JP2005107119A - プリンタ - Google Patents

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Soichiro Kimura
壮一郎 木村
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Abstract

【課題】 ラインヘッドの副走査方向への移動を安定して行なわせることができるラインヘッド駆動部を備えたプリンタを提供すること。
【解決手段】 リードスクリュー161aと同じ側に配設される第2のガイドシャフト1612aを支持する一端側の壁10aに外側に膨らんだ突部10hを形成する。別体となる支持部材10gにその突部10hが嵌め込まれる凹部100gと、その突部10hが嵌め込まれたことにより位置決めされる凸部101gとを設ける。枠体の壁10aにリードシャフト161aを回転自在に支える軸受け部10cを設けて、突部10hにより位置決めされた支持部材10gの凸部101gでリードシャフト161aの一端側端面を押す。さらにリードシャフトの他端側からバネ部材1621aにより凸部側へバネ付勢を行なってリードシャフト161aを弾性的に支える。
【選択図】 図6

Description

本発明は、記録媒体が装填される媒体装填室を有し、その媒体装填室に装填された記録媒体に画像データに応じた画像を記録し、画像が記録された記録媒体を外部に送り出すプリンタに関する。
画像データに基づいて被写体像を記録媒体上に記録するプリンタがある。このようなプリンタには、一方向に配列されたラインヘッドが配備され、このラインヘッドをラインヘッドの主走査方向と交わる副走査方向に移動させることによって記録媒体に記録が行なわれる。このようなラインヘッドの主走査方向の各位置での露光量の差が生じると、濃度にむらがでるので、これを抑制する技術が開示されている(例えば特許文献1参照)。
ところで、このラインヘッドを副走査方向に移動させる機構として代表的なものにリードスクリューを用いたものがある。このリードスクリューを用いて副走査方向にラインヘッドを移動させる場合には、ラインヘッドを挟んでリードスクリューとは反対の側にガイドシャフトや案内レールを設けることが多い。このようにするとラインヘッドの上下方向の姿勢が安定して副走査方向に案内される。しかし、ラインヘッドをリードスクリューに係合させる部分が、リードスクリューの螺旋状の溝に係合しながらラインヘッドが動くため、ラインヘッドとリードスクリューとの係合部が螺旋状の溝に沿って螺旋状にフリコ運動をしてしまい、そのフリコ運動がラインヘッドに伝わってしまう。そうするとラインヘッドが脈動して画像全体に濃度むらが発生してしまう。そこでガイドシャフト側の規制を強くしてこのフリコ運動を軽減しようとすることが考えられるが、そうすると摺動抵抗が大きくなり、ついには動かなくなる可能性が高い。
特開平2000−280527号公報
本発明は、上記事情に鑑み、ラインヘッドの脈動を抑制してラインヘッドを安定して案内することができるラインヘッド駆動部を備えたプリンタを提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明のプリンタは、記録媒体が装填される媒体装填室を有し、その媒体装填室に装填された記録媒体に画像データに応じた画像を記録し、画像が記録された記録媒体を外部に送り出すプリンタにおいて、
上記媒体装填室に装填された記録媒体上に向き合う位置に配備されて所定の主走査方向に延び、その主走査方向に交わる副走査方向への駆動を受けながら記録媒体に画像データに応じた画像を記録するラインヘッドと、
上記ラインヘッドを副走査方向に駆動させるラインヘッド駆動装置と、
上記媒体装填室の副走査方向両端に立設した壁を有しその媒体装填室を画定する枠体とを具備し、
上記ラインヘッド駆動装置が、
上記ラインヘッドの一端側に配備された副走査方向に延びるリードスクリューと、
上記リードスクリューの一端側に配備されそのリードスクリューを回転させるモータと、
上記ラインヘッドの、上記リードスクリューが配設された側の端部に固定され、上記リードスクリューに弾性的に押接してそのリードスクリューの駆動力をそのラインヘッドに伝送するヘッドキーと、
上記ラインヘッドを間に挟んだ、上記リードスクリューとは反対側に配設されて上記副走査方向に延び、上記リードスクリューによる駆動を受けて移動するラインヘッドを案内する第1のガイドシャフトと、
上記リードスクリューの上記一端側に配備されそのリードスクリューを他端側に向けて弾性的に付勢するバネ部材とを備え、
上記枠体が、
上記リードスクリューの上記一端側および上記他端側それぞれが挿入され、そのリードスクリューを回転自在に支持する軸受け部と、
上記第1のガイドシャフトの両端を支持する第1の支持部とを有し、
さらに枠体とは別体の部材であるとともにその枠体に固着され上記リードスクリューの上記他端側端面に当接してその端面を支える支持部材を備えたことを特徴とする。
このように上記バネ部材により上記一端側からリードスクリューを弾性的に付勢してさらに上記支持部材をリードスクリューの他端側端面に当接させてリードスクリューを支えると、リードスクリューのスラスト方向のがたを抑えつつ、弾性的にリードスクリューを支えることができる。また、上記リードスクリューに対しそのリードスクリューとは反対の側に配設された第1のガイドシャフトによってラインヘッドの回転方向の変動(フリコ運動)が抑制され、その結果、ラインヘッドの脈動が抑制される。
また、上記リードスクリューの上記他端側を支える軸受け部が形成された壁の、その軸受け部近傍に外側に膨らんだ突部を有し、上記支持部材はその突部が嵌入してその支持部材を位置決めする凹部と、上記リードスクリューの上記他端側端面に当接する凸部とを有するものであることが好ましい。
このような構成にすると、突部を凹部に嵌入することで別体の支持部材の位置決めを行うことができ、さらに軸受け部に挿入されたリードスクリューの他端側端面に凸部を確実に当接させることができる。
上記ラインヘッド装置が、さらに、
上記ラインヘッドに対し、上記リードスクリューが配設された側と同一の側に配設され、そのリードスクリューによる駆動を受けて移動するラインヘッドを案内する第2のガイドシャフトを備え、
上記枠体が、さらに上記第2のガイドシャフトの両端を支持する第2の支持部を有し、その第2の支持部の、上記リードスクリューの上記他端側を支持する部分が上記突部を形成していることが好ましい。
このようにすることで、リードスクリューに近い位置に配設された上記第2のガイドシャフトによりラインヘッドのフリコ運動がより一層防止される。さらにその第2のガイドシャフトの両端を支持する上記第2の支持部の、リードスクリューの他端側を支持する支持部が突部を形成することから、第2のガイドシャフトを基準にして上記リードスクリューの位置が定まり、第2のガイドシャフトによる脈動防止効果がより一層顕著に得られる。
上記本発明のプリンタによれば、ラインヘッドの副走査方向への移動を安定して行なわせることができるラインヘッド駆動部を備えたプリンタが実現される。
以下、本発明の実施形態を説明する。
図1は本発明の実施形態であるプリンタを、斜め前方から見た斜視図である。
本実施形態のプリンタの構成を、図1を参照して説明する。
このプリンタ1は可搬型であって携帯電話とこのプリンタ双方を手に持って画像の記録を行なうことが可能な程度の小型かつ軽量の構造を有するものである。このプリンタ1の筐体1a内にインスタントフィルムパックが装填され、そのインスタントフィルムパック内の、積層された多数のインスタントフィルムシート一枚一枚に画像の記録が行なわれる。
プリンタ1の筐体1aの上面には、このプリンタ1の電源の投入および遮断を指示する電源スイッチ(以下電源SWという)11やプリントスイッチ(以下プリントSWという)12やプリントデータ補正スイッチ(以下プリントデータ補正SWという)13が設けられている。また、中央には、LCDパネル14が設けられており、このLCDパネル14上にインスタンフィルムシートの残り枚数やプリントデータ補正SW13の内容が表示される。また、前述した赤外線通信により送信されてきた画像データを受信する受光素子15が携帯電話をこのプリンタに対向させ易い位置、ここでは筐体1aの端部に配備されている。なお、この図1には図示してはいないが、このプリンタ1はUSBポートも持っている。
プリントSW12は、記録媒体への画像の記録が終了した後、その記録が終了した画像と同じ画像を再記録する場合に操作されるものである。また、プリントデータ補正SW13は、記録媒体に記録される画像の濃淡(Darken or Lighten)を調節するためのスイッチであり、このプリントデータ補正SW13がDarken側に切り換えられるとその画像データに基づく画像の全体のトーンがやや暗くなった画像がインスタントフィルムシート上に記録され、Lighten側に切り換えられると全体のトーンがやや明るくなった画像がインスタントフィルムシート上に記録される。このプリントデータ補正SW13が操作された後、ユーザによってプリントSW12が操作されると、同じ構図の写真でありながら異なった趣の写真が得られる。
図2は後述するラインヘッドによってそのインスタントフィルムシート上に潜像の記録が行なわれた後、そのインスタンフィルム1001上の潜像が顕像化されながら、このプリンタの排出口からインスタントフィルム1001が排出されているときの状態を示す図である。
このプリンタでは、赤外線通信、またはUSB通信により外部から送信されてきた画像データをこのプリンタにより取得したら、その取得した画像データに基づく潜像の記録が露光によりインスタントフィルム上に行なわれ、図2に示すようにその潜像が記録されたインスタントフィルム1001が顕像化されながら、プリンタ1外部へ排出される。その後プリントSW12が操作されたときにも、その画像と同じ画像の再記録が別のインスタントフィルム上に行なわれ、図2に示すようにインスタントフィルム1001が排出される。
図3は、このプリンタ1の下面を斜め上方から見た斜視図である。
このプリンタ1の下面側にはフィルムパック100を装填するためのフィルムドア101aが設けられており、このフィルムドア101aが開けられ、フィルムパック1000がフィルム装填室100aに装填される。このフィルム装填室100aが本発明にいう媒体装填室に当たる。
また、このプリンタ1の電源となる電池1bが装填される電池装填室もそのフィルム装填室100aの隣にある。この電池装填室にもドアが設けられており、そのドアが開けられ、電池1bが装填される。
フィルムドアの内側101aにはバネ部材1011a,1012aが2つ設けられており、これらのバネ部材1011a,1012aによってフィルムパック1000内に積層されたインスタントフィルムシート1001がプリンタ1上面側に押されるようになっている。このような構成によってそのインスタントフィルムパック1000内のインスタントフィルムシートのうち、プリンタの一番上面側にあるインスタントフィルムシート1001が排出口11aに近い位置にまで押し上げられ、その位置に押し上げられたインスタントフィルムシート上に焦点のあった光点が露光により多数記録される。
このようなプリンタ1の内部構成を説明する。
図4は、このプリンタ1の上面側のカバーを外してプリンタ内部を見た図である。
図4に示すように、媒体装填室に装填されたき記録媒体上に向き合う位置に配備されて所定の主走査方向に延び、その主走査方向に交わる副走査方向への駆動を受けながら記録媒体に画像データに応じた画像を記録するラインヘッドと、そのラインヘッドを副走査方向に駆動させるラインヘッド駆動装置とが配備されている。
このラインヘッド駆動装置により駆動されるラインヘッド16にはフラットケーブル170が接続されており、このフラットケーブル170を介して後述する印刷制御部から画像データに応じた制御信号が供給される。この制御信号はラインヘッド16内の後述する液晶シャッタアレイの各シャッタのシャッタスピードを制御するものである。この各液晶シャッタのシャッタスピードが画像データに応じて制御され、RGBそれぞれに対応する光がインスタントフィルム上に照射され、インスタントフィルムの幅方向に480個の光点(ドット)からなる潜像が記録される。以降の説明においてはこの幅方向つまり一次元的に各シャッタが配列されている方向を、主走査方向という。したがってこの各シャッタが主走査方向に電子的に走査されて1ライン分の480の光点がインスタントフィルムシート1001上に記録される。このラインヘッド16の電子走査によってインスタントフィルム1001の主走査方向に480ドットからなる光点が記録されたら、後述する印刷制御部からの制御信号に基づいて、モータ162aが駆動されてリードスクリュー161aが所定の角度回転して、今度はその主走査方向と交わる方向にラインヘッド16によって480ドットずつ光点が順次記録されていく。以降の説明ではこの主走査方向と交わる方向を副走査方向という。この副走査方向には、ラインヘッドの1回の主走査で記録される光点480ドット分を1ラインとしてヘッド駆動装置によりラインヘッドが副走査方向に駆動され、640ラインの光点がインスタンフィルム全体に渡って記録される。
この光点の集まりによって画像を表わす潜像が記録されたら、展開ローラ17によりインスタントフィルムシート1001を挟み込んでインスタントフィルム内の現像剤をインスタントフィルムシート1001全体に展開させ、潜像を顕像化させプリンタ外部へと送り出す。このインスタントフィルムシート1001は自己現像処理型感光材料であり、インスタントフィルム1001が展開ローラ17で挟み込まれるとインスタントフィルム内に充填されていた現像剤がインスタントフィルムシート全体に均一に展開され、フィルムシート上の潜像が顕像化されるものである。このようにヘッドキーと、そのヘッドキーに螺合するリードスクリューとを備えるヘッド駆動装置によってラインヘッドが副走査方向に駆動され、インスタントフィルム上に潜像が記録される。
ここでラインヘッド16の構成を、図5を参照して説明しておく。
図5はラインヘッドの構成を示す模式図である。
この図5には導光板164の端部に配設された発光素子163R,163G,163Bの配列順序と、インスタントフィルムシート上に光点となって照射されるR、G、Bの光の進行方向が矢印によって模式的に示されている。
図5に示すように、このラインヘッド16は光の3原色であるR,G,Bそれぞれの発光素子163R,163G,163Bと、導光板164と、前述した液晶シャッタアレイ165と、レンズ166とからなる。
ここでは発光素子アレイを用いずに、発光素子それぞれから発光された光を導光板により線状の光に変換して、インスタントフィルムに照射させている。この線状の光を480のシャッタを持つ液晶シャッタアレイによりインスタントフィルム上の記録密度に対応する複数の光束に分解して、セルフォックレンズによって各光を光点としてインスタントフィルム上にそれぞれ収束させている。この導光板内の光の伝送特性については、補正テーブルを設けて補正し、主走査方向に濃度のむらがでないようにしている。
図5の模式図を参照して、インスタントフィルムへの光の照射がどのように行なわれるかを説明する。
図5に示すように、3原色の発光素子163R,163G,163Bそれぞれが導光板164の端部に配設されており、それらの発光素子で発光された光がその導光板164によってインスタントフィルム1001側に導かれる。
この導光板164によって線状光となった光がインスタントフィルムシート1001側に導かれ、インスタントフィルムシート1001上に照射される。この照射された光は液晶シャッタアレイ165の各シャッタを通って480の光束に分解され、その先にあるセルフォックレンズ(登録商標)166を通ってインスタンフィルム1001まで達する。このように液晶シャッタアレイ165の各シャッタによって光量が調節された光束が、セルフォックレンズによってインスタントフィルム上に収束されて焦点のあった光点がインスタントフィルム上に多数記録される。ここでは480素子の液晶シャッタアレイを用いて画像データに応じて各シャッタのシャッタスピードを制御することで画像データに応じた階調を持つ480の光点がインスタントフィルム上に記録される。これが副走査方向にも640ライン分記録され、480×640(VGAサイズ)の光点がインスタントフィルム上に潜像として記録される。この潜像は、R,G,Bの3色の光をレンズ166によって同一の光点に記録させたカラー画像を表わす潜像である。
ここでこのラインヘッド16を駆動するヘッド駆動装置160の構成を図4から抜き出して詳細に説明する。
図6はヘッド駆動装置160の構成を示す図である。図4とは左右逆になっているが、構成は同じである。
図6に示すように、媒体装填室100aに装填されたインスタントフィルムシート1001上に向き合う位置に配備されて所定の主走査方向に延び、その主走査方向に交わる副走査方向への駆動を受けながらインスタントフィルム1001に画像データに応じた画像を記録するラインヘッド16と、そのラインヘッド16を副走査方向に駆動させるラインヘッド駆動装置と、媒体装填室100aの副操作方向両端に立設した壁10a,10bを有しその媒体装填室100aを画定する枠体10とが備えられている。ラインヘッド駆動装置は、ラインヘッド16の一端側に配備された副走査方向に延びるリードスクリュー161aと、リードスクリュー161aの一端側に配備されそのリードスクリュー161aを回転させるモータ162aと、ラインヘッド161aの、リードスクリュー161aが配設された側の端部に固定され、リードスクリュー161aに弾性的に押接してそのリードスクリュー161aの駆動力をそのラインヘッド16に伝送するヘッドキー161と、ラインヘッド16を間に挟んだ、リードスクリュー161aとは反対側に配設されて副走査方向に延び、リードスクリュー161aによる駆動を受けて移動するラインヘッド16を案内する第1のガイドシャフト1611aと、リードスクリュー161aの一端側に配備されそのリードスクリュー161aを他端側に向けて弾性的に付勢するバネ部材1621aとを備えたものであって、枠体10が、リードスクリュー161aの一端側および他端側それぞれが挿入され、リードスクリュー161aを回転自在に支持する軸受け部10c,10dと、第1のガイドシャフト1611aの両端を支持する第1の支持部10e、10fとを有し、さらに枠体10とは別体の部材であるとともにその枠体10に固着されリードスクリュー161aの他端側端面に当接してその端面を支える支持部材10gを備えたものである。
また、リードスクリュー161aの他端側を支える軸受け部10cが形成された壁10aの、その軸受け部10c近傍に外側に膨らんだ突部10hを有し、支持部材10gはその突部10hが嵌入してその支持部材10gを位置決めする凹部100gと、リードスクリュー161aの他端側端面に当接する凸部101gとを有する。さらに、ラインヘッド駆動装置が、ラインヘッド16に対し、リードスクリュー16が配設された側と同一の側に配設され、そのリードスクリュー161aによる駆動を受けて移動するラインヘッド16を案内する第2のガイドシャフト1612aを備え、枠体10が、さらに第2のガイドシャフト1612aの両端を支持する第2の支持部10i,10jを有し、第2の支持部の、リードスクリュー161aの他端側を支持する部分が外側に膨らんだ突部10hを形成している。
ここで図6を上方から見た図を示して構成を説明する。
図7は図6に示すヘッド駆動装置を上方から見た図である。
図6に示すように枠体の壁が外側に膨らんだ突部10hが支持部材10gの凹部100gに嵌め込まれて位置決めされて、支持部材10gの凸部101gが壁10aの軸受け部10cを貫通してリードスクリュー161をバネ部材1621a側に押し上げている。
ここで、別体の部材で構成される支持部材10gの構造を、図8を参照して説明する。
図8は支持部材10gの構造を示す図である。
図8(a)は正面図、図8(b)は側面部、図8(c)は上面図である。図8(d)には、正面図に示す支持部材を中央A―A´で切断したAA´断面図も示してある。
図8(d)の正面中央をA―A´に沿って切断して側法か見た断面図に示すように、この支持部材10Aは凹部100gと凸部101gとを有している。凹部100gを形成するため、凹部100g側の肉厚が厚くなっている。凸部101gは、その凹部100gと所定の間隔を開けて形成されている。
このような断面を有する支持部材10gの端面102gは、図7(b)に示すように壁面に接するように平らになっており、この平らな端面102gが壁10aの壁面に固着される。このとき、この端面102g側に形成されている凹部100gが壁10a側の突部10kを受け入れることによって凸部101gが精度良く位置決めされてその凸部101gの先端でリードシャフト161aの他端側の端面を押すようになっている。
ここで、その凸部101gによりバネ部材1621a側に押し上げられるリードシャフト161aと、そのリードシャフト161aの他端側を付勢するバネ部材1621aと、ラインヘッド16をガイドするもう1本のガイドシャフト1611aの位置関係を示し、構造を説明する。
図9はリードシャフト161aと第1のガイドシャフト1611aとラインヘッド16と支持部材10gを抜粋して係わりを示した図であり、図9はリードスクリュー161aと支持部材10gとの係わりを示す拡大図である。また、図10はバネ部材1621aの部分を拡大した拡大図である。
図9〜図11に示すように、リードシャフト161aの一端側を付勢するためのL字型の板バネ1621aが配設されており、そのL字形の板バネ1621aには図11に示すようにこの板バネ1621aを媒体装填室100aの底面に固定する固定部1621bと、この板バネ1621aの位置を決めるための位置決め部1621cが延設されている。その固定部1621bには孔16211bが設けられており、位置決め部1621cが壁面に接するように配設された後その孔16211bを通してネジが挿入されてそのネジにより板バネ1621aが媒体装填室100a底面に固定される。このようにすることで板バネ1621aによりリードスクリューの一端側が精度良く付勢される。
さらに、支持部材10gの凹部100gにより位置決めされた凸部101gがリードシャフト161aをバネ部材1621a側に押し上げることでバネ部材1621a側からの付勢力と押し上げ力とが相互に作用しあってリードシャフト161aがスラスト方向に弾力性を持って支持される。このようにすると第2シャフト1612a側の軸受け部10c近傍にある突部10hに嵌め込まれた凹部100gにより凸部が位置決めされて第2のガイドシャフト1612aとリードシャフト161aとの平行度が保たれ、そのリードスクリュー161aと第1のガイドシャフト1611aによりラインヘッド16の姿勢が水平に保たれてラインヘッド16が支持される。そうすると、第2のガイドシャフト1612aとヘッドキー161によってラディアル方向のがたが吸収され、さらにリードスクリュー161aを支持しているバネ部材1621aによってスラスト方向のがたが吸収される。
このようにすることで、ラインヘッド16の脈動が抑制されてラインヘッドの姿勢が精度よく保たれたままインスタントフィルムに対してラインヘッドによりむらのない露光が行なわれる。
以上説明したように、ラインヘッドの脈動が防止され、ラインヘッドの脈動による露光むらが改善される。
本発明の実施形態であるプリンタを斜め上方から見た斜視図である。 プリンタ内部に装填されたインスタントフィルムがプリンタ外部に排出されるときの状態を示す図である。 本発明の実施形態であるプリンタの下面を斜め上方から見た斜視図である。 図1のプリンタの上面カバーを取り外し、前方斜め上方からそのプリンタ内部を見た図である。 光学ヘッドの構成を示す模式図である。 図4に示したヘッド駆動装置の構成を示す図である。 図6のヘッド駆動装置を上方から見た図である。 図は支持部材の構造を示す図である。 リードシャフトと第1のガイドシャフトと支持部材を抜粋して係わりを示した図である。 リードスクリューと支持部材との係わりを示す拡大図である。 バネ部材の部分を拡大した拡大図である。
符号の説明
1 プリンタ
1a 筐体
10 枠体
10a 10b 壁
10c 10d 軸受け部
10e 10f 支持部
10g 支持部材
100g 凹部
101g 凸部
10h 突部
1b 電池
101a フィルムドア
1011a 1012a バネ部材
100a フィルム装填室
1000 インスタントフィルムパック
1001 インスタントフィルムシート
11 電源SW
12 プリントSW
13 プリントデータ補正SW
14 LCDパネル
15 受光部
16 光学ヘッド
161 ヘッドキー
1613 ネジ部
1614 板バネ
161a リードスクリュー
1611a 第1のガイドシャフト
1612a 第2のガイドシャフト
162a ステッピングモータ
1621a ステッピングモータドライバ
1622a 板バネ
163R 163G 163B 発光素子
164 導光板
165 液晶シャッタアレイ
166 セルフォックレンズ(登録商標)
17 展開モータ
17b 展開ローラ

Claims (3)

  1. 記録媒体が装填される媒体装填室を有し、該媒体装填室に装填された記録媒体に画像データに応じた画像を記録し、画像が記録された記録媒体を外部に送り出すプリンタにおいて、
    前記媒体装填室に装填された記録媒体上に向き合う位置に配備されて所定の主走査方向に延び、該主走査方向に交わる副走査方向への駆動を受けながら記録媒体に画像データに応じた画像を記録するラインヘッドと、
    前記ラインヘッドを副走査方向に駆動させるラインヘッド駆動装置と、
    前記媒体装填室の副操作方向両端に立設した壁を有し該媒体装填室を画定する枠体とを具備し、
    前記ラインヘッド駆動装置が、
    前記ラインヘッドの一端側に配備された副走査方向に延びるリードスクリューと、
    前記リードスクリューの一端側に配備され該リードスクリューを回転させるモータと、
    前記ラインヘッドの、前記リードスクリューが配設された側の端部に固定され、前記リードスクリューに弾性的に押接して該リードスクリューの駆動力を該ラインヘッドに伝送するヘッドキーと、
    前記ラインヘッドを間に挟んだ、前記リードスクリューとは反対側に配設されて前記副走査方向に延び、前記リードスクリューによる駆動を受けて移動するラインヘッドを案内する第1のガイドシャフトと、
    前記リードスクリューの前記一端側に配備され該リードスクリューを他端側に向けて弾性的に付勢するバネ部材とを備え、
    前記枠体が、
    前記リードスクリューの前記一端側および前記他端側それぞれが挿入され、該リードスクリューを回転自在に支持する軸受け部と、
    前記第1のガイドシャフトの両端を支持する第1の支持部とを有し、
    さらに、前記lineヘッド駆動装置が、前記枠体とは別体の部材であるとともに該枠体に固着され、前記リードスクリューの前記他端側端面に当接して該端面を支える支持部材を備えたことを特徴とするプリンタ。
  2. 前記リードスクリューの前記他端側を支える軸受け部が形成された壁の、該軸受け部近傍に外側に膨らんだ突部を有し、
    前記支持部材は、該突部が嵌入して該支持部材を位置決めする凹部と、前記リードスクリューの前記他端側端面に当接する凸部とを有するものであることを特徴とする請求項1記載のプリンタ。
  3. 前記ラインヘッド駆動装置が、さらに、前記ラインヘッドに対し、前記リードスクリューが配設された側と同一の側に配設され、該リードスクリューによる駆動を受けて移動するラインヘッドを案内する第2のガイドシャフトを備え、
    前記枠体が、さらに前記第2のガイドシャフトの両端を支持する第2の支持部を有し、該第2の支持部の、前記リードリードスクリューの前記他端側を支持する部分が前記突部を形成していることを特徴とする請求項2記載のプリンタ。
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