JP2005103685A - 基板搬送装置及びレーザ加工装置 - Google Patents

基板搬送装置及びレーザ加工装置 Download PDF

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Abstract

【課題】機構部の簡略化しつつプリント基板の位置合わせを行い、かつ、装置の小型化或いは装置占有床面積の縮減を図ること。
【解決手段】基板搬送装置は、基板を縦にした状態で収納する基板収納手段と、基板収納手段の上方で、基板の両側方から基板を挟んで基板を位置合わせしつつ保持し、基板を縦にした状態から横にした状態に変換するか若しくは基板収納手段の上方で基板を横にした状態から縦にした状態に変換する位置決め手段と、基板を横にした状態で載置する基板載置部と、基板収納手段と位置決め手段との間で基板を搬送する第1の搬送手段と、位置決め手段と基板載置部との間で基板を搬送する第2の搬送手段とを有することを特徴としている。
【選択図】 図1

Description

本発明は基板搬送装置及びレーザ加工装置に関し、より詳しくは、プリント基板にレーザにより孔を形成するレーザ加工装置とともに用いられる基板搬送装置に関する。
電子部品が搭載されるプリント基板にはプリント基板内の各層間の電気的接続を図るためにスルーホールやビアホールと呼ばれる孔が設けられている。これらの孔はレーザ加工装置を用いて形成される。レーザ加工装置は基板搬送装置とともに用いられ、基板搬送装置は未加工のプリント基板をレーザ加工装置に搬入し、加工後のプリント基板をレーザ加工装置から搬出する。
基板搬送装置には図12に示すような基板ケース100が設けられ、その中にはプリント基板60が基板面を水平として垂直な方向に一定の間隔をおいて収納されている。プリント基板60の取出し、搬送及び収納作業には、図13に示すような吸引ハンド50と呼ばれる基板保持具が用いられる。吸引ハンド50には複数の吸引パッド51が設けられており、これによりプリント基板50を一枚毎に吸引保持してプリント基板50の取出し、搬送及び収納作業を行う。
特開平11−5627号公報
従来の基板搬送装置では、図12に示すように、プリント基板60の基板面が水平になるような状態にし、基板ケース100から吸引ハンド50によりプリント基板60を取出していた。この場合、基板ケース100内のプリント基板60には自重により撓みが生じる。一方、プリント基板60を吸引保持する際には、プリント基板60の下側から吸引ハンド50にある程度の荷重をかけてプリント基板60に接触させなければならない。従って、図14に示すように、吸引保持されたプリント基板60は自重による撓みと逆方向に撓むことになり、隣接するプリント基板60同士が接触することがあった。
つまり、プリント基板60を隣接するプリント基板60と擦れ合いながら引出すことになるので、プリント基板60の表面に傷を生じさせる。このような接触を避けるために、吸着パッド51の数を増やすか或いは個々の吸着パッドの面積を大きくすることにより、プリント基板60と吸引ハンド50との吸着面積を大きくし、プリント基板60にかかる荷重を分散させることにより、逆方向の撓みを抑制することも考えられる。しかしながら、この場合、吸着面積が増加するので、吸着による吸着痕が大きくなってしまう。これらのことから、プリント基板60の不良の数が増加することになり、その歩留りが低下してしまう。
これに対し、特許文献1には、ガラス基板の基板面が垂直になるように収納されるように基板ケースを置き、基板ケースからガラス基板を取り出してから基板ケースに収納するまでの一連の搬送動作を1つの吸引ハンドにより行う搬送装置が記載されている。この場合、吸引ハンドには、ガラス基板を基板ケースから取り出す(又は、基板ケースに収納する)際の垂直方向の動作と、レーザ加工装置の加工ステージにガラス基板を置くために基板面を垂直から水平にする(又は、水平から垂直にする)際の回転動作と、ガラス基板を基板ケースからレーザ加工装置に搬送する(又は、基板加工装置から基板ケースに搬送する)際の水平方向の動作の3つの動作が要求される。このように、装置の小型化或いは装置占有床面積の縮減を図ることができる可能性はあるが、制御機構を含む機構部の複雑さを招き、また、1つの搬送要素の多くの動作をさせると、搬送要素の耐久性に問題を生じてしまう。
また、プリント基板やガラス基板等の基板加工装置では、高い加工精度が要求されるので、一般に基板加工装置はカメラを備え、加工ステージ上の基板の位置をカメラにより認識した後に加工処理に移る。しかしながら、カメラの認識範囲には限界があり、この認識範囲から外れた位置に基板を配置した場合、基板加工装置は加工処理に移ることができない。従って、基板加工装置か基板搬送装置のどちらかにカメラの認識範囲に入る程度に基板の位置合わせをする機構を別途に設けなければならない。しかしながら、特許文献1では、基板の位置あわせについて考慮していない。
本発明は、上記の問題点を鑑みてなされたものであり、機構部の簡略化しつつプリント基板の位置合わせを行い、かつ、装置の小型化或いは装置占有床面積の縮減を図ることが可能な基板搬送装置及びレーザ加工装置を提供することを目的とする。
上記した課題は、図1に例示するように、基板5を縦にした状態で収納する基板収納手段6a(6b)と、前記基板収納手段6a(6b)の上方で、前記基板5の両側方から前記基板5を挟んで前記基板5を位置合わせしつつ保持し、前記基板5を縦にした状態から横にした状態に変換するか若しくは前記基板収納手段6a(6b)の上方で前記基板5を横にした状態から縦にした状態に変換する位置決め手段32a(32b)と、前記基板5を横にした状態で載置する基板載置部と、前記基板収納手段6a(6b)と前記位置決め手段32a(32b)との間で前記基板5を搬送する第1の搬送手段31a(31b)と、前記位置決め手段32a(32b)と前記基板載置部との間で前記基板5を搬送する第2の搬送手段44a(44b)とを有することを特徴とする基板搬送装置により解決する。
または、図1に例示するように、基板5を縦にした状態で収納する第1の基板収納手段6aと、前記基板5を縦にした状態で収納する第2の基板収納手段6bと、前記基板5を横にした状態で載置する基板載置部と、前記第1の基板収納手段6aから前記基板5を縦にした状態で取り出し、搬送する第1の搬送手段31aと、前記第1の搬送手段31aから前記基板5を縦にした状態で受け取るとともに前記基板5の両側方から前記基板5を挟んで位置あわせし、前記第1の基板収納手段の上方で前記基板5を縦にした状態から横にした状態に変換する第1の位置決め手段32aと、前記第1の位置決め手段32aから前記基板5を横にした状態で受け取り、搬送し、前記基板載置部に引き渡す第2の搬送手段44aと、前記基板載置部から前記基板5を横にした状態で受け取り、搬送する第3の搬送手段44bと、前記第3の搬送手段44bから前記基板5を横にした状態で前記基板5を受け取るとともに前記基板5の両側方から前記基板5を挟んで位置合わせし、前記第2の基板収納手段の上方で前記基板5を横にした状態から縦にした状態に変換する第2の位置決め手段32bと、前記第2の位置決め手段32bから前記基板5を縦にした状態で前記基板5を受け取り、搬送し、前記第2の基板収納手段に前記基板5を縦にした状態で前記基板5を収納する第4の搬送手段31bとを有することを特徴とする基板搬送装置により解決する。
本発明の基板搬送装置及びレーザ加工装置によれば、基板収納手段において、基板面を縦にして基板を収納している。これにより、基板収納手段に収納している基板、又は第2の基板収納手段に収納した基板は自重により撓むことがなく略平面状態となっている。つまり、搬送手段(若しくは、第1の搬送手段)により基板収納手段(若しくは、第1の基板収納手段)から基板を取出す際、若しくは、基板搬送手段(若しくは、第4の基板搬送手段)により基板収納手段(若しくは、第2の基板収納手段)に基板を収納する際に、隣接する基板間に十分な空間を確保することが可能となり、基板同士が接触して擦れることを抑制することができる。
また、位置決め手段(若しくは、第1,第2の位置決め手段)において、基板を保持するとともに位置合わせも行っている。このため、基板搬送装置やレーザ加工装置に新たな構成要素を加えることなく、簡便に基板の位置合わせを行うことができる。さらに、基板が搬送される基板加工装置(若しくは、レーザ加工装置)において、基板の位置認識を円滑に行うことができる。
また、基板の搬送、基板の面方向の変換の各動作を第1及び第2の基板搬送手段(若しくは、第1〜第4の基板搬送手段)、位置決め手段(若しくは、第1,第2の位置決め手段)毎に分けて受け持たせることにより、基板搬送装置の各々の構成要素の機構部を簡略化し、構成要素の耐久性を向上させることができる。
さらに、位置決め手段(若しくは、第1,第2の位置決め手段)は基板を縦にした状態から横にした状態に変換する(若しくは、基板を横にした状態から縦にした状態に変換する)動作を基板収納手段の上方で行っている。即ち、基板収納手段の上方の空間を有効に活用している。このため、機構部を簡略化するとともに、装置占有床面積の縮減を図ることができる。
特に、各搬送手段が水平移動手段の他に垂直移動手段を備えることにより、位置決め手段(若しくは、第1,第2の位置決め手段)と併せて第1及び第2搬送手段(若しくは、第3,第4の搬送手段)を基板収納手段(若しくは、第1,第2の基板収納手段)の上に設けることができ、また、各搬送手段や位置決め手段を上下方向に重ねて設けることができる。これにより、装置占有床面積の更なる縮減を図ることができる。
以下に、本発明の実施の形態を添付の図面に沿って説明する。尚、以下の実施の形態では基板搬送装置及びこれを備えたレーザ加工装置について説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る基板搬送装置及びそれを備えたレーザ加工装置を示す平面図である。尚、図1において、A1−A1線はA2−A2線の直下に位置し、実際は上から見るとA1−A1線とA2−A2線とは重なって見える。しかしながら、装置の構造を明確にするために図面を分けて示している。
本実施の形態の基板搬送装置1は、レーザ加工装置2の周囲に配置されている。
基板搬送装置1は、基板ケース6aからプリント基板5を取出してその位置を調整する基板取出機構3aと、加工前のプリント基板5をレーザ加工装置2へ搬入し、加工後のプリント基板5をレーザ加工装置2から搬出する基板搬送機構4と、レーザ加工を終えたプリント基板5の位置を調整して基板ケース6bに収納する基板収納機構3bより構成される。尚、図1中のC−C線、D−D線及びE−E線はそれぞれ基板搬送機構3a、レーザ加工装置2及び基板収納機構3bの中心線である。
基板取出機構3aはリフトユニット31a及び位置決めユニット32aを有している。リフトユニット31aは基板ケース6aの側方に配置されている。図2は基板取出機構3aのうち位置決めユニット32aを示す側面図である。尚、図2においてはリフトユニット31aを示していない。基板ケース6aは基板ケースステージ33a上の基板ケースブロック331aより内側の領域に配置され、これに隣接した位置において位置決めユニット32aが基板ケースステージ33aに固定されている。
再び図1を参照すると、リフトユニット31aはピンチローラ312aによりプリント基板5の上辺近傍の2箇所を挟んで保持することができるリフトアーム311aを備えている。リフトアーム311aにはモータ313aの回転軸にその一端が取り付けられたボールねじ314aが嵌め込まれており、モータ313aの回転によってC−C方向に移動可能となっている。さらに、リフトユニット31aにはシリンダ315aが取り付けられており、シリンダ315aの動きによって上下方向に移動可能となっている。また、リフトアーム311aには基板検出センサー316aが取り付けられており、リフトアーム311aの水平移動時に基板検出センサー316aによりプリント基板5の枚数及び収納場所を自動認識する。これにより、所望のプリント基板5の直上にリフトアーム311aを移動させることができる。
位置決めユニット32aはプリント基板5を両側方から挟んで保持することができるホルダー321aを備えている。ホルダー321aは、図2に示すように、その一端部がプーリ325aに固定されており、タイミングベルト326aによりモータ325aの回転運動を伝達され、プーリ327aを軸として回転可能となっている。ここで、ホルダー321aを回転させるための方法としては、上記したモータ以外にロータリーシリンダを使用する方法や、直動シリンダの推進力をラック及びピニオンなどで回転力に変換する方法を用いてもよい。
次に、ホルダー321aの詳細について、図3(a)〜図3(c)を参照して説明する。図3(a)〜図3(c)は上面図である。図3(a)〜図3(c)に示すように、ホルダー321aはエアシリンダ(図示せず)により開閉可能な1対のホールドアーム324aと、プリント基板5が挿入される平面部323aと、プリント基板5を片面から支えるストッパー322aとを含んでいる。ホールドアーム324aの内側面はストッパー322aから見て遠い部分が内側に突出しており、これら突出部分のストッパー322a側の面は傾斜面となっている。
図3(a)〜図3(c)を参照して、位置決めユニット32aにプリント基板5が引き渡された後の動作について説明する。まず、図3(a)に示すように、ホールドアーム324a、平面部323a及びストッパー322aにより囲まれる空間にプリント基板5を挿入する。次に、図3(b)に示すように、ホールドアーム324aの間隔を狭めてプリント基板5を保持する。この際、プリント基板5はホールドアーム324aの突出部の傾斜面を滑りながら突出部以外の残りの内側面に誘導され、ストッパー322aとホールドアーム324aの突出部及びそれ以外の内側面に囲まれる所定位置に位置合わせされるとともに、ホールドアーム324aに保持されることになる。このようにして、ホールドアーム324aを閉じてプリント基板5を挟み込んで保持すると同時に、プリント基板5の位置合わせを行う。そして、図3(c)に示すように、モータ325aにより、ホルダー321aを倒してプリント基板5の面方向を垂直から水平に変えた後に、搬送ハンド44aによるプリント基板の保持に支障をきたさないように、ストッパー322aを再び垂直方向に起こし、プリント基板の位置合わせ,保持及び基板面の変換の動作が終了する。
基板搬送機構4は、図1に示すように、一対の搬送ハンド44a,44aを備える搬送ユニット41を有しており、それぞれの下面にはプリント基板5を吸引により保持する吸引パッド45aが設けられている。吸引パッド45aはプリント基板5を安定して保持することができるように、プリント基板5の端部を吸着するように配置されることが望ましい。搬送ハンド44a,44bの間隔は、C−C線とD−D線との間隔及びD−D線とE−E線との間隔と等しくなるように固定されている。搬送ユニット41はモータ42の回転軸にその一端が取り付けられたボールねじ43に嵌め込まれており、モータ42の回転によってA2−A2方向に移動可能となっている。また、搬送ハンド44a,44bはそれぞれモータ47a,47bに取り付けられたボールねじ46a,46bに嵌め込まれており、それぞれの搬送ハンド44a,44bが独立して垂直方向に移動可能となっている。
レーザ加工装置2は、特に図示しないが、プリント基板5を載置する加工ステージとYAGレーザ等のレーザとを備えており、レーザを照射することによりプリント基板に貫通孔が形成される。加工ステージはプリント基板の位置ずれを生じないようにプリント基板を保持するための基板保持具が設けられている。
基板収納機構3bは、上記した基板取出機構3aと同様の要素を左右対称に組み合せて構成されるものであり、リフトユニット31b,位置決めユニット32b及び基板ケースステージ33bからなる。これらの構成については、図2に示す上記の基板取出機構3aに備えられたものと同様であるので、ここではこれらの説明を省略する。
基板取出機構3aと基板収納機構3bは、図1に示すように、レーザ加工装置2に対して左右対称に固定されている。基板搬送機構4は基板取出機構3a、基板収納機構3b及びレーザ加工装置2の上方に配置され、搬送ハンド44a,44bは基板取出機構3a及び基板収納機構3bの動作範囲に含まれない程度の高さを待機位置としている。
このように、本実施の形態に係るレーザ加工装置では、基板ケース6aからプリント基板5を取り出す基板取出機構3aと、プリント基板5をレーザ加工装置2に搬入又は搬出する基板搬送機構4と、基板ケース6bにプリント基板5を収納する基板収納機構3bを立体的に配置し、さらに、それらの機構3a,3b,4の動作範囲を基板ケース6a,6bの上方としたので、基板搬送装置内のプリント基板5の移動範囲が小さくなり、装置の小型化或いは装置占有床面積の縮減を図ることができる。
次に、上記の基板搬送装置を用いてプリント基板を搬送し、レーザ加工装置によりプリント基板に孔を形成する方法について、図1,図2及び図3(a)〜図3(c)を参照して説明する。
まず、図1に示すように、基板ケースステージ上に加工を施すプリント基板5の面方向を垂直にして収納した基板ケース6aを置く。ここで、プリント基板5の面方向を垂直にするとは、プリント基板5を縦にした状態を指す。一方、基板ケースステージ33bには加工を終えたプリント基板5の面方向を垂直にして収納できるように空の基板ケース6bを置く。次に、モータ313aによりリフトアーム311aを基板ケース6a内の所望のプリント基板5の上方まで移動させた後、シリンダ315aによりリフトアーム311aを下降させて所定のプリント基板5をリフトアーム312aに挟ませる。その後、リフトアーム312aを上昇させて基板ケース6aからプリント基板5を取出して、プリント基板5を垂直方向に保持した状態のままで、モータ313aによりリフトアーム311aをC−C方向に移動させて、図3(a)に示すように、位置決めユニット32aにプリント基板5を挿入した後、リフトアーム311aからプリント基板5を解放する。
位置決めユニット32aでは、図3(b)に示すように、ホールドアーム324aを狭めてプリント基板5の位置合わせ及び保持を同時に行った後、モータ325aにより、図2及び図3(c)に示すように、ホールドアーム324aを基板ケース6a側に90°倒してプリント基板5の面方向が水平となるようにする。ここで、プリント基板5の面方向を水平にするとは、プリント基板5を横にした状態を指す。そして、搬送ハンド44aによるプリント基板5の保持に支障をきたさないようにストッパー322aを垂直方向に起こす。
次に、プリント基板5の上方に位置する搬送ハンド44aをモータ47aによりプリント基板5と接触するまで下降させてプリント基板5に吸引保持させ、待機位置の高さまで搬送ハンド44aを上昇させる。次いで、モータ42により搬送ハンド44aをA2−A2方向に移動させてレーザ加工装置2の直上に位置させた後、レーザ加工装置2内の加工ステージ(図示せず)にまで下降させてプリント基板5を加工ステージに置き、搬送ハンド44aからプリント基板5を解放する。
次いで、プリント基板5をレーザにより加工する。プリント基板5をレーザ加工している間に、モータ42によりA2−A2方向に搬送ハンド44bを移動させてレーザ加工装置2の直上に位置させておく。
レーザ加工を終了すると、モータ47bの駆動によりプリント基板5と接触するまで搬送ハンド44bを下降させ、搬送ハンド44bをプリント基板5に吸引保持させる。次に、モータ47bにより待機位置の高さまで搬送ハンド44bを上昇させ、モータ42により搬送ハンド44bをA2−A2方向に移動させて位置決めユニット32bの直上に位置させてから下降させて、ホルダー321bにプリント基板5を挟ませた後、搬送ハンド44bからプリント基板5を解放する。そして、ストッパー322bを倒して、ホルダー321bと共にプリント基板5を位置決めユニット32bに保持させる。
位置決めユニット32bでは、モータ325bによりホルダー321bを90°回転させてプリント基板5の面方向を水平から垂直に起こす。次に、モータ313bによりリフトアーム311bをプリント基板5の直上まで移動させてからシリンダ315bによりリフトアーム311bを下降させる。次いで、ピンチロール312bによりプリント基板5を挟ませて保持させた後、ホールドアーム324bを拡げてホルダー321bからプリント基板5を解放する。その後、モータ313bによりリフトアーム311bを基板ケース6bの内の所定の収納位置の直上まで移動させてからリフトアーム311bを下降させて基板ケース6bに収納し、リフトアーム311bからプリント基板5を解放する。
以上の工程により、一連のプリント基板の取出し、レーザ加工及び収納の工程を終了する。
ここまでは1枚のプリント基板5に注目して搬送動作を説明した。しかしながら、実際には複数のプリント基板についてこれらの動作を同時並行して行う。これについて、図4〜図7を参照して以下に説明する。尚、図4〜図7中において、基板取出機構3a及び基板収納機構3bを示す囲いの中にプリント基板5a〜5cが存在する状態は、これらの機構の内部でプリント基板5a〜5cの移動が行われている状態を示し、レーザ加工装置2を示す囲いの中でプリント基板5a,5bが存在する状態は、レーザ加工装置2の内部でプリント基板5a,5bにレーザ加工がなされている状態を示す。また、上記の説明と重複する部分については図1中の番号を用いて簡略化して説明する。
最初に、図4に示す状態に至るまでのプリント基板の搬送動作について図1〜図3を参照して説明する。
まず、リフトアーム311aにより基板ケース6aからプリント基板5aを取出して位置決めユニット32aまで移動させ、ホルダー321aによりプリント基板5aの面方向を垂直から水平に変える。次に、搬送ハンド44aによりプリント基板5aを保持させた後に搬送ハンド44aをD−D線上に移動させ、加工ステージ2にプリント基板5aを引き渡す。一方、位置決めユニット32aにおいてホルダー321aの向きを水平から垂直に戻し、次のプリント基板5bを基板ケース6aからリフトユニット31aにより取出して位置決めユニット32aまで移動させ、位置決めユニット32aにプリント基板5bを引き渡す。その後、ホルダー321aによりプリント基板5bの面方向を垂直から水平に変え、搬送ハンド44aをC−C線上に移動させてホルダー321aから搬送ハンド44aにプリント基板5bを引き渡す。このようにして図4に示す状態に至る。この状態で、プリント基板5aに対してレーザ加工が終了するまで待機させる。
レーザ加工を終了した後、搬送ハンド44bにプリント基板5aを保持させる。つまり、1対の搬送ハンド44a,44bは共にプリント基板5a,5bを保持した状態となる。この状態で、図5に示すように、搬送ハンド44a,44bを各々D−D線及びE−E線上に位置するように移動させる。次に、図6に示すように、プリント基板5bを搬送ハンド44aから加工ステージ2に引き渡す。一方、プリント基板5aについては、特に図示しないが、これより前にレーザ加工処理が施されたプリント基板が基板ケース6bに収納されるまでの間は、搬送ハンド44bに保持された状態で待機している。
先のプリント基板の収納を終えると、プリント基板5aを搬送ハンド44bからホルダー321bに引き渡してから搬送ハンド44aをC−C線上に移動させる。この状態で、ホルダー321aに保持されたプリント基板5cの面方向が水平となるまで待機させる。次に、図7に示すように、プリント基板5cをホルダー321aから搬送ハンド44aに引き渡す。尚、このとき、搬送ハンド44bはD−D線上にある。
この一連の搬送動作を基板ケース6a内のプリント基板がなくなるまで繰り返す。プリント基板を全て加工し終えると、基板ケース6aを未加工のプリント基板を収納した新たな基板ケースに交換し、基板ケース6bについても同様に新たな基板ケースに交換する。
このように、本実施の形態では、基板取出機構3aと基板収納機構3bを分離して設けているので、基板ケース6aからのプリント基板の取出、又は、基板ケース6bへのプリント基板の収納が円滑に行われる。従って、プリント基板の製造のスループットが向上する。さらに、基板ケース内のプリント基板の面方向を垂直として取出・収納を行うので、プリント基板は自重によって撓むことはない。これにより、取出・収納の際に隣接するプリント基板同士の擦れがなくなるので、基板の歩留りを向上させることができる。
(第2の実施の形態)
本実施の形態では、基板搬送装置の更なる小型化を図ることができるレーザ加工装置について説明する。
図8は、本発明の第2の実施の形態に係る基板搬送装置及びレーザ加工装置を示す断面図である。尚、図8においてA1−A1線、A2−A2線及びA3−A3線は下からこの順に重なっており、実際は上から見ると、A1−A1線、A2−A2線及びA3−A3線は重なって見える。しかしながら、本実施の形態の装置の構造を明確にするために図面を分けて示している。
本実施の形態の基板搬送装置は、基板取出機構32aと基板収納機構32bとは分かれて設けられていない点において、第1の実施の形態とは異なる。即ち、加工前の基板を収納した基板ケース6aと空の基板ケース6bの両方がレーザ加工装置2の一側方の基板ケースステージ上に並べて置かれ、プリント基板5の取出しと収納を一組のリフトユニット31と位置決めユニット32によって行う。
この場合、まず、搬送ハンド44bは、レーザ加工装置2内で加工されているプリント基板5を加工ステージから位置決めユニット32のホルダー321に搬送するためにレーザ加工装置2の上方(D−D線上)で待機させ、搬送ハンド44aは、位置決めユニット32内で面方向を水平に変えられるプリント基板5を位置決めユニット32から加工ステージに搬送するために位置決めユニット32の上方(C−C線上)で待機させる。図8はこの状態を示している。
プリント基板5の加工と面方向の変換が終了した後、搬送ハンド44a,44bを下降させてプリント基板5をそれぞれに保持させてから搬送ハンド44a,44bを上昇させ、搬送ハンド44bを位置決めユニット32の上方(C−C線上)に移動させ、搬送ハンド44aをレーザ加工装置2の上方(D−D線上)に移動させて搬送ハンド44a,44bの位置を入れ替える。次に、搬送ハンド44a,44bを下降させて、搬送ハンド44aから加工ステージ2にプリント基板5を引き渡し、搬送ハンド44bからホルダー321にプリント基板5を引き渡した後、搬送ハンド44a,44bを上昇させる。その後、搬送ハンド44a,44bはこの状態で再び待機させる。
この間に、搬送ハンド44bから受け取った加工した後のプリント基板5の面方向を位置決めユニット32により水平から垂直に起こさせた後、リフトユニット31を位置決めユニット32の上方まで移動させて位置決めユニット32からリフトユニット31にプリント基板を引き渡す。次に、基板ケース6bの所望の収納位置の上方にリフトユニット31を移動させてから下降させ、プリント基板5を基板ケース6bに収納した後、リフトユニット31を上昇させる。次いで、次にレーザ加工するプリント基板5を搬送するために、基板ケース6aに収納された所望のプリント基板5の上方にリフトユニット31を移動させてから下降させてプリント基板5を保持させた後、リフトユニット31を上昇させてプリント基板5を位置決めユニット32に搬送し、引き渡す。
一方、レーサ加工装置では、搬送ハンド44aからプリント基板5を受け取った加工前のプリント基板5に対してレーザ加工する。
これら次にレーザ加工するプリント基板の取り出しと、プリント基板5の加工とが終了した後、搬送ハンド44a,44bを下降させてプリント基板5をそれぞれに保持させ、上記した説明と同様に搬送ハンド44a,44bの位置を入れ替えて、搬送ハンド44aから位置決めユニット32にプリント基板5を引き渡し、搬送ハンド44bからレーザ加工装置2にプリント基板5を引き渡す。
このような動作を繰り返すことによりプリント基板5の搬送を行う。
本実施の形態に係る基板搬送装置は第1の実施の形態に係る基板搬送装置と比較して、リフトユニット31と位置決めユニット32をそれぞれ1つ減らすことによって、搬送装置の占有床面積を3分の2以下に縮小することができる。
(第3の実施の形態)
第1又は第2の実施の形態の位置決めユニットでは、ホルダーがプリント基板の位置決めと向きの変換を行った。本実施の形態では、プリント基板の向きの変換を別の要素によって行う位置決めユニットについて説明する。
図9は、本実施の形態の位置決めユニットを示す側面図である。
本実施の形態の位置決めユニットはホルダー321aに加え、回転ハンド328aを備えている。ホルダー321aは、第1及び第2の実施の形態と同様な構造を有し、開閉可能となっているが、ホルダー321a自体は回転運動することはできない。一方、回転ハンド328aは、ホルダー321aと同様に、開閉可能な一対のアームからなり、それらの主面には搬送ハンドと同様に吸引パッド329aを有している。回転ハンド328aはその一端部がプーリ327aに固定されており、タイミングベルト326aによりモータ325aの運動を伝達され、プーリ327aを軸として回転可能となっている。以下、図10を参照し、この位置決めユニット32aの動作についてプリント基板5を基板ケース6aから取出す場合を例として説明する。尚、図10中に示していないものについては、図1中の番号を用いて説明する。
まず、回転ハンド328aを水平に倒した状態で、プリント基板5を基板ケース6aから取出す際に支障とならない程度に回転ハンド328aの間隔を拡げる。次に、リフトユニット31aにより基板ケース6aから所望のプリント基板5を上方に取出した後、水平方向に移動させて位置決めユニット32aの所定の位置にプリント基板5を挿入する。次いで、ホルダー32aのアーム321aを狭めてプリント基板5の位置決めを行った後、回転ハンド328aのアームをプリント基板5の幅に対応する程度まで狭め、回転ハンド328aを垂直に起こす。これにより、回転ハンド328aはプリント基板5を吸引して保持する。この時点でプリント基板5をリフトユニット31aから解放する。最後に、回転アーム326aを水平方向に倒し、搬送ハンドによりプリント基板5を吸引保持させた後、回転ハンド328aからプリント基板5を解放する。このようにして、プリント基板5の位置決めと向きの変換を行う。
尚、プリント基板5を基板ケース6bに収納する場合については、上記した順序と逆の順序で動作させればよい。
本実施の形態では、第1及び第2の実施の形態の位置決めユニットと比較して真空吸引によりプリント基板5を確実に保持してプリント基板5の向きを変えるので、ホルダー321aの回転による振動や遠心力によるプリント基板5の位置ずれを防止することができる。
上記した第1〜第3の実施の形態の位置決めユニットでは、ホルダー321aの押圧力又は回転ハンド328aの吸引力のみによってプリント基板5を保持しているが、ホルダー321aに押圧力と吸引力によってプリント基板5を保持する機構を設けてもよい。
例えば、図10に示すように、ホルダー321aの両側部にプリント基板5の位置ズレ防止のための補助ハンド328aとして組み込まれて一体化していてもよい。この場合、ホルダー321aの両側の一部分にはホルダー321a内のプリント基板5が露出する開口部Hが設けられており、この開口部Hより補助ハンド328aをプリント基板5に吸引させる。ここで、ホルダー321aは第1の実施の形態と同様に回転可能となっている。また、補助ハンド328aはホルダー321aによるプリント基板5の位置決めの際にプリント基板5と接触して支障をきたさないために、シリンダに繋がれてある程度の回転運動が可能となっていて、プリント基板5と接触しない場所に退避できるようにすることが望ましい。図6に示す位置決めユニットでは、ホルダー321a及び補助ハンド328aの2つの基板保持具を同時に使用することにより、さらにプリント基板5の保持力が向上する。
上記した実施の形態では、未加工のプリント基板5を収納した基板ケース6aと空の基板ケース6bを1つずつ使用したが、例えば、図11に示す基板取出機構(又は基板収納機構)のように、これらの基板ケース6a,6bを2個以上使用してもよい。この場合、例えば1つ目の基板ケース6a内のプリント基板5の取出し又は収納を終えた後、続けて2つ目の次の基板ケース6a内のプリント基板5の取出し又は収納を行う。
また、本発明の基板搬送装置はレーザ加工装置とともに使用する場合にのみに限定されるものではなく、その他の基板処理を行う装置においてもこれを適用することができる。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る基板搬送装置及びそれを備えたレーザ加工装置を示す平面図である。 図2は基板取出機構又は基板収納機構のうち位置決めユニットを示す側面図である。 図3(a)〜(c)は、本発明の第1の実施の形態に係る位置決め機構の動作を示す平面図である。 図4は、本発明の第1の実施の形態に係る基板搬送装置及びそれを備えたレーザ加工装置の動作を示す平面図(その1)である。 図5は、本発明の第1の実施の形態に係る基板搬送装置及びそれを備えたレーザ加工装置の動作を示す平面図(その2)である。 図6は、本発明の第1の実施の形態に係る基板搬送装置及びそれを備えたレーザ加工装置の動作を示す平面図(その3)である。 図7は、本発明の第1の実施の形態に係る基板搬送装置及びそれを備えたレーザ加工装置の動作を示す平面図(その4)である。 図8は、本発明の第2の実施の形態に係る基板搬送装置及びそれを備えたレーザ加工装置を示す平面図である。 図9は、本発明の第3の実施の形態に係る取出アーム手段及び収納アーム手段を示す側面図である。 図10は、本発明の第1の実施の形態に係る取出アーム手段及び収納アーム手段を示す側面図である。 図11は、本発明に係る基板取出機構を示す平面図である。 図12は、従来のプリント基板の取出し・収納の際の基板ケースの配置方法を示す斜視図である。 図13は、従来の基板搬送装置に用いる吸引ハンドを示す斜視図である。 図14は、従来の基板搬送装置において基板ケースからプリント基板を取出す際のプリント基板の撓みの状態を示す断面図である。
符号の説明
1・・・基板搬送装置
2・・・レーザ加工装置
3a・・・基板取出機構
3b・・・基板収納機構
4・・・基板搬送機構
5,5a,5b,5c ・・・プリント基板
6a,6b・・・基板ケース
31,31a,31b・・・リフトユニット
32,32a,32b・・・位置決めユニット
44a,44b・・・搬送ハンド
50・・・吸引ハンド
51・・・吸引パッド
60・・・プリント基板
100・・・基板ケース

Claims (7)

  1. 基板を縦にした状態で収納する基板収納手段と、
    前記基板収納手段の上方で、前記基板の両側方から前記基板を挟んで前記基板を位置合わせしつつ保持し、前記基板を縦にした状態から横にした状態に変換するか若しくは前記基板収納手段の上方で前記基板を横にした状態から縦にした状態に変換する位置決め手段と、
    前記基板を横にした状態で載置する基板載置部と、
    前記基板収納手段と前記位置決め手段との間で前記基板を搬送する第1の搬送手段と、
    前記位置決め手段と前記基板載置部との間で前記基板を搬送する第2の搬送手段と
    を有することを特徴とする基板搬送装置。
  2. 前記第1の搬送手段は、第1の基板保持具と、前記第1の基板保持具を水平方向に移動させる第1の水平移動手段と、前記第1の基板保持具を垂直方向に移動させる第1の垂直移動手段と
    を有し、
    前記第2の搬送手段は、第2の基板保持具と、前記第2の基板保持具を水平方向に移動させる第2の水平移動手段と、前記第2の基板保持具を垂直方向に移動させる第2の垂直移動手段とを有していることを特徴とする請求項1に記載の基板搬送装置。
  3. 基板を縦にした状態で収納する第1の基板収納手段と、
    前記基板を縦にした状態で収納する第2の基板収納手段と、
    前記基板を横にした状態で載置する基板載置部と、
    前記第1の基板収納手段から前記基板を縦にした状態で取り出し、搬送する第1の搬送手段と、
    前記第1の搬送手段から前記基板を縦にした状態で受け取るとともに前記基板の両側方から前記基板を挟んで位置あわせし、前記第1の基板収納手段の上方で前記基板を縦にした状態から横にした状態に変換する第1の位置決め手段と、
    前記第1の位置決め手段から前記基板を横にした状態で受け取り、搬送し、前記基板載置部に引き渡す第2の搬送手段と、
    前記基板載置部から前記基板を横にした状態で受け取り、搬送する第3の搬送手段と、
    前記第3の搬送手段から前記基板を横にした状態で前記基板を受け取るとともに前記基板の両側方から前記基板を挟んで位置合わせし、前記第2の基板収納手段の上方で前記基板を横にした状態から縦にした状態に変換する第2の位置決め手段と、
    前記第2の位置決め手段から前記基板を縦にした状態で前記基板を受け取り、搬送し、前記第2の基板収納手段に前記基板を縦にした状態で前記基板を収納する第4の搬送手段と
    を有することを特徴とする基板搬送装置。
  4. 前記第1の搬送手段は、第1の基板保持具と、前記第1の基板保持具を水平方向に移動させる第1の水平移動手段と、前記第1の基板保持具を垂直方向に移動させる第1の垂直移動手段とを有し、
    前記第2の搬送手段は、第2の基板保持具と、前記第2の基板保持具を水平方向に移動させる第2の水平移動手段と、前記第2の基板保持具を垂直方向に移動させる第2の垂直移動手段とを有し
    前記第3の搬送手段は、第3の基板保持具と、前記第3の基板保持具を水平方向に移動させる第3の水平移動手段と、前記第3の基板保持具を垂直方向に移動させる第3の垂直移動手段とを有し、
    前記第4の搬送手段は、第4の基板保持具と、前記第4の基板保持具を水平方向に移動させる第4の水平移動手段と、前記台第4の基板保持具を垂直方向に移動させる第4の垂直移動手段と
    を有していることを特徴とする請求項3に記載の基板搬送装置。
  5. 前記第2の搬送手段と前記第3の搬送手段は共通の搬送手段からなり、前記第2の駆動手段と前記第3の駆動手段は共通の駆動手段からなることを特徴とする請求項4に記載の基板搬送装置。
  6. 前記基板載置部と前記第2の位置決め手段との間の距離は、前記第1の位置決め手段と前記基板載置部との間の距離と同じになっており、かつ前記第2の基板保持具と前記第3の基板保持具は共通し、かつ前記第1の位置決め手段と前記基板載置部の間の距離と同じ間隔だけ離して設けられた2つの基板保持具から構成されていることを特徴とする請求項7に記載の基板搬送装置。
  7. 請求項1乃至請求項6の何れか一に記載の基板搬送装置と、前記基板載置部の上にレーザ光源とを備え、かつ前記基板載置部においてレーザ光による前記基板の加工を行うことを特徴とするレーザ加工装置。
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