JP2005109701A - Ip−faxプログラム、ip−faxサーバ装置及びこれらを用いたネットワーク記事配信システム。 - Google Patents

Ip−faxプログラム、ip−faxサーバ装置及びこれらを用いたネットワーク記事配信システム。 Download PDF

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Abstract

【課題】 T.38プロトコルを利用したゲートウェイ方式を採用することにより、IP網を介した電子データ、音声データ、画像データなどのあらゆる情報データの転送を統合して、データの一元管理を行い、オフィスワークの生産性の向上を図ること、さらにこれらのデータに対してプッシュ型P2P通信を可能とし、間違いなく受領確認のできるビジネス取引に有効な通信網を構築し、ビジネスプロセスの革新を図ることを目的とする。
【解決手段】 FAX画像のイメージファイルをT.38プロトコルにより送受信し、音楽、動画等のバイナリーファイル等をT.434プロトコルによりフォーマット変換した後、T.38プロトコルにより送受信する通信プロトコルドライバを設け、通信端末接続管理手段によって通信端末装置との接続制御を管理する。
【選択図】 図4


Description

本発明はIP(インターネット・プロトコル)網を介して電子、音声、画像、音楽、動画等の各種データを統合して送受信を行うためのインターネット通信装置及びそのソフトウェア等に関する。
インターネット等の通信ネットワークを介して、各種データを送受信する方式として種々の方法が知られており、以下にその方式の概要を示す。
メール添付方式はSMTPプロトコルを利用してメールを受信側サーバに転送し、受信側端末はPOP3等のプロトコルで受信側サーバのメールボックスにアクセスして取り出す方式である。この方法はPULL型と呼ばれる方式であり、受信側端末は常時稼動している必要がない利点を有するが、送信側には責任がなく、送信側から見るとファイルが送達されたか否か不明であり、また中継サーバを介して転送されるのでセキュリティにも問題がある。
FTP方式はFTPプロトコルを利用してインターネット上でファイルを転送する方式であり、メール添付方式と同様、PULL型通信方式の欠点を有するほか、FTPファイル全部を送り終わらなければ受信側は何の処理も開始できず、ファイル転送中にエラーが発生した場合には、すべてを再送する必要がある。また、同時アクセス数が多い場合には、ファイルサーバの負荷も大きくなるなどの欠点がある。
インスタント・メッセンジャー方式(以下、IM方式)は短文のテキストをリアルタイムで送受信する方式であり、ファイルが直接相手側に送信されるので、ファイルが送達されたか否かがすぐ分かる利点があるが、送受信側とも同一のログイン・サーバに登録する必要があり、プロトコルも標準化されないため、異なったメーカのソフト間ではファイルの転送ができない場合もある。
このような種々の通信方式のもとで、多くの企業では情報の有効な伝達、利用のためにイントラネットを構築し、拠点内はLANで、拠点間はWANで接続してIP網を経由してデータの転送を行っているのが現状である。
このようなデータの転送に関し、IP網上を転送されるバイナリーファイルに着目すると、このファイルに対してはFTPプロトコルを利用してファイルの転送を行っている。これは、一旦ファイルサーバにデータを転送し、他のクライアント端末からサーバにアクセスしてデータの受取を行うものであり、PULL型の通信方式である。メール添付方式と同じであり、結局インターネット上では純粋なPUSH型のP2P通信は行われておらず、あくまで擬似的なPUSH型通信が行われているに過ぎない。
IM方式を採用してもインスタントメッセージ用のサーバに通信端末装置を登録しておく必要があり、さらに各メーカ同士のソフト間には互換性がないため、グローバルな利用には向いていない。
一方、企業には、FAX画像のイメージデータ処理、送受信の確認等のために一般公衆回線(以下、PSTNという)に接続されたG3FAX装置が拠点ごと、あるいはフロアー毎に設置されている。このようなFAXデータの送受信については、T.30プロトコルに則ってP2Pでデータ転送を行っている。すなわち、FAX装置においては、従来からPUSH型の通信が行われている。
最近では、IP網に直接接続してFAX画像データの送受信を行うためにT.38プロトコル対応のFAX装置が開発されている。T.38プロトコルはG3規格のFAXデータをIP網パケット回線経由で送受信するためのプロトコルで、PUSH型の通信方式の特長を有する点においては変りがない。なお、ここでいうPUSH型とは、例えばアドレスなどにより相手を特定し、特定した相手とネゴシエーションができて、ダイレクトにストリームが形成できる通信方式のことをいう。
図8は現状におけるイントラネットの概要を示す概念図である。図8に示すように、現在、多くの企業では紙で扱う画像データはFAX装置という専用機器で取り扱っており、イントラネットで管理される電子データや音声データとは二元的な管理となっているため、企業における管理コストの負担が大きくなっている。
これを一元管理しコストダウンを図るため、イントラネットとPSTNとを連結するようにFAXサーバが導入されている例があるが、これは、受信したFAXデータを一旦、FAXサーバに蓄積し、オペレータが各クライアント端末のFAXボックスに人力により振り分けて行うものである。従って、自動的に一元管理が達成されているシステムとはいえない。
PSTN経由で画像データの送信に使用するT.30プロトコルのG3FAX装置をイントラネットに接続して送受信することも可能であるが、この場合にはT.38プロトコルをサポートするプロトコル変換装置(ゲートウェイ)によるプロトコルの変換が必要になり、さらにT.38をサポートするプロトコル変換装置とG3FAX装置の間は通常、IP網ではないため、従来どおりの回線スピードに制限されて伝送に時間がかかるという欠点を有するものとなる。
また、現状のコンシューマ向けのIP電話サービスでは、G711規格によるFAX画像データを音声として扱い、いわゆる音声みなし通信としてIP網上を送受信している。この場合、回線状況によってはタイムアウトが発生しやすく、通信が切れてしまってFAX画像データが行方不明になるという状況も起こりえる。従って、IP網を介したG3FAXの使用はビジネス向けには信頼性が低く、結局、IP網を経由せず、従来どおりPSTN経由でFAX送受信しているのが現状である。
IP網を介して画像データの送信に使用するT.38プロトコルのFAX装置は既に提供されているが、このFAX装置はT.38プロトコル対応のFAX装置どうしで1対1のP2P送受信を行う製品しか提供されておらず、T.38対応のFAX装置の複数台送受信管理は未だ確立されていない。
さらにIP網上を転送されるバイナリーファイルに着目すると、現在行われているFTPによるPULL型の通信方式では受信確認ができない。そのため、内部的にはプロセスを含めた業務の効率化が図れず、また、外部的には安全で、かつビジネス取引として法的に有効な通信ができない欠点を有していると考えられる。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたもので、通信方式としてT.38プロトコルを利用したゲートウェイ方式を採用することにより、IP網を介した電子データ、音声データ、画像データなどのあらゆる情報データの転送を統合して、データの一元管理を行い、オフィスワークの生産性向上を図ること、さらに、これらのデータに対してプッシュ型P2P通信を可能にし、受領確認のできるビジネス取引に有効な通信網を構築し、ビジネスプロセスの革新を図ることを目的としている。
また、同報送信、バッファリング受信等の付加価値情報通信を可能とし、ユニファイド・メッセージや情報コンテンツの個別配信等を実現するIP−FAXサーバ装置と、このIP−FAXサーバ装置の24時間稼動の運用形式を利用して、一斉同報配信ネットワークを構築することを目的としている。
上記目的を達成するために、本願第一の発明は、IP網を介してイメージファイル、テキストファイル、バイナリーファイル等の種々のデータファイルをP2PでFAX装置若しくは通信端末装置と送受信するためのプログラムを提供する。
このプログラムはコンピュータを、
入力した種々の送信データの記憶手段と、受信手段に対応して、FAX画像のイメージファイルをT.38プロトコルによりIP網を介して送受信する送受信手段と、音楽・動画等のバイナリーファイル等をT.434プロトコルによりフォーマット変換してT.38プロトコルによりIP網を介して送受信する送受信手段とを有する装置として機能させるものである。この送受信手段はIP網に直接接続され、FAX画像のイメージデータをパケットとして転送するための専用サーバの介在を必要としない。
本願第二の発明は、IP網を介してイメージファイル、テキストファイル、バイナリーファイル等の種々のデータファイルをP2Pで通信端末装置と送受信するためのIP−FAXサーバ装置であって、少なくとも
FAX画像のイメージファイルをT.38プロトコルにより送受信制御し、音楽、動画等のバイナリーファイル等をT.434プロトコルによりフォーマット変換してT.38プロトコルにより送受信制御する通信プロトコルドライバと、添付アドレスに基づき通信端末装置との接続制御を管理する通信端末接続管理手段と、を有して構成されている。なお、このIP−FAXサーバ装置には、実用上は種々のアプリケーション・サービス機能が付加されて構成される。
本願第三の発明は、少なくともIP−FAXプログラムを搭載した送信手段と、この送信手段とIP網を介して接続されるIP−FAXサーバ装置と、このIP−FAX装置とIP網を介して接続されるIP−FAXプログラムを搭載した複数の受信手段と、を備えて構成されるネットワーク記事配信システムである。
送信手段は受信手段の種類に応じて、生成したFAX画像のイメージファイルをT.38プロトコルによりIP網上をIP−FAXサーバ装置へ転送する。受信手段がT.38プロトコル対応のIP−FAX端末の場合には、そのままIP網上を転送するが、T.434プロトコルをサポートするIP−FAX装置、その他通信端末装置の場合には、バイナリーファイル転送機能によりバイナリ−データ等も受信手段へ転送できる。すなわち、IP−FAXサーバ装置は受信手段に対して前記各ファイルのPUSH型P2P配信を行う。
本願第四の発明は、IP−FAXプログラムを搭載した送信手段と、この送信手段とIP網を介して接続されるIP−FAXサーバ装置と、IP−FAXサーバ装置とIP網を介して接続されるIP−FAXプログラムを搭載した受信手段と、IP−FAXサーバ装置とIP網を介して接続され、T.38プロトコルをサポートするプロトコル変換手段とを備えて構成されるネットワーク記事配信システムである。
この配信システムにおいて、受信手段がT.30プロトコルに対応したG3FAX装置の場合には、送信手段はT.38プロトコルを利用して、前記プロトコル変換手段を介してFAX画像のプッシュ型P2P配信を行う。受信手段がT.38プロトコル対応の場合には、そのままIP網上を転送するが、T.434をサポートする装置の場合には、T.434プロトコルを利用してバイナリーファイル転送機能により、当該受信手段に対して動画、音楽、図面等のバイナリ−データのプッシュ型配信を行うことができる。
第一の発明に係るIP−FAXプログラムをコンピュータに搭載すれば、FAXデータをパケットとして直接IP網に送出することができるため、通常のVoIPによる音声みなし通信を行う場合より転送効率を高めることができ、ネットワークのトラフィック量を軽減できる。
また、T.38プロトコル対応のFAX装置及び該IP−FAXプログラム搭載のコンピュータとモデムの制約のない高速のFAX画像の送受信が可能となり、さらにT.38プロトコルをサポートするゲートウェイを介してG3FAXともリアルタイムでPUSH型P2Pの通信が可能となるため、ビジネス使用にも耐えうる。
さらにT.434プロトコルによるファイル転送機能をサポートするため、イメージデータだけでなく、テキストファイル、バイナリーファイルもプッシュ型P2Pでダイレクトに送受信を行うことができる。
さらに、IP−FAXプログラム搭載のコンピュータはIP網と直接接続することができるため、受信したFAX画像データを印刷する必要はなく、WEBブラウザによってどこからでも参照でき、ペーパーレス化に貢献できる。
第二の発明に係るIP−FAXサーバ装置を使用する場合には、IP網を経由して同時に複数台のIP−FAX装置又はG3FAX装置と通信できるので、一般公衆電話回線と連結する従来のFAXサーバ装置を用いる場合より低コストで一斉同報通信及び一斉受信が可能であり、トラフィック上昇による設備の追加投資も不要となる。
また、IP−FAXサーバ装置をネットワークに使用すれば、PUSH型配信システムを構築することができ、さらに画像、音楽、動画、CAD図面、DTPデータでもP2Pでダイレクトに配信でき、ネットワーク及びIP−FAXサーバの負荷分散を容易に行うことが可能となる。また、E−mailシステムのようにメールボックス容量の制限がないので、新聞などの大容量のデータでも簡単に転送が可能となる。
第三の発明に係るネットワーク記事配信システムは、IP−FAXソフト搭載のPC及びIP−FAXサーバを用いてPUSH型のコンテンツ一斉配信システムを構築したものであり、これによりコンテンツのセンター集配信が可能となり、暗号化・セキュリティを付加した独自のサービスも実現することが可能となる。
第四の発明に係るネットワーク記事配信システムは、T.38プロトコル対応のゲートウェイ通信方式により、IP網、一般公衆電話網、モバイル無線網等の異種ネットワークを経由してシームレスなPUSH型のコンテンツ一斉配信システムを構築したものであり、これによりリアルタイムで、パーソナルコンピュータ(PC)、モバイルPC、PDA、G3FAX装置へも配信が可能となる。
以下、図面を用いて本願発明に係るIP−FAXプログラム、IP−FAXサーバ装置の作用、機能を示す。図1はIP−FAXプログラムを搭載したPC10(パーソナルコンピュータ)が送信データを入力してから、IP網に送出するまでの作用を示すブロック図である。
このPC10では、スキャナ11から読み込まれたデータを一時、キャッシュメモリー12に保存したのち、ファイル13に記憶する。記憶されたイメージファイルのなかに相手方FAX装置に送信したいデータがある場合には、ファイル13から取り出し、MH方式により符号化をして、必要に応じて暗号化14を行う。
その後、T.38プロトコルドライバ15において、IFT(インターネット・ファクシミリ・プロトコル)によりIPパケットに置き換えられ、TCP/IPヘッダが付加されてLANカードを介してIP網に送出される。T.38プロトコルはT.30プロトコルをIP網用に変換した伝送制御プロトコルである。
相手方IP−FAXプログラムを搭載したPCに対してバイナリーファイルを送信したい場合には、T.434フォーマット変換装置16でバイナリーファイル転送フォーマット(BFT)に変換したのち、必要に応じて暗号化14し、T.38プロトコルに従ってデータの転送を行う。送信データにはTCP/IPヘッダが付加され、LANカードを介してIP網に送出される。受信側ではこれと全く反対の手続が行われて、送信データがファイルされる。
図2はIP−FAXプログラムを搭載したPC10からIP網を介してFAX画像、バイナリーファイル等を送信するための1回線対応のネットワークを示すものである。イメージファイルについては、T.38プロトコル対応のFAX装置22と高速PUSH型通信が可能であり、T.38対応のゲートウェイ23を介して接続するT.30対応のG3FAX装置24に対してもPUSH型通信が可能である。IP−FAXプログラムを搭載したPC25へはT.434プロトコル対応のバイナリーファイル転送によりP2PのPUSH型通信を行うことができる。PC25に対しては、イメージデータのほか、動画、音楽、CAD図面、写真等のあらゆる情報コンテンツを送信する。
図3はIP−FAXサーバ装置30のコンポーネントを示す図である。必須構成要素はIP−FAXプログラムを搭載したPC10とほぼ同様で、データをファイルする記憶装置と、T.38プロトコル対応の通信プロトコルドライバ31とを有するほか、IP−FAXサーバ装置30に接続する複数回線に対応して、複数の通信端末装置とそれぞれP2Pで接続できるようにするための通信端末接続管理手段32が設けられている。
通信プロトコルドライバ31では、T.38対応のリアルタイム送受信制御、リアルタイム・マルチポートによる同時送受信制御が可能であり、T.38プロトコルではTCPのほかUDPもサポートしている。
通信端末接続管理手段32は、H.323、SIP、H248/megaco等のプロトコル、及び電話番号とドメイン名、IPアドレス等とを結びつけるENUMプロトコル等をサポートするものである。
なお、IP−FAXサーバ装置30には、コンテンツのセンター集配信を可能とし、暗号化・セキュリティを付加した独自のサービスを実現するために、種々の制御管理機能を付加することができる。例えば、T.36RSAアルゴリズムをサポートさせることにより、データを暗号化して送信するデータセキュリティサービス33、T.4,T.6標準によるデータ圧縮及び展開、FAXプリンタ・ドライバによる画像変換等のデータ変換サービス34、WEBサービス・インターフェース35を備えれば、他のアプリケーション・システムとも容易に連携できる。このような高付加価値通信が容易に実現できる。
図4は本願発明に係るIP−FAXサーバ装置30を配したFAX画像データ、バイナリーファイル等を送受信するための複数回線対応のネットワークを例示するものである。IP-FAXサーバ装置30はPC10や高速プリンタ、スキャナ等と接続され、またIP網を介して、T.38対応のFAX装置22、IP−FAXプログラムを搭載したPC25とダイレクトに接続され、T.30対応のG3FAX装置24とはT.38対応のゲートウェイ23を介して接続されている。
通信端末接続管理手段32を有するIP−FAXサーバ装置30は、FAX画像のイメージデータについてはT.30対応のG3FAX装置24及びT.38対応のFAX装置22と同時送信、同時受信が可能である。但しT.30対応のFAX装置24については、通常PSTNを介するため転送スピードが遅くなる。
一方、IP−FAXプログラムを搭載したPC25に対しては、イメージデータのみでなく、音楽、動画、CAD図面、DTPデータ、写真等のバイナリーファイルについても、IP網経由で同時送受信を行うことができる。IP−FAXサーバ装置30の付加機能を利用すれば、自動代替送信、時刻指定送信、親展受信、自動メール転送、一斉同報あるいは受信FAXのリダイレクト出力等の多彩な送受信サービス(メッセージ・キュー・サービス)36も提供可能となる。またWEBサービス35によるシステム連携機能を利用すれば、IP網を介してアプリケーションとの連動が容易となり、ユニファイド・メッセージ・サービスやコンテンツの個別配信を容易に実現できる。
以下に、本願発明に係るIP−FAXプログラム、IP−FAXサーバ装置30を用いたネットワーク記事配信システムを示す。この配信システムはIP−FAXプログラムを搭載した送信手段と、この送信手段とIP網を介して接続されるIP−FAXサーバ装置30と、このIP−FAXサーバ装置30とIP網を介して接続されるIP−FAXプログラムを搭載した複数の受信手段とから構成されている。
受信手段がT.38対応のFAX装置22の場合にはIP−FAXサーバ装置30はFAX装置22に対し、T.38プロトコルに準拠してイメージファイルの高速転送を行う。IP−FAXプログラムを搭載したPC25の場合には、音楽、動画、図面等のバイナリ−ファイルの転送を行うが、IP−FAXサーバ装置30はT.434プロトコルによりバイナリ−ファイルをフォーマット変換した後、T.38プロトコルに準拠してあらゆるコンテンツのPUSH型配信を行う。これらの選択はIP−FAXサーバ装置30の通信端末接続管理手段32が行う各種プロトコル(H323、SIP等)による接続制御によって決定される。
図5及び図6はこのネットワーク記事配信システムを具体的に適応したビジネスモデルである。図5は同種ネットワークにおける新聞記事の個別一斉配信システム40であり、T.38プロトコルを利用して、IP網経由で特定購買者に関心のある記事を高速に一斉配信することを目的としたものである。このネットワークシステムの処理フローを以下に説明する。
コンテンツを提供する各新聞社A,B,C41は毎日、新聞の目次及び記事データを、IP−FAXプログラムを搭載したPCから配信センター42へ送信する(イ)。配信センター42はIP−FAXサーバ装置30で各新聞社A,B,C41の目次・記事データを、自動受信する(ロ)。配信センター42は事前に登録された購読者43の情報により、新聞記事を購読者・あて先別に別に自動仕分けする(ハ)。仕分けされた記事をIP−FAXサーバ装置30で購読者43へ、自動的に一斉配信する(ニ)。
購読者43側はIP−FAXプログラムを搭載したPC25によって、送信された記事データを自動受信し(ホ)、受信した記事データを自動印刷する(ヘ)。このようにして、T.434対応のバイナリーファイル転送機能により、FAX画像だけでなく、新聞記事の個別配信が安全かつ低価格で実現する。
図6は同種ネットワークにおける商品の代金割賦購入申込書の一斉集配信システム50であり、T.38プロトコルを利用して、IP網経由で商店51から代金割賦購入申込書を一斉受信し、お客様がいる間に審査をして、その結果を各商店51へ返信することを目的としたものである。このネットワークシステムの処理フローを以下に説明する。
各商店51側は商品の代金割賦購入申込書を、IP−FAXプログラムを搭載したPC又はT.38対応のFAX装置から集配信センター52へ送信する(ト)。集配信センター52はIP−FAXサーバ装置30で各商店51の代金割賦購入申込書を自動受信する(チ)。集配信センター52は受信した申込書データをバッファリングして、審査センター別に自動仕分けする(リ)。仕分けされた申込書をIP−FAXサーバ装置30で対応する各審査センター53へ順次自動配信する(ヌ)。
審査センター53側は、IP−FAXサーバ装置30から送信された申込書を自動受信して信用調査・審査を行う(ル)。審査センター53側はIP−FAXプログラム搭載のPC25によって審査結果を商店51へ自動送信する(オ)。商店51側は、IP−FAXプログラムを搭載したPC25又はT.38プロトコル対応のFAX装置22で審査結果を受信して取引を完了させる(ワ)。
この集配信システム50によれば申込から審査結果の返信までの時間が大幅に短縮され、最小の設備で、カード入会申込、小口ローン相談、住宅ローン申込などのビジネス・ツー・ビジネスのリアルタイム業務提携も簡単に行うことが可能となる。
以下に、本願発明に係るIP−FAXプログラム、IP−FAXサーバ装置30を用いた異種ネットワーク間記事配信システムを示す。この配信システムはIP−FAXプログラムを搭載した送信手段と、この送信手段とIP網を介して接続されるIP−FAXサーバ装置30と、このIP−FAXサーバ装置30とIP網を介して接続されるIP−FAXプログラムを搭載した複数の受信手段及びプロトコル変換手段(ゲートウェイ)とを有して構成されている。
受信手段がT.30プロトコル対応のG3FAX装置24の場合には、IP−FAXサーバ装置30はT.38対応のゲートウェイ23を介して、FAX画像のイメージファイルの転送を行う。T.38対応のFAX装置22の場合には、IP−FAXサーバ装置30はゲートウェイ23を介することなくFAX装置22に対し、T.38プロトコルによりFAX画像のイメージファイルの高速転送を行う。
その他のIP−FAXプログラムを搭載したPC25に対しては、IP−FAXサーバ装置30はT.434プロトコルによりバイナリ−ファイルをフォーマット変換した後、T.38プロトコルにより動画、音楽、図面等のあらゆるコンテンツのプッシュ型配信を行う。これらの選択はIP−FAXサーバ装置30の通信端末接続管理手段32が行う各種プロトコル(H323、SIP等)による接続制御によって決定される。
図7はこの異種ネットワーク間記事配信システムを具体的に適応したビジネスモデルであり、T.38プロトコルを利用して、IP網、一般公衆電話網、モバイル無線網経由で、各種緊急連絡通知を、高速に一斉配信することを目的とした緊急通知一斉配信システム60を示すものである。このネットワークシステムの処理フローを以下に説明する。
監視センター61側は一定時間間隔ごとに監視結果通知を、IP−FAXプログラムを搭載したPCから通知センター62へ送信する(カ)。通知センター62は、IP−FAXサーバ装置30で各監視センター61の緊急通知を自動受信する(ヨ)。通知センター62は、事前に登録された利用者A,B,C63の情報により、緊急通知を利用者別に自動仕分けする(タ)。仕分けされた緊急通知を、IP−FAXサーバ装置30で利用者A,B,C63へ、自動的に一斉配信する(レ)。
モバイル環境にいる利用者Aは送信された緊急通知を、IP−FAXプログラムを搭載したモバイル機器で自動受信する(ソ)。IP環境にいる利用者Bは、送信された通知をIP−FAXプログラム搭載のPC25等で自動受信し、自動印刷する(ツ)。一般公衆電話網環境にいる利用者CはT.38プロトコル対応のIP−FAXゲートウェイ23経由で送信された緊急通知を、通常のG3FAX装置24で受信する(ネ)。本願発明に係るIP−FAXサーバ装置30を使用することにより、従来、インターネット上では行われなかった情報のPUSH型サービスを、異種ネットワークへシームレスに展開することが可能となる。
本願発明に係るIP−FAXプログラム及びIP−FAXサーバ装置は物流をなくした情報の自動デリバリーに対する社会的インフラを提供するものであり、集配信ネットワークは、膨大な資料要求や通信費用が高いためにバッチ処理し、物流に時間のかかっていた業務に対して拡張が可能である。
また、IP−FAXのアプリケーション・サービス・プロバイダとしてシステムを構築すると、社内イントラ環境でしか利用できない機能をインターネットまで拡張することが可能となる。
IP−FAXプログラムの作用を示すブロック図である。 IP−FAXプログラム搭載PCからFAX画像、バイナリーファイル等を送信するための1回線対応のネットワークを示す図である。 IP−FAXサーバ装置のコンポーネントを示す図である IP−FAXサーバ装置を配した、FAX画像、バイナリーファイル等を送受信するための複数回線対応のネットワークを示す図である。 同種ネットワークにおける、新聞記事の個別一斉配信システムの構成図である。 同種ネットワークにおける、商品の代金割賦購入申込書一斉集配信システムの構成図である。 異種ネットワーク間における緊急通知一斉配信システムの構成を示す図である。 現状のイントラネットの概要を示す概念図である。
符号の説明
10、25 IP−FAXプログラム搭載PC
22 T.38対応FAX装置
23 T.38対応ゲートウェイ
24 T.30対応G3FAX装置
30 IP−FAXサーバ装置
31 通信プロトコルドライバ
32 通信端末接続管理手段
40 新聞記事の個別一斉配信システム
50 商品の代金割賦購入申込書の一斉集配信システム
60 緊急通知一斉配信システム

Claims (4)

  1. IP(インターネット・プロトコル、以下同じ)網を介してイメージファイル、テキストファイル、バイナリーファイル等の種々のデータファイルをポイント・ツー・ポイント(P2Pという)でFAX装置若しくは通信端末装置と送受信するために、
    コンピュータを、
    入力した前記種々のデータファイルを記憶しておく記憶手段と、
    FAX画像の前記イメージファイルをT.38プロトコルにより前記FAX装置と送受信する送受信手段と、
    音楽、動画、テキスト、写真等の前記バイナリーファイル、テキストファイル、イメージファイル等をT.434プロトコルによりフォーマット変換して、T.38プロトコルにより前記通信端末装置と送受信する送受信手段と、
    を有する装置として機能させるためのIP-FAXプログラム。
  2. IP網を介してイメージファイル、テキストファイル、バイナリ−ファイル等の種々のデータファイルをP2PでFAX装置又は通信端末装置と送受信するためのIP−FAXサーバ装置あって、少なくとも
    前記イメージファイルをT.38プロトコルにより前記IP−FAX装置と送受信制御し、また音楽、動画、CAD図面、写真等の前記バイナリーファイル、テキストファイル、イメージファイル等をT.434プロトコルによりフォーマット変換して、T.38プロトコルにより前記通信端末装置と送受信制御する通信プロトコルドライバと、
    添付アドレスに基づき、前記FAX装置又は前記通信端末装置との接続を管理制御する通信端末接続管理手段と、
    を有して構成され、前記FAX装置及び前記通信端末装置との間で同時送信、同時受信を行うIP−FAXサーバ装置。
  3. 請求項1に記載のIP−FAXプログラムを搭載した送信手段と、
    この送信手段とIP網を介して接続される請求項2に記載のIP−FAXサーバ装置と、
    このIP−FAXサーバ装置とIP網を介して接続される前記IP−FAXプログラムを搭載した複数の受信手段と、
    を備えて構成されるネットワーク記事配信システムであって、
    前記受信手段がFAX装置の場合には、前記IP−FAXサーバ装置が、前記FAX装置に対し、T.38プロトコルによりFAX画像のイメージファイルのプッシュ型配信を行うとともに、他の受信手段に対しては、音楽、動画、テキスト、写真等の前記バイナリーファイル、テキストファイル、イメージファイル等をT.434プロトコルによりフォーマット変換して、T.38プロトコルによりプッシュ型配信を行うことを特徴とするネットワーク記事配信システム。
  4. 前記IP−FAXサーバ装置とIP網を介して接続され、T.38プロトコルをサポートするプロトコル変換手段を設けた請求項3に記載のネットワーク記事配信システムであって、
    前記受信手段がT.30プロトコルに対応したG3FAX装置の場合には、IP−FAXサーバ装置は前記プロトコル変換手段を介してFAX画像のイメージファイルの配信を行うことを特徴とする請求項3に記載のネットワーク記事配信システム。
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