JP2005105758A - シールドトンネルの構築方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】
セグメント成型用の型枠の数量を低減し、安価に施工が出来るようにするシールドトンネルの構築方法の提供。
【解決手段】
複数のセグメントA1,A2,A3,B1,B2を周方向に連結して形成されるセグメントリング10を軸方向に順次連結延長して構築するシールドトンネルの構築方法において、セグメントリングには、リング幅が直径方向で連続的に変化し、一方又は両端面がテーパ状に形成されたテーパリング10a,10bを使用し、テーパリング10a,10bを中心軸が直線になるようにテーパ面を互いに当接させて軸方向に順次連結することによりトンネルの直線部Sを構築できるようにし、テーパリング間の周方向の接合角度をずらして複数のテーパリング10c,10d,10eを順次連結することによってトンネルの曲線部Cを構築できるようにした。
【選択図】 図1
セグメント成型用の型枠の数量を低減し、安価に施工が出来るようにするシールドトンネルの構築方法の提供。
【解決手段】
複数のセグメントA1,A2,A3,B1,B2を周方向に連結して形成されるセグメントリング10を軸方向に順次連結延長して構築するシールドトンネルの構築方法において、セグメントリングには、リング幅が直径方向で連続的に変化し、一方又は両端面がテーパ状に形成されたテーパリング10a,10bを使用し、テーパリング10a,10bを中心軸が直線になるようにテーパ面を互いに当接させて軸方向に順次連結することによりトンネルの直線部Sを構築できるようにし、テーパリング間の周方向の接合角度をずらして複数のテーパリング10c,10d,10eを順次連結することによってトンネルの曲線部Cを構築できるようにした。
【選択図】 図1
Description
本発明は、シールド工法により構築されるシールドトンネルの構築方法に関する。
従来、トンネルの構築方法として、シールド工法によるシールドトンネルの構築方法が広く知られている。
このシールドトンネルの構築方法では、シールド掘削機により地盤を掘削しながら、シールド掘削機の後方に、複数のセグメントを周方向に連結したリング幅が一定の円筒状の直線部用セグメントリングを軸方向に順次連結延長することによりトンネル覆工の直線部を構築するようになっている。
一方、このようなトンネル覆工の曲線部を構築するには、直径方向でリング幅が連続して変化し、一方又は両方の端面がテーパ状に形成されたテーパリングを順次連結することによって、所望の曲率半径を有する曲線部を構築するようになっている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2002−4785号公報(図7,図8)
しかし、上述の如き従来の技術では、トンネルの直線部を構成する直線部用セグメントリングを構成する各セグメントを成型するための型枠とトンネルの曲線部を構成するテーパリングを構成する各セグメントを成型するための型枠とを必要とし、例えば、直線部用セグメントリングを構成するセグメントの数がn、テーパリングを構成するセグメントの数がnであり、それぞれにn基の型枠が必要とすると、全体で2n基の型枠を必要とする。即ち、従来の技術では、セグメント成型用の型枠を多く必要とするため、施工費用が嵩みコスト高になるという問題があった。
そこで本発明は、上述の従来技術の問題を鑑み、セグメント成型用の型枠の数量を低減し、安価に施工が出来るようにするシールドトンネルの構築方法の提供を目的とする。
上述の如き従来の問題を解決するための請求項1に記載の発明は、複数のセグメントを周方向に連結して形成されるセグメントリングを軸方向に順次連結延長して構築するシールドトンネルの構築方法において、前記セグメントリングには、リング幅が直径方向で連続的に変化し、一方又は両端面がテーパ状に形成されたテーパリングを使用し、該テーパリングを中心軸が直線になるようにテーパ面を互いに当接させて軸方向に順次連結することによりトンネルの直線部を構築できるようにし、前記テーパリングの周方向の接合角度をずらして複数のテーパリングを順次連結することによってトンネルの曲線部を構築できるようにしたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1の構成に加え、テーパリングは、一方の端面のみがテーパ状に形成され、該一対のテーパリングのテーパ面を互いに当接させて円筒状のリングユニットとなし、該リングユニットを軸方向に順次連結延長することによりトンネルの直線部が構築できるようにし、テーパ面同士又はテーパ面と平端面とを周方向で接合角度をずらして連結することによりトンネルの曲線部が構築できるようにした請求項1に記載のシールドトンネルの構築方法。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2の構成に加え、テーパリングは、周方向側端部に軸方向でスライド可能で互いに嵌り込む嵌合部を有する一対の軸方向挿入用テーパセグメントを備えたことを特徴とする。
本発明に係るシールドトンネルの構築方法は、テーパリングを構成するセグメントを成型する為の一組の型枠、即ちテーパリングがn個のセグメントから構成されている場合、n基の型枠があればよく、全体として型枠の数量を減らすことができ、費用の低減がなされる。
また、テーパリングは、周方向側端部に軸方向でスライド可能で互いに嵌り込む嵌合部を有する一対の軸方向挿入用テーパセグメントを備えたことによって、キーセグメントを軸方向のどちらからでも挿入することができ、また、半径方向挿入型のキーセグメントと異なり、セグメントの落ち込みといった問題がない。
次に、本発明に係るシールドトンネルの構築方法について説明する。
図1は、本発明方法により構築されたシールドトンネルであり、このシールドトンネルは、シールド掘削機により地盤を掘削しつつ、シールド掘削機の後方に複数のセグメントを周方向に連結したセグメントリングを形成し、そのセグメントリングを軸方向に順次連結延長することにより構築されるようになっている。
セグメントリングは、リング幅が周方向で連続して変化し、一方の端面がテーパ状に形成されたテーパリング10となっている。
このテーパリング10は、そのテーパリングを周方向で均等5分割した5種類のテーパセグメント、即ち3種の通常テーパセグメントA1,A2,A3及び2種類の軸方向挿入用テーパセグメントB1,B2をもって構成され、各テーパセグメントA1,A2,A3,B1,B2を周方向で連結することにより形成されている。
各通常テーパセグメントA1,A2,A3は、図2に示すように、鉄筋コンクリートをもって円弧状に形成され、それぞれ軸方向側端面には、テーパリングに組み立てられた際のテーパ面Tに合わせてそれぞれテーパT1,T2,T3が形成されている。
また、各通常テーパセグメントA1,A2,A3の周方向両側部及び軸方向両側部にはそれぞれ連結用凹部11,11…が形成され、この凹部11の端面側には、継手板12が端面側に露出した状態に埋設されている。
軸方向挿入用テーパセグメントB1,B2は、それぞれ図3、図4に示すように、鉄筋コンクリートをもって円弧状に形成され、それぞれ軸方向側端面には、テーパリングに組み立てられた際のテーパ面Tに合わせてテーパT4,T5が形成されている。
また、軸方向挿入用テーパセグメントB1,B2の隣接する周方向側端部には、軸方向に傾斜したテーパ状に形成され、軸方向でスライド可能で互いに嵌り込む嵌合部b1,b2を備え、互いに接合するようになっている。
また、各軸方向挿入用テーパセグメントB1,B2の周方向両側部及び軸方向両側部にはそれぞれ連結用凹部11,11…が形成され、この凹部11の端面側には、継手板12が端面側に露出した状態に埋設されている。
継手板12の中央部には、ボルト13が挿通されるボルト挿通孔14が形成され、各テーパリング10,10間又は各テーパセグメント間は、図5に示すように、各接合端面を突き合わせて対向する継手板12,12のボルト挿通孔14,14にボルト13を通し、ボルト13にナット15を締め付けることにより接合されるようになっている。
また、このテーパリング10は、継手部を対向する継手板12,12の挿通孔14,14にボルト13を通し、ボルト13にナット15を締め付ける構造としたことで、軸方向の方向性が問題にならず、テーパ面を切羽側又は坑口側のどちらに向けても設置することができるようになっている。
この各テーパセグメントA1,A2,A3,B1,B2を使用して、シールドトンネルの直線部Sを構築するには、まず、通常テーパセグメントA2を切羽側にテーパ面T2が向くように設置し、周方向の両側部に通常テーパセグメントA2に合わせて、それぞれ通常テーパセグメントA1,A3を配置し、対向した継手板12,12間にボルト13を通してナット15で締め付けることにより接合し、通常テーパセグメントA2の両側にテーパセグメントA1、A3を順次連結する。
次に、軸方向挿入用テーパセグメントB2を通常テーパセグメントA1の周方向側部に配置し、対向した継手板12,12間にボルト13を通してナット15で締め付けることにより接合して、軸方向挿入用セグメントB2を通常テーパセグメントA1に連結する。
このとき、図6(b)に示すように、軸方向挿入用テーパセグメントB2の通常テーパセグメントA1とは反対側の嵌合部b2は、切羽側から坑口側に向かって広がったテーパ状に形成されているので、軸方向挿入用テーパセグメントB1を通常テーパセグメントA3と軸方向挿入用テーパセグメントB2との間に軸方向切羽側より挿入することができるようになっている。
そして、軸方向挿入用テーパセグメントB1を通常テーパセグメントA3と軸方向挿入用テーパセグメントB2との間に軸方向切羽側より挿入し、対向した継手板12,12間にボルト13を通してナット15で締め付けることにより接合して、軸方向挿入用セグメントB1を通常テーパセグメントA3と軸方向挿入用テーパセグメントB2との間に連結し、リング幅が直径方向で連続的に変化し、切羽側の端面がテーパ状に形成された第1のテーパリング10aが構築される。
次に、第1のテーパリングの切羽側に、テーパ面T2を坑口側に向けて通常テーパセグメントA2を、第1のテーパリングのテーパセグメントA1,A2に亘って当接させ、互いに対向した継手板12,12間にボルト13を通してナット締めすることにより接合し、通常テーパセグメントA2を第1のテーパリング10aのテーパセグメントA1,A2の切羽側に連結する。
そして、通常テーパセグメントA2の周方向の両側部に通常テーパセグメントA2に合わせて、それぞれ通常テーパセグメントA1,A3を配置し、対向した継手板12,12間にボルト13を通してナット15で締め付けることにより接合し、通常テーパセグメントA2の両側に通常テーパセグメントA1,A3を順次連結するとともに、通常テーパセグメントA1,A3を第1のテーパリング10aの切羽側に連結する。
次に、軸方向挿入用テーパセグメントB1を通常テーパセグメントA3の周方向側部に配置し、対向した継手板12,12間にボルト13を通してナット15で締め付けることにより接合して、軸方向挿入用セグメントB1を通常テーパセグメントA3に連結するとともに、第1のテーパリング10aの切羽側端面に連結する。
このとき、図7(b)に示すように、軸方向挿入用テーパセグメントB1の通常テーパセグメントA3とは反対側の嵌合部b1は、切羽側から坑口側に向かって広がったテーパ状に形成されているので、軸方向挿入用テーパセグメントB2を通常テーパセグメントA1と軸方向挿入用テーパセグメントB1との間に軸方向切羽側より挿入することができるようになっている。
即ち、このテーパリング10は、軸方向挿入用テーパセグメントB1,B2の連結順を変更することにより、テーパ端面側及び平端面側のどちらからでもテーパセグメントA1,B1(A3、B2)間に軸方向より軸方向挿入用テーパセグメントB1(B2)を挿入できるようになっている。
そして、軸方向挿入用テーパセグメントB2を通常テーパセグメントA1と軸方向挿入用テーパセグメントB1との間に軸方向切羽側より挿入し、対向した継手板12,12間にボルト13を通してナット15で締め付けることにより接合して、軸方向挿入用セグメントB2を通常テーパセグメントA1と軸方向挿入用テーパセグメントB1との間に連結し、リング幅が直径方向で連続的に変化し、坑口側の端面がテーパ状に形成された第2のテーパリング10bが構築される。
このようにすることにより、第1のテーパリング10aと第2のテーパリング10bとが互いにテーパ面T,Tを対向させた配置で連結され、中心軸が直線形をなす円筒状のリングユニット16が構築される。
このリングユニット16の切羽側端面に反力を取って、シールド掘削機を前進させ、上述の作業を繰り返し、リングユニット16,16…を順次連結延長することによりトンネルの直線部Sを構築することができる。
次に、テーパセグメントA1,A2,A3,B1,B2を用いてトンネルの曲線部Cを構築する方法について説明する。
まず、通常テーパセグメントA2を切羽側にテーパ面が向くように設置し、周方向の両側部に通常テーパセグメントA2に合わせて、それぞれ通常テーパセグメントA1,A3を配置し、対向した継手板12,12間にボルト13を通してナット15で締め付けることにより接合し、通常テーパセグメントA2の両側に通常テーパセグメントA1、A3を順次連結する。
次に、軸方向挿入用テーパセグメントB2を通常テーパセグメントA1の周方向側部に配置し、対向した継手板12,12間にボルト13を通してナット15で締め付けることにより接合して、軸方向挿入用セグメントB2を通常テーパセグメントA1に連結する。
このとき、軸方向挿入用テーパセグメントB2のテーパセグメントA1とは反対側の嵌合部b2は、切羽側から坑口側に向かって広がったテーパ状に形成されているので、軸方向挿入用テーパセグメントB1を通常テーパセグメントA3と軸方向挿入用テーパセグメントB2との間に軸方向切羽側より挿入することができるようになっている。
そして、軸方向挿入用テーパセグメントB1を通常テーパセグメントA3と軸方向挿入用テーパセグメントB2との間に軸方向切羽側より挿入し、対向した継手板12,12間にボルト13を通してナット15で締め付けることにより接合して、軸方向挿入用セグメントB1を通常テーパセグメントA3と軸方向挿入用テーパセグメントB2との間に連結し、リング幅が直径方向で連続的に変化し、切羽側の端面がテーパ状に形成された第1のテーパリング10cが構築される。
次に、第1のテーパリング10cの切羽側端面(テーパ面)に第2のテーパリング10dをテーパ面を切羽側に向け、第1のテーパリング10cに対し周方向の接合角度をずらした位置、即ち第1のテーパリング10cを構成する各テーパセグメントと、第2のテーパリング10dを構成する各テーパセグメントとが千鳥配置となるように連結する。
まず、通常テーパセグメントA2を坑口側にテーパ面を向け、第1のテーパリングの通常テーパセグメントA2,A3間に亘って当接させ、互いに対向した継手板にボルトを通してナット締めすることにより接合し、通常テーパセグメントA2を第1のテーパリング10cの通常テーパセグメントA2,A3の切羽側に連結する。
そして、通常テーパセグメントA2の周方向の両側部に通常テーパセグメントA2に合わせて、それぞれ通常テーパセグメントA1,A3を配置し、対向した継手板12,12間にボルト13を通してナット15で締め付けることにより接合し、通常テーパセグメントA2の両側に通常テーパセグメントA1,A3を順次連結するとともに、通常テーパセグメントA1,A3を第1のテーパリング10cの切羽側端面に連結する。
次に、軸方向挿入用テーパセグメントB2を通常テーパセグメントA1の周方向側部に配置し、対向した継手板12,12間にボルト13を通してナット15で締め付けることにより接合して、軸方向挿入用セグメントB2を通常テーパセグメントA1に連結するとともに、第1のテーパリング10cの切羽側端面に連結する。
このとき、軸方向挿入用テーパセグメントB2の通常テーパセグメントA1とは反対側の嵌合部b2は、切羽側から坑口側に向かって広がったテーパ状に形成されているので、軸方向挿入用テーパセグメントB1を通常テーパセグメントA3と軸方向挿入用テーパセグメントB2との間に軸方向切羽側より挿入することができるようになっている。
そして、軸方向挿入用テーパセグメントB1を通常テーパセグメントA3と軸方向挿入用テーパセグメントB2との間に軸方向切羽側より挿入し、対向した継手板12,12間にボルト13を通してナット15で締め付けることにより接合して、軸方向挿入用セグメントB1を通常テーパセグメントA3と軸方向挿入用テーパセグメントB2との間に連結し、リング幅が直径方向で連続的に変化し、切羽側の端面がテーパ状に形成された第2のテーパリングが構築される。
同様に、第2のテーパリング10dの切羽側に第3のテーパリング10eをテーパ面を切羽側に向け、第2のテーパリング10dに対し周方向の接合角度をずらした位置、即ち、第2のテーパリング10dを構成する各テーパセグメントと、第3のテーパリング10eを構成する各テーパセグメントとが千鳥配置となるように連結する。
このように第1〜第3のテーパリング10c,10d,10eを連結することにより、内径側が外径側に比べて短い曲線部ユニット17をなし、この曲線部ユニット17,17…を順次連結延長することによってトンネルの曲線部Cを構築することができる。
尚、トンネル曲線部Cを構築する場合は、各テーパリング10,10間の接合が真円端面(坑口側)と楕円端面(切羽側)との接合となるが、テーパリング10の直径が十分大きく、各テーパリングのテーパの傾斜角度も小さいため、好適に接合できるようになっている。
上述の実施例では、一方の端面のみをテーパ面としたテーパリングを使用した例について説明したが、両端面がテーパ状に形成されたテーパリングを用いても良い。
また、テーパリングを構成するセグメントは、周方向に連結することによりテーパリングを形成するものであればよい。
上述の実施例では、各テーパセグメントをRCセグメント(鉄筋コンクリート製)とした例について説明したが、その他鉄鋼製のセグメント等でもよい。
地下鉄やケーブル類の埋設用等のトンネルに適用することができる。
S トンネル直線部
C トンネル曲線部
A1〜A3 通常テーパセグメント
B1,B2 軸方向挿入用テーパセグメント
10 テーパリング
11 連結用凹部
12 継手板
13 ボルト
14 ボルト挿通孔
15 ナット
16 リングユニット
17 曲線部ユニット
C トンネル曲線部
A1〜A3 通常テーパセグメント
B1,B2 軸方向挿入用テーパセグメント
10 テーパリング
11 連結用凹部
12 継手板
13 ボルト
14 ボルト挿通孔
15 ナット
16 リングユニット
17 曲線部ユニット
Claims (3)
- 複数のセグメントを周方向に連結して形成されるセグメントリングを軸方向に順次連結延長して構築するシールドトンネルの構築方法において、
前記セグメントリングには、リング幅が直径方向で連続的に変化し、一方又は両端面がテーパ状に形成されたテーパリングを使用し、該テーパリングを中心軸が直線になるようにテーパ面を互いに当接させて軸方向に順次連結することによりトンネルの直線部が構築できるようにし、前記テーパリングの周方向の接合角度をずらして複数のテーパリングを順次連結することによってトンネルの曲線部が構築できるようにしたことを特徴としてなるシールドトンネルの構築方法。 - テーパリングは、一方の端面のみがテーパ状に形成され、該一対のテーパリングのテーパ面を互いに当接させて円筒状のリングユニットとなし、該リングユニットを軸方向に順次連結延長することによりトンネルの直線部が構築できるようにし、テーパ面同士又はテーパ面と平端面とを周方向で接合角度をずらして連結することによりトンネルの曲線部が構築できるようにした請求項1に記載のシールドトンネルの構築方法。
- テーパリングは、周方向側端部に軸方向でスライド可能で互いに嵌り込む嵌合部を有する一対の軸方向挿入用テーパセグメントを備えた請求項1又は2に記載のシールドトンネルの構築方法。
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---|---|---|---|---|
JP2008179953A (ja) * | 2007-01-23 | 2008-08-07 | Kajima Corp | セグメントリングの継手構造 |
CN101845956A (zh) * | 2010-03-21 | 2010-09-29 | 中国水利水电第七工程局有限公司 | 曲线隧洞混凝土衬砌组合钢模板 |
JP2013167080A (ja) * | 2012-02-15 | 2013-08-29 | Maeda Corp | トンネル急曲線部の覆工方法 |
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