JP2005102091A - 録画機能付インターホン装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】停電により居室親機の電源部からの給電がバックアップ電池からの電源供給に切り替えられた停電時刻および電源部からの給電が復旧した停電終了時刻を記憶/表示する機能を備え、停電時における録画機能の動作停止時間を容易に確認する。
【解決手段】居室親機2aおよび玄関子機1へと動作電源としての直流電源を給電するにあたり、停電により居室親機の電源部24からの給電がバックアップ電池25からの電源供給に切り替えられた停電時刻および電源部からの給電が復旧した停電終了時刻をCPU27の制御により時計29から読み取りメモリ30に記憶させ、これらの時刻を停電復帰後においてメモリから読み出してモニタ23に表示させる。また、停電時刻をメモリへと記憶させたCPUの制御により、当該CPUの動作をスリープモード等の低消費電力動作に遷移させる、または当該CPUの動作を(自発的に)停止させてバックアップ電池の消耗を防止する。
【選択図】 図2
【解決手段】居室親機2aおよび玄関子機1へと動作電源としての直流電源を給電するにあたり、停電により居室親機の電源部24からの給電がバックアップ電池25からの電源供給に切り替えられた停電時刻および電源部からの給電が復旧した停電終了時刻をCPU27の制御により時計29から読み取りメモリ30に記憶させ、これらの時刻を停電復帰後においてメモリから読み出してモニタ23に表示させる。また、停電時刻をメモリへと記憶させたCPUの制御により、当該CPUの動作をスリープモード等の低消費電力動作に遷移させる、または当該CPUの動作を(自発的に)停止させてバックアップ電池の消耗を防止する。
【選択図】 図2
Description
本発明は、映像の録画機能を有するインターホン装置に係り、特に、当該装置への給電状態および停電状態を監視し、停電時刻および停電終了時刻を記憶/表示する機能を備えた録画機能付インターホン装置に関する。
従来から、映像の録画機能を有するインターホン装置として、図4のブロック図に示すように、住戸内に設置された居室親機52および玄関に設置された玄関子機51へと当該居室親機の電源部60からの直流電源が給電される通電時において、CPU62の制御により玄関子機51のカメラ(図示せず)にて撮像された映像に時計63にて計時された時刻を割り当ててメモリ64に録画させ、再生時においてメモリ64から読み出した映像および時刻をモニタ65に表示させることができる。一方、居室親機52の電源部60からの給電が遮断された停電時において、電源部60からの給電をバックアップ電池61からの電源供給に切り替え、このバックアップ電池61からの電源供給が時計63のみを動作させて計時誤差の発生を防止する録画機能付インターホン装置が提案されている。
なお、従来例の録画機能付インターホン装置については、記載すべき先行技術文献情報はない。
しかしながら、従来例の録画機能付インターホン装置において、図4のブロック図に示す居室親機52の電源部60からの給電がバックアップ電池61からの電源供給に切り替えられた停電時には、メモリ64が動作せず停電の継続時間の確認も困難であるため、住戸内に在室中の居住者にとっては、来訪者が実際に居なかったのか、または来訪者が居たのにも拘わらず停電によりメモリ64に録画されなかったのかの確認ができない難点があった。
本発明は、上述の難点を解消するためになされたもので、停電により居室親機の電源部からの給電がバックアップ電池からの電源供給に切り替えられた停電時刻および電源部からの給電が復旧した停電終了時刻を記憶/表示する機能を備え、停電時における録画機能の動作停止時間を容易に確認することができる録画機能付インターホン装置を提供することを目的としている。
上述の目的を達成するため、本発明の第1の態様である録画機能付インターホン装置は、玄関に設置されたカメラを有する玄関子機から住戸内に設置されたモニタを有する居室親機を呼び出し、玄関子機のカメラにて撮像された来訪者の映像を居室親機に録画し、玄関子機および居室親機の間でモニタに来訪者の映像を出画しながら通話を成立させる当該装置である。居室親機は、居室親機および玄関子機に給電するための電源部と、電源部から蓄電されて停電時に電源部からの給電に代えて電源供給を行うためのバックアップ電池と、通電時には電源部、停電時にはバックアップ電池からそれぞれ電源供給され電源部を電源監視ラインを介して監視するためのCPUと、時刻を特定するための時計およびCPUの監視により停電時に電源部からの給電が停止された停電時刻と停電終了時に電源部からの給電が復旧した停電終了時刻とを時計から読み取り記憶するためのメモリと、停電復旧後に、メモリに記憶された停電時刻および停電終了時刻を表示するための表示部とを備えている。
また、本発明の第2の態様は本発明の第1の態様である録画機能付インターホン装置において、CPUは、メモリが停電時刻を記憶した後、スリープモード等の低消費電力動作に遷移してバックアップ電池の消耗を防止するための機能を有するものである。
また、本発明の第3の態様は本発明の第1の態様である録画機能付インターホン装置において、CPUは、メモリが停電時刻を記憶した後、動作を停止させてバックアップ電池の消耗を防止するための機能を有するものである。
また、本発明の第4の態様は本発明の第1の態様である録画機能付インターホン装置において、CPUは、メモリが停電時刻を記憶した後、CPUおよびメモリへの電源供給を停止させてバックアップ電池の消耗を防止するための機能を有するものである。
また、本発明の第5の態様は本発明の第1の態様である録画機能付インターホン装置において、CPUは、メモリが停電時刻を記憶した後、メモリへの電源供給を停止させてバックアップ電池の消耗を防止するための機能を有するものである。
本発明の録画機能付インターホン装置によれば、住戸内に設置された居室親機および玄関に設置された玄関子機へと動作電源としての直流電源を給電するにあたり、停電により居室親機の電源部からの給電がバックアップ電池からの電源供給に切り替えられた停電時刻および電源部からの給電が復旧した停電終了時刻をCPUの制御により時計から読み取りメモリに記憶させ、これらの時刻を停電復旧後においてメモリから読み出してモニタに表示させることができることから、住戸内に在室中の居住者にとっては、停電時における録画機能の動作停止時間の確認、すなわち、来訪者が居たのにも拘わらず停電によりメモリに録画されなかった可能性のある時間の確認が容易となる。
また、本発明の録画機能付インターホン装置によれば、停電時刻をメモリへと記憶させたCPUの制御により、当該CPUの動作をスリープモード等の低消費電力動作に遷移させることができ、商用電源(AC100V)からの通電が遮断された停電時に電源供給を行うバックアップ電池の消耗が防止される。
また、本発明の録画機能付インターホン装置によれば、停電時刻をメモリへと記憶させたCPUの制御により、当該CPUの動作を(自発的に)停止させる、または当該CPUおよびメモリへの電源供給を停止させる、或いはメモリへの電源供給を停止させることができ、商用電源(AC100V)からの通電が遮断された停電時に電源供給を行うバックアップ電池の消耗が防止される。
以下、本発明の録画機能付インターホン装置を適用した最良の実施の形態例について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施例による録画機能付インターホン装置を示すシステム構成図である。
図1のシステム構成図に示す録画機能付インターホン装置は、玄関に設置され、来訪者が住戸内に在室中の居住者を呼び出すために操作する呼出ボタン10、呼出操作を行った来訪者の映像(玄関および当該玄関の周囲近傍の映像を含む)を撮像するためのカメラ11、来訪者が居住者との間で通話を成立させるための音声を送受信するマイク(以下、子機マイクという。)12およびスピーカ(以下、子機スピーカという。)13を有する玄関子機1と、住戸内に設置され、伝送線路L1を介して接続された玄関子機1からの呼び出し、すなわち、来訪者からの呼び出しがあることを示す呼出音を放音するとともに、居住者が来訪者との間で通話を成立させるための音声を受信するスピーカ(以下、親機スピーカという。)20、同様に居住者が来訪者との間で通話を成立させるための音声を送信するマイク(以下、親機マイクという。)21、居住者が来訪者からの呼び出しに応答するために操作する通話ボタン22、玄関子機1のカメラ11にて撮像された映像を出画するとともに、後述する各種時刻を表示するためのLCD(Liquid Crystal Display)、有機EL(Electro Luminescence)等のモニタ23を有する居室親機2a、2bとから構成されており、以下、居室親機2aを当該居室親機の第1の構成例、居室親機2bを当該居室親機の第2の構成例とする。
図2は、本発明の実施例による録画機能付インターホン装置において、第1の構成例としての居室親機2aの構成を示す回路ブロック図である。
図2の回路ブロック図に示す居室親機2aには、当該居室親機の構成各部および伝送線路L1を介して接続された同図および図1のシステム構成図に示す玄関子機1の構成各部を動作させるための動作電源として、通電時において商用電源(AC100V)について整流/平滑させた直流電源を給電するための電源部24と、通電時において電源部24からの直流電源が蓄電され、停電時のように電源部24からの給電が遮断された場合に、予め蓄電されていた直流電源を当該居室親機の構成各部を動作させるための動作電源として電源供給するためのバックアップ電池25と、停電時においてバックアップ電池25から電源部24への電源供給に伴う直流電流の逆流を防止するための逆流防止ダイオード26と、当該居室親機の構成各部を制御するとともに、電源監視ラインL2を介して接続された電源部24の動作状態、すなわち、給電状態または停電状態の相違を監視するためのCPU27と、図1のシステム構成図に示す親機スピーカ20、親機マイク21、通話ボタン22が構成部となる呼出報知・通話部28と、玄関子機1からの呼び出しがあった呼出時刻や停電により電源部24からの給電がバックアップ電池25からの電源供給に切り替えられた停電時刻および電源部24からの給電が復旧した停電終了時刻を特定/計時するための時計29と、玄関子機1のカメラ11にて撮像された来訪者の映像を録画するとともに、上述の呼出時刻や停電時刻および停電終了時刻を記憶するためのメモリ30と、玄関子機1のカメラ11にて撮像された映像またはメモリ30に予め記憶されていた映像を出画するとともに、メモリ30に予め記憶されていた停電時刻および停電終了時刻を表示するための上述のモニタ23とが備えられている。
このように、図2の回路ブロック図に示す第1の構成例としての居室親機2aを適用させた録画機能付インターホン装置において、以下、具体的な動作について説明する。
図2の回路ブロック図に示す居室親機2aの電源部24は、通電時において、商用電源(AC100V)について整流/平滑させた直流電源を逆流防止ダイオード26からバックアップ電池25へと給電し当該バックアップ電池に蓄電させるとともに、この直流電源を、モニタ23、呼出報知・通話部28の構成各部と、逆流防止ダイオード26を介してCPU27、時計29、メモリ30の構成各部と、伝送線路L1を介して同図および図1のシステム構成図に示す玄関子機1とへそれぞれ動作電源として給電している。
上述の通電時において、玄関に居る来訪者が住戸内に在室中の居住者を呼び出すために、図1のシステム構成図に示す玄関子機1の呼出ボタン10を操作すると、カメラ11が駆動し、来訪者による呼び出しがあった旨の呼出信号にカメラ11にて撮像された来訪者の映像信号を付加させた呼出・映像信号が伝送線路L1を介して居室親機2aへと伝送される。
また、図2の回路ブロック図において、居室親機2aのCPU27は、玄関子機1からの呼出・映像信号に付加されている呼出信号に基づいて来訪者からの呼び出しがあることを検出し、呼出報知・通話部28を構成する図1のシステム構成図に示す親機スピーカ20から呼出音を放音させるとともに、呼出・映像信号に付加されている映像信号を適宜、信号処理して同図および図1のシステム構成図に示すモニタ23に呼出操作を行った来訪者の映像(玄関および当該玄関の周囲近傍の映像を含む)を出画させ、併せて、時計29にて計時されている時刻から来訪者による呼出時刻を読み取り、この呼出時刻に上述の映像信号を割り当ててメモリ30に(自動的に)録画させることができる。
さらに、図1のシステム構成図において、通電時における居室親機2aの親機スピーカ20からの呼出音の放音およびモニタ23に出画された映像により、来訪者からの呼び出しがあることを当該来訪者の判別、呼出時刻とともに確認した居住者が通話ボタン22を操作して応答すると、居住者が使用する親機スピーカ20および親機マイク21と伝送線路L1を介して来訪者が使用する玄関子機1の子機マイク12および子機スピーカ13との間の通話ラインが形成され、形成された通話ラインを介して音声信号を送受信させることにより通話が成立し、特に、居住者にとっては来訪者の映像を確認(モニタ)しながら通話を行うことができる。
一方、商用電源(AC100V)からの通電が遮断されると、図2の回路ブロック図に示す居室親機2aの電源部24からモニタ23、呼出報知・通話部28の構成各部と、逆流防止ダイオード26を介してCPU27、時計29、メモリ30の構成各部と、伝送線路L1を介して同図および図1のシステム構成図に示す玄関子機1とへの給電が停止された停電状態となり、この停電状態を電源監視ラインL2を検出したCPU27は、バックアップ電池25から放電させた直流電源、すなわち、上述の通電時に予め蓄電されていた直流電源をCPU27、時計29、メモリ30の構成各部へそれぞれ動作電源として電源供給するとともに、停電により電源部24からの給電がバックアップ電池25からの電源供給に切り替えられた停電時刻を時計29から読み取り、この停電時刻をメモリ30に記憶させることができる。
なお、上述の停電時において、図2の回路ブロック図に示す居室親機2aのバックアップ電池25から放電された直流電源は、逆流防止ダイオード26の作用により電源部24へと電源供給されることはない。
また、上述の停電時において、図2の回路ブロック図に示す居室親機2aの電源部24からの給電をバックアップ電池25からの電源供給に切り替え、時計29から読み取った停電時刻をメモリ30に記憶させたCPU27は、当該CPUの動作をスリープモード等の低消費電力動作に遷移、または当該CPUの動作を(自発的に)停止することにより、商用電源(AC100V)からの通電が遮断された停電時に電源供給を行うバックアップ電池25の消耗が防止される。
次に、上述の停電が終了した停電終了時において、図2の回路ブロック図に示す居室親機2aのCPU27は、電源監視ラインL2を介して接続された電源部24が停電状態から通電状態に復旧したことを検出し、CPU27、時計29、メモリ30の構成各部へとそれぞれ動作電源を電源供給する給電元をバックアップ電池25から電源部24に切り替えるように制御するとともに、停電終了時刻を時計29から読み取り、この停電終了時刻をメモリ30に記憶させ、停電復旧後においてメモリ30から読み出した停電時刻および停電終了時刻をモニタ23に表示させて住戸内に在室中の居住者に報知することができる。これにより、住戸内に在室中の居住者にとっては、停電時における録画機能の動作停止時間の確認、すなわち、来訪者が居たのにも拘わらず停電によりメモリ30に録画されなかった可能性のある時間の確認が容易となる。
なお、上述の説明では、商用電源(AC100V)からの通電が遮断された停電時において電源供給を行うバックアップ電池25の消耗を防止し、停電復旧後においてメモリ30から読み出した停電時刻および停電終了時刻をモニタ23に出画させることができる居室親機として、図2の回路ブロック図に示す第1の構成例としての居室親機2aを適用したが、これに限定されず、図3の回路ブロック図に示す第2の構成例としての居室親機2bも好適とされる。
図3の回路ブロック図に示す居室親機2bには、上述のモニタ23、電源部24、バックアップ電池25、逆流防止ダイオード26、CPU27、呼出報知・通話部28、時計29、メモリ30と、エミッタがバックアップ電池25および逆流防止ダイオード26に、コレクタおよびベースがCPU27にそれぞれ接続され、バックアップ電池25からCPU27への電源供給ラインを当該CPUの制御により形成/遮断するためのトランジスタ(以下、第1のトランジスタという。)31aと、エミッタがバックアップ電池25および逆流防止ダイオード26に、コレクタがメモリ30に、ベースがCPU27にそれぞれ接続され、バックアップ電池25からメモリ30への電源供給ラインをCPU27の制御により形成/遮断するためのトランジスタ(以下、第2のトランジスタという。)31bとが備えられている。
このように、図3の回路ブロック図に示す第2の構成例としての居室親機2bを適用させた録画機能付インターホン装置において、以下、具体的な動作について説明する。
図3の回路ブロック図に示す居室親機2bの電源部24は、通電時において、商用電源(AC100V)について整流/平滑させた直流電源を逆流防止ダイオード26からバックアップ電池25へと給電し当該バックアップ電池に蓄電させるとともに、この直流電源を、モニタ23、呼出報知・通話部28の構成各部と、逆流防止ダイオード26からオン状態の第1のトランジスタ31aを介してCPU27と、逆流防止ダイオード26を介して時計29と、逆流防止ダイオード26からオン状態の第2のトランジスタ31bを介してメモリ30と、伝送線路L1を介して同図および図1のシステム構成図に示す玄関子機1とへそれぞれ動作電源として給電している。
一方、商用電源(AC100V)からの通電が遮断されると、図3の回路ブロック図に示す居室親機2bの電源部24から逆流防止ダイオード26、オン状態の第1のトランジスタ31aを介してCPU27と、電源部24から逆流防止ダイオード26を介して時計29と、電源部24から逆流防止ダイオード26、オン状態の第2のトランジスタ31bを介してメモリ30と、電源部24から伝送線路L1を介して同図および図1のシステム構成図に示す玄関子機1とへの給電が停止された停電状態となり、この停電状態を電源監視ラインL2を検出したCPU27は、バックアップ電池25から放電させた直流電源、すなわち、上述の通電時に予め蓄電されていた直流電源を上述のオン状態の第1のトランジスタ31aを介してCPU27と、時計29と、オン状態の第2のトランジスタ31bを介してメモリ30とへそれぞれ動作電源として電源供給するとともに、停電により電源部24からの給電がバックアップ電池25からの電源供給に切り替えられた停電時刻を時計29から読み取り、この停電時刻をメモリ30に記憶させることができる。
なお、上述の停電時において、図3の回路ブロック図に示す居室親機2bのバックアップ電池25から放電された直流電源は、逆流防止ダイオード26の作用により電源部24へと電源供給されることはない。
また、上述の停電時において、図3の回路ブロック図に示す居室親機2bの電源部24からの給電をバックアップ電池25からの電源供給に切り替え、時計29から読み取った停電時刻をメモリ30に記憶させたCPU27は、第1、第2の各トランジスタ31a、31bをオフ状態に切り替えることにより、バックアップ電池25からCPU27、メモリ30への電源供給ラインがそれぞれ遮断されることにより、商用電源(AC100V)からの通電が遮断された停電時に電源供給を行うバックアップ電池25の消耗が防止される。
さらに、上述の通電時において、玄関に居る来訪者が住戸内に在室中の居住者を呼び出して通話を成立させるための動作は、第1の構成例としての居室親機2aを適用させた場合の通電時の動作と同様であることから説明は省略する。
次に、上述の停電が終了した停電終了時において、図3の回路ブロック図に示す居室親機2bのCPU27は、電源監視ラインL2を介して接続された電源部24が停電状態から通電状態に復旧したことを検出し、CPU27、時計29、メモリ30の構成各部へそれぞれ動作電源を電源供給する給電元をバックアップ電池25から電源部24に切り替えるように制御するとともに、停電終了時刻を時計29から読み取り、この録画終了時刻をメモリ30に記憶させ、停電復旧後においてメモリ30から読み出した停電時刻および停電終了時刻をモニタ23に表示させて住戸内に在室中の居住者に報知することができる。これにより、住戸内に在室中の居住者にとっては、停電時における録画機能の動作停止時間の確認、すなわち、来訪者が居たのにも拘わらず停電によりメモリ30に録画されなかった可能性のある時間の確認が容易となる。
なお、本発明の実施例による録画機能付インターホン装置において、第2の構成例としての居室親機2bを適用するにあたり、バックアップ電池25からCPU27、メモリ30へのそれぞれの電源供給ラインをCPU27の制御により形成/遮断するために第1、第2の2つのトランジスタ31a、31bを適用したが、当該トランジスタは2つに限定されず、何れか一方のトランジスタのみを適用し、そのトランジスタのエミッタをバックアップ電池25および逆流防止ダイオード26に、コレクタをCPU27およびメモリ30に、ベースをCPU27にそれぞれ接続させた場合でも、上述の実施例と同様な効果を奏する。
また、本発明の実施例による録画機能付インターホン装置においては、第2の構成例としての居室親機2bを適用するにあたり、バックアップ電池25からCPU27、メモリ30へのそれぞれの電源供給ラインをCPU27の制御により形成/遮断するために第1、第2の2つのトランジスタ31a、31bを適用したが、第1のトランジスタ31aを削除して逆流防止ダイオード26とCPU27とを直接接続し、停電時においてCPU27の動作をスリープモード等の低消費電力動作に遷移させた場合でも、上述の実施例と同様な効果を奏する。
また、本発明の実施例による録画機能付インターホン装置においては、第1、第2の各構成例としての居室親機2a、2bの通話部として居住者が来訪者との間で通話を成立させるために使用する親機スピーカ20、親機マイク21、通話ボタン22からなる拡声通話部を適用させたが、当該通話部はこれに限定されず、親機スピーカ20では呼出音のみを放音させ、居住者が来訪者との間でハンドセット通話を成立させるために使用するハンドセットからなるハンドセット通話部も好適とされる。
1……玄関子機
11……カメラ
2a、2b……居室親機
23……モニタ
24……電源部
25……バックアップ電池
27……CPU
29……時計
30……メモリ
11……カメラ
2a、2b……居室親機
23……モニタ
24……電源部
25……バックアップ電池
27……CPU
29……時計
30……メモリ
Claims (5)
- 玄関に設置されたカメラ(11)を有する玄関子機(1)から住戸内に設置されたモニタ(23)を有する居室親機(2a、2b)を呼び出し、前記カメラにて撮像された来訪者の映像を前記居室親機に録画し、前記玄関子機および前記居室親機の間で前記来訪者の映像を前記モニタに出画しながら通話を行う録画機能付インターホン装置であって、
前記居室親機は、前記居室親機および前記玄関子機に給電するための電源部(24)と、前記電源部から蓄電されて停電時に前記電源部からの給電に代えて電源供給を行うためのバックアップ電池(25)と、通電時には前記電源部、停電時には前記バックアップ電池からそれぞれ電源供給され前記電源部を電源監視ライン(L2)を介して監視するためのCPU(27)と、時刻を特定するための時計(29)および前記CPUの監視により前記停電時に前記電源部からの電源供給が停止された停電時刻と停電終了時に前記電源部からの電源供給が復旧した停電終了時刻とを前記時計から読み取り記憶するためのメモリ(30)と、停電復旧後に、前記メモリに記憶された前記停電時刻および前記停電終了時刻を表示するための前記モニタとを備えたことを特徴とする録画機能付インターホン装置。 - 前記CPUは、前記メモリが前記停電時刻を記憶した後、スリープモード等の低消費電力動作に遷移して前記バックアップ電池の消耗を防止するための機能を有するものであることを特徴とする請求項1記載の録画機能付インターホン装置。
- 前記CPUは、前記メモリが前記停電時刻を記憶した後、動作を停止させて前記バックアップ電池の消耗を防止するための機能を有するものであることを特徴とする請求項1記載の録画機能付インターホン装置。
- 前記CPUは、前記メモリが前記停電時刻を記憶した後、前記CPUおよび前記メモリへの電源供給を停止させて前記バックアップ電池の消耗を防止するための機能を有するものであることを特徴とする請求項1記載の録画機能付インターホン装置。
- 前記CPUは、前記メモリが前記停電時刻を記憶した後、前記メモリへの電源供給を停止させて前記バックアップ電池の消耗を防止するための機能を有するものであることを特徴とする請求項1記載の録画機能付インターホン装置。
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JP2009530882A (ja) * | 2006-03-14 | 2009-08-27 | ウニベルシダ デ サラゴサ | 住宅及び保護−介護環境、事務所等用デジタル通信システム |
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