JP2005100686A - 誘導灯 - Google Patents

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Abstract


【課題】長期間にわたって理想的な状態で防水構造に保持して、雨水等の浸入を確実に阻止する。点検時には簡単に透明ケースを外して便利に点検でき、しかも点検後に防水構造が低下するのを防止する。簡単な構造で密閉構造として、クリーンルーム内で使用できるよう埃を排出しない防塵構造とする。
【解決手段】誘導灯は、天井に固定される誘導灯本体1と、この誘導灯本体1を収納できる上方開口の透明ケース3と、この透明ケース3を天井に固定する取付台4とを備える。誘導灯本体1は、表示パネル2に誘導表示を設けており、内部には表示パネル2を内面から照射する光源と、この光源を停電時に点灯させる電池駆動の無停電電源回路を内蔵している。誘導灯は、誘導灯本体1の外側に、透明ケース3の上端開口部3Aを取付台4に固定している。
【選択図】図2

Description

本発明は、密閉構造として、クリーンルーム内で使用できるよう埃を排出しない防塵構造、屋外で使用できる防水構造の誘導灯に関する。
誘導灯は、雨水等がかかる場所で使用されることがある。内部に浸入する水は、絶縁を破壊し、あるいは腐食させて故障させる原因となる。この弊害を避けるために、防水構造の誘導灯が開発されている(特許文献1参照)。
特開平9−259616号公報
この公報に記載される誘導灯は、点灯用部品と光源を収納した器具本体の開口側に、透光開口が設けられた枠体を取り付けている。枠体は、透光開口を塞ぐように、器具本体側から装着される透光部材製の表示板を備えている。この誘導灯は、表示板の周端部に、内周側に周溝を形成した防水パッキンを装着すると共に、この防水パッキンを枠体と器具本体の開口周縁部の間で全周にわたって挟持して防水構造としている。この誘導灯は、表示板の周端部に装着された防水パッキンを、器具本体と枠体とで挟着して水密構造とするので、表示板に一般屋内用のものを使用でき、また、防水型でない一般屋内用の誘導灯に使用する電池や誘導灯ブロック等の点灯用部品を使用して防湿、防水性能を確保することができる特長がある。
しかしながら、この誘導灯は、経時的に水密構造が劣化して、内部に雨水等が浸入しやすい欠点がある。それは、枠体と器具本体で挟着される防水パッキンを介して表示板を水密構造に固定しているからである。この構造は、防水パッキンが劣化し、表示板の取り付けが緩み、あるいはまた器具本体の開口部や枠体に歪みが発生すると、枠体と器具本体との間に隙間ができて、この隙間から雨水が浸入する欠点がある。
また、誘導灯は、停電時に光源を点灯する電池等を交換するために、定期的に点検する必要がある。このとき、枠体を器具本体から外し、内部を点検できる状態とする必要がある。点検した後、枠体を器具本体に固定して防水構造とするが、このとき枠体を水密構造で器具本体に固定できないことがある。たとえば防水パッキンが劣化して変形し、あるいは枠体と防水パッキンと表示板との連結位置がずれ、あるいはまた枠体と器具本体で防水パッキンをバランスよく挟持できない場合、枠体と器具本体との間に隙間ができて水が浸入することがある。さらにまた、この誘導灯は枠体の四隅が止ネジで器具本体に連結されるが、この構造は、四隅の止ネジをバランスよくしっかりと器具本体にねじ込む必要がある。四隅の止ネジのねじ込みがアンバランスになると、枠体が歪んで器具本体との間に隙間ができて水密構造にできなくなる。
本発明は、このような欠点を解消することを目的として開発されたもので、本発明の重要な目的は、長期間にわたって理想的な状態で防水構造に保持して、雨水等の浸入を確実に阻止できると共に、点検時には簡単に透明ケースを外して便利に点検でき、しかも点検後に防水構造が低下するのを防止できる防水構造の誘導灯を提供することにある。
さらに、本発明の他の大切な目的は、簡単な構造で密閉構造として、クリーンルーム内で使用できるように埃を排出しない防塵構造の誘導灯を提供することにある。
本発明の誘導灯は、天井に固定される誘導灯本体1と、この誘導灯本体1を収納できる上方開口の透明ケース3と、この透明ケース3を天井に固定する取付台4とを備える。誘導灯本体1は、表示パネル2に誘導表示を設けており、内部には表示パネル2を内面から照射する光源と、この光源を停電時に点灯させる電池駆動の無停電電源回路を内蔵している。誘導灯は、誘導灯本体1の外側に、透明ケース3の上端開口部3Aを取付台4に固定している。
本発明の請求項2の誘導灯は、取付台4が透明ケース3の上端開口部3Aを内側に入れる周壁4Aを有し、透明ケース3が水平方向の外側に突出するフランジ7を有する。この誘導灯は、透明ケース3の上端開口部3Aを周壁4Aの内側に入れて、フランジ7を取付台4の周壁4Aに当接させて、透明ケース3を取付台4に連結している。
本発明の請求項3の誘導灯は、透明ケース3を取付台4に固定する固定枠5を備える。この固定枠5は、透明ケース3を挿通して、フランジ7を係止する開口部5bを有し、固定枠5を取付台4に固定して、固定枠5がフランジ7を係止して、透明ケース3を取付台4に固定している。
本発明の請求項4の誘導灯は、取付台4が、誘導灯本体1を脱着できるように固定する器具取付台12を内部に備えており、誘導灯本体1を器具取付台12に脱着できるように固定している。
本発明の請求項5の誘導灯は、透明ケース3の底面に、誘導灯本体1の底面に設けている点検スイッチ14を押圧して操作する操作ロッド15を上下に移動できるように設けている。
本発明の誘導灯は、通常の誘導灯本体を利用しながら、長期間にわたって理想的な状態で簡単に密閉構造とすることができる。密閉構造であるので、クリーンルームで使用する場合は、誘導灯からの埃の排出を防止、抑制し、また、屋外に使用する場合は、防水構造に保持して、雨水等の浸入を確実に阻止できる特長がある。それは、本発明の誘導灯が、誘導灯本体の外側に透明ケースを配設しており、透明ケースの上端開口部を取付台に固定しているからである。この構造の誘導灯は、誘導灯本体の外側に配設する透明ケースを密閉構造で天井に固定している。この構造は、従来のように多数の止ネジを介して、表面カバーを枠カバーに脱着する密閉構造としないので、表面カバーの連結位置や止ネジのバランス等に左右されることなく、簡単かつ容易に密閉構造とすることができる。このため、本発明の誘導灯は、極めて簡単に透明ケースを脱着してメンテナンスを簡単にし、またメンテナンス後も透明ケースの取り付け状態によって密閉構造が低下することがなく、理想的な状態で密閉できる。
さらにこの構造の誘導灯は、透明ケースを備誘導灯本体に固定することなく取付台で天井に固定するので、誘導灯本体の重量を軽くして誘導灯本体の固定部に大きな重量がかかるのを防止できる特長もある。このことは、誘導灯本体を天井の全ての場所に固定するには好都合である。
さらに、本発明の請求項2の誘導灯は、透明ケースの上端開口部を、取付台に設けた周壁の内側に入れて、透明ケースの水平方向の外側に突出して設けたフランジを取付台の周壁に当接させて、透明ケースを取付台に密閉構造で連結している。このような密閉構造の誘導灯を屋外で使用する場合においては、雨水等が透明ケースに浸入するのを確実に防止できる。それは、雨水等の水が、周壁の下端よりも高い透明ケースの上方開口部を乗り越えて、透明ケースの内側には浸入しないからである。とくに、この構造は、透明ケースを取付台の周壁の内側に入れているので、フランジと周壁とを必ずしも水密構造に連結しないで、すなわち、透明ケースと周壁との間に隙間ができる状態で、透明ケースを防水構造で取付台に固定できる特長もある。この構造は、パッキン等を使用することなく水密構造にできるので、従来のように経時的に水密構造が劣化して、内部に雨水等が浸入するのを有効に防止できる。
密閉構造に不具合が生じたとき、透明ケースの上部開口より、雨水が浸入する可能性があるものの、透明ケースの上方開口である上端開口部が、天井に固定された取付台に固定されているので、雨水が天井に降りかかることは稀であるため、上端開口部より雨水が浸入することは非常に稀となる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するための誘導灯を例示するものであって、本発明は誘導灯を以下のものに特定しない。
さらに、この明細書は、特許請求の範囲を理解し易いように、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請求の範囲」および「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
本発明については、密閉構造であり、クリーンルーム内で使用できる、埃を排出しない防塵構造の誘導灯、屋外で使用できる防水構造の誘導灯等として利用できるが、以下の実施例においては、防止構造の誘導灯を説明する。
図1ないし図3に示す誘導灯は、表示パネル2に誘導表示を設けている誘導灯本体1と、この誘導灯本体1を収納できる上方開口の透明ケース3と、この透明ケース3と誘導灯本体1を天井面に固定する取付台4とを備える。本発明は、誘導灯本体1を透明ケース3に収納して、誘導灯を密閉構造とするものである。したがって、誘導灯本体には、既に実用化されて通常使用されている密閉構造でないものが使用できる。ただ、誘導灯本体には、密閉構造のものが使用できるのはいうまでもない。
誘導灯本体1は、方形枠の両面開口部に表示パネル2を固定しているケース6と、このケース6の内部に設けられて、表示パネル2を内側から照射する光源(図示せず)と、この光源を停電時にも点灯させる電池駆動の無停電電源回路(図示せず)とを内蔵している。さらに、ケース6には、商用電源で常に光源を点灯する常時電源(図示せず)も内蔵している。
表示パネル2は、透光性のプラスチック板で、図に示すように、絵文字の誘導表示を設けている。この表示パネル2は、点検するときに外して内部を開口できるように、方形枠に脱着できるように連結している。誘導表示は、両面の表示パネル2に設けられ、あるいは片方の表示パネルに設けられる。
光源は冷陰極管、蛍光灯、発光ダイオード等で、交換できるようにソケットを介して内部に配置している。
無停電電源回路は、商用電源で充電されて、停電時に電力を供給して光源を点灯させる二次電池と、この二次電池の出力電圧を、光源を点灯できる電圧に変換する電圧変換回路とを内蔵している。冷陰極管や蛍光灯は交流で点灯されるので、これ等の光源を点灯する無停電電源回路は、電池の直流を交流に変換する。発光ダイオードは直流で点灯されるので、電池の電圧を発光ダイオードを点灯できる電圧に変換する。ただ、発光ダイオードは、電池で直接に点灯することもできる。
透明ケース3は、透明プラスチックやガラス等の透明材でもって成形している。透明ケース3は、内部に誘導灯本体1を入れることができる大きさで、上方を開口している箱形に成形している。透明ケース3は、誘導灯本体1をスムーズに出し入れできるように、誘導灯本体1の外形よりも内形を大きくしている。透明ケース3の内形は、好ましくは、誘導灯本体1を非接触状態で収納できる大きさとする。この透明ケース3は、簡単に誘導灯本体1から脱着できる。方形状の箱形である誘導灯本体1を入れてカバーする透明ケース3は、誘導灯本体1よりも大きな方形状の箱形である。ただし、誘導灯本体は、必ずしも方形状の箱形とする必要はないので、透明ケースは誘導灯本体を入れてカバーできる形状に成形される。また、透明ケース3は、誘導灯本体1の表示パネル2が透けて見えればよいので、一部に不透明部分があっても利用できる。
さらに、透明ケース3は、好ましくは、その内側面及び外側面を平滑面とする。この透明ケース3は、内部に配置される誘導灯本体1の表示部分を外部に明確に表示できる特長がある。とくに、外側面を平滑面として、凹凸や段差のない形状とする透明ケース3は、表面に埃や汚れが付着するのを有効に防止できる特長がある。この透明ケース3は、室内で使用する用途においては、表面に埃が堆積するのを防止して埃の発生を極減し、屋外で使用する用途においては、雨水等による汚れの付着を極減できる。ただ、透明ケースは、誘導灯本体の表示パネルを外部から識別できる範囲内であれば、表面に多少は凹凸や段差部があっても支障はない。
透明ケース3は、図4と図5の断面図に示すように、上方開口部3Aを取付台4の周壁4Aの内側に入れて、防水構造で取付台4に固定される。取付台4に連結するために、透明ケース3はフランジ7を有する。フランジ7は、透明ケース3の上端開口部3Aに沿って外側に突出して設けられている。このフランジ7は、図の断面図に示すように、取付台4の周壁4Aに当接されて、透明ケース3が防水構造で取付台4に固定される。
透明ケース3のフランジ7は、固定枠5を介して取付台4に固定される。固定枠5は、金属製で表面塗装したものが利用でき、透明ケース3を挿通できる枠形状、いいかえると、内形を透明ケース3の外形よりも大きくしている枠形状で、その内側に、透明ケース3を挿通してフランジ7を係止できる開口部5bを有する枠形状としている。図4ないし図6に示す固定枠5は、横断面図をL字状に折曲する形状として、曲げ強度を強くしている。この固定枠5は、フランジ7が外側の水平方向に延出する方向と平行な固定面5Aと、固定面5Aの外側縁に連結されて垂直に折曲されている補強リブ部5Bとからなり、固定面5Aが変形されるのを補強リブ部5Bで防止して曲げ強度を強くする。この固定枠5は、曲がらないで、透明ケース3のフランジ7をしっかりと取付台4の周壁4Aに押し付けて固定する。
固定枠5は、止ネジ8を介して取付台4に連結される。図6に示す四角形の固定枠5は、固定面5Aである横枠の幅を広くして、ここに止ネジ8を挿通するネジ孔5aを設けている。このネジ孔5aに止ネジ8を挿通し、止ネジ8を取付台4のネジ孔4aにねじ込んで、固定枠5を取付台4に固定する。
図4と図5に示す透明ケース3は、先端部を周壁4Aの内側に入れて、フランジ7の上部を取付台4の周壁4Aの下端に当接させて、取付台4に防水構造で連結される。この構造は、透明ケース3を取付台4の周壁4Aの内側に入れているので、フランジ7と周壁4Aとを必ずしも水密構造に連結しないで、透明ケース3を防水構造で取付台4に固定できる。それは、雨水等の水が、周壁4Aの下端よりも高い透明ケース3の上方開口部3Aを乗り越えて、透明ケース3の内側には浸入しないからである。したがって、この構造は、透明ケース3と周壁4Aとの間に隙間ができる状態で、透明ケース3を防水構造で取付台4に固定できる。
図4と図5に示す誘導灯は、フランジ7と周壁4Aとの間にパッキン9を挟着している。ここにパッキン9を挟着する構造は、フランジ7と周壁4Aを水密構造で連結できることに加えて、これがフランジ7と周壁4Aに押しつぶされて弾性変形し、フランジ7を均等な押圧力で周壁4Aに密着できる。ただ、フランジと周壁との間には、必ずしもパッキンを挟着する必要はなく、また、パッキンをフランジの全周に挟着する必要もない。フランジも、必ずしも透明ケースの全周に設ける必要はない。ただ、透明ケースの全周に設けているフランジは、透明ケースをしっかりと取付台に固定できる。
取付台4は、ステンレス板等の金属板をプレス加工して製作される。ステンレス板として、SUS304が適している。この取付台4は、腐食に強くて耐久性に優れた特長がある。ただ、取付台4は、メッキした金属板、塗装した金属板、あるいは硬質プラスチックの成形品も使用できる。
取付台4は、外形が略四角形の板状であって、外周に沿って周壁4Aを設けている。周壁4Aは、内側に透明ケース3の上方開口部3Aを挿入できる大きさと形状、すなわち周壁4Aの内形を透明ケース3の外形よりも大きくしている。図の取付台4は、固定枠5を連結する止ネジ8をねじ込むネジ孔4aのある固定台4Bを周壁4Aの外側に設けている。固定台4Bは、横の周壁4Aの両短辺の外側に固定している。固定台4Bは、金属板をコ字状に折曲したもので、周壁4Aの外側に溶接等の方法で固定している。
取付台4は、貫通孔のない形状、あるいは貫通孔4bを設ける形状とすることができる。貫通孔4bのある取付台4は、天井17に固定する状態で、貫通孔4bから水が浸入しないように、図に示すように、クッション層10を介して天井17に密着して固定される。クッション層10は、取付台4と天井17に挟着されて、取付台4の貫通孔4bを水密に閉塞する。クッション層10は、両面に粘着層を有する。このクッション層10は、粘着層を介して、取付台4を天井17に簡単に固定できる。ただし、クッション層10に設けた粘着層で天井17に固定する状態で、止ネジ11をねじ込んで取付台4を天井17に固定することもできる。止ネジ11は、取付台4に設けた貫通孔4cに挿通して、天井17にねじ込まれる。また、粘着層のないクッション層10を天井17と取付台4との間に挟着し、取付台4に挿通する止ネジ11を天井17にねじ込んで、取付台4を天井17に固定することもできる。
図の取付台4は、誘導灯本体1を脱着できるように固定する器具取付台12を内部に備えている。誘導灯本体1は、この器具取付台12に脱着できるように固定される。器具取付台12は、略長方形板状の金属板で、取付台4よりも小さく、止ネジ11を介して取付台4の下面に固定される。器具取付台12は、誘導灯本体1を脱着できるように連結するために、ネジ棒13を固定している。誘導灯本体1は、このネジ棒13にねじ込まれるナット(図示せず)で器具取付台12に脱着できるように連結される。器具取付台12は、防水構造でない誘導灯本体1を天井17に固定している器具取付台をそのまま使用できる。
透明ケース3は、その底面に、誘導灯本体1の底面に設けている点検スイッチ14を押圧して操作する操作ロッド15を上下に移動できるように設けている。操作ロッド15は、誘導灯本体1を覆うように透明ケース3を固定する状態で、点検スイッチ14の真下に位置するように、透明ケース3に固定される。図の操作ロッド15は、透明ケース3に固定している固定筒16に上下に移動できるように挿通している。操作ロッド15は、上下両端に鍔を設けて、固定筒16から抜けない構造としている。操作ロッド15が押し上げられると、上端で点検スイッチ14を押して、点検スイッチ14を切り換える。
以上の構造をしている防水構造の誘導灯は、以下のようにして天井17に固定される。
(1) 取付台4を天井17に固定する。取付台4はクッション層10を挟着して天井17に固定される。この取付台4は、両面に粘着層を設けているクッション層10を介して天井17に固定することができる。また、止ネジ11を介して固定することもできる。
(2) 取付台4の下面に器具取付台12を固定する。器具取付台12は止ネジ11で取付台4に固定される。この止ネジ11で、器具取付台12と取付台4の両方を天井17にしっかりと固定することもできる。
(3) 器具取付台12に誘導灯本体1を連結する。誘導灯本体1は、ネジ棒13に内蔵するナット(図示せず)をねじ込んで連結される。この取り付け構造は、従来の誘導灯を器具取付台に連結するのと同じ構造とすることができる。
(4) 透明ケース3の上方開口部3Aを取付台4の周壁4Aの内側に入れる状態で、固定枠5でもって透明ケース3を取付台4に連結する。このとき、透明ケース3は、フランジ7が固定枠5で支持されると共に、フランジ7を取付台4の周壁4Aの下端にパッキン9を介して当接する状態で連結される。固定枠5は止ネジ8を取付台4の固定台4Bに設けているネジ孔4aにねじ込んで固定される。
(5) 点検のために、透明ケース3を外すときは、固定台4Bにねじ込んでいる止ネジ8を外し、固定枠5を外して透明ケース3を外す。
以上のように、本実施例として屋外で使用できる防水構造の誘導灯を説明したが、同様の構造を用いて、クリーンルーム内の天井に設置し、埃を排出しない防塵構造の誘導灯としても利用できる。この場合、透明ケースを帯電防止加工として、埃がその表面に付着することを防止することにより、クリーン度を維持することが可能となる。
本発明の一実施例にかかる誘導灯の斜視図である。 図1に示す誘導灯の分解斜視図である。 図1に示す誘導灯の分解断面図である。 取付台と透明ケースと固定枠との連結構造を示す断面図であって、図6のA−A線断面に相当する図である。 取付台と透明ケースと固定枠との連結構造を示す断面図であって、図6のB−B線断面に相当する図である。 固定枠の斜視図である。
符号の説明
1…誘導灯本体
2…表示パネル
3…透明ケース 3A…上方開口部
4…取付台 4A…周壁 4B…固定台
4a…ネジ孔 4b…貫通孔
4c…ネジ孔
5…固定枠 5A…固定面 5B…補強リブ部
5a…ネジ孔 5b…開口部
6…ケース
7…フランジ
8…止ネジ
9…パッキン
10…クッション層
11…止ネジ
12…器具取付台
13…ネジ棒
14…点検スイッチ
15…操作ロッド
16…固定筒
17…天井

Claims (5)

  1. 表示パネル(2)に誘導表示を設けて、内部には表示パネル(2)を内面から照射する光源と、この光源を停電時に点灯させる電池駆動の無停電電源回路を内蔵し天井に固定される誘導灯本体(1)と、この誘導灯本体(1)を収納できる上方開口の透明ケース(3)と、この透明ケース(3)を天井に固定する取付台(4)とを備え、誘導灯本体(1)の外側に、透明ケース(3)の上端開口部(3A)を取付台(4)に固定している誘導灯。
  2. 取付台(4)が、透明ケース(3)の上端開口部(3A)を内側に入れる周壁(4A)を有し、透明ケース(3)が、水平方向の外側に突出するフランジ(7)を有し、透明ケース(3)の上端開口部(3A)を周壁(4A)の内側に入れて、フランジ(7)を取付台(4)の周壁(4A)に当接させて、透明ケース(3)を取付台(4)に連結している請求項1に記載される誘導灯。
  3. 透明ケース(3)を取付台(4)に固定する固定枠(5)を備え、この固定枠(5)は、透明ケース(3)を挿通して、フランジ(7)を係止する開口部(5b)を有し、固定枠(5)を取付台(4)に固定して、固定枠(5)がフランジ(7)を係止して、透明ケース(3)を取付台(4)に固定するようにしてなる請求項2に記載される誘導灯。
  4. 取付台(4)が、誘導灯本体(1)を脱着できるように固定する器具取付台(12)を内部に備えており、誘導灯本体(1)を器具取付台(12)に脱着できるように固定している請求項1に記載される誘導灯。
  5. 透明ケース(3)の底面に、誘導灯本体(1)の底面に設けている点検スイッチ(14)を押圧して操作する操作ロッド(15)を上下に移動できるように設けている請求項1に記載される誘導灯。
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