JP2005104616A - シート折り曲げ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】シート1を折り曲げ線2に沿って折り曲げ、2重に重ね合わせるシート折り曲げ装置において、シートの折り曲げ後、他の装置によってシートが加工処理されるとき、折り曲げ装置が他の装置に干渉しないようにする。
【解決手段】保持手段5がシリンダ3の一端に設けられ、シート1の一端付近において、保持手段にシートが保持され、シリンダの他端付近において、回転軸7が折り曲げ線から間隔を置いて配置され、駆動機構8がそれと組み合わされ、シリンダを回転軸のまわりに反転させることができる。さらに、制御装置が駆動機構およびシリンダに接続され、シートの保持後、駆動機構によってシリンダが反転し、これと同時に、シリンダが適当ストロークをもって伸張し、駆動機構、シリンダおよび保持手段によってシートが折り曲げられる。
【選択図】図1
【解決手段】保持手段5がシリンダ3の一端に設けられ、シート1の一端付近において、保持手段にシートが保持され、シリンダの他端付近において、回転軸7が折り曲げ線から間隔を置いて配置され、駆動機構8がそれと組み合わされ、シリンダを回転軸のまわりに反転させることができる。さらに、制御装置が駆動機構およびシリンダに接続され、シートの保持後、駆動機構によってシリンダが反転し、これと同時に、シリンダが適当ストロークをもって伸張し、駆動機構、シリンダおよび保持手段によってシートが折り曲げられる。
【選択図】図1
Description
この発明は、シートを折り曲げ線に沿って折り曲げ、2重に重ね合わせるシート折り曲げ装置に関するものである。
シートによって袋が製造されるとき、シートが適宜折り曲げられ、2重に重ね合わされることが多い。たとえば、特許第2626879号公報(特許文献1)に記載されている袋がそれである。同公報の袋では、シートとしてプラスチックフィルムが使用され、プラスチックフィルムが適宜折り曲げられ、2重に重ね合わされ、両側縁に沿ってヒートシールされる。これによって袋が製造されるものである。
ところで、同公報の袋の製造を自動化するには、折り曲げ装置によってプラスチックフィルムを折り曲げ、重ね合わせ、ヒートシール装置によってそれをヒートシールする必要がある。この場合、プラスチックフィルムが折り曲げられ、重ね合わされたとき、そのままプラスチックフィルムがヒートシールされるようにすると、効率的である。しかしながら、これを達成するには、プラスチックフィルムの折り曲げ後、ヒートシール装置によってプラスチックフィルムがヒートシールされるとき、折り曲げ装置がヒートシール装置に干渉しないようにする必要がある。
したがって、この発明は、シートを折り曲げ線に沿って折り曲げ、2重に重ね合わせるシート折り曲げ装置において、シートの折り曲げ後、他の装置によってシートが加工処理されるとき、折り曲げ装置が他の装置に干渉しないようにすることを目的としてなされたものである。
特許第2626879号公報
この発明によれば、シリンダが折り曲げ線の一方側に配置される。シリンダはシートの長さ方向にのび、一端はシートの一端付近に達する。さらに、保持手段がシリンダの一端に設けられ、シートの一端付近において、保持手段にシートが保持される。さらに、シリンダの他端付近において、回転軸が折り曲げ線から間隔を置いて配置される。回転軸はシートの幅方向にのびる。さらに、駆動機構がそれと組み合わされ、シリンダを回転軸のまわりに反転させることができる。さらに、制御装置が駆動機構およびシリンダに接続される。そして、シートの保持後、駆動機構によってシリンダが反転し、これと同時に、シリンダが設定ストロークをもって伸張し、駆動機構、シリンダおよび保持手段によってシートが折り曲げられる。
好ましい実施例では、保持手段は吸着パッドからなる。そして、吸着パッドにシートが吸着され、保持される。
さらに、好ましい実施例では、シリンダは折り曲げ線と回転軸の間隔の2倍のストロークをもって伸張する。
さらに、好ましい実施例では、折り曲げ線上において、爪がシートの上面に係合し、シートが爪のまわりに折り曲げられる。
さらに、好ましい実施例では、シートとしてプラスチックフィルムが使用され、その折り曲げ後、ヒートシール装置によってプラスチックフィルムがヒートシールされ、袋が製造される。
以下、この発明の実施例を説明する。
図1はこの発明にかかるシート折り曲げ装置を示す。この装置では、シート1が折り曲げ線2に沿って折り曲げられ、2重に重ね合わされる。シート1はプラスチックフィルムからなる。
さらに、この装置では、シリンダ3がテーブル4と組み合わされており、プラスチックフィルム供給装置によってプラスチックフィルム1が供給され、これがテーブル4上に支持され、水平面内に配置され、図2に示すように、プラスチックフィルム1の下側において、シリンダ3が折り曲げ線2の一方側に配置され、テーブル4は折り曲げ線2の他方側に配置される。シリンダ3はプラスチックフィルム1の長さ方向にのび、一端はプラスチックフィルム1の一端付近に達する。さらに、保持手段5がシリンダ3の一端に設けられており、プラスチックフィルム1が供給されたとき、プラスチックフィルム1の一端付近において、保持手段5にプラスチックフィルム1が保持される。保持手段5は吸着パッドからなる。そして、吸着パッド5にプラスチックフィルム1が吸着され、保持される。さらに、ピン6がテーブル4の適所に設けられ、プラスチックフィルム1にピン孔が形成されており、プラスチックフィルム1が供給されたとき、ピン孔にピン6が挿入され、これによってプラスチックフィルム1が保持される。
さらに、シリンダ3の他端付近において、回転軸7が折り曲げ線2から間隔Dを置いて配置される。回転軸7はプラスチックフィルム1の幅方向にのびる。さらに、駆動機構がそれと組み合わされており、シリンダ3を回転軸7のまわりに反転させることができる。この実施例では、駆動機構にロータリアクチュエータ8が使用され、回転軸7にシリンダ3が固定され、支持され、回転軸7にロータリアクチュエータ8が連結されており、ロータリアクチュエータ8によって回転軸7を回転させ、シリンダ3を反転させることができる。
さらに、この装置では、制御装置がロータリアクチュエータ8およびシリンダ3に接続されており、プラスチックフィルム1の保持後、制御装置によってロータリアクチュエータ8が制御され、ロータリアクチュエータ8によって回転軸7が回転し、シリンダ3が反転する。図2において、回転軸7は反時計方向に回転し、シリンダ3は反時計方向に反転する。これと同時に、制御装置によってシリンダ3が制御され、シリンダ3が設定ストロークSをもって伸張し、ロータリアクチュエータ8、シリンダ3および吸着パッド5によってプラスチックフィルム1が折り曲げられる。この実施例では、シリンダ3は折り曲げ線2と回転軸7の間隔Dの2倍のストロークSをもって伸張する。
S=2D
したがって、吸着パッド5によってプラスチックフィルム1が折り曲げられるとき、その奇跡は図2の曲線Cを描く。したがって、回転軸7は折り曲げ線2から間隔Dを置いて配置されるが、ストロークSによってそれが補われ、プラスチックフィルム1は折り曲げ線2に沿って折り曲げられ、二重に重ね合わされる。
さらに、この装置は一対の爪9を有し、プラスチックフィルム1が供給されたとき、プラスチックフィルム1の両側縁において、爪9はプラスチックフィルム1から間隔を置いて配置される。さらに、制御装置が各爪9に接続されており、ロータリアクチュエータ8によってシリンダ3が反転する前、制御装置によって爪9が制御され、爪9は垂直軸10のまわりを回転し、プラスチックフィルム1の上面に対面する。その位置は折り曲げ線2上である。その後、ロータリアクチュエータ8によってシリンダ3が反転し、プラスチックフィルム1が折り曲げられるものである。したがって、折り曲げ線2上において、爪9がプラスチックフィルム1の上面に係合し、プラスチックフィルム1が爪9のまわりに折り曲げられ、これを的確に折り曲げることができる。
さらに、この装置は袋を製造するためのものであり、一対のヒートシール装置11を有する。そして、プラスチックフィルム1の折り曲げ後、まず、垂直軸10のまわりにおいて、爪9が逆方向に回転し、もとの位置に復帰する。その後、ヒートシール装置11が図1の位置に移動し、ヒートシール装置11によってプラスチックフィルム1がヒートシールされ、袋が製造される。
その後、吸着パッド5の吸着作用が解除され、シリンダ3が逆方向に反転し、もとの位置に復帰し、袋がテーブル4から排出される。さらに、シリンダ3が設定ストロークSをもって収縮し、もとの状態に復帰し、次のフィルムが再度供給され、各工程が再度繰り返され、次のフィルムが再度折り曲げられる。
この装置の場合、回転軸7が折り曲げ線2から間隔Dを置いて配置され、シリンダ3が回転軸7のまわりを反転する。そして、シリンダ3が設定ストロークSをもって伸張し、ストロークSによって間隔Dが補われ、プラスチックフィルム1が折り曲げ線2に沿って折り曲げられることは前述したとおりである。したがって、ヒートシール装置11によってプラスチックフィルム1がヒートシールされるとき、ロータリアクチュエータ8および回転軸7がヒートシール装置11に干渉せず、そのままプラスチックフィルム1をヒートシールすることができる。
なお、この実施例では、シート1としてプラスチックフィルムを使用し、ヒートシール装置11によってそれをヒートシールするようにしたものを説明したが、シート1はプラスチックフィルムではなく、他のシートであってもよい。シート1の折り曲げ後、ヒートシール装置11ではなく、それ以外の装置によってシートを加工処理するようにしてもよい。
以上説明したように、この発明によれば、回転軸7が折り曲げ線2から間隔Dを置いて配置され、シリンダ3が回転軸7のまわりを反転する。そして、シリンダ3が設定ストロークSをもって伸張し、ストロークSによって間隔Dが補われ、プラスチックフィルム1が折り曲げ線2に沿って折り曲げられる。したがって、シートの折り曲げ後、他の装置によってシートが加工処理されるとき、折り曲げ装置が他の装置に干渉しないようにすることができ、所期の目的を達成することができるものである。
1 シート
2 折り曲げ線
3 シリンダ
5 吸着パッド
7 回転軸
8 ロータリアクチュエータ
9 爪
11 ヒートシール装置
2 折り曲げ線
3 シリンダ
5 吸着パッド
7 回転軸
8 ロータリアクチュエータ
9 爪
11 ヒートシール装置
Claims (5)
- シートを折り曲げ線に沿って折り曲げ、2重に重ね合わせるシート折り曲げ装置であって、
前記折り曲げ線の一方側に配置され、前記シートの長さ方向にのび、一端が前記シートの一端付近に達するシリンダと、
前記シリンダの一端に設けられ、前記シートの一端付近において、前記シートを保持する保持手段と、
前記シリンダの他端付近において、前記折り曲げ線から間隔を置いて配置され、前記シートの幅方向にのびる回転軸と、
前記シリンダを前記回転軸のまわりに反転させる駆動機構と、
前記駆動機構および前記シリンダに接続され、前記シートの保持後、前記駆動機構によって前記シリンダを反転させ、これと同時に、前記シリンダを設定ストロークをもって伸張させる制御装置とからなり、
前記駆動機構、前記シリンダおよび前記保持手段によって前記シートを折り曲げるようにしたことを特徴とするシート折り曲げ装置。 - 前記保持手段は吸着パッドからなり、前記吸着パッドに前記シートが吸着され、保持されるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の折り曲げ装置。
- 前記シリンダを前記折り曲げ線と前記回転軸の間隔の2倍のストロークをもって伸張させるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の折り曲げ装置。
- 前記折り曲げ線上において、爪を前記シートの上面に係合させ、前記シートを前記爪のまわりに折り曲げるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の折り曲げ装置。
- 前記シートはプラスチックフィルムからなり、その折り曲げ後、ヒートシール装置によって前記プラスチックフィルムをヒートシールし、袋を製造するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の折り曲げ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003337607A JP2005104616A (ja) | 2003-09-29 | 2003-09-29 | シート折り曲げ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003337607A JP2005104616A (ja) | 2003-09-29 | 2003-09-29 | シート折り曲げ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005104616A true JP2005104616A (ja) | 2005-04-21 |
Family
ID=34533385
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2003337607A Pending JP2005104616A (ja) | 2003-09-29 | 2003-09-29 | シート折り曲げ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005104616A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20150145808A (ko) * | 2014-06-19 | 2015-12-31 | 금오공과대학교 산학협력단 | Tv 반사판용 코팅 필름지의 자동 밴딩장치 및 밴딩방법 |
-
2003
- 2003-09-29 JP JP2003337607A patent/JP2005104616A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR20150145808A (ko) * | 2014-06-19 | 2015-12-31 | 금오공과대학교 산학협력단 | Tv 반사판용 코팅 필름지의 자동 밴딩장치 및 밴딩방법 |
KR101602382B1 (ko) | 2014-06-19 | 2016-03-10 | 금오공과대학교 산학협력단 | Tv 반사판용 코팅 필름지의 자동 밴딩장치 및 밴딩방법 |
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