライス、タップ等)と使用工具材質(超鋼、コーティング、ハイス等)が特定され、特定された「使用工具径、使用工具種類、使用工具材質」の3条件が全て合致する高能力工具動作値7が高能力工具動作値データ(データファイル)から選択される。例えば選択された高能力工具動作値7は「工具径:10mm、工具種類:ドリル、工具材質:ハイス、回転数:2600/min、送り速度:80mm/min」とか「工具径:20mm、工具種類:エンドミル、工具材質:ハイス、回転数:2300/min、送り速度:510mm/min」などである。
この高能力工具動作値7は出力させ他のコンピュータでNCプログラム作成に使用する場合こともできる。
(3)NCプログラム作成部8において、高能力工具動作値7を工具動作値とするNCプログラム10を作成する。
加工内容データ5が直径20mmの座ぐり穴と直径10mmの下穴からなる場合の加工工程例は次のようになる。
(A−1)センタドリルによるセンタ穴加工
(A−2)ドリルによる下穴加工
(A−3)カウンターエンドミル(K−エンドミル)による座ぐり穴加工
<高能力工具動作値実例>
・被加工物材質がアルミで使用工具材質がハイスの場合の各使用工具とその高能力工具動作値は、
<アルミ> 工具径 工具種類 工具材質 回転数 送り速度
(A−1)
(A−2) 10 ドリル ハイス 2600 80
(A−3) 20 K−エンドミル ハイス 2300 510
・被加工物材質がステンレスで使用工具材質がハイスの場合の各使用工具とその高能力工具動作値は、
<ステン> 工具径 工具種類 工具材質 回転数 送り速度
(A−1)
(A−2) 10 ドリル ハイス 800 16
(A−3) 20 K−エンドミル ハイス 665 95
・被加工物材質がステンレスで使用工具材質が超鋼の場合の各使用工具とその高能力工具動作値は、
<ステン> 工具径 工具種類 工具材質 回転数 送り速度
(A−1)
(A−2) 10 ドリル 超鋼 1100 60
(A−3) 20 K−エンドミル 超鋼 1300 120
<標準能力工具動作値実例>
・被加工物材質がアルミで使用工具材質がハイスの場合の各使用工具とその標準高能力工具動作値は、
<アルミ> 工具径 工具種類 工具材質 回転数 送り速度
(A−1)
(A−2) 10 ドリル ハイス 1600 63
(A−3) 20 K−エンドミル ハイス 1600 450
・被加工物材質がステンレスで使用工具材質がハイスの場合の各使用工具とその標準能力工具動作値は、
<ステン> 工具径 工具種類 工具材質 回転数 送り速度
(A−1)
(A−2) 10 ドリル ハイス 480 13
(A−3) 20 K−エンドミル ハイス 425 85
・被加工物材質がステンレスで使用工具材質が超鋼の場合の各使用工具とその標準能力工具動作値は、
<ステン> 工具径 工具種類 工具材質 回転数 送り速度
(A−1)
(A−2) 10 ドリル 超鋼 650 35
(A−3) 20 K−エンドミル 超鋼 425 85
選択部3とNCプログラム作成部4の関係は便宜上このような説明をしているだけでこの技術的範囲に限定するものではなくて、例えばNCプログラム作成部8に選択機能があるもの、高能力工具動作値7の出力がNCプログラム作成部4から出力されるものなども技術的範囲に含むものである。
「CADデータ、CAD/CAMデータ等の加工内容データ5とアルミ、ステンレス、鋳鉄などという被加工物材質データ6を入力する。」は、図においては分けてあるが、これは説明し易くするためであって、このように別に入力する場合のもの、加工内容データに被加工物材質データ6が含まれてなる場合のものも含まれるものである。
(発明を実施するための異なる形態)
次に、図4ないし図12に示す本発明を実施するための異なる形態について説明する。なお、これら本発明を実施するための異なる形態の説明に当たって、本発明を実施するための最良の第1の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
図4に示す本発明を実施するための第2の形態において前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なるところは、選択される使用工具が対応する一つから複数の工具種類が加工工具材質ごとに選択され、それら対応工具種類データ12が加工予想時間とともにデイスプレイに表示され、作業者がその中から適宜な使用工具を選択し、使用者により選択された使用工具の高能力工具動作値7を工具動作値とするNCプログラム10が作成されるようにしたNC用データ作成システム13を形成した点にある。
使用者は手持の工具や、速度優先、工具寿命優先、精度優先などの事情により、それら事情に応じた使用工具を使用することができる。
図5に示す本発明を実施するための第3の形態において前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なるところは、加工液を用いないエアー噴射を含む加工液条件17、加工装置の最高回転数やメーカー機種名からなる加工装置条件18を補正条件19とし、加工液条件17の補正値と加工装置条件18の補正値を登録した補正値データ部20を設け、NCプログラム10に対して補正有を指示し、加工液条件17および加工装置条件18あるいはいずれか一方を入力して補正を指示すると、NCプログラム補正部21において対応する補正条件の補正値22が補正値データ部20から選択され、補正値22により補正された補正高能力工具動作値を工具動作値とするNCプログラム23が作成されるようにしてなるNC用データ作成システム24を形成した点にある。
補正値は加工液条件17の場合は、何パーセント増、何パーセント減というように実験により得られた統計値により特定されている。「加工工具種類、加工工具材質、被加工物材質」と加工液種類との組合せによる、それぞれの補正値を特定するのもよい。
加工装置条件18は主に装置の回転数の能力であり、例えば、使用工具が直径2.0mmのドリルで、高能力工具動作値が回転数:8000/min、送り速度(送り量):65mm/minなのに、加工装置の最高回転数が5500/minである場合は、(高能力工具動作値は回転数:5500/min×補正値0.7)=補正された送り速度:45mm/minの高能力工具動作値に変更される。
図6に示す本発明を実施するための第4の形態において前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なるところは、使用者側の手持工具情報27を手持工具情報登録部28に登録し、選択部3で選択された使用工具および該使用工具の高能力工具動作値7が手持対応工具選択部29において手持工具情報登録部28の手持工具情報27と対比させられて、該27に在るものだけからなる対応手持工具30を選択してディスプレイに表示し、使用者がその中から適当な使用工具を選択指示して使用工具の高能力工具動作値データを特定し、該25を動作値補正部37で補正して補正された補正高能力工具動作値データ26を算定し、該26を工具動作値とするNCプログラム10を作成するようにしてなるNC用データ作成システム31を形成した点にある。
補正条件19の入力は加工内容データ5等と一緒に入力するのもよいことは言うまでもない。
手持工具情報27はその都度入力してもよい。手持工具情報登録部28の手持工具情報27は工具の手持実態に応じて訂正する。
選択が手持工具であるので、手持工具との突合せ作業が必要なく便利である。
また、対応手持工具30だけの表示とせず、対応工具種類12も表示するのがよい。こうすることにより、不足している加工工具や、より早くなどの要求に応える加工工具などを認知することになり、加工工具の調達を適切に行えるようアドバイス的な役割をはたす効果がある。
図7に示す本発明を実施するための第5の形態において前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なるところは、加工内容データ5、被加工物材質データ6とともに「加工時間優先、加工精度優先、工具寿命優先」という内容のいずれかからなる加工精度条件33および補正条件19を入力し、使用工具および高能力工具動作値を該33に対応したものに選択し、補正条件19の条件により高能力工具動作値7を補正値22で補正し、補正した高能力工具動作値33の対応工具種類34を表示するようにし、該34の内から選択指示された使用工具の補正した高能力工具動作値35によりNCプログラム10を作成するようにしたNC用データ作成システム36を形成した点にある。
加工精度条件33は、統計的に得た補正値により行う場合と、工具種類と工具材質により選択する場合とのいずれかにより行い、複数の選択条件がある場合はディスプレイに表示して使用者が選択するようにするのがよい。
また、加工工具材質、加工液を用いないエアー噴射を含む加工液条件、加工装置の回転数からなる加工装置条件の一つあるいは複数を補正条件とし、この補正条件の補正値を統計的手法により特定し、前記補正条件のうち一つのあるいは複数の補正条件を指示し、選択されている使用工具の高能力工具動作値データを指示された前記補正条件の補正値により補正して補正された補正高能力工具動作値を得るようにようにしてなるNC用データ作成システムを形成してもよい。
このようにすることにより、高能力工具動作値データ作成範囲を大きく軽減し高コスト化を防止しでき、データ量も小さくできるという効果を得ることできる。
図8に示す本発明を実施するための第6の形態において前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なるところは、「加工内容データ5、被加工物材質データ6、加工精度条件32、加工液条件17、加工装置条件18、工具種類および工具材質あるいはいずれか一方の使用工具条件38」を入力し、各入力条件に対応させ且つ補正値による補正を行う入力条件対応・補正値補正部39で、入力条件対応・補正値データ部40の登録データを参照して条件対応・補正した速度優先高能力工具動作値データ、加工精度優先高能力工具動作値デーおよび工具低消耗優先高能力工具動作値デーからなる動作値データ群を策定し、速度優先NCプログラム、加工精度優先NCプルグラム、これらの優先NCプログラムを順次読み込みながら速度優先NCプログラム、加工精度優先NCプルグラム、工具低消耗優先NCプログラムからなるNCプログラム群50を作成するNC用データ作成システム39を形成した点にある。
図9に示す本発明を実施するための第7の形態において前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なるところは、加工条件を「被加工物材質、加工工具種類、加工工具材質、加工精度、加工液」の5つの加工要素からなる加工条件41とし、該41を高能力工具動作値データベース部2に収納したNC用データ作成システム42を形成した点にある。
加工条件41による高能力工具動作値データは、5つの加工要素の要素の組合せからなり、その数は膨大であるが、一つの要素の異なる組み合わせ条件について加工工具径ごとの高能力工具動作値データを見出し作成したものである。
例えば、被加工物材質:5、加工工具種類:10、加工工具材質3、加工精度:3、加工液:4とした場合の高能力工具動作値データは、(5×10×3×3×4)=1800データとなる。
全出力高能力工具動作値データが、実際の工具使用により得られた実施値データという高信頼性を実現する。
図10に示す本発明を実施するための第8の形態において前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なるところは、ユーザーコンピュータ43からインターネットなどの通信回線を通じてCADデータ等の加工内容データ5と被加工物材質データ6をNC用データ作成システム1と同構成の提供者サーバ44に送信する加工条件データ送信段階45と、前記加工内容データ5と被加工物材質データ6に基づいて、主に工作機械や加工工具に標準添付されてくる標準能力工具動作値を超えた動作値で熟練作業者等が工作機械を使いこなしながら見出してなる前記標準能力工具動作値を超えた動作値である高能力工具動作値を登録してなる高能力工具動作値データベース部2から、使用工具および該使用工具の「工具回転数、工具送り速度」である高能力工具動作値を選択する高能力動作値選択段階46と、選択された使用工具の高能力工具動作値を工具動作値とするNCプログラム10を作成するNCプログラム作成段階61と、高能力工具動作値データないしNCプログラム10をユーザーコンピュータ43に送信するNCプログラム等送信段階47とからなるNC用データ提供方法48を形成した点にある。
図11に示す本発明を実施するための第9の形態において前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なるところは、NC用データ提供方法48において提供者サーバ44にNC用データ作成システム1が接続されており、提供者サーバ44で受信された加工内容データ5と被加工物材質データ6はNC用データ作成システム1に送られ、該1で使用工具の高能力工具動作値46が選択され、該46を工具動作値とするNCプログラム10が作成され、該10は提供者サーバ44に送られ、該44は該10をユーザーコンピュータ43に送信されるようにしてなるNC用データ提供方法64を形成した点にある。
図12に示す本発明を実施するための第10の形態において前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なるところは、NC用データ提供方法48においてユーザーコンピュータ43からインターネットにより提供者サーバ63にアクセスするとパスワード画面が表示されるので、パスワード52を送信し登録者であることが確認されると条件データ等送信画面53がユーザーコンピュータ43に表示される登録者確認段階51を設け、条件データ等送信画面53に加工内容データ5を添付するとともに被加工物材質データ6、加工装置条件18、加工液条件17の選択項目からの選択や記入などをして加工条件54を提供者サーバ63に送信する加工条件データ送信段階55を設け、提供者サーバ63が加工条件54を受信して適した使用工具種類56を選択し、該56をユーザーコンピュータ43に送信する使用工具種類送信段階57を設け、ユーザが使用工具種類56の中からから適宜な使用工具種類を選択して指示する使用工具特定段階58を設け、この使用工具特定段階58で送信され特定された使用工具の高能力工具動作値を工具動作値としたNCプログラム10を作成し、該10をユーザーコンピュータ43に送信するようにしてなるNC用データ提供方法59を形成した点にある。
本願発明およびその発明を実施するための形態については、「A構造、B構造、C構造、・・・を有するデータが記録されたコンピュータ読み取り可な能な記録媒体」「コンピュータに手順A、手順B、手順C、?を実行させるためのコンピュータプログラム」「コンピュータに手順A、手順B、手順C、・・・を実行させるためのコンピュータプログラムを記録されたるコンピュータ読み取り可能な記録媒体」などからなるコンピュータ・ソフトウエア関連発明として表現することもできる。それは以下のようなものである。
(コンピュータ読み取り可能な記録媒体)
(A1) 加工工具種類、被加工物材質」の加工要素からなる加工条件、この加工条件での加工工具の径ごとの「工具回転数、工具送り速度」である、主に工作機械や加工工具に標準添付されてくる標準能力工具動作値、熟練作業者が汎用工作機械を主に手動操作により切削音の変化・状態、切粉の具合や機械の動作雰囲気を体感・体得しながら見出してなる前記標準能力工具動作値を超えた工具動作値である高能力工具動作値、工具径それぞれの前記高能力工具動作値を特定し集約してなる高能力工具動作値データ、前記加工要素の内の一つが異なる第1の加工条件〜第nの加工条件、この第1の加工条件〜第nの加工条件の第1の高能力工具動作値データ〜第nの高能力工具動作値データ、この第1の高能力工具動作値データ〜第nの高能力工具動作値データを収納してなる高能力工具動作値データ群収納ファイルを登録してなるあるいは前記第1の高能力工具動作値データ〜第nの高能力工具動作値データをそれぞれ収納してなる第1の高能力工具動作値データファイル〜第nの高能力工具動作値データファイルを登録してなる高能力工具動作値データベース部を有するデータが記録されたコンピュータ読取可能な記録媒体。
前記(A1)において、加工条件が「加工工具材質、加工工具種類、被加工物材質」の加工要素からなるものであるものもよい。
前記(A1)のいおて、加工条件が「加工工具材質、加工工具種類、被加工物材質、加工精度、加工液、加工装置」の加工要素からなるものであるものもよい。
(プログラム)
(B1) コンピュータを、入力されたCADデータ等の加工内容データと被加工物材質データにより、加工工具種類、被加工物材質」の加工要素からなる加工条件、この加工条件での加工工具の径ごとの「工具回転数、工具送り速度」である、主に工作機械や加工工具に標準添付されてくる標準能力工具動作値、熟練作業者が汎用工作機械を主に手動操作により切削音の変化・状態、切粉の具合や機械の動作雰囲気を体感・体得しながら見出してなる前記標準能力工具動作値を超えた工具動作値である高能力工具動作値、この高能力工具動作値を特定集約してなる高能力工具動作値データ、前記加工要素の内の一つが異なる第1の加工条件〜第nの加工条件、この第1の加工条件〜第nの加工条件の第1の高能力工具動作値データ〜第nの高能力工具動作値データ、この第1の高能力工具動作値データ〜第nの高能力工具動作値データを収納してなる高能力工具動作値データ群収納ファイルを登録してなるあるいは前記第1の高能力工具動作値データ〜第nの高能力工具動作値データをそれぞれ収納してなる第1の高能力工具動作値データファイル〜第nの高能力工具動作値データファイルを登録してなる高能力工具動作値データベース部から使用工具および該使用工具の高能力工具動作値を選択する使用工具選択手段、この使用工具選択手段で得た前記使用工具の高能力工具動作値を工具動作値とするNCプログラムを作成するNCプログラム作成手段として機能させるためのコンピュータプログラム。
(B2) コンピュータを、入力されたCADデータ等の加工内容データと被加工物材質データにより、加工工具種類、被加工物材質」の加工要素からなる加工条件、この加工条件での加工工具の径ごとの「工具回転数、工具送り速度」である、主に工作機械や加工工具に標準添付されてくる標準能力工具動作値、熟練作業者が汎用工作機械を主に手動操作により切削音の変化・状態、切粉の具合や機械の動作雰囲気を体感・体得しながら見出してなる前記標準能力工具動作値を超えた工具動作値である高能力工具動作値、この高能力工具動作値を特定集約してなる高能力工具動作値データ、前記加工要素の内の一つが異なる第1の加工条件〜第nの加工条件、この第1の加工条件〜第nの加工条件の第1の高能力工具動作値データ〜第nの高能力工具動作値データ、この第1の高能力工具動作値データ〜第nの高能力工具動作値データを収納してなる高能力工具動作値データ群収納ファイルを登録してなるあるいは前記第1の高能力工具動作値データ〜第nの高能力工具動作値データをそれぞれ収納してなる第1の高能力工具動作値データファイル〜第nの高能力工具動作値データファイルを登録してなる高能力工具動作値データベース部から使用工具種類を選択する使用工具種類選択手段、この使用工具選択手段で選択された使用工具種類を表示させる使用工具種類表示手段、使用者が使用工具種類表示手段に表示された使用工具種類の中から適当な使用工具を選択指示する使用工具選択指示手段、この使用工具選択指示手段により選択指示された使用工具の高能力工具動作値を工具動作値とするNCプログラムを作成するNCプログラム作成手段として機能させるためのコンピュータプログラム。
(B3) 前記(B1)、(B2)のいずれかにおいて、加工条件が「加工工具材質、加工工具種類、被加工物材質」の加工要素からなるものであるものもよい。
(B4) 前記(B1)、(B2)のいずれかにおいて、加工条件が「加工工具材質、加工工具種類、被加工物材質、加工精度、加工液、加工装置」の加工要素からなるものであるものもよい。
(B5) 前記(B1)、(B2)、(B3)、(B4)のいずれかにおいて、使用工具選択手段で選択された使用工具種類を表示させる使用工具種類表示手段、使用者が使用工具種類表示手段に表示された使用工具種類の中から適当な使用工具を選択指示する使用工具選択指示手段、この使用工具選択指示手段により選択指示された使用工具の高能力工具動作値を工具動作値とするNCプログラムを作成するNCプログラム作成手段を設けて、これらの手段を機能させるためのコンピュータプログラムもよい。
(B6) (B1)、(B2)、(B3)、(B4)、(B5)のいずれかにおいて、使用者の手持の手持工具情報を入力する手持工具入力手段、前記手持工具情報の中から使用工具種類を選択する使用工具種類選択手段を設け、これらの手段を機能させるためのコンピュータプログラムもよい。
(B7) (B1)、(B2)、(B3)、(B4)、(B5)、(B6)のいずれかにおいて、加工工具材質、加工液を用いないエアー噴射を含む加工液条件、通常粗加工、中仕上げ、仕上げ加工などの加工精度条件、加工装置の回転数やメーカー機種名(TOOLNo)からなる加工装置条件のうちの一つあるいは複数が補正条件として登録されていて、この登録された補正条件のうち一つのあるいは複数の補正条件を指示して選択されている使用工具の高能力工具動作値データを前記補正条件により補正して補正された補正高能力工具動作値を得る補正された補正高能力工具動作値データ決定手段を設け、これらの手段を機能させるためのコンピュータプログラムもよい。
(B8) (B1)、(B2)、(B3)、(B4)、(B5)、(B6)、(B7)のいずれかにおいて、加工工具材質、加工液を用いないエアー噴射を含む加工液条件、通常粗加工、加工装置の回転数からなる加工装置条件などの一つあるいは複数を補正条件とし、この補正条件の補正値を統計的手法により特定し該補正値が登録され、前記補正条件のうち一つのあるいは複数の補正条件を指示し、選択されている使用工具の高能力工具動作値データを指示された補正条件の前記補正値により補正して実行高能力工具動作値を得る補正された補正高能力工具動作値データ決定手段を設け、これらの手段を機能させるためのコンピュータプログラムもよい。
(B9) (B1)、(B2)、(B3)、(B4)、(B5)、(B6)、(B7)、(B8)のいずれかにおいて、NCプログラム作成部を設け、該NCプログラム作成部により選択された使用工具の高能力工具動作値データ(補正されたものを含む)を工具動作値とするNCプログラムを作成するNCプログラム作成手段を設け、これらの手段を機能させるためのコンピュータプログラムもよい。
図13に示す本発明を実施するための第11の形態において70はNC用データ作成システムであって、NC用データ作成システム70は次のようになっている。
(1)加工手順ファイル71
加工手順ファイル71は、NCプログラム9作成に際して、使用する加工工程関連のデータを登録、収納するものである。主な加工工程関連データには次のようなものがあげられる。
加工種類 :どのような加工をおこなうのか
使用工具の種類 :どの工具を使用するのか
使用工具径 :使用する工具のサイズ(直径)はいくらか

加工手順ファイル71は加工工程は通常加工、仕上げ加工等の加工内容から構成されており、加工工程を構成する各加工内容を加工工程関連データにより指定する。
加工関連データの一例として、加工種類に関して概略を説明する。
・加工種類 K10
固定サイクルを使用した加工
XYを位置決め後、Z制御による穴あけ加工等
・加工種類 K20
面取り加工
固定サイクルによる面取り
コンタリングによる面取り
・加工種類 K30
タップ加工
タッピングサイクルによる
・加工種類 K40
チップレスコンタリング加工
XY軸同時制御による穴、及び形状加工等
(Z軸ステップフィールド)
・加工種類 K42
コンタリング輪郭切削加工
XY軸同時制御による形状輪郭加工
(仕上げ代部の加工等)
・加工種類 K43
等加工
XY軸同時制御とZ軸ピックフィールドによる加工
これら加工種類は加工種類データ部72に登録されている。
(2)高能力工具動作値データ部2(加工条件ファイル)
高能力工具動作値データ部2は、NCプログラム9作成に際して使用する加工工具の切削条件関連のデータを登録・収納する。
切削作業を行う場合には、まず被切削材があり、次に使用する工具の種類を選択し、工具径を決め、最後にその切削条件を決定する。加工条件登録に際しても、これと同様に工具種類別かつ被切削材別に設定した加工条件ファイルに工具径毎の回転数、送り量、工具形状等データが登録されている。
高能力工具動作値データ部2の例を示す。
被切削材料.工具種類
DRL.SKD SKD材の切削用ドリル
ENM.SS SS材用エンドミル
TAP.ALM アルミ材切削用タップ
回転数、送り量等の加工データを工具毎に1行として登録する。加工データの主要な登録項目(パラメータ)について説明する。
例:直径1mmのDRL.SKD
:工具径(1mm)
:工具形状<工具全長(30.0mm)、工具刃長さ(6.0mm)、工具加工深さ(5.0mm)>
:切り込み<Z−Z(5.0mm)、XY−XY(5.0)、XY−Z(5.0)>
:回転数(500L)
:送り(41L)
:工具先端<R(0.0)、径(0.0)、角度(120.0)>
:刃数(0)
:切削速度(5.0)
:一回送り(0.05)
:径補正(0)
:加工液(0)
:選択工具(DRL1)
(1)工具径・・・・・工具直径
(2)工具形状・・・・工具の長さ関連寸法
(3)切削量指定・・・一加工当りの切削量(径方向、深さ方向他)
(4)切削条件・・・・工具回転数、送り量
(5)工具先端形状・・工具先端部の形状寸法
(6)補正、加工液・・径補正番号、加工液の指定
(7)選択工具総称・・切削材別、工具種類別、工程種別に登録された工具の総称
(3)加工手順ファイル内容の変更による加工工程の変化
加工手順ファイルは、NCプログラム作成に際して、加工工程関連の指定を行う。
座ぐり穴加工を例に、加工手順ファイル内容の変更による加工工程の変化について説明する。
A:センタードリル加工
B:下穴加工
C:座ぐり加工
この三つの工程から構成されるが、何れの加工も固定サイクルを使用して行われる。この為、加工時間は早くなるが、加工穴径毎に同径の工具が必要となるので、使用する加工機のATC工具数によっては加工穴種類に制限を受けることになる。
D:直径5mmのエンドミル(ENM)によるコンタリング加工
使用工具を直径5mmのエンドミル(ENM)に固定することにより、固定サイクル使用時間と異なり、加工毎に使用工具を用意する必要はなく、使用工具本数を押さえることが可能となる。
以上のようなことから、加工手順ファイルは構成内容を書き換えることにより、同一形状に対する加工機等の状況に応じた加工内容をすることができる。
:A−B−Cの構成による加工手順ファイル −>加工時間を重視した加工手順
:A−B−Dの構成による加工手順ファイル −>使用工具数を考慮した加工手順ファイル
(4)加工条件ファイル内容の変更による加工の変化
加工条件ファイルは、NCプログラム作成に際して、使用する加工工具の切削条件関連のデータを登録、収納するものである。CAM画面からの入力内容に基づき、加工手順ファイル記載内容に従って選択された工具は、本加工条件ファイルの記載内容による切削条件にて加工を行う。
加工条件ファイル登録項目(パラメータ)は、切削速度、送り量、切込量等の切削関連データと、刃先角度、刃先R等の刃物形状関連とがあり、これらを工具径毎に指定する。
マシニング切削加工においては、被切削材により、切削速度、送り量、切込量が異なるが、切込量を例にすると、加工条件ファイル内に被切削材別工具径毎の切込量を登録しているので、CAM操作に際して、単に被切削材を指定するのみで加工手順、及び、加工条件ファイルの内容に基づき、切り込み代の変更が自動的に行われる。
:径方向切り込み代
XY−XY値の変化によるコンタリングパスの変化
一加工当りの工具切り込み量の変化により、切り込み量小の場合は加工回数増加、切り込み量大の場合は加工回数減少というように、径方向の加工回数も増減する。
:深さ方向切り込み代
XY−Z値の変化によるコンタリングパスの変化
一加工当りの工具切り込み量の変化により、工具切り込み量小の場合は施工回数増加、工具切り込み量大の場合は施工回数減少というように、深さ方向の施工回数も増減する。
加工手順ファイル71、下穴ファイル73、高能力工具動作値データ部2、加工液ファイル74とでデータ部83を形成している。
NC用データ作成システム70は、加工原点1、板厚、被切削物材質、スペーサ厚などのCAM基本データであるCAM基本入力段階75、加工種類、使用工具の種類、使用工具径などの加工手順入力(選択を含む)する加工手順指示段階76、加工深さ、開始位置、中間径等の加工パターンを入力(選択を含む)する加工パターン別指示段階77とからなる入力・選択段階81と、加工パターン別CAMポストの自動起動段階78、高能力工具動作値データ部2から自動的に工具毎切削条件を選択して作成される工具軌跡自動作成段階76、CAMデータ自動作成段階80、NCプログラム自動作成段階9とからなる自動処理段階82とからなっている。
図14に示す本発明を実施するための第12の形態において85はNC用データ作成システムであって、NC用データ作成システム70の前記NC用データ作成システム70と主に異なる点は、CAM基本入力75を行うと、データ部83の各データから最適なデータを自動選択しながら且つ条件により補正しながら、加工手順自動選択87、加工パターン自動選択88、加工パターン別CAMポス自動起動78、工具軌跡自動作成79、CAMデータ自動作成80の各段階が自動的に行われ、NCプログラム自動作成・出力9が自動的に行われる自動処理段階86となるようにした点にある。
加工液の指定は、CAM基本データの一部として、CAM基本データ75入力の後に入力・指示・選択する、CAMデータ自動作成80前に選択指示メッセージが表示され選択する、非選択で標準としている標準加工液が自動選択されるなど多様なやり方がある。
本発明は主にマシニングセンターなどの工作機械を使用する産業で利用される。
本発明を実施するための最良の第1の形態の概念図。 図1の高能力工具動作値データベース部の構造。 図2高能力工具動作値データファイルの詳細図。 本発明を実施するための第2の形態の概念図。 本発明を実施するための第3の形態の概念図。 本発明を実施するための第4の形態の概念図。 本発明を実施するための第5の形態の概念図。 本発明を実施するための第6の形態の概念図。 本発明を実施するための第7の形態の概念図。 本発明を実施するための第8の形態の概念図。 本発明を実施するための第9の形態の概念図。 本発明を実施するための第10の形態の概念図。 本発明を実施するための第11の形態の概念図。 本発明を実施するための第12の形態の概念図。
符号の説明
1:NC用データ作成システム、 2:高能力工具動作値データベース部、
3:選択部、 4:加工条件、
5:加工内容データ、 6:被加工物材質データ、
7:高能力工具動作値、 8:NCプログラム作成部、
10:NCプログラム、 13:NC用データ作成システム、
17:加工液条件、 18:加工装置条件
19:補正条件、 20:補正値データ部、
21:NCプログラム補正部、 22:補正値、
23:補正されたNCプログラム、 24:NC用データ作成システム
25:高能力工具動作値、 26:補正された補正高能力工具動作値データ、
27:手持工具情報、 28:手持工具情報登録部、
29:手持対応工具選択部、 30:対応手持工具、
31:NC用データ作成システム、 32:加工精度条件、
33:補正した高能力工具動作値、 34:対応工具種類、
35:使用工具の補正した高能力工具動作値、
36:NC用データ作成システム、 37:動作値補正部、
38:使用工具条件、 39:入力条件対応・補正値補正部、
40:入力条件対応・補正値データ部、41:加工条件、
42:NC用データ作成システム、 43:ユーザーコンピュータ
44:提供者サーバ、 45:加工条件データ送信段階、
46:使用工具の高能力工具動作値選択段階、
47:NCプログラム等送信段階、 48:NC用データ提供方法、
49:NC用データ提供方法、 50:NCプログラム群、
51:登録者確認段階、 52:パスワード、
53:条件データ等送信画面、 54:加工条件、
55:加工条件データ送信段階、 56:使用工具種類、
57:使用工具種類送信段階、 58:使用工具特定段階、
59:NC用データ提供方法、 60:動作値データ群
61:NCプログラム作成段階、 62:提供者サーバ、
63:提供者サーバ、 64:NC用データ提供方法、
70:NC用データ作成システム、 71:加工手順ファイル、
72:加工種類データ部、 73:下穴ファイル、
74:加工液ファイル、 75:CAM基本入力、
76:加工手順入力、 77:加工パターン別入力、
78:加工パターン別CAMポストの起動、
79:工具軌跡作成、 80:CAMデータ作成、
81:入力・選択段階、 82:自動処理段階、
83:データ部、 85:NC用データ作成システム、
86:自動処理段階、 87:加工手順自動選択、
88:加工パターン自動選択。

Claims (12)

  1. 「加工工具種類、被加工物材質」の加工要素からなる加工条件、この加工条件での加工工具の「工具回転数、工具送り速度」である工作機械や加工工具に標準添付された標準能力工具動作値、熟練作業者が汎用工作機械を主に手動操作により切削音の変化・状態、切粉の具合や機械の動作雰囲気を体感・体得しながら見出してなる前記標準能力工具動作値を超えた工具動作値である高能力工具動作値、加工工具径ごとに見出してなる前記高能力工具動作値を集約してなる高能力工具動作値データ、前記加工要素の内の一つが異なる第1の加工条件〜第nの加工条件、この第1の加工条件〜第nの加工条件の前記高能力工具動作値データである第1の高能力工具動作値データ〜第nの高能力工具動作値データ、この第1の高能力工具動作値データ〜第nの高能力工具動作値データを収納してなる高能力工具動作値データ群収納ファイルを登録してなるあるいは前記第1の高能力工具動作値データ〜第nの高能力工具動作値データをそれぞれ収納してなる第1の高能力工具動作値データファイル〜第nの高能力工具動作値データファイルを登録してなる高能力工具動作値データベース部と、入力されたCADデータ等の加工内容データと被加工物材質データとにより前記高能力工具動作値データベース部から対応した使用工具および該使用工具の高能力工具動作値データを自動選択する選択部と、この選択部で選択された高能力工具動作値を工具動作値とするNCプログラムを自動作成するNCプログラム作成部とからなることを特徴とするNC用データ作成システム。
  2. 加工条件が「加工工具材質、加工工具種類、被加工物材質」の加工要素からなるものであることを特徴とする請求項1記載のNC用データ作成システム。
  3. 加工条件が「加工工具材質、加工工具種類、被加工物材質、加工精度、加工液、加工装置」の加工要素からなるものであることを特徴とする請求項1記載のNC用データ作成システム。
  4. 入力された加工内容データと被加工物材質データとにより、高能力工具動作値データベースから使用工具種類を自動選択してその使用工具種類を表示し、その使用工具種類の中から作業者等が適宜な使用工具を選択指示し、この選択指示された使用工具の高能力工具動作値を選択するようにしてなることを特徴とする請求項1、2、3いずれか記載のNC用データ作成システム。
  5. 使用者の手持の手持工具情報を入力し、該手持工具情報の中から使用工具種類を選択して該選択した使用工具を表示するようにしてなることを特徴とする請求項4記載のNC用データ作成システム。
  6. 加工工具材質、加工液を用いないエアー噴射を含む加工液条件、通常粗加工、中仕上げ、仕上げ加工などの加工精度条件、加工装置の回転数やメーカー機種名からなる加工装置条件の内の一つあるいは複数を補正条件とし、この補正条件のうち一つのあるいは複数の補正条件を指示し、選択されている使用工具の高能力工具動作値データを前記補正条件により補正して補正された補正高能力工具動作値を得るようにようにしてなることを特徴とする請求項1、2、3、4、5いずれか記載のNC用データ作成システム。
  7. 加工工具材質、加工液を用いないエアー噴射を含む加工液条件、加工装置の回転数からなる加工装置条件の一つあるいは複数を補正条件とし、この補正条件の補正値を統計的手法により特定し、前記補正条件のうち一つのあるいは複数の補正条件を指示し、選択されている使用工具の高能力工具動作値データを指示された補正条件の前記補正値により補正して補正された補正高能力工具動作値を得るようにようにしてなることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6いずれか記載のNC用データ作成システム。
  8. NCプログラム作成部を設け、該NCプログラム作成部により選択された使用工具の高能力工具動作値を工具動作値とするNCプログラムを作成するようにしてなることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7いずれか記載のNC用データ作成システム。
  9. ユーザーコンピュータからCADデータ等の加工内容データと被加工物材質データを提供者サーバに送信する加工条件データ送信段階と、
    この加工内容データと被加工物材質データに基づいて、主に工作機械や加工工具に標準添付されてくる標準能力工具動作値を超えた動作値で熟練作業者等が工作機械を使いこなしながら見出してなる前記標準能力工具動作値を超えた動作値である高能力工具動作値を登録してなる高能力工具動作値データベース部から、使用工具および該使用工具の「工具回転数、工具送り速度」である高能力工具動作値を選択する高能力動作値選択段階と、選択された高能力工具動作値をユーザーコンピュータに送信する段階とからなることを特徴とするNC用データ提供方法。
  10. 提供者側にNCプログラム作成部を設け、該NCプログラム作成部により選択された使用工具の高能力工具動作値を工具動作値とするNCプログラムを作成するNCプログラム作成段階を設け、作成されたNCプログラムをユーザーコンピュータに送信するNCプログラム送信段階を設けてなることを特徴とする請求項9記載のNC用データ提供方法。
  11. 「加工工具種類、被加工物材質」の加工要素からなる加工条件、この加工条件での加工工具の「工具回転数、工具送り速度」である工作機械や加工工具に標準添付された標準能力工具動作値、熟練作業者が汎用工作機械を主に手動操作により切削音の変化・状態、切粉の具合や機械の動作雰囲気を体感・体得しながら見出してなる前記標準能力工具動作値を超えた工具動作値である高能力工具動作値、加工工具径ごとに見出してなる前記高能力工具動作値を集約してなる高能力工具動作値データ、前記加工要素の内の一つが異なる第1の加工条件〜第nの加工条件、この第1の加工条件〜第nの加工条件の前記高能力工具動作値データである第1の高能力工具動作値データ〜第nの高能力工具動作値データ、この第1の高能力工具動作値データ〜第nの高能力工具動作値データを収納してなる高能力工具動作値データ群収納ファイルを登録してなるあるいは前記第1の高能力工具動作値データ〜第nの高能力工具動作値データをそれぞれ収納してなる第1の高能力工具動作値データファイル〜第nの高能力工具動作値データファイルを登録してなる高能力工具動作値データベース部が記録されたコンピュータ読取可能な記録媒体。
  12. コンピュータを、入力されたCADデータ等の加工内容データと被加工物材質データにより、加工工具種類、被加工物材質」の加工要素からなる加工条件、この加工条件での加工工具の径ごとの「工具回転数、工具送り速度」である、主に工作機械や加工工具に標準添付されてくる標準能力工具動作値、熟練作業者が汎用工作機械を主に手動操作により切削音の変化・状態、切粉の具合や機械の動作雰囲気を体感・体得しながら見出してなる前記標準能力工具動作値を超えた工具動作値である高能力工具動作値、この高能力工具動作値を特定集約してなる高能力工具動作値データ、前記加工要素の内の一つが異なる第1の加工条件〜第nの加工条件、この第1の加工条件〜第nの加工条件の第1の高能力工具動作値データ〜第nの高能力工具動作値データ、この第1の高能力工具動作値データ〜第nの高能力工具動作値データを収納してなる高能力工具動作値データ群収納ファイルを登録してなるあるいは前記第1の高能力工具動作値データ〜第nの高能力工具動作値データをそれぞれ収納してなる第1の高能力工具動作値データファイル〜第nの高能力工具動作値データファイルを登録してなる高能力工具動作値データベース部から使用工具および該使用工具の高能力工具動作値を選択する使用工具選択手段、この使用工具選択手段で得た前記使用工具の高能力工具動作値を工具動作値とするNCプログラムを自動作成するNCプログラム作成手段として機能させるためのコンピュータプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014018905A (ja) * 2012-07-17 2014-02-03 Disco Abrasive Syst Ltd 加工装置の管理方法
JP7409822B2 (ja) 2019-10-18 2024-01-09 ファナック株式会社 数値制御装置

Cited By (2)

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JP2014018905A (ja) * 2012-07-17 2014-02-03 Disco Abrasive Syst Ltd 加工装置の管理方法
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