JP2005104656A - モータ付きローラーコンベア搬送装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明によるモータ付きローラーコンベア搬送装置は、ローラ(2)を有する架台(3)の外面(6)に駆動モータ(7)を取付け、この駆動モータ(7)の脱調状態を利用して過負荷時のローラ(2)の駆動停止及び再駆動を行う構成である。
【選択図】図1
Description
また、他の方式としては、文献を開示していないが、ローラの内部にACサーボモータを内蔵させ、ギアを用いて低速、高出力を実現させて各ローラを駆動するように構成していた。
すなわち、各ローラをチェーンで連動させるため、作動音が大きく、また、チェーンにより事故が発生する可能性もあった。
また、チェーンにより全てのローラを同時駆動するため、不要となるローラも駆動することになり、省エネに反することになっていた。
また、チェーンの場合、各部分の消耗品の交換、給油等のメンテナンスの費用が発生していた。
また、ローラコンベア装置全体が共通のチェーンで連動しているため、その全長を可変的に変えることはできず、必要な長さの各種ローラコンベア装置を用意することが必要であった。
また、ローラの中にモータを内蔵させ、ローラをアウターロータのようにして駆動する場合、高出力型が多く、ローラ搬送時における過負荷に対して機械的破損や人的被害を及ぼす可能性があった。
また、ローラの中にモータを内蔵させる構成の場合、ローラ外径寸法によってモータ寸法が制限され、高出力化が容易ではなかった。
すなわち、コンベア装置の架台の外面に駆動モータが設けられているため、駆動モータの交換が容易で、メンテナンス費用が削減でき、システム全体としてのコストダウンが達成できる。
また、各駆動モータをオープンループ制御としているため、物体の搬送時に駆動モータに対して過負荷状態となった場合、駆動モータ自体が脱調してローラが停止し、過負荷が解消すれば、再び自起動トルクにて再駆動するため、機械的にも人身的にも、特別な安全装置を用いることなく、コンベア装置の安全性を確保することができる。
また、従来のチェーンのように、保守等に油を用いる必要がなく、クリーンで環境にやさしいコンベア装置を得ることができる。
また、ローラ個々に駆動モータを取付けているため、物体を搬送するために必要とするローラのみを駆動するように構成することができ、余分な電力を使用しない省エネを達成することができる。
また、コンベア装置の架台を複数の架台ユニットに分割することができ、この架台ユニットの数を変えることにより、コンベア装置の長さを自在に調整でき、汎用性が高くなる。
前記架台3の上部の外面6には、複数の駆動モータ7が設けられ、この駆動モータ7は前記各ローラ2を駆動するように構成されている。
前記ローラ2のローラ軸2aは、前記架台3の上部を貫通して前記駆動モータ7のモータ軸10(図2に示す)と接続されるように構成されている。
前記駆動モータ7は、図2で示されるように、1例として、シンクロナスモータ(同期モータ)としてのAC3相インバータの3相インバータ出力信号を用いた2相ステップモータの場合について述べる。このAC3相インバータ電源を用いた2相ステップモータは周知のように、ケース12に設けられたモータ軸10には歯を有するロータ13が設けられ、ケース12内には、2相としてのA相巻線14及びB相巻線15が設けられている。尚、各駆動モータ7は周知のオープンループ制御方式を採用している。
図6は、図5での2相ステップモータ7の各ステップ駆動状態における励磁相からの励磁シーケンスを示している。
図7は2相ステップモータ7のベクトル図を示しており、この2相ステップモータ7の動作としては、基本ステップ角θに対して、1/2θ→θ→1/2θ→1/2θ→θの繰り返しによって動作し、3相インバータ30の3相の各インバータ出力信号31、32、33を用いて2相ステップモータ7を定速駆動することができる。但し、前述の駆動方法においては、各インバータ出力信号31、32、33の各出力電圧波形(図4で示す矩形波)の周波数に同期して駆動されるため、回転速度は一定の高精度を維持することができる。すなわち、AC3相インバータから出力される3相のインバータ出力信号を用いて矩形波の電圧波形の周波数を用いた交流(AC)駆動であるため、動作ステップ角としては不均一であるが、一定速度の回転を高精度に得ることができる。尚、駆動モータ7としては、前述の構成に限ることなく、AC、DC電源入力の駆動ドライバによりパルス入力を行い、パルス周波数に応じた速度で一定角度ずつ回転する周知のステップモータでも適用可であり、何れのモータも過負荷時には脱調して回転が停止し、過負荷状態が解除されれば、再び、自起動トルクにより再駆動状態となる。
まず、同期運転しているモータにおいて入力信号周波数を徐々に増加していくと、モータはその周波数に同期しながら速度を上昇していくが、ある周波数を越えると同期を脱する(脱調現象)。この時の入力パルス周波数と負荷トルクの関係は2相モータの場合次の数1の1式で与えられる。
この脱調状態においては駆動モータ7のロータ13は入力パルス周波数に同期することができずに停止した状態や微振動した状態で連続的な同期回転はできないが、この時、ステータのA相、B相巻線14、15には引き続きパルス周波数が印加され回転磁界を発生させている。この状態で外部からの負荷トルクが減少するか取り除かれて解除された場合、モータの持つ最大自起動周波数以下の周波数においては負荷トルクが駆動モータ7の自起動トルク以下になった時点で入力パルス周波数に同期してロータ13を再び駆動することができる。
以上の理論に基づき、コンベアローラを駆動することで安全かつ経済的なモータ付きローラコンベア装置を実現できる。
また、架台3の長さを変更する場合には、図1では架台ユニット3a、3bが2個であるが、1個又は3個等とすることにより、容易にできる。尚、前記駆動モータ7は、2相ステップモータに限定することなく、3相シンクロナスモータ等も適用可である。
2 ローラ
3 架台
4 第1センサ
5 第2センサ
6 外面
7 駆動モータ
Claims (6)
- 架台(3)の長手方向に沿って複数のローラ(2)を回転自在に設け、前記ローラ(2)を駆動モータ(7)によって回転させることにより、前記ローラ(2)を介して物体(W)を搬送するようにしたモータ付きローラーコンベア搬送装置において、
1台の前記駆動モータ(7)は、前記架台(3)の外面(6)に設けられていると共に1個のみの前記ローラ(2)を駆動するように構成したことを特徴とするモータ付きローラーコンベア搬送装置。 - 前記各駆動モータ(7)はオープンループ制御の同期モータよりなり、前記ローラ(2)にて前記物体(W)を搬送中に前記駆動モータ(7)に対して過負荷状態となった場合、前記駆動モータ(7)が脱調し前記ローラ(2)が停止すると共に、前記過負荷が解除した場合、前記駆動モータ(7)が再駆動するように構成したことを特徴とする請求項1記載のモータ付きローラーコンベア搬送装置。
- 前記物体(W)の通過をセンサ(4、5)で検出し、前記物体(W)を搬送するために必要とするローラ(2)のみ駆動するように制御することを特徴とする請求項1又は2記載のモータ付きローラーコンベア搬送装置。
- 前記各駆動モータ(7)は、前記外面(6)に対して着脱自在に設けられていることを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載のモータ付きローラーコンベア搬送装置。
- 前記架台(3)は着脱自在な複数の架台ユニット(3a、3b)からなり、前記各架台ユニット(3a、3b)には、複数の前記ローラ(2)及び前記駆動モータ(7)が設けられていることを特徴とする請求項1ないし4の何れかに記載のモータ付きローラーコンベア搬送装置。
- 前記駆動モータ(7)は、AC3相インバータ電源を用いた2相ステップモータ又はステップモータよりなることを特徴とする請求項1ないし5の何れかに記載のモータ付きローラーコンベア搬送装置。
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