JP2005111244A - カード収納体 - Google Patents
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Abstract
【課題】各種多数のカードを格別に仕切られた収納室に一枚ずつ収納可能で、カードの出し入れや識別が容易で、コンパクトなカード収納体を提供する。更には、カードと共にカード以外の他の書類等が収納可能なカード収納体を提供する。
【解決手段】本体を二つ折り、三つ折り等に折り曲げて使用するカード収納体1であって、この収納体は、本体の開閉によりカード収納室4の幅が変化する少なくとも二室のカード収納室4が形成された収納襞3を本体内面に備えたカード収納体。又カード収納室4と共に長さが大である他の書類等の収納室を備えたカード収納体。
【選択図】図1
【解決手段】本体を二つ折り、三つ折り等に折り曲げて使用するカード収納体1であって、この収納体は、本体の開閉によりカード収納室4の幅が変化する少なくとも二室のカード収納室4が形成された収納襞3を本体内面に備えたカード収納体。又カード収納室4と共に長さが大である他の書類等の収納室を備えたカード収納体。
【選択図】図1
Description
本発明はカード収納体に関する。更に詳しくは各種多数のカードを一個の収納体に一枚ずつ格別に収納出来、しかも収納体を開くとカードが立体的に立ち上がりカードの出し入れや識別等が容易なカード収納体に関する。更にはカードと共に他の書類や紙幣等の収納が可能で、カード等に折れ曲がり等が発生せず、コンパクト性に優れたカード収納体に関する。
金融機関や各種サービス機関が発行した多数のカードが使用されている。従来カード収納体としてカード収納室を備えた財布が使用されていた。このような財布として特許文献1に一方の内面に紙幣収納室を備え、他方の内面に段状に形成されたカード収納室を備えた財布が開示されている。
又特許文献2や特許文献3に内面の両側に段状に形成されたカード収納室を備えた財布が開示されている。前記3件に開示された技術にあってはある程度のカードは収納可能かも知れないが、多数のカードをそれぞれの収納室に一枚ずつ収納することは不可能である。多数のカードを収納する場合、カード収納室一室に複数のカードを重ねて収納する必要があリ、必然的にカードの識別が困難となる。また一室に一枚ずつ収納する場合、多数のカード収納室を備える必要があり、コンパクト性に劣る大型の財布となる。
又特許文献2や特許文献3に内面の両側に段状に形成されたカード収納室を備えた財布が開示されている。前記3件に開示された技術にあってはある程度のカードは収納可能かも知れないが、多数のカードをそれぞれの収納室に一枚ずつ収納することは不可能である。多数のカードを収納する場合、カード収納室一室に複数のカードを重ねて収納する必要があリ、必然的にカードの識別が困難となる。また一室に一枚ずつ収納する場合、多数のカード収納室を備える必要があり、コンパクト性に劣る大型の財布となる。
特許文献4にカバー材の内部に合成樹脂シート等が山谷折りされ、収納室が蛇腹状に形成された小物収容具が開示されている。又特許文献5にカバー本体の内部に交互に複数箇所折り曲げた蛇腹体を一端側面から二つ折りにし、折り返し面を接着した扇状の蛇腹体を備えたカードケースが開示されている。
上記二件に開示されたものは収納室が蛇腹体に形成されているので本体の開閉によりカードが立体的に立ち上がるという効果がある。しかし収納室が一個の蛇腹体に一室であり、多数のカードを収納することは困難である。又前記特許文献5に開示されたカードケースの場合、各収納室は仕切りの無い蛇腹体の対向する略V間の空間部の両端にカードの両端部が挟み込まれるように収納される。従って、開閉時やカード出し入れ時にカードが隣接する収納室にカードの一方の端部がずれた状態で収納され易い。従ってカードケースを折り曲げた時カードケースやカードが損傷し易い。
特開平9−308513 特開2001−238714 登録実用新案公報第3064076 特開平9−156648 実開平1−131571
上記二件に開示されたものは収納室が蛇腹体に形成されているので本体の開閉によりカードが立体的に立ち上がるという効果がある。しかし収納室が一個の蛇腹体に一室であり、多数のカードを収納することは困難である。又前記特許文献5に開示されたカードケースの場合、各収納室は仕切りの無い蛇腹体の対向する略V間の空間部の両端にカードの両端部が挟み込まれるように収納される。従って、開閉時やカード出し入れ時にカードが隣接する収納室にカードの一方の端部がずれた状態で収納され易い。従ってカードケースを折り曲げた時カードケースやカードが損傷し易い。
本考案は前記背景技術の課題を解決するために成されたものであり、多数のカードを一個の収納体に一枚ずつ格別に収納可能で、収納体を開くとカードが立体的に立ち上がり、カードの出し入れが容易で、しかもカードの識別が容易なカード収納体を提供するものである。又カード以外の他の書類や紙幣等も同時に収納可能で、しかもコンパクト性に優れたカード収納体を提供するものである。
本発明は前記課題を解決するため、カード収納室や本体を構成する材料や構成等を鋭意研究し成されたものであり、以下に示すようなカード収納体を提供するものである。
(1) 本体を折り曲げて使用するカード収納体であって、このカード収納体は本体の開閉により幅が変化するカード収納室を少なくとも二室備えた収納襞を本体内面に備えたことを特徴とするカード収納体。
(2) 収納襞を2から10個備え、かつ隣接する収納襞間に本体の開閉により幅が変化するカード収納室を備えた請求項1に記載のカード収納体。
(3) 本体内面に更にカード収納室より長さが長い書類収納室を備えた請求項1又は2に記載のカード収納体。
(1) 本体を折り曲げて使用するカード収納体であって、このカード収納体は本体の開閉により幅が変化するカード収納室を少なくとも二室備えた収納襞を本体内面に備えたことを特徴とするカード収納体。
(2) 収納襞を2から10個備え、かつ隣接する収納襞間に本体の開閉により幅が変化するカード収納室を備えた請求項1に記載のカード収納体。
(3) 本体内面に更にカード収納室より長さが長い書類収納室を備えた請求項1又は2に記載のカード収納体。
(4) カード収納室が四辺形である請求項1から3いずれかに記載のカード収納体。
(5) カード収納室が六角形である請求項1から3いずれかに記載のカード収納体。
(6) 収納襞は硬質布帛が使用され、且つカード収納室が糸による縫着により形成されたものである請求項1から5いずれかに記載のカード収納体。
(5) カード収納室が六角形である請求項1から3いずれかに記載のカード収納体。
(6) 収納襞は硬質布帛が使用され、且つカード収納室が糸による縫着により形成されたものである請求項1から5いずれかに記載のカード収納体。
(7) 収納襞は硬質布帛が使用され、且つカード収納室が接着剤による接着により形成されたものである請求項1から5いずれかに記載のカード収納体。
(8) 本体は第1の硬質芯材に表面布帛が接合された表面部材が配置され、第2の硬質芯材に内面布帛が接合された内面部材が表面部材の内側に配置され且つ表面部材に接合されたものである請求項1から7いずれかに記載のカード収納体。
(9) 第一の硬質芯材は凹状線を備えた中央折り曲げ部を有し、更に芯材の延設部に狭小で長い折り曲げ部空隙が配置された請求項8に記載のカード収納体。
(8) 本体は第1の硬質芯材に表面布帛が接合された表面部材が配置され、第2の硬質芯材に内面布帛が接合された内面部材が表面部材の内側に配置され且つ表面部材に接合されたものである請求項1から7いずれかに記載のカード収納体。
(9) 第一の硬質芯材は凹状線を備えた中央折り曲げ部を有し、更に芯材の延設部に狭小で長い折り曲げ部空隙が配置された請求項8に記載のカード収納体。
(10) 第二の硬質芯材は凹状線を備えた中央折り曲げ部を有し、更に芯材の延設部に狭小で長い折り曲げ部空隙が配置された請求項8に記載のカード収納体。
(11) 表面布帛がクレープ加工された布であり、内面布帛が布である請求項8に記載のカード収納体。
(12) 本体に留め具を備えた請求項1から11いずれかに記載のカード収納体。
(11) 表面布帛がクレープ加工された布であり、内面布帛が布である請求項8に記載のカード収納体。
(12) 本体に留め具を備えた請求項1から11いずれかに記載のカード収納体。
本発明の前記(1)の構成によれば収納襞一個に二個以上のカード収納室を備えているので、多数のカードが収納可能である。又カード収納室は開閉によりその幅が広幅状態から密着状態まで変化するように構成されている。従って本体を開くとカードが立体的に立ち上がりカードの出し入れが容易に出来、しかもカードの識別が容易である。又本体を開くとカード収納室の幅が広幅状態となると共にカード収納室の長さが小となるので、収納されたカードが挟み込まれるようになる。従って、多数のカードを収納しても、カードが脱落することが無い。
前記(2)の構成によれば収納襞間にもカード収納室があるので、更に多数のカードが収納可能である。
前記(3)の構成によれば紙幣、健康保健証等のような他の書類等を同時に収納可能である。
前記(4)の構成によればカード収納室が単純な構造の菱形等のような四辺形であるので、比較的生産性良く製造可能である。又開いたときその幅を大きくとることが可能である。従って出し入れや識別等がより好ましく出来る。
前記(5)の構成によれば本体を開いたときカード収納室が六角形状で開くので、カードの出し入れが好ましくできる。又カードの識別が好ましく出来る。
前記(6)の構成によれば、カード収納室は硬質材料が使用され、糸で縫着さているので、カードの出し入れが容易に出来、しかもカードが曲がったりせず形状保持性よく長期間使用できる。又カード収納室を容易に製造できる。
前記(7)の構成によればカード収納室は硬質材料が使用され、接着剤で接着されているので六角形状のカード収納室を容易に製造できる。又カードの出し入れや識別等が容易に出来る。
前記(8)の構成によれば、本体は硬質材料が使用されているので形状保持性がよいカード収納体となる。又カードに曲がり等が発生せず、長期間使用できる。又表面布帛や内面布帛が配置されているので手触りや風合いのよいものとなる。
前記(9)の構成によれば第一の硬質芯材に細長い凹状の線や、狭小で長い空隙を備えているので、中央折り曲げ部や、蓋体として機能する延設部で内側に折り曲げた時、確実に直線状に折り曲げることが出来る。又折り曲げ時、折り曲げ抵抗が無くスムーズに折り曲げることが出来る。
前記(10)の構成によれば第二の硬質芯材に細長い凹状の線や、狭小で長い空隙を備えているので、表面部材の各折り曲げ部に適合よく重ねあわせる事が出来又中央折り曲げ部や、蓋体として機能する延設部で内側に折り曲げた時、確実に直線状に折り曲げることが出来る。又折り曲げ時、折り曲げ抵抗が無くスムーズに折り曲げることが出来る。
前記(11)の構成によればカード収納体の表面の手触りがザラツキ感のある良い風合いの物となる。又表面がボリューム感のあるよい風合いの物となる。
前記(12)の構成によれば、本体を折り曲げカード収納室を密着し、止め具で固着するのでカードの抜け落ちを阻止できる。しかも多数のカードを収納したときカード収納体を携帯し易いコンパクトなものとなる。
以下図面を参照しながら本発明に係るカード収納体を実施するための最良の形態を説明する。なおカード収納体を単に収納体と称することがある。
図1は本発明に係るカード収納体を開いたときの概略斜視図である。図2はカード収納体を開いたときの概略平面図である。図3はカード収納体を閉じたときの概略断面図である。
本発明の実施形態に係るカード収納体1は形態保持性を有する本体内面に多数のカード収納室を備え、本体の中央折り曲げ部Vで折り曲げて使用するように構成されている。この折り曲げ部Vの左側内面と右側内面に狭み込まれるように収納襞3及び収納襞に備えられたカード収納室4を多数備えている(図1、図2)。この収納襞3は一個の収納襞に少なくとも二室のカード収納室4を備えている。又カード収納室は本体の開閉により幅が変化するように構成されている。
又本体は延設部を有し、カード収納体を包み込むような蓋体を構成している(図1、図3)。しかしこの延設部はなくとも良い。なお本体は、形態保持性を有する物が配置されている。
図1は本発明に係るカード収納体を開いたときの概略斜視図である。図2はカード収納体を開いたときの概略平面図である。図3はカード収納体を閉じたときの概略断面図である。
本発明の実施形態に係るカード収納体1は形態保持性を有する本体内面に多数のカード収納室を備え、本体の中央折り曲げ部Vで折り曲げて使用するように構成されている。この折り曲げ部Vの左側内面と右側内面に狭み込まれるように収納襞3及び収納襞に備えられたカード収納室4を多数備えている(図1、図2)。この収納襞3は一個の収納襞に少なくとも二室のカード収納室4を備えている。又カード収納室は本体の開閉により幅が変化するように構成されている。
又本体は延設部を有し、カード収納体を包み込むような蓋体を構成している(図1、図3)。しかしこの延設部はなくとも良い。なお本体は、形態保持性を有する物が配置されている。
本体2は各種の材料が使用可能である。例えば各種の板紙、合成樹脂板、木質板、硬質化された布、硬化剤で処理された板紙、不織布、熱融着や接着剤等で処理された不織布等が例示できる。前記材料単独、又は前記材料と各種布帛等を接合又は重ね合わされた物等何れも使用可能である。例えば板紙に織物や不織布等が接合された物、不織布に他の不織布や織物等が接合された物、板紙に合成樹脂フイルムが熱接着され更に織物が接合された物等が例示できる。
図13は表面部材の平面図である。図14は第二硬質芯材の平面図である。図15は内面部材の平面図である。図16は表面部材と内面部材の配置関係を説明するための平面図である。
本体2は多層構造の物が好ましく使用できる。この例として主としてその表面部を形成する表面部材13、主としてその内面部を形成する内面部材25がその順に配置されたものが例示できる(図2、図13、図15、図16)。
表面部材は第一の硬質芯材14が配置されている。又内面部材25は第二の硬質芯材16が配置されている。ここで硬質芯材とは、手で触ったとき硬い感触があり、指で押した時凹みがほとんどないか又は僅かに凹むものを言う。硬質芯材として前記本体に使用されうる種々の材料が使用可能である。とりわけ板紙や合成樹脂板、不織布等が曲げ追従性、加工時の切断性のよさ、価格等の点で好ましく用いられる。又板紙は適度の吸湿性があるという点で好ましく用いられる。
本体2は多層構造の物が好ましく使用できる。この例として主としてその表面部を形成する表面部材13、主としてその内面部を形成する内面部材25がその順に配置されたものが例示できる(図2、図13、図15、図16)。
表面部材は第一の硬質芯材14が配置されている。又内面部材25は第二の硬質芯材16が配置されている。ここで硬質芯材とは、手で触ったとき硬い感触があり、指で押した時凹みがほとんどないか又は僅かに凹むものを言う。硬質芯材として前記本体に使用されうる種々の材料が使用可能である。とりわけ板紙や合成樹脂板、不織布等が曲げ追従性、加工時の切断性のよさ、価格等の点で好ましく用いられる。又板紙は適度の吸湿性があるという点で好ましく用いられる。
硬質芯材は厚みが約0・1から1・4mmであり好ましくは約0.15から1・3mmであり、更に好ましくは約0.2から1・2mmである。厚みが約0・1mm未満であると本体の剛性が不足し、保形性が悪く曲がり易く、しかも取り扱いにくくなる。又厚みが約1・4mmを超えると製造時加工性が悪くなる。又本考案の実施形態においては、第一の硬質芯材は第二の硬質芯材より厚みが厚いものが好ましい。第一の硬質芯材を厚く構成し保形性を持たせ、第二の硬質芯材を薄く構成し、収納体全体の厚みを小さくし、保形性とコンパクト性を具現することが好ましい。
又第一硬質芯材14は全体が一枚物でカード収納体の上蓋を形成する長さの延設部20を有する物が好ましい(図13)。即ち長さは本体の長さdとほぼ同じで約15から25cm、幅は本体を折り曲げた時の幅fの約2から4倍あればよく約20から40cmあれば良い(図1、図13)。
又第二硬質芯材16は長さや幅が第一硬質芯材と同じか、又は第一硬質芯材よりも長さや幅が約1から10mm短いものが用いられる。短い物は後記のように表面部材に内面部材を配置したとき、内面部材の縁部が表面部材で保護される(図16)。
又第二硬質芯材16は長さや幅が第一硬質芯材と同じか、又は第一硬質芯材よりも長さや幅が約1から10mm短いものが用いられる。短い物は後記のように表面部材に内面部材を配置したとき、内面部材の縁部が表面部材で保護される(図16)。
第一硬質芯材14及び第二硬質芯材16はそれぞれ本体の中央折り曲げ部Vに相当する部位に狭小で長い凹状の線Hを少なくとも一本有する物が好ましい。この凹状線は折り曲げ部の幅nをもって二本形成されているものが好ましい。この凹状線はナイフ等による溝切線、プレスによる凹状線等いずれであつても良い。又その上下の端部19はこの線が無いもの、あるものいずれでも良い。又この線Hの深さは、芯材の厚み全部又は厚みの途中までがナイフ等で溝切等されていても良い。
又本体の延設部の折り曲げ部Lに相当する部位に狭小で長い折り曲げ部空隙Mがあるものが好ましい。この幅n、mは折り曲げ幅に相当し、幅約0・1から7mmである。又この空隙Mの上下の端部に芯材を支持する端部18がある。この端部18の幅bは約1から20mmあればよい。又前記中央折り曲げ部に線Hの代わりに狭小で長い折り曲げ部空隙Mが削設されていても良い。
又本体の延設部の折り曲げ部Lに相当する部位に狭小で長い折り曲げ部空隙Mがあるものが好ましい。この幅n、mは折り曲げ幅に相当し、幅約0・1から7mmである。又この空隙Mの上下の端部に芯材を支持する端部18がある。この端部18の幅bは約1から20mmあればよい。又前記中央折り曲げ部に線Hの代わりに狭小で長い折り曲げ部空隙Mが削設されていても良い。
表面部材13は第一硬質芯材が表面布帛5でその表面側から内側即ち内面部材側に包み込まれるように覆われ、折り曲げ部15が内側に折り曲げられ芯材に接合されている(図13)。この折り曲げ部の幅は約5から30mmである。又芯材の内面全体が覆われていても良い。この表面布帛5は織物、編み物、不織布、皮革、合成皮革、合成樹脂フイルム、前記布帛の併用物等いずれも使用可能である。クレープ加工された織物、刺繍等が施された布等が好ましく用いられる。
内面部材25は本体の内面部を構成する。この内面部材は第二の硬質芯材16がその内側から外側即ち表面部材側に包み込むように覆われて、その折り曲げ部の布帛が第二の硬質芯材に接合されている。又表面部材と内面部材は接合されている。
又内面布帛は前記表面布帛に例示した布帛と同様の布帛が使用可能である。又内面布帛は本体の開閉にある程度の追従性がある状態で接合されたものが好ましい。
又内面布帛は前記表面布帛に例示した布帛と同様の布帛が使用可能である。又内面布帛は本体の開閉にある程度の追従性がある状態で接合されたものが好ましい。
図16に示すように、表面部材13に内面部材25が本体の中央折り曲げ部V及び延設部Lを合致するように重ね合わされ両部材が接合されている。又内面部材が表面部材より長さや幅が小さく構成されているので、表面布帛が幅cで内面側に現れる(図16)。
前記硬質芯材と布帛の接合、表面部材と内面部材の接合は各種の接合が適用可能である。例えば糸による縫着、接着剤による接着、鋲による接合等が例示できる。しかし接着剤によるものは面状で接着でき、硬質芯材の空隙M部の両端部を布帛で補強可能であるという点で好ましく用いられる。
図4は本体に収納襞の側面が二箇所ずつ線状に接合されたカード収納襞群12の模式図である。図5はその閉じつつあるときのカード収納襞群の模式図である。本発明の実施形態において一個の収納襞3に少なくとも二室のカード収納室4を備えた収納襞が配置されている。図4では、7個の収納襞が配置されている。このカード収納室は本体の開閉により幅wが変化するように構成されている。又開閉によりカード収納室の長さpも変化する。
収納襞3は二枚の襞部材10が上端部近傍及び下端部近傍及びその中央部で接合され、略菱形の二室のカード収納室が形成されている。又それぞれの収納襞3は隣接するカード収納室のほぼ中央部近傍で接合されている、又最初の収納襞と最後の収納襞は襞部材10が本体に接合されている。この接合部Bは前記のような縫着等いずれの接合でも良い。
又本体と収納襞間にそれぞれ一室ずつのカード収納室11を備えている。
収納襞3は二枚の襞部材10が上端部近傍及び下端部近傍及びその中央部で接合され、略菱形の二室のカード収納室が形成されている。又それぞれの収納襞3は隣接するカード収納室のほぼ中央部近傍で接合されている、又最初の収納襞と最後の収納襞は襞部材10が本体に接合されている。この接合部Bは前記のような縫着等いずれの接合でも良い。
又本体と収納襞間にそれぞれ一室ずつのカード収納室11を備えている。
本発明の実施形態において、カード収納室の構造、収納襞の構成、多数の収納襞が集合した収納襞群の構成は種々の構成の物が例示できる。
図6、図7、図8、図9はカード収納室や収納襞群の模式図である。なおそれぞれの図は本体を開いたときの図である。
図6の例は収納襞を七個備え最初の収納襞と最後の収納襞が接合部Bで本体に面状で接合されている。この接合部Bに隣接する左右二室26は長さがカード収納室一室の長さの約2倍あり書類収納室を形成している。又この書類収納室に隣り合うカード収納室の一辺はゆるやかな弧状を形成している。接合部Bは接着、縫着いずれであつても良い。
図6、図7、図8、図9はカード収納室や収納襞群の模式図である。なおそれぞれの図は本体を開いたときの図である。
図6の例は収納襞を七個備え最初の収納襞と最後の収納襞が接合部Bで本体に面状で接合されている。この接合部Bに隣接する左右二室26は長さがカード収納室一室の長さの約2倍あり書類収納室を形成している。又この書類収納室に隣り合うカード収納室の一辺はゆるやかな弧状を形成している。接合部Bは接着、縫着いずれであつても良い。
図7の例は収納襞3を七個備え最初の収納襞と最後の収納襞が一箇所ずつ接合部Bで本体に線状で接合されている。この接合部Bに隣接する左右二室26は長さがカード収納室一室の長さの約2倍あり書類収納室を形成している。又この書類収納室に隣り合うカード収納室の一辺はゆるやかな弧状を形成している。接合部Bは接着、縫着いずれであつても良い。
又図8の例は収納襞3を七個備え最初の収納襞と最後の収納襞が三箇所ずつ接合部Bで本体に線状で接合されている。
又図8の例は収納襞3を七個備え最初の収納襞と最後の収納襞が三箇所ずつ接合部Bで本体に線状で接合されている。
図9の例は収納襞3を五個備え最初の収納襞と最後の収納襞が一箇所ずつ接合部Bで本体に面状で接合されている。又カード収納室は六角形になっている。この接合部Bに隣接する左右二室26は長さがカード収納室一室の長さの約2倍あり書類収納室を形成している。又この書類収納室に隣り合うカード収納室の一辺はゆるやかな弧状を形成している。襞部材の接合部Sや本体と襞部材の接合部Bは接着、縫着いずれであつても良い。
本発明の実施形態に備えている収納襞は襞部材10を接合したものや襞部材を折り曲げプレス加工したもの等各種のものが例示できる。又襞部材10は硬質な布帛が好ましく用いられる。例えば織物、編物、不織布、紙、皮革、合成皮革、合成樹脂フイルム等の布帛であって硬質である物が好ましく用いられる。勿論前記布帛が他の材料と積層されたものや前記布帛単独又は各種の布帛と積層され熱処理、熱圧着ロール処理、プレス処理、硬化剤処理等された物等を使用する事が出来る。
なお硬質とは、手で触ったとき硬い感触があり、指で押した時凹みがほとんどないか又は僅かに凹むものを言う。
なお硬質とは、手で触ったとき硬い感触があり、指で押した時凹みがほとんどないか又は僅かに凹むものを言う。
収納襞3は接合形態が各種の物が例示できる。図10は糸で縫着された収納襞の正面図である。図10に示ように二枚の襞部材を重ね合わせ、その両方の端部9の近傍及び中央部を縫着ライン17のように糸で縫着した収納襞23が例示できる。隣接する収納襞の接合は糸で逢着し縫着ライン22で手前側及び奥側に接合される。このライン22は本体内面に配置される最初と最後の収納襞と本体の接合ラインにも相当する場合がある。図10に示す収納襞を開いたとき、図12に示すような四辺形で略菱形のカード収納室が二室形成される。
図11は接着剤で接合された収納襞24の正面図である。一枚の襞部材を左右一箇所ずつ折り曲げ、中央部で接着幅gで接着ライン27のように接着されている。又隣接する襞部材のカード収納室一室同士の中央部が左右の接着ライン27のように接着されている。この接着幅gは約1.5から15mmで、好ましくは約2から12mmである。この左右の接着ライン27は本体内面に配置される最初と最後の収納襞と本体の接合ラインにも相当する場合がある。図11に示す収納襞を開いたとき、図9に示すような六角形のカード収納室が二室形成される。
本発明の実施形態に係る収納襞3は深さhが約30から90mmであり、好ましくは約35から80mm、更に好ましくは約45から70mmである。又カード収納室を密着したときの全体の長さはカード収納室一個の長さpの約2倍以上あればよい。即ち一個の収納襞にカード収納室が二室あるときはpの約2倍以上で、三室あるときはpの約3倍以上あればよい。この一室pの長さは約55から80mmであり、好ましくは約57から70mmである。幅pを前記のように設定することにより、カード収納室の幅w即ち本体の開閉方向の幅は約0から約pの幅変化する。しかし収納襞が本体に接合されているので実質的に変化するこの幅pは約1から40mmである。
収納襞3は図1や図12に示すようにその底部が接合されていなくともよい。底部が接合されていない収納襞の場合、図1に示すようにその底部を本体内面に空隙部Kを有するように配置することにより、カードの底部が本体の中央折り曲げ部V近傍に挟み込まれるように収納される。又収納襞の底部は接合されていても良い。底部が接合された物はカード以外の各種小物類の収納が可能である。
又本考案においては、本体内面に収納室の形状が異なるカード収納襞を備えることが出来る。又多数の収納襞のいずれかの部位に長さ、幅、深さ等の異なる書類収納室を備えていても良い。
又本考案においては、本体内面に収納室の形状が異なるカード収納襞を備えることが出来る。又多数の収納襞のいずれかの部位に長さ、幅、深さ等の異なる書類収納室を備えていても良い。
硬質芯材が二枚配置された本体の内面に収納襞を7個備えたカード収納体1を製造した(図1)。この収納襞は一個の収納襞に四辺形で菱形のカード収納室を二室備えたものであった。第一の硬質芯材14として厚み0・5mmの板紙を用いた。この芯材は長さ158mm、延設部を含む全体の幅が305mmで、延設部20の幅が82mmであつた。又本体の中央折り曲げ部Vに相当する部位にナイフで溝切りし2本の凹状線Hを芯材の長さ分付与した。このHの深さは約0・25mmであつた。又この幅nは4mmであつた。又本体の延設部の折り曲げ部Lに相当する部位に幅mが4mmの硬質芯材折り曲げ部空隙Mを削設した。このMの上下の端部18の幅bは10mmであつた。
表面布帛としてクレープ加工されたレーヨン織物を用い第一硬質芯材の寸法よりその折り曲げ部の幅分大きい寸法の布帛を切断した。この布は淡赤紫色に染色されたものであつた。又この布の所定の位置に略U状の繊維が多数植毛された留め具8を糸で縫着した。この留め具は長さ25mm、幅17mmであつた。この表面布帛に第一硬質芯材を重ねその折り曲げ部15を酢酸ビニル系接着剤を用い芯材に接着し図13に示すような表面部材13を得た。
表面布帛としてクレープ加工されたレーヨン織物を用い第一硬質芯材の寸法よりその折り曲げ部の幅分大きい寸法の布帛を切断した。この布は淡赤紫色に染色されたものであつた。又この布の所定の位置に略U状の繊維が多数植毛された留め具8を糸で縫着した。この留め具は長さ25mm、幅17mmであつた。この表面布帛に第一硬質芯材を重ねその折り曲げ部15を酢酸ビニル系接着剤を用い芯材に接着し図13に示すような表面部材13を得た。
第二の硬質芯材は厚み0・35mmの板紙を用いた。前記同様の方法で、長さ151mm、延設部21を含む全体の全体の幅が298mmで、延設部21の幅が78mmであつた。二本の凹状線H、硬質芯材折り曲げ部空隙M等も前記第一硬質芯材同等に削設した。凹状線の幅nや空隙Mの幅mは前記第一硬質芯材の幅と同じであつた。但し前記凹状線Hの端部19は幅10mmであり、空隙Mの端部の幅は10mmであつた。又凹状線の深さHは約0.15mmであつた。
内面布帛6として濃紫色に染色されたレーヨン綾織物を用いた。この布を切断し折り曲げ部の幅だけ大きい寸法の内面布帛を得た。又この布の所定の位置に略J状の繊維が多数植毛された留め具8を糸で縫着した。この留め具は長さ25mm、幅17mmであつた。
内面布帛6として濃紫色に染色されたレーヨン綾織物を用いた。この布を切断し折り曲げ部の幅だけ大きい寸法の内面布帛を得た。又この布の所定の位置に略J状の繊維が多数植毛された留め具8を糸で縫着した。この留め具は長さ25mm、幅17mmであつた。
襞部材10としてレーヨン不織布を用いた。この不織布は硬質であり紺色であつた。
この不織布を切断し、縦120mm、横143mmの部材とした。更に二つ折りし、内面同士を酢酸ビニル系接着剤で接着した。縦60mm、横143mmの襞部材を14枚得た。この襞部材二枚の縁部近傍や中央部、隣接する収納襞等の所定の場所を糸で縫着し、図12に示すような収納襞が7個ある収納襞群を得た。なお前記折り曲げ部は繊維毛羽の発生を阻止するためカードの出し入れ口側とした。又最初の襞部材と最後の襞部材は前記内面布帛の所定の位置に二箇所ずつ図4で示すBの部位を図12に示す縫着ライン22のように糸で縫着した。
この不織布を切断し、縦120mm、横143mmの部材とした。更に二つ折りし、内面同士を酢酸ビニル系接着剤で接着した。縦60mm、横143mmの襞部材を14枚得た。この襞部材二枚の縁部近傍や中央部、隣接する収納襞等の所定の場所を糸で縫着し、図12に示すような収納襞が7個ある収納襞群を得た。なお前記折り曲げ部は繊維毛羽の発生を阻止するためカードの出し入れ口側とした。又最初の襞部材と最後の襞部材は前記内面布帛の所定の位置に二箇所ずつ図4で示すBの部位を図12に示す縫着ライン22のように糸で縫着した。
収納襞が縫着された内面布帛を前記第二硬質芯材に重ね、内面布帛の折り曲げ部を表面部材側に折り曲げ酢酸ビニル系接着剤で第二硬質芯材に接着した。更に前記表面部材13と収納襞が縫着された内面部材を、その中央折り曲げ部Vや延設部の折り曲げ部Lが一致するように重ね、酢酸ビニル系接着剤で表面部材と内面部材を接着し図1に示すようなカード収納体1を得た。
このカード収納体は幅fが108mm、長さdが158mm、延設部の幅が82mmであつた。内面の端部に幅cが3mm表面布帛が現れたものであつた。この収納体は収納襞3の深さhが60mm、密着したときのカード収納室一室の長さpが68mmであつた。又本体を開いたときのカード収納室の幅wは中央部の収納室で約22mmであつた。本体を閉じたときの収納襞底部Kの距離は10mmであつた。この収納体は7個の収納襞に14室のカード収納室4を備え、更に隣接する収納襞間に同じ寸法のカード収納室7を6室備えるものであつた。又最初の収納襞と本体の間にカード収納室11が二室備えたものであつた。このカード収納体1は本体を折り曲げ更に留め具8で留めた時カード収納室が密着しカードの収納性が良く、しかも嵩張らずコンパクト性に優れたものであつた。又本体を開いたときそれぞれのカード収納室すべてその幅が大となり、且つ菱形となりカードが立体的に立ち上るものであつた。カードが素早く識別でき、しかも出し入れが容易なものであつた。
このカード収納体は幅fが108mm、長さdが158mm、延設部の幅が82mmであつた。内面の端部に幅cが3mm表面布帛が現れたものであつた。この収納体は収納襞3の深さhが60mm、密着したときのカード収納室一室の長さpが68mmであつた。又本体を開いたときのカード収納室の幅wは中央部の収納室で約22mmであつた。本体を閉じたときの収納襞底部Kの距離は10mmであつた。この収納体は7個の収納襞に14室のカード収納室4を備え、更に隣接する収納襞間に同じ寸法のカード収納室7を6室備えるものであつた。又最初の収納襞と本体の間にカード収納室11が二室備えたものであつた。このカード収納体1は本体を折り曲げ更に留め具8で留めた時カード収納室が密着しカードの収納性が良く、しかも嵩張らずコンパクト性に優れたものであつた。又本体を開いたときそれぞれのカード収納室すべてその幅が大となり、且つ菱形となりカードが立体的に立ち上るものであつた。カードが素早く識別でき、しかも出し入れが容易なものであつた。
前記実施例1類似の方法で図17に示すようなカード収納体1を製造した。ただし本体として表面部材のみ使用した。表面部材の硬質芯材として厚み0・98mmのポリエチレンテレフタレートスパンボンド法不織布を用いた。ただし中央折り曲げ部V及び延設部折り曲げ部Lにそれぞれ一本ずつ幅3mmの狭小な空隙が削設され、その上下の端部に幅10mmの支持部を有するものを用いた。この硬質芯材は長さが168mm、全体の幅が328mm、延設部の幅が108mmであつた。又表面布帛としてクレープ加工されたレーヨン織物を用い、前記実施例1同様酢酸ビニル系接着剤を用い芯材に接着した。この表面布帛は紫色に染色されたものであつた。又所定の位置に前記実施例1に同じ留め具が糸で縫着された物を用いた。又表面部材の内面側に後記収納襞が7個接合された不織布を酢酸ビニル系接着剤を用い接着した。内面側に用いた不織布はレーヨン不織布であつた。この不織布は青色であつた。
襞部材10は麻織物が糊剤処理された硬質な布を用いた。この部材は縦が60mm、横が280mmであつた。この部材をその両端部が中央部で合うように折り曲げ、更にその両端部をアイロンプレスし両端部をシャープにした。折り曲げ後の寸法は縦が60mm、横140mmであつた。この部材を7個製造し、酢酸ビニル系接着剤でそれぞれの襞部材の接合部Sを図11、図9及び図17に示すように接着幅gが5mmで接着した。更に最初と最後の収納襞を図9、図17に示す接合部Bのように本体内面に配置するレーヨンスパンボンド法不織布に面状で接着し更にその上下の所定の場所を図17のように糸で縫着した。図9に類似する収納襞群12を備えた図17に示すカード収納体1を製造した。
ポリエチレンテレフタレートスパンボンド法不織布を縦80mm、横150mmに切断し、更に2つ折り後アイロンプレスし縦40mm横150mmの部材とした。この不織布は黒色であつた。この部材を前記カード収納体の延設部の内面の布にその書類出し入れ口を除く3方の縁部を糸で縫着し書類収納室26を形成した。この書類出し入れ口は留め具方向に開口したものであつた。なおこの書類収納室は前記布帛を表面部材に接着する前に縫着した。
このカード収納体は幅fが108mm、長さdが168mm、延設部の幅が108mmであつた。又内面に表面布帛が幅cが3mm現れたものであつた。又それぞれの収納襞間に開閉により幅が変化するカード収納室を備えたものであつた。この収納体は収納襞3の深さhが60mm、密着したときのカード収納室一室の長さpが67mmであつた。又本体を開いたときのカード収納室の幅wは中央部の収納室で約20mmであつた。本体を閉じたときの収納襞底部Kの距離は10mmであつた。この収納体は最初と最後の収納襞を除く5個の収納襞に10室のカード収納室4を備え、更に隣接する収納襞間にカード収納室を6室備えるものであつた。又最初の収納襞と本体の間に書類収納室26が二室備えたものであつた。このカード収納体は本体を折り曲げとめ具8で留めた時カード収納室が密着しカードの収納性が良く、しかも嵩張らずコンパクト性に優れたものであつた。又本体を開いたときそれぞれのカード収納室すべてがその幅が大となり、且つ六角形となりカードが立体的に立ち上がるものであつた。カードが素早く識別でき、しかも出し入れが容易なものであつた。又本体延設部内面に書類収納室を備えたものであつた。
1 カード収納体
2 本体
3 収納襞
4 カード収納室
5 表面布帛
6 内面布帛
7 収納襞間に形成されたカード収納室
8 留め具
9 収納襞の縁部
10 襞部材
11 収納襞と本体間に形成されたカード収納室
12 カード収納室群
13 表面部材
14 第一の硬質芯材
15 布帛の折り曲げ部
16 第二の硬質芯材
17 襞部材の縫着ライン
18 空隙の端部
19 凹状線の端部
20 第一硬質芯材の延設部
21 第二硬質芯材の延設部
22 収納襞同士の縫着ライン
23 糸で縫着された収納襞
24 接着剤で接着された収納襞
25 内面部材
26 書類収納室
27 襞部材の接着ライン
B 収納襞と本体の接合部
H 中央部の凹状線
K 収納襞底部の空隙部
L 本体延設部の折り曲げ部
M 硬質芯材延設部の折り曲げ部空隙
S 襞部材の接合部
V 本体の中央折り曲げ部
b 硬質芯材の折り曲げ部空隙端部の幅
c 表面部材が内面に現れる幅
d 本体の長さ
f 本体の幅
g 接着幅
h カード収納室の深さ
m 空隙の幅
n 凹状線間の幅
p 一個のカード収納室の長さ
w 一個のカード収納室の幅
2 本体
3 収納襞
4 カード収納室
5 表面布帛
6 内面布帛
7 収納襞間に形成されたカード収納室
8 留め具
9 収納襞の縁部
10 襞部材
11 収納襞と本体間に形成されたカード収納室
12 カード収納室群
13 表面部材
14 第一の硬質芯材
15 布帛の折り曲げ部
16 第二の硬質芯材
17 襞部材の縫着ライン
18 空隙の端部
19 凹状線の端部
20 第一硬質芯材の延設部
21 第二硬質芯材の延設部
22 収納襞同士の縫着ライン
23 糸で縫着された収納襞
24 接着剤で接着された収納襞
25 内面部材
26 書類収納室
27 襞部材の接着ライン
B 収納襞と本体の接合部
H 中央部の凹状線
K 収納襞底部の空隙部
L 本体延設部の折り曲げ部
M 硬質芯材延設部の折り曲げ部空隙
S 襞部材の接合部
V 本体の中央折り曲げ部
b 硬質芯材の折り曲げ部空隙端部の幅
c 表面部材が内面に現れる幅
d 本体の長さ
f 本体の幅
g 接着幅
h カード収納室の深さ
m 空隙の幅
n 凹状線間の幅
p 一個のカード収納室の長さ
w 一個のカード収納室の幅
Claims (12)
- 本体を折り曲げて使用するカード収納体であって、このカード収納体は本体の開閉により幅が変化するカード収納室を少なくとも二室備えた収納襞を本体内面に備えたことを特徴とするカード収納体。
- 収納襞を2から10個備え、かつ隣接する収納襞間に本体の開閉により幅が変化するカード収納室を備えた請求項1に記載のカード収納体。
- 本体内面に更にカード収納室より長さが長い書類収納室を備えた請求項1又は2に記載のカード収納体。
- カード収納室が四辺形である請求項1から3いずれかに記載のカード収納体。
- カード収納室が六角形である請求項1から3いずれかに記載のカード収納体。
- 収納襞は硬質布帛が使用され、且つカード収納室が糸による縫着により形成されたものである請求項1から5いずれかに記載のカード収納体。
- 収納襞は硬質布帛が使用され、且つカード収納室が接着剤による接着により形成されたものである請求項1から5いずれかに記載のカード収納体。
- 本体は第1の硬質芯材に表面布帛が接合された表面部材が配置され、第2の硬質芯材に内面布帛が接合された内面部材が表面部材の内側に配置され且つ表面部材に接合されたものである請求項1から7いずれかに記載のカード収納体。
- 第一の硬質芯材は凹状線を備えた中央折り曲げ部を有し、更に芯材の延設部に狭小で長い折り曲げ部空隙が配置された請求項8に記載のカード収納体。
- 第二の硬質芯材は凹状線を備えた中央折り曲げ部を有し、更に芯材の延設部に狭小で長い折り曲げ部空隙が配置された請求項8に記載のカード収納体。
- 表面布帛がクレープ加工された布であり、内面布帛が布である請求項8に記載のカード収納体。
- 本体に留め具を備えた請求項1から11いずれかに記載のカード収納体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004034248A JP2005111244A (ja) | 2004-01-08 | 2004-01-08 | カード収納体 |
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JP2003272445 Continuation | 2003-10-06 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3162467U (ja) * | 2010-06-23 | 2010-09-02 | 株式会社ビッグフィールド | ジャバラ状カード収容部を設けた財布 |
KR101282321B1 (ko) | 2011-06-08 | 2013-07-04 | 한현수 | 무봉재 지갑의 구조 |
JP2020054695A (ja) * | 2018-10-03 | 2020-04-09 | 圭祐 横張 | カードケース |
-
2004
- 2004-01-08 JP JP2004034248A patent/JP2005111244A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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