JPH1174032A - 結露防止機能付きコネクタ - Google Patents

結露防止機能付きコネクタ

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Publication number
JPH1174032A
JPH1174032A JP24986797A JP24986797A JPH1174032A JP H1174032 A JPH1174032 A JP H1174032A JP 24986797 A JP24986797 A JP 24986797A JP 24986797 A JP24986797 A JP 24986797A JP H1174032 A JPH1174032 A JP H1174032A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dew condensation
connector
heater
power supply
surface heaters
Prior art date
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Pending
Application number
JP24986797A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Kaneya
美行 兼谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Horiba Ltd
Original Assignee
Horiba Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Horiba Ltd filed Critical Horiba Ltd
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 結露が発生しやすい場所においても効果的に
結露の発生を防止できるようにした結露防止機能付きコ
ネクタを提供する。 【解決手段】 電源側のコネクタ本体4に、結露防止用
のヒータ11,12を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は結露防止機能付きコ
ネクタに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】環境試験室などの室内
の温度がかなりの低温(例えば−20℃程度)になる場
合、ドアを開放すると、その室内に設けられている給電
側のコネクタ(コンセント)が結露し、オス側のコネク
タを接続できなくなることがあり、また、放置しておく
と結露が水滴となって漏電事故が発生することもあっ
た。
【0003】そこで、従来では、給電側の電源を一旦切
り、結露や水滴を拭き取ってから、電源を入れ直してい
た。このような煩わしさを解消するために、給電側のコ
ネクタ本体にキャップを被せる方法もあるが、キャップ
を被せるのを失念することもあり、あまり好ましい方法
ではなかった。
【0004】本発明はこのような実情に鑑みてなされ、
結露が発生しやすい場所においても効果的に結露の発生
を防止できるようにした結露防止機能付きコネクタを提
供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するための手段を以下のように構成している。すなわ
ち、請求項1に記載の発明では、電源側のコネクタ本体
に、結露防止用のヒータを設けてなることを特徴として
いる。
【0006】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明における前記ヒータが、前記コネクタ本体の外
部に巻装された面状ヒータであることを特徴としてい
る。
【0007】請求項3に記載の発明では、請求項1に記
載の発明における前記ヒータが前記コネクタ本体に設け
られた絶縁体内に埋設された線状または面状の通電発熱
体であり、かつ、その電源を前記コネクタ本体に接続さ
れた電源ケーブルから得ていることを特徴としている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に本発明の結露防止機能付き
コネクタの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1(A)はコネクタの縦断面図、(B)は横断面図、
図2はコネクタの斜視図で、これらの図において、符号
1は電源側(メス側)のコネクタ、2は受電側(オス
側)のコネクタ、21,22,23はオス側コンタクトピン、
3は電源供給用の多芯ケーブル(電源ケーブル)、4は
コネクタ本体、5はコネクタケース、6はオス側のコネ
クタ2の螺子溝24に螺合されるカプリング、7は絶縁
体、8,9,10は絶縁体7内に埋設されたコンタクト
部、81,91,101 はコンタクト用接続端子、11,12はコ
ンタクト部8,9,10を囲むように絶縁体7内に埋設
された面状ヒータ、111 ,112 はヒータ用接続端子であ
る。
【0009】上述の面状ヒータ11,12のヒータ用接続端
子111 ,121 には、電源供給用の多芯ケーブル3のうち
の一部の導線34,35が接続され、別途、外部から電源の
供給を受けることなく、面状ヒータ11,12が常時適当な
温度(例えば20℃程度)に加温されるようになってい
る。なお、コンタクト用接続端子81,91,101 には、導
線31,32,33がそれぞれ接続されている。
【0010】このようなコネクタ1は、たとえ、環境試
験室内の温度が低温になっても、常時、電源の供給を受
けて発熱している面状ヒータ11,12によって、適度に加
温されているため、確実に結露の発生が防がれる。
【0011】また、異なる実施形態として、図3(A)
に示すように、面状ヒータ11〜14を4枚設けてもよく、
また、図3(B)に示すように、面状ヒータに代えて線
状の通電発熱体15,16をU字状に折曲したものを絶縁体
7内に埋設してもよく、図3(C)に示すように、絶縁
体7,7とコンタクトケース5との間に固体状の通電発
熱体17を介装してもよい。その通電発熱体17は、例えば
耐熱性の合成樹脂内に線状の導電性発熱材を埋設したも
の等が考えられる。
【0012】図4は別の実施形態を示し、この場合、コ
ンタクトケース5の外側に面状ヒータ18を巻回装着させ
るようにしたものであり、例えば図示のように、マジッ
クテープ181 、182 等で着脱自在に固定できるように
し、多芯ケーブル3から取り出した導線34、35で給電す
るようにし、かつ、通電状態の確認用のパイロットラン
プ40を設けている。なお、図示は省略するが、バイメタ
ルやポジスタ(商品名)等の温調装置を設けてもよく、
また、自己温調型のヒータを用いてもよい。
【0013】図5はさらに別の実施形態を示し、この場
合、プラグ付きの温調装置41を介して別のコンセント
(図示省略)から着脱可能な面状ヒータ18に給電するよ
うにしている。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の結露防止
機能付きコネクタによれば、電源側のコネクタ本体に、
ヒータを設けて結露を防止するようにしたので、低温な
場所に設けても結露が発生することはなく、漏電等のト
ラブルの発生を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の結露防止機能付きコネクタの
一実施形態を示す縦断面図、(B)は横断面図である。
【図2】同斜視図である。
【図3】(A)〜(C)は本発明の結露防止機能付きコ
ネクタの異なる実施形態を示す断面図である。
【図4】同別の実施形態を示す斜視図である。
【図5】同さらに別の実施形態を示す斜視図である。
【符号の説明】
3…電源ケーブル、4…コネクタ本体、7…絶縁体、1
1,12,13,15,16,17,18…ヒータ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源側のコネクタ本体に、結露防止用の
    ヒータを設けてなることを特徴とする結露防止機能付き
    コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記ヒータが、前記コネクタ本体の外部
    に巻装された面状ヒータであることを特徴とする請求項
    1に記載の結露防止機能付きコネクタ。
  3. 【請求項3】 前記ヒータが前記コネクタ本体に設けら
    れた絶縁体内に埋設された線状または面状の通電発熱体
    であり、かつ、その電源を前記コネクタ本体に接続され
    た電源ケーブルから得ていることを特徴とする請求項1
    に記載の結露防止機能付きコネクタ。
JP24986797A 1997-08-30 1997-08-30 結露防止機能付きコネクタ Pending JPH1174032A (ja)

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