JP2005099077A - 電子写真感光体、画像形成装置、電子写真プロセス - Google Patents

電子写真感光体、画像形成装置、電子写真プロセス Download PDF

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Abstract

【課題】 スプレー塗工で形成しても局部的な地肌汚れが発生しない電子写真感光体、およびこの電子写真感光体を搭載した画像形成装置、さらにはこの電子写真感光体を用いた電子写真プロセスを提供すること。
【解決手段】 円筒状アルミニウム支持体上にスプレー塗工により少なくとも中間層、電荷発生層、電荷輸送層の順に積層形成された電子写真感光体において、中間層が無機顔料分散層であり、かつアルミニウム支持体表面が陽極酸化によって生成されたアルマイト層を有していることを特徴とする電子写真感光体。
【選択図】 図1


Description

本発明は、電子写真感光体及びそれを用いた電子写真装置、電子写真プロセスに関する。
従来一般的に知られている、円筒状電子写真感光体の製造方法としては、大別して浸漬塗工法とスプレー塗工法の2種類がある。浸漬塗工法では、その装置構造が簡単であるため大量生産の場合、製造コストが安価になるという利点がある。
しかし、大判サイズのプリント出力を必要とする広幅機に搭載される円筒状電子写真感光体を製造する場合、浸漬塗工では、塗布設備内に大量の塗布液を必要とし、かつ小ロットサイズの製造となるため処方切り替え時における塗布液ロスや塗布液交換時間が大きくなって逆にコスト高となる。
そのため、大判サイズのプリント出力を必要とする広幅機に搭載される円筒状電子写真感光体の製造は、少量の塗布液で塗布できかつ処方切り替え時における塗布液ロスや塗布液交換時間が少なくてすむスプレー塗工法が採用される。
しかし、スプレー塗工法は、塗工液粒子を被塗布物へ吹き付けるために塗膜は局部的に乱れ、膜厚にむらが生じてしまう欠点がある。
特に、膜厚を数ミクロンオーダーで塗工しなければならない中間層の場合、塗工液の吹き付け量が少ないためスプレー塗工した後のレベリング処理時間を充分にとることができず、塗膜は局部的に乱れた状態となる。
従来から、帯電性の向上、感光層と支持体の接着性の向上、支持体表面欠陥の隠蔽等のために支持体と感光層の間に中間層を設けることが提案されている。
このような中間層に要求される特性の一つとして、繰り返し使用した場合においても感光体特性に悪影響を与えないことが挙げられる。
しかしながら、このような特性は単一の樹脂からなる中間層を用いただけでは達成することが困難である。
このために中間層に導電性ポリマーをブレンドさせたもの(例えば、特許文献1参照。)、導電性粉末を中間層の構成樹脂中に分散させたもの(例えば、特許文献2参照。)、無機顔料を中間層の構成樹脂中に分散させたもの等が提案されている。
さらに近年では、電子写真のデジタル化が急速に進み、デジタル化に対応した電子写真感光体特性への要求が求められるようになってきている。
特に、最近のデシタル複写機やプリンターにおいては、反転現像法が主流となっている。
反転現像法は、原稿の黒部(色部)に対応して電子写真感光体に画像露光し表面電荷を消失させ、その露光部にトナー像を形成し、未露光部にはトナー像を形成しない現像法である。
一般的に電子写真感光体を反転現像で用いた場合、白地にトナーが局部的に付着して「黒ポチ」、「地肌汚れ」といった画像欠陥が生じる。これは導電性支持体からの電荷注入による表面電荷の局部的中和により発生する。
この反転現像時に発生する黒ポチ、地肌汚れを防止するために、支持体と感光層(電荷発生層+電荷輸送層)との間に浸漬塗工により均一な膜厚の中間層を設け、導電性支持体からの電荷注入を防止することが提案されている。
しかし、上記で述べたように、大判サイズのプリント出力を必要とする広幅機に搭載される円筒状電子写真感光体は、低コストでの製造が可能なスプレー塗工を採用するため、均一な膜厚の中間層を形成することは非常に困難である。
また、LED(発光ダイオード)を画像露光手段に用いた画像形成装置は、レーザープリンタにおけるポリゴンミラーのような可動部がなく、高い信頼性を有する。大判サイズのプリント出力を必要とする広幅用画像形成装置の場合、LEDアレイとセルフォックレンズ等の光学素子を一体化したLEDヘッドを用いることにより装置全体を小型化することができるので一般的にLEDアレイを画像露光手段に用いる。
しかし、多数のLED素子をライン状に配設させたLEDアレイと、多数のレンズを直線上に配列したレンズアレイとをユニット化したLEDアレイユニットを画像露光手段に用いるため、個々のLEDアレイ素子間の特性のばらつき、レンズの明るさのばらつきから光量が異なり、その結果画像上濃度のばらつきとして現れてしまう。
そこで、LEDアレイユニットからなる画像露光手段を搭載した画像形成装置に用いられる電子写真感光体の感度は、個々のLED素子間の光量のばらつきによる画像露光部の電位のばらつきを押さえるために電荷発生層の付着量を多くする方法等がとられる。
しかし、電荷発生層の付着量を多くすることにより、暗部電位は低下しやすくなり、その結果、局部的に中間層が薄い部分は更に暗部電位が低く、反転現像方式の画像形成装置に搭載すると、局部的な地肌汚れが発生しやすい状態となる。
また、従来コロナ帯電方式による帯電が用いられてきたが、コロナ帯電による電子写真プロセスを繰り返すとオゾン濃度が増加し、使用環境の安全性が著しく阻害されることから、近年では接触帯電方式が用いられるようになってきている。
接触帯電方法はコロナ帯電方式に比較し、オゾン量の発生が著しく少ないため環境安全性の問題が改善される。
しかしながら、その反面、接触帯電方式特有の問題として、直接感光体に高電圧を印可することにより発生する感光体放電破壊の発生がある。この放電破壊が発生すると、反転現像では大きな黒ポチとなる。
特に、スプレー塗工により形成された中間層は、局部的に膜厚の薄い部分が存在するため、接触帯電手段で感光体を帯電させる場合、中間層の薄い部分で放電破壊が発生しやすい。
また他に、特定X線回折パターンを示すトリスアゾ顔料を含有する感光層を陽極酸化皮膜上に形成する技術(例えば、特許文献3参照。)および導電性支持体表面が陽極酸化皮膜を形成し、かつ保護層が耐摩耗性粒子と電荷輸送物質とを含有する技術(例えば、特許文献4参照。)が提案されている。
特開昭58−95744号公報 特開昭58−93063号公報 特開平7−5710号公報 特開2002−278117号公報
従って、本発明の目的は、上記従来技術に鑑みて、スプレー塗工で形成しても局部的な地肌汚れが発生しない電子写真感光体、およびこの電子写真感光体を搭載した画像形成装置、さらにはこの電子写真感光体を用いた電子写真プロセスを提供することを目的とする。
上記課題は、本発明の(1)「円筒状アルミニウム支持体上にスプレー塗工により少なくとも中間層、電荷発生層、電荷輸送層の順に積層形成された電子写真感光体において、中間層が無機顔料分散層であり、かつアルミニウム支持体表面が陽極酸化によって生成されたアルマイト層を有していることを特徴とする電子写真感光体」、(2)「前記アルマイト層の厚さが1μm以上10μm以下であることを特徴とする前記第(1)項に記載の電子写真感光体」により達成される。
また、上記課題は、本発明の(3)「少なくとも帯電手段、画像露光手段、反転現像手段、転写手段および電子写真感光体からなる画像形成装置において、該電子写真感光体として前記第(1)項又は第(2)項に記載のものが用いられることを特徴とする画像形成装置」、(4)「該画像露光手段がLEDアレイユニットからなる画像露光手段であることを特徴とする前記第(3)項に記載の画像形成装置」、(5)「該帯電手段が接触帯電手段であることを特徴とする前記第(3)項又は第(4)項に記載の画像形成装置」により達成される。
また、上記課題は、本発明の(6)「電子写真感光体に少なくとも帯電、画像露光、現像、転写を繰り返し行なう電子写真プロセスにおいて、該電子写真感光体として前記第(1)項又は第(2)項に記載のものが用いられ、該現像が電子写真感光体表面に形成された静電潜像を反転現像することを特徴とする電子写真プロセス」、(7)「電子写真感光体に少なくとも帯電、画像露光、現像、転写を繰り返し行なう電子写真プロセスにおいて、該電子写真感光体として前記第(1)項又は第(2)項に記載のものが用いられ、電子写真感光体の表面に帯電手段により暗部帯電電位が絶対値で600V以上の静電潜像を形成し、形成された静電潜像を反転現像することを特徴とする電子写真プロセス」、(8)「電子写真感光体に少なくとも帯電、画像露光、現像、転写を繰り返し行なう電子写真プロセスにおいて、該電子写真感光体として前記第(1)項又は第(2)項に記載のものが用いられ、電子写真感光体の表面に接触帯電手段により暗部帯電電位が絶対値で600V以上の静電潜像を形成し、形成された静電潜像を反転現像することを特徴とする電子写真プロセス」により達成される。
以下に、本発明の電子写真感光体について述べる。
本発明の電子写真感光体に使用される円筒状アルミニウム支持体は、表面にアルマイト層を形成したものである。
次に、陽極酸化によるアルマイト層について述べる。
円筒状アルミニウム支持体を陽極酸化処理する前に、酸、アルカリ、有機溶剤、界面活性剤などの各種脱脂洗浄方法によって、脱脂処理を行なうことが望ましい。さらにその後、アルカリ、酸、弗化物等で表面エッチング処理を行なうことが好ましい。
陽極酸化処理は、通常例えばクロム酸、硫酸、しゅう酸、ほう酸、スルファミン酸などの酸性浴中で、アルミニウム又はアルミニウム合金で構成された導電性支持体を陽極にして電解処理を行ない、支持体表面にアルマイト層を形成する。
この場合、直流交流いずれでもよいが、電圧は2〜160V、電流密度は0.1〜500A/m、液温10〜40℃が好ましい。
このようにして、円筒状アルミニウム支持体に陽極酸化処理を施した後は、封孔処理を施すことが好ましい。
封孔処理は、通常行なわれる方法で良く、好ましくは主成分として弗化ニッケルを含有する水溶液中に浸漬させる低温封孔処理、あるいは主成分として酢酸ニッケルを含有する水溶液中に浸漬させる高温封孔処理等を挙げることができる。封孔処理を行なった場合、水又は温水で洗浄を充分に行なう必要がある。
本発明における層厚は、1μm以上10μm以下が好ましい。1μm未満の場合効果は小さく、また10μmを超えると残留電位上昇が大きくなり、画像上問題となる。
次に、中間層について説明する。
中間層に用いる無機顔料は、一般に用いられている顔料でよいが、可視光及び近赤外光に吸収のほとんどない白色又はこれに近いものが感光体の高感度化を考えたときに望ましい。例えば酸化チタン、亜鉛華、硫化亜鉛、鉛白、リトポン等の白色顔料、アルミナ、シリカ、炭酸カルシウム、硫酸バリウム等の体積顔料等を挙げることができる。
また、本発明に用いる結着剤樹脂としては、適宜のものを用いることができる。しかし、その上に感光層を溶剤で塗布することを考え合わせると、一般の有機溶剤に対して耐溶剤性の高い樹脂が望ましい。このような樹脂としては、ポリビニルアルコール、カゼイン、ポリアクリル酸ナトリウム等の水溶性樹脂、共重合ナイロン、メトキシメチル化ナイロン等のアルコール可溶性樹脂、ポリウレタン、メラミン樹脂、エポキシ樹脂等の三次元網目構造を形成する硬化型樹脂などが挙げられる。中間層の膜厚は、0.1〜50μm程度が良く、特に好ましくは0.3〜10μmである。
次に、電荷発生層について述べる。
電荷発生層は、電荷発生材料を主成分とする層である。
電荷発生材料には、無機及び有機材料が用いられ、その代表としてモノアゾ顔料、ジスアゾ顔料、トリスアゾ顔料、ペリレン系顔料、ペリノン系顔料、キナクリドン系顔料、キノン系縮合多環化合物、スクアリック酸系染料、フタロシアニン系顔料、ナフタロシアニン系顔料、アズレニウム塩系染料、セレン、セレン−テルル、セレン−ヒ素合金、アモルファス・シリコン等が挙げられ用いられる。
電荷発生材料は、単独で或いは2種類以上混合して用いられる。
電荷発生層に用いられる結着剤樹脂としては、適宜のものを用いることができる。
適宜用いられる結着剤樹脂としては、有機溶剤に溶解可能なポリウレタン、ポリエステル、エポキシ樹脂、ポリカーボネート、アクリル樹脂、ポリビニルブチラール、ポリビニルホルマール、ポリスチレン、ポリアクリルアミドなどが挙げられ用いられる。
電荷発生層用塗工液の作成方法は、上記結着剤樹脂を溶剤で溶解し電荷発生材料と共に、ボールミル、ロールミル、サンドミル、アトライターなどで分散させる。
電荷発生層の膜厚は0.01〜5μm程度が適当であり、好ましくは0.1〜2μmである。
次に、電荷輸送層について述べる。
電荷輸送層は電荷輸送性物質を成膜性のある樹脂例えばポリエステル、ポリサルホン、ポリカーボネート、ポリメタクリル酸エステル類、ポリスチレンなどに溶解させ、これを電荷発生層上に厚さ10〜30μm程度に塗工すればよい。
電荷輸送物質には、正孔輸送物質と電子輸送物質とがある。
電子輸送物質としては、例えばクロルアニル、ブロムアニル、テトラシアノエチレン、テトラシアノキノジメタン、2,4,7−トリニトロ−9−フルオレノン、2,4,5,7−テトラニトロ−9−フルオレノン、2,4,5,7−テトラニトロキサントン、2,4,8−トリニトロチオキサントン、2,6,8−トリニトロ−4H−インデノ[1,2−b]チオフェン−4−オン、1,3,7−トリニトロジベンゾチオフェン−5,5−ジオキサイド、ベンゾキノン誘導体等の電子受容性物質が挙げられる。
正孔輸送物質としては、ポリ−N−ビニルカルバゾールおよびその誘導体、ポリ−γ−カルバゾリルエチルグルタートおよびその誘導体、ピレン−ホルムアルデヒド縮合物およびその誘導体、ポリビニルピレン、ポリビニルフェナントレン、ポリシラン、オキサール誘導体、オキサジアール誘導体、イミダール誘導体、モノアールアミン誘導体、ジアールアミン誘導体、トリアールアミン誘導体、スチルベン誘導体、α−フェニルスチルベン誘導体、ベンジジン誘導体、ジアリールメタン誘導体、トリアリールメタン誘導体、9−スチリルアントラセン誘導体、ピラゾリン誘導体、ジビニルベンゼン誘導体、ヒドラジン誘導体、インデン誘導体、ブタジエン誘導体、ピレン誘導体、ビススチルベン誘導体、エナミン誘導体、その他ポリマー化された正孔輸送物質等公知の材料が挙げられる。
本発明においては電荷輸送層にレベリング剤を添加しても良い。
レベリング剤としては、ジメチルシリコーンオイル、メチルフェニルシリコーンオイルなどのシリコーンオイル類や、側鎖にパーフルオロアルキル基を有するポリマ−あるいはオリゴマーが使用でき、その使用量は結着剤樹脂100重量部に対して0〜1重量部が適当である。
以上、及び以下の詳細かつ具体的な説明から明らかなように、円筒状アルミニウム支持体上にスプレー塗工により少なくとも中間層、電荷発生層、電荷輸送層の順に積層形成し、中間層が無機顔料分散層であり、アルミニウム支持体表面が陽極酸化によって生成されたアルマイト層を有する電子写真感光体は、スプレー塗工により局部的に膜厚が薄い部分が存在する中間層が形成されたとしても、支持体からの電荷の注入を防ぎ、繰り返し使用しても高品質な画像を出力することができる。
また、本発明の電子写真感光体においては、アルマイト層の厚さを1μm以上10μm以下とすると、繰り返し使用しても局部的な地肌汚れは発生せず、高品質な画像を出力することができる。
また、このような本発明の電子写真感光体、帯電手段、画像露光手段、反転現像手段及び転写手段を少なくとも具備する画像形成装置は、繰り返し使用による局部的な地肌汚れは発生せず、高品質な画像を出力することができる。
また、このような本発明の電子写真感光体、帯電手段、画像露光手段、反転現像手段及び転写手段を少なくとも具備する画像形成装置は、画像露光手段としてLEDアレイヘッドを用いると、大判サイズのプリント出力を必要とする広幅機でも装置の小型化ができかつ繰り返し使用による局部的な地肌汚れが発生せず、高品質な画像を出力することができる。
また、このような本発明の電子写真感光体、帯電手段、画像露光手段、反転現像手段及び転写手段を少なくとも具備する画像形成装置は、該帯電手段として接触帯電手段を用いると、オゾン量の発生が著しく少ないため環境問題を発生させることなく、かつ繰り返し使用しても放電破壊による異常画像も発生しないものとなる。
また、電子写真感光体に少なくとも帯電、画像露光、現像、転写を繰り返し行なう電子写真プロセスにおいて、電子写真感光体として本発明の電子写真感光体を用い、現像が電子写真感光体表面に形成された静電潜像を反転現像することによって、繰り返し使用による局部的な地肌汚れが発生せず、高品質な画像を出力することができる。
また、電子写真感光体に少なくとも帯電、画像露光、現像、転写を繰り返し行なう電子写真プロセスにおいて、電子写真感光体として本発明の電子写真感光体を用い、さらに電子写真感光体の表面に帯電手段により暗部電位が絶対値で600V以上の静電潜像を形成し、形成された静電潜像を反転現像することによって、繰り返し使用による局部的な地肌汚れが発生せず、更に高品質な画像を出力することができる。
また、電子写真感光体に少なくとも帯電、画像露光、現像、転写を繰り返し行なう電子写真プロセスにおいて、電子写真感光体として本発明の電子写真感光体を用い、さらに電子写真感光体の表面に接触帯電手段により暗部電位が絶対値で600V以上の静電潜像を形成し、形成された静電潜像を反転現像することによって、放電破壊による黒ポチの発生しない高品質な画像を出力することができる。
次に、本発明の画像形成装置について述べる。
本発明の画像形成装置は、少なくとも帯電手段、画像露光手段、反転現像手段、転写手段および電子写真感光体からなり、電子写真感光体として前記のものを用いることを特徴とするものである。
まず、本発明の画像形成装置を説明する。
回転するドラム状の電子写真感光体の外周面に帯電手段により感光体は正または負の所定電圧に帯電される。帯電手段には正または負の直流電圧がかけられている。帯電手段に印加する直流電圧は−2000V〜+2000Vが好ましい。
帯電手段としては、コロトロン、スコロトロン、固体帯電器(ソリッド・ステート・チャージャー)、帯電ローラを始めとする公知の手段が用いられる。
最近、画像形成装置の帯電法として、一般的なコロナ帯電に替わって接触帯電を用いた装置が実用化されてきている。接触帯電手段は、感光体表面に接触配置され、外部からの電圧を感光体に直接、均一に印加し、感光体表面を所定の電位に帯電させる。このような接触帯電手段としては、アルミニウム、鉄、銅、などの金属、ポリアセチレン、ポリピロール、ポリチオフェンなどの導電性高分子材料、カーボンブラック、金属などの導電性粒子をポリカーボネート、ポリエチレンなどの絶縁樹脂に分散して導電処理したゴムや人工繊維、または絶縁樹脂の表面を導電性物質によってコートしたもの、などを用いることができる。また、これらの形状としてはローラー、ブラシ、ブレード、ベルトなどのいずれの形状をとってもよい。
接触帯電手段への印加電圧は、直流、交流又は直流+交流の何れを用いてもよい。また、印加方法も瞬時に印加してもよいし、段階的に印加電圧を上げていってもよい。
帯電した感光体は、次いで露光手段により露光を受ける。露光手段の光源には、蛍光灯、タングステンランプ、ハロゲンランプ、水銀灯、ナトリウム灯、発光ダイオードLED(発光ダイオード)、LD(半導体レーザー)、などの発光物全般を用いることができる。そして、所望の波長域の光のみを照射するために、シャープカットフィルター、バンドパスフィルター、近赤外カットフィルター、ダイクロイックフィルター、干渉フィルター、色温度変換フィルターなどの各種フィルターを用いることもできる。
本発明の電子写真感光体は、特にLEDを光源に使用した画像形成装置に搭載することで、効果が非常に大きく現れる。
露光手段に使用されるLEDは、LED素子を複数個主走査方向に一列に配置したLEDアレイユニットを更に複数個主走査方向に配列することで露光手段として使用される。
各々のLED素子に数mAから10mA程度の電流を流して発光させる。
帯電手段により電子写真感光体に正(負)帯電を施し、露光手段により画像露光を行なった後、反転現像手段により現像を行なう。
反転現像とは、露光走査時に原稿面の非画像部に対しては露光を中断し、露光によって低電位となった画像部に対して、表面電位よりやや低い現像バイアスを印加することで、原稿像に対応した静電潜像をトナーで順次現像していくことである。
トナー現像像は転写手段により給紙部から感光体と転写手段との間に感光体の回転と同期取りされて給送される記録材の面に順次転写されていく。
転写手段には、一般に帯電器が使用できるが、転写チャージャーと分離チャージャーを併用したものが効果的である。
像転写を受けた記録材は感光体面から分離されて像定着手段へ導入されて像定着を受けて複写物(コピー)として機外ヘ出力される。
本発明の電子写真プロセスは、電子写真感光体に少なくとも帯電、画像露光、現像、転写を繰り返し行なう電子写真プロセスにおいて、本発明の前記電子写真感光体を用い、さらに該現像が電子写真感光体表面に形成された静電潜像を反転現像することを特徴とする電子写真プロセスである。
反転現像プロセスで出力される画像の地肌は、帯電電位の均一性に大きく依存する。帯電電位の均一性は搭載される電子写真感光体の中間層の膜厚に大きく依存する。そのため電子写真感光体の中間層の膜厚が不均一であると、局部的に薄い部分では導電性支持体から電荷のリークが発生し、反転現像プロセスでは、地肌汚れ、黒ポチが発生してしまう。
しかし、本発明の電子写真プロセスでは、スプレー塗工により塗布形成された中間層の膜厚が不均一な電子写真感光体を使用しても、円筒状アルミニウム支持体表面にアルマイト層が形成されているため、円筒状アルミニウム支持体から電荷のリークが抑制され、その結果帯電電位が均一となり、地肌汚れ、黒ポチ等の発生のない高品質な画像を出力することができる。
さらに、反転現像プロセスでは暗部電位と明部電位の電位差を充分にとったほうが環境等の変動による電位変動に対して余裕が有り、更に良好な画像を提供できる。
その一つの手段として感光体の帯電電位を高くする方法があるが、反対に導電性支持体からの電荷のリークや放電破壊は感光体表面の帯電電位が高ければ高いほど発生しやすくなる。
しかし、本発明のプロセスを用いれば、円筒状アルミニウム支持体表面にアルマイト層が形成されているため、暗部帯電電位を絶対値で600V以上帯電させても円筒状アルミニウム支持体から電荷のリークが抑制され、その結果帯電電位が均一となり、地肌汚れが発生しにくくなる。
さらに、接触帯電手段を使用して暗部帯電電位を絶対値で600V以上帯電させても放電破壊が発生しにくく、その結果黒ポチが発生しにくくなり、繰り返し使用しても常に良好な画像を出すことができる。
すなわち、感光体表面に暗部帯電電位が絶対値で600V以上の静電潜像を形成し、形成された静電潜像を反転現像する電子写真プロセスで良好な画像を提供することができる。
以下に、実施例により本発明を説明する。
(実施例1)
φ80mm×L970mmの円筒状アルミニウム支持体表面を脱脂洗浄し、以下の浴組成中で5分間浸漬しエッチング処理を行なった。
水酸化ナトリウム 5%
弗化ソーダ 2%
蒸留水 残部
浴温 70℃
その後、水洗いを繰り返した。
次に、15%の硫酸電解液(溶存アルミニウム濃度5g/l)を使用し、浴温21℃、130A/m2の直流電流密度で陽極酸化を行なった。
陽極酸化後、水洗いを行ない、次の条件で封孔処理を行なった。
酢酸ニッケル5g、ほう酸5gを蒸留水1リットルに溶解し、浴温100℃に保ち25分間浸漬した。封孔処理後、再び十分な水洗を行ない自然乾燥させた。
この結果、5μmのアルマイト層が形成された。
次に、アルキド樹脂ベッコライトM−6401−50(固形分50wt%)(大日本インキ化学製)60重量部、メラミン樹脂スーパーベッカミンG−821−60(固形分60wt%)(大日本インキ化学製)35重量部をメチルエチルケトン80重量部、シクロヘキサノン170重量部に溶解した。
これに酸化チタンCR−EL(石原産業(株)製)250重量部を加え、アルミナボールをメディアとしたボールミルで36時間分散し、その後メチルエチルケトン/シクロヘキサノン=2/5の混合液で固形分が25%となるように攪拌しながら希釈し、中間層用塗布液を作成した。
これを、上記アルマイト層上に図1の装置を使用してスプレー塗工で塗布し、140℃で30分間乾燥させ、中間層を形成した。
中間層の膜厚をランダムに30点測定したところ、min1.8μm、max3.5μmのばらつきが存在した。
次に、ブチラール樹脂エスレックBMS(積水化学製)5重量部をシクロヘキサノン200重量部に溶解し、これに構造式(1)のトリスアゾ顔料20重量部を加えボールミルにて72時間分散を行なった。
Figure 2005099077
更に、シクロヘキサノン210重量部を加え5時間分散を行なった。これを固形分が1.0wt%になるように攪拌しながら、シクロヘキサノン/メチルエチルケトン=3/1の混合液で希釈した。
このようにして得られた電荷発生層用塗布液を前記中間層と同様に図1の装置を使用してスプレー塗工で中間層上に塗布し、電荷発生層を形成した。
次に、構造式(2)の電荷輸送物質80重量部、ビスフェノールZタイプ構造のポリカーボネート樹脂パンライトTS2050(帝人化成製)100重量部、α−トコフェロール5重量部、シリコンオイルKF−50(信越化学工業製)0.02重量部をテトラヒドロフラン800重量部に溶解し、更にシクロヘキサノン1500重量部で希釈し電荷輸送層用塗工液を作成した。
Figure 2005099077
このようにして得られた電荷輸送層用塗布液を中間層、電荷発生層と同様に図1の装置を使用してスプレー塗工で電荷発生層上に塗布し、20分のレベリングをかねた指触乾燥後、150℃で40分間乾燥させ、電荷輸送層を形成した。
作成した感光体の700nmでの全反射率及び電荷輸送層の膜厚を各々ランダムに30点測定した。
電荷発生層の全反射率は、min5.0%、max5.5%であった。
また、電荷輸送層の膜厚は、min29μm、max30μmであった。
(実施例2、3、4、比較例1)
実施例1において、陽極酸化時間を代えて、各々膜厚の違うアルマイト層をアルミニウムシリンダー上に形成した以外は、実施例1と全く同様にして電子写真感光体を作成した。
Figure 2005099077
以上得られた感光体をimagio wide7040(リコー製;コロナ帯電手段、LEDアレイユニットによる画像露光手段、反転現像手段、転写手段を装備した電子写真装置)に搭載し、帯電電位を−550V、現像バイアスを−400Vに設定し、初期画像及びA1横50K枚画像出しした後画像評価を行なった。
Figure 2005099077
(実施例5)
実施例1と全く同様にして感光体を作成した。
(実施例6)
実施例2と全く同様にして感光体を作成した。
(実施例7)
実施例3と全く同様にして感光体を作成した。
(実施例8)
実施例4と全く同様にして感光体を作成した。
以上得られた感光体を帯電電位:−800V、現像バイアス:−500Vに設定したimagio wide7040(リコー製)に搭載し、初期及びA1横50K枚画像出しした後の画像を評価を行なった。
Figure 2005099077
(実施例9)
φ30mm×L340mmの円筒状アルミニウム支持体表面を脱脂洗浄した後、以下の組成のエッチング処理液中で5分間浸漬し、エッチング処理を行なった。
水酸化ナトリウム 5%
フッ化ソーダ 2%
残り蒸留水
浴温 70℃
その後水洗いを繰り返した。
次に、3%のシュウ酸電解液(溶存アルミニウム濃度5g/リットル)を使用し、浴温度30℃、A.C120A/m、D.C120A/mの電流密度で10分間陽極酸化を行なった。その後水洗いを行ない次の条件で封孔処理を行なった。
酢酸ニッケル 10g
酢酸コバルト 2g
ほう酸 16g
を蒸留水2リットルに溶解し、浴温95℃に保ち、30分間浸漬した。封孔処理後再び十分な水洗を行ない、自然乾燥させた。この結果、アルマイト層が1.5μm形成された。
次に、メトキシメチル化ナイロンファインレジンFR−301(メトキシメチル化率20%)((株)鉛市製)30重量部とブチル化メラミン樹脂スーパーベッカミンG−821−60(不揮発分60%)(大日本インキ化学(株)製)50重量部を200重量部のメタノール、50重量部のn−ブタノール、250重量部のメチルエチルケトンの混合溶媒に溶解し、これに酸化チタンTA−300(富士チタン工業(株)製)240重量部を加え、ボールミルで72時間分散した。
その後、メタノールに溶解させたマレイン酸(固形分10%)を60.0重量部添加した後、メタノール/n−ブタノール/メチルエチルケトン=2/1/1の混合溶液で固形分が8%となるよう攪拌しながら希釈し中間層用塗工液を作成した。
その後、メタノールに溶解させたマレイン酸(固形分10%)を60.0重量部添加した後、メタノール/n−ブタノール/メチルエチルケトン=2/1/1の混合溶液で固形分が8%となるよう攪拌しながら希釈し中間層用塗工液を作成した。
これを、上記アルマイト層上に図1の装置を使用してスプレー塗工で塗布し、130℃で30分間乾燥させ、中間層を形成した。
中間層の膜厚をランダムに30点測定したところ、min2.0μm、max4.0μmのばらつきが存在した。
次に、下記構造式(3)に示すアゾ顔料36重量部をメチルエチルケトン330重量部でボールミルにて168時間分散を行なった。分散終了後、ポリビニルブチラール(エスレックBL−1:積水化学社製)12重量部をメチルエチルケトン390重量部、シクロヘキサノン1680重量部に溶解した樹脂液を添加し、5時間分散を行なった。
Figure 2005099077
これを固形分が0.9wt%になるように攪拌しながら、シクロヘキサノン/メチルエチルケトン=3/1の混合液で希釈した。
このようにして得られた電荷発生層用塗布液を前記中間層と同様に図1の装置を使用してスプレー塗工で中間層上に塗布し、電荷発生層を形成した。
次に構造式(4)の電荷輸送物質90重量部、ビスフェノールZタイプ構造ポリカーボネート樹脂ユーピロンZ−300(三菱瓦斯化学製)100重量部、β−トコフェロール9重量部、シリコンオイルKF−50(信越化学工業製)0.02重量部を300重量部の1、3−ジオキソラン、450重量部のテトラヒドロヒラン、1600重量部のシクロヘキサノンに溶解した。
Figure 2005099077
このようにして得られた電荷輸送層用塗布液を中間層、電荷発生層と同様に図1の装置を使用してスプレー塗工で電荷発生層上に塗布し、30分のレベリングをかねた指触乾燥後、150℃で40分間乾燥させ、電荷輸送層を形成した。
作成した感光体の700nmでの全反射率及び電荷輸送層の膜厚を各々ランダムに30点測定した。
電荷発生層の全反射率は、min30.0%、max35.5%であった。
また、電荷輸送層の膜厚は、min26μm、max28.5μmであった。
(実施例10、実施例11、比較例2)
実施例9において陽極酸化時間を変え、膜厚の異なるアルマイト膜を形成した。
(比較例2は、上記の陽極酸化処理を全く実施せず。)
Figure 2005099077
以上得られた感光体を露光手段をLEDアレイユニットに改造したデジタル複写機imagio MF2200(リコー製;ローラによる接触帯電手段、画像露光手段、反転現像手段、転写手段を装備した電子写真装置)に搭載し、暗部帯電電位を−900V、現像バイアスを−600Vに設定し、20℃/55%RHの環境で放電破壊による黒ポチ発生までのコピー出力画像枚数(A4)を評価した。
更に初期の画像濃度と200Kコピー後の直径10mmの黒ベタ部の画像濃度の変動量をマクベス濃度計にて評価した。
Figure 2005099077
本発明における実施例で使用したスプレー塗工装置の正面図を示した図である。 本発明における実施例で使用したスプレー塗工装置の横断面図を示した図である。
符号の説明
1 スプレー塗工ブース
2 スプレーノズル
3 円筒状アルミニウム
4 回転駆動部
5 スリップリング
6 冷却水供給管
7 冷却水排水管
8 ヒーター電源用配線
9 温度センサー用配線
10 冷却水調節バルブ
11 自動温度調節機
12 円筒状アルミニウム
13 冷却水用配管
14 加熱用熱媒体
15 ヒーター
16 温度センサー

Claims (8)

  1. 円筒状アルミニウム支持体上にスプレー塗工により少なくとも中間層、電荷発生層、電荷輸送層の順に積層形成された電子写真感光体において、中間層が無機顔料分散層であり、かつアルミニウム支持体表面が陽極酸化によって生成されたアルマイト層を有していることを特徴とする電子写真感光体。
  2. 前記アルマイト層の厚さが1μm以上10μm以下であることを特徴とする請求項1に記載の電子写真感光体。
  3. 少なくとも帯電手段、画像露光手段、反転現像手段、転写手段および電子写真感光体からなる画像形成装置において、該電子写真感光体として請求項1又は2に記載のものが用いられることを特徴とする画像形成装置。
  4. 該画像露光手段がLEDアレイユニットからなる画像露光手段であることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 該帯電手段が接触帯電手段であることを特徴とする請求項3又は4に記載の画像形成装置。
  6. 電子写真感光体に少なくとも帯電、画像露光、現像、転写を繰り返し行なう電子写真プロセスにおいて、該電子写真感光体として請求項1又は2に記載のものが用いられ、該現像が電子写真感光体表面に形成された静電潜像を反転現像することを特徴とする電子写真プロセス。
  7. 電子写真感光体に少なくとも帯電、画像露光、現像、転写を繰り返し行なう電子写真プロセスにおいて、該電子写真感光体として請求項1又は2に記載のものが用いられ、電子写真感光体の表面に帯電手段により暗部帯電電位が絶対値で600V以上の静電潜像を形成し、形成された静電潜像を反転現像することを特徴とする電子写真プロセス。
  8. 電子写真感光体に少なくとも帯電、画像露光、現像、転写を繰り返し行なう電子写真プロセスにおいて、該電子写真感光体として請求項1又は2に記載のものが用いられ、電子写真感光体の表面に接触帯電手段により暗部帯電電位が絶対値で600V以上の静電潜像を形成し、形成された静電潜像を反転現像することを特徴とする電子写真プロセス。


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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006292888A (ja) * 2005-04-07 2006-10-26 Tohoku Ricoh Co Ltd 電子写真感光体
JP2011248087A (ja) * 2010-05-27 2011-12-08 Kyocera Mita Corp 電子写真感光体、電子写真感光体の製造方法、及び画像形成装置

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