JP2005106104A - ブッシュ構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 軽量化に有利な抜け止め機能付きブッシュ構造の提供
【解決手段】 本発明のブッシュ構造は、ブッシュ30を含む。ブッシュ30は、筒状部材である内筒320と、内筒320よりも大きな基本径を持つ外筒310からなる2重筒構造であり、弾性体32を有する。弾性体32は、内筒320と外筒310の間に配置され、両筒を結合する。ブッシュ30の内筒320内には、ピン状の部材22が挿通され、その端部にナット40が固定される。外筒310のナット側端部312の少なくとも一部314には、外筒310の基本径R1よりも小さく、且つ、ナット40の径よりも小さい径が、付与される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、内筒と外筒の間に配置され両筒を結合する弾性体を有するブッシュを用いたブッシュ構造に関する。
従来から、筒状の部材である内筒と、内筒よりも径の大きな外筒からなる2重筒構造を有し、内筒と外筒の間に加硫成形により両筒を結合するゴム弾性体が介在されているゴムブッシュが広く知られている。この種のゴムブッシュにおいて、内筒の軸方向両端部に外筒の径よりも大きな径の拡径部を形成することで、ゴム弾性体に破断等が生じた場合にも外筒から内筒の抜脱を防止することができる技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−81479号公報
ところで、ゴムブッシュを介した締結構造では、一般的に、ゴムブッシュがサスペンションアームのような被支持部材の貫通穴に圧入され、被支持部材と支持部材(例えば、サスペンションブラケット)とが、ゴムブッシュの内筒内に挿通されるピンやボルト等により結合されている。このような締結構造において、上述の従来技術のように内筒の端部に拡径部を形成する場合、拡径部を被支持部材の貫通穴の両端から露出させる必要がある。即ち、ゴムブッシュの軸方向の長さは、被支持部材の貫通穴の軸方向の長さよりも大きくなければならない。このため、被支持部材の貫通穴の軸方向の長さによってはゴムブッシュの軸方向の長さを必要以上に大きくしなければならず、ゴムブッシュの大型化及び質量増加を招くという問題点が生じうる。
そこで、本発明は、小型化・軽量化に有利なブッシュ構造、締結構造、ブッシュ、及び、これを有するサスペンションアームの提供を目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一局面によれば、筒状部材である内筒と、内筒よりも大きな基本径を持つ外筒と、内筒と外筒の間に配置され両筒を結合する弾性体とを有するブッシュを含み、
前記外筒の基本径よりも小さく、且つ、ブッシュの内筒内に挿通されるピン状の部材の一端に固定されるナットの径よりも小さい径が、前記外筒の前記ナット側端部の少なくとも一部に付与されていることを特徴とする、ブッシュ構造が提供される。
本局面において、上記小さい径は、例えば、外筒の前記ナット側端部を径方向内側に変形させる(例えば、凹部を形成する)ことによって、若しくは、外筒の前記ナット側端部に別部材を設けることによって、付与されてよい。効果的には、前記ブッシュの内筒は、前記ナット側端部で径が小さくなる小径部を有する。
また、本発明のその他の一局面によれば、筒状部材である内筒と、内筒よりも大きな基本径を持つ外筒と、内筒と外筒の間に配置され両筒を結合するゴム弾性体とを有し、第1の部材に形成された貫通穴に圧入されるゴムブッシュと、
第2の部材から延在し、ゴムブッシュの内筒内に挿通されるピン状の部材と、
ゴムブッシュの内筒から露出するピン状部材の端部に固定されるナットとを含む、第1の部材と第2の部材とを締結する締結構造において、
前記外筒の前記ナット側端部の少なくとも一部に、前記外筒の基本径よりも小さく且つ前記ナットの径よりも小さい径が付与されており、前記ナットが、前記第1の部材の貫通穴内に少なくとも部分的に配置されていることを特徴とする、締結構造が提供される。
また、本発明のその他の一局面によれば、筒状部材である内筒と、内筒よりも大きな基本径を持つ外筒と、内筒と外筒の間に配置され両筒を結合するゴム弾性体とを有するゴムブッシュであって、
前記外筒の端部の少なくとも一部が、径方向内側に塑性変形されていることを特徴とする、ゴムブッシュが提供される。
本局面において、効果的には、前記外筒の塑性変形部は、前記外筒の中心軸を基準に略対角関係をなす2ヶ所に形成されている。
また、本発明のその他の一局面によれば、上述の局面によるゴムブッシュが圧入されたサスペンションアームが提供される。
また、本発明のその他の一局面によれば、筒状部材である内筒と、内筒よりも大きな基本径を持つ外筒と、内筒と外筒の間に配置され両筒を結合する弾性体とを有するブッシュを含み、
前記外筒の基本径よりも小さく、且つ、ブッシュの内筒内に軸部が挿通されるボルトの頭部の径よりも小さい径が、前記外筒の前記ナット側端部の少なくとも一部に付与されていることを特徴とする、ブッシュ構造が提供される。
本発明によれば、ブッシュの弾性体が破断した場合であっても、ゴムブッシュの内筒がピン状の部材等共にゴムブッシュの外筒から抜けるのを防止することが可能となる。また、ゴムブッシュ等の小型化が容易となる。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態の説明を行う。
図1は、本発明が適用される車両のサスペンション構造の要部を示す図(正面図)である。このサスペンション構造は、車輪を車体に対して揺動可能に支持するためのサスペンションアーム10(ロアアーム)を有する。サスペンションアーム10は、公知の如く、ボールジョイント、ナックルアーム、ベアリング、ハブ等(図示せず)を介して車輪に連結されている。サスペンションアーム10には、サスペンションブラケット20がゴムブッシュ30を介して取り付けられている。サスペンションブラケット20は、車体に一端が固定されたショックアブソーバ70の他端にボルト等により結合されている。このサスペンション構造では、路面からの入力等による車輪の上下振動は、主に、サスペンションアーム10からサスペンションブラケット20を介してショックアブソーバ70により吸収される。
以下、サスペンションアーム10とサスペンションブラケット20との締結構造に適用された本発明の一実施例を説明する。尚、本発明は、特にサスペンションアーム10やサスペンションブラケット20の形状を特定するものではなく、如何なる形状・構造を持つサスペンションアーム10及びサスペンションブラケット20に対しても適用可能である。
図2は、図1のA−A断面を示す図である。サスペンションアーム10には、ゴムブッシュ30が圧入される貫通穴12が形成されている。ゴムブッシュ30は、貫通穴12の径と略同一の径R1(基本径R1)を持つ外筒310と、外筒310の基本径R1よりも小さい径を持ち、外筒310の内側に配設される内筒320とからなる。即ち、ゴムブッシュ30は、同軸に配置された外筒310と内筒320との2重筒構造を有する。外筒310と内筒320との間には、ゴム32が加硫成形され、これにより、両筒310,320が結合されている。
ゴムブッシュ30の内筒320内には、サスペンションブラケット20のピン22が挿通されている。ピン22の一端は、サスペンションブラケット20に形成された穴21とセレーション結合されている。ピン22の他端は、ゴムブッシュ30の内筒320から所定長さだけ露出している。この露出したピン22の他端には、螺子(図示せず)が形成され、ナット40が螺合される。これにより、サスペンションブラケット20は、サスペンションアーム10にゴムブッシュ30を介して締結される。
ゴムブッシュ30の内筒320の一端面は、ナット40の座面42(ゴムブッシュ30側の面)に当接し(即ち、内筒320の一端面がナット40に着座面を提供する)、内筒320の他端面は、サスペンションブラケット20(のピン22まわりの表面)に当接している。一方、外筒310のナット40側の端部312は、ナット40の座面42から離間している。このような構成により、サスペンションブラケット20とサスペンションアーム10との相対的な移動が、ゴム32の弾性変形により吸収されることになる。
図3は、図2の矢印X方向(軸方向)から見た図である。外筒310のナット40側の端部312には、図2及び図3に示すように、ナット40の径(本例では、座面42の径)よりも小さな径が付与されている。かかる端部312を有する外筒310は、アルミや鉄等からなる筒状部材(一定の径の筒状部材)を形成した後、その開口端部を径方向内側に塑性変形させる(即ち、筒状部材を径方向外側から内側に凹ませる)ことにより形成される。以下、外筒310の端部312における径が縮小された部位を、縮径部314と称する。尚、縮径部314は、上述の如く外筒310と一体的に形成されるものであってよく、或いは、別部材が溶接等により外筒310に結合されることにより実現されてもよい。
図2及び図3に示す実施例では、縮径部314は、外筒310の端部312に2箇所設定されている。この対の縮径部314は、好ましくは、外筒310の中心軸に関して対角関係(対称)となるように設定される。但し、縮径部314は、1箇所若しくは3箇所以上設定される凹部であってよく、周方向に沿った如何なる間隔で設定される凹部であってもよい。
本実施例の内筒320(ナット40側の端部322)には、外筒310の縮径部314に対応して、内筒320の基本径よりも小さい径を持つ小径部324が形成されている。内筒320の小径部324は、外筒310の縮径部314に対応した軸方向範囲に亘り形成されてよい。これにより、上述の如く外筒310に縮径部314を設定した場合であっても、外筒310と内筒320との間に適切な隙間が軸方向全体に亘り確保され、ゴム32の適切な弾性変形範囲が確保される。尚、図示の実施例では、内筒320の基本径から小径部324の径への変化点は、ゴム32の形成部位よりもナット40側に設定されている。
ところで、本実施例では、上述から明らかなように、対のサスペンションブラケットがサスペンションアームを両側から挟むような態様で支持する両持ち構造では無く、単一のサスペンションブラケット20がサスペンションアーム10を片側で支持する片持ち構造が採用されている。かかる片持ち構造では、ゴム32が破断等して内筒320と外筒310との間の拘束力が失われても、サスペンションブラケット20が内筒320等と共にサスペンションアーム10から離脱しないような対策を講ずる必要がある。
このような対策の従来的な一例として、図4に示すように、ナット40aをサスペンションアーム10の貫通穴12から露出させると共に、ナット40aの径を貫通穴12よりも大きくすることが考えられる。この場合、ゴム32が破断等した場合でも、ナット40aの軸方向の移動がサスペンションアーム10の外面により係止されるので(即ち、ナット40aが貫通穴12内を通過することができないので)、サスペンションブラケット20がサスペンションアーム10から離脱することはない。しかしながら、この構成では、サスペンションアーム10の貫通穴12の軸方向長さ以上の軸方向長さを持つゴムブッシュ30a(特に内筒)を設計する必要があり、また、ナット40aの径を貫通穴12よりも大きくするため、ナット40a及びゴムブッシュ30aの体格・質量が増加し、製品コストやバネ下質量が必要以上に増加するという不都合がある。
これに対して、本実施例では、先ず、ゴム32が破断等して内筒320と外筒310との間の拘束力が失われても、外筒310の縮径部314とナット40の座面42とが当接するため(即ち、ナット40の軸方向の移動が外筒310の縮径部314により係止されるため)(図2の点線で示すナット40及び図3のY部参照)、サスペンションブラケット20がサスペンションアーム10から離脱することはない。また、外筒310の縮径部314は、サスペンションアーム10の貫通穴12の径よりも小さいため、ナット40の径をサスペンションアーム10の貫通穴12の径よりも大きくする必要がなくなる。このため、図2に示すように、ナット40をサスペンションアーム10の貫通穴12内に収めることが可能であり、これにより、ゴムブッシュ30の軸方向長さを必要以上に大きく設定する必要がなくなる。つまり、本実施例によれば、図4に示す従来的な例に対して、ゴムブッシュ30及びナット40の小型化・軽量化を図ることが可能となる。
また、本実施例では、上述の如く、外筒310の縮径部314は、図3に示すように、外筒310の周方向に沿って局所的(部分的)に形成されている。これにより、ゴムブッシュ30内部に溜まりうる水は、外筒310の端部312の、縮径部314以外の部位からの抜け出ることができ、水抜き性が確保されている。但し、例えば、搭載位置・角度によっては水抜き性が不要な場合、或いは、水抜き性が他の手段(例えば、水抜き穴)により確保される場合、外筒310の端部312には、その全周に亘ってナット40の径よりも小さい径が付与されてよい(この場合、縮径部314は、内筒320の小径部324と同様な構成となる)。
尚、図2及び図3に示す実施例では、ナット40は座付きナットとして示されているが、他の種類のナット、例えば座付きでない丸ナットや六角ナットが使用されてもよい。ナット40が六角ナットである場合、縮径部314には、六角ナットの六角形内に内接する円の径より小さい径が付与されてよい。また、ナット40と内筒320の端面との間にワッシャーが設けられる場合、縮径部314には、ワッシャーの径より小さい径が付与されてよい。何れの場合であっても、縮径部314とナット40(又はワッシャー)との係り代(係止時の係り代)は、ピン22と内筒320との隙間や縮径部314及びナット40の強度等を考慮して、上述のサスペンションブラケット20の抜け防止機能が発揮されるように決定される。
次に、図5を参照して本発明の第2実施例について説明する。本実施例は、上述の実施例に対して、サスペンションブラケット20とサスペンションアーム10とがボルト50により締結されている点のみが主に異なる。従って、以下説明する構成以外は、上述の実施例の構成と同様であってよい。
本実施例では、ボルト50の軸部が、上述の実施例のピン22に代わって、内筒320内に挿通されている。内筒320は、上述の実施例のような小径部324を有してもよいが、内筒320の内径は、好ましくは、その軸方向全長に亘って略一定の径を有する。ボルト50は、図5に示すように、ナット52又はその類に螺合してもよく、若しくは、サスペンションブラケット20の穴21に形成された螺子に螺合してもよい。
本実施例においても、外筒310のボルト50側の端部312には、図5に示すように、縮径部314が設定され、縮径部314には、ボルト50の頭部の径よりも小さな径が付与されている。尚、本実施例において、縮径部314の構成は、上述の実施例と同様であってよく、従って、縮径部314の径とボルト50の頭部の径との関係は、上述の実施例における縮径部314の径とナット40の径との関係と同様であってよい。
本実施例によれば、上述の実施例と同様、ゴム32が破断等して内筒320と外筒310との間の拘束力が失われても、外筒310の縮径部314とボルト50の頭部とが当接するため(即ち、ボルト50の軸方向の移動が外筒310の縮径部314により係止されるため)、サスペンションブラケット20がサスペンションアーム10から離脱することはない。また、ボルト50の頭部をサスペンションアーム10の貫通穴12内に収めることが可能であり、これにより、ゴムブッシュ30の軸方向長さを必要以上に大きく設定する必要がなくなり、ボルト50の頭部の小型化も図れる。
以上、本発明の好ましい実施例について詳説したが、本発明は、上述した各実施例に制限されることはなく、本発明の範囲を逸脱することなく、上述した各実施例に種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、上述の各実施例では、サスペンションブラケット20とサスペンションアーム10との締結構造に本発明が適用されているが、本発明は、如何なる部材間の締結構造にも適用可能である。例えば、サスペンションアームとサスペンションメンバとの間の締結構造や、サスペンションメンバとステアリングギアボックスとの締結構造等にも同様に適用可能である。
また、図2及び図5に示す実施例では、ナット40及びボルト50の頭部がサスペンションアーム10の貫通穴12内に完全に収められているが、サスペンションアーム10の形状や大きさによっては、図6に示すように、ナット40がサスペンションアーム10の貫通穴12から部分的に露出してもよく、或いは、完全に露出していてもよい。
また、上述の各実施例では、ゴムブッシュ30の軸方向の長さや加工性を考慮して、ゴムブッシュ30の外筒310の端部312に縮径部314が形成されているが、例えば、外筒310の端部312から中央部までの適切な部位に、縮径部314(窪み部)が形成されてもよい。
本発明が適用される車両のサスペンション構造の要部を示す図である。 車幅方向から見た本発明によるブッシュ構造を示し、図1のA−A断面図である。 図2の矢印X方向から見た本発明によるブッシュ構造を示す図である。 本発明と対照となる従来例を示す図である。 本発明の第2実施例を示す図である。 本発明の代替実施例を示す図である。
符号の説明
10 サスペンションアーム
12 貫通穴
20 サスペンションブラケット
22 ピン
30 ゴムブッシュ
32 ゴム
320 内筒
310 外筒
312 端部
314 縮径部
40 ナット

Claims (7)

  1. 筒状部材である内筒と、内筒よりも大きな基本径を持つ外筒と、内筒と外筒の間に配置され両筒を結合する弾性体とを有するブッシュを含み、
    前記外筒の基本径よりも小さく、且つ、ブッシュの内筒内に挿通されるピン状の部材の一端に固定されるナットの径よりも小さい径が、前記外筒の前記ナット側端部の少なくとも一部に付与されていることを特徴とする、ブッシュ構造。
  2. 前記ブッシュの内筒は、前記ナット側端部で径が小さくなる小径部を有する、請求項1記載のブッシュ構造。
  3. 筒状部材である内筒と、内筒よりも大きな基本径を持つ外筒と、内筒と外筒の間に配置され両筒を結合するゴム弾性体とを有し、第1の部材に形成された貫通穴に圧入されるゴムブッシュと、
    第2の部材から延在し、ゴムブッシュの内筒内に挿通されるピン状の部材と、
    ゴムブッシュの内筒から露出するピン状部材の端部に固定されるナットとを含む、第1の部材と第2の部材とを締結する締結構造において、
    前記外筒の前記ナット側端部の少なくとも一部に、前記外筒の基本径よりも小さく且つ前記ナットの径よりも小さい径が付与されており、前記ナットが、前記第1の部材の貫通穴内に少なくとも部分的に配置されていることを特徴とする、締結構造。
  4. 筒状部材である内筒と、内筒よりも大きな基本径を持つ外筒と、内筒と外筒の間に配置され両筒を結合するゴム弾性体とを有するゴムブッシュであって、
    前記外筒の端部の少なくとも一部が、径方向内側に塑性変形されていることを特徴とする、ゴムブッシュ。
  5. 前記外筒の塑性変形部は、前記外筒の中心軸を基準に略対角関係をなす2ヶ所に形成されている、請求項4記載のゴムブッシュ。
  6. ゴムブッシュの外筒の基本径に対応した内径の貫通穴を有し、該貫通穴に請求項4又は5記載のゴムブッシュが圧入されている、サスペンションアーム。
  7. 筒状部材である内筒と、内筒よりも大きな基本径を持つ外筒と、内筒と外筒の間に配置され両筒を結合する弾性体とを有するブッシュを含み、
    前記外筒の基本径よりも小さく、且つ、ブッシュの内筒内に軸部が挿通されるボルトの頭部の径よりも小さい径が、前記外筒の前記ナット側端部の少なくとも一部に付与されていることを特徴とする、ブッシュ構造。
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