JP2005102461A - 永久磁石電動機 - Google Patents

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Abstract

【課題】ロータ全域において効率よくトルクを発生させる。
【解決手段】ロータエンドプレート12は非磁性材20と磁性材22とで形成される。非磁性材20は、永久磁石18に対面する位置に設けられる。磁性材22は、非磁性材20の隙間を埋め尽くし、回転軸部16を取り囲むように形成される。磁性材22の領域にq軸磁路24が形成され、また、各非磁性材20を貫くようにd軸磁路26が形成される。この結果、ロータエンドプレート12にリラクタンストルクおよびマグネットトルクが発生する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ロータコアの回転軸方向端部に設けられるロータエンドプレートを有する永久磁石電動機に関する。
コア本体に永久磁石が埋設されたロータコアを有する永久磁石電動機が、例えば、車両駆動用の電動機として利用されている。
特許文献1には、永久磁石電動機のロータコアを回転軸方向で二つに分離して、第一のコアにのみ永久磁石を埋設し、第二のコアには永久磁石の断面形状に含まれる部位に空隙を設けることで、リラクタンストルクを増大させたロータコアが記載されている。ところが、特許文献1に記載のロータコアでは、第一のコアにのみ永久磁石が埋設されており、第二のコアには永久磁石が埋設されない。このため、永久磁石に起因するトルクをロータコアの回転軸方向全域に亘って利用することができない。
一方、永久磁石電動機のロータコアとして、回転軸方向に複数のプレートが積層され、回転軸方向に沿って永久磁石が埋設された積層型のロータコアが知られている。積層型のロータコアには、複数のプレートを挟持するロータエンドプレートが設けられている。つまり、ロータコアの回転軸方向の両端部にロータエンドプレートが設けられ、ロータコアを構成する各プレートを固定している。ところが、従来のロータエンドプレートは、永久磁石からの磁束の漏洩を阻止するため、ロータエンドプレート全体に非磁性材料が用いられていた。このため、ロータエンドプレート内には磁路が形成されず、ロータエンドプレート自身は回転トルクの発生に寄与していなかった。
特開平11−136892号公報
上述のように、特許文献1に記載のロータコアでは、リラクタンストルクが増大しているものの、永久磁石に起因するトルクがロータコアの全域に亘って利用されていなかった。また、従来の積層型のロータコアにおけるロータエンドプレートでは、ロータエンドプレート自身が回転トルクの向上のために積極的に利用されていなかった。このように、従来の永久磁石電動機では、ロータコアとエンドプレートとの全域に亘って効率よく回転トルクが得られていなかった。
そこで本発明は、ロータ全域において効率よくトルクを発生させることを目的とする。
(1)上記目的を達成するために、本発明に係る永久磁石電動機は、ステータ内にロータが配置された永久磁石電動機において、前記ロータは、回転軸方向に沿った貫通孔を有するコア本体の前記貫通孔に永久磁石が挿入されたロータコアと、そのロータコアの回転軸方向の端部に設けられたロータエンドプレートとを含み、前記ロータエンドプレートは、前記永久磁石に対面する非磁性領域と、前記コア本体に対面する磁路領域とを含み、前記磁路領域が磁性材で形成され、前記ステータからの磁束によって前記磁路領域にq軸磁路が形成されるものとする。
上記構成によれば、ロータエンドプレートに有効磁路が形成されるため、ロータコアに加えてロータエンドプレートに回転トルクが発生する。また、永久磁石はロータコアの回転軸方向全域に亘って挿入することができる。このため、ロータ全域に亘って効率よくトルクを発生させることができる。
(2)また、上記目的を達成するために、本発明に係る永久磁石電動機は、ステータ内にロータが配置された永久磁石電動機において、前記ロータは、回転軸方向に沿った貫通孔を有するコア本体の前記貫通孔に永久磁石が挿入されたロータコアと、そのロータコアの回転軸方向の端部に設けられたロータエンドプレートとを含み、前記ロータエンドプレートは、前記永久磁石に対面する領域およびその領域から半径方向外側の領域を含む非磁性領域と、前記コア本体に対面する領域において前記非磁性領域を除いた領域である磁路領域とを有し、前記磁路領域が磁性材で形成され、前記ステータからの磁束によって前記磁路領域にq軸磁路が形成されるものとする。
望ましくは、前記非磁性領域は非磁性材で形成され、前記永久磁石から前記ロータエンドプレート側への磁束の漏洩を抑制し、前記ステータからの磁束によって形成され前記非磁性領域を通過するd軸磁路に伴うd軸インダクタンスの増加を抑制するものとする。上記構成によれば、非磁性領域が永久磁石からの磁束の無駄な漏洩を阻止するため、永久磁石からの磁束を効率よく回転トルクに寄与させることができる。
望ましくは、前記非磁性領域は空隙として形成され、前記永久磁石から前記ロータエンドプレート側への磁束の漏洩を抑制し、前記ステータからの磁束によって形成され前記非磁性領域を通過するd軸磁路に伴うd軸インダクタンスの増加を抑制するものとする。さらに望ましくは、前記永久磁石が前記空隙内に突出したものとする。
望ましくは、前記ロータコアは円柱形状で、前記ロータエンドプレートは前記ロータコアの上底および下底に設けられ、前記磁路領域が前記ロータコアの円柱側面よりも半径方向外側に突出しているものとする。また、望ましくは、前記ロータエンドプレートは、前記ロータコアに挿入される回転軸部と一体形成されたものとする。また、望ましくは、前記ロータエンドプレートは、前記非磁性領域を形成する非磁性部材と、前記磁路領域を形成する磁性部材とに分割形成され、前記磁性部材は前記永久磁石に対面する部分に空隙を有し、前記非磁性部材を前記ロータコアと共に挟持するものとする。
望ましくは、前記ロータエンドプレートは、前記非磁性領域となる複数の空隙が設けられた前記磁性材で形成され、隣り合う空隙の間に突出した複数の突出部と、隣り合う突出部の間を連結する連結部と、を有するものとする。上記構成によれば、ロータ全域に亘って効率よくトルクを発生させることができ、且つ、突出部が連結部で連結されるためロータコアの軸方向への変形を抑える効果が高まる。
さらに望ましくは、前記連結部は、ロータコアの外周に沿って形成され、連結部以外のロータエンドプレート本体に比べて回転軸方向の厚さが薄いものとする。この構成において、連結部の厚さは、ロータが回転する際の遠心力による破壊強度やロータコアの軸方向変形応力に応じて設定されることが好ましい。上記構成によれば、連結部の重量を削減することができる。
望ましくは、前記ロータエンドプレートは、前記非磁性領域となる複数の空隙が設けられた前記磁性材で形成され、前記複数の空隙内に端面が現れた前記永久磁石を押さえ込む突起部を有するものとする。上記構成により、永久磁石がスラスト方向へ移動した場合の磁石飛散を防止できる。
望ましくは、前記ロータエンドプレートは、前記非磁性領域となる複数の空隙が設けられた前記磁性材で形成され、隣り合う空隙の間に突出した複数の突出部と、隣り合う突出部の間を連結する連結部と、前記複数の空隙内に端面が現れた前記永久磁石を押さえ込む突起部と、を有するものとする。さらに望ましくは、前記突起部は、ロータエンドプレート本体に比べて回転軸方向の厚さが薄いものとする。この構成において、突起部の厚さは、永久磁石のスラスト方向移動時に生じる応力に応じて設定されることが好ましい。上記構成により、突起部をより少ない磁束量で磁気飽和させ、内部短絡する永久磁石の磁束量を低減させることができる。
上記構成により、ロータ全域において効率よくトルクを発生させることが可能となる。
以下、本発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明する。
図1には、本発明の好適な実施形態1が示されており、図1は、ロータエンドプレート12が設けられたロータ10を有する永久磁石電動機30が示されている。図1の(A)には円柱形状のロータ10の円柱側面側からみたロータ10およびステータ32の側面図が示されている。ステータ32は、ロータ10の側面を取り囲むように形成されるが、図示の都合上、ステータ32については図面上部に位置する側断面のみを図示する。また、図1の(B)にはロータ10の上底および下底に設けられたロータエンドプレート12が示されている。
図1の(A)に示されるロータ10は、ロータコア14、ロータエンドプレート12および回転軸部16で形成される。ロータコア14は、回転軸方向に複数の環状プレートが積層されたコア本体に永久磁石18が埋設された構造である。ロータエンドプレート12は、ロータコア14を構成する環状プレートを挟持するため、ロータコア14の回転軸方向の両端部に設けられている。そして、回転軸部16が各環状プレートの中心およびロータエンドプレート12の中心を貫いている。この回転軸部16を回転軸として、永久磁石電動機30内においてロータ10が回転する。
図1の(B)に示されるロータエンドプレート12は、非磁性材20と磁性材22とで形成された環状プレート構造になっている。非磁性材(例えば、銅、アルミニウム)20は、ロータコア14内の永久磁石18に対面する位置に設けられる。ロータコア14内には、ロータコア14の円周方向に沿って、2つ1組で磁極を構成する複数の永久磁石18が各組略等間隔で配置されている。各永久磁石18は、円柱形状のロータコア14の上底から下底まで貫いている。ロータエンドプレート12の非磁性材20は、永久磁石18の各組に対応して設けられ、各非磁性材20は永久磁石18の周囲を囲むように設けられる。つまり、複数の非磁性材20が円周方向に沿って略等間隔で配置される。そして、隣り合う2つの非磁性材20の間には磁性材22が割り込むように形成され、そこに、図1の(A)に示されるステータ32からの磁束によってq軸磁路24が形成される。なお、1磁極を構成する永久磁石の数は2つに限定されるものではなく、例えば、1つであってもよい。
ロータエンドプレート12の磁性材(例えば、鉄、ステンレス)22は、隣り合う2つの非磁性材20の隙間を埋め尽くし、また、回転軸部16を取り囲むように形成される。磁性材22と非磁性材20とにより、ロータエンドプレート12が環状プレート構造に形成される。この結果、ロータエンドプレート12には、磁性材22の領域にq軸磁路24が形成され、また、各非磁性材20を貫くようにd軸磁路26が形成される。
永久磁石電動機30において、ロータ10の円柱側面を取り囲むようにステータ32が配置される。本実施形態では、ステータ32から突出している巻線34がロータエンドプレート12の側面を取り囲んでいる。そして、ステータ32からの磁束によって、ロータ10に回転トルクが発生する。本実施形態では、ロータエンドプレート12に磁性材22の領域が存在することにより、ステータ32からの磁束によって、ロータエンドプレート12にq軸磁路24およびd軸磁路26が形成される。そのため、ロータエンドプレート12自身にも回転トルクが発生する。
永久磁石電動機のトルクTは、リラクタンストルクをTr=Pn×(Lq−Ld)×|Id|×|Iq|、マグネットトルクをTm=Pn×(Φa×Iq)として、T=Tr+Tmの原理で発生する。ここで、Pnは極対数、Lqはq軸インダクタンス、Ldはd軸インダクタンス、Idはd軸電流、Iqはq軸電流、Φaは永久磁石による鎖交磁束である。なお、永久磁石電動機のトルクTの発生原理については、既に公知の原理であり、例えば、特許文献1(既述)を参照されたい。
図1のロータエンドプレート12において、q軸磁路24は磁性材22の領域に形成される。鉄やステンレスなどの磁性材22は比透磁率が1000程度と高いため、磁束の通り易さを示すインダクタンスが大きい。一方、図1のロータエンドプレート12において、d軸磁路26は非磁性材20の領域を通過する。銅やアルミニウムなどの非磁性材20は比透磁率が1程度と低いため、インダクタンスが小さい。つまり、図1のロータエンドプレート12において、Lq>Ldとなり、リラクタンストルクTrが発生する。
このように、図1のロータエンドプレート12では、リラクタンストルクが発生するため、永久磁石電動機30全体で考えた場合、ロータコア14で発生するトルクに、ロータエンドプレート12で発生するトルクが加算され、トルクの発生効率が向上する。また、非磁性材20である銅やアルミニウムは高価なのに対して、磁性材22である鉄やステンレスは安価であるため、従来のように非磁性材のみで形成されたロータエンドプレートに比べて材料費の面でも有利である。
図2には、本発明の好適な実施形態2が示されており、図2はロータエンドプレートを有するロータ10を示す図である。図2に示されるロータ10は、図1に示されるロータ10に換えて永久磁石電動機30内で利用可能である。図2の(A)には、円柱形状のロータ10の円柱側面側からみた側面図が示されている。また、図2の(B)には、ロータ10の上底および下底に設けられたロータエンドプレート12が示されている。
図2に示すロータエンドプレート12には、永久磁石18に対面する部分に空隙36が設けられている。ロータコア14内には、ロータコア14の円周方向に沿って、2つ1組で磁極を構成する複数の永久磁石18が、各組略等間隔で配置されている。各永久磁石18は、円柱形状のロータコア14の上底から下底まで貫いており、さらに、空隙36を貫通してロータエンドプレート12の表面まで達している。ロータエンドプレート12は、例えば、磁性材で形成され、そして空隙36は非磁性領域となるため、ロータエンドプレート12にはq軸磁路24とd軸磁路26が形成される。q軸磁路24とd軸磁路26の形成原理については、実施形態1にて説明したとおりである。ロータエンドプレート12にq軸磁路24およびd軸磁路26が形成されることにより、ロータエンドプレート12にはリラクタンストルクが発生する。
なお、永久磁石18の比透磁率はほぼ1であるため、空隙36に永久磁石18を突出させても、空隙36に永久磁石18が突出していない場合に比べてLdは増加しない。つまり、リラクタンストルクは減少しない。さらに、永久磁石18をロータエンドプレート12に突出させたことによりロータエンドプレート12には、リラクタンストルクに加えてマグネットトルクが発生するためトルク発生効率が向上する。
図3には、本発明の好適な実施形態3が示されており、図3は、ロータエンドプレート12が設けられたロータ10を有する永久磁石電動機30を示す図である。図3の(A)には円柱形状のロータ10の円柱側面からみたロータ10およびステータ32の側面図が示されている。また、図3の(B)にはロータ10の上底および下底に設けられたロータエンドプレート12が示されている。図1に示される永久磁石電動機30と、図3に示される永久磁石電動機30とは、ロータエンドプレート12の磁性材22の形状に相違があるものの、その他の構成は同じである。図1の(B)に示すロータエンドプレート12と比較すると、図3の(B)に示すロータエンドプレート12は、その磁性材22の領域が半径方向外側に突出している。この相違に基づく本実施形態の特徴は次のとおりである。
空気はその透磁率が1であるため、ロータ10とステータ32の間に空隙が存在することによりq軸インダクタンスLqが低下してしまう。したがって、ロータ10とステータ32の空隙を極力小さくすることで、Lqの増加、すなわちリラクタンストルクの増加が期待できる。ところが、ロータ10とステータ32との間の物理的干渉を防ぐためには、所定の設計値に基づいて、ロータ10とステータ32の間の空隙を確保せざるを得ない。
図3の永久磁石電動機30は、ロータコア14とステータ32との空隙はそのままにして、ロータエンドプレート12の磁性材22の領域がステータ32の巻線34に近づけられている。その結果、ロータコア14部分については従来の設計値のままステータ32との空隙を確保しつつ、ロータエンドプレート12においてLqを増加させ、リラクタンストルクTrを向上させることができる。
図4には、本発明の好適な実施形態4が示されており、図4は、軸一体型ロータエンドプレート12´を有するロータ10を示す図である。図4に示されるロータ10は、図1に示されるロータ10に換えて永久磁石電動機30で利用可能である。図4の(A)には円柱形状のロータ10の円柱側面からみた側断面図が示されている。図4(A)に示すロータ10は、回転軸部38と一体化された軸一体型ロータエンドプレート12´を有している。一体型ロータエンドプレート12´に対して、複数の環状プレートが回転軸方向に積み重ねられてロータコア14が形成される。そしてロータコア14に永久磁石18が挿入され、上底のロータエンドプレート12により固定されている。上底のロータエンドプレート12には、図1の(B)、図2の(B)または図3の(B)に示されるロータエンドプレート12が利用されてもよい。
図4の(B)にはロータ10の下底からみた軸一体型ロータエンドプレート12´が示されている。図4の(B)に示す軸一体型ロータエンドプレート12´は、永久磁石18に対面する部分に楕円形状の空隙36が設けられる。ロータコア14内には、ロータコア14の円周方向に沿って、2つ1組で磁極を構成する複数の永久磁石18が、各組略等間隔で配置されている。各永久磁石18は、円柱形状のロータコア14の上底から下底まで貫いている。軸一体型ロータエンドプレート12´は磁性材で形成され、ロータコア14に対面する部分にq軸磁路24が形成される。また、d軸磁路26が空隙(非磁性領域)36を通過するため、Tr=Pn×(Lq−Ld)×|Id|×|Iq|の原理で、軸一体型ロータエンドプレート12´にリラクタンストルクが発生する。リラクタンストルクの発生原理については、実施形態1にて説明したとおりである。なお、空隙36は、楕円形状に限らず、例えば、永久磁石18の断面と同じ形状でもよい。
図5には、本発明の好適な実施形態5が示されており、図5は、磁性材22と非磁性材20とが分離形成されたロータエンドプレート12を示す図である。図5に示されるロータエンドプレート12は、図1に示されるロータエンドプレート12に換えて永久磁石電動機30で利用される。図5の(A)にはロータエンドプレート12の全体図が示されている。また、図5の(A)におけるaa切断線に対応する断面図が図5の(B)に示されている。
図5の(A)に示されるように、ロータエンドプレート12は、リング状の非磁性材20がロータコア14内に埋設された複数の永久磁石18を覆い隠すように配置され、非磁性材20の上に磁性材22が載せられた構成になっている。磁性材22は、永久磁石18からの磁束の漏洩を小さくするために、永久磁石18に対面する部分が刳り貫かれている。磁性材22の領域にはq軸磁路が形成され、また、d軸磁路は非磁性材20を通過するため、d軸インダクタンスLdが小さくなる。そのため、Tr=Pn×(Lq−Ld)×|Id|×|Iq|の原理でリラクタンストルクが発生し、トルクの発生効率が向上する。リラクタンストルクが発生原理については、実施形態1にて説明したとおりである。さらに、図5に示すロータエンドプレート12は、磁性材22と非磁性材20とに分割形成されるため、製作コストの低減や重量軽減が見込まれる。また、図5の(B)に示すように、非磁性材20が磁性材22とロータコア14とにより挟持された構造のため、遠心強度を確保することもできる。
図6には、本発明の好適な実施形態6が示されており、図6は、磁性材22のみで形成され、隣り合う突出部42の間に連結部40が設けられたロータエンドプレート12を示す図である。図6の(A)にはロータエンドプレート12の全体図が示されている。また、図6の(A)における点線aで囲まれた領域内の拡大斜視図が図6の(B)に示されている。
図6に示されるロータエンドプレート12は、図1に示されるロータエンドプレート12に換えて永久磁石電動機30で利用される。つまり、図6のロータエンドプレート12は、回転軸方向に複数の環状プレートが積層されたコア本体に永久磁石18が埋設されたロータコア14を構成する環状プレートを挟持するため、ロータコア14の回転軸方向の両端部に設けられる。
図6に示されるロータエンドプレート12は、永久磁石18に対面する部分に空隙が設けられている。そのため、図6の(A)に示されるように、ロータエンドプレート12の奥に位置するロータコア14および永久磁石18が露になっている。突出部42は、非磁性領域となる複数の空隙(ロータコア14が露になっている部分)の間において半径方向外側へ突出している部分である。そして、円弧状の連結部40が隣り合う突出部42を連結している。突出部42および連結部40を含むロータエンドプレート12は、磁性材料の一体プレス成型で構成される。
本実施形態では、突出部42が連結部40で連結されるためロータコア14の軸方向への変形を抑える効果を高まることができる。なお、連結部40の軸方向の厚さは、突出部42やロータエンドプレート12の本体部分に比べて、薄く形成される。
図6の(B)には、突出部42および連結部40の拡大図が示されている。図6の(B)に示されるように、突出部42やロータエンドプレート12本体の厚さTに比べて、連結部40の厚さTは薄く形成される。連結部40の厚さを薄くすることで、連結部40によるロータエンドプレート12の重量増加を抑制することができる。この連結部40の厚さTは、ロータが回転する際の遠心力による破壊強度やロータコア14の軸方向変形応力に応じて設定される。
図6のロータエンドプレート12は、図1のロータエンドプレート12と同様に、ロータ全域に亘って効率よくトルクを発生させる効果も有している。つまり、磁性材22の領域にはq軸磁路24が形成され、また、d軸磁路26が空隙を通過するため、d軸インダクタンスLdが小さくなる。そのため、Tr=Pn×(Lq−Ld)×|Id|×|Iq|の原理でリラクタンストルクが発生し、トルクの発生効率が向上する。リラクタンストルクの発生原理については、実施形態1の説明で示したとおりである。
なお、連結部40を薄く形成することにより、d軸インダクタンスLdの増加が抑制される。つまり、連結部40を薄くすることで、連結部40がより少ない磁束量で磁気飽和するためである。また、ロータエンドプレート12が有効磁路となり、回転子ヨーク部の磁気抵抗が減少するため、永久磁石発生磁束が増加してマグネットトルクも増加する。さらに、本実施形態では、磁性材のみを利用しているため、磁性材と非磁性材の2種類の材料を利用するものに比べて、部品点数を削減でき、コスト低下が期待できる。
図7には、本発明の好適な実施形態7が示されており、図7は、磁性材22のみで形成され、隣り合う突出部42の間に連結部40が設けられ、さらに、永久磁石18を押さえ込む突起部44が設けられたロータエンドプレート12を示す図である。図7の(A)にはロータエンドプレート12の全体図が示されている。また、図7の(A)における点線aで囲まれた領域内の拡大斜視図が図7の(B)に示されている。
図7に示されるロータエンドプレート12と図6のロータエンドプレート12との相違は、図7では、突起部44が設けられている点である。図7に示されるロータエンドプレート12は、図6のものと同様に、図1に示されるロータエンドプレート12に換えて永久磁石電動機30で利用される。そして、図7のロータエンドプレート12は、図6に示したロータエンドプレート12が奏する効果に加えて、突起部44が設けられたことによる利点を併せ持っている。
本実施形態では、突起部44が、空隙内に端面が現れた永久磁石18を押さえ込むため、永久磁石18がスラスト方向へ移動した場合の磁石飛散を防止できる。なお、突起部44の軸方向の厚さは、突出部42やロータエンドプレート12の本体部分に比べて、薄く形成される。
図7の(B)には、突起部44、突出部42および連結部40の拡大図が示されている。図7の(B)に示されるように、突出部42やロータエンドプレート12本体の厚さTに比べて、突起部44の厚さTは薄く形成される。突起部44の厚さを薄くすることで、突起部44をより少ない磁束量で磁気飽和させ、内部短絡する永久磁石18の磁束量を低減できる。この突起部44の厚さTは、永久磁石18のスラスト方向移動時に生じる応力に応じて設定される。
以上、本発明の好適な実施形態を説明したが、上述した実施形態は、あらゆる点で単なる例示にすぎず、本発明の範囲を限定するものではない。
本発明の好適な実施形態1を説明するための図である。 本発明の好適な実施形態2を説明するための図である。 本発明の好適な実施形態3を説明するための図である。 本発明の好適な実施形態4を説明するための図である。 本発明の好適な実施形態5を説明するための図である。 本発明の好適な実施形態6を説明するための図である。 本発明の好適な実施形態7を説明するための図である。
符号の説明
12 ロータエンドプレート、20 非磁性材、22 磁性材、24 q軸磁路、26 d軸磁路。

Claims (13)

  1. ステータ内にロータが配置された永久磁石電動機において、
    前記ロータは、回転軸方向に沿った貫通孔を有するコア本体の前記貫通孔に永久磁石が挿入されたロータコアと、そのロータコアの回転軸方向の端部に設けられたロータエンドプレートとを含み、
    前記ロータエンドプレートは、前記永久磁石に対面する非磁性領域と、前記コア本体に対面する磁路領域とを含み、前記磁路領域が磁性材で形成され、前記ステータからの磁束によって前記磁路領域にq軸磁路が形成される、
    ことを特徴とする永久磁石電動機。
  2. ステータ内にロータが配置された永久磁石電動機において、
    前記ロータは、回転軸方向に沿った貫通孔を有するコア本体の前記貫通孔に永久磁石が挿入されたロータコアと、そのロータコアの回転軸方向の端部に設けられたロータエンドプレートとを含み、
    前記ロータエンドプレートは、前記永久磁石に対面する領域およびその領域から半径方向外側の領域を含む非磁性領域と、前記コア本体に対面する領域において前記非磁性領域を除いた領域である磁路領域とを有し、前記磁路領域が磁性材で形成され、前記ステータからの磁束によって前記磁路領域にq軸磁路が形成される、
    ことを特徴とする永久磁石電動機。
  3. 請求項1または2に記載の永久磁石電動機において、
    前記非磁性領域は非磁性材で形成され、前記永久磁石から前記ロータエンドプレート側への磁束の漏洩を抑制し、前記ステータからの磁束によって形成され前記非磁性領域を通過するd軸磁路に伴うd軸インダクタンスの増加を抑制する、
    ことを特徴とする永久磁石電動機。
  4. 請求項1または2に記載の永久磁石電動機において、
    前記非磁性領域は空隙として形成され、前記永久磁石から前記ロータエンドプレート側への磁束の漏洩を抑制し、前記ステータからの磁束によって形成され前記非磁性領域を通過するd軸磁路に伴うd軸インダクタンスの増加を抑制する、
    ことを特徴とする永久磁石電動機。
  5. 請求項1に記載の永久磁石電動機において、
    前記非磁性領域は空隙として形成され、前記永久磁石が前記空隙内に突出している、
    ことを特徴とする永久磁石電動機。
  6. 請求項2に記載の永久磁石電動機において、
    前記ロータコアは円柱形状で、前記ロータエンドプレートは前記ロータコアの上底および下底に設けられ、前記磁路領域が前記ロータコアの円柱側面よりも半径方向外側に突出している、
    ことを特徴とする永久磁石電動機。
  7. 請求項1または2に記載の永久磁石電動機において、
    前記ロータエンドプレートは、前記ロータコアに挿入される回転軸部と一体形成される、
    ことを特徴とする永久磁石電動機。
  8. 請求項1または2に記載の永久磁石電動機において、
    前記ロータエンドプレートは、前記非磁性領域を形成する非磁性部材と、前記磁路領域を形成する磁性部材とに分割形成され、
    前記磁性部材は前記永久磁石に対面する部分に空隙を有し、前記非磁性部材を前記ロータコアと共に挟持する、
    ことを特徴とする永久磁石電動機。
  9. 請求項1または2に記載の永久磁石電動機において、
    前記ロータエンドプレートは、前記非磁性領域となる複数の空隙が設けられた前記磁性材で形成され、隣り合う空隙の間に突出した複数の突出部と、隣り合う突出部の間を連結する連結部と、を有する、
    ことを特徴とする永久磁石電動機。
  10. 請求項9に記載の永久磁石電動機において、
    前記連結部は、ロータコアの外周に沿って形成され、連結部以外のロータエンドプレート本体に比べて回転軸方向の厚さが薄い、
    ことを特徴とする永久磁石電動機。
  11. 請求項1または2に記載の永久磁石電動機において、
    前記ロータエンドプレートは、前記非磁性領域となる複数の空隙が設けられた前記磁性材で形成され、前記複数の空隙内に端面が現れた前記永久磁石を押さえ込む突起部を有する、
    ことを特徴とする永久磁石電動機。
  12. 請求項1または2に記載の永久磁石電動機において、
    前記ロータエンドプレートは、前記非磁性領域となる複数の空隙が設けられた前記磁性材で形成され、隣り合う空隙の間に突出した複数の突出部と、隣り合う突出部の間を連結する連結部と、前記複数の空隙内に端面が現れた前記永久磁石を押さえ込む突起部と、を有する、
    ことを特徴とする永久磁石電動機。
  13. 請求項12に記載の永久磁石電動機において、
    前記突起部は、ロータエンドプレート本体に比べて回転軸方向の厚さが薄い、
    ことを特徴とする永久磁石電動機。
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