JP2005110341A - コイル成形装置およびその方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 1台の装置で中間成形と拡張成形との両工程を完全に実施することができるコイル成形装置およびその方法を提供すること。
【解決手段】 作業位置の下方に砲弾状部材2を,上方に上方成形部7を設けている。そして砲弾状部材2に,ブレード部材3を設け,ブレード部材3の径方向外向きの迫り出し動作によりコイルの中間成形を行う。さらに,砲弾状部材2と上方成形部7とにそれぞれ第1拡張部材4,第2拡張部材8を設け,第1拡張部材4および第2拡張部材8の径方向外向きの迫り出し動作によりコイルの拡張成形を行う。これにより,1台の装置で中間成形と拡張成形との両工程を実施し,コイル成形を完結できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は,モータや発電機等の回転電機のアウターコアのスロットに挿入されたコイルを,後続のコイルの挿入等の後工程の便宜のために成形するコイル成形装置およびその方法に関するものである。
回転電機の製造過程では,あらかじめ導線を巻回したコイルを複数個用意しておき,これらを順次,アウターコア(多くはステータコア)のスロットに挿入していく。ここにおいて,スロットに挿入されたコイルはそのままでは,後続のコイルの挿入等の後工程に対する邪魔となる。このため,挿入されたコイルを成形し,後工程の邪魔にならないようにする必要がある。そのための成形技術として従来提案されているものとして,特許文献1,2等が挙げられる。
コイルの成形工程は基本的に,中間成形と拡張成形との2工程に分けられる。中間成形工程は,コイルのエンド部分(コアの端部からはみ出た部分)を径方向外側に向けて押し出すとともに,コイルのサイド部分(スロット内に位置する部分)をスロットの底に向けて押圧する工程である。ところがこれだけでは,コイルのエンド部分を,スロットの外径部までしか広げられない。さらに,コイルのスプリングバック(復元力)により,エンド部分が内向きに少し戻ってきてしまう。このため,完全には後工程のためのスロットスペースを空けることができない。そこで,中間成形工程後に,コイルのエンド部分をさらに外側へ向けて広げる拡張成形工程が必要なのである。
特開平11−27889号公報 特開平5−304748号公報
しかしながら,前記した従来の技術には,次のような問題があった。すなわち,中間成形と拡張成形との両工程を1台の装置で完全に行うことができないのである。例えば特許文献1の技術では,その図17に記載されている装置により,中間成形と拡張成形とを行うことができると考えられる。しかしこの装置における拡張成形は,同文献の段落[0009]に記載されているように,上下の成形型の軸方向の押圧によるものにすぎず,不十分である。そのため,同文献の図2等に示されるように,別の装置を使用してあらためて拡張成形する必要があった。特許文献2の技術においても,中間成形はともかく拡張成形は不十分であった。このように従来は,中間成形と拡張成形とに別個の装置を要し,工程数や設備上の負担となっていた。
本発明は,前記した従来の技術が有する問題点を解決するためになされたものである。すなわちその課題とするところは,1台の装置で中間成形と拡張成形との両工程を完全に実施することができるコイル成形装置およびその方法を提供することにある。
この課題の解決を目的としてなされた本発明のコイル成形装置は,アウターコアのスロットに挿入されたコイルを成形する装置であって,アウターコアの内側に軸方向の一方から進入する砲弾状部材と,砲弾状部材に内蔵され,径方向に迫り出すことによりアウターコアのスロットに進入するブレード部材と,砲弾状部材における,アウターコアへの進入方向にブレード部材より後方の位置に設けられ,径方向に迫り出すことにより,コイルのアウターコアの一端からはみ出た部分を外向きに押し出す第1拡張部材と,アウターコアを挟んで砲弾状部材と反対側に位置し,アウターコアの軸方向に移動する拡張部材ホルダと,拡張部材ホルダに設けられ,径方向に迫り出すことにより,コイルのアウターコアの他端からはみ出た部分を外向きに押し出す第2拡張部材とを有するものである。
このコイル成形装置によるコイル成形は,次のようにして実施される。すなわち,砲弾状部材を,コイルが挿入されたアウターコアの内側に進入させる。これにより,ブレード部材がアウターコアのコイルに対面する状態とする。そして,ブレード部材を砲弾状部材から径方向に迫り出させる。すると,ブレード部材がアウターコアのスロットに進入する。これにより,コイルのアウターコアの一端からはみ出た部分がスロットの外径部まで押し出される。これがコイルの中間成形である。次に,第1拡張部材および第2拡張部材をアウターコアの両端部に面する状態とする。これにより,第1拡張部材および第2拡張部材がコイルのアウターコアの一端からはみ出た部分に対面する状態とする。そして,第1拡張部材および第2拡張部材を径方向に迫り出させる。これにより,コイルのアウターコアの一端からはみ出た部分がスロットの外径部からさらに外側へ押し出される。これがコイルの拡張成形である。以上のようにして,1台のコイル成形装置にて中間成形と拡張成形とを実行できるのである。
本発明のコイル成形装置において,砲弾状部材は,軸方向への移動によりブレード部材を径方向に移動させる開閉カムを有し,ブレード部材には,開閉カムと噛み合うカム溝が形成されていることとするとよい。このようにした場合には,開閉カムを軸方向への移動させると,開閉カムとカム溝との協働により,ブレード部材が径方向に移動することとなる。これにより,ブレード部材の径方向への迫り出しを実現できる。
本発明のコイル成形装置においてはさらに,砲弾状部材および拡張部材ホルダが,径方向に対して斜めに設けられるとともに軸周りに回転する拡張カムを有し,第1拡張部材および第2拡張部材には,拡張カムに噛み合う噛み合い部が設けられていることとするとよい。このようにした場合には,拡張カムを回転させると,拡張カムと噛み合い部との協働により,第1拡張部材および第2拡張部材が径方向に移動することとなる。これにより,第1拡張部材および第2拡張部材の径方向への迫り出しを実現できる。
本発明によれば,1台の装置で中間成形と拡張成形との両工程を完全に実施することができるコイル成形装置およびその方法が提供される。
以下,本発明を具体化した最良の形態について,添付図面を参照しつつ詳細に説明する。本形態は,モータのステータコアに挿入されたコイルを成形するコイル成形装置として,本発明を具体化したものである。
本形態に係るコイル成形装置は概略,図1に示す全体構成を有する。図1のコイル成形装置は,基台1上に,砲弾状部材2を備えている。この砲弾状部材2には,ブレード部材3が内蔵されている。さらに砲弾状部材2には,ブレード部材3より下方の位置に,第1拡張部材4が備えられている。また,基台1に対して支柱5により上板6が支えられており,上板6には上方成形部7が設けられている。上方成形部7には第2拡張部材8が備えられている。砲弾状部材2は,ブレード部材3および第1拡張部材4とともに,基台1に対して昇降可能とされている。また,上方成形部7も,第2拡張部材8とともに上板6に対して昇降可能とされている。そして,砲弾状部材2と上方成形部7との間には,別に設けたコア搬送装置により,ワーク100,すなわちステータコアを保持したワークパレット101が,図1の紙面に対して垂直な方向から搬送されてくるようになっている。
砲弾状部材2について,図2によりさらに説明する。砲弾状部材2には,前述のようにブレード部材3が内蔵されている。ブレード部材3は,平板上の部材であって,砲弾状部材2に対して径方向に移動できるようになっている。図1,図2ではブレード部材3は左右2枚しか存在しないかのように描かれているが,実際には,砲弾状部材2の中心の周りに多数設けられている。ブレード部材3は,実際にはその外辺31でコイルの成形を行う。外辺31の下方には,凹部32が形成されている。また,ブレード部材3の内辺側には,カム溝33が形成されている。
砲弾状部材2の中心に沿って,カム軸9が設けられている。カム軸9には,ブレード部材3のカム溝33と噛み合う傘状のカム部材91が取り付けられている。カム軸9およびカム部材91は一体として,砲弾状部材2に対して上下方向に移動できるようにされている。このカム軸9およびカム部材91の上下移動は,砲弾状部材2の基台1に対する昇降移動とは独立である。また,砲弾状部材2の内部には,ブレード部材3の上下方向の移動を規制する規制部材92が設けられている。これにより,ブレード部材3を径方向外向きに迫り出させたり,元の位置に戻したりできるようになっている。図2中のブレード部材3は元の位置を示している。ブレード部材3が迫り出した状態を図3に示す。この状態において,ブレード部材3に凹部32が形成されていることにより,ブレード部材3と第1拡張部材4との干渉が防止されている。なお,図2に示されるカム軸9の位置からの上昇量の加減により,ブレード部材3の迫り出し量を調節することができる。
ブレード部材3の下方には,前述の第1拡張部材4を径方向外向きにに迫り出させる迫り出し機構として,ドーナツ状のカムディスク41と,その取っ手42が設けられている。カムディスク41の図2中上側の面には,図4に示すように,径方向に対して傾斜したカム溝43が形成されている。一方,第1拡張部材4は,ベース部材44に取り付けられており,そのベース部材の下部にはカムピン45が形成されている。このカムピン45が,カムディスク41のカム溝43に挿入された格好になっている。なお,図1,図2では第1拡張部材4は左右2枚しか存在しないかのように描かれているが,実際には図4に見るように,砲弾状部材2の中心の周りに多数設けられている。第1拡張部材4は,実際にはその凹部46でコイルの成形を行う。そして,取っ手42によりカムディスク41を,軸周りに回転させることができるようになっている。ただし,第1拡張部材4およびベース部材44は,径方向にのみ移動可能とされており,カムディスク41とともに回転することはない。したがって,傾斜したカム溝43とカムピン45との協働により,第1拡張部材4を径方向に迫り出させた状態を実現できるようになっている(図5,図6)。図6は,ブレード部材3を基の状態に戻し第1拡張部材4のみを迫り出させた状態を描いたものである。なお,カムディスク41の回転量の加減により,第1拡張部材4の迫り出し量を調節することができる。あるいは,カムディスク41におけるカム溝43の長さや径方向に対する角度によっても,第1拡張部材4の迫り出し量を調節することができる。
次に,図1中の上方成形部7について述べる。上方成形部7も,前述の第2拡張部材8を径方向に迫り出させる迫り出し機構を有している。この機構は,砲弾状部材2の下部のカムディスク41等の機構と同じ機構であるので,詳細な説明は省略する。ただし,砲弾状部材2のものとは上下逆さに配置されている。また,カムディスク41がドーナツ状であることにより,その内部に砲弾状部材2の先頭が進入しうるようになっている。砲弾状部材2を上昇させ,かつ上方成形部7を下降させた際に干渉しないようにするためである。
なお,図7中に見るように実際には,砲弾状部材2が3基,上方成形部7が2基設けられている。その理由は,第1相〜第3相の各コイルごとに,ブレード部材3や第1拡張部材4,第2拡張部材8に求められる形状や個数が異なるからである。このため各相のコイルごとに,それぞれ専用の砲弾状部材2および上方成形部7を設けているのである。ただし,最終相である第3相目のコイルの挿入後には,中間形成のみ行い拡張形成は行わない。その後にさらにコイルが挿入されることがないからである。このため,上方成形部7の個数が2基となっているのである。また,第3相用の砲弾状部材2には,第1拡張部材4およびその迫り出し機構が設けられていない。なお図7は,図1のコイル成形装置を側方から見た状況を,砲弾状部材2および上方成形部7以外の構成要素を省略して描いたものである。
続いて,本形態に係るコイル成形装置によるコイルの成形動作を説明する。まず,該当する相用の砲弾状部材2および上方成形部7を作業位置にセットする。そして,砲弾状部材2を下降させ,上方成形部7を上昇させておく。また,ブレード部材3,第1拡張部材4,および第2拡張部材8のすべてを内側に収納しておく。この状態で,ワークパレット101に保持されたワーク100をコイル成形装置の作業位置に受け入れる。ここから成形動作が開始される。この時点では,ワーク100,すなわちステータコアにコイルが挿入されてはいるが,図8の(a)に示すように,コイルの全体がほぼ垂直となっている。すなわち,コイルのエンド部分102が外側に押しのけられていない。特に上側のエンド部分102はむしろ内側に少し迫り出している状況である。このため,次相のコイルの挿入が妨げられる状態となっている。
そこで,砲弾状部材2を上昇させ,ワーク100の内側に進入させる。そして,ブレード部材3の外辺31がワーク100に対面する状態とする。この状態を図9に示す。この状態では,コイルの上のエンド部分102が,図8の(a)の状態に比してやや外側に押しのけられている。砲弾状部材2の先頭がワーク100の内側に下から進入したことによる。この状態から,図2中のカム軸9を上昇させる。すると,カム部材91とカム溝33との作用により,ブレード部材3が径方向外向きに迫り出す。したがってブレード部材3は,図3に示す状態となる。これによりコイルのエンド部分102が,ワーク100のスロットの外径部まで広げられる。すなわち,図8の(b)に示す状態となる。この,図8の(a)から(b)への操作が中間成形である。中間成形後には,ブレード部材3を元の状態に戻す。
ここで,コイルの相による中間成形の違いを説明する。そのためにまず,挿入済スロットと未挿入スロットとによるブレード部材3の作用の違いを説明する。図10に示すように,挿入済スロット104においては,ブレード部材3は,スロット内にわずかにしか進入しない。スロット内に既にコイルのサイド部分103が存在し,これをスロットの底に向けて押圧するだけだからである。これに対し,未挿入スロット105においては,ブレード部材3は,スロットの底付近まで進入する。コイルのエンド部分102をスロットの外径部まで広げるためである。次に相ごとの違いを説明する。第1相のコイルの挿入後においては,図11に示すように,4本の未挿入スロット105と2本の挿入済スロット104とでスロットの配置の1周期をなしている。第2相のコイルの挿入後においては,図12に示すように,2本の未挿入スロット105と4本の挿入済スロット104とでスロットの配置の1周期をなしている。なお,第3相のコイルの挿入後においては,すべてのスロットが挿入済スロットとなる。各相の専用の砲弾状部材2におけるブレード部材3の配置は,これに対応したものとされている。
第1相または第2相のコイルの挿入後は,中間成形に続いて拡張成形を行う。このため砲弾状部材2を,図9に示した位置からさらに上昇させる。また,上方成形部7を下降させる。これにより,上下の第1拡張部材4,第2拡張部材8をコイルのエンド部分102に当接させた状態とする。この状態を図13に示す。この状態から,上下とも,カムディスク41を回転させて図5の状態とする。すると,カム溝43とカムピン45との協働により,第1拡張部材4,第2拡張部材8が径方向外向きに迫り出す。したがって第1拡張部材4は,図6に示す状態となる。第2拡張部材8も同様の状態となる。これによりコイルのエンド部分102が,ワーク100のスロットの外径部からさらに外側へ広げられる。すなわち,図8の(c)に示す状態となる。この,図8の(b)から(c)への操作が拡張成形である。
拡張成形についてもコイルの相による違いがある。拡張成形は,中間成形について図10で説明した未挿入スロットについてのみ行われる成形だからである。したがって,第1相のコイルの挿入後と第2相のコイルの挿入後とでは,拡張成形を行うべきスロットの数または場所が異なる。また,第3相のコイルの挿入後には,拡張成形を行うべきスロットはもはやない。第1相および第2相の専用の砲弾状部材2における第1拡張部材4の配置は,これに対応したものとされている。各相の専用の上方成形部7における第2拡張部材8の配置も同様である。
以上のようにして中間成形および拡張成形がなされると,第1拡張部材4および第2拡張部材8は元通り収納される。そして,砲弾状部材2は下降し,上方成形部7は上昇する。そして,ワーク100を保持したワークパレット101は次工程へ向けて移動していく。むろんこの状態では,次工程(次の相のコイル挿入等)においてコイルのエンド部分102が邪魔になることはない。
以上詳細に説明したように,本形態に係るコイル成形装置では,作業位置の下方に砲弾状部材2を,上方に上方成形部7を設けている。そして砲弾状部材2に,ブレード部材3を設け,ブレード部材3の径方向外向きの迫り出し動作によりコイルの中間成形を行うようにしている。さらに,砲弾状部材2と上方成形部7とにそれぞれ第1拡張部材4,第2拡張部材8を設け,第1拡張部材4および第2拡張部材8の径方向外向きの迫り出し動作によりコイルの拡張成形を行うようにしている。これにより,1台の装置で中間成形と拡張成形との両工程を実施し,コイル成形を完結できるコイル成形装置およびその方法が実現されている。本形態に係るコイル成形装置では特に,拡張成形についても,軸方向の動作ではなく径方向外向きの迫り出し動作により実施するようにしている。このため,中間成形後のコイルのエンド部を十分に径方向外側へ拡張できる。したがって,その後に別の装置で拡張成形をやり直す必要なく,次の相のコイルの挿入等を行うことができる。
なお,本実施の形態は単なる例示にすぎず,本発明を何ら限定するものではない。したがって本発明は当然に,その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良,変形が可能である。
最良の形態に係るコイル成形装置の全体構成を示す正面図である。 コイル成形装置における砲弾状部材の内部構造図である。 ブレード部材を迫り出させた状態を示す砲弾状部材の内部構造図である。 拡張部材を径方向に迫り出させるカムディスクを示す平面図である。 拡張部材を径方向に迫り出させた状態を示すカムディスクの平面図である。 拡張部材を径方向に迫り出させた状態を示す砲弾状部材の内部構造図である。 コイル成形装置の主要な構成要素を示す側面図である。 コイルの成形作業の進捗によるコイルエンドの形状の変化を示す側面図である。 中間成形を行う前の状況を示す部分断面図である。 コアの挿入済スロットおよび未挿入スロットにおける中間成形時のブレード部材の作用を示す平面図である。 第1相コイルの挿入後の状況を示す平面図である。 第2相コイルの挿入後の状況を示す平面図である。 拡張成形を行う前の状況を示す部分断面図である。
符号の説明
2 砲弾状部材
3 ブレード部材
4 第1拡張部材
7 上方成形部(拡張部材ホルダ)
8 第2拡張部材
33 カム溝
43 カム溝(拡張カム)
45 カムピン(噛み合い部)
91 カム部材(開閉カム)

Claims (4)

  1. アウターコアのスロットに挿入されたコイルを成形するコイル成形装置において,
    アウターコアの内側に軸方向の一方から進入する砲弾状部材と,
    前記砲弾状部材に内蔵され,径方向に迫り出すことによりアウターコアのスロットに進入するブレード部材と,
    前記砲弾状部材における,アウターコアへの進入方向に前記ブレード部材より後方の位置に設けられ,径方向に迫り出すことにより,コイルのアウターコアの一端からはみ出た部分を外向きに押し出す第1拡張部材と,
    アウターコアを挟んで前記砲弾状部材と反対側に位置し,アウターコアの軸方向に移動する拡張部材ホルダと,
    前記拡張部材ホルダに設けられ,径方向に迫り出すことにより,コイルのアウターコアの他端からはみ出た部分を外向きに押し出す第2拡張部材とを有することを特徴とするコイル成形装置。
  2. 請求項1に記載するコイル成形装置において,
    前記砲弾状部材は,軸方向への移動により前記ブレード部材を径方向に移動させる開閉カムを有し,
    前記ブレード部材には,前記開閉カムと噛み合うカム溝が形成されていることを特徴とするコイル成形装置。
  3. 請求項1に記載するコイル成形装置において,
    前記砲弾状部材および前記拡張部材ホルダは,径方向に対して斜めに設けられるとともに軸周りに回転する拡張カムを有し,
    前記第1拡張部材および前記第2拡張部材には,前記拡張カムに噛み合う噛み合い部が設けられていることを特徴とするコイル成形装置。
  4. アウターコアのスロットに挿入されたコイルを成形するコイル成形方法において,
    アウターコアの内側に軸方向の一方から進入する砲弾状部材と,
    前記砲弾状部材に内蔵され,径方向に迫り出すことによりアウターコアのスロットに進入するブレード部材と,
    前記砲弾状部材における,アウターコアへの進入方向に前記ブレード部材より後方の位置に設けられ,径方向に迫り出すことにより,コイルのアウターコアの一端からはみ出た部分を外向きに押し出す第1拡張部材と,
    アウターコアを挟んで前記砲弾状部材と反対側に位置し,アウターコアの軸方向に移動する拡張部材ホルダと,
    前記拡張部材ホルダに設けられ,径方向に迫り出すことにより,コイルのアウターコアの他端からはみ出た部分を外向きに押し出す第2拡張部材とを有するコイル成形装置を用い,
    前記砲弾状部材をコイルが挿入されたアウターコアの内側に進入させ,
    前記ブレード部材を前記砲弾状部材から径方向に迫り出させてコイルの中間成形を行い,
    前記第1拡張部材および前記第2拡張部材をアウターコアの両端部に面する状態とし, 前記第1拡張部材および前記第2拡張部材を径方向に迫り出させてコイルの拡張成形を行うことを特徴とするコイル成形方法。
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