JP2005098612A - 熱交換器及びその製造方法 - Google Patents

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Hiroko Ishii
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Abstract

【課題】本発明は、製造コストが低減可能で、熱損失が小さい熱交換器及びその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】内部に流体Aが流動する第1の管5と、内部に流体Bが流動し、複数の小流路6を持つ扁平で、かつ、略円筒状に成形した第2の管7から構成され、第2の管7で第1の管5の外周全面を被覆し、第1の管5の外周と第2の管7の内周とを接合したことを特徴とする熱交換器4で、第1の管5と第2の管7を接合する際には、第2の管7を、扁平で、かつ、略円筒状に成形したので、第2の管7で第1の管5を被覆することができるため、接合作業が一回でできる。このため、接合作業が簡易となった分、製造コストが低減できる。また、第1の管5と第2の管7は面で接合されるため、従来の管と管が線接触で接合した熱交換器に比して、伝熱面積が増大する。
【選択図】図1

Description

本発明は、空調、冷凍、冷蔵、給湯等に利用され、水等の流体Aと冷媒等の流体Bとの間で熱の授受を行う熱交換器において、特にヒートポンプ式給湯機に好適な熱交換器及びその製造方法に関するものである。
近年、地球環境への意識が高まる中、給湯機市場では、自然冷媒の二酸化炭素を用いたヒートポンプ式給湯機が発売された。二酸化炭素の高温高圧、超臨界となる冷媒特性から、給湯用熱交換器は従来と異なる種々の形態が提案、採用されている。また、冷媒と水が熱交換するこの熱交換器は、その水が飲料用として利用されることから、水管が腐食して破れた場合でも、水に異物が混入しない構造であることが必要条件となっている。
従来、この種の給湯用熱交換器としては、独立した管と管を接合した形態のもの(例えば、特許文献1参照)が知られている。
図22は特許文献1に記載された従来の独立した管と管を接合した形態の給湯用熱交換器の要部斜視図である。図22に示すように、従来の管と管を接合した形態の給湯用熱交換器1は、内部に水が流動する水管2と内部に冷媒が流動する冷媒管3とから構成され、水管2の外周に冷媒管3を螺旋状に巻きつけて熱的に接合されいる。
以上のように構成された給湯用熱交換器について、以下その動作を説明する。
通常、水管2と冷媒管3は、熱の授受を行い、水は冷媒から熱を受けて加温される。水管2が腐食して穴が空いた場合でも、水管2と冷媒管3を独立した管で構成したことにより、水に異物が混入しない構造となっている。
特開2002−228370号公報
しかしながら、上記従来の管と管を接合した形態の給湯用熱交換器の構成では、水管2と冷媒管3は通常ロウ付または半田付で接合されるため、接合箇所が多く、製造時の工数が多い。このため、製造コストが高いという課題を有していた。また、水管2と冷媒管3が線接触で熱伝導するため、有効な伝熱面積が小さくなるので、熱交換時の熱損失が大きいという課題を有していた。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、製造コストが低減可能で、熱損失が小さい熱交換器及びその製造方法を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の熱交換器は、内部に流体Aが流動する第1の管と、内部に流体Bが流動し、複数の小流路を持つ扁平で、かつ、略円筒状に成形した第2の管から構成され、第2の管で第1の管の外周全面を被覆し、第1の管の外周と第2の管の内周とを接合したものである。
第1の管と第2の管を接合する際には、第2の管を、扁平で、かつ、略円筒状に成形することにより、第1の管を被覆することができるため、接合作業が簡易となり、製造工数が短縮される。また、第1の管と第2の管は面接触で接合されるため、管と管の線接触に比して、伝熱面積が増大する。
また、本発明の熱交換器は、第2の管は、継ぎ目のない管としたものである。
これによって、耐圧性能が高くなる。
また、本発明の熱交換器は、第2の管は、表面に凹状の溝が並列に配設された2つの凹板状部材を、溝長手方向に対して略垂直方向を軸として互いの溝が相対し、略対称となる位置で接合することで流体Bが流動する複数の小流路を構成した管である。
これによって、第2の管は、2つの凹板状部材を貼合せて製造されるため、管製造に特化した生産設備が不要となる。さらに、第1の管との接合部分の間隙が漏洩検知溝となる。
また、本発明の熱交換器は、第2の管は、表面に凹状の溝が並列に配設された凹板状部材と、略平板状部材とを、略平板状部材が溝を閉塞する位置で接合することで流体Bが流動する複数の小流路を構成した管である。
これによって、第2の管は、凹板状部材と、略平板状部材とを貼合せて製造されるため、管製造に特化した生産設備が不要となる。さらに、第1の管との接合部分の間隙が漏洩検知溝となる。さらに、略平面状部材を用いたことにより、接合時の溝位置合わせが不要となる。そして、第2の管製作に必要な材料投入量が低減される。
また、本発明の熱交換器は、第1の管は螺旋状に巻かれた管である。
これによって、熱交換器単位長さ当りの流体Aの流路が長くなる。さらに、螺旋内側の間隙が漏洩検知溝となる。
また、本発明の熱交換器は、第2の管で第1の管の外周全面を被覆する場合、第2の管は、第1の管の外周に螺旋状に巻かれることで第1の管の外周全面を被覆した管である。
これによって、熱交換器単位長さ当りの流体Bの流路が長くなる。
また、本発明の熱交換器は、第1の管の内部に伝熱促進手段を設けたものである。
これによって、第1の管内部の流体Aの流動状態を乱流化する。
また、本発明の熱交換器は、流体Bは二酸化炭素を用いたものである。
これによって、他の冷媒に比して高温高圧な冷媒特性により、同一質量流量では他の冷媒に比して速度が遅く、小流路を用いた場合の管内圧力損失の増加が小さくなる。また、管内圧力損失が温度変化に与える影響が小さくなる。
本発明の熱交換器の製造方法は、第1の管の外周と第2の管の内周とを、ロウ付接合または半田付接合したものある。
これによって、第2の管は、扁平で、かつ、略円筒状に成形されて、第1の管を被覆することができるため、第1の管の外周と第2の管の内周の接合作業が、一回のロウ付または半田付で接合できる。従って、接合作業が簡易になり、製造時の工数を短縮することができる。
また、本発明の熱交換器の製造方法は、第1の管の外周と第2の管の内周とを、第2の管の外周全面または外周の一部に、第2の管を物理的な力で拘束する力学的拘束手段を設けて接合したものである。
これによって、ロウ付または半田付が不要となり、接合作業が容易になり、大型の生産設備が不要となる。
本発明の熱交換器は、第2の管を、扁平で、かつ、略円筒状に成形することにより、製造工数の点から製造コストが低減できて、なおかつ、熱交換量を増大させることができる。
また、本発明の熱交換器は、第2の管を継ぎ目のない管としたので、製品の安全性を向上させることができる。
また、本発明の熱交換器は、第2の管は、2つの凹板状部材を貼合せて製作した管としたので、生産設備の点から製造コストを低減することができる。さらに、漏洩検知ができる。
また、本発明の熱交換器は、第2の管は、凹板状部材と、略平板状部材とを、貼合せて製作した管としたので、生産設備、製造工数、材料投入量の点から製造コストを低減することができる。さらに、漏洩検知ができる。
また、本発明の熱交換器は、第1の管は螺旋状に巻かれた管なので、熱交換器単位長さ当りの熱交換量を増大させることができる。また、漏洩検知ができる。
また、本発明の熱交換器は、第2の管は、第1の管の外周に螺旋状に巻かれることで第1の管の外周全面を被覆した管としたので、熱交換器単位長さ当りの熱交換量を増大させることができる。
また、本発明の熱交換器は、第1の管の内部に伝熱促進手段を設けたので、熱交換器の熱交換量を増大させることができる。
また、本発明の熱交換器は、流体Bに二酸化炭素を用いたので、他の冷媒を用いた場合に比して、多くの熱交換量を得ることができる。
また、本発明の熱交換器の製造方法は、第1の管の外周と第2の管の内周とを、ロウ付または半田付で接合する製造方法であるので、製造コストを低減することができる。
また、本発明の熱交換器の製造方法は、第1の管の外周と第2の管の内周とを、第2の管の外周全面または外周の一部に、第2の管を物理的な力で拘束する力学的拘束手段を設けて接合する製造方法であるので、製造コストを低減することができる。
請求項1に記載の発明は、内部に流体Aが流動する第1の管と、内部に流体Bが流動し、複数の小流路を持つ扁平で、かつ、略円筒状に成形した第2の管から構成され、第2の管で第1の管の外周全面を被覆し、第1の管の外周と第2の管の内周とを接合したことを特徴とする熱交換器である。第1の管と第2の管を接合する際には、第2の管を、扁平で、かつ、略円筒状に成形することにより、第1の管を被覆することができるため、接合作業が簡易となり、製造工数が短縮されるため、製造コストを低減することができる。また、第1の管と第2の管は面接触で接合するため、管と管の線接触に比して、伝熱面積が増大し、熱交換量を増大させることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明の第2の管を、継ぎ目のない管とすることにより、耐圧性能が高くなり、製品の安全性を向上させ、また、高圧冷媒にも対応可能な熱交換器とすることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明の第2の管を、表面に凹状の溝が並列に配設された2つの凹板状部材を、溝長手方向に対して略垂直方向を軸として互いの溝が相対し、略対称となる位置で接合することで流体Bが流動する複数の小流路を構成した管とするものである。これにより、第2の管は、2つの凹板状部材を貼合せて製造されるため、管製造に特化した生産設備が不要となり、製造コストを低減することができる。さらに、貼合せ部分の間隙が漏洩検知溝となり、漏洩検知を行うことができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の発明の第2の管を、表面に凹状の溝が並列に配設された凹板状部材と、略平板状部材とを、略平板状部材が溝を閉塞する位置で接合することで流体Bが流動する複数の小流路を構成した管とするものである。これにより、第2の管は、凹板状部材と、略平板状部材とを貼合せて製造されるため、管製造に特化した生産設備が不要となり、略平板状部材を用いたことで溝位置合わせなしで接合可能で、第2の管製作に必要な材料投入量が低減されるため、製造コストを低減することができる。さらに、貼合せ部分の間隙が漏洩検知溝となり、漏洩検知を行うことができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の発明の第1の管を、螺旋状に巻かれた管とすることにより、熱交換器単位長さ当りの流体Aの流路が長くなり、熱交換器単位長さ当りの熱交換量を増大させることができる。さらに、内側に間隙を設けて巻いた螺旋管の場合、螺旋内側の間隙が漏洩検知溝となり、漏洩検知を行うことができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の発明の第2の管を、第1の管の外周に螺旋状に巻くことで第1の管の外周全面を被覆した管とするのものである。これにより、熱交換器単位長さ当りの流体Bの流路が長くなり、熱交換器単位長さ当りの熱交換量を増大させることができる。
請求項7に記載の発明は、請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の発明の第1の管の内部に、伝熱促進手段を設けることにより、流体Aの流動状態を乱流化して、熱交換器の熱交換量を増大させることができる。
請求項8に記載の発明は、請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の発明の流体Bを二酸化炭素とすることにより、その冷媒特性が小流路を用いた熱交換器に適することにより、他の冷媒を用いた場合に比して、多くの熱交換量を得ることができる。
請求項9に記載の発明は、請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の発明の熱交換器を製造する製造方法を、第1の管を用意する工程と、複数の小流路を持つ板状の扁平な第2の管を用意する工程と、第2の管で第1の管の外周全面を被覆する工程と、第1の管の外周と第2の管の内周とをロウ付または半田付で接合する工程とを具備している熱交換器の製造方法とすることにより、扁平で、かつ、略円筒状に成形した第2の管で、第1の管を被覆して一回で接合できるため、製造工数が短縮され、製造コストを低減することができる。
請求項10に記載の発明は、請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の発明の熱交換器を製造する製造方法を、第1の管を用意する工程と、複数の小流路を持つ板状の扁平な第2の管を用意する工程と、第2の管で第1の管の外周全面を被覆する工程と、第2の管の外周全面または一部を物理的な力で拘束する力学的拘束手段により、第1の管の外周と第2の管の内周とを接合する工程とを具備している熱交換器の製造方法であるので、ロウ付または半田付が不要となり、大型の生産設備が不要となるため、製造コストを低減することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1にかかる熱交換器の製造方法で製造された給湯用熱交換器の要部斜視図である。
図1において、熱交換器4は、内部に水が流動する第1の管としての管5と、その管5を被覆するように略円筒状に成形され、内部に冷媒が流動し、複数の小流路6を持つ第2の管としての多穴管7と、管5の内部に挿入された伝熱促進体としてのねじれテープ8で構成されている。そして、管5と多穴管7は、水と冷媒が対向流となるように構成されている。管5、多穴管7、ねじれテープ8は耐食性、熱伝導性の良い銅で作られ、特に多穴管7は継ぎ目のない管に作られる。
以上のように構成された熱交換器4について、以下その動作、作用を説明する。
熱交換器4は、管5内を流動する水と、多穴管7内を流動する冷媒が、対向流となるように流し、水冷媒間で熱の授受が行われる。高温である冷媒が低温である水を加温し、給湯用の温水を作る。
次に、熱交換器4の製造方法の概略を述べる。図2は同実施の形態にかかる熱交換器の製造方法で製造される過程を示す給湯用熱交換器の要部斜視図である。
まず、略円状の管5と、内部に複数の小流路6を持つ板状の扁平な多穴管7を、引抜き加工または押出し加工にて製作する。次に、管5にねじれテープ8を挿入する。その際、管5に空気を流しながら行うとねじれテープ8を挿入し易い。そして、管5の外周を被覆するように、多穴管7に曲げ加工を施す。これにより、多穴管7は略円筒状に成形した管となる。その際、管5の外周面と、その外周に接する多穴管7の内周面との間には、板状のロウ材9を挟み込んでおく。これを所定時間炉内で加熱し、管5と多穴管7を一回でロウ付接合する。ここで、ロウ材は板状のロウとしたが、箔や複数本の棒状ロウ、予め各管にプレコートされた被覆(クラッド)等を用いてもよい。
以上のように本実施の形態1の熱交換器4は、略円状の管5と、内部に複数の小流路6を持つ略円筒状に成形した多穴管7と、ねじれテープ8で構成され、多穴管7が、略円筒状に成形した形状で管5を被覆できるため、管5の外周と多穴管7の内周とを、一回のロウ付で接合できる。従って、接合作業が簡易となり、製造工数が短縮されるため、製造コストを低減することができる。その際、面接触での接合となり、管と管の線接触に比して、熱交換に有効な伝熱面積が大きく、熱交換量が多い熱交換器とすることができる。
また、管5と多穴管7は、引抜き加工または押出し加工にて製作された継ぎ目のない管としたので、冷媒漏洩が懸念される継ぎ目個所が少なく、高圧冷媒を用いた場合でも、高耐圧性を確保し易く、製品としての安全性を向上させることができる。
さらに、管5の内部にねじれテープ8を挿入したので、水は旋回して流動するため管5単位長さ当りの水流路が長くなるとともに、水の乱流化が促進されるため、熱交換器4単位長さ当りの熱交換量を増大させることができる。
熱交換器4は水と冷媒を対向流にしたことにより、水冷媒熱交換器として安定した熱交換量を得ることができる。これは、並行流に比べて、熱交換器全体で平均して水と冷媒とが温度差を保ちながら熱交換を行うためである。
なお、本実施の形態1においては、管5は平滑管としたが、バルジ加工により表面に波形となったコルゲート管を用いてもよい。コルゲート管を用いることにより、水の伝熱面積が増大し、乱流化を促進するため、熱交換器4単位長さ当りの熱交換量を増大させることができる。
なお、本実施の形態1においては、管5と多穴管7は、内部が平滑な面を持つ管として示したが、内部に溝をけがいた溝付の管としてもよい。管5と多穴管7を溝付の管とすると、伝熱面が増大し、熱交換量を増大させるという効果を奏する。また、多穴管7の小流路6の断面形状は、略円状として示したが、四角形でもよい。四角形とした場合、小流路6間が等肉厚となるため、押出し加工、引抜き加工にて加工が容易となる。ちなみに、略円状とした場合、応力集中を避けられるため、高圧冷媒使用時は耐圧性が向上し、製品としての安全性が向上する。
また、伝熱促進体として管5にねじれテープ8を挿入したが、ばねや薄板、棒等でもよく、さらには表面に凹凸や突起があるそれらでもよい。
なお、本実施の形態1において管5内に伝熱促進体としてねじれテープ8を挿入したが、水側の圧力損失が著しく大きい場合、これはなくてもよい。ねじれテープ8をなくすることにより、水側の圧力損失が低減される。
なお、上記実施の形態1において、管5、多穴管7、ねじれテープ8は銅製としたが、アルミニウム、鉄鋼等でもよい。管5とねじれテープ8は、好ましくは耐食性の良い材料(例えばステンレス)で作られ、さらには、水にさらされる面のみ耐食性のよい材料で被覆されたものでもよい。多穴管7は、好ましくは熱伝導性の良い材料(例えば銅、アルミニウム)で作られたものがよい。しかし、これに限定されるものでない。
上記実施の形態1においては、冷媒は二酸化炭素が好ましい。二酸化炭素は、高圧、高密度な冷媒特性により、同一質量流量では他の冷媒に比して速度が遅いため、単位流路当りの流路断面積の減少(小流路)による多穴管7内の圧力損失の増加が小さい。また、多穴管7内の圧力損失が温度変化に与える影響が小さい。このため、小流路6による多穴管7内の圧力損失の増加が熱交換量の減少に与える影響が他の冷媒に比して抑制され、上記熱交換器4で多くの熱交換量を得ることができる。しかし、熱交換する流体は水と二酸化炭素の2つの流体に限定されるものではない。上記実施の形態1の熱交換器4は、R410A等その他の冷媒と水や、ヒートポンプサイクルにおいて温度差を持つ同一流体間の熱交換に用いてもよい。
(実施の形態2)
図3は、本発明の実施の形態2にかかる熱交換器の製造方法で製造された給湯用熱交換器の要部斜視図である。なお、上述の実施の形態と同一構成については、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
図3において、熱交換器10は、内部に水が流動する第1の管としての管5と、その管5を被覆するように略円筒状に成形され、内部に冷媒が流動し、複数の小流路6を持つ第2の管としての多穴管7と、多穴管7を締め付けて拘束する力学的拘束手段としての拘束環11と、管5の内部に挿入された伝熱促進体としてのねじれテープ8で構成されている。そして、管5と多穴管7は、水と冷媒が対向流となるように構成されている。
拘束環11は異種金属腐食(電食)防止のため、多穴管7と同じ金属材料、または非金属材料(例えば、樹脂材料)で、多穴管7に食い込むことのないよう、ある程度の幅がある環に作られる。管5の外周と多穴管7の内周とは、多穴管7の外周全面または外周の一部に拘束環11を設けて、拘束環11で多穴管7を締め付けて拘束することで接合される。
以上のように構成された熱交換器10について、以下その動作、作用を説明する。
熱交換器10は、管5内を流動する水と、多穴管7内を流動する冷媒が、対向流となるように流し、水冷媒間で熱の授受が行われる。高温である冷媒が低温である水を加温し、給湯用の温水を作る。
次に、熱交換器10の製造方法の概略を述べる。図4は同実施の形態にかかる熱交換器の製造方法で製造される過程を示す給湯用熱交換器の要部斜視図である。
まず、略円状の管5と、内部に複数の小流路6を持つ板状の扁平な多穴管7を、引抜き加工または押出し加工にて製作する。次に、管5にねじれテープ8を挿入する。その際、管5に空気を流しながら行うとねじれテープ8を挿入し易い。そして、管5の外周を被覆するように、多穴管7に曲げ加工を施す。これにより、多穴管7は略円筒状に成形した管となる。その後、多穴管7の外周数箇所に拘束環11を嵌め込み、拘束環11をカシメて、管5と多穴管7とを接合する。
以上のように本実施の形態の熱交換器10は、略円状の管5と、内部に複数の小流路6を持つ略円筒状に成形した多穴管7と、拘束環11と、ねじれテープ8とで構成され、管5と多穴管7を接合する際には、多穴管7が、略円筒状に成形した形状で管5を被覆することができるため、管5の外周と多穴管7の内周とを、拘束環11を嵌め込んでカシメることで接合できる。従って、ロウ付または半田付が不要となり、大型の生産設備が不要となる。さらに、接合作業も簡易となり、製造工数が短縮される。このため、製造コストを低減することができる。その際、面接触での接合となり、管と管の線接触に比して、熱交換に有効な伝熱面積が大きく、熱交換量が多い熱交換器とすることができる。
なお、本実施の形態において拘束環11は、多穴管7と同じ金属材料、または非金属材料(例えば、樹脂材料)で作られた幅のある環としたが、拘束環11は、加熱すると収縮する樹脂製の熱収縮チューブでもよい。拘束環11を熱収縮チューブとすると、大型の生産設備が不要となる。さらに、接合作業も簡易となり、製造工数が短縮される。このため、製造コストを低減することができる。さらに、熱収縮チューブは樹脂製で軽量のため、製品重量を軽量化することができる。また、接合箇所への水分の混入が防止できるため、特に管5と多穴管7が異種金属である場合は、異種金属腐食(電食)を防止して製品の信頼性を向上させることができる。
(実施の形態3)
図5は、本発明の実施の形態3にかかる熱交換器の製造方法で製造された給湯用熱交換器の要部斜視図である。なお、上述の実施の形態と同一構成については、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
図5において、熱交換器12は、内部に水が流動する第1の管としての管5と、その管5を被覆するように略円筒状に成形され、内部に冷媒が流動し、複数の小流路13を持つ第2の管としての多穴管14と、管5の内部に挿入された伝熱促進体としてのねじれテープ8で構成されている。そして、管5と多穴管14は、水と冷媒が対向流となるように構成されている。管5、多穴管14、ねじれテープ8は耐食性、熱伝導性の良い銅で作られる。
多穴管14は、表面に凹状の溝が並列に配設された2つの凹板状部材としての凹板材14a、14bを貼合せて作られ、溝長手方向に対して略垂直方向を軸として互いの溝が相対し、略対称となる位置で接合することで複数の小流路13を構成している。
以上のように構成された熱交換器12について、以下その動作、作用を説明する。
熱交換器12は、管5内を流動する水と、多穴管14内を流動する冷媒が、対向流となるように流し、水冷媒間で熱の授受が行われる。高温である冷媒が低温である水を加温し、給湯用の温水を作る。
次に、熱交換器12の製造方法の概略を述べる。図6は同実施の形態にかかる熱交換器の製造方法で製造される過程を示す給湯用熱交換器の要部斜視図である。
まず、略円状の管5を引抜き加工または押出し加工にて製作する。管5にねじれテープ8を挿入する。その際、管5に空気を流しながら行うとねじれテープ8を挿入し易い。その一方で、略平板材にプレス加工を施して、表面に凹状の溝が並列に配設された凹板材14a、14bを形成する。2枚の凹板材14a、14bを、溝長手方向に対して略垂直方向を軸として互いの溝が相対し、略対称となる位置で合わせて、接触する部分に板状のロウ材を挟んで重ね、2枚の凹板材14a、14bの端部を仮止めする。これを所定時間炉内で加熱し、ロウ付接合する。これにより、相対する溝が複数の小流路13を形成した板状の扁平な多穴管14が製造される。そして、略円状の管5の外周を被覆するように、板状の扁平な多穴管14に曲げ加工を施す。これにより、多穴管14は略円筒状に成形した管となる。その際、管5の外周面と、その外周に接する多穴管14の内周面との間には、板状のロウ材9を挟み込んでおく。これを所定時間炉内で加熱し、管5と多穴管14を一回でロウ付接合する。ここで、ロウ材は板状のロウとしたが、箔や複数本の棒状ロウ、予め各管にプレコートされた被覆(クラッド)等を用いてもよい。また、ここで、2枚の凹板材14a、14bの接合手段ははロウ付接合としたが、溶着や真空圧着等の手段を用いてもよく、これに限定されるものではない。
以上のように本実施の形態の熱交換器12は、略円状の管5と、内部に複数の小流路13を持つ略円筒状に成形した多穴管14と、ねじれテープ8で構成され、管5と多穴管14を接合する際には、多穴管14が、略円筒状に成形した形状で管5を被覆することができるため、管5の外周と多穴管14の内周とを、一回のロウ付で接合できる。従って、管5と多穴管14の接合作業が簡易となり、製造工数が短縮されるため、製造コストを低減することができる。
その際、面接触での接合となり、管と管の線接触に比して、熱交換に有効な伝熱面積が大きく、熱交換量が多い熱交換器とすることができる。
さらに、熱交換器12は多穴管14の2枚の凹板材14a、14bの貼合せ部分と管5との間に間隙15が形成されるため、これが漏洩検知溝となり、管5が腐食した場合、間隙15への水漏れにより、漏洩検知を行うことができる。
また、多穴管14は、2枚の凹板材14a、14bを貼合せて製造されるため、管製造に特化した生産設備が不要となり、製造コストを低減することができる。
なお、上記実施の形態3において、多穴管14は銅製としたが、アルミニウム、鉄鋼等でもよく、好ましくは熱伝導性の良い材料(例えば銅、アルミニウム)で作られたものがよい。しかし、これに限定されるものでない。
図7は同実施の形態にかかる熱交換器の製造方法で製造される給湯用熱交換器で、管と多穴管の他の接合方法の例を示した要部斜視図である。上述の同実施の形態において、管5と多穴管14との接合方法は、ロウ付接合としたが、図7に示すように、実施の形態2で示したように拘束環を用いた接合方法としてもよい。
図7において、熱交換器16は、内部に水が流動する第1の管としての管5と、その管5を被覆するように略円筒状に成形され、内部に冷媒が流動し、複数の小流路13を持つ第2の管としての多穴管14と、多穴管14を締め付けて拘束する力学的拘束手段としての拘束環11と、管5の内部に挿入された伝熱促進体としてのねじれテープ8で構成されている。管5の外周と多穴管14の内周とは、多穴管14の外周全面または外周の一部に拘束環11を設けて、拘束環11で多穴管14を締め付けて拘束することで接合される。拘束環を用いた場合、ロウ付または半田付が不要となり、大型の生産設備が不要となる。さらに、接合作業も簡易となり、製造工数が短縮される。このため、製造コストを低減することができる。
(実施の形態4)
図8は、本発明の実施の形態4にかかる熱交換器の製造方法で製造された給湯用熱交換器の要部斜視図である。なお、上述の実施の形態と同一構成については、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
図8において、熱交換器17は、内部に水が流動する第1の管としての管5と、その管5を被覆するように略円筒状に成形され、内部に冷媒が流動し、複数の小流路18を持つ第2の管としての多穴管19と、管5の内部に挿入された伝熱促進体としてのねじれテープ8で構成されている。そして、管5と多穴管19は、水と冷媒が対向流となるように構成されている。管5、多穴管19、ねじれテープ8は耐食性、熱伝導性の良い銅で作られる。
多穴管19は、表面に凹状の溝が並列に配設された凹板状部材としての凹板材19aと、略平板状部材としての略平板材19bを貼合せて作られ、略平板材19bが溝を閉塞する位置で接合することで複数の小流路18を構成している。
以上のように構成された熱交換器17について、以下その動作、作用を説明する。
熱交換器17は、管5内を流動する水と、多穴管19内を流動する冷媒が、対向流となるように流し、水冷媒間で熱の授受が行われる。高温である冷媒が低温である水を加温し、給湯用の温水を作る。
次に、熱交換器17の製造方法の概略を述べる。
図9は同実施の形態にかかる熱交換器の製造方法で製造される過程を示す給湯用熱交換器の要部斜視図である。
まず、略円状の管5を引抜き加工または押出し加工にて製作する。管5にねじれテープ8を挿入する。その際、管5に空気を流しながら行うとねじれテープ8を挿入し易い。その一方で、略平板材にプレス加工を施して、表面に凹状の溝が並列に配設された凹板材19aを形成する。凹板材19aと、略平板材19bとを、略平板材19bが溝を閉塞する位置で合わせて接触する部分に板状のロウ材を挟んで重ね、2枚の板材19a、19bの端部を仮止めする。これを所定時間炉内で加熱し、ロウ付接合する。これにより、溝が複数の小流路18を形成した板状の扁平な多穴管19が製造される。そして、略円状の管5の外周を被覆するように、板状の扁平な多穴管19に曲げ加工を施す。これにより、多穴管19は略円筒状に成形した管となる。その際、管5の外周面と、その外周に接する多穴管19の内周面との間には、板状のロウ材9を挟み込んでおく。これを所定時間炉内で加熱し、管5と多穴管19とを一回でロウ付接合する。ここで、ロウ材は板状のロウとしたが、箔や複数本の棒状ロウ、予め各管にプレコートされた被覆(クラッド)等を用いてもよい。また、ここで、2枚の板材19a、19bの接合手段はロウ付接合としたが、溶着や真空圧着等の手段を用いてもよく、これに限定されるものではない。
以上のように本実施の形態の熱交換器17は、略円状の管5と、内部に複数の小流路18を持つ略円筒状に成形した多穴管19と、ねじれテープ8で構成され、管5と多穴管19を接合する際には、多穴管19が、略円筒状に成形した形状で管5を被覆できるため、管5の外周と多穴管19の内周とを、一回のロウ付で接合できる。従って、管5と多穴管19の接合作業が簡易となり、製造工数が短縮されるため、製造コストを低減することができる。
その際、面接触での接合となり、管と管の線接触に比して、熱交換に有効な伝熱面積が大きく、熱交換量が多い熱交換器とすることができる。
さらに、熱交換器17の多穴管19は、2枚の板材19a、19bを貼合せて製造されるため、管製造に特化した生産設備が不要となり、略平板材19bを用いたことで溝位置合わせなしで接合可能であり、製造工数が短縮される。さらに、管製造に必要な材料投入量が低減されるため、製造コストを低減することができる。
また、多穴管19の2枚の板材19a、19bの貼合せ部分と管5との間に間隙20が形成されるため、これが漏洩検知溝となり、漏洩検知を行うことができる。
なお、上記実施の形態4において、多穴管19は銅製としたが、アルミニウム、鉄鋼等でもよく、好ましくは熱伝導性の良い材料(例えば銅、アルミニウム)で作られたものがよい。しかし、これに限定されるものでない。
図10は同実施の形態にかかる熱交換器の製造方法で製造される給湯用熱交換器で、管と多穴管の他の接合方法の例を示した要部斜視図である。上述の同実施の形態において、
管5と多穴管19との接合方法は、ロウ付接合としたが、実施の形態2で示したように拘束環を用いた接合方法でもよい。
図10において、熱交換器21は、内部に水が流動する第1の管としての管5と、その管5を被覆するように略円筒状に成形され、内部に冷媒が流動し、複数の小流路18を持つ第2の管としての多穴管19と、多穴管19を締め付けて拘束する力学的拘束手段としての拘束環11と、管5の内部に挿入された伝熱促進体としてのねじれテープ8で構成されている。そして、管5と多穴管19は、水と冷媒が対向流となるように構成されている。管5の外周と多穴管19の内周とは、多穴管19の外周全面または外周の一部に拘束環11を設けて、拘束環11で多穴管19を締め付けて拘束することで接合される。拘束環を用いた場合、ロウ付または半田付が不要となり、大型の生産設備が不要となる。さらに、接合作業も簡易となり、製造工数が短縮される。このため、製造コストを低減することができる。
(実施の形態5)
図11は、本発明の実施の形態5にかかる熱交換器の製造方法で製造された給湯用熱交換器の要部斜視図である。図12は同実施の形態にかかる熱交換器の第1の管としての管の要部斜視図である。なお、上述の実施の形態と同一構成については、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
図11において、熱交換器22は、内部に水が流動する第1の管としての管23と、その管23を被覆するように略円筒状に成形され、内部に冷媒が流動し、複数の小流路6を持つ第2の管としての多穴管7と、管23の内部に挿入された伝熱促進体としてのねじれテープ8で構成されている。そして、管23と多穴管7は、水と冷媒が対向流となるように構成されている。管23は、水流路長手方向に対して螺旋形状に巻かれた螺旋管である。管23、多穴管7、ねじれテープ8は耐食性、熱伝導性の良い銅で作られる。
以上のように構成された熱交換器22について、以下その動作、作用を説明する。
熱交換器22は、管23内を流動する水と、多穴管7内を流動する冷媒が、対向流となるように流し、水冷媒間で熱の授受が行われる。高温である冷媒が低温である水を加温し、給湯用の温水を作る。
次に、熱交換器22の製造方法の概略を述べる。
まず、略円状の管23と、内部に複数の小流路6を持つ板状の扁平な多穴管7を、引抜き加工または押出し加工にて製造する。次に、管23の内部にねじれテープ8を挿入する。その際、管23に空気を流しながら行うとねじれテープ8を挿入し易い。その後、管23を水流路長手方向に対して螺旋形状に巻き、螺旋管とする。そして、管23の外周を被覆するように、多穴管7に曲げ加工を施す。これにより、多穴管7は略円筒状に成形した管となる。その際、管23の外周面と、その外周に接する多穴管7の内周面の間には、板状のロウ材を挟み込んでおく。これを所定時間炉内で加熱し、管23と多穴管7を一回でロウ付接合する。ここで、ロウ材は板状のロウとしたが、箔や複数本の棒状ロウ、予め各管にプレコートされた被覆(クラッド)等を用いてもよい。
以上のように本実施の形態5の熱交換器22は、螺旋状に巻かれた管23と、複数の小流路6を持つ略円筒状に成形した多穴管7と、ねじれテープ8で構成され、管23と多穴管7を接合する際には、多穴管7が、略円筒状に成形した形状で管23を被覆できるため、管23の外周と多穴管7の内周とを、一回のロウ付で接合できる。従って、管23と多穴管7を少ない工数で接合することができるため、製造コストを低減することができる。
また、管23を螺旋管としたことにより、熱交換器22単位長さ当りの水流路が長くなるので、熱交換器22単位長さ当りの熱交換量を増大させるという効果を相する。
さらに、管23を、内側に間隙を設けて巻いた螺旋管とした場合、その螺旋内側の間隙(図示せず)が漏洩検知溝となり、漏洩検知を行うことができる。
なお、本実施の形態5において、管23は銅製としたが、好ましくは耐食性の良い材料(例えばステンレス)でも、さらには、アルミニウム、鉄鋼等で水にさらされる面のみ耐食性のよい材料で被覆したものでもよい。しかし、これに限定されるものでない。
図13、図14は、同実施の形態にかかる熱交換器の製造方法で製造される給湯用熱交換器の多穴管の変形例を示した要部斜視図である。多穴管14の構成および作用効果は実施の形態3におけるものと同様、多穴管19の構成および作用効果は実施の形態4におけるものと同様であるため、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
図13において、熱交換器24は、内部に水が流動する第1の管としての管23と、その管23を被覆するように略円筒状に成形され、内部に冷媒が流動し、複数の小流路13を持つ第2の管としての多穴管14と、管23の内部に挿入された伝熱促進体としてのねじれテープ8で構成されている。そして、管23と多穴管14は、水と冷媒が対向流となるように構成されている。
図14において、熱交換器25は、内部に水が流動する第1の管としての管23と、その管23を被覆するように略円筒状に成形され、内部に冷媒が流動し、複数の小流路18を持つ第2の管としての多穴管19と、管23の内部に挿入された伝熱促進体としてのねじれテープ8で構成されている。そして、管23と多穴管14は、水と冷媒が対向流となるように構成されている。
図15から図17は同実施の形態にかかる熱交換器の製造方法で製造される給湯用熱交換器で、管と多穴管の他の接合方法の例を示した要部斜視図である。上述の同実施の形態において、管と多穴管との接合方法は、ロウ付接合としたが、実施の形態2で示したように拘束環を用いた接合方法でもよい。
図15において、熱交換器26は、内部に水が流動する第1の管としての管23と、その管23を被覆するように略円筒状に成形され、内部に冷媒が流動し、複数の小流路6を持つ第2の管としての多穴管7と、多穴管7を締め付けて拘束する力学的拘束手段としての拘束環11と、管23の内部に挿入された伝熱促進体としてのねじれテープ8で構成されている。そして、管23と多穴管7は、水と冷媒が対向流となるように構成されている。
図16において、熱交換器27は、内部に水が流動する第1の管としての管23と、その管23を被覆するように略円筒状に成形され、内部に冷媒が流動し、複数の小流路13を持つ第2の管としての多穴管14と、多穴管14を締め付けて拘束する力学的拘束手段としての拘束環11と、管23の内部に挿入された伝熱促進体としてのねじれテープ8で構成されている。そして、管23と多穴管14は、水と冷媒が対向流となるように構成されている。
図17において、熱交換器28は、内部に水が流動する第1の管としての管23と、その管23を被覆するように略円筒状に成形され、内部に冷媒が流動し、複数の小流路18を持つ第2の管としての多穴管19と、多穴管19を締め付けて拘束する力学的拘束手段としての拘束環11と、管23の内部に挿入された伝熱促進体としてのねじれテープ8で構成されている。そして、管23と多穴管14は、水と冷媒が対向流となるように構成されている。
図15から図17において、管23は、水流路長手方向に対して螺旋形状に巻かれた螺旋管である。管23の外周と、多穴管7、多穴管14、多穴管19のいづれかのひとつの多穴管の内周とは、いづれかの多穴管の外周全面または外周の一部に拘束環11を設けて、拘束環11でいづれかの多穴管を締め付けて拘束することで接合される。拘束環を用いた場合、ロウ付または半田付が不要となり、大型の生産設備が不要となる。さらに、接合作業も簡易となり、製造工数が短縮される。このため、製造コストを低減することができる。
(実施の形態6)
図18は、本発明の実施の形態6にかかる熱交換器の製造方法で製造された給湯用熱交換器の要部斜視図である。
図18において、熱交換器29は、内部に水が流動する第1の管としての管5と、その管5を被覆するように螺旋状に巻かれて略円筒状に成形され、内部に冷媒が流動し、複数の小流路30を持つ第2の管としての多穴管31と、管5の内部に挿入された伝熱促進体としてのねじれテープ8で構成されている。そして、管5と多穴管7は、水と冷媒が対向流となるように構成されている。多穴管31は、管5の全外周を被覆するように水流路長手方向に対して螺旋状に巻きつけることで、略円筒状に成形した螺旋管である。
以上のように構成された熱交換器29について、以下その動作、作用を説明する。
熱交換器29は、管5内を流動する水と、多穴管31内を流動する冷媒が、対向流となるように流し、水冷媒間で熱の授受が行われる。高温である冷媒が低温である水を加温し、給湯用の温水を作る。
ここで、熱交換器29は、多穴管31を管5に螺旋状に巻きつけたことを除いては、実施の形態1と同様の構成である。従って、管5とねじれテープ8の構成および作用効果は、同一符号を付して詳細な説明を省略し、多穴管31の構成と、多穴管31を管5に螺旋状に巻きつけたことによる作用効果についてのみ説明する。
次に、熱交換器29の製造方法の概略を述べる。
まず、略円状の管5と、内部に複数の小流路30を持つ板状の扁平な多穴管31を、引抜き加工または押出し加工にて製作する。次に、管5にねじれテープ8を挿入する。その際、管5に空気を流しながら行うとねじれテープ8を挿入し易い。そして、管5の外周に全外周を被覆するように、曲げ加工により、多穴管31を螺旋状に巻く。これにより、多穴管31は略円筒状に成形した螺旋管となる。その際、管5の外周面と、その外周に接する多穴管31の内周面との間には、板状のロウ材を挟み込んでおく。これを所定時間炉内で加熱し、管5と多穴管31を一回でロウ付接合する。ここで、ロウ材は板状のロウとしたが、箔や複数本の棒状ロウ、予め各管にプレコートされた被覆(クラッド)等を用いてもよい。
以上のように本実施の形態の熱交換器29は、内部に水が流動する管5と、内部に複数の小流路30を持つ略円筒状に成形した多穴管31と、管5の内部に挿入されたねじれテープ8で構成され、管5と多穴管31を接合する際には、多穴管31が、略円筒状に成形した螺旋形状で管5を被覆できるため、管5の外周と多穴管31の内周とを、一回のロウ付で接合できる。従って、接合作業が簡易となり、製造工数が短縮されるため、製造コストを低減することができる。その際、面接触での接合となり、管と管の線接触に比して、熱交換に有効な伝熱面積が大きく、熱交換量が多い熱交換器とすることができる。
そして、多穴管31を管5に螺旋状に巻きつけたことにより、熱交換器29単位長さ当りの冷媒流路が長くなり、熱交換器29単位長さ当りの熱交換量を増大させることができる。
図19は、同実施の形態にかかる熱交換器の製造方法で製造される給湯用熱交換器の第1の管である管の変形例を示した要部斜視図である。管23の構成および作用効果は実施の形態5におけるものと同様であるため、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
図19において、熱交換器32は、内部に水が流動する第1の管としての管23と、その管23を被覆するように螺旋状に巻かれて略円筒状に成形され、内部に冷媒が流動し、複数の小流路30を持つ第2の管としての多穴管31と、管23の内部に挿入された伝熱促進体としてのねじれテープ8で構成されている。そして、管23と多穴管31は、水と冷媒が対向流となるように構成されている。多穴管31は、管23の全外周を被覆するように水流路長手方向に対して螺旋状に巻きつけることで、略円筒状に成形した螺旋管である。
図20、図21は同実施の形態にかかる熱交換器の製造方法で製造される給湯用熱交換器で、管と多穴管の他の接合方法の例を示した要部斜視図である。上述の同実施の形態において、管5または管23と、多穴管31との接合方法は、ロウ付接合としたが、実施の形態2で示したように拘束環を用いた接合方法でもよい。
図20において、熱交換器33は、内部に水が流動する第1の管としての管5と、その管5を被覆するように螺旋状に巻かれて略円筒状に成形され、内部に冷媒が流動し、複数の小流路30を持つ第2の管としての多穴管31と、多穴管31を締め付けて拘束する力学的拘束手段としての拘束環11と、管5の内部に挿入された伝熱促進体としてのねじれテープ8で構成されている。そして、管5と多穴管31は、水と冷媒が対向流となるように構成されている。多穴管31は、管5の全外周を被覆するように水流路長手方向に対して螺旋状に巻きつけることで、略円筒状に成形した螺旋管である。
図21において、熱交換器34は、内部に水が流動する第1の管としての管23と、その管23を被覆するように螺旋状に巻かれて略円筒状に成形され、内部に冷媒が流動し、複数の小流路30を持つ第2の管としての多穴管31と、多穴管31を締め付けて拘束する力学的拘束手段としての拘束環11と、管23の内部に挿入された伝熱促進体としてのねじれテープ8で構成されている。そして、管23と多穴管31は、水と冷媒が対向流となるように構成されている。管23は、水流路長手方向に対して螺旋形状に巻かれた螺旋管である。多穴管31は、管23の全外周を被覆するように水流路長手方向に対して螺旋状に巻きつけることで、略円筒状に成形した螺旋管である。
図20、図21において、管5または管23のいづれかの外周と、多穴管31の内周とは、多穴管31の外周全面または外周の一部に拘束環11を設けて、拘束環11で多穴管31を締め付けて拘束することで接合される。拘束環を用いた場合、ロウ付または半田付が不要となり、大型の生産設備が不要となる。さらに、接合作業も簡易となり、製造工数が短縮される。このため、製造コストを低減することができる。
以上のように、本発明にかかる熱交換器及びその製造方法は、第2の管を、扁平で、かつ、略円筒状に成形することにより、第1の管と第2の管を接合が容易となるので、製造コストが低減できて、なおかつ、面接触の接合となるため、管と管の線接触に比して、熱交換量を増大させることができるので、ヒートポンプ式給湯機に限らず、空調、冷凍、冷蔵等に利用される温度の異なる流体間で熱の授受を行う熱交換器の用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1にかかる熱交換器の製造方法で製造された給湯用熱交換器の要部斜視図 同実施の形態にかかる熱交換器の製造方法で製造される過程を示す給湯用熱交換器の要部斜視図 本発明の実施の形態2にかかる熱交換器の製造方法で製造された給湯用熱交換器の要部斜視図 同実施の形態にかかる熱交換器の製造方法で製造される過程を示す給湯用熱交換器の要部斜視図 本発明の実施の形態3にかかる熱交換器の製造方法で製造された給湯用熱交換器の要部斜視図 同実施の形態にかかる熱交換器の製造方法で製造される過程を示す給湯用熱交換器の要部斜視図 同実施の形態にかかる熱交換器の製造方法で製造される給湯用熱交換器で、管と多穴管の他の接合方法の例を示した要部斜視図 本発明の実施の形態4にかかる熱交換器の製造方法で製造された給湯用熱交換器の要部斜視図 同実施の形態にかかる熱交換器の製造方法で製造される過程を示す給湯用熱交換器の要部斜視図 同実施の形態にかかる熱交換器の製造方法で製造される給湯用熱交換器で、管と多穴管の他の接合方法の例を示した要部斜視図 本発明の実施の形態5にかかる熱交換器の製造方法で製造された給湯用熱交換器の要部斜視図 同実施の形態にかかる熱交換器の第1の管としての管の要部斜視図 同実施の形態にかかる熱交換器の製造方法で製造される給湯用熱交換器の多穴管の変形例を示した要部斜視図 同実施の形態にかかる熱交換器の製造方法で製造される給湯用熱交換器の多穴管の変形例を示した要部斜視図 同実施の形態にかかる熱交換器の製造方法で製造される給湯用熱交換器で、管と多穴管の他の接合方法の例を示す図 同実施の形態にかかる熱交換器の製造方法で製造される給湯用熱交換器で、管と多穴管の他の接合方法の例を示す図 同実施の形態にかかる熱交換器の製造方法で製造される給湯用熱交換器で、管と多穴管の他の接合方法の例を示す図 本発明の実施の形態6にかかる熱交換器の製造方法で製造された給湯用熱交換器の要部斜視図 同実施の形態にかかる熱交換器の製造方法で製造される給湯用熱交換器の第1の管である管の変形例を示した要部斜視図 同実施の形態にかかる熱交換器の製造方法で製造される給湯用熱交換器で、管と多穴管の他の接合方法の例を示した要部斜視図 同実施の形態にかかる熱交換器の製造方法で製造される給湯用熱交換器で、管と多穴管の他の接合方法の例を示した要部斜視図 従来の独立した管と管を接合した形態の給湯用熱交換器の要部斜視図
符号の説明
4,10,12,16,17,21,22,24,25,26,27,28,29,32,33,34 熱交換器
5,23 管(第1の管)
6,13,18,30 小流路
7,14,19,31 多穴管(第2の管)
8 ねじれテープ(伝熱促進体)
14a,14b,19a 凹板材(凹板状部材)
19b 略平板材(略平板状部材)
11 拘束環(力学的拘束手段)

Claims (10)

  1. 内部に流体Aが流動する第1の管と、内部に流体Bが流動し、複数の小流路を持つ扁平で、かつ、略円筒状に成形した第2の管から構成され、前記第2の管で前記第1の管の外周全面を被覆し、前記第1の管の外周と前記第2の管の内周とを接合したことを特徴とする熱交換器。
  2. 前記第2の管の複数の小流路は、継ぎ目のないことを特徴とする請求項1に記載の熱交換器。
  3. 前記第2の管は、表面に凹状の溝が並列に配設された2つの凹板状部材を、溝長手方向に対して略垂直方向を軸として互いの溝が相対し、略対称となる位置で接合することで流体Bが流動する複数の小流路を構成した管としたことを特徴とする請求項1に記載の熱交換器。
  4. 前記第2の管は、表面に凹状の溝が並列に配設された凹板状部材と、略平板状部材とを、前記溝を前記略平板状部材が閉塞する位置で接合することで流体Bが流動する複数の小流路を構成した管としたことを特徴とする請求項1に記載の熱交換器。
  5. 前記第1の管は螺旋状に巻かれた管としたことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の熱交換器。
  6. 前記第2の管は、前記第1の管の外周に螺旋状に巻かれることで前記第1の管の外周全面を被覆した管としたことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の熱交換器。
  7. 前記第1の管の内部に伝熱促進手段を設けたことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の熱交換器。
  8. 前記流体Bは二酸化炭素を用いたことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の熱交換器。
  9. 第1の管を用意する工程と、複数の小流路を持つ板状の扁平な第2の管を用意する工程と、前記第2の管で前記第1の管の外周全面を被覆する工程と、前記第1の管の外周と前記第2の管の内周とをロウ付または半田付で接合する工程とを具備している熱交換器の製造方法。
  10. 第1の管を用意する工程と、複数の小流路を持つ板状の扁平な第2の管を用意する工程と、前記第2の管で前記第1の管の外周全面を被覆する工程と、前記第2の管の外周全面または一部を物理的な力で拘束する力学的拘束手段により、前記第1の管の外周と前記第2の管の内周とを接合する工程とを具備している熱交換器の製造方法。
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