第1の発明は、機器に関する機器情報を収集する情報送受信部と外部記憶媒体を読み込むことが可能な読取部を備えた情報端末装置と、前記情報端末装置との間で送受信可能な情報処理サーバ装置および通信装置と、前記情報端末装置と前記情報処理サーバ装置とを接続するデータ通信回線網とデータ通信処理装置と、前記情報端末装置と外部電話へ通信可能な音声通信回線網と音声通信処理装置とを備え、前記外部記憶媒体を用いて前記情報端末装置を起動した時に専用メニューを表示し、前記情報端末装置のメンテナンスを行うことを特徴とする情報システムを提供するものである。
これによって、情報端末装置にコンピュータを用いずに外部記憶媒体を用いることによって、メンテナンスを容易に行うことができ、メンテナンスの効率を向上させることができ、情報端末装置の使用の利便性、信頼性を高めるものである。従って、情報端末装置のメンテナンスを容易に確実に効率良く行うことができるものである。
第2の発明は、機器に関する機器情報を収集する情報送受信部と外部記憶媒体を読み込むことが可能な読取部を備えた情報端末装置と、前記情報端末装置との間で送受信可能な情報処理サーバ装置および通信装置と、前記情報端末装置と前記情報処理サーバ装置とを接続するデータ通信回線網とデータ通信処理装置と、前記情報端末装置と外部電話へ通信可能な音声通信回線網と音声通信処理装置とを備え、前記外部記憶媒体を用いて前記情報端末装置を起動した時に専用メニューを表示し、前記情報端末装置の音声部、情報を保存している情報処理部、情報送受信部のメンテナンスを行うことを特徴とする情報システムを提供するものである。
これによって、情報端末装置にコンピュータを用いずに外部記憶媒体を用いることによって、メンテナンスを容易に行うことができ、特にログファイルの確認・保存を現地で行うことができるので、メンテナンスの効率を向上させることができ、情報端末装置の使用の利便性、信頼性を高めるものである。従って、情報端末装置のメンテナンスを容易に確実に効率良く行うことができるものである。
第3の発明は、機器に関する機器情報を収集する情報送受信部と、外部記憶媒体を読み込むことが可能な読取部と、前記情報処理サーバ装置と前記情報端末装置との間で情報の送受信を行うためのデータ通信回線網およびデータ通信処理部と、前記情報端末装置から外部電話へ通信可能な音声通信回線網および音声通信処理部と、前記外部記憶媒体を用いて前記情報端末装置を起動した時専用メニューを表示し、前記情報端末装置のメンテナンスを行う情報処理部を備えてなる情報端末装置を提供するものである。
これによって、情報端末装置にコンピュータを用いずに外部記憶媒体を用いることによって、メンテナンスを容易に行うことができ、メンテナンスの効率を向上させることができ、情報端末装置の使用の利便性、信頼性を高めるものである。従って、情報端末装置のメンテナンスを容易に確実に効率良く行うことができるものである。
第4の発明は、機器に関する機器情報を収集する情報送受信部と、外部記憶媒体を読み込むことが可能な読取部と、前記情報処理サーバ装置と前記情報端末装置との間で情報の送受信を行うためのデータ通信回線網およびデータ通信処理部と、前記情報端末装置から外部電話へ通信可能な音声通信回線網および音声通信処理部と、前記外部記憶媒体を用いて前記情報端末装置を起動した時専用メニューを表示し、前記情報端末装置のメンテナンスを行う音声部、情報を保存している情報処理部、および情報送受信部を備えてなる情報端末装置を提供するものである。
これによって、情報端末装置にコンピュータを用いずに外部記憶媒体を用いることによって、メンテナンスを容易に行うことができ、特にログファイルの確認・保存を現地で行うことができるので、メンテナンスの効率を向上させることができ、情報端末装置の使用の利便性、信頼性を高めるものである。従って、情報端末装置のメンテナンスを容易に確実に効率良く行うことができるものである。
第5の発明は、前記外部記憶媒体を用いて前記情報端末装置を起動するステップと、専用メニューを表示するステップと、前記情報端末装置のメンテナンスを行うステップを備えてなる制御方法を提供するものである。
これによって、情報端末装置にコンピュータを用いずに外部記憶媒体を用いることによって、メンテナンスを容易に行うことができ、メンテナンスの効率を向上させることができ、情報端末装置の使用の利便性、信頼性を高めるものである。従って、情報端末装置のメンテナンスを容易に確実に効率良く行うことができるものである。
第6の発明は、前記外部記憶媒体を用いて前記情報端末装置を起動するステップと、専用メニューを表示するステップと、前記情報端末装置の音声部の制御を行うステップを備えてなる制御方法を提供するものである。
これによって、情報端末装置にコンピュータを用いずに外部記憶媒体を用いることによって、メンテナンスを容易に行うことができ、特に情報端末装置の音声制御を現地で行うことができるので、メンテナンスの効率を向上させることができ、情報端末装置の使用の利便性、信頼性を高めるものである。従って、情報端末装置のメンテナンスを容易に確実に効率良く行うことができるものである。
第7の発明は、前記外部記憶媒体を用いて前記情報端末装置を起動するステップと、専用メニューを表示するステップと、前記情報端末装置の初期化を行うステップを備えてなる制御方法を提供するものである。
これによって、情報端末装置にコンピュータを用いずに外部記憶媒体を用いることによって、メンテナンスを容易に行うことができ、特に出荷時の状態に戻す初期化を現地で行うことができるので、メンテナンスの効率を向上させることができ、情報端末装置の使用の利便性、信頼性を高めるものである。従って、情報端末装置のメンテナンスを容易に確実に効率良く行うことができるものである。
第8の発明は、前記外部記憶媒体を用いて前記情報端末装置を起動するステップと、専用メニューを表示するステップと、情報端末装置のログを管理または保存するステップを備えてなる制御方法を備えてなる制御方法を提供するものである。
これによって、情報端末装置にコンピュータを用いずに外部記憶媒体を用いることによって、メンテナンスを容易に行うことができ、特にログファイルの確認・保存を現地で行うことができるので、メンテナンスの効率を向上させることができ、情報端末装置の使用の利便性、信頼性を高めるものである。従って、情報端末装置のメンテナンスを容易に確実に効率良く行うことができるものである。
第9の発明は、前記外部記憶媒体を用いて前記情報端末装置を起動するステップと、専用メニューを表示するステップと、前記情報端末装置の設定条件の表示を行うステップを備えてなる制御方法を提供するものである。
これによって、情報端末装置にコンピュータを用いずに外部記憶媒体を用いることによって、メンテナンスを容易に行うことができ、特に設定条件の確認・保存を現地で行うことができるので、メンテナンスの効率を向上させることができ、情報端末装置の使用の利便性、信頼性を高めるものである。従って、情報端末装置のメンテナンスを容易に確実に効率良く行うことができるものである。
第10の発明は、前記外部記憶媒体を用いて前記情報端末装置を起動するステップと、専用メニューを表示するステップと、前記情報端末装置の故障診断を行うステップを備えてなる制御方法を提供するものである。
これによって、情報端末装置にコンピュータを用いずに外部記憶媒体を用いることによって、メンテナンスを容易に行うことができ、特に情報端末装置の故障診断を現地で行うことができるので、メンテナンスの効率を向上させることができ、情報端末装置の使用の利便性、信頼性を高めるものである。従って、情報端末装置のメンテナンスを容易に確実に効率良く行うことができるものである。
第11の発明は、前記外部記憶媒体を用いて前記情報端末装置を起動するステップと、専用メニューを表示するステップと、前記情報端末装置のバージョンアップを行うステップを備えてなる制御方法を提供するものである。
これによって、情報端末装置にコンピュータを用いずに外部記憶媒体を用いることによって、メンテナンスを容易に行うことができ、特に情報端末装置のソフトウエアのバージョンアップを現地で行うことができるので、メンテナンスの効率を向上させることができ、情報端末装置の使用の利便性、信頼性を高めるものである。従って、情報端末装置のメンテナンスを容易に確実に効率良く行うことができるものである。
第12の発明は、前記外部記憶媒体を用いて前記情報端末装置を起動するステップと、専用メニューを表示するステップと、前記情報端末装置のメモリーのバックアップを行うステップを備えてなる制御方法を提供するものである。
これによって、情報端末装置にコンピュータを用いずに外部記憶媒体を用いることによって、メンテナンスを容易に行うことができ、特に情報端末装置にそれまで保存された全ての情報のバックアップを現地で行うことができるので、メンテナンスの効率を向上させることができ、情報端末装置の使用の利便性、信頼性を高めるものである。従って、情報端末装置のメンテナンスを容易に確実に効率良く行うことができるものである。
第13の発明は、前記外部記憶媒体を用いて前記情報端末装置を起動するステップと、専用メニューを表示するステップと、前記情報端末装置の電話発呼を行うステップを備えてなる制御方法を提供するものである。
これによって、情報端末装置にコンピュータを用いずに外部記憶媒体を用いることによって、メンテナンスを容易に行うことができ、特に電話発呼の確認を現地で行うことができるので、メンテナンスの効率を向上させることができ、情報端末装置の使用の利便性、信頼性を高めるものである。従って、情報端末装置のメンテナンスを容易に確実に効率良く行うことができるものである。
第14の発明は、前記外部記憶媒体を用いて前記情報端末装置を起動するステップと、専用メニューを表示するステップと、前記情報端末装置の無線通信の使用周波数を調整するステップを備えてなる制御方法を提供するものである。
これによって、情報端末装置にコンピュータを用いずに外部記憶媒体を用いることによって、メンテナンスを容易に行うことができ、特に無線通信の調整を現地で行うことができるので、メンテナンスの効率を向上させることができ、情報端末装置の使用の利便性、信頼性を高めるものである。従って、情報端末装置のメンテナンスを容易に確実に効率良く行うことができるものである。
第15の発明は、前記外部記憶媒体を用いて前記情報端末装置を起動させて、専用メニューを表示させ、前記情報端末装置のメンテナンスモードを機能させるためのプログラムを提供するものである。
これによって、情報端末装置にコンピュータを用いずに外部記憶媒体を用いることによって、メンテナンスを容易に行うことができ、メンテナンスの効率を向上させることができ、情報端末装置の使用の利便性、信頼性を高めるものである。従って、情報端末装置のメンテナンスを容易に確実に効率良く行うことができるものである。
またプログラムであるので汎用コンピュータや情報端末機器を用いて本発明の情報システムの一部あるいは全てを容易に実現することができる。また記録媒体に記録したり通信回線を用いてプログラムを配信したりすることでプログラムの配布やインストール作業が簡単にできる。
以上のような構成とすることにより、本発明によれば、家庭内において各機器と無線通信が可能で、外部記憶媒体を読み込むことが可能な読取部を備え、データ通信回線網によって情報処理サーバ装置と常時接続されており、かつ音声通信回線網によって外部電話と通信が可能な情報端末装置において、まず情報端末装置に外部記憶媒体を用いて、その外部記憶媒体に保存されているソフトウエアによって情報端末装置を起動させ、その情報端末装置専用のメンテナンスモードの表示を行い、このモードで一連のメンテナンスを行い、情報端末装置のメンテナンスの利便性を高めるようにしたものである。また、このメンテナンスモードにおいては情報端末装置のログファイルの保存、出荷時の状態に戻す初期化、音声を完全消音させる機能等があり、これらのメンテナンスモードによって非常に効率良く、メンテナンスをできるようにしたものである。
さらに、メンテナンス業者が情報端末装置のメンテナンスを、情報端末装置の設置してある場所で容易に効率よく行うことができ、またさまざまなメンテナンスモードがあるので情報端末装置の故障診断や初期状態復帰を容易に行うことができ、情報端末装置の使用の利便性、信頼性を高めることができるものである。
従って、情報端末装置のメンテナンスを容易に行うことができ、メンテナンスの効率を向上させることができ、情報端末装置の使用の利便性、信頼性を高めるものである。従って、情報端末装置のメンテナンスを容易に確実に効率良く行うことができるものである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における情報システムのシステム全体を概略的に示す構成説明図を示すものである。以下に本実施の形態における構成を説明する。
図1に示す本実施の形態のシステムは、各家庭100に設置される冷蔵庫15、エアコン16等の家電機器と人感センサ17や開閉センサ18等のセンサ機器を無線通信によって接続した情報端末装置1と、外部記憶媒体を読み込むための読取部5、情報端末装置1を外部と接続するためのデータ通信処理装置2、外部の電話と接続するための音声通信処理装置3、回線接続手段4、外部のネットワークである宅外回線網12、電話等の外部の通信装置11、情報処理サーバ装置10とから成る。この時の情報端末装置1の通信回線網は電話回線網である音声通信回線網14と情報通信回線網であるデータ通信回線網13とから成っている。
本情報システムは、各家電機器等と無線通信によって接続されており、各機器からの情報収集を行い、各機器へのデータ送信を行う。これらの収集された情報や入力部によって入力されたデータ等を処理し、データ通信処理装置、回線接続手段および宅外回線網を経由して外部にあるセンターサーバ装置および通信装置と送受信することができるものである。
具体的には、通信機器の送受信は、アナログ電話回線網を用いて回線接続手段であるモデム、スプリッター等を介してISP(インターネットサービスプロバイダ)にダイヤルアップ接続(PPP接続)し、そこから宅外回線網(WEB)を通じてセンターサーバ装置にTCP/IP接続することができるものである。また、別のブロードバンドであるADSL回線網を用いてデータ通信処理装置、回線接続手段を介して直接にセンターサーバ装置にADSL接続することもできるものである。さらに、通信機器の送受信の接続回線網はFTTHのような光ファイバー網でもよい。
また、端末機器は給湯器、温水利用システム、ガスメータ、電力メータ、水道メータ等でもよい。
このような情報システムのメンテナンスにおいて、情報端末装置に外部記憶媒体を用いて、その外部記憶媒体に保存されているソフトウエアによって情報端末装置を起動させ、その情報端末装置専用のメンテナンスモードの表示を行い、このモードで一連のメンテナンスを行い、情報端末装置のメンテナンスの利便性を高めることができる。
さらに、メンテナンス業者が情報端末装置のメンテナンスを、情報端末装置の設置してある場所で容易に効率よく行うことができ、また情報端末装置の故障診断やログファイル管理、初期状態復帰を容易に行うことができ、情報端末装置の使用の利便性、信頼性を高めることができる。
以上のような構成とすることにより、本発明によれば、情報端末装置にコンピュータを用いずに外部記憶媒体を用いることによって、メンテナンスを容易に行うことができ、メンテナンスの効率を向上させることができるものである。従って、情報端末装置のメンテナンスを容易に確実に効率良く行うことができ、システムの信頼性を確実に向上させることができる。
次に本実施の形態の情報端末装置について図面を参照しながら説明する。図2は本発明の第1の実施の形態で用いる情報端末装置の機能ブロック図を示すものである。以下に本実施の形態における構成を説明する。
図2に示す本実施の形態の情報端末装置1は、データ通信処理部23、音声通信処理部24、情報処理部25、情報収集部26、情報送信部27、情報送受信部28、外部記憶媒体読取部30とから構成されている。本情報端末装置1は、各家電機器等と無線通信29によって接続されており、各機器からの情報収集を情報収集部26によって行い、各機器へのデータ送信を情報送信部27によって行う。これらの収集された情報等は情報処理部25によって処理し、データ通信処理部23を用いて、回線接続手段3を経由して外部に送受信することができる。この時の通信回線網はADSL等のデータ通信回線網20である。
また、情報送受信部28を用いてセンサ機器からの情報を送受信した後、そのセンサからの異常緊急情報を情報処理部25で処理し、外線電話に電話をかけ音声通信処理部24を用いて外線電話と通信を行う。
このような情報端末装置のメンテナンスにおいて、情報端末装置に外部記憶媒体を用いて、その外部記憶媒体に保存されているソフトウエアによって情報端末装置を起動させ、その情報端末装置専用のメンテナンスモードの表示を行い、このモードで一連のメンテナンスを行い、情報端末装置のメンテナンスの利便性を高めることができる。
さらに、メンテナンス業者が情報端末装置のメンテナンスを、情報端末装置の設置してある場所で容易に効率よく行うことができ、また情報端末装置の故障診断やログファイル管理、初期状態復帰を容易に行うことができ、情報端末装置の使用の利便性、信頼性を高めることができる。
具体的には、小型のカード型の外部記憶媒体の中には専用メニューやメンテナンスをするためのプログラムが書き込まれており、この外部記憶媒体の読取部を情報端末装置に設置しておき、この外部記憶媒体を情報端末装置1の外部記憶媒体読取部30に挿入し起動を行うことによって、この外部記憶媒体から起動を行い、メンテナンスモードを立ち上げることができ、メンテナンス用の専用メニューが表示され、その場で情報端末装置のメンテナンスを行うことができる。
以上のような構成とすることにより、本発明によれば、情報端末装置にコンピュータを用いずに外部記憶媒体を用いることによって、メンテナンスを容易に行うことができ、メンテナンスの効率を向上させることができるものである。従って、情報端末装置のメンテナンスを容易に確実に効率良く行うことができ、システムの信頼性を確実に向上させることができる。
(実施の形態2)
以下に本実施の形態における構成を説明する。
本実施の形態のシステムは、図1と同様に、各家庭100に設置される冷蔵庫15、エアコン16等の家電機器と人感センサ17や開閉センサ18等のセンサ機器を無線通信によって接続した情報端末装置1と、外部記憶媒体を読み込むための読取部5、情報端末装置1を外部と接続するためのデータ通信処理装置2、外部の電話と接続するための音声通信処理装置3、回線接続手段4、外部のネットワークである宅外回線網12、電話等の外部の通信装置11、情報処理サーバ装置10とから成る。この時の情報端末装置1の通信回線網は電話回線網である音声通信回線網14と情報通信回線網であるデータ通信回線網13とから成っている。
本情報システムは、各家電機器等と無線通信によって接続されており、各機器からの情報収集を行い、各機器へのデータ送信を行う。これらの収集された情報や入力部によって入力されたデータ等を処理し、データ通信処理装置、回線接続手段および宅外回線網を経由して外部にあるセンターサーバ装置および通信装置と送受信することができるものである。
また、端末機器は給湯器、温水利用システム、ガスメータ、電力メータ、水道メータ等でもよい。
このような情報システムのメンテナンスにおいて、情報端末装置に外部記憶媒体を用いて、その外部記憶媒体に保存されているソフトウエアによって情報端末装置を起動させ、その情報端末装置専用のメンテナンスモードの表示を行い、このモードで情報端末装置の音声部、メモリー部、情報送受信部のメンテナンスを行い、情報端末装置のメンテナンスの利便性を高めることができる。
具体的には、情報端末装置からの音声を切ったり入れたりすることができたり、メモリー内の設定条件を外部記憶媒体に保存したり、情報送受信部の故障診断を行い、その故障に関するログファイルを管理・保存することができる。例えば、情報処理部から無線通信処理部である情報送受信部へ情報を送信し、それに対する返答を情報処理部が正確に得られれば情報送受信部は正常であると判断し、正確に得られなければ異常と判断する。この時のログファイルを保存することによって、情報端末装置の故障修理を行いやすくすることができる。
さらに、メンテナンス業者が情報端末装置のメンテナンスを、情報端末装置の設置してある場所で容易に効率よく行うことができ、また情報端末装置の故障診断やログファイル管理、初期状態復帰を容易に行うことができ、情報端末装置の使用の利便性、信頼性を高めることができる。
以上のような構成とすることにより、本発明によれば、情報端末装置にコンピュータを用いずに外部記憶媒体を用いることによって、メンテナンスを容易に行うことができ、特にログファイルの管理・保存等を行い、メンテナンスの効率を向上させることができるものである。従って、情報端末装置のメンテナンスを容易に確実に効率良く行うことができ、システムの信頼性を確実に向上させることができる。
次に本実施の形態の情報端末装置について図面を参照しながら説明する。図3は本発明の第2の実施の形態で用いる情報端末装置の機能ブロック図を示すものである。以下に本実施の形態における構成を説明する。
図3に示す本実施の形態の情報端末装置1は、データ通信処理部23、音声通信処理部24、情報処理部25、情報収集部26、情報送信部27、情報送受信部28、外部記憶媒体読取部30、音声部31とから構成されている。本情報端末装置1は、各家電機器等と無線通信29によって接続されており、各機器からの情報収集を情報収集部26によって行い、各機器へのデータ送信を情報送信部27によって行う。これらの収集された情報等は情報処理部25によって処理し、データ通信処理部23を用いて、回線接続手段3を経由して外部に送受信することができる。この時の通信回線網はADSL等のデータ通信回線網20である。
また、情報送受信部28を用いてセンサ機器からの情報を送受信した後、そのセンサからの異常緊急情報を情報処理部25で処理し、外線電話に電話をかけ音声通信処理部24を用いて外線電話と通信を行う。この時、音声部31から警報を発生したり、外部からの声を出したりすることができる。
このような情報端末装置のメンテナンスにおいて、情報端末装置に外部記憶媒体を用いて、その外部記憶媒体に保存されているソフトウエアによって情報端末装置を起動させ、その情報端末装置専用のメンテナンスモードの表示を行い、このモードで音声部、メモリー部、情報送受信部のメンテナンスを行い、情報端末装置のメンテナンスの利便性を高めることができる。
さらに、メンテナンス業者が情報端末装置のメンテナンスを、情報端末装置の設置してある場所で容易に効率よく行うことができ、また情報端末装置の故障診断やログファイル管理、初期状態復帰を容易に行うことができ、情報端末装置の使用の利便性、信頼性を高めることができる。
具体的には、小型のカード型の外部記憶媒体の読取部を情報端末装置に設置しておき、この外部記憶媒体を情報端末装置に挿入し、起動を行うことによってメンテナンスモードを立ち上げることができ、その場で情報端末装置のメンテナンスを行うことができる。例えば、情報端末装置からの音声を完全に切りにしたり、情報端末装置に保存されている設定情報や機器情報等の全ての情報を外部記憶媒体に保存したり、情報送受信部の故障を診断して、その時のログファイルを保存することによって、効率的なメンテナンスを行うことができる。
以上のような構成とすることにより、本発明によれば、情報端末装置にコンピュータを用いずに外部記憶媒体を用いることによって、メンテナンスを容易に行うことができ、メンテナンスの効率を向上させることができるものである。従って、情報端末装置のメンテナンスを容易に確実に効率良く行うことができ、システムの信頼性を確実に向上させることができる。
次に、本実施の形態の制御方法について図面を参照しながら説明する。図4は同実施の形態に係るシステムの処理手順を示すフローチャートを示すものである。以下に本実施の形態における構成フローを説明する。
まず、情報端末装置において外部記憶媒体を挿入することができるカードスロット読取部30に、外部記憶媒体例えばSDカードを挿入する(ステップS1)。挿入した後、情報端末装置を再起動する(ステップS2)。そうすると、外部記憶媒体に書き込まれているメンテナンス用のソフトウエアによって、情報端末装置が起動し、画面にメンテナンス専用のメニューが表示される(ステップS3)。次に、このメンテナンスの専用メニューを用いて、情報端末装置のメンテナンスを行う(ステップS4)。一連のメンテナンス作業が終了すると、情報端末装置の読取部から外部記憶媒体を取り外し(ステップS5)、情報端末装置を再起動する(ステップS6)。そうすると、情報端末装置の画面上にいつものトップメニューが表示される。
これによって、メンテナンス業者が情報端末装置のメンテナンスを、情報端末装置の設置してある場所で容易に効率よく行うことができ、またさまざまなメンテナンスモードがあるので情報端末装置の故障診断や初期状態復帰を容易に行うことができ、情報端末装置の使用の利便性、信頼性を高めることができるものである。
また、情報端末装置にコンピュータを用いずに外部記憶媒体を用いることによって、メンテナンスを容易に行うことができ、特にログファイルの確認・保存を現地で行うことができるので、メンテナンスの効率を向上させることができるものである。従って、情報端末装置のメンテナンスを容易に確実に効率良く行うことができる。
(実施の形態3)
次に、実施の形態3の制御方法について図面を参照しながら説明する。図5は同実施の形態に係るシステムの処理手順を示すフローチャートを示すものである。以下に本実施の形態における構成フローを説明する。
まず、情報端末装置において外部記憶媒体を挿入することができるカードスロット読取部に、外部記憶媒体例えばSDカードを挿入する(ステップS11)。挿入した後、情報端末装置を再起動する(ステップS12)。そうすると、外部記憶媒体に書き込まれているメンテナンス用のソフトウエアによって、情報端末装置が起動し、画面にメンテナンス専用のメニューが表示される(ステップS13)。次に、このメンテナンスの専用メニューを用いて、情報端末装置のメンテナンスを行う。
メンテナンスメニューには情報端末装置の音声を入り切りする機能があるので、その機能を使用することによって、情報端末装置からの音声を切ることができる(ステップS14)。次に、情報端末装置の読取部から外部記憶媒体であるSDカードを取り外し(ステップS15)、情報端末装置を再起動する(ステップS16)。そうすると、情報端末装置の画面上にいつものトップメニューが表示され、情報端末装置からは一切の音声を出なくすることができる。このようにすると、センサや家電機器からの誤報も音を発生させることが無いので、メンテナンスを行いやすくなる。
この使い方としては、まずメンテナンスモードで本体音量OFFを設定して、SDカードをぬいて再度情報端末装置に対して通常の起動を行い、メインメニューを表示させた時、この本体音量OFFの設定を覚えこませておいて、情報端末装置の調整や他の機器の調整等を行うことができるというものである。従って、機器の故障や何らかの誤動作によって、情報端末装置からの音声出力を抑制することができ、いかなるメンテナンスも行いやすくすることができる。
これによって、メンテナンス業者が情報端末装置のメンテナンスを、情報端末装置の設置してある場所で容易に効率よく行うことができ、また情報端末装置からの音声を切る機能があるので、家電機器やセンサ機器からの誤報を防止することができ、機器の故障診断を容易に行うことができ、情報端末装置の使用の利便性、信頼性を高めることができるものである。
また、情報端末装置にコンピュータを用いずに外部記憶媒体を用いることによって、メンテナンスを容易に行うことができ、特に情報端末装置の音声切をメンテナンスモードで行うことができるので、機器の故障診断のメンテナンスの効率を向上させることができるものである。従って、情報端末装置のメンテナンスを容易に確実に効率良く行うことができる。
(実施の形態4)
次に、実施の形態4の制御方法について図面を参照しながら説明する。図6は同実施の形態に係るシステムの処理手順を示すフローチャートを示すものである。以下に本実施の形態における構成フローを説明する。
まず、情報端末装置において外部記憶媒体を挿入することができるカードスロット読取部に、外部記憶媒体例えばSDカードを挿入する(ステップS21)。挿入した後、情報端末装置を再起動する(ステップS22)。そうすると、外部記憶媒体に書き込まれているメンテナンス用のソフトウエアによって、情報端末装置が起動し、画面にメンテナンス専用のメニューが表示される(ステップS23)。次に、このメンテナンスの専用メニューを用いて、情報端末装置のメンテナンスを行う。メンテナンスメニューには情報端末装置の状態を出荷時の状態に戻し初期化を行う機能があるので、その機能を使用することによって、情報端末装置の初期化を行うことができる(ステップS24)。次に、情報端末装置の読取部から外部記憶媒体であるSDカードを取り外し(ステップS25)、情報端末装置を再起動する(ステップS26)。そうすると、情報端末装置を出荷時の状態に戻せたので、情報端末装置をサーバへの初期登録から行うことができる。このようにすると、全ての機器のエラーや情報端末装置のエラーを消去することができ、初期状態から情報端末装置を使用することができる。
この初期化は、メモリーを出荷時の状態に戻すものであり、メモリー内のユーザー情報の削除、ネットワーク設定情報をデフォルトにもどす、情報端末装置の設定をデフォルトにもどす、機器登録情報の削除、センサの設定をデフォルトにもどす、報知履歴情報・ログファイルの削除、家電機器のダウンロードデータの削除、設定データの削除等を行うことである。
これによって、メンテナンス業者が情報端末装置のメンテナンスを、情報端末装置の設置してある場所で容易に効率よく行うことができ、また情報端末装置を初期化する機能があるので、情報端末装置を初期登録から行い、故障診断を容易に行うことができ、情報端末装置の使用の利便性、信頼性を高めることができるものである。
また、情報端末装置にコンピュータを用いずに外部記憶媒体を用いることによって、メンテナンスを容易に行うことができ、特に情報端末装置の初期化をメンテナンスモードで容易に行うことができるので、情報端末装置の故障診断のメンテナンスの効率を向上させることができるものである。従って、情報端末装置のメンテナンスを容易に確実に効率良く行うことができる。
(実施の形態5)
次に、実施の形態5の制御方法について図面を参照しながら説明する。図7は同実施の形態に係るシステムの処理手順を示すフローチャートを示すものである。以下に本実施の形態における構成フローを説明する。
まず、情報端末装置において外部記憶媒体を挿入することができるカードスロット読取部に、外部記憶媒体、例えばSDカードを挿入する(ステップS31)。挿入した後、情報端末装置を再起動する(ステップS32)。そうすると、外部記憶媒体に書き込まれているメンテナンス用のソフトウエアによって、情報端末装置が起動し、画面にメンテナンス専用のメニューが表示される(ステップS33)。次に、このメンテナンスの専用メニューを用いて、情報端末装置のメンテナンスを行う。メンテナンスメニューには情報端末装置の故障診断を行う機能があるので、その機能を使用することによって、情報端末装置のハードの故障箇所の把握やセンター通信処理部、無線通信処理部の故障の調査を行うことができる(ステップS34)。次に、情報端末装置のログファイルの確認を行い、それらログファイルをSDカードに保存することができる(ステップS35)。情報端末装置の読取部から外部記憶媒体であるSDカードを取り外し(ステップS36)、情報端末装置を再起動する(ステップS37)。そうすると、情報端末装置の画面上にいつものトップメニューが表示される。
例えば、センター通信の故障診断においては、任意のIPアドレスを取得可能かをチェックする、DNSのIPアドレスの表示、デフォルトゲートウエイのIPアドレスの表示、DHCPサーバのIPアドレスの表示、情報端末装置のIPアドレスの表示、サーバのIPアドレスの表示等を行う。
また、エラーログファイルの一覧表示では年月日、時刻、エラーNo、メッセージ内容、原因を表示する。時系列で新しいものから50件を表示する。
これによって、メンテナンス業者が情報端末装置のメンテナンスを、情報端末装置の設置してある場所で容易に効率よく行うことができ、また情報端末装置の故障診断を行う機能があるので、情報端末装置のハードの故障箇所の調査を行い、通信処理部の故障の有無を調べることができ、情報端末装置の使用の利便性、信頼性を高めることができるものである。
また、情報端末装置にコンピュータを用いずに外部記憶媒体を用いることによって、メンテナンスを容易に行うことができ、特に情報端末装置のログファイルを管理・保存することができるので、情報端末装置の故障診断のメンテナンスの効率を向上させることができるものである。従って、情報端末装置のメンテナンスを容易に確実に効率良く行うことができる。
(実施の形態6)
次に、実施の形態6の制御方法について説明する。以下に本実施の形態における構成フローを説明する。
まず、情報端末装置において外部記憶媒体を挿入することができるカードスロット読取部に、外部記憶媒体例えばSDカードを挿入する。挿入した後、情報端末装置を再起動する。そうすると、外部記憶媒体に書き込まれているメンテナンス用のソフトウエアによって、情報端末装置が起動し、画面にメンテナンス専用のメニューが表示される。次に、このメンテナンスの専用メニューを用いて、情報端末装置のメンテナンスを行う。メンテナンスメニューには情報端末装置の設定条件を表示する機能があるので、その機能を使用することによって、情報端末装置の現在の顧客情報やネットワーク設定等の設定条件を見ることができる。次に、情報端末装置の読取部から外部記憶媒体であるSDカードを取り外し、情報端末装置を再起動する。そうすると、情報端末装置の画面上にいつものトップメニューが表示される。
例えば、ユーザー情報は、情報端末装置の初期登録を行った時、サーバからダウンロードして表示・保存したお客様情報を表示するものである。
これによって、メンテナンス業者が情報端末装置のメンテナンスを、情報端末装置の設置してある場所で容易に効率よく行うことができ、また情報端末装置の現在の設定条件を全て見ることができるので、設定条件の間違いを容易に見つけることができ、情報端末装置の使用の利便性、信頼性を高めることができるものである。従って、情報端末装置のメンテナンスを容易に確実に効率良く行うことができる。
(実施の形態7)
次に、実施の形態7の制御方法について説明する。以下に本実施の形態における構成フローを説明する。
まず、情報端末装置において外部記憶媒体を挿入することができるカードスロット読取部に、外部記憶媒体例えばSDカードを挿入する。挿入した後、情報端末装置を再起動する。そうすると、外部記憶媒体に書き込まれているメンテナンス用のソフトウエアによって、情報端末装置が起動し、画面にメンテナンス専用のメニューが表示される。次に、このメンテナンスの専用メニューを用いて、情報端末装置のメンテナンスを行う。メンテナンスメニューには情報端末装置のメモリーをバックアップする機能があるので、その機能を使用することによって、情報端末装置のメモリー内の設定条件をSDカードに保存することができる。次に、情報端末装置の読取部から外部記憶媒体であるSDカードを取り外し、情報端末装置を再起動する。そうすると、情報端末装置の画面上にいつものトップメニューが表示される。
これによって、メンテナンス業者が情報端末装置のメンテナンスを、情報端末装置の設置してある場所で容易に効率よく行うことができ、また情報端末装置のメモリー内の設定条件を保存することができるので、再度同じ状態にすることができ、情報端末装置の使用の利便性、信頼性を高めることができるものである。従って、情報端末装置のメンテナンスを容易に確実に効率良く行うことができる。
(実施の形態8)
次に、実施の形態8の制御方法について説明する。以下に本実施の形態における構成フローを説明する。
まず、情報端末装置において外部記憶媒体を挿入することができるカードスロット読取部に、外部記憶媒体、例えばSDカードを挿入する。挿入した後、情報端末装置を再起動する。そうすると、外部記憶媒体に書き込まれているメンテナンス用のソフトウエアによって、情報端末装置が起動し、画面にメンテナンス専用のメニューが表示される。次に、このメンテナンスの専用メニューを用いて、情報端末装置のメンテナンスを行う。メンテナンスメニューには情報端末装置のソフトウエアのバージョンアップを行う機能があるので、その機能を使用することによって、情報端末装置のソフトウエアを最新のものにすることができる。次に、情報端末装置の読取部から外部記憶媒体であるSDカードを取り外し、情報端末装置を再起動する。そうすると、情報端末装置の画面上に最新のトップメニューが表示される。
これによって、メンテナンス業者が情報端末装置のメンテナンスを、情報端末装置の設置してある場所で容易に効率よく行うことができ、また情報端末装置のバージョンアップを容易に行うことができるので、すぐに最新の状態にすることができ、情報端末装置の使用の利便性、信頼性を高めることができるものである。従って、情報端末装置のメンテナンスを容易に確実に効率良く行うことができる。
(実施の形態9)
次に、実施の形態9の制御方法について説明する。以下に本実施の形態における構成フローを説明する。
まず、情報端末装置において外部記憶媒体を挿入することができるカードスロット読取部に、外部記憶媒体、例えばSDカードを挿入する。挿入した後、情報端末装置を再起動する。そうすると、外部記憶媒体に書き込まれているメンテナンス用のソフトウエアによって、情報端末装置が起動し、画面にメンテナンス専用のメニューが表示される。次に、このメンテナンスの専用メニューを用いて、情報端末装置のメンテナンスを行う。メンテナンスメニューには情報端末装置から電話を外部の携帯電話等の通信装置にかける機能があるので、その機能を使用することによって、情報端末装置に登録してある外部の携帯電話に電話をかけることができる。すなわち、登録されている電話番号のリスト表示を行い、それぞれの番号に電話をかけることができる。次に、情報端末装置の読取部から外部記憶媒体であるSDカードを取り外し、情報端末装置を再起動する。そうすると、情報端末装置の画面上にいつものトップメニューが表示される。
これによって、メンテナンス業者が情報端末装置のメンテナンスを、情報端末装置の設置してある場所で容易に効率よく行うことができ、また情報端末装置から電話を外部の携帯電話等の通信装置に容易にかけることができるので、すぐに電話発呼テストをすることができ、情報端末装置の使用の利便性、信頼性を高めることができるものである。従って、情報端末装置のメンテナンスを容易に確実に効率良く行うことができる。
(実施の形態10)
次に、実施の形態10の制御方法について説明する。以下に本実施の形態における構成フローを説明する。
まず、情報端末装置において外部記憶媒体を挿入することができるカードスロット読取部に、外部記憶媒体、例えばSDカードを挿入する。挿入した後、情報端末装置を再起動する。そうすると、外部記憶媒体に書き込まれているメンテナンス用のソフトウエアによって、情報端末装置が起動し、画面にメンテナンス専用のメニューが表示される。次に、このメンテナンスの専用メニューを用いて、情報端末装置のメンテナンスを行う。メンテナンスメニューには情報端末装置の無線通信に使用している周波数の調整を行う機能があるので、その機能を使用することによって、情報端末装置の無線通信での使用周波数を調整することができる。次に、情報端末装置の読取部から外部記憶媒体であるSDカードを取り外し、情報端末装置を再起動する。そうすると、情報端末装置の画面上にいつものトップメニューが表示される。
これによって、メンテナンス業者が情報端末装置のメンテナンスを、情報端末装置の設置してある場所で容易に効率よく行うことができ、また情報端末装置の無線通信の使用周波数を容易に変更することができるので、情報端末装置の使用の利便性、信頼性を高めることができるものである。従って、情報端末装置のメンテナンスを容易に確実に効率良く行うことができる。
なお、今までの実施の形態ではブロードバンドのインターネット回線としてADSLで説明したが、これに限らずアナログ電話網以外のあらゆる通信方式であってもよい。
また、これらの情報端末装置、情報システム、制御方法を情報端末装置の情報処理部で行うためには、情報端末装置内のCPUコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な独自のプログラムが必要である。