JP2005109851A - スピーカ - Google Patents

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Abstract

【課題】 小口径のスピーカであっても、ダンパーの振動面積を大きくすることが可能で、低域のための大きい振幅を得ることができ、最低共振周波数をも下げることのできるスピーカを提供する。
【解決手段】 下部外周部にボイスコイル17を捲回し、かつ上部外周部に複数の係合片18a〜18dを形成したボビン18と、前記各係合片18a〜18dと対応する部位に、それぞれ挿通部19a〜19d、20a〜20dを形成した上下一対のダンパー19,20と、上下一対のダンパー19,20を、所要の間隔に保持するためのスペーサ21とから構成され、スピーカが組立てられた際、上下一対のダンパー19,20の外周部を、スペーサ21を介してフレーム上に固定するとともに、ボビン18とダンパー19,20とを各挿通部において一体的に固着する。
【選択図】 図2

Description

この発明は、各種の音響機器に使用されるスピーカ、より具体的には、口径の小さなスピーカに関するものである。
一般的なスピーカにおいて、ダンパーは、性能的にはエッジと同様に、最低共振周波数に影響を与え、平面視がドーナツ状で、その内径部はボイスコイル・ボビン(以下、単に「ボビン」という。)の外周部に接着剤で接合固着され、その外径部はフレームの内底部の近傍に形成された平坦部に固着されるもので、前記ボビンの上部外周部には、コーン形状の振動板の中心部(ネック部)が接合固着されている。
たとえば、パーソナル・コンピュータ(以下、「パソコン」という。)などに搭載される場合は、取付け上の制約から、外径の小さいスピーカが使用されることが多いが、外径が制約される一方、ハイパワーや低音再生の要求を満たす必要性から、図7に示すスピーカ1のようにボイスコイル径を大きくする場合がある。
このスピーカ1は、図7で明らかなように、振動板2の外径を小さくするとともに、ボイスコイル径を大きくしているので、ボビン3の外周部とフレーム4の内周部との間に形成される空間部が極端に狭くなって、ダンパー5を配置できる空間が少なくなるので、ダンパー5の振動面積を大きくすることが不可能で、大きい振幅を得ることが困難である。
その結果、振幅の直線性が損なわれて歪みが増大したり、最低共振周波数を下げることが困難となり低域再生の点で不利となったりする。
前記の問題に対処するため、振動板、ボイスコイルを捲回したボビン、ダストキャップおよびリード線からなる振動系を、振動板の外周部に一体的に設けられるエッジのみで、フレームの開口部に形成された平坦部に保持する方法が考えられる。
しかしながら、前記のエッジのみによる振動系の保持は、低域で大きい振幅となった場合、振動系部品がローリングを起こし、ボイスコイルやボビンが磁気回路の構成部材に接触し易く、耐入力を上げることができない。
このローリングに起因する問題を解決するため、磁気回路のギャップを広げて、ボイスコイルやボビンが磁気回路の構成部材に接触しないようにすることが可能であるが、ギャップを広げることは磁束密度の低下を来たし、音圧が低下するという欠点がある。
この発明はかかる現状に鑑み、ボビン外周部とフレーム内周部との間に形成される空間部が狭い小口径のスピーカであっても、ダンパーの振動面積を実質的に大きくすることが可能で、低域のための大きい振幅を得ることができ、最低共振周波数をも下げることのできるスピーカを提供せんとするものである。
前記の目的を達成するため、この発明の請求項1に記載のスピーカは、
少なくとも、
下部外周部にボイスコイルを捲回するとともに、上部外周部に所要の間隔を存して複数の係合片を形成したボビンと、
前記ボビンの各係合片と対応する部位に、それぞれ挿通部を形成した上下一対のダンパーを有するスピーカであって、
組立てられた際、前記上下一対のダンパーが、互いに所要の間隔を存してボビンと同心状に配置され、かつ前記ボビンと前記ダンパーとは各挿通部において固着されていること
を特徴とするものである。
また、この発明の請求項2に記載のスピーカは、
少なくとも、
下部外周部にボイスコイルを捲回するとともに、上部外周部に所要の間隔を存して複数の係合片を形成したボビンと、
前記ボビンの各係合片と対応する部位に、それぞれ挿通部を形成した上下一対のダンパーと、
前記上下一対のダンパーを、互いに所要の間隔に保持するためのスペーサを有するスピーカであって、
組立てられた際、前記上下一対のダンパーの外周部が、前記スペーサを介してフレーム内周部の所要部位に固定されるとともに、前記ボビンと前記ダンパーとは各挿通部において固着されていること
を特徴とするものである。
また、請求項3に記載の発明は、
請求項1又は2に記載のスピーカにおいて、
前記上下一対のダンパーは、
それぞれが、前記挿通部に中心部に向かって延出するスリットを有すること
を特徴とするものである。
また、請求項4に記載の発明は、
請求項1又は2に記載のスピーカにおいて、
前記上下一対のダンパーは、
それぞれが、前記挿通部の少なくとも一方の端部に、中心部に向かって延出するスリットを有すること
を特徴とするものである。
また、請求項5に記載の発明は、
請求項1〜4のいずれかに記載のスピーカにおいて、
前記上下一対のダンパーは、
ともに同一の形態のものであること
を特徴とするものである。
また、請求項6に記載の発明は、
請求項1〜4のいずれかに記載のスピーカにおいて、
前記上下一対のダンパーは、
互いに異なる形態のものであること
を特徴とするものである。
また、請求項7に記載の発明は、
請求項1〜4のいずれかに記載のスピーカにおいて、
前記上下一対のダンパーは、
断面形状が共に波型又は平板状であること
を特徴とするものである。
また、請求項8に記載の発明は、
請求項1〜4のいずれかに記載のスピーカにおいて、
前記上下一対のダンパーは、
一方の断面形状が波型で、他方が平板状であること
を特徴とするものである。
また、請求項9に記載の発明は、
請求項1〜8のいずれかに記載のスピーカにおいて、
前記上下一対のダンパーは、
上方に配置されるダンパーの上面中心部に、振動板の中心部が固着されていること
を特徴とするものである。
さらに、請求項10に記載の発明は、
請求項1〜8のいずれかに記載のスピーカにおいて、
前記ボビンは、
各係合片の上部外周部に、振動板の内周部が固着されていること
を特徴とするものである。
さらにまた、請求項11に記載の発明は、
請求項2〜10のいずれかに記載のスピーカにおいて、
前記スペーサは、
上下一対のダンパーの外径とほぼ同じ外径を有する、所要高さの円筒体からなること
を特徴とするものである。
この発明のスピーカは、ボイスコイルを捲回したボビンをフレームに保持するに際し、ボビンを、当該ボビンの外周部に所要間隔を存して配設される上下一対のダンパーで保持するよう構成したので、小口径のスピーカにおいて、ボビンの外周部とフレームの内周部との間に形成される空間部が狭くても、ダンパーの実質的な振動面積を大きくすることが可能で、その結果、振幅の直線性が保持され、歪みが生ぜず、最低共振周波数を下げることができ、低域再生を有利に行うことができる。
特に、この発明のスピーカは、ボビンを所定の間隔を存して配置される上下一対のダンパーで保持するに際し、ボビンの上部に複数の係合片を等間隔で形成するとともに、この係合片に対応させて各ダンパーに、係合片を貫通させるための挿通孔をそれぞれ形成し、ボビンに各ダンパーを挿通させるという簡単かつ容易な手段を採用したので、スピーカの製造を簡易にすることができる。
また、各ダンパーは、ボビンの係合片に対応させて形成した挿通孔の一方の端部からダンパーの中心部に向けてスリットを形成しているので、環状方向の拘束がないためダンパー内に歪みが発生し難く、直線的な上下運動を得ることができる。
さらに、ボビンに配される上下一対のダンパーは、その外周部がスペーサを介してフレーム内周部の所要部位に固定されることによって、一対のダンパーを所要間隔で平行に保持することができ、しかもボビンとダンパーとの固着を容易に行うことができる。
さらにまた、ボビンに配置される上下一対のダンパーの素材や形態を変化させることによって、また、ダンパーに形成するスリットの本数、長さ、形状を自由に選択することによって、スピーカの音質を変化させることも可能となる。
また、ボビンの上方に配置されるダンパーの中心部に、振動板の中心部を固着させることによって、機械系の速度共振点を利用したバンドパスフィルタ的な働きを付与し、低音再生専用のスピーカとして応用できる可能性があるなど実用上多大の効果を奏するものである。
以下、この発明にかかるスピーカの好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて具体的に説明するが、この発明は図示のものに限定されず、その要旨を変更しない範囲内において種々変更することができるものである。
図1はこの発明のスピーカの一例を示す概略断面図、図2は図1に示すスピーカ要部の一例を示す分解斜視図、図3はスピーカ要部の他の例を示す分解斜視図である。
この発明のスピーカ10は、パソコン等に使用される口径の小さなスピーカであって、図1に示されるように、ポットヨーク11、マグネット12およびポールピース13から構成される内磁型の磁気回路14と、フレーム15と、コーン型の振動板16と、ボイスコイル17と、前記ボイスコイル17が捲回されたボビン18と、上下一対のダンパー19,20と、前記上下一対のダンパー19,20を所要の間隔に保持するスペーサ21とで構成されている。
なお、図1において、23はボイスコイル17と入力端子27とを繋ぐ錦糸線、24はエッジ、25はガスケット、26はダストキャップである。
前記構成のスピーカ10において、ボビン18は、図2で明らかなように、所要長さと径とを有する円筒状で、その下部外周部にボイスコイル17を捲回するとともに、上縁部から下方に向けて複数の切欠き部を等間隔で設けることで、複数(実施例では4つ)の円弧状の係合片18a〜18dが形成されている。
また、上下一対のダンパー19,20は、中心部から外周部に同心円状に円弧状の凸部と凹部とを、交互に連続的に形成した断面波型(コルゲーション)のもので、前記のボビン18に形成された各係合片18a〜18dと対応する部位には、それぞれ周方向に円弧状の挿通孔19a〜19dおよび20a〜20dが形成されているとともに、各挿通孔の両端部から中心部に向かってそれぞれスリットSが形成されている。
前記挿通孔19a〜19dおよび20a〜20dは、前記のようにダンパー19,20とボビン18とを互いに接合するために形成されるもので、その接合によりボイスコイル17を磁気回路14のギャップ内の所要部位に正確かつ確実に保持する。
なお、図2においては、各挿通孔19a〜19dおよび20a〜20dの両端部からダンパー19,20の中心方向に向けてスリットSを形成しているが、このスリットSは、その延出方向が各ダンパー19,20の中心方向に向かうものであれば、その形成部位や本数、さらには長さ等についてはなんら制限はない。
すなわち、前記挿通孔19a〜19d、20a〜20dからダンパー19、20の中心部方向に延出形成するスリットSは、その本数が単数であっても複数であってもよく、直線状であっても曲線でもよく、その形成部位は、挿通孔19a〜19d、20a〜20dの一方の端部からであっても、両端部からであっても、さらにはその中心部からであってもよい。
なお、複数のスリットSを形成する場合には、各スリットSは、その先端部を可能な限り中心部まで延出させることが好ましいが、ダンパーの素材や断面形状によっては、スリットSが極度に中心部まで延出すると、ダンパー自体の強度を損なうおそれがあるので、その長さ限度は実験的に定めればよい。
図2においては、各挿通孔19a〜19dおよび20a〜20dの両端部から同一長さに形成されているが、これに代えて、図3に示すように、ボビン18に形成された各係合片18a〜18dと対応するよう、ダンパー29,30に設けた各挿通孔29a〜29dおよび30a〜30dの一方の端部からは、中心に至る長いスリットSを設け、他方の端部からは前記スリットSよりは短いスリットS2を設けることによって、所要の強度を保持することができる。
この発明のスピーカ10においては、ボイスコイル17を磁気回路14のギャップ内に保持するに際し、ボビン18を、当該ボビンの上下方向において所要間隔を存して配される一対のダンパー19,20を介してフレーム15に装着するもので、ダンパー19,20は、前記ボビン18に形成された係合片18a〜18dと相対する部位に挿通孔19a〜19d、20a〜20dが同一円状に周方向に沿って形成され、かつ各挿通孔19a〜19d、20a〜20dが中心部に向かうスリットSを有していれば、その素材や断面形状に制限はなく、たとえば断面波型のものに代えて平板状の形態を有するものであってもよい(後述する図6の上方のダンパー19A参照)。
また、ボビン18に挿通される上下一対のダンパー19,20は、当該ボビンの内周部において接着剤で固着されるものであるが、各ダンパー19,20の外周部は、フレーム15内周部の所要部位に接着剤を使用して固着されるものである。
この実施の形態において、図1〜図3に示すように、所要高さの円筒状のスペーサ21を介することによって、ダンパー19,20の外周部を、簡単かつ容易にフレーム15内周部の所要部位に装着固定することができる。
すなわち、フレーム15の所要部位に形成された平坦な載置部15a上に、下方のダンパー20の外縁部を固着し、当該外縁部上にスペーサ21を固着し、上方のダンパー19の外縁部をスペーサ21の上縁部に固着することによって、ダンパー19,20を正確に平行状態に保持することができ、かつボビン18はダンパー19,20を介してフレーム15に簡単かつ容易に、しかも確実に装着することができる。
かかる部材からなるスピーカ10は、その組立て順に特段の制限はないが、例えば、下方のダンパー20の所要部位に形成された挿通孔20a〜20dにボビン18の係合片18a〜18dをそれぞれ挿通し、ボビン18の内側に接着剤を塗布してボビン18とダンパー20との所定の接合部を接着固定し、ボイスコイル17が磁気回路14のギャップ内に保持されるように、冶具などを使用しながら前記ダンパー20の外縁部をフレーム15の載置部15aに固着する。
ついで、前記ダンパー20の外縁部上にスペーサ21の底部を接着固定したのち、上方のダンパー19を、その挿通孔19a〜19dをボビン18の係合片18a〜18dに係合させてフレーム15内に入れ、ダンパー19の外縁部を前記スペーサ21の上縁部に接着固定するとともに、ボビン18とダンパー19との接合部を接着固定し、しかるのち、ボビン18の上部外周部に振動板16の中心部を接着固定してスピーカ1を組立てることができる。
なお、この実施の形態においては、ボビン18とダンパー19,20との接着接合は、ボビン18の内周部である。また、スリットSの形状は図示の直線状に限定されるものではなく、その位置も挿入孔の中央部からダンパーの中心部に延出させることもでき、スリットの形状によっては、ボビン18の外周部である場合もある。
かかる構成のスピーカ10は、ボビン18外周部とフレーム15内周部との間に形成される空間部が狭い小口径のスピーカであっても、ダンパーの振動面積を大きくすることが可能で、低域のための大きい振幅を得ることができ、最低共振周波数をも下げることができる。
図4はこの発明に係るスピーカの他の例を示す概略断面図、図5は図4に示すスピーカの要部を示す分解斜視図であって、スピーカ40は、図1に示すスピーカ10が、振動板16がボビン18の先端外周部に固着されているのに対し、振動板16の中心部が、ボビン18の上方に固着されたダンパー19の中心部に固着されている点において異なるもので、その余の構成は基本的に同一である。
すなわち、スピーカ40において、ボビン18の上方に配置されるダンパー19の中心部に凹状の振動板固着部19eが形成され、振動板16の中心部は、前記振動板固着部19eと対応する中心部16aが形成されたもので、先に述べたスピーカ10の組立てと同様の手順によって、ボビン18とダンパー19とを固着したのち、ダンパー19の振動板固着部19eに振動板16の中心部16aを接着固定する。
かかる構造のスピーカ40は、通常のスピーカのように振動板がボビンと直結していないので、機械系の速度共振点を利用したバンドパスフィルタ的な働きを持つので、低音再生専用のスピーカとして応用できる可能性がある。
図6はこの発明のスピーカの要部のさらなる他の例を示す分解斜視図であって、ボビン18に装着する上下一対のダンパーを、下方のダンパー20は、図2に示すものと同一のもの、すなわち断面波型(コルゲーション)のものを使用しているのに対し、上方のダンパー19Aは薄い平板状のものを使用したもので、このダンパー19Aには、前記ボビン18に形成された各係合片18a〜18dと相対させて、それぞれ同一円周上に円弧状の挿通孔19a〜19dが形成され、かつ各挿通孔19a〜19dの一方の端部からは、それぞれ中心に達するスリットSを延出させるとともに、他方の端部からは、中心部に向けて前記スリットSよりも短いスリットSを設けたものである。
かかる構成の振動系を使用した場合には、前記スピーカ10,40と同様に、ダンパーの振動面積を実質的に大きくすることが可能で、低域のための大きい振幅を得ることができ、最低共振周波数をも下げることができ、同時にダンパー全体の質量を軽減させることができる。
なお、上下ダンパーの組み合わせは、図6の例に限られるものではなく、必要に応じた最適な組み合わせが可能である。
この発明のスピーカの一例を示す概略断面図である。 図1に示すスピーカの要部の一例を示す分解斜視図である。 図1に示すスピーカの要部の他の例を示す分解斜視図である。 この発明のスピーカの他の例を示す概略断面図である。 図4に示すスピーカの要部の一例を示す分解斜視図である。 この発明のスピーカの要部のさらなる他の例を示す分解斜視図である。 従来のスピーカの一例を示す概略断面図である。
符号の説明
10,40 スピーカ
14 磁気回路
15 フレーム
16 振動板
17 ボイスコイル
18 ボビン
18a〜18d ボビンに形成された係合片
19,20 ダンパー
19a〜19d ダンパーの挿通孔
20a〜20d ダンパーの挿通孔
21 スペーサ
S,S,S スリット

Claims (11)

  1. 少なくとも、
    下部外周部にボイスコイルを捲回するとともに、上部外周部に所要の間隔を存して複数の係合片を形成したボビンと、
    前記ボビンの各係合片と対応する部位に、それぞれ挿通部を形成した上下一対のダンパーを有するスピーカであって、
    組立てられた際、前記上下一対のダンパーが、互いに所要の間隔を存してボビンと同心状に配置され、かつ前記ボビンと前記ダンパーとは各挿通部において固着されていること
    を特徴とするスピーカ。
  2. 少なくとも、
    下部外周部にボイスコイルを捲回するとともに、上部外周部に所要の間隔を存して複数の係合片を形成したボビンと、
    前記ボビンの各係合片と対応する部位に、それぞれ挿通部を形成した上下一対のダンパーと、
    前記上下一対のダンパーを、互いに所要の間隔に保持するためのスペーサを有するスピーカであって、
    組立てられた際、前記上下一対のダンパーの外周部が、前記スペーサを介してフレーム内周部の所要部位に固定されるとともに、前記ボビンと前記ダンパーとは各挿通部において固着されていること
    を特徴とするスピーカ。
  3. 前記上下一対のダンパーは、
    それぞれが、前記挿通部に中心部に向かって延出するスリットを有すること
    を特徴とする請求項1又は2に記載のスピーカ。
  4. 前記上下一対のダンパーは、
    それぞれが、前記挿通部の少なくとも一方の端部に、中心部に向かって延出するスリットを有すること
    を特徴とする請求項1又は2に記載のスピーカ。
  5. 前記上下一対のダンパーは、
    ともに同一の形態のものであること
    を特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のスピーカ。
  6. 前記上下一対のダンパーは、
    互いに異なる形態のものであること
    を特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のスピーカ。
  7. 前記上下一対のダンパーは、
    断面形状が共に波型又は平板状であること
    を特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のスピーカ。
  8. 前記上下一対のダンパーは、
    一方の断面形状が波型で、他方が平板状であること
    を特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のスピーカ。
  9. 前記上下一対のダンパーは、
    上方に配置されるダンパーの上面中心部に、振動板の中心部が固着されていること
    を特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のスピーカ。
  10. 前記ボビンは、
    各係合片の上部外周部に、振動板の内周部が固着されていること
    を特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のスピーカ。
  11. 前記スペーサは、
    上下一対のダンパーの外径とほぼ同じ外径を有する、所要高さの円筒体からなること
    を特徴とする請求項2〜10のいずれかに記載のスピーカ。
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