JP2005104364A - 乗り物用座席 - Google Patents

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Hiroshi Ozawa
浩 小澤
Noriyoshi Matsunuma
則佳 松沼
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Abstract

【課題】 シートバックの前倒しが1操作で可能な乗り物用座席を提供する。
【解決手段】 シートバック3がフロアパネル7上に前倒しされる際に、該シートバック3の前倒し力により、ロック手段17から外れて、ロッド部材14により前倒しされるシートバック3の頂部3aより前側FRにシートクッション2が立設されてなる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、乗り物用座席、特にシートバックの前倒し可能なる乗り物用座席に関するものである。
自動車などの乗り物に採用されている座席としては、例えば、シートクッションと、シートバックと、前記シートクッションに支持され且つ前記シートバックを前倒し可能としたリンク装置とを少なくとも備えてなる(例えば、特許文献1。)。
特開平7−179150号公報
しかしながら、このような従来の技術にあっては、シートバックを前倒しさせる際に、まず、シートクッションを前側のヒンジを中心に前側に跳ね上げさせ、次に、シートバックを後側のヒンジを中心に前倒しさせねばならず、両手を使って、しかも2段階の作業をせねばならず、雨天など迅速な作業の阻害要因になっていて、改善が求められている。
この発明は、このような従来の技術に着目してなされたものであり、シートバックの前倒しが1操作で可能な乗り物用座席を提供するものである。
かかる従来技術を解決するために、請求項1に記載の発明は、シートクッションと、シートバックと、前記シートクッションに支持され且つ前記シートバックを前倒し可能としたリンク装置とを少なくとも備えてなる乗り物用座席において、前記シートバックがフロアパネル上に前倒しされる際に、該シートバックの前倒し力により、ロック手段から外れて、ロッド部材により前倒しされるシートバックの頂部より前側にシートクッションが立設可能なることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の乗り物用座席であって、前記ロッド部材は、前記フロアパネルに回転自在に軸支されてなると共に前記シートクッションの底部に回転自在に軸支されてなり、前記ロック手段は、シートクッションの底部に支持されてなることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の乗り物用座席であって、前記リンク装置には、前記シートバックを中立位置から後側に傾動可能に支持してなるリクライニング装置が配設されてなり、前記リンク装置は、前記リクライニング装置が中立位置にて前倒し可能なることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の乗り物用座席であって、前記フロアパネルと前記シートバックとには、前記シートバックの前倒し力を伝達可能なるリンク部材が回転自在に軸支されてなり、前記リンク部材のフロアパネル側には、前後に長い孔が形成されてなることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、シートバックがフロアパネル上に前倒しされる際に、該シートバックの前倒し力により、ロック手段から外れて、ロッド部材により前倒しされるシートバックの頂部より前側にシートクッションが立設可能なるので、シートバックの前倒しによる1操作でシートクッションが立設でき、迅速に作業できることになり、商品性が著しく向上する。
請求項2に記載の発明によれば、ロッド部材は、前記フロアパネルに回転自在に軸支されてなると共に前記シートクッションの底部に回転自在に軸支されてなり、前記ロック手段は、シートクッションの底部に支持されてなるので、シートバックが前側に倒れ込むと、ロッド部材によりシートクッションは前側に回転されると共にシートクッションが立設される位置まで回転できることになり、シートバックの前面(前倒れした状態での下側の面)にシートクッションが介在しないことになる。
請求項3に記載の発明によれば、リンク装置には、前記シートバックを中立位置から後側に傾動可能に支持してなるリクライニング装置が配設されてなるので、シートバックの傾斜角度が自由となり、乗員の居住性が向上することになる。また、前記リンク装置は、前記リクライニング装置が中立位置にて前倒し可能であるので、シートバックを前倒しした状態では、シートバックは必ず水平となり、荷物の積載性を損なうことがない。
請求項4に記載の発明によれば、フロアパネルと前記シートバックとには、前記シートバックの前倒し力を伝達可能なるリンク部材が回転自在に軸支されてなり、前記リンク部材のフロアパネル側には、前後に長い孔が形成されてなることにより、シートバックが前倒しした状態で、該リンク部材の下端部は孔を前側に移動することで、ロック手段から離脱し、シートバックを元の位置に復帰させることで、ロック手段に再係合できる。
シートバックの前倒しが1操作で可能な乗り物用座席を提供するという目的を、シートバックがフロアパネル上に前倒しされる際に、該シートバックの前倒し力により、ロック手段から外れて、ロッド部材により前倒しされるシートバックの頂部より前側にシートクッションが立設可能なることにより、実現した。
図1乃至図3は、この発明の一実施例にかかる乗り物用座席を示した図面である。符号1は乗り物用座席で、該乗り物用座席1は、シートクッション2と、シートバック3と、ヘッドレスト4と、前記シートクッション2に支持され且つ前記シートバック3を前倒し可能としたリンク装置5と、リクライニング装置6とを少なくとも備えてなる。少なくともというのは、これ以外に、アームレスト、テーブル、ポケット、ショルダーベルトなど可能な装置が装備可能だからである。
前記シートクッション2は、フロアパネル7の上側UPに配設されてなり、前記シートバック3がフロアパネル7上に前倒しされる際に、該シートバック3の前倒し力により、前記シートクッション2が、前倒しされるシートバック3の頂部3a及びヘッドレスト4より前倒し状態での前側FRに立設可能である。
前記リクライニング装置6は、前記リンク装置5に軸支されてなり、前記シートバック3を実線で示す中立位置Cから後側RRに傾動(図では2段階の傾斜が可能なる様に示しているが、これに限定される物ではない)可能に支持してなるもので、前記リクライニング装置6と前記リンク装置5との関係は、前記リクライニング装置6が中立位置Cにて始めて前倒しが可能となる機構である。
前記フロアパネル7に支持されたプレート8には、前後に長い孔9が形成されてなり、該プレート8と前記シートバック3とには、前記シートバック3の前倒し力を伝達可能なるリンク部材11がピン10,12により回転自在に軸支されてなる。
符号14はロッド部材で、該ロッド部材14は、前記フロアパネル7に支持されたプレート8に回転軸13により回転自在に軸支されてなると共に前記シートクッション2の底部にブラケット15により回転自在に軸支されてなり、ロック手段17は、シートクッション2の底部にピン16により回転自在に支持されてなる。符号18は、ロック手段17がリンク部材11のピン10に係合する方向に付勢してなるコイル状のスプリングである。
次に、かかる乗り物用座席1の作用について説明する。
シートバック3がフロアパネル7上に前倒しされる際に、該シートバック3の前倒し力により、ロック手段17から外れて、ロッド部材14により前倒しされるシートバック3の頂部3a及びヘッドレスト4より前側FRにシートクッション2が立設可能なるので、シートバック3の前倒しによる1操作でシートクッション2が立設でき、シートバック3の前倒し作業が迅速に作業できることになり、商品性が著しく向上する。
ロッド部材14は、前記フロアパネル7に回転自在に軸支されてなると共に前記シートクッション2の底部に回転自在に軸支されてなり、前記ロック手段17は、シートクッション2の底部に支持されてなるので、シートバック3が前側FRに倒れ込むと、ロッド部材14によりシートクッション2は前側FRに回転されると共にシートクッション2が立設される位置まで回転できることになり、シートバック3の前面(前倒れした状態での下側の面)にシートクッション2が介在しないことになる。
リンク装置5には、前記シートバック3を中立位置Cから後側RRに傾動可能に支持してなるリクライニング装置6が配設されてなるので、シートバック3の傾斜角度が自由となり、図示しない乗員の居住性が向上することになる。また、前記リンク装置5は、前記リクライニング装置6が中立位置Cにて前倒し可能であるので、シートバック3を前倒しした状態では、シートバック3の背面は必ず水平となり、荷物の積載性を損なうことがない。
フロアパネル7と前記シートバック3とには、前記シートバック3の前倒し力を伝達可能なるリンク部材11がピン10,12により回転自在に軸支されてなり、前記リンク部材11のフロアパネル7側のプレート8には、前後に長い孔9が形成されてなることにより、シートバック3が前倒しした状態で、該リンク部材11の下端部であるピン10は孔9を前側FRに移動することで、ロック手段17から離脱し、シートバック3を元の位置に復帰させることで、ロック手段17に再係合できる。
かかる座席1は、自動車だけでなく、航空機、船舶、鉄道など、あらゆる乗り物の座席に適用できる。
この発明の一実施例に係る乗り物用座席の作動状況を説明する側面図。 図1のシートバックを前倒しさせる途中であり、シートクッションをフロアパネルから持ち上げた途中の状態を示す側面図。 図2のシートバックを前倒しさせ、シートクッションを立設させた状態を示す側面図。
符号の説明
1 乗り物用座席(前席)
2 シートクッション
3 シートバック
3a シートバックの頂部
5 リンク装置
6 リクライニング装置
7 フロアパネル
8 プレート
9 孔
10、12,16 ピン
11 リンク部材
13 回転軸
14 ロッド部材
15 ブラケット
17 ロック手段
C 中立位置
FR 前側
RR 後側

Claims (4)

  1. シートクッションと、シートバックと、前記シートクッションに支持され且つ前記シートバックを前倒し可能としたリンク装置とを少なくとも備えてなる乗り物用座席において、
    前記シートバックがフロアパネル上に前倒しされる際に、該シートバックの前倒し力により、ロック手段から外れて、ロッド部材により前倒しされるシートバックの頂部より前側にシートクッションが立設可能なることを特徴とする乗り物用座席。
  2. 請求項1に記載の乗り物用座席であって、
    前記ロッド部材は、前記フロアパネルに回転自在に軸支されてなると共に前記シートクッションの底部に回転自在に軸支されてなり、
    前記ロック手段は、シートクッションの底部に支持されてなることを特徴とする乗り物用座席。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の乗り物用座席であって、
    前記リンク装置には、前記シートバックを中立位置から後側に傾動可能に支持してなるリクライニング装置が配設されてなり、
    前記リンク装置は、前記リクライニング装置が中立位置にて前倒し可能なることを特徴とする乗り物用座席。
  4. 請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の乗り物用座席であって、
    前記フロアパネルと前記シートバックとには、前記シートバックの前倒し力を伝達可能なるリンク部材が回転自在に軸支されてなり、
    前記リンク部材のフロアパネル側には、前後に長い孔が形成されてなることを特徴とする乗り物用座席。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103770678A (zh) * 2012-10-19 2014-05-07 铃木株式会社 机动车辆座椅靠背结构
KR101583966B1 (ko) * 2014-08-18 2016-01-11 현대자동차주식회사 시트 폴딩 장치

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