JP2005107440A - プロセスカートリッジ、装置ユニット、画像形成装置、及び、リサイクル方法 - Google Patents

プロセスカートリッジ、装置ユニット、画像形成装置、及び、リサイクル方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005107440A
JP2005107440A JP2003344234A JP2003344234A JP2005107440A JP 2005107440 A JP2005107440 A JP 2005107440A JP 2003344234 A JP2003344234 A JP 2003344234A JP 2003344234 A JP2003344234 A JP 2003344234A JP 2005107440 A JP2005107440 A JP 2005107440A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image forming
information
process cartridge
quality
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003344234A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Tanigawa
哲郎 谷川
Kazuto Watanabe
和人 渡辺
Satoshi Narimi
智 成見
Shinji Tamaki
眞二 田牧
Satoshi Hatori
聡 羽鳥
Tsutomu Kato
勉 加藤
Haruji Mizuishi
治司 水石
Setsu Tanzawa
節 丹沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2003344234A priority Critical patent/JP2005107440A/ja
Publication of JP2005107440A publication Critical patent/JP2005107440A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】 効率的で無駄のないリサイクルが可能なプロセスカートリッジ、装置ユニット、画像形成装置、及び、リサイクル方法を提供する。
【解決手段】 プロセスカートリッジ20は、像担持体21と像担持体21上でおこなわれる作像プロセスに係わる作像体22、23、25とが一体化されて、画像形成装置本体に対して着脱自在に構成される。そして、像担持体21及び作像体22、23、25は、それぞれ交換可能に構成されるとともに、品質劣化に係わる情報が保持される不揮発メモリ80〜83をそれぞれ備える。
【選択図】 図2A

Description

この発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、又は、それらの複合機等の画像形成装置と、そこに設置されるプロセスカートリッジ、装置ユニットと、それらのリサイクル方法とに関するものである。
従来から、画像形成装置において、環境資源の保護を目的として、リサイクルがおこなわれている。特に、画像形成装置本体に対して頻繁に交換設置されるプロセスカートリッジは、市場流通の規模が大きく、リサイクルが盛んにおこなわれている(例えば、特許文献1参照。)。
ここで、プロセスカートリッジは、主として、感光体ドラム等の像担持体と、帯電部、現像部、クリーニング部等の作像体とで、構成される。そして、これらの構成部材は、通常、それぞれ寿命の長さが異なる。そのため、プロセスカートリッジの寿命は、その構成部材のうち最も寿命の短い構成部材の寿命に基いて定められる。
具体的に、感光体ドラム、帯電部を構成する帯電ローラ、現像部に収納される現像剤、クリーニング部を構成するクリーニングブレードの寿命が、それぞれ、3万枚、2.5万枚、2万枚、1.5万枚であったとする。この寿命は、A4サイズの転写紙のプリント枚数に換算したものであり、出力画像に異常画像の発生がなく画質の基本仕様が満足されることが条件となる。
このとき、最も寿命の短いクリーニング部の寿命である1.5万枚を基準として、プロセスカートリッジ全体の寿命が決定される。例えば、余裕度を考慮して、プロセスカートリッジ全体の寿命が、1万枚とされる。そして、寿命に達したプロセスカートリッジが回収されて、所定のリサイクル処理がおこなわれる。
一方、特許文献1では、プロセスカートリッジに不揮発性メモリを設置する技術が開示されている。
詳しくは、プロセスカートリッジに設置された不揮発性メモリには、画像形成履歴情報が保持されている。そして、その画像形成履歴情報に基いて、プロセスカートリッジ自体の寿命を正確に判断して、リサイクル処理におけるプロセスカートリッジの分解の要否を決定している。
特開2002−278420号公報
上述した従来の技術は、プロセスカートリッジを構成する感光体ドラム、帯電部、現像部、クリーニング部等の構成部材のレベル(モジュール単位)での、効率的なリサイクルがおこなわれていなかった。
詳しくは、次の通りである。
プロセスカートリッジの寿命は、複数の構成部材のうち最も寿命の短い構成部材の寿命に基いて定められる。
例えば、上述の例と同様に、感光体ドラム、帯電部、現像部、クリーニング部の寿命が、それぞれ、3万枚、2.5万枚、2万枚、1.5万枚であって、プロセスカートリッジ全体の寿命が1万枚と設定されているとする。
この場合、1万枚に達したプロセスカートリッジを回収して、構成部材のすべてを新品のものに交換してリサイクルのプロセスカートリッジを構成するのでは、交換された既設の構成部材に無駄が生じることになる。すなわち、既設の感光体ドラム、帯電部、現像部の残りの寿命は、それぞれ、2万枚、1.5万枚、1万枚にもなって、まだ使用可能な構成部材をそのまま破棄してしまうことになる。これは、環境資源の保護という、リサイクルの本来の趣旨に反することになる。
これを改善するために、プロセスカートリッジの構成部材ごとに、リサイクル回数を定めることも考えられる。すなわち、上述の例の場合、新品のプロセスカートリッジ(新品カートリッジ)の寿命とリサイクルされたプロセスカートリッジ(リサイクルカートリッジ)の寿命とがどちらも1万枚であるとき、新品の感光体ドラム、現像部、クリーニング部は、それぞれの残寿命から、あと2回、1回、1回のリサイクルが可能になる。このように、リサイクル回数を構成部材ごとに予め定めて構成部材ごとに複数回リサイクルすることで、残寿命が充分にある構成部材を破棄する無駄をある程度解消することができる。
しかし、その場合でも、なお寿命を完全に終わらせることができない場合がある。プロセスカートリッジの構成部材において、リサイクル回数と残寿命とが完全に一致しないためである。すなわち、リサイクル処理のために回収されるプロセスカートリッジには、完全に寿命(上述の例では1万枚である。)まで使用されずに回収されるものも少なくない。その場合、プロセスカートリッジの各構成部材の残寿命は、リサイクル回数に基いた残寿命よりも長くなる。そのため、リサイクル回数によって交換される構成部材は、寿命をまっとうできないことになる。
また、プロセスカートリッジの構成部材ごとにリサイクル回数を定める場合には、リサイクル回数の管理が煩雑になる可能性がある。すなわち、各構成部材の交換サイクルは異なるために、プロセスカートリッジのリサイクルを複数回繰り返すことにより、個々の構成部材の管理が複雑化する。仮に、交換すべき構成部材を交換せずにそのままリサイクルカートリッジに組み込んでしまった場合には、プロセスカートリッジの品質上の問題に発展することになる。
上述の特許文献1に開示された技術は、種々のサイズの転写紙に対する画像形成がおこなわれた場合であっても、その画像形成履歴情報を不揮発性メモリに保持してその情報をリサイクル処理時に活用するために、プロセスカートリッジ自体の寿命を適格に把握することができる。しかし、この場合でも、寿命の異なる複数の構成部材の寿命をそれぞれまっとうすることは難しいし、交換サイクルの異なる複数の構成部材を個々に管理することも難しい。
一方、画像形成装置に対するユーザーの用途が多様化する中、メーカーが独自に定めた新品カートリッジ又はリサイクルカートリッジの寿命を、ユーザーが必ずしも必要としない場合がある。例えば、年間を通じて画像形成装置による出力数(プリントボリューム)が少ないユーザーにとっては、かえって低寿命でもカートリッジ自体が低廉であることを望むこともある。
同様に、メーカーが定めた新品カートリッジ又はリサイクルカートリッジの品質を、ユーザーが必ずしも必要としない場合がある。例えば、画像形成装置による出力画像が文字画像中心であって粒状性等の特別な画質を重視しないユーザーにとっては、最高品質でなくても一定レベルの品質以上であれば(いわゆるB級品のような場合である。)、かえって低廉のものを望むこともある。
他方、以上述べた問題は、プロセスカートリッジに限定されることなく、画像形成装置に交換自在に設置される装置ユニットにも共通の問題である。すなわち、寿命の異なる複数の交換部材にて構成される装置ユニットをリサイクルする場合にも、上述のプロセスカートリッジと同様の問題が生じる。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、効率的で無駄のないリサイクルが可能なプロセスカートリッジ、装置ユニット、画像形成装置、及び、リサイクル方法を提供することにある。
この発明の請求項1記載の発明にかかるプロセスカートリッジは、像担持体と当該像担持体上でおこなわれる作像プロセスに係わる作像体とが一体化されるとともに画像形成装置本体に対して着脱自在に構成されたプロセスカートリッジであって、前記像担持体及び前記作像体は、それぞれ交換可能に構成されるとともに、品質劣化に係わる情報が保持される不揮発メモリをそれぞれ備えたものである。
また、請求項2記載の発明にかかるプロセスカートリッジは、上記請求項1記載の発明において、前記品質劣化に係わる情報を、使用履歴に係わる情報としたものである。
また、請求項3記載の発明にかかるプロセスカートリッジは、上記請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記品質劣化に係わる情報を、交換されるときの品質に係わる情報としたものである。
また、請求項4記載の発明にかかるプロセスカートリッジは、上記請求項1〜請求項3のいずれかに記載の発明において、前記情報に基いた残りの寿命がそれぞれ同等となるように選定した前記像担持体及び前記作像体からなるものである。
また、請求項5記載の発明にかかるプロセスカートリッジは、上記請求項4に記載の発明において、前記残りの寿命に基いた格付けに係わる情報を保持するものである。
また、請求項6記載の発明にかかるプロセスカートリッジは、上記請求項1〜請求項3のいずれかに記載の発明において、前記情報に基いた残りの寿命が予め定めた値以上となるように選定した前記像担持体及び前記作像体からなるものである。
また、請求項7記載の発明にかかるプロセスカートリッジは、上記請求項6に記載の発明において、前記予め定めた値に基いた格付けに係わる情報を保持するものである。
また、請求項8記載の発明にかかるプロセスカートリッジは、上記請求項1〜請求項7のいずれかに記載の発明において、前記不揮発性メモリを、ICタグとしたものである。
また、請求項9記載の発明にかかるプロセスカートリッジは、上記請求項1〜請求項8のいずれかに記載の発明において、前記作像体を、前記像担持体上を帯電する帯電部と、前記像担持体上に形成される潜像を現像する現像部と、前記像担持体上を清掃するクリーニング部と、のうち少なくとも1つとしたものである。
また、この発明の請求項10記載の発明にかかる画像形成装置は、請求項1〜請求項9のいずれかに記載のプロセスカートリッジを前記画像形成装置本体に設置したものである。
また、請求項11記載の発明にかかる画像形成装置は、上記請求項10に記載の発明において、前記不揮発性メモリに保持された情報に基いて前記作像プロセスを制御するものである。
また、この発明の請求項12記載の発明にかかる装置ユニットは、画像形成装置本体に対して着脱自在に構成された装置ユニットであって、交換可能に構成された複数の交換部材を備え、前記複数の交換部材は、それぞれ、品質劣化に係わる情報が保持される不揮発メモリを備えたものである。
また、請求項13記載の発明にかかる装置ユニットは、上記請求項12に記載の発明において、前記品質劣化に係わる情報を、使用履歴に係わる情報としたものである。
また、請求項14記載の発明にかかる装置ユニットは、上記請求項12又は請求項13に記載の発明において、前記品質劣化に係わる情報を、交換されるときの品質に係わる情報としたものである。
また、請求項15記載の発明にかかる装置ユニットは、上記請求項12〜請求項14のいずれかに記載の発明において、前記情報に基いた残りの寿命がそれぞれ同等となるように選定した前記複数の交換部材からなるものである。
また、請求項16記載の発明にかかる装置ユニットは、上記請求項15に記載の発明において、前記残りの寿命に基いた格付けに係わる情報を保持するものである。
また、請求項17記載の発明にかかる装置ユニットは、上記請求項12〜請求項14のいずれかに記載の発明において、前記情報に基いた残りの寿命が予め定めた値以上となるように選定した前記複数の交換部材からなるものである。
また、請求項18記載の発明にかかる装置ユニットは、上記請求項17に記載の発明において、前記予め定めた値に基いた格付けに係わる情報を保持するものである。
また、請求項19記載の発明にかかる装置ユニットは、上記請求項12〜請求項18のいずれかに記載の発明において、前記不揮発性メモリを、ICタグとしたものである。
また、この発明の請求項20記載の発明にかかる画像形成装置は、請求項12〜請求項19のいずれかに記載の装置ユニットを前記画像形成装置本体に設置したものである。
また、この発明の請求項21記載の発明にかかるリサイクル方法は、像担持体と当該像担持体上でおこなわれる作像プロセスに係わる作像体とが一体化されるとともに画像形成装置本体に対して着脱自在に構成されたプロセスカートリッジをリサイクルするリサイクル方法であって、前記像担持体及び前記作像体を回収してそれぞれの品質劣化に係わる情報を取得する第1工程と、前記第1工程で取得した情報に基いて前記像担持体及び前記作像体を選定する第2工程と、前記第2工程で選定した前記像担持体及び前記作像体によってプロセスカートリッジを組み立てる第3工程と、を備えるものである。
また、請求項22記載の発明にかかるリサイクル方法は、上記請求項21に記載の発明において、前記第2工程を、前記第1工程で取得した情報に基いた残りの寿命が同等となるように前記像担持体及び前記作像体を選定する工程としたものである。
また、請求項23記載の発明にかかるリサイクル方法は、上記請求項22に記載の発明において、前記第3工程にて組み立てるプロセスカートリッジを、前記残りの寿命に基いて格付けする工程をさらに備えるものである。
また、請求項24記載の発明にかかるリサイクル方法は、上記請求項21に記載の発明において、前記第2工程を、前記第1工程で取得した情報に基いた残りの寿命が予め定めた値以上となるように前記像担持体及び前記作像体を選定する工程としたものである。
また、請求項25記載の発明にかかるリサイクル方法は、上記請求項24に記載の発明において、前記第3工程にて組み立てるプロセスカートリッジを、前記予め定めた値に基いて格付けする工程をさらに備えるものである。
また、請求項26記載の発明にかかるリサイクル方法は、上記請求項21〜請求項25のいずれかに記載の発明において、前記品質劣化に係わる情報は、使用履歴に係わる情報であって、前記情報は、前記像担持体及び前記作像体にそれぞれ設置された不揮発メモリに保持されるものである。
また、請求項27記載の発明にかかるリサイクル方法は、上記請求項21〜請求項26のいずれかに記載の発明において、前記品質劣化に係わる情報は、交換されるときの品質に係わる情報であって、前記情報は、前記像担持体及び前記作像体にそれぞれ設置された不揮発メモリに保持されるものである。
また、請求項28記載の発明にかかるリサイクル方法は、上記請求項26又は請求項27に記載の発明において、前記不揮発性メモリを、ICタグとしたものである。
また、請求項29記載の発明にかかるリサイクル方法は、上記請求項21〜請求項28のいずれかに記載の発明において、前記作像体を、前記像担持体上を帯電する帯電部と、前記像担持体上に形成される潜像を現像する現像部と、前記像担持体上を清掃するクリーニング部と、のうち少なくとも1つとするものである。
また、請求項30記載の発明にかかるリサイクル方法は、上記請求項21〜請求項25のいずれかに記載の発明において、前記作像体を、前記像担持体上に形成される潜像を現像する現像部に収納される現像剤とするものである。
また、この発明の請求項31記載の発明にかかるリサイクル方法は、交換可能に構成された複数の交換部材が一体化されるとともに画像形成装置本体に対して着脱自在に構成された装置ユニットをリサイクルするリサイクル方法であって、前記複数の交換部材を回収してそれぞれの品質劣化に係わる情報を取得する第1工程と、前記第1工程で取得した情報に基いて前記複数の交換部材を選定する第2工程と、前記第2工程で選定した前記複数の交換部材によって装置ユニットを組み立てる第3工程と、を備えるものである。
また、請求項32記載の発明にかかるリサイクル方法は、上記請求項31に記載の発明において、前記第2工程を、前記第1工程で取得した情報に基いた残りの寿命が同等となるように前記複数の交換部材を選定する工程としたものである。
また、請求項33記載の発明にかかるリサイクル方法は、上記請求項32に記載の発明において、前記第3工程にて組み立てる装置ユニットを、前記残りの寿命に基いて格付けする工程をさらに備えるものである。
また、請求項34記載の発明にかかるリサイクル方法は、上記請求項31に記載の発明において、前記第2工程を、前記第1工程で取得した情報に基いた残りの寿命が予め定めた値以上となるように前記複数の交換部材を選定する工程としたものである。
また、請求項35記載の発明にかかるリサイクル方法は、上記請求項34に記載の発明において、前記第3工程にて組み立てる装置ユニットを、前記予め定めた値に基いて格付けする工程をさらに備えるものである。
また、請求項36記載の発明にかかるリサイクル方法は、上記請求項31〜請求項35のいずれかに記載の発明において、前記品質劣化に係わる情報は、使用履歴に係わる情報であって、前記情報は、前記複数の交換部材にそれぞれ設置された不揮発メモリに保持されるものである。
また、請求項37記載の発明にかかるリサイクル方法は、上記請求項31〜請求項36のいずれかに記載の発明において、前記品質劣化に係わる情報は、交換されるときの品質に係わる情報であって、前記情報は、前記複数の交換部材にそれぞれ設置された不揮発メモリに保持されるものである。
また、請求項38記載の発明にかかるリサイクル方法は、上記請求項36又は請求項37に記載の発明において、前記不揮発性メモリを、ICタグとしたものである。
本発明は、プロセスカートリッジ又は装置ユニットを構成する複数の構成部材のそれぞれについての品質劣化に係わる情報を把握して、その情報に基いてリサイクルをおこなっている。これによって、効率的で無駄のないリサイクルが可能なプロセスカートリッジ、装置ユニット、画像形成装置、及び、リサイクル方法を提供することができる。
実施の形態.
以下、この発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
図1は、実施の形態における画像形成装置の全体を示す構成図である。
図1において、1は画像形成装置としてのカラープリンタの装置本体、2は画像情報に基づいたレーザ光を発する光学部(光学ユニット)、20Y、20M、20C、20BKは各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応したプロセスカートリッジ、21は各プロセスカートリッジ20Y、20M、20C、20BKにそれぞれ収納された像担持体としての感光体ドラム、22は感光体ドラム21上を帯電する帯電部、23は感光体ドラム21上に形成される静電潜像を現像する現像部、24は感光体ドラム21上に形成されたトナー像を被転写材Pに転写する転写ローラ、25は感光体ドラム21上の未転写トナーを回収するクリーニング部、30は転写ベルトユニットの転写ベルト、61は転写紙等の被転写材Pが収納される給紙部(給紙ユニット)、66は被転写材P上の未定着画像を定着する定着部(定着ユニット)、100は装置本体1の制御部を示す。
ここで、各プロセスカートリッジ20Y、20M、20C、20BKには、それぞれ、像担持体としての感光体ドラム21と、作像体としての帯電部22、現像部23、クリーニング部25とが、一体化されている。そして、各プロセスカートリッジ20Y、20M、20C、20BKにおける感光体ドラム21上で、それぞれ、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)の作像プロセスがおこなわれる。
以下、画像形成装置における、カラー画像形成時の動作について説明する。
4つの感光体ドラム21は、それぞれ、図1の時計方向に回転している。そして、まず、感光体ドラム21の表面は、帯電部22との対向位置で、一様に帯電される(帯電工程である。)。その後、帯電された感光体ドラム21表面は、それぞれのレーザ光の照射位置に達する。
一方、光学部2において、LD光源から画像情報に対応したレーザ光が各色に対応して射出される。レーザ光は、ポリゴンミラー3に入射して反射した後に、レンズ4、5を透過する。レンズ4、5を透過した後のレーザ光は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色成分ごとに別の光路を通過することになる(露光工程である。)。
イエロー成分のレーザ光は、ミラー6〜8で反射された後に、紙面右側から1番目のプロセスカートリッジ20Yの感光体ドラム21表面に照射される。このとき、イエロー成分のレーザ光は、高速回転するポリゴンミラー3により、感光体ドラム21の回転軸方向(主走査方向)に走査される。こうして、帯電部22にて帯電された後の感光体ドラム21上には、イエロー成分の静電潜像が形成される。
同様に、マゼンタ成分のレーザ光は、ミラー9〜11で反射された後に、紙面右から2番目のプロセスカートリッジ20Mの感光体ドラム21表面に照射されて、マゼンタ成分の静電潜像が形成される。シアン成分のレーザ光は、ミラー12〜14で反射された後に、紙面右から3番目のプロセスカートリッジ20Cの感光体ドラム12表面に照射されて、シアン成分の静電潜像が形成される。ブラック成分のレーザ光は、ミラー15で反射された後に、紙面右から4番目のプロセスカートリッジ20BKの感光体ドラム21表面に照射されて、ブラック成分の静電潜像が形成される。
その後、各色の静電潜像が形成された感光体ドラム21表面は、さらに回転して、現像部23との対向位置に達する。そして、現像部23から感光体ドラム21上に各色のトナーが供給されて、感光体ドラム21上の潜像が現像される(現像工程である。)。
その後、現像工程後の感光体ドラム21表面は、それぞれ、転写ベルト30との対向位置に達する。ここで、それぞれの対向位置には、転写ベルト30の内周面に当接するように転写ローラ24が設置されている。そして、転写ローラ24の位置で、転写ベルト30によって搬送された被転写材P上に、感光体ドラム21上に形成された各色のトナー像が、順次転写される(転写工程である。)。
なお、転写ベルトユニット(転写部)において、転写ベルト30は駆動ローラと3つの従動ローラとによって張架・支持されている。そして、駆動ローラによって、転写ベルト30は図中の矢印方向に走行する。この転写ベルトユニットは、上述の転写ローラ24や転写ベルト30等の部材が一体的に構成されていて、装置本体1に対して着脱自在な装置ユニットとして構成されている。
そして、転写工程後の感光体ドラム21表面は、それぞれ、クリーニング部25との対向位置に達する。そして、クリーニング部25で、感光体ドラム21上に残存する未転写トナーが回収される(クリーニング工程である。)。
その後、感光体ドラム21表面は、不図示の除電部を通過して、一連の作像プロセスが終了する。
一方、給紙部61(給紙ユニット)からは、給紙ローラ62により給送された被転写材Pが、搬送ガイド63を通過した後に、レジストローラ64の位置に導かれる。レジストローラ64に導かれた被転写材Pは、搬送タイミングを制御されながら、転写ベルト30と吸着ローラ27との当接部に向けて搬送される。
その後、被転写材Pは、図中矢印方向に走行する転写ベルト30に搬送されながら、4つの感光体ドラム21の対向位置を順次通過する。こうして、被転写材P上には各色のトナー像が重ねて転写されて、カラー画像が形成される。
その後、カラー画像が形成された被転写材Pは、転写ベルトユニットの転写ベルト30から離脱して、定着部66(定着ユニット)に導かれる。定着部66では、加熱ローラ67と加圧ローラ68とのニップ部にて、カラー画像が被転写材P上に定着される。
そして、定着工程後の被転写材Pは、排紙ローラ69によって、出力画像として装置本体1外に排出される。
こうして、一連の画像形成装置の動作が完了する。
次に、図2にて、画像形成装置本体1に交換自在に設置されるプロセスカートリッジについて詳述する。
なお、装置本体1に設置される4つのプロセスカートリッジは、収納されるトナーTの色が異なる以外はほぼ同一構造であるので、符号のアルファベット(Y、M、C、BK)を除して図示する。
図2Aは、新品製造後又はリサイクル処理後であって装置本体1に装着される前のプロセスカートリッジ20を示す断面図である。
同図に示すように、プロセスカートリッジ20には、主として、感光体ドラム21と、帯電部22と、現像部23と、クリーニング部25と、トナー収納部23eとが、ケース26内に一体的に収納されている。また、現像部23は、現像ローラ23a、撹拌ローラ23b、23c、ドクターブレード23d、トナー濃度センサ29(Tセンサ)等で構成され、その内部にはキャリアCとトナーTとからなる現像剤が収納されている。また、クリーニング部25は、感光体ドラム21に当接するクリーニングブレード25a、クリーニングローラ25b等で構成されている。
ここで、プロセスカートリッジ20のケース26上には、不揮発性メモリとしてのICタグ79が設置されている。
さらに、プロセスカートリッジ20の各構成部材(像担持体及び作像体)にも、不揮発性メモリとしてのICタグ80〜83が設置されている。詳しくは、感光体ドラム21にICタグ80が、帯電ローラ22にICタグ81が、現像ローラ23aにICタグ82が、クリーニングブレード25aにICタグ83が、それぞれ設置されている。
なお、これらのICタグ79〜83は、いずれも、各部材が関与する作像プロセスを妨げない位置に配設されている。例えば、感光体ドラム21であれば、その周面ではなく、その端面にICタグ80が配置されている。
なお、ICタグ79〜83は、大きさが数mm角前後の小型ICチップであって、装置本体1の制御部100との間で無線通信ができるように構成されている。これらのIC80〜83タグは、設置面積の小さな構成部材への設置をするものなので、小型のものが特に望ましい。
そして、各構成部材に設置されたICタグ80〜83には、各構成部材の品質劣化に係わる情報が記憶される。他方、ケース26に設置されたICタグ79には、プロセスカートリッジ20全体に係わる情報(製造番号、製造条件、格付け等の情報である。)が記憶される。これらについては、後で詳しく説明する。
そして、図2Bを参照して、上述のプロセスカートリッジ20が、装置本体1の設置部に設置される。
詳しくは、作業者によって装置本体のドア(不図示である。)が開放された後に、プロセスカートリッジ20は装置本体に設けられた不図示のレールに案内されて装置本体内に設置される。
そして、図2Bを参照して、先に図1で説明した作像プロセスがおこなわれる。
さらに詳しくは、現像ローラ23aは、図中の矢印方向に回転している。現像部23内のトナーTは、図中の反時計方向に回転する2つの撹拌ローラ23b、23cによって、トナー収納部23eから供給されるトナーTとともに、キャリアCと混合される。そして、摩擦帯電したトナーTは、一方の撹拌ローラ23bによって、キャリアCとともに現像ローラ23a上に供給される。
なお、トナー収納部23e内のトナーTは、現像部23内のトナーTの消費にともない、現像部23内に適宜に供給されるものである。現像部23内のトナーTの消費は、感光体ドラム21に対向する光学センサとしてのトナー濃度センサ28(Pセンサ)と、現像部23内に設けられた透磁率センサとしてのトナー濃度センサ29(Tセンサ)と、によって検出される。
その後、現像ローラ23aに担持されたトナーTは、ドクターブレード23dの位置を通過した後に、感光体ドラム21との対向位置に達する。そして、その対向位置で、トナーTは、感光体ドラム21表面に形成された静電潜像に付着する。詳しくは、レーザ光Lが照射された領域の潜像電位と、現像ローラ23aに印加された現像バイアスとの、電位差によって形成される電界によって、トナーTが感光体ドラム21表面に付着する。
そして、感光体ドラム21に付着したトナーTは、そのほとんどが被転写材P上に転写される。そして、感光体ドラム21上に残存したトナーTが、クリーニングブレード25a及びクリーニングローラ25bによってクリーニング部25内に回収される。
ここで、プロセスカートリッジ20の交換時(装置本体1から離脱する直前である。)には、制御部100から各構成部材21、22、23a、25aのICタグ80〜83に品質劣化に係わる情報が送信されて、その情報がICタグ80〜83に保持される。
なお、制御部100からICタグ80〜83に品質劣化情報を送信するタイミングは、上述のタイミングに限定されることはない。例えば、画像形成をおこなうたびに順次ICタグ80〜83の情報を更新してもよいし、装置本体1のカバーを開放するときに品質劣化情報を送信してもよい。
各構成部材21、22、23a、25aの品質劣化に係わる情報とは、構成部材の使用履歴に係わる情報や、構成部材が交換されるときの品質に係わる情報である。
使用履歴に係わる情報は、A4サイズの被転写材Pへの画像形成に換算した累積プリント枚数や、累積駆動時間等の情報である。すなわち、使用履歴に係わる情報は、累積プリント枚数や累積駆動時間の増加にともない劣化する品質についての間接的な情報である。
交換されるときの品質に係わる情報は、プロセスカートリッジ20の交換時における構成部材の品質(経時特性)についての直接的な情報である。
例えば、感光体ドラム21がA4サイズ換算で1万枚の画像形成に関与した場合には、そのプリント枚数の情報(使用履歴に係わる情報)が感光体ドラム21のICタグ80に保持される。このとき、感光体ドラム21が既にリサイクルされたものである場合には、その1万枚のプリント枚数が既にICタグ80に保持されている従前の累積プリント枚数に加算されることになる。
また、例えば、プロセスカートリッジ20が離脱される直前の帯電ローラ22による感光体ドラム21上の帯電電位が−700ボルトであった場合には、その帯電電位の情報(交換されるときの品質に係わる情報)が帯電ローラ22のICタグ81に保持される。このとき、帯電ローラ22が既にリサイクルされたものである場合には、その−700ボルトの品質情報が既にICタグ81に保持されている従前の品質情報に替わって保持されることになる。
次に、図3にて、プロセスカートリッジ20のリサイクル方法について詳述する。
図3Aはリサイクル前の回収された4つのプロセスカートリッジ20A〜20Dを示す概略図であり、図3Bはリサイクル後の再生された2つのプロセスカートリッジ20E、20Fを示す概略図である。
なお、図3A及び図3Bに示すプロセスカートリッジ20A〜20Fは、どれも、図2で説明したプロセスカートリッジ20とほぼ同一構造である。
図3Aに示すように、回収された4つのプロセスカートリッジ20A〜20Dは、それぞれ、感光体ドラム21A〜21D、帯電部22A〜22D、現像部23A〜23D、クリーニング部25A〜25D等で構成される。そして、それらの構成部材の交換用部品ごとに、それぞれ、ICタグ80A〜80D、81A〜81D、82A〜82D、83A〜83Dが設置されている。
そして、回収されたプロセスカートリッジ20A〜20Dは、リサイクル工場にて、次のように処理される。
回収されたプロセスカートリッジ20A〜20Dの分解作業に前後して、まず、不図示の読取装置にて、回収されたプロセスカートリッジ20A〜20Dの、すべてのICタグ80A〜80D、81A〜81D、82A〜82D、83A〜83Dに保持された品質劣化に係わる情報が取得される。
その後、取得した品質劣化に係わる情報に基いて、リサイクルカートリッジを構成する構成部材の組み合わせを選定する。
ここで、構成部材の選定基準として、品質劣化に係わる情報に基いて求められる構成部材の残寿命(特定の画質を維持できる残りのプリント枚数である。)が同等となるか、又は、残寿命が予め定めた値以上になるように定めることができる。
最後に、図3Bを参照して、残寿命が同程度となるように選定された構成部材によって、リサイクルのプロセスカートリッジ20E、20Fが組み立てられる。
詳しくは、一方のプロセスカートリッジ20Eは、第3のカートリッジ20Cの感光体ドラム21C及び帯電ローラ22Cと、第1のカートリッジ20Aの現像部23Aと、第2のカートリッジ20Bのクリーニング部25Bとで、構成される。もう一方のプロセスカートリッジ20Fは、第4のカートリッジ20Dの感光体ドラム21D及び帯電ローラ22Dと、第3のカートリッジ20Cの現像部23C及びクリーニング部25Cとで、構成される。
このようにして組み立てられたリサイクルカートリッジ20E、20Fは、同程度の残寿命を有する構成部材によって構成されるものであるから、その残寿命がリサイクルカートリッジ20E、20F自体の寿命となる。そして、その寿命の大小によって、リサイクルカートリッジ20E、20Fを格付けすることができる。
例えば、一方のリサイクルカートリッジ20Eの寿命が新品カートリッジと同等の品質(以下、A級品質とよぶ。)を充分に維持できる場合には、使用条件や価格において新品カートリッジと同等に扱うことができる。
これに対して、もう一方のリサイクルカートリッジ20Fの寿命が新品カートリッジと同等の品質を維持できないが種々の面で許容できるレベルの品質(以下、B級品質とよぶ。)を充分に維持できる場合には、価格を新品カートリッジより低廉に設定したり、使用条件に制約を設けたりすることができる。
また、これらのA級品質及びB級品質の格付け情報は、リサイクルカートリッジ20E、20FにおけるそれぞれのICタグ79E、79Fに保持される。
そして、リサイクルカートリッジ20E、20Fが装置本体1に設置されたときに、ICタグ79E、79Fに保持された格付け情報は、図2Bを参照して、制御部100に読み込まれる。すなわち、制御部100には各構成部材の品質劣化に係わる情報が読み込まれる。そして、その情報に基いて、画像形成装置における作像プロセスが調整制御される。
具体的には、帯電ローラ22の劣化の度合いに応じて、帯電ローラ22に印加するAC電圧を制御してもよい。また、感光体ドラム21の劣化の度合いに応じて、帯電電位、潜像電位、現像バイアスを制御してもよい。また、クリーニングブレード25aの劣化の度合いに応じて、ブレード当接圧、ブレード当接角度を制御してもよい。また、ICタグ79E、79Fにリサイクルした現像剤の情報が入力されている場合、その情報に基いて現像バイアス等の電位制御をしてもよい。
次に、図3〜図6を用いて、上述のリサイクル方法の実施例を説明する。
図4を参照して、プロセスカートリッジ20の構成部材の寿命は、以下の関係にある。
クリーニングブレード25aは、A級品質を維持できるプリント枚数(累積プリント枚数である。)が0〜1.5万枚であり、B級品質を維持できるプリント枚数が1.5〜3万枚である。ここで、クリーニングブレード25aの主たる品質劣化は感光体ドラム21との摩擦接触による磨耗であって、これが進行するとクリーニング不良が生じる。
すなわち、図5に示すように、新品のクリーニングブレード25aを設置した画像形成装置にてプリントを開始して、プリント枚数がM3(1.5万枚)まではクリーニング不良がほとんど発生せずに、A級品質が維持される。さらに、プリント枚数がM3(1.5万枚)を超えてM4(3万枚)までは許容できるレベルのクリーニング不良が発生して、A級品質は維持できないもののB級品質であれば維持される状態である。
また、図4に示すように、現像ローラ23aは、A級品質を維持できるプリント枚数が0〜2万枚であり、B級品質を維持できるプリント枚数が2〜4万枚である。ここで、現像ローラ23aの主たる品質劣化はスリーブ表面のトナー固着と軸受部へのトナー進入とであって、これが進行すると現像部23の駆動負荷が大きくなる。
また、図4に示すように、帯電ローラ22は、A級品質を維持できるプリント枚数が0〜2.5万枚であり、B級品質を維持できるプリント枚数が2.5〜5万枚である。ここで、帯電ローラ22の主たる品質劣化はローラ表面の磨耗と材料劣化とであって、これが進行すると感光体ドラム21上の帯電電位が低下する。
すなわち、図6に示すように、新品の帯電ローラ22を設置した画像形成装置にてプリントを開始して、プリント枚数がM1(2.5万枚)までは帯電電位の変動が比較的小さくて、A級品質が維持される。さらに、プリント枚数がM1(2.5万枚)を超えてM2(5万枚)までは許容できるレベル(作像プロセスの制御で調整可能なレベルである。)の帯電電位低下が発生して、A級品質は維持できないもののB級品質であれば維持される状態である。
また、図4に示すように、感光体ドラム21は、A級品質を維持できるプリント枚数が0〜3万枚であり、B級品質を維持できるプリント枚数が3〜6万枚である。ここで、感光体ドラム21の主たる品質劣化はドラム表面の磨耗とフィルミングとであって、これが進行すると感光体ドラム21の感度が低下する。
ここで、図3Aを参照して、回収された4つのカートリッジ20A〜20Dにおいて、累積プリント枚数が、それぞれ、1万枚、0.5万枚、1.5万枚、3万枚であったとする。また、4つのカートリッジ20A〜20Dの各構成部材は、一度も交換(リサイクル)されていないものとする。
したがって、第1のプロセスカートリッジ20Aにおいて、感光体ドラム21AのA級品質の残寿命は2万枚であり、帯電部22A(帯電ローラ)のA級品質の残寿命は1.5万枚であり、現像部23A(現像ローラ23a)のA級品質の残寿命は1万枚であり、クリーニング部25A(クリーニングブレード25a)のA級品質の残寿命は0.5万枚である。なお、これらの残寿命は、各ICタグ80A〜83Aの品質劣化情報に基いたものである。
1つの例としては、図5のグラフに基いて、累積のプリント枚数(使用履歴)から、クリーニングブレード25aの残りの寿命を算出することができる。例えば、プリント枚数が1/3×M3である場合、A級品質の残寿命は2/3×M3となる。
別の例としては、図6のグラフに基いて、交換時の品質から、帯電ローラ22の残りの寿命を算出することができる。例えば、交換時(プロセスカートリッジ離脱直前時)の帯電電位がV1であった場合、A級品質の残寿命はちょうど0となる。
同様に、第2のプロセスカートリッジ20Bにおいて、感光体ドラム21BのA級品質の残寿命は2.5万枚であり、帯電部22BのA級品質の残寿命は2万枚であり、現像部23BのA級品質の残寿命は1.5万枚であり、クリーニング部25BのA級品質の残寿命は1万枚である。なお、これらの残寿命は、各ICタグ80B〜83Bの品質劣化情報に基いたものである。
同様に、第3のプロセスカートリッジ20Cにおいて、感光体ドラム21CのA級品質の残寿命は1.5万枚であり、帯電部22CのA級品質の残寿命は1万枚であり、現像部23CのA級品質の残寿命は0.5万枚であり、クリーニング部25CのA級品質の残寿命は0万枚である。なお、これらの残寿命は、各ICタグ80C〜83Cの品質劣化情報に基いたものである。
同様に、第4のプロセスカートリッジ20Dにおいて、感光体ドラム21DのA級品質の残寿命は0万枚でB級品質の残寿命は3万枚であり、帯電部22DのA級品質の残寿命は0万枚でB級品質の残寿命は2万枚であり、現像部23DのA級品質の残寿命は0万枚でB級品質の残寿命は1万枚であり、クリーニング部25DのA級品質の残寿命は0万枚でB級品質の残寿命も0万枚である。なお、これらの残寿命は、各ICタグ80D〜83Dの品質劣化情報に基いたものである。
このようなときに、図3Bを参照して、リサイクルカートリッジ20E、20Fを、それぞれ、構成部材の残寿命が所定値以上であってほぼ同程度になるように構成する。
詳しくは、一方のプロセスカートリッジ20Eは、A級品質の残寿命が1万枚以上(又は、1万枚程度)となる構成部材によって構成されたものである。すなわち、第3のカートリッジ20Cの感光体ドラム21C(A級品質の残寿命が1.5万枚)及び帯電ローラ22C(A級品質の残寿命が1万枚)と、第1のカートリッジ20Aの現像部23A(A級品質の残寿命が1万枚)と、第2のカートリッジ20Bのクリーニング部25B(A級品質の残寿命が1万枚)とで、構成される。
このような構成部材で構成されたプロセスカートリッジ20Eは、A級品質の格付けがされて、その情報がICチップ79Eに保持される。
もう一方のプロセスカートリッジ20Fは、A級品質の残寿命が0万枚で、B級品質の残寿命が1.5万枚以上となる構成部材によって構成されたものである。すなわち、第4のカートリッジ20Dの感光体ドラム21D(B級品質の残寿命が3万枚)及び帯電ローラ22D(B級品質の残寿命が2万枚)と、第3のカートリッジ20Cの現像部23C(B級品質の残寿命が2万枚)及びクリーニング部25C(B級品質の残寿命が1.5万枚)とで、構成される。
このような構成部材で構成されたプロセスカートリッジ20Fは、B級品質の格付けがされて、その情報がICチップ79Fに保持される。
以上説明したように、本実施の形態においては、プロセスカートリッジ20が寿命の異なる複数の構成部材によって構成されていても、交換対象となっている個々の構成部材21、22、23a、25aに品質劣化に係わる情報が保持されたICチップ80〜83が設置されている。そして、そのICチップ80〜83の情報に基いて、残寿命が同程度の構成部材を選定して、リサイクルカートリッジ20E、20Fを組み立てている。これによって、残寿命を多分に余した構成部材が破棄されることがなくなるために効率的で無駄のないリサイクルが可能になるとともに、ユーザーの選択枝を広げる多様なリサイクルカートリッジを提供することができる。
なお、本実施の形態では、理解を容易にするために、図3Aにおいて回収されるプロセスカートリッジ20A〜20Dを4つとしたが、実際のリサイクル処理はもっと大規模におこなわれるために、分解される構成部材の数も多くなって、リサイクルカートリッジに組み込む構成部材の選定の幅ががさらに広がることになる。
また、本実施の形態では、リサイクル時の交換対象となる構成部材を、感光体ドラム21、帯電ローラ22、現像ローラ23a、クリーニングブレード25aとして、それらにそれぞれICタグ80〜83を設置した。しかし、本発明の適用はこれに限定されることなく、リサイクル可能な他の部材についても、ICタグを設置して、個別に品質劣化を管理することができる。
また、現像剤のように直接的にICタグを設置することができない部材(作像体)については、例えば、それを収納する現像部ケースにICタグを設置したり、カートリッジ20のICタグ79を用いることで、間接的にその品質劣化情報を保有することができる。
また、本実施の形態においては、装置本体1に交換可能に設置されるプロセスカートリッジ20に本発明を適用した。しかし、本発明の適用はこれに限定されることなく、装置本体1に交換可能に設置される装置ユニットであって寿命の異なる複数の交換部材にて構成されるもののすべてに適用することができる。ここで、本願において、「装置ユニット」は、画像形成装置本体に対して交換自在に設置されるユニットと定義する。
例えば、装置ユニットとして、図1における光学ユニット2や転写ベルトユニット24、30や定着ユニット66や給紙ユニット61に、本発明が適用できる。また、感光体ドラム、帯電部、現像部、クリーニング部、転写部のうちの、複数がユニット化された複合ユニット(プロセスカートリッジ以外の装置ユニットの形態である。)にも本発明を適用できる。それらの場合、装置ユニットを構成する複数の交換部材のすべてに不揮発性メモリを設置する。そして、その不揮発性メモリが保持する品質劣化情報に基いて、同程度の残寿命の交換部材を選定して、リサイクルをおこなう。この場合にも、本実施の形態と同等の効果を得ることができる。
また、本実施の形態では、4つのプロセスカートリッジが設置されるカラー画像形成装置に本発明を適用したが、これに限定されずに、単一のプロセスカートリッジが設置される画像形成装置等の種々の画像形成装置に対して、本発明を適用することができる。
さらに、本発明が上記実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、実施の形態の中で示唆した以外にも、実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、上記構成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
この発明の実施の形態における画像形成装置を示す構成図である。 図1の画像形成装置に設置されるプロセスカートリッジを示す断面図である。 図2Aのプロセスカートリッジが画像形成装置に設置された状態を示す断面図である。 リサイクル前のプロセスカートリッジを示す概略図である。 リサイクル後のプロセスカートリッジを示す概略図である。 プロセスカートリッジにおける各構成部材の寿命を示す表である。 クリーニングブレードにおける品質劣化の経時変化を示すグラフである。 帯電ローラにおける品質劣化の経時変化を示すグラフである。
符号の説明
1 画像形成装置本体(装置本体)、 2 光学部(光学ユニット)、
20、20Y、20M、20C、20BK プロセスカートリッジ、
21 感光体ドラム(像担持体)、 22 帯電部、
23 現像部、 24 転写ローラ(転写ベルトユニット、転写部)、
25 クリーニング部、 30 転写ベルト(転写ベルトユニット、転写部)、
61 給紙部(給紙ユニット)、 66 定着部(定着ユニット)、
79〜83 ICタグ(不揮発性メモリ)、 100 制御部。

Claims (38)

  1. 像担持体と当該像担持体上でおこなわれる作像プロセスに係わる作像体とが一体化されるとともに画像形成装置本体に対して着脱自在に構成されたプロセスカートリッジであって、
    前記像担持体及び前記作像体は、それぞれ交換可能に構成されるとともに、品質劣化に係わる情報が保持される不揮発メモリをそれぞれ備えたことを特徴とするプロセスカートリッジ。
  2. 前記品質劣化に係わる情報は、使用履歴に係わる情報であることを特徴とする請求項1に記載のプロセスカートリッジ。
  3. 前記品質劣化に係わる情報は、交換されるときの品質に係わる情報であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のプロセスカートリッジ。
  4. 前記情報に基いた残りの寿命がそれぞれ同等となるように選定した前記像担持体及び前記作像体からなることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のプロセスカートリッジ。
  5. 前記残りの寿命に基いた格付けに係わる情報を保持することを特徴とする請求項4に記載のプロセスカートリッジ。
  6. 前記情報に基いた残りの寿命が予め定めた値以上となるように選定した前記像担持体及び前記作像体からなることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のプロセスカートリッジ。
  7. 前記予め定めた値に基いた格付けに係わる情報を保持することを特徴とする請求項6に記載のプロセスカートリッジ。
  8. 前記不揮発性メモリは、ICタグであることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載のプロセスカートリッジ。
  9. 前記作像体は、前記像担持体上を帯電する帯電部と、前記像担持体上に形成される潜像を現像する現像部と、前記像担持体上を清掃するクリーニング部と、のうち少なくとも1つであることを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれかに記載のプロセスカートリッジ。
  10. 請求項1〜請求項9のいずれかに記載のプロセスカートリッジを前記画像形成装置本体に設置したことを特徴とする画像形成装置。
  11. 前記不揮発性メモリに保持された情報に基いて前記作像プロセスを制御することを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
  12. 画像形成装置本体に対して着脱自在に構成された装置ユニットであって、
    交換可能に構成された複数の交換部材を備え、
    前記複数の交換部材は、それぞれ、品質劣化に係わる情報が保持される不揮発メモリを備えたことを特徴とする装置ユニット。
  13. 前記品質劣化に係わる情報は、使用履歴に係わる情報であることを特徴とする請求項12に記載の装置ユニット。
  14. 前記品質劣化に係わる情報は、交換されるときの品質に係わる情報であることを特徴とする請求項12又は請求項13に記載の装置ユニット。
  15. 前記情報に基いた残りの寿命がそれぞれ同等となるように選定した前記複数の交換部材からなることを特徴とする請求項12〜請求項14のいずれかに記載の装置ユニット。
  16. 前記残りの寿命に基いた格付けに係わる情報を保持することを特徴とする請求項15に記載の装置ユニット。
  17. 前記情報に基いた残りの寿命が予め定めた値以上となるように選定した前記複数の交換部材からなることを特徴とする請求項12〜請求項14のいずれかに記載の装置ユニット。
  18. 前記予め定めた値に基いた格付けに係わる情報を保持することを特徴とする請求項17に記載の装置ユニット。
  19. 前記不揮発性メモリは、ICタグであることを特徴とする請求項12〜請求項18のいずれかに記載の装置ユニット。
  20. 請求項12〜請求項19のいずれかに記載の装置ユニットを前記画像形成装置本体に設置したことを特徴とする画像形成装置。
  21. 像担持体と当該像担持体上でおこなわれる作像プロセスに係わる作像体とが一体化されるとともに画像形成装置本体に対して着脱自在に構成されたプロセスカートリッジをリサイクルするリサイクル方法であって、
    前記像担持体及び前記作像体を回収してそれぞれの品質劣化に係わる情報を取得する第1工程と、
    前記第1工程で取得した情報に基いて前記像担持体及び前記作像体を選定する第2工程と、
    前記第2工程で選定した前記像担持体及び前記作像体によってプロセスカートリッジを組み立てる第3工程と、を備えることを特徴とするリサイクル方法。
  22. 前記第2工程は、前記第1工程で取得した情報に基いた残りの寿命が同等となるように前記像担持体及び前記作像体を選定する工程であることを特徴とする請求項21に記載のリサイクル方法。
  23. 前記第3工程にて組み立てるプロセスカートリッジを、前記残りの寿命に基いて格付けする工程をさらに備えることを特徴とする請求項22に記載のリサイクル方法。
  24. 前記第2工程は、前記第1工程で取得した情報に基いた残りの寿命が予め定めた値以上となるように前記像担持体及び前記作像体を選定する工程であることを特徴とする請求項21に記載のリサイクル方法。
  25. 前記第3工程にて組み立てるプロセスカートリッジを、前記予め定めた値に基いて格付けする工程をさらに備えることを特徴とする請求項24に記載のリサイクル方法。
  26. 前記品質劣化に係わる情報は、使用履歴に係わる情報であって、
    前記情報は、前記像担持体及び前記作像体にそれぞれ設置された不揮発メモリに保持されることを特徴とする請求項21〜請求項25のいずれかに記載のリサイクル方法。
  27. 前記品質劣化に係わる情報は、交換されるときの品質に係わる情報であって、
    前記情報は、前記像担持体及び前記作像体にそれぞれ設置された不揮発メモリに保持されることを特徴とする請求項21〜請求項26のいずれかに記載のリサイクル方法。
  28. 前記不揮発性メモリは、ICタグであることを特徴とする請求項26又は請求項27に記載のリサイクル方法。
  29. 前記作像体は、前記像担持体上を帯電する帯電部と、前記像担持体上に形成される潜像を現像する現像部と、前記像担持体上を清掃するクリーニング部と、のうち少なくとも1つであることを特徴とする請求項21〜請求項28のいずれかに記載のリサイクル方法。
  30. 前記作像体は、前記像担持体上に形成される潜像を現像する現像部に収納される現像剤であることを特徴とする請求項21〜請求項25のいずれかに記載のリサイクル方法。
  31. 交換可能に構成された複数の交換部材が一体化されるとともに画像形成装置本体に対して着脱自在に構成された装置ユニットをリサイクルするリサイクル方法であって、
    前記複数の交換部材を回収してそれぞれの品質劣化に係わる情報を取得する第1工程と、
    前記第1工程で取得した情報に基いて前記複数の交換部材を選定する第2工程と、
    前記第2工程で選定した前記複数の交換部材によって装置ユニットを組み立てる第3工程と、を備えることを特徴とするリサイクル方法。
  32. 前記第2工程は、前記第1工程で取得した情報に基いた残りの寿命が同等となるように前記複数の交換部材を選定する工程であることを特徴とする請求項31に記載のリサイクル方法。
  33. 前記第3工程にて組み立てる装置ユニットを、前記残りの寿命に基いて格付けする工程をさらに備えることを特徴とする請求項32に記載のリサイクル方法。
  34. 前記第2工程は、前記第1工程で取得した情報に基いた残りの寿命が予め定めた値以上となるように前記複数の交換部材を選定する工程であることを特徴とする請求項31に記載のリサイクル方法。
  35. 前記第3工程にて組み立てる装置ユニットを、前記予め定めた値に基いて格付けする工程をさらに備えることを特徴とする請求項34に記載のリサイクル方法。
  36. 前記品質劣化に係わる情報は、使用履歴に係わる情報であって、
    前記情報は、前記複数の交換部材にそれぞれ設置された不揮発メモリに保持されることを特徴とする請求項31〜請求項35のいずれかに記載のリサイクル方法。
  37. 前記品質劣化に係わる情報は、交換されるときの品質に係わる情報であって、
    前記情報は、前記複数の交換部材にそれぞれ設置された不揮発メモリに保持されることを特徴とする請求項31〜請求項36のいずれかに記載のリサイクル方法。
  38. 前記不揮発性メモリは、ICタグであることを特徴とする請求項36又は請求項37に記載のリサイクル方法。
JP2003344234A 2003-10-02 2003-10-02 プロセスカートリッジ、装置ユニット、画像形成装置、及び、リサイクル方法 Pending JP2005107440A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003344234A JP2005107440A (ja) 2003-10-02 2003-10-02 プロセスカートリッジ、装置ユニット、画像形成装置、及び、リサイクル方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003344234A JP2005107440A (ja) 2003-10-02 2003-10-02 プロセスカートリッジ、装置ユニット、画像形成装置、及び、リサイクル方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005107440A true JP2005107440A (ja) 2005-04-21

Family

ID=34537935

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003344234A Pending JP2005107440A (ja) 2003-10-02 2003-10-02 プロセスカートリッジ、装置ユニット、画像形成装置、及び、リサイクル方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005107440A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006337638A (ja) * 2005-06-01 2006-12-14 Canon Inc 搬送部材及びシート処理装置
EP2136255A2 (en) 2008-06-19 2009-12-23 Konica Minolta Business Technologies, INC. Image forming apparatus
WO2010077272A2 (en) 2008-12-09 2010-07-08 Eastman Kodak Company Method for interchanging components in a printing apparatus
JP2011197077A (ja) * 2010-03-17 2011-10-06 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
CN108538186A (zh) * 2017-03-01 2018-09-14 兄弟工业株式会社 非暂时性存储介质、标签生成方法和标签打印机

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006337638A (ja) * 2005-06-01 2006-12-14 Canon Inc 搬送部材及びシート処理装置
US7641606B2 (en) 2005-06-01 2010-01-05 Canon Kabushiki Kaisha Sheet conveyance roller and sheet processing apparatus with RFID unit embedded in the rotational member
JP4701013B2 (ja) * 2005-06-01 2011-06-15 キヤノン株式会社 搬送部材及びシート処理装置
EP2136255A2 (en) 2008-06-19 2009-12-23 Konica Minolta Business Technologies, INC. Image forming apparatus
CN101609279A (zh) * 2008-06-19 2009-12-23 柯尼卡美能达商用科技株式会社 图像形成设备
WO2010077272A2 (en) 2008-12-09 2010-07-08 Eastman Kodak Company Method for interchanging components in a printing apparatus
WO2010077272A3 (en) * 2008-12-09 2010-09-10 Eastman Kodak Company Method for interchanging components in a printing apparatus
US8170428B2 (en) 2008-12-09 2012-05-01 Eastman Kodak Company Method for interchanging components in a printing apparatus
JP2011197077A (ja) * 2010-03-17 2011-10-06 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
CN108538186A (zh) * 2017-03-01 2018-09-14 兄弟工业株式会社 非暂时性存储介质、标签生成方法和标签打印机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0687962B1 (en) Intelligent printing system
JP4587269B2 (ja) プロセスカートリッジの交換方法、装置ユニットの交換方法
JP4789982B2 (ja) トナーカートリッジおよびそれを用いた画像形成装置
JP2005107440A (ja) プロセスカートリッジ、装置ユニット、画像形成装置、及び、リサイクル方法
JP7371372B2 (ja) 画像形成装置
JP7139796B2 (ja) 画像形成装置
JP4239381B2 (ja) 画像形成装置
JP4412583B2 (ja) 装置ユニット、画像形成装置、及び、管理システム
JP2012230305A (ja) 画像形成装置
JP4507061B2 (ja) 装置ユニット、及び、画像形成装置
JP5746129B2 (ja) 画像形成装置
JP2011158895A (ja) 画像形成装置および色材管理方法
JP4530250B2 (ja) 画像形成装置
JP4669275B2 (ja) 画像形成装置
JP4284842B2 (ja) プロセスカートリッジおよびプリンタシステム
JP2006349779A (ja) 現像器及びそれを備えた画像形成装置
JP4731799B2 (ja) 画像形成装置
JP4662231B2 (ja) 画像形成装置、及び、管理システム
JPH06324536A (ja) カラー画像形成装置
JP2003345180A (ja) 画像形成装置
JP2005134592A (ja) 画像形成装置
JP4792872B2 (ja) 画像形成装置
JP2005148483A (ja) プロセスカートリッジおよび画像形成装置
JPH10333509A (ja) 画像形成装置および画像形成装置のデータ処理方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体
JP2001239729A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060921

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20061013

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090903

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090908

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091005

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20091027