JPH05237740A - Camシステムにおける平面加工条件決定方式 - Google Patents

Camシステムにおける平面加工条件決定方式

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JPH05237740A
JPH05237740A JP4038966A JP3896692A JPH05237740A JP H05237740 A JPH05237740 A JP H05237740A JP 4038966 A JP4038966 A JP 4038966A JP 3896692 A JP3896692 A JP 3896692A JP H05237740 A JPH05237740 A JP H05237740A
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JP
Japan
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information
machining
tool
cutting tool
standard
Prior art date
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Withdrawn
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JP4038966A
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English (en)
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Hitoshi Mamiya
仁 間宮
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NEC Solution Innovators Ltd
Original Assignee
NEC Solution Innovators Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】設計ミスや、自社の加工ノウハウを知り、切削
工具、加工条件の決定方法を知ってる人にしかCAMシ
ステムを操作できないという問題を解決する。 【構成】平面加工形状情報が格納される記憶手段1と、
外部より素材情報7、工作機械情報8、工具情報10、
加工条件標準情報11を入力して記憶手段に格納するデ
ータ入力手段2と、記憶手段より前記情報7〜11を読
み出す読み出し手段3と、読み出された情報を解析する
解析手段4と、解析された情報を基に切削工具を決定す
る切削工具決定手段5と、決定された切削工具情報と解
析された前記情報7,8,11から加工条件を決定する
加工条件決定手段9おにより構成されることを特徴とす
るCAMシステムにおける平面加工条件決定方式。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータによる製
造支援システム(以下CAMシステムと称する)におけ
る平面加工条件決定方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の平面加工条件決定は、加
工設計者が平面加工を行う平面加工形状を図面から読み
取り、自社の加工ノウハウに基づき、切削工具、加工条
件を決定し、CAMシステムが提供している平面加工に
対して切削工具、加工条件を設定操作して行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の平面加
工条件決定方式では、加工設計者が平面加工形状の図面
を目視で読み取り、自社の加工ノウハウに基づき、切削
工具、加工条件を考えながら決定するために、加工設計
において設計ミスが発生しやすく、設計にも時間が多大
にかかり非効率的であるという欠点があった。また自社
の加工ノウハウウを知り、切削工具、加工条件の決定方
法を知っている加工設計者にしか操作することができな
いという欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のCAMシステム
における平面加工条件決定方式は、平面加工形状情報が
格納される記憶手段と、外部より素材情報、工作機械情
報、工具情報、加工条件標準情報を入力して前記記憶手
段に格納するデータ入力手段と、前記記憶手段より前記
素材情報、工作機械情報、平面加工形状情報、工具情報
および加工条件標準情報を読み出す読み出し手段と、前
記読み出し手段より前記素材情報、工作機械情報、平面
加工形状情報、工具情報および加工条件標準情報を読み
出して解析を行う解析手段と、前記解析手段で解析した
前記工作機械情報、平面加工形状情報、工具情報、およ
び加工条件標準情報を入力して切削工具を入力して切削
工具を決定する切削工具決定手段と、前記切削工具決定
手段で決定した切削工具情報を入力し、前記解析手段で
解析した前記素材情報、工作機械情報、加工条件標準情
報を入力して加工条件を決定する加工条件決定手段とを
有する。
【0005】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0006】図1は、本発明の一実施例のブロック図で
あり、記憶手段1と、データ入力手段2と、読み出し手
段3と、解析手段4と、切削工具決定手段5と、加工条
件決定手段6とを有している。
【0007】記憶手段1には、図2で示すような平面加
工形状に対する平面加工形状情報9が図3で示すような
矩形情報12と加工面高さ13、および取り代14の項
目で構成され格納される。データ入力手段2は、外部よ
り素材情報7、工作機械情報8、工具情報9の加工前提
情報と加工設計者が自社の加工ノウハウに基づいて設定
する加工条件標準情報11を入力して記憶手段1に格納
する。素材情報7は、図4に示すように素材材質14の
項目で構成されている。
【0008】工作機械情報8は、図5に示すように、使
用可能最大工具径16、最大主軸回転数17、最小主軸
回転数18、使用可能クーラントライプ19の各項目か
ら構成される。工具情報10は、図6に示すように、工
具径20、工具切り刃長21、刃数22、刃具材質23
の各項目から構成されている。加工条件標準情報11
は、図7に示すように、加工距離に対する工具径情報2
4、素材材質・刃具材質に対する標準切削速度情報2
5、素材材質・刃具材質・工具径に対する1刃当たりの
標準送り速度情報26、ピックフィード時の送り速度に
対する係数情報27、工具径に対するピッチ量情報2
8、ピッチ量に対するピックフィード量情報29、加工
方向情報30、素材材質・刃具材質に対するクーラント
タイプ情報31の各項目から構成されている。
【0009】加工距離に対する工具径情報24は、図8
に示すような加工距離と工具径の関係情報である。素材
材質・刃具材質に対する標準切削速度情報25は、素材
材質・刃具材質・工具径に対する1刃当たりの標準送り
速度情報26は、素材材質と刃具材質と工具径によって
標準的な1刃当たりの送り速度を決定するための情報で
ある。ピックフィード時の送り速度に対する係数情報2
7は、ピックフィード時(Z軸方向に切削するとき)の
送り速度を決定するための情報で標準送り速度との積で
算出する。工具径に対するピックフィード量情報28
は、工具径とピッチ量(XY方向の切り込み量)の関係
情報である。ピッチ量に対するピックフィード量情報2
9は、ピッチ量とピックフィード量の関係情報である。
加工方向情報30は、図8に示すように1回目に切削す
るときの工具の動く方向の情報である。素材材質・刃具
材質に対するクーラントタイプ情報31は、素材材質と
刃具材質におって標準的なクーラントタイプを決定する
ための情報である。
【0010】解析手段4は、読み出し手段3から記憶手
段1の各情報を入力して、図3〜図7に示されている構
成項目に分解し、切削工具決定手段5に入力して切削工
具を決定する。決定された切削工具の工具情報10と解
析手段4で構成項目に分解された情報を加工条件決定手
段6に入力して、平面加工における加工条件の切削時の
主軸回転数、送り速度、ピッチ量、ピックフィード量お
よびクーラントタイプを決定する。
【0011】図9は、切削工具決定手段5の処理フロー
図である。加工条件標準情報11の加工方向情報30と
平面加工形状情報9の矩形情報12から加工方向に平行
な2直線を求める(32)。求めた2直線の情報から2
直線間の距離(加工距離)を求める(33)。求めた加
工距離と加工条件標準情報11の加工距離に対する工具
径情報24から工具径を求める(34)。このとき、工
作機械情報8の使用可能最大工具径15と比較し、使用
可能最大工具径以下であれば、求めた工具径を選択基準
の工具径とし、使用可能最大工具径を越えていれば、使
用可能最大工具径を選択基準の工具径とする。求めた選
択基準の工具径と工具情報10の工具径19から選択基
準の工具径以下で最大の工具径を工具を切削工具として
求める(35)。
【0012】図10は、加工条件決定手段6における主
軸回転数を求める処理フロー図である。素材情報7の素
材材質15と工具情報10の刃具材質22と加工条件標
準情報11の素材材質・刃具材質に対する標準切削速度
情報25から標準切削速度を求める(36)。求めた標
準切削速度と工具情報10の工具径19から主軸回転数
を図11(A)の式を用いて求める(37)。
【0013】図12は、加工条件決定手段6における送
り速度を求める処理フロー図である。素材情報7の素材
材質15と工具情報10の工具径19と刃具材質22と
加工条件標準情報11の素材材質・刃具材質・工具径に
対する1刃当たりの標準送り速度情報26から1刃当た
りの標準送り速度を求める(38)。求めた1刃当たり
の標準送り速度と工具情報10の刃数21から送り速度
を図11(B)の式を用いて求める(39)。求めた送
り速度と加工条件標準情報11のピックフィード時の送
り速度に対する係数情報27との積によりピックフィー
ド時の送り速度を求める(41)。
【0014】図13は、加工条件決定手段6におけるピ
ッチ量およびピックフィード量を求める処理フロー図で
ある。工具情報10の工具径と加工条件標準情報11の
工具径に対するピッチ量情報28からピッチを求める
(42)。求めたピッチ量と加工条件標準情報11の工
具径に対するピックフィード量情報29からピックフィ
ード量を求める(43)。求めたピックフィード量と平
面加工形状情報9の取り代14から最後のピックフィー
ド量を求める(44)。
【0015】図14は、加工条件決定手段6におけるク
ーラントタイプを求める処理フロー図である。素材情報
7の素材材質15と工具情報10の刃具材質22と加工
条件標準情報11の素材材質・刃具材質に対するクーラ
ントタイプ情報31からクーラントタイプを求める(4
5)。このとき、求めたクーラントタイプを工作機械情
報8の使用可能クーラントタイプ19でチェックする。
【0016】以上のようにして、平面形状情報、素材情
報、工作機械情報、工具情報、加工条件標準情報より、
平面加工に対する切削工具、加工条件を自動決定するこ
とができる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、CAMシ
ステムにおける平面加工において、加工説明者が平面加
工形状の図面を目視で読み取る必要が無く、自社の加工
ノウハウに基づき加工条件標準情報を設定し、切削工
具、加工条件を決定するために、加工設計における設計
ミスが発生しなくなり、設計も時間が少なく効率的に行
える。また自社の加工ノウハウ、切削工具、加工条件の
決定方法を知らない人でも操作することができるという
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】平面加工形状を示す図である。
【図3】平面加工形状情報9の構成項目を示す図であ
る。
【図4】素材情報7の構成項目を示す図である。
【図5】工作機械情報8の構成項目を示す図である。
【図6】工具情報10の構成項目を示す図である。
【図7】加工条件標準情報11の構成項目を示す図であ
る。
【図8】加工距離を説明する図である。
【図9】切削工具決定手段5の処理フロー図である。
【図10】加工条件決定手段6における主軸回転数を求
める処理フロー図である。
【図11】(A)は回転数を求めるときに用いる式の例
を示す図である。(B)は送り速度を求めるときに用い
る式の例を示す図である。
【図12】加工条件決定手段6における送り速度を求め
る処理フロー図である。
【図13】加工条件決定手段6におけるピッチ量および
ピックフィード量を求める処理フロー図である。
【図14】加工条件決定手段6におけるクーラントタイ
プを求める処理フロー図である。
【符号の説明】
1 記憶手段 2 データ入力手段 3 読み出し手段 4 解析手段 5 切削工具決定手段 6 加工条件決定手段 7 素材情報 8 工作機械情報 9 平面加工形状情報 10 工具情報 11 加工条件標準情報

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平面加工形状情報が格納される記憶手段
    と、 外部より素材情報、工作機械情報、工具情報、加工条件
    標準情報を入力して前記記憶手段に格納するデータ入力
    手段と、 前記記憶手段より前記素材情報、工作機械情報、平面加
    工形状情報、工具情報および加工条件標準情報を読み出
    す読み出し手段と、 前記読み出し手段より前記素材情報、工作機械情報、平
    面加工形状情報、工具情報および加工条件標準情報を読
    み出して解析を行う解析手段と、 前記解析手段で解析した前記工作機械情報、平面加工形
    状情報、工具情報、および加工条件標準情報を入力して
    切削工具を入力して切削工具を決定する切削工具決定手
    段と、 前記切削工具決定手段で決定した切削工具情報を入力
    し、前記解析手段で解析した前記素材情報、工作機械情
    報、加工条件標準情報を入力して加工条件を決定する加
    工条件決定手段とを有すること特徴とするCAMシステ
    ムにおける平面加工条件決定方式。
JP4038966A 1992-02-26 1992-02-26 Camシステムにおける平面加工条件決定方式 Withdrawn JPH05237740A (ja)

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990518