JP2005111153A - 暖房便座 - Google Patents

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Abstract

【課題】ヒータ線とリード線との接続部付近の断線による発火を確実に防止することができ、また、そのためのコストも低廉であると共に、ヒータ線とリード線との接続強度、耐久性を高めることも可能な暖房便座を提供する。
【解決手段】内部が中空部となっている暖房便座の上面側の外殻を構成する座表体8の座面部8aの裏面に均熱体が設けられており、この均熱体を介して、該座面部8aの裏面に沿ってヒータ線7が配設されている。ヒータ線7の一方の末端部7cには第1のリード線11aの先端が接続され、他方の末端部7dには、温感ヒューズ12を介して第2のリード線11bの先端が接続されている。リード線11a,11bの先端側同士が引き揃えられ、ヒータ線7の末端部7cと第1のリード線11aとの接続部から該先端側にかけての部分と、この部分に沿う第2のリード線11bの該先端側の部分とが難燃性被覆チューブ20によって被覆されている。被覆チューブ20は、難燃性の合成樹脂よりなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、便器に設置される暖房便座に係り、特にヒータ線とリード線との接続部分の構成を改良した暖房便座に関する。
暖房便座は、ヒータ線によって座面を加温可能としたものである。このヒータ線としては、ニクロム線等よりなるヒータ素線と、このヒータ素線の外周囲を被覆する塩化ビニル、シリコーンゴム、熱可塑性エラストマー等の被覆体からなるものなどが用いられている(実開昭63−10298号明細書第10頁)。
ヒータ線の熱を座面に均一に伝達させるために、座面の裏面にアルミ箔等の均熱体を設けることが行われている(同号第7頁等)。同号公報では、上記ヒータ線は、この均熱体に対し接着され、また、このヒータ線は給電用コードに接続され、この給電用コードが便座外に引き出される。
特開昭63−197420号公報では、便座のヒンジ孔にリード線を挿通させるようにした暖房便座において、このヒンジ孔に保護チューブを差し込むことが記載されている。同号公報では、その第2図の通り、このリード線の先端がヒータ線末端部に接続されている。上記保護チューブは、ヒンジ孔付近にのみ配置されており、このリード線とヒータ線との接続部付近にまでは達していない。保護チューブの構成材料については、同号公報には記載がない。
特開平7−240251号公報には、便座内面のアルミニウム箔よりなる伝熱シートに対し接着されたヒータの端部にコネクタを設け、このコネクタに対し給電用プラグを装着することが記載されている。
以下に、第2〜4図を参照して従来の暖房便座の一例について説明する。第2図は従来の暖房便座を備えた洋風便器の斜視図、第3図はこの暖房便座の座面部裏面の斜視図、第4図(a)はこの暖房便座の裏側からの斜視図、第4図(b)は同(a)のB−B線に沿う断面図である。
第2図に示すように、洋風便器1の後部上面に便座ボックス2(ロータンクカバーとされることもある。)が設置され、この便座ボックス2の前部に、暖房便座3及び便蓋(図示略)が起立及び倒伏回動(上下回動)可能に取り付けられている。図示はしないが、この便座ボックス2内には、温水タンク及び温水噴射ノズル等よりなる温水洗浄装置のほか、温風ファン、脱臭装置並びにこれらの装置の制御回路等が設けられている。また、暖房便座3への給電回路が設けられている。
暖房便座3は、洋風便器1のリム部(便鉢の上縁部)の上面に倒伏配置可能なリング形(略C字形とされることもある。)の便座本体4と、該便座本体4の左右の後部からそれぞれ後方(便座本体4が倒伏姿勢となっているときの後方)に延出する1対の支脚部5,5とを有している。前記便座ボックス2の前部中央には、これらの支脚部5,5同士の間に張り出す張出部2aが設けられており、該支脚部5,5は、それぞれ、この張出片2aから側方に突設されたヒンジ軸(図示略)を介して該張出部2aに対し上下回動可能に取り付けられている。第3図の符号5aは、該ヒンジ軸が挿通されるヒンジ孔を示している。なお、このヒンジ軸は、後述のリード線11a,11bを便座ボックス2内に引き込むための内孔を有した筒状のものである。
便座本体4は、第3,4図に示すように、内部が中空部6となっている。この中空部6内にヒータ線7が配設されている。この便蓋本体4の外殻は、その上面側の座表体8と下面側の座裏体9とが組み合わされることにより構成されている。各支脚部5は、この座表体8の左右の後部から突設されている。この座表体8は、便器使用者が着座する座面部(便座本体4の上面部)8aと、該便座本体4の内周側及び外周側の各側周面部8b,8cとを有する無底中空状のものとなっており、座裏体9は、この座表体8の底部を塞ぐ底蓋状のものとなっている。
第3図の通り、該座面部8aの裏面(中空部6側の面)からは、ビス(図示略)が螺合するボス部8dが突設されており、座裏体9のビス挿通孔(図示略)を介してこのボス部8dにビスがねじ込まれることにより、座裏体9が座表体8に結合される。なお、符号9aは、該座裏体9の下面に取り付けられた脚状体であるが、この脚状体9aは、該ビス及びビス挿通孔を覆い隠すように配置されている。
第3図に示すように、各支脚部5も、下方に向って開放した凹所5bを有する無底中空状となっている。この凹所5bは、該支脚部5の基端側において便座本体4の中空部6に連通している。前記ヒンジ孔5aは、この凹所5bに連通している。第4図(a)の通り、この凹所5bの底部は、座裏体9の左右の後部からそれぞれ突設された閉鎖片9bによって閉鎖される。
なお、第4図(b)に示すように、座表体8の各側周面部8b,8cの下端部には、各々の中空部6側の角縁部を切り欠く如くして段差部8eが形成されており、座裏体9は、その内周側及び外周側の両縁部がそれぞれこの段差部8eに係合するように、該側周面部8b,8cの下端部同士の間に嵌め込まれている。このため、該座表体8と座裏体9とのパーティングラインは、側方には露見しにくいものとなっている。
座面部8aの裏面には、ヒータ線7からの熱を該座面部8aに均一に伝えるために、アルミや銅などの熱伝導率の大きい金属の箔等よりなる均熱体10が設けられている。この均熱体10は、第2図及び第4図(b)の通り、該座面部8aの裏側のほぼ全面にわたって設けられており、その外縁部は、各側周面部8b,8cの裏面にまで達している。なお、第3図では、この均熱体10の図示は省略されている。
ヒータ線7は、第4図(b)に示すように、ニクロム線等よりなるヒータ素線7aと、該ヒータ素線7aの外周囲を被覆する塩化ビニル、シリコーンゴム、熱可塑性エラストマー等の被覆体7bとからなる。このヒータ線7は、均熱体10を介して座面部8aの裏面に沿って延設され、接着剤(図示略)等によって接着されている。
該ヒータ線7の一方の末端部7cには第1のリード線11aの先端が接続されており、他方の末端部7dには、温感ヒューズ12を介して第2のリード線11bが接続されている。符号13は、該ヒータ線7の末端部7cとリード線11aの先端との接続部を示している。この接続部13付近は、樹脂製の絶縁カバー(チューブ)14によって被覆されている。なお、この絶縁カバー14は、難燃性のものとはなっていない。
該温感ヒューズ12は前記接着剤によって均熱体10に接着されている。また、図示はしないが、該温感ヒューズ12並びに該温感ヒューズ12とヒータ線7の末端部7d及びリード線11bの先端との各接続部を覆うように、該均熱体10と同種の材質よりなる均熱テープ(図示略)が貼り付けられている。この温感ヒューズ12は、該均熱体10の表面温度が所定以上となったときには、ヒータ線7の末端部7dとリード線11bとの通電を遮断するよう構成されている。
第3図では、該ヒータ線7の両末端部7c,7d及び温感ヒューズ12は、それぞれ座表体8の後部から延出した一方の支脚部5の基端部付近に配置されている。このヒータ線7のうち、末端部7cに引き続く部分は、該一方の支脚部5の基端部付近から他方の支脚部5の基端部付近まで引き回され、次いで、座面部8aの該他方の外周側の縁部に沿って該座面部8aの後端側と前端側との間を往復するように引き回されている。また、末端部7dに引き続く部分は、該一方の支脚部5の基端部付近から、座面部8aの該一方の外周側の縁部に沿って該座面部8aの後端側と前端側との間を往復するように引き回されている。そして、これらを繋ぐ途中部分は、ジグザグ状に蛇行しながら、座面部8aの内周側の縁部に沿って該座面部8aの中央開口部を周回するように引き回されている。ただし、ヒータ線7の引き回し配置は、これ以外とされることもある。
該第1のリード線11a及び第2のリード線11bの各々の先端に引き続く部分(先端側)は、中空部6内から前記一方の支脚部5の凹所5b内に引き回され、この支脚部5のヒンジ孔5aから便座外部に引き出されている。なお、該ヒンジ孔5aには、リード線保護チューブ15が差し込まれており、該リード線11a,11bの後端側は、この保護チューブ15内を引き通されている。
便座3を便座ボックス2に取り付けるに当っては、前記ヒンジ軸がヒンジ孔5aに差し込まれるに際し、このヒンジ軸の内孔に該保護チューブ15が挿通され、この保護チューブ15を介してリード線11a,11bが便座ボックス2内に引き込まれる。このリード線11a,11bの後端側は、前記給電回路の出力端子に接続される。
この暖房便座3にあっては、便座ボックス2内の給電回路から各リード線11a,11bを介してヒータ線7に通電されることにより、ヒータ線7が発熱する。このヒータ線7からの熱は、均熱体10を介して座面部8aに伝わり、座面部8aが全体的に加温されるようになる。
実開昭63−10298号 特開昭63−197420号公報 特開平7−240251号公報
上記従来の暖房便座3にあっては、座裏体9を座表体8に組付ける際や便座3を便座ボックス2に取り付ける際にリード線11aをこれらの間に挟み込んだり、便座開閉動作時にリード線11aが屈曲したりすることにより、ヒータ線7の末端部7cとリード線11aとの接続部13が断線し、発火を引き起こすおそれがあった。この発火の防止対策としては、
便座自体を難燃性樹脂で成形することにより、発火、延焼を防ぐこと;
電装品と樹脂製便座との間に難燃性シートを介在させることなどが考えられる。
しかしながら、便座全体を難燃性合成樹脂とすることは、材料コストが上昇すると共に、便座のリサイクルも難しくなる。
また、難燃性シートを介在させることは、発火原因部分以外も覆うことになり効率的でない(確実に覆っていない)。
なお、ヒータ線とリード線との接続部は、便座の上下回動に伴って屈曲応力が加えられ易く、断線が生じ易い。
本発明は、ヒータ線とリード線との接続部付近の断線による発火を確実に防止することができ、また、そのためのコストも低廉であると共に、ヒータ線とリード線との接続強度、耐久性を高めることも可能な暖房便座を提供することを目的とする。
本発明の暖房便座は、内部が中空部となっている便座本体と、該中空部内に配置され、末端部以外の略全体が該中空部上面に接着されているヒータ線と、該ヒータ線の末端部に連なり、便座本体外部に延出しているリード線とを有する暖房便座において、該ヒータ線の末端部とリード線との接続部をこれらとは別体の難燃性被覆部材で被覆したことを特徴とするものである。
なお、難燃性被覆部材としては、例えば塩化ビニル樹脂や、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、酸化アンチモン等を含有する樹脂、及びリン系、ハロゲン系の難燃剤を含有した難燃性合成樹脂等が好適であるが、これに限定されない。
かかる暖房便座にあっては、ヒータ線とリード線との接続部付近が難燃性被覆部材で被覆されているので、万が一断線により発熱しても、発火することはない。また、難燃性被覆部材で被覆されることにより、ヒータ線とリード線との接続部付近に加えられる屈曲応力が緩和される。
この難燃性被覆部材は、難燃性合成樹脂のチューブよりなることが好ましい。このチューブによれば、ヒータ線とリード線との接続部に加えられる屈曲応力をさらに小さくすることができる。
なお、このチューブにスリ割りを設けておくと、チューブを押し開いて外嵌めするようにして簡単に装着することができる。
本発明の一態様においては、ヒータ線の一方の末端部に第1のリード線の先端が接続され、該ヒータ線の他方の末端部にはヒューズを介して第2のリード線の先端が接続されており、該第1のリード線の先端側と該第2のリード線の先端側とが引き揃えられており、該ヒータ線の一方の末端部と第1のリード線との接続部から第1のリード線の先端側にかけての部分、及びこの部分に沿う第2のリード線の先端側が難燃性被覆部材によって被覆されている。
この態様にあっては、第1のリード線とヒータ線との接続部付近の断線による発火を確実に防止することができる。また、リード線が束になり、組付時のはさみ込みも減少する。なお、第2のリード線のヒューズとの接続部は、屈曲の影響を受けない。
本発明によると、便座本体が合成樹脂よりなる暖房便座においても、ヒータ線やリード線の断線による発火を確実に防止することができる。
以下に、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。第1図は本発明の実施の形態に係る暖房便座におけるヒータ線とリード線との接続部付近の斜視図である。
この実施の形態でも、暖房便座の上面側の外殻を構成する座表体8の座面部8aの裏面のほぼ全面にわたって、アルミや銅などの熱伝導率の大きい金属の箔等よりなる均熱体(図示略)が設けられており、この均熱体を介して、該座面部8aの裏面に沿ってヒータ線7が配設されている。
なお、この実施の形態において、該座表体8は、前述の第2〜4図のものと同様のものである。即ち、この座表体8は、便器使用者が着座する円形の座面部8aと、該座面部8aの内周側及び外周側の各縁部に連続した1対の側周面部8b,8cとを有する無底中空状のものであり、この座表体8の低部を塞ぐように底蓋状の座裏体(図示略)が組み付けられることにより、内部が中空部となっている便座本体が構成される。
また、この座表体8の左右の後部からは、それぞれ、便座ボックス(図示略)等に設けられたヒンジ軸(図示略)が差し込まれるヒンジ孔5aを有した支脚部5が突設されている。この支脚部5も、下方に向って開放した凹所5bを有する無底中空状のものであり、各々の基端側において、該凹所5bが便座本体内部の中空部に連通している。また、前記ヒンジ孔5aはこの凹所5bに連通している。該ヒンジ孔5aに差し込まれるヒンジ軸は、便座ボックス等の内部に通じるリード線引込用の内孔を有した筒状のものである。
該ヒータ線7の一方の末端部7cには第1のリード線11aの先端が接続され、他方の末端部7dには、温感ヒューズ12を介して第2のリード線11bの先端が接続されている。該末端部7cと第1のリード線11aとの接続部13付近には、樹脂製の絶縁カバー14が装着されている。該温感ヒューズ12は前記接着剤によって均熱体10に接着されており、さらに、この温感ヒューズ12並びに該温感ヒューズ12とヒータ線7の末端部7d及びリード線11bの先端との各接続部を覆うように、該均熱体10と同種の材質よりなる均熱テープ16が貼り付けられている。
この実施の形態では、ヒータ線7の引き回し配置は前述の第3図のものと同様となっており、該ヒータ線7の両末端部7c,7d及び温感ヒューズ12は、それぞれ座表体8の後部から延出した一方の支脚部5の基端部付近に配置されている。
これらの第1のリード線11a及び第2のリード線11bの各々の先端に引き続く部分(先端側)は互いに引き揃えられ、ヒータ線7の該末端部7cとこの第1のリード線11aとの接続部から該先端側にかけての部分と、この部分に沿う第2のリード線11bの該先端側の部分とが難燃性被覆チューブ20によって被覆されている。この被覆チューブ20は、難燃性の合成樹脂よりなる。
この被覆チューブ20は、第1図に示すように、一端(先端)側がヒータ線7の末端部7cを覆い、他端(後端)側が前記一方の支脚部5の凹所5b内に位置するように配置されている。第1及び第2の各リード線11a,11bは、各々の先端側が互いに引き揃えられて該被覆チューブ20内を引き通され、後端側がこの被覆チューブ20から該支脚部5のヒンジ孔5aに引き通されて便座外部に引き出されている。なお、この実施の形態でも、該ヒンジ孔5aにはリード線保護チューブ15が差し込まれており、該リード線11a,11bの後端側は、この保護チューブ15内を引き通されている。
座表体8(便座)を便座ボックス等に取り付けるに当っては、前記ヒンジ軸がヒンジ孔5aに差し込まれるに際し、このヒンジ軸の内孔に該保護チューブ15が挿通され、この保護チューブ15を介してリード線11a,11bが便座ボックス等の内部に引き込まれる。このリード線11a,11bの後端側は、該便座ボックス等の内部に設けられた給電回路の出力端子に接続される。
この暖房便座のその他の構成は第2〜4図の暖房便座3と同様となっている。
このように構成された暖房便座にあっては、ヒータ線7とリード線11aとの接続部13付近が難燃性被覆チューブ20で被覆されているので、万が一断線により発熱しても、発火することはない。また、この実施の形態では、この接続部13付近が難燃性被覆チューブ20で被覆されることにより、該接続部13付近に加えられる屈曲応力が著しく小さいものとなる。
また、このように難燃性被覆チューブ20をヒータ線7の末端部7cとリード線11aとの接続部13に装着することにより、該接続部13付近の断線による発火を確実に防止することができるので、便座全体を難燃性合成樹脂により成形することなく、従来品をそのまま使用することができる。
なお、本発明では、この被覆チューブにスリ割りを設けておくことにより、ヒータ線とリード線との接続後に該チューブを押し開いて外嵌めするようにして装着することができる。
上記の実施の形態は本発明の一例を示すものであり、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではない。
上記の実施の形態では難燃性合成樹脂よりなる被覆チューブによってヒータ線とリード線との接続部を被覆しているが、ヒータ線とリード線との接続部を被覆する難燃性被覆部材の構成はこれに限られるものではない。例えば、テープ状の難燃性被覆部材をヒータ線とリード線との接続部に巻き付けてこれを被覆するようにしてもよい。
本発明の実施の形態に係る暖房便座のヒータ線とリード線との接続部付近の斜視図である。 従来例に係る暖房便座を備えた洋風便器の斜視図である。 図2の暖房便座の座面の裏面の斜視図である。 図2の暖房便座の構成図である。
符号の説明
1 洋風便器
2 便座ボックス
3 暖房便座
4 便座本体
5 支脚部
6 中空部
7 ヒータ線
8 座表体
8a 座面部
9 座裏体
10 均熱体
11a,11b リード線
12 温感ヒューズ
13 (ヒータ線とリード線との)接続部
15 リード線保護チューブ
20 難燃性被覆チューブ

Claims (4)

  1. 内部が中空部となっている便座本体と、
    該中空部内に配置され、末端部以外の略全体が該中空部上面に接着されているヒータ線と、
    該ヒータ線の末端部に連なり、便座本体外部に延出しているリード線と
    を有する暖房便座において、
    該ヒータ線の末端部とリード線との接続部をこれらとは別体の難燃性被覆部材で被覆したことを特徴とする暖房便座。
  2. 請求項1において、該難燃性被覆部材は、難燃性合成樹脂のチューブよりなることを特徴とする暖房便座。
  3. 請求項2において、該チューブにスリ割りが設けられていることを特徴とする暖房便座。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項において、該ヒータ線の一方の末端部に第1のリード線の先端が接続され、該ヒータ線の他方の末端部にはヒューズを介して第2のリード線の先端が接続されており、
    該第1のリード線の先端側と該第2のリード線の先端側とが引き揃えられており、
    該ヒータ線の一方の末端部と第1のリード線との接続部から第1のリード線の先端側にかけての部分、及びこの部分に沿う第2のリード線の先端側が前記難燃性被覆部材によって被覆されていることを特徴とする暖房便座。
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