JP2005098471A - 弁装置および弁装置の製造方法 - Google Patents

弁装置および弁装置の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005098471A
JP2005098471A JP2003347029A JP2003347029A JP2005098471A JP 2005098471 A JP2005098471 A JP 2005098471A JP 2003347029 A JP2003347029 A JP 2003347029A JP 2003347029 A JP2003347029 A JP 2003347029A JP 2005098471 A JP2005098471 A JP 2005098471A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve seat
seat member
valve
joint pipe
mounting hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2003347029A
Other languages
English (en)
Inventor
Soichiro Tomioka
総一郎 富岡
Takashi Hayashi
隆史 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Saginomiya Seisakusho Inc
Original Assignee
Saginomiya Seisakusho Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Saginomiya Seisakusho Inc filed Critical Saginomiya Seisakusho Inc
Priority to JP2003347029A priority Critical patent/JP2005098471A/ja
Publication of JP2005098471A publication Critical patent/JP2005098471A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】弁座部材が弁ハウジングに対して圧入、ろう付けされる弁装置において、充分なろう付け強度を安定して得ること。
【解決手段】弁ハウジング11に形成された弁座部材装着孔13に弁座部材20が圧入され、弁座部材20が弁ハウジング11にろう付けされた弁装置において、弁座部材20が圧入されている弁座部材装着孔13の内周面と弁座部材の外周面との間に、弁座部材20の一方の端面20Aの側より他方の端面20Bの側へろう材を導く弁座部ろう材通路23を形成する。
【選択図】図6

Description

この発明は、弁装置および弁装置の製造方法に関し、特に、弁ハウジングとは別体の弁座部材が弁ハウジングに圧入、ろう付けされる構造の弁装置および弁装置の製造方法に関するものである。
電磁弁、電動弁等の弁装置として、弁座部を構成する弁座部材が弁ハウジング(弁本体)とは別部品として構成され、弁座部材が、弁ハウジングに形成された弁座部材装着孔(ポート)に圧入され、ろう付けによって弁ハウジングに固定されているものがある(たとえば、特許文献1)。
従来の弁座部材の圧入、ろう付けでは、弁ハウジングのポートに弁座部材を外側から圧入したのち、弁座部材の一方の端面の側をろう付けするだけの片面ろう付けであるため、充分なろう付け強度を安定して得ることが難しい。
即ち、このろう付けでは、ポートに圧入された弁座部材の一端面とポート内周面との隅部のろう材の廻りが重要である。しかし、圧入のため、弁座部材外周面とポート内周面との間に、ろう材が流れる際の空気抜き、空気逃がしを行うような間隙がないから、ろう材が流れづらく、安定したろう付けを行うことが難しい。
ところで、継手管の固定については、弁装置の弁ハウジングに形成された継手管取付用のポートに銅管等による継手管が圧入され、ろう付けによって弁ハウジングに固定されているものがある。この継手管のろう付けでは、継手管の挿入端近傍の外周面に複数個の小突起を設け、小突起をもって継手管がポートに圧入されるようにし、継手管外周面とポート内周面との間に、ろう材の廻りをよくするための間隙を設けることが行われている(たとえば、特許文献2)。
しかし、上述した継手管の弁ハウジングへの固定のような、両者の間に間隙を設けるろう付けの技術は、いかにろう材の廻りをよくするためとは言っても、両者の接触面積が大幅に少なくなって気密度を確保するのが難しくなるから、流量を計量するポートとして使用する弁座部材の弁ハウジングへのろう付けの技術としてそのまま応用するのは困難である。
特開2003−56735号公報 特開2000−97358号公報
この発明が解決しようとする課題は、弁座部材が弁ハウジングに対して圧入、ろう付けされる弁装置において、充分なろう付け強度を安定して得ることである。
この発明による弁装置は、弁ハウジングに形成された弁座部材装着孔に弁座部材が圧入され、当該弁座部材が弁ハウジングにろう付けされた弁装置において、前記弁座部材が圧入されている前記弁座部材装着孔の内周面と前記弁座部材の外周面との間に、前記弁座部材の一方の端面の側より他方の端面の側へろう材を導く弁座部ろう材通路が形成されている。
前記弁座部ろう材通路は、前記弁座部材の外周面に形成された溝あるいは面取りによって、あるいは前記弁座部材装着孔の内周面に形成された溝によって画定することができる。
この発明による弁装置は、さらに、前記弁座部材装着孔に継手管が挿入され、継手管挿入部分の前記弁座部材装着孔の内周面と前記継手管の外周面との間に、前記弁座部材装着孔の外側より前記弁座部材の一方の端面の側へろう材を導く継手管部ろう材通路が画定されている。
この場合、前記継手管は、当該継手管の外周面に形成された複数個の突起部が各々前記弁座部材装着孔の内周面に当接する形態で、前記弁座部材装着孔に圧入されている。あるいは、前記継手管が前記弁座部材装着孔に圧入される部分が楕円形横断面になっている。また、前記継手管部ろう材通路は、継手管挿入部分の前記弁座部材装着孔の内周面に形成された溝によって画定することがてきる。
この発明による弁装置の製造方法は、弁ハウジングに形成された弁座部材装着孔に弁座部材が圧入され、前記弁座部材につづいて前記弁座部材装着孔に継手管が挿入され、前記弁座部材と前記継手管とが前記弁ハウジングにろう付けされる弁装置の製造方法において、前記弁座部材が圧入されている前記弁座部材装着孔の内周面と前記弁座部材の外周面との間に、前記弁座部材の一方の端面の側より他方の端面の側へろう材を導く弁座部ろう材通路を設けると共に、継手管挿入部分の前記弁座部材装着孔の内周面と前記継手管の外周面との間に、前記弁座部材装着孔の外側より前記弁座部材の一方の端面の側へろう材を導く継手管部ろう材通路を設け、前記弁座部材装着孔の外側において前記継手管の外周にリングろう材を装着し、前記リングろう材を加熱溶融させ、溶融したろう材を前記継手管部ろう材通路によって前記弁座部材の一方の端面の側に導き、更に前記弁座部ろう材通路よって前記弁座部材の圧入方向の他方の側に導き、ろう付けを行う。
この発明による弁装置では、弁座部材の一方の端面の側より行われるろう付けにおいて、溶融したろう材が弁座部ろう材通路を通って弁座部材の一方の端面の側より他方の端面の側へ流れる。これにより、弁座部材が弁ハウジングに両面ろう付けされ、充分なろう付け強度が安定して得られる。
また、この発明による弁装置の製造方法では、弁座部材装着孔の外側において継手管の外周に装着したリングろう材により、継手管の外周ろう付けと、弁座部材の両面ろう付けが、一つのろう材工程によって確実に行われる。
図1〜図6はこの発明による弁装置を電動弁に適用した一つの実施形態を示している。まず、図1を参照して電動弁の全体構成を説明する。電動弁はプレス成形によるカップ形状の金属製の弁ハウジング(弁本体)11を有する。弁ハウジング11は、底面部11Aの中央の筒体部12によって弁座部材装着孔(出口ポート)13を形成され、周面部11Bに入口ポート14を開口形成されている。
入口ポート14には銅製又はSUS等の金属製の入口継手管15が挿入されている。入口継手管15にはリングろう16(図2参照)が装着され、加熱することによって弁ハウジング11にろう付け固定されている。
弁座部材装着孔13には、弁座部材20が圧入されていると共に銅製又はSUS等の金属製の出口継手管17が挿入され、ともに、装着されたリングろう18(図2参照)を加熱することによって弁ハウジング11にろう付け固定されている。
弁ハウジング11の上部開口部11Cには、ステッピングモータ40のキャン状のロータケース41と弁体ガイド部材31とが、ろう付けあるいは溶接によって固定されている。
弁体ガイド部材31は弁ハウジング11の側に弁室19を画定している。弁体ガイド部材31には弁体支持孔32と雌ねじ孔33とが同一軸線上に形成されている。弁室19には弁体30が配置されている。
弁体30は、弁体支持孔32に摺動可能に嵌合し、弁体ガイド部材31により軸線方向(上下方向)に移動可能に支持され、先端側のニードル部材30Aにて弁座部材20の弁ポート21の開閉、開度増減を行う。
ステッピングモータ40は、ロータケース41内にロータ42を回転可能且つ軸線方向に移動可能に収容している。ロータケース41の外側にはステータコイル部材43が取り付けられている。ロータ42は、外周部を多極着磁され、弁体30と連結された雄ねじ軸44を有する。雄ねじ軸44の雄ねじは雌ねじ孔33の雌ねじにねじ係合している。これにより、ロータ42の回転によって弁体30が軸線方向に移動する。
つぎに、図2〜図6を参照して弁座部材20と出口継手管17の圧入ろう付けについて説明する。図2に示されている弁座部材20は、弁座部材装着孔13に圧入可能な外径を有する。弁座部材20の外周面には螺旋溝22が弁座部材20の全軸長に亘って形成されている。したがって、螺旋溝22は、図3に示されているように、一端22Aにて弁座部材20の一方の端面20Aに開口し、他端22Bにて弁座部材20の他方の端面20Bに開口している。
弁座部材20は、図2に示されているように、弁ハウジング11の上部開口部11C側(弁室19側)から、又は、反対側の筒体部12の下部開口部12A側から弁座部材装着孔13に、軸線方向における所定の規定位置まで圧入される。この弁座部材20の規定位置までの圧入は、圧入装置(図示省略)による圧入量制御、図示されてない治具等を用いて正確に行うことが可能である。この圧入により、弁座部材20の取り付けが精度よく行われ、弁座部材20と弁ハウジング11との同心度及び位置が安定して得られるようになる。
なお、特許請求の範囲を含め、本発明における「圧入」とは、上記した弁座部材20と弁ハウジング11との同心度及び位置が安定して得られるという作用効果が得られる程度のものを言う。
弁座部材装着孔13に対する弁座部材20の圧入により、螺旋溝22によって弁座部材装着孔13の内周面と弁座部材20の外周面との間に、弁座部材20の一方の端面20Aの側より他方の端面20Bの側へろう材を導く弁座部ろう材通路23が画定される。
出口継手管17は、弁座部材装着孔13に挿入可能な外径の銅管により構成されている。弁座部材装着孔13に対する出口継手管17の挿入は、弁座部材20の圧入後、弁座部材20の圧入方向とは反対の側から、出口継手管17の先端17Aが弁座部材20の一方の端面20Aに軽く当接する位まで行われる。この出口継手管17の挿入量の管理は、さほど高精度に行われる必要はない。
ろう付けに際しては、図4に示されているように、弁ハウジング11を上下反転し、弁座部材装着孔13の外側において継手管17の外周にリングろう材18を装着する。リングろう材18による弁座部材20と出口継手管17のろう付けは、各種雰囲気ガス中炉中ろう付け、あるいはトーチろう付けにより行う。
リングろう材18は加熱によって、図5に示されているように溶融し、溶融ろう材は、リングろう材配置領域aに一部残留し、図6に示されているように、リングろう材配置領域aより弁座部材装着孔13の内周面と継手管17の外周面の間の円環状の間隙bに入り、一部は出口継手管17の先端17Aと弁座部材20の一方の端面20Aとの間隙cを通って出口継手管17の先端17Aと弁座部材20の端面20Aとの内周部dに至る。残りの溶融ろう材は、弁座部材20の一方の端面20Aの側から弁座部ろう材通路23を通って弁座部材20他方の端面20Bの側(領域e)へ流れる。
溶融ろう材は、常温冷却によって各部(リングろう材配置領域a、間隙b、間隙c、内周部d、弁座部ろう材通路23、領域e)において凝固する。これにより、出口継手管17のろう付け固定が完了すると共に、間隙cと領域eで凝固したろう材により、弁座部材20が弁ハウジング11に対して両面ろう付けされる。この両面ろう付けより、弁ハウジング11に対する弁座部材20のろう付けが、充分なろう付け強度をもって安定して行われる。また、片面ろう付けの場合のろう付け不良による漏れ(弁座部材20前後の漏れ)も減少する。
充分なろう付け強度が得られることにより、弁座部材装着孔13に抜け止め段差を設ける必要がなくなる。これにより、弁座部材装着孔13は、図示されているようにストレート孔でよくなり、弁座部材装着孔13を複雑な削り出し(切削加工)でなく、深絞り加工等によって生産性よく形成することができるようになる。
また、リングろう材配置領域aより間隙cなどへ溶融ろう材が流れる際に、弁座部ろう材通路23が空気抜き通路として機能するから、流動性が悪いろう材でも流れ易く、安定したろう付けが行われる。また、弁座部ろう材通路23をろう材が流れることにより、ろう材の液相温度時間を短くしても、ろう材が廻り易くなる。また、反対側(端面20Bの側)にろう材が廻ったことを容易に目視でき、目視検査を行うことができる。また、内周部dの部分がほぼ曲面を形成し、流体がスムーズに流れ、低騒音化にも貢献する。
弁座部ろう材通路23を画定する弁座部材20の外周面の溝は、上述したような螺旋溝22に限られることはなく、図7(a)に示されているような弁座部材20の外周面に形成された母線方向(軸線方向)の直線溝24や、図7(b)に示されているような平目ローレット溝25、その他、綾目のローレット溝でもよい。また、図7(c)に示されているような一面取りによる面取り部26、図7(d)に示されているような二面取り(あるいはそれ以上の面取り)による面取り部27によって弁座部ろう材通路23を構成することもできる。
また、弁座部ろう材通路23は、図8(a)、(b)に示されているように、弁座部材装着孔13の内周面に形成した螺旋溝28や、母線方向(軸線方向)の直線溝29によって構成することもできる。
また、出口継手管17を弁座部材装着孔13に圧入してもよい。この場合には、図6のリングろう材配置領域aより弁座部材20の一方の端面20Aの側に、溶融ろう材が廻るよう、図9(a)に示されているように、出口継手管17の外周面に複数個(周方向3箇所)の突起部34を設ける。
これにより、出口継手管17は突起部34をもって弁座部材装着孔13に圧入され、突起部34の各々が弁座部材装着孔13の内周面に当接し、出口継手管17の外周面と継手管挿入部分の弁座部材装着孔13の内周面との間に、弁座部材装着孔13の外側(リングろう材配置部)より弁座部材20の一方の端面20Aの側へろう材を導く継手管部ろう材通路35が画定される。
また、図9(b)に示されているように、出口継手管17の弁座部材装着孔13に挿入される部分を楕円管36に変形させ、その長軸側で出口継手管17を弁座部材装着孔13に圧入し、短軸側に三日月状の継手管部ろう材通路37を形成することもできる。この場合の楕円管36の長軸Aと短軸Bとの比率B/Aは、0.90〜0.99程度でよく、好ましくは0.94〜0.97程度でよい。
なお、図8(a)、(b)に示されているように、弁座部材装着孔13の内周面に形成した螺旋溝28や、母線方向(軸線方向)の直線溝29によって弁座部ろう材通路23を構成する場合には、継手管ろう材通路は、弁座部材装着孔13のうちの継手管挿入部分の螺旋溝28や直線溝29によって画定される。
また、図10(a)、(b)に示されているように、入口継手管15のろう付け強度を上げるために、弁ハウジング11の入口ポート14の内周面に、ろう材通路となる螺旋溝38、39を設けてもよい。
さらに、図9(a)に示されている、出口継手管17の外周面に設けた複数個(周方向3箇所)の突起部34を、入口継手管15の外周面に設けたり、図9(b)に示されている、出口継手管17の弁座部材装着孔13に挿入される部分に適用した楕円管36に変形させる構成を、入口継手管15の入口ポート14に挿入される部分に適用して、入口ポート14に入口継手管15をろう付けする際に溶融ろう材が入口ポート14の内周面と入口継手管15の外周面との隙間全体に廻り易いように構成してもよい。
そして、本発明は上述した電動弁のみならず、電磁ソレノイドにより弁の開閉を行う電磁弁等において、弁ハウジングに形成された弁座部材装着孔に弁座部材を圧入、ろう付けする際にも適用可能であることは言うまでもない。
この発明による弁装置を電動弁に適用した一つの実施形態を示す縦断面図である。 図1の電動弁の弁座部材と継手管の組み立てを示す分解斜視図である。 図1の弁座部材の拡大斜視図である。 図2の弁座部材と継手管のろう付け工程を示す断面図である。 図4のろう付け工程による弁座部材と継手管のろう付け完了状態を示す断面図である。 図5の要部拡大図である。 (a)〜(d)は各々図1に示す弁座部材に代わる他の実施形態による弁座部材を示す拡大斜視図である。 (a)、(b)は各々図1に示す弁ハウジングに代わる他の実施形態による弁ハウジングの弁座部材装着孔部分を示す要部拡大斜視断面図である。 (a)、(b)は各々図1に示す出口継手管に代わる他の実施形態による出口継手管を示す平面図である。 (a)、(b)は各々図1に示す弁ハウジングに代わる他の実施形態による弁ハウジングの入口ポート部分を示す要部拡大斜視断面図である。
符号の説明
11 弁ハウジング
12 筒体部
13 弁座部材装着孔
14 入口ポート
15 入口継手管
16 リングろう
17 出口継手管
18 リングろう
19 弁室
20 弁座部材
20A 一方の端面
20B 他方の端面
21 弁ポート
22 螺旋溝
23 弁座部ろう材通路
24 直線溝
25 平目ローレット溝
26、27 面取り部
28 螺旋溝
29 直線溝
30 弁体
31 弁体ガイド部材
32 弁体支持孔
33 雌ねじ孔
34 突起部
35 継手管部ろう材通路
36 楕円管
37 継手管部ろう材通路
38、39 螺旋溝
40 ステッピングモータ
41 ロータケース
42 ロータ
43 ステータコイル部材
44 雄ねじ軸

Claims (8)

  1. 弁ハウジングに形成された弁座部材装着孔に弁座部材が圧入され、当該弁座部材が弁ハウジングにろう付けされた弁装置において、
    前記弁座部材が圧入されている前記弁座部材装着孔の内周面と前記弁座部材の外周面との間に、前記弁座部材の一方の端面の側より他方の端面の側へろう材を導く弁座部ろう材通路が形成されていることを特徴とする弁装置。
  2. 前記弁座部ろう材通路は、前記弁座部材の外周面に形成された溝あるいは面取りによって画定されていることを特徴とする請求項1記載の弁装置。
  3. 前記弁座部ろう材通路は、前記弁座部材装着孔の内周面に形成された溝によって画定されていることを特徴とする請求項1記載の弁装置。
  4. 前記弁座部材装着孔に継手管が挿入され、継手管挿入部分の前記弁座部材装着孔の内周面と前記継手管の外周面との間に、前記弁座部材装着孔の外側より前記弁座部材の圧入方向の一方の端面の側へろう材を導く継手管部ろう材通路が画定されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項記載の弁装置。
  5. 前記継手管は、当該継手管の外周面に形成された複数個の突起部が各々前記弁座部材装着孔の内周面に当接する形態で、前記弁座部材装着孔に圧入されていることを特徴とする請求項4記載の弁装置。
  6. 前記継手管が前記弁座部材装着孔に圧入される部分が楕円形横断面になっていることを特徴とする請求項4記載の弁装置。
  7. 前記継手管部ろう材通路は、継手管挿入部分の前記弁座部材装着孔の内周面に形成された溝によって画定されていることを特徴とする請求項4記載の弁装置。
  8. 弁ハウジングに形成された弁座部材装着孔に弁座部材が圧入され、前記弁座部材につづいて前記弁座部材装着孔に継手管が挿入され、前記弁座部材と前記継手管とが前記弁ハウジングにろう付けされる弁装置の製造方法において、
    前記弁座部材が圧入されている前記弁座部材装着孔の内周面と前記弁座部材の外周面との間に、前記弁座部材の一方の端面の側より他方の端面の側へろう材を導く弁座部ろう材通路を設けると共に、継手管挿入部分の前記弁座部材装着孔の内周面と前記継手管の外周面との間に、前記弁座部材装着孔の外側より前記弁座部材の圧入方向の一方の端面の側へろう材を導く継手管部ろう材通路を設け、
    前記弁座部材装着孔の外側において前記継手管の外周にリングろう材を装着し、前記リングろう材を加熱溶融させ、
    溶融したろう材を前記継手管部ろう材通路によって前記弁座部材の一方の端面の側に導き、更に前記弁座部ろう材通路よって前記弁座部材の他方の側に導き、ろう付けを行う
    ことを特徴とする弁装置の製造方法。
JP2003347029A 2003-08-26 2003-10-06 弁装置および弁装置の製造方法 Withdrawn JP2005098471A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003347029A JP2005098471A (ja) 2003-08-26 2003-10-06 弁装置および弁装置の製造方法

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003300963 2003-08-26
JP2003347029A JP2005098471A (ja) 2003-08-26 2003-10-06 弁装置および弁装置の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005098471A true JP2005098471A (ja) 2005-04-14

Family

ID=34467148

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003347029A Withdrawn JP2005098471A (ja) 2003-08-26 2003-10-06 弁装置および弁装置の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005098471A (ja)

Cited By (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006307964A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Furukawa Electric Co Ltd:The 電動制御弁
JP2006329347A (ja) * 2005-05-27 2006-12-07 Fuji Koki Corp 電動弁
JP2006348962A (ja) * 2005-06-13 2006-12-28 Fuji Koki Corp 電動弁
JP2007010074A (ja) * 2005-07-01 2007-01-18 Saginomiya Seisakusho Inc 電動式コントロールバルブ
JP2008032197A (ja) * 2006-08-01 2008-02-14 Nidec Sankyo Corp 弁体開閉装置
JP2010025143A (ja) * 2008-07-15 2010-02-04 Pacific Ind Co Ltd 制御弁
CN102200191A (zh) * 2010-03-22 2011-09-28 浙江三花制冷集团有限公司 一种换向阀
CN102825395A (zh) * 2011-06-17 2012-12-19 浙江三花股份有限公司 一种接管与阀座的钎焊结构
JP2016070382A (ja) * 2014-09-30 2016-05-09 株式会社不二工機 電動弁
JP2018071643A (ja) * 2016-10-28 2018-05-10 株式会社不二工機 電動弁及びその組立方法
JP2018159447A (ja) * 2017-03-23 2018-10-11 株式会社鷺宮製作所 電動弁およびそれを用いた冷凍サイクルシステム
CN110030388A (zh) * 2018-01-12 2019-07-19 株式会社鹭宫制作所 阀装置
CN111692344A (zh) * 2019-03-13 2020-09-22 株式会社不二工机 电磁阀
WO2020230382A1 (ja) * 2019-05-15 2020-11-19 株式会社不二工機 流量制御弁
CN113339510A (zh) * 2020-02-18 2021-09-03 浙江盾安禾田金属有限公司 电子膨胀阀
JP2021152414A (ja) * 2016-09-30 2021-09-30 株式会社鷺宮製作所 電動弁
JP2022021471A (ja) * 2020-07-22 2022-02-03 株式会社鷺宮製作所 電動弁及び冷凍サイクルシステム
JP2022087189A (ja) * 2018-08-17 2022-06-09 浙江盾安人工環境股▲ふん▼有限公司 電子膨張弁
CN114607783A (zh) * 2022-01-26 2022-06-10 广东威灵电机制造有限公司 电子膨胀阀和制冷设备
JP2022136187A (ja) * 2019-03-04 2022-09-15 株式会社鷺宮製作所 流量制御弁
JP2022169612A (ja) * 2019-09-03 2022-11-09 株式会社鷺宮製作所 電動弁及び冷凍サイクルシステム
WO2023051307A1 (zh) * 2021-09-28 2023-04-06 浙江盾安人工环境股份有限公司 换向阀
JP7398560B2 (ja) 2020-02-18 2023-12-14 浙江盾安人工環境股▲ふん▼有限公司 電子膨張弁
JP7425715B2 (ja) 2020-12-02 2024-01-31 株式会社鷺宮製作所 弁装置

Cited By (33)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006307964A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Furukawa Electric Co Ltd:The 電動制御弁
JP2006329347A (ja) * 2005-05-27 2006-12-07 Fuji Koki Corp 電動弁
JP2006348962A (ja) * 2005-06-13 2006-12-28 Fuji Koki Corp 電動弁
JP2007010074A (ja) * 2005-07-01 2007-01-18 Saginomiya Seisakusho Inc 電動式コントロールバルブ
JP2008032197A (ja) * 2006-08-01 2008-02-14 Nidec Sankyo Corp 弁体開閉装置
JP2010025143A (ja) * 2008-07-15 2010-02-04 Pacific Ind Co Ltd 制御弁
CN102200191A (zh) * 2010-03-22 2011-09-28 浙江三花制冷集团有限公司 一种换向阀
CN102825395A (zh) * 2011-06-17 2012-12-19 浙江三花股份有限公司 一种接管与阀座的钎焊结构
JP2016070382A (ja) * 2014-09-30 2016-05-09 株式会社不二工機 電動弁
JP7266639B2 (ja) 2016-09-30 2023-04-28 株式会社鷺宮製作所 電動弁
JP7462092B2 (ja) 2016-09-30 2024-04-04 株式会社鷺宮製作所 電動弁
JP2021152414A (ja) * 2016-09-30 2021-09-30 株式会社鷺宮製作所 電動弁
JP2018071643A (ja) * 2016-10-28 2018-05-10 株式会社不二工機 電動弁及びその組立方法
JP2018159447A (ja) * 2017-03-23 2018-10-11 株式会社鷺宮製作所 電動弁およびそれを用いた冷凍サイクルシステム
JP2019124240A (ja) * 2018-01-12 2019-07-25 株式会社鷺宮製作所 弁装置
CN110030388A (zh) * 2018-01-12 2019-07-19 株式会社鹭宫制作所 阀装置
JP2022087189A (ja) * 2018-08-17 2022-06-09 浙江盾安人工環境股▲ふん▼有限公司 電子膨張弁
JP7439161B2 (ja) 2018-08-17 2024-02-27 浙江盾安人工環境股▲ふん▼有限公司 電子膨張弁
JP2022136187A (ja) * 2019-03-04 2022-09-15 株式会社鷺宮製作所 流量制御弁
JP7422189B2 (ja) 2019-03-04 2024-01-25 株式会社鷺宮製作所 電動弁
CN111692344A (zh) * 2019-03-13 2020-09-22 株式会社不二工机 电磁阀
JPWO2020230382A1 (ja) * 2019-05-15 2020-11-19
WO2020230382A1 (ja) * 2019-05-15 2020-11-19 株式会社不二工機 流量制御弁
CN113785148A (zh) * 2019-05-15 2021-12-10 株式会社不二工机 流量控制阀
CN113785148B (zh) * 2019-05-15 2023-10-13 株式会社不二工机 流量控制阀
JP2022169612A (ja) * 2019-09-03 2022-11-09 株式会社鷺宮製作所 電動弁及び冷凍サイクルシステム
JP7317191B2 (ja) 2019-09-03 2023-07-28 株式会社鷺宮製作所 電動弁及び冷凍サイクルシステム
CN113339510A (zh) * 2020-02-18 2021-09-03 浙江盾安禾田金属有限公司 电子膨胀阀
JP7398560B2 (ja) 2020-02-18 2023-12-14 浙江盾安人工環境股▲ふん▼有限公司 電子膨張弁
JP2022021471A (ja) * 2020-07-22 2022-02-03 株式会社鷺宮製作所 電動弁及び冷凍サイクルシステム
JP7425715B2 (ja) 2020-12-02 2024-01-31 株式会社鷺宮製作所 弁装置
WO2023051307A1 (zh) * 2021-09-28 2023-04-06 浙江盾安人工环境股份有限公司 换向阀
CN114607783A (zh) * 2022-01-26 2022-06-10 广东威灵电机制造有限公司 电子膨胀阀和制冷设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2005098471A (ja) 弁装置および弁装置の製造方法
JP2016531227A (ja) 流体を計量する装置
KR20040024461A (ko) 밸브장치
JPH10122085A (ja) 電磁作動式の噴射弁
JP4608395B2 (ja) 弁装置およびその製造方法
CN103590948B (zh) 联接装置和制造联接装置的方法
CN110296223B (zh) 电驱动阀
JP4813885B2 (ja) 弁装置
JP4456799B2 (ja) 電磁弁
JP4640551B2 (ja) 流体圧機器の製造方法
JP4652241B2 (ja) 銀ロウ溶接方法
WO2021057019A1 (zh) 电子膨胀阀
JP2005121131A (ja) 弁ハウジングに管を接合する方法及びそのための接続部材
JP5774943B2 (ja) 逆止弁装置
JP2004316855A (ja) 比例電磁弁
CN107166073B (zh) 电动阀及其制造方法
JP2006307964A (ja) 電動制御弁
JP2006090371A (ja) バルブ駆動装置
JPH1030744A (ja) 電動流量制御弁
JP2019056545A (ja) 二重管及びその製造方法
JP4731294B2 (ja) ロウ付け体及びこれを用いたバルブ装置
JP3933862B2 (ja) 電磁式燃料噴射弁
JP2020159601A (ja) 流体加熱器及び流体加熱器の製造方法
JP5129048B2 (ja) 制御弁
JP7466485B2 (ja) 電動弁

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070109