JP2021170159A - 工具経路生成装置及び工具経路生成方法 - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、一実施形態に係る加工処理システムの全体構成図である。
工具経路生成装置10は、一例としてはパーソナルコンピュータ、汎用計算機である。工具経路生成装置10は、プロセッサの一例としてのCPU11、ネットワークインターフェース12(図ではNet I/Fと省略)、ユーザインターフェース13(図ではUser I/F)、記憶部の一例としての記憶資源14、及びこれら構成物を接続する内部ネットワークを含む。
記憶資源14は、加工機構成情報143と、工具セット情報144と、個別工具情報145と、素材形状情報146と、目標形状情報147と、加工工程情報148と、工具経路編集履歴149と、工具経路生成プログラム141と、構成情報取得プログラム142とを格納する。なお、記憶資源14は、これ以外の情報を格納してもよい。次の段落から各データやプログラムの詳細について説明する。なお、各情報、又は各情報の一部の項目は省略してもよい。
(a1)加工機20の識別子(加工機ID)。加工機IDとして、NCコントローラの識別子や、NCコントローラのネットワークアドレスを代用してもよい。
(a2)加工機20の型番。
(a3)加工機20の設置場所。
(a4)加工機20の使用実績、例えば、使用時間等。
(a5)加工機20の所定の部位の温度。所定の部位としては、加工機20の主軸や、ステージ22(図3参照)であってもよい。
(a6)加工機20の所定の部位の剛性に関する情報(例えば、部位のヤング率や、たわみ量等)。所定の部位としては、加工機20の処理ヘッド部の主軸や、ステージ22であってもよい。
(a7)加工機20の所定の部位の形状。所定の部位の形状としては、加工機20の主軸の長さや、ステージ24の長さや、固定治具の形状であってもよい。
(a8)ツールマガジン25に収容可能な最大の工具数、すなわち、スロットの数。
(a9)経年変化や設置環境に合わせて設定されるオフセット値。このオフセット値は、NCプログラムにおける工具移動時の座標を微修正するために使用される値であり、例えば経年劣化でステージが微妙に傾いた等の状況を補正するために使用される値である。
(a10)NCコントローラのメーカ、型番等。NCコントローラは、メーカや型番に応じて、NCプログラムの記述形式が多少異なる場合があり、このような状況を判断するために用いられる。
(a11)主軸やステージ等のコンポーネントのがたつき、移動精度(例えば、ステージのバックラッシュ量等)、直線度、平面度、平行移動度、装置稼働時の振動幅や振動周波数。
(a12)加工機20における被加工物に対して加工時に工具を配置する方向(工具方向)として使用できる方向。例えば、ステージ22に載置する被加工物の基準座標として、X,Y,Zの3軸があり、例えば、Xの矢印方向(プラス方向:+X方向)、Yの矢印方向(プラス方向:+Y方向)、Zの矢印方向(プラス方向:+Z方向)に工具を配置できる場合には、工具方向として、+X,+Y,+Zの3つとなる。
工具セット情報144は、1以上の工具で構成されるグループ(セット)を管理するための情報である。工具セット情報144は、工具セットの識別情報(工具セットID)と、セットを構成する1以上の工具の識別子、又は型番の集合である。
(b1)工具の識別子(工具ID:例えば、シリアル番号等)。工具の識別子としては、刃物部やホルダに個体IDが与えられている場合は、その値であってもよく、付されていない場合には、構成情報取得プログラム142を実行するCPU11が自動付与してもよい。
(b2)工具の型番(工具特定情報の一例)。例えば、工具を構成する刃物部とホルダとのそれぞれの型番。なお、工具が、刃物部のみで構成される場合には、刃物部の型番のみでよい。また、刃物部が複数の部品で構成される場合には、それらすべての型番であってもよく、一部の型番であってもよい。
(b3)工具(例えば、刃物部と、ホルダのそれぞれ)についての材質、形状、剛性(ヤング率、たわみ量等)、使用履歴、温度等。ここで、工具の材質、形状によって剛性が変化するので、これらの情報も剛性に関する情報である。なお、明記しない限りは、「形状」とは、一般的に言うところの図面やCADデータが示す立体形状や断面形状に加えて、長さ、刃物部がホルダから突出する長さ(刃物飛び出し長さ)、刃物部の太さ、刃物部の直線度、刃数といった形状から得られる代表的な値も含むものとする。
(b4)工具が収容されるべきツールマガジンの配置位置(スロット)の情報(位置情報、スロット番号)。
(b5)工具で所定の種類の材料(アルミニウム、チタン等)を加工する際の加工条件。なお、加工条件は、材料の種類ごとに備えてもよい。
なお、本実施形態では、(b1)〜(b5)の情報については、例えば、作業者によるユーザインターフェース13を介しての入力情報から取得するようにしているが、加工機20(加工機20のコントローラ)から取得可能な情報については、加工機20から取得するようにしてもよい。
<<工具経路生成プログラム141>>
工具経路生成プログラム141は、CPU11に実行されることにより、後述して説明する工具経路生成処理(図4参照)を実行する。
構成情報取得プログラム142は、CPU11に実行されることにより、以下の処理を実行する。
*構成情報取得プログラム142は、加工機20(加工機20のコントローラ)から加工機20に関する各種情報を取得する。取得する情報としては、上記した(a1)、(a2)、(a4)、(a5)、(a8)、(a9)、(a10),及び(a12)の情報がある。これにより、ネットワークを介して別の場所の加工機20の各種情報を容易且つ適切に集約することができる。
*構成情報取得プログラム142は、入力画面をユーザインターフェース13又は現場用計算機30に表示させ、入力画面を介して作業者からの各種情報(作業者から取得する加工機20に関する情報((a3)、(a6)、(a7)、及び(a11))、及び工具セットに関する情報((b1)〜(b5)の情報))を取得する。
*部分接触柱状分割領域:複数の側面において、1以上の面(一部の面のみ)が目標形状の面と接触し、他の面(残りの面)が目標形状の面と接触していない柱状分割領域(図5の例では、図5(B)(C)がこれに該当)
*全接触柱状分割領域:側面のすべてが目標形状の面に接触している柱状分割領域(図5の例では、図5(D)がこれに該当)
このように分類した場合には、非接触柱状分割領域に対する加工能率度>部分接触柱状分割領域に対する加工能率度>全接触柱状分割領域に対する加工能率度となるように、加工能率度を特定するようにすればよい。なお、部分接触柱状分割領域について、一部の面の目標形状の面との接触状態に応じて、加工能率度を異ならせてもよい。これにより、種々の形状の分割領域に対する加工内容に応じて適切な加工能率度を決定することができる。
(処理2)処理1の結果、対象分割領域と同じ加工時工具方向の分割領域がない場合には、処理1に進んで、次の順番の分割領域を処理対象とする。
(処理3)処理1の結果、対象分割領域(第2分割領域)と同じ加工時工具方向の分割領域(第1分割領域)がある場合には、同じ加工時工具方向である直前の分割領域との間に他の分割領域(中間分割領域:第3分割領域)があれば、すべての中間分割領域に対して、対象分割領域の上面又は側面が中間分割領域と接触するか否かを判定する。
(処理4)処理3の結果、対象分割領域の上面又は側面がすべての中間分割領域と接触しない場合には、対象分割領域の加工において中間分割領域が障害とならないと考えられるので、対象分割領域の加工順番を、同じ加工時工具方向である直前の分割領域の直後に変更し、処理1に進む。
(処理5)処理3の結果、対象分割領域の上面又は側面がいずれかの中間分割領域と接触する場合には、対象分割領域の加工において中間分割領域が障害となる可能性があるので、処理1に進んで、次の順番の分割領域を処理対象とする。
以上説明したように、上記実施形態によると、被加工物に対する加工工程の加工能率を向上することができる工具経路を容易且つ適切に生成できる。
次に、第2実施形態に係る加工処理システムについて説明する。
上記した実施形態によると、同一の工具方向による加工を行う領域に対して、工具による工具方向と逆方向(−Z方向)の加工位置を共通とする複数の領域に分断した、各領域毎の工具経路を生成することができる。この工具経路によると、工具方向と逆方向(−Z方向)の加工位置を共通とする複数の領域毎の工程で加工を行うこととなり、加工工程における加工能率を向上することができる。
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変形して実施することが可能である。また、下記で説明した処理は組み合わせて用いてもよい。
例えば、上記実施形態において、工具経路生成装置10を複数の計算機で構成した場合において、所定の利用者による工具経路生成処理に利用できる工具経路生成装置10の資源(例えば、並列計算に使用できる計算機数)を、利用者のアカウントの属性(例えば、お試し利用者、一般利用者、プレミアム利用者)等によって決めるようにしてもよい。また、利用者のアカウントの属性によって、工具経路生成処理を実行できる目標物1の目標形状の複雑さの限界値(形状を定義するための面数や、基本立体数)を異ならせてもよい。
<<<その他>>>
また、上記実施形態において、CPU11が行っていた処理の一部又は全部を、ハードウェア回路で行うようにしてもよい。また、上記実施形態におけるプログラムは、プログラムソースからインストールされてよい。プログラムソースは、プログラム配布サーバ又は不揮発性の記憶メディア(例えば可搬型の記憶メディア)であってもよい。
Claims (20)
- プロセッサを含み、被加工物を所定の加工機によって所定の目標形状に加工する加工工程における工具の経路である工具経路を生成するための工具経路生成装置であって、
前記プロセッサは、
前記加工工程により除去される除去領域を取得し、
前記除去領域を複数の分割領域に分割し、
複数の前記分割領域の各々について、前記分割領域を加工する際における前記被加工物に対する前記工具の配置方向である工具方向を複数の所定の方向のそれぞれの方向と想定した場合における、前記分割領域の加工の能率を示す加工能率度を特定し、
前記加工能率度に基づいて、各分割領域の各々を加工する際の工具方向である加工時工具方向及び前記各分割領域の加工順序を決定し、
決定した前記加工時工具方向に基づいて、前記各分割領域を加工する際の工具の経路を生成する
工具経路生成装置。 - 請求項1記載の工具経路生成装置において、
前記プロセッサは、
前記分割領域を構成する面と、前記目標形状の面との接触状態に基づいて、前記加工能率度を特定する
工具経路生成装置。 - 請求項2記載の工具経路生成装置において、
前記プロセッサは、
前記分割領域が、想定した前記工具方向に対して側面を有する柱状分割領域である場合において、
前記側面のすべてが前記目標形状の面と接触していない非接触柱状分割領域と、
前記側面として複数の側面があり、前記複数の側面において、1以上の面が前記目標形状の面と接触し、他の面が前記目標形状の面と接触していない、部分接触柱状分割領域と、
前記側面のすべてが前記目標形状の面に接触している全接触柱状分割領域と、
については、
前記非接触柱状分割領域に対する加工能率度>前記部分接触柱状分割領域に対する加工能率度>前記全接触柱状分割領域に対する加工能率度
となるように、加工能率度を特定する
工具経路生成装置。 - 請求項2記載の工具経路生成装置において、
前記プロセッサは、
前記分割領域が、想定した前記工具方向に対して4つの側面を有する柱状分割領域である場合において、
4つの側面のすべてが前記目標形状の面と接触していない第1柱状分割領域と、
1つの側面のみが前記目標形状の面に接触している第2柱状分割領域と、
対向する2つの側面のみが前記目標形状の面に接触している第3柱状分割領域と、
4つの全ての側面が前記目標形状の面に接触している第4柱状分割領域と、
については、
前記第1柱状分割領域に対する加工能率度>前記第2柱状分割領域に対する加工能率度>前記第3柱状分割領域に対する加工能率度>前記第4柱状分割領域に対する加工能率度
となるように、加工能率度を特定する
工具経路生成装置。 - 請求項1記載の工具経路生成装置において、
複数の前記分割領域は、前記除去領域のいずれかの平面を所定方向に掃引した柱状体の分割領域を含む
工具経路生成装置。 - 請求項1記載の工具経路生成装置において、
前記プロセッサは、
前記加工時工具方向に従って、前記分割領域の加工順序を調整する
工具経路生成装置。 - 請求項6記載の工具経路生成装置において、
前記プロセッサは、
前記加工時工具方向が同一の複数の分割領域を統合領域に統合し、前記統合領域に対して加工をする際の工具経路を生成する
工具経路生成装置。 - 請求項6記載の工具経路生成装置において、
前記プロセッサは、
同一の加工時工具方向に決定された、加工順序が先の第1分割領域と、加工順序が後の第2分割領域との加工順序の間に、他の加工時工具方向の分割領域である1以上の第3分割領域がある場合において、前記第2分割領域の前記加工時工具方向における上面及び側面が、すべての前記第3分割領域を構成する面と接触していない場合に、前記第2分割領域の実行順序を前記第1分割領域の直後の順番とする
工具経路生成装置。 - 請求項1記載の工具経路生成装置において、
前記プロセッサは、
前記分割領域と、前記分割領域の前記加工時工具方向とを表示させる
工具経路生成装置。 - 請求項1記載の工具経路生成装置において、
前記プロセッサは、
前記分割領域の修正を受け付け、前記分割領域の修正の履歴を記憶させ、前記分割領域の履歴を表示させる
工具経路生成装置。 - 請求項7記載の工具経路生成装置において、
前記プロセッサは、
(A)前記統合領域の前記加工時工具方向と垂直な1以上の底面の所定の条件を満たす底面を特定し、特定した底面を含む平面で前記統合領域を分断し、
(B)前記平面よりも前記工具方向に位置する統合領域の部分のうちの所定の条件を満たす部分である工具方向側部分を特定し、
(C)前記工具方向側部分に対して、前記加工時工具方向とした場合における前記工具方向側部分を加工する際の工具の経路を生成し、
(D)前記(A)の処理を行った結果、前記平面よりも前記工具方向と反対側に位置する部分が存在する場合に、前記(A)〜(C)の処理を繰り返し実行する
工具経路生成装置。 - 請求項1記載の工具経路生成装置において、
前記工具経路生成装置は、ネットワークに接続されており、
前記プロセッサは、
前記ネットワークを介して、前記加工機の構成情報を取得し、
前記加工機の前記構成情報に基づいて、前記工具の経路を生成する
工具経路生成装置。 - プロセッサを含み、被加工物を所定の加工機によって所定の目標形状に加工する加工工程における工具の経路である工具経路を生成するための工具経路生成装置であって、
前記プロセッサは、
(1)前記加工工程により除去される除去領域を取得し、
(2)前記除去領域を、前記被加工物に対する前記工具の配置方向である工具方向を所定の方向とした場合における前記工具方向と垂直な前記除去領域の複数の底面のそれぞれを前記工具方向に掃引して得られる柱状体の複数の分割領域に分割し、
(3)前記複数の底面のうちの所定の条件を満たす底面を特定し、特定した底面を含む平面で前記複数の分割領域を分断し、
(4)前記平面よりも前記工具方向に位置する複数の分割領域の部分のうちの所定の条件を満たす部分を統合した統合領域を特定し、
(5)前記統合領域に対して、前記所定の方向を工具方向とした場合における前記統合領域を加工する際の工具の経路を生成する
工具経路生成装置。 - 請求項13記載の工具経路生成装置において、
前記(3)における所定の条件を満たす底面とは、所定の方向に最も近い底面である
工具経路生成装置。 - 請求項13記載の工具経路生成装置において、
前記(4)における所定の条件を満たす部分とは、所定の工具で加工可能な部分である
工具経路生成装置。 - 請求項13記載の工具経路生成装置において、
前記プロセッサは、
(6)前記(3)の処理を行った結果、前記平面よりも前記工具方向と反対側に分割領域の部分又は前記(4)で前記統合領域に統合されなかった部分が存在する場合に、これら部分を対象に前記(3)〜(5)の処理を繰り返し実行する
工具経路生成装置。 - 請求項12記載の工具経路生成装置において、
前記(4)における所定の条件を満たす部分とは、所定の工具で加工可能な部分であり、
前記プロセッサは、
前記(4)で前記統合領域に統合されなかった部分に対して、所定の工具を加工可能な別の工具に変更した場合における加工する際の工具経路を生成する
工具経路生成装置。 - 被加工物を所定の加工機によって所定の目標形状に加工する加工工程における工具の経路である工具経路を生成するため工具経路生成方法であって、
前記加工工程により除去される除去領域を取得し、
前記除去領域を複数の分割領域に分割し、
複数の前記分割領域の各々について、前記分割領域を加工する際における前記被加工物に対する前記工具の配置方向である工具方向を複数の所定の方向のそれぞれの方向と想定した場合における、前記分割領域の加工の能率を示す加工能率度を特定し、
前記加工能率度に基づいて、各分割領域の各々を加工する際の工具方向である加工時工具方向及び前記各分割領域の加工順序を決定し、
決定した前記加工時工具方向に基づいて、前記各分割領域を加工する際の工具の経路を生成する
工具経路生成方法。 - 請求項18記載の工具経路生成方法において、
前記分割領域を構成する面と、前記目標形状の面との接触状態に基づいて、前記加工能率度を特定する
工具経路生成方法。 - 請求項19記載の工具経路生成方法において、
前記分割領域が、想定した前記工具方向に対して側面を有する柱状分割領域である場合において、
前記側面のすべてが前記目標形状の面と接触していない非接触柱状分割領域と、
前記側面として複数の側面があり、前記複数の側面において、1以上の面が前記目標形状の面と接触し、他の面が前記目標形状の面と接触していない、部分接触柱状分割領域と、
前記側面のすべてが前記目標形状の面に接触している全接触柱状分割領域と、
については、
前記非接触柱状分割領域に対する加工能率度>前記部分接触柱状分割領域に対する加工能率度>前記全接触柱状分割領域に対する加工能率度
となるように、加工能率度を特定する
工具経路生成方法。
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